JP3151403B2 - 断熱屋根材とその接続構造 - Google Patents

断熱屋根材とその接続構造

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    • E04D3/35Roofing slabs or stiff sheets comprising two or more layers, e.g. for insulation
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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二枚の金属製の外
皮間に、断熱性を備えた芯材を介装させた断熱屋根材と
その接続構造に関し、詳しくは、金属製の外皮を有効に
利用して断熱屋根材の固定強度を高め、屋根材の裏面側
の外観を高め、屋根勾配が付いて雨水が流下する軒棟方
向の接続箇所の水密性を充分に維持しようとする技術に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、断熱屋根材においては、例えば、
金属製の外皮の裏面に断熱材を裏打ちするのであり、こ
のような断熱屋根材を、屋根勾配が付けられている軒棟
方向に接続するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金属製の外
皮の裏面に断熱材を裏打ちした断熱屋根材は、断熱材の
裏面側が開放されていて、断熱屋根材の取付け強度を高
め難く、また、露出する断熱材によって、外観が大きく
低下し、かつ、軒棟方向に接続する接続箇所から雨水が
容易に浸入し、雨水が天井裏へ漏洩する等という問題が
あった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、金属製の外皮を
有効に利用して断熱屋根材の固定強度を高め、屋根材の
裏面側の外観を高め、屋根勾配が付いて雨水が流下する
軒棟方向の接続箇所の水密性を充分に維持することがで
きる断熱屋根材とその接続構造を提供しようとするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、二
枚の金属製の外皮1,2間に、断熱性を備えた芯材3を
介装させるとともに軒側が棟側に比べて低くなるように
敷設される断熱屋根材Aであって、屋根板本体の軒棟方
向の一端部に嵌合凸部4を、他端部に嵌合凹部5を形成
し、嵌合凸部4及び嵌合凹部5よりも表層部で軒側の端
部に軒側に向けて覆い片6を断熱屋根材Aの表面と略面
一に延出し、覆い片6の先端には軒側の断熱屋根材の
坦な表面に近接するとともに、軒側の断熱屋根材との間
に水切り空所8を構成する下り片7が形成され、下り片
7の長さは下り片7の下端と隣接する断熱屋根材の平坦
表面との間に隙間dが形成される長さに設定されて成
ることを特徴とするものである。
【0006】請求項2においては、覆い片6にて被われ
る軒側の断熱屋根材部分は、釘打部16になっていて、
釘打部16の裏面側には二枚の外皮1,2のうち少なく
とも一方の外皮1の端縁部が芯材3に埋入されて内部釘
打片17が形成されて成ることを特徴とするものであ
る。請求項3においては、平坦な釘打部16の軒側には
上方に突出する堤部21が形成されて成ることを特徴と
するものである。
【0007】請求項4においては、二枚の金属製の外皮
1,2間に、断熱性を備えた芯材3を介装させるととも
に軒側が棟側に比べて低くなるように敷設される断熱屋
根材の接続構造であって、屋根板本体の軒棟方向の一端
部に嵌合凸部4を、他端部に嵌合凹部5を形成し、嵌合
凸部4及び嵌合凹部5よりも表層部で軒側の端部に軒側
に向けて覆い片6を断熱屋根材Aの表面と略面一に延出
し、覆い片6の先端には軒側の断熱屋根材の平坦な表面
に近接する下り片7を形成し、下り片7の長さは下り片
7の下端と隣接する断熱屋根材の平坦な表面との間に隙
間dが形成される長さに設定されて断熱屋根材を構成
し、軒側と棟側の断熱屋根材とをその嵌合凸部4と嵌合
凹部5とを凹凸嵌合させて接続し、棟側の断熱屋根材の
下り片7と軒側の断熱屋根材との間に水切り空所8を構
成し、下り片7の下端と隣接する断熱屋根材の表面との
間に隙間dが形成されて成ることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項5においては、覆い片6にて被われ
る軒側の断熱屋根材部分は、釘打部16になっていて、
釘打部16の裏面側には二枚の外皮1,2のうち少なく
とも一方の外皮1の端縁部が芯材3に埋入されて内部釘
打片17が形成され、固定具18が釘打部16及び内部
釘打片17を貫通して屋根下地13に打入されて成るこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項6においては、平坦な釘打部16の
軒側には上方に突出する堤部21が形成され、堤部21
の頂面と覆い片6の裏面との間に水密材20が介装され
て成ることを特徴とするものである。請求項1において
は、芯材3の裏面は外皮2にて覆われていて、従来のよ
うに、屋根裏において断熱材の裏面を被覆する面倒な作
業を回避し、施工性を高めるとともに、外観を大幅に高
めることができ、かつ、裏面の金属製の外皮を固定具が
貫通することで、断熱屋根材の取付け強度を高めること
ができ、しかも、覆い片6を断熱屋根材Aの表面と略面
一に延出し、覆い片6の先端には軒側の断熱屋根材の平
坦な表面に近接する下り片7を形成し、下り片7の長さ
は下り片7の下端と隣接する断熱屋根材の平坦な表面と
の間に隙間dが形成される長さに設定され、下り片7が
軒側の断熱屋根材の表面に近接して、軒側の断熱屋根材
との間に水切り空所8を構成するから、水切り空所8に
て雨水が毛細管現象にて接続箇所に向けて浸入するのを
回避でき、そして、水切り空所8に吹き込みにて浸入し
た雨水は、覆い片6の先端と軒側の断熱屋根材間に形成
された隙間dから排水することができ、水切り空所8に
雨水が溜まった接続箇所に浸入するのを回避することが
でき、接続箇所への雨水の浸入を防止し、屋根勾配が付
いて雨水が流入する軒棟方向の接続箇所の水密性を充分
にかつ長期にわたって維持できる。
【0010】請求項2においては、固定具18が釘打部
16及び内部釘打片17を貫通して屋根下地13に打入
され、金属製の外皮1を有効に利用して、断熱屋根材の
固定強度を高める。請求項3においては、平坦な釘打部
16の軒側には上方に突出する堤部21が形成されてい
るから、堤部21において釘打部16への雨水の浸入を
回避し、接続箇所の水密性を維持できる。
【0011】そして、堤部21の頂面と覆い片6の裏面
との間に水密材20が介装される場合には、接続箇所へ
の雨水の浸入を一層回避できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づいて詳述する。図1は接続状態の断面図を示し、
図2は全体の概略断面図である。断熱屋根材Aは、二枚
の金属製の外皮1,2間にポリオール、イソシアネー
ト、触媒、発泡剤などが配合されたポリウレタンやポリ
イソシアヌレートのような発泡性樹脂材料がノズルから
注入され、発泡され、二枚の外皮1,2間に発泡性樹脂
の断熱材の芯材3が発泡充填され、切断装置にて適宜の
長さに切断されるものである。この断熱屋根材Aの働き
幅は、軒棟方向において、例えば910mm程度、厚み
は例えば30mm程度である。二枚の金属製の外皮1,
2の軒棟方向の端縁部は、各々芯材3の内部に埋入され
ている。また、二枚の外皮1,2の端縁間に、隙間xが
形成されて、二枚の外皮1,2が接触することにより生
じる熱伝導を回避し、断熱性を高めている。
【0013】断熱屋根材Aの棟側端部には全長にわたっ
て嵌合凹部5が、軒側端部には嵌合凸部4が形成されて
いる。嵌合凸部4よりも表層部には、図1に示すよう
に、軒棟方向において接続される断熱屋根材Aの上面を
覆うための覆い片6が形成されている。この覆い片6
は、断熱屋根材Aの軒側に向けて断熱屋根材Aの表面と
略面一に突出している。覆い片6の先端には下り片7が
形成され、この下り片7の下端と隣接する断熱屋根材A
の表面との間に1mm程度の隙間dが確保されるように
なっている。
【0014】覆い片6にて被われる軒側の断熱屋根材部
分は、釘打部16になっている。この釘打部16の裏面
側には表面側の外皮1の端縁部が芯材3に埋入されて内
部釘打片17が形成されている。平坦な釘打部16の軒
側には上方に突出する堤部21が形成されている。堤部
21から軒側に向けてオーバーハングするような傾斜面
28が形成されている。
【0015】断熱屋根材A,Aの接続は、図1に示すよ
うに、まず、軒側のものの釘打部16にビスや釘のよう
な固定具18が打入されて、断熱屋根材Aの内部の内部
釘打片17、下面の外皮2を貫通して、屋根下地13に
至って、軒側の断熱屋根材Aを固定する。次に、パッキ
ンP1 を介して嵌合凹部5に棟側の断熱屋根材Aの嵌合
凸部4を嵌合させ、覆い片6にて釘打部16を覆い、覆
い片6と堤部21との間に水密材20としてのパッキン
2 を介装し、覆い片6の先端の下り片7と軒側の断熱
屋根材Aの表面との間に隙間dが形成され、下り片7、
覆い片6、軒側の断熱屋根材Aの表面及び堤部21によ
って水切り空所8が囲繞されて構成されるのである。下
り片7の折曲げ形状は、例えば図8に示すように、緩や
かに傾斜させるなど、折曲げが容易なように種々変更す
ることができる。
【0016】このように、覆い片6に形成された下り片
7が軒側の断熱屋根材Aの表面に近接して、軒側の断熱
屋根材との間に水切り空所8を構成するのであり、水切
り空所8にて雨水が毛細管現象にて接続箇所に向けて浸
入するのを回避するのである。そして、水切り空所8に
強い風雨の吹き込みにて浸入した雨水は、覆い片6の先
端と軒側の断熱屋根材A間に形成された隙間dから排水
するのであり、水切り空所8に雨水が溜まって接続箇所
に浸入するのを回避するのである。水切り空所8の奥部
には、断熱屋根材Aを施工した状態で、軒方向に登り傾
斜する水返し傾斜面28が形成され、水切り空所8に浸
入した雨水を水返しして、釘打部16側に浸入するのを
回避している。しかして、接続箇所への雨水の浸入を防
止し、屋根勾配が付いて雨水が流下する軒棟方向の接続
箇所の水密性を充分にかつ長期にわたって維持できるの
である。
【0017】しかも、固定具18が釘打部16及び内部
釘打片17を貫通して屋根下地13に打入され、金属製
の外皮1を有効に利用して、断熱屋根材の固定強度を高
めるのである。更に、平坦な釘打部16の軒側には上方
に突出する堤部21が形成されていて、堤部21と覆い
片6の裏面間に介装したパッキンP2 によって釘打部1
6への雨水の浸入を回避し、接続箇所の水密性を維持で
きるのである。
【0018】図4は、断熱屋根材A,Aの軒棟方向とは
直交する方向の接続構造を示している。即ち、断熱屋根
材Aの軒側方向とは直交する方向の端部において、芯材
3の端面よりも外側方に接続片9を延出し、接続片9の
先端から垂下片10を垂下してある。芯材3の端面と垂
下片10との間に例えば、桟材15が沿設されている。
この垂下片10には、L字状の取付け受片26がパッキ
ンP3 を介して取付具27にて取付けられている。断面
略U字状の樋11の巾方向の両端から被支持片12,1
2を延出してある。しかして、軒棟方向に長く施工され
た屋根下地13に樋11の被支持片12を載置し、被支
持片12をリベット等で屋根下地13に固定する。これ
の上から、取付け片26が取付具17にて取付けられた
断熱屋根材A,Aを載置する。
【0019】キャップ24は、金属板製で、その両側部
を下面側に折り返して挟持片30を折曲げ形成したもの
であり、キャップ24の軒棟方向の長さは断熱屋根材A
の軒棟方向の長さに略等しくしてある。しかして、挟持
片30が接続片9と取付け受片26との間に挟持させ、
両屋根材A,A間にキャップ24が取付けられる。しか
して、仮に、キャップ24を越えて、断熱屋根材Aと取
付け片26との間に浸入した雨水は、パッキンP3 にて
止められ、これを越えた雨水は、取付け片26の下端か
ら樋11に落ち、断熱屋根材Aの裏面には廻り込むこと
がない。キャップ24の棟側端部は、図7に示すよう
に、断熱屋根材Aの水返し傾斜面28に当接されて、リ
ベット29にて固定されている。
【0020】
【発明の効果】請求項1においては、二枚の金属製の外
皮間に、断熱性を備えた芯材を介装させるとともに軒側
が棟側に比べて低くなるように敷設される断熱屋根材で
あって、屋根板本体の軒棟方向の一端部に嵌合凸部を、
他端部に嵌合凹部を形成し、嵌合凸部及び嵌合凹部より
も表層部で軒側の端部に軒側に向けて覆い片を断熱屋根
材の表面と略面一に延出し、覆い片の先端には軒側の断
熱屋根材の平坦な表面に近接するとともに、軒側の断熱
屋根材との間に水切り空所を構成する下り片が形成さ
れ、下り片の長さは下り片の下端と隣接する断熱屋根材
平坦な表面との間に隙間が形成される長さに設定され
ているから、芯材の裏面は外皮にて覆われていて、従来
のように、屋根裏において断熱材の裏面を被覆する面倒
な作業を回避し、施工性を高めるとともに、外観を大幅
に高めることができ、かつ、裏面の金属製の外皮を固定
具が貫通することで、断熱屋根材の取付け強度を高める
ことができ、しかも、覆い片を断熱屋根材の表面と略面
一に延出し、覆い片の先端には軒側の断熱屋根材の平坦
な表面に近接する下り片を形成し、下り片が軒側の断熱
屋根材の表面に近接して、軒側の断熱屋根材との間に水
切り空所を構成するから、水切り空所にて雨水が毛細管
現象にて接続箇所に向けて浸入するのを回避でき、そし
て、水切り空所に吹き込みにて浸入した雨水は、覆い片
の先端と軒側の断熱屋根材間に形成された隙間から排水
することができ、水切り空所に雨水が溜まって接続箇所
に浸入するのを回避することができ、接続箇所への雨水
の浸入を防止し、屋根勾配が付いて雨水が流下する軒棟
方向の接続箇所の水密性を充分にかつ長期にわたって維
持できるという利点がある。
【0021】請求項2においては、覆い片にて被われる
軒側の断熱屋根材部分は、釘打部になっていて、釘打部
の裏面側には二枚の外皮のうち少なくとも一方の外皮の
端縁部が芯材に埋入されて内部釘打片が形成されている
から、固定具が釘打部及び内部釘打片を貫通して屋根下
地に打入され、金属製の外皮を有効に利用して、断熱屋
根材の固定強度を高めることができるという利点があ
る。
【0022】請求項3においては、平坦な釘打部の軒側
には上方に突出する堤部が形成されているから、堤部に
おいて釘打部への雨水の浸入を回避し、接続箇所の水密
性を維持できるという利点がある。そして、堤部の頂面
と覆い片の裏面との間に水密材が介装する場合には、接
続箇所への雨水の浸入を一層回避できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の接続箇所の断面図であ
る。
【図2】同上の全体断面図である。
【図3】同上の断熱屋根材の葺設状態の概略断面図であ
る。
【図4】同上の軒棟方向とは直交する方向の接続状態を
示す断面図である。
【図5】同上の葺設状態を示す概略平面図である。
【図6】同上のキャップを使用した箇所の軒棟方向の接
続状態を断面図である。
【図7】同上のキャップを棟側における固定構造を示す
断面図である。
【図8】同上の下り片の他の実施の形態を備えた断熱屋
根材の接続箇所の断面図である。
【符号の説明】
1 外皮 2 外皮 3 芯材 4 嵌合凸部 5 嵌合凹部 6 覆い片 7 下り片 8 水切り空所 9 接続片 13 屋根下地 16 釘打部 17 内部釘打片 18 固定具 20 水密材 21 堤部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の金属製の外皮間に、断熱性を備え
    た芯材を介装させるとともに軒側が棟側に比べて低くな
    るように敷設される断熱屋根材であって、屋根板本体の
    軒棟方向の一端部に嵌合凸部を、他端部に嵌合凹部を形
    成し、嵌合凸部及び嵌合凹部よりも表層部で軒側の端部
    に軒側に向けて覆い片を断熱屋根材の表面と略面一に
    出し、覆い片の先端には軒側の断熱屋根材の平坦な表面
    に近接するとともに、軒側の断熱屋根材との間に水切り
    空所を構成する下り片が形成され、下り片の長さは下り
    片の下端と隣接する断熱屋根材の平坦な表面との間に隙
    間が形成される長さに設定されて成ることを特徴とする
    断熱屋根材。
  2. 【請求項2】 覆い片にて被われる軒側の断熱屋根材部
    分は、釘打部になっていて、釘打部の裏面側には二枚の
    外皮のうち少なくとも一方の外皮の端縁部が芯材に埋入
    されて内部釘打片が形成されて成ることを特徴とする請
    求項1記載の断熱屋根材。
  3. 【請求項3】 平坦な釘打部の軒側には上方に突出する
    堤部が形成されて成ることを特徴とする請求項2記載の
    断熱屋根材。
  4. 【請求項4】 二枚の金属製の外皮間に、断熱性を備え
    た芯材を介装させるとともに軒側が棟側に比べて低くな
    るように敷設される断熱屋根材の接続構造であって、屋
    根板本体の軒棟方向の一端部に嵌合凸部を、他端部に嵌
    合凹部を形成し、嵌合凸部及び嵌合凹部よりも表層部で
    軒側の端部に軒側に向けて覆い片を断熱屋根材の表面と
    略面一に延出し、覆い片の先端には軒側の断熱屋根材の
    平坦な表面に近接する下り片を形成し、下り片の長さは
    下り片の下端と隣接する断熱屋根材の平坦な表面との間
    に隙間が形成される長さに設定されて断熱屋根材を構成
    し、軒側と棟側の断熱屋根材とをその嵌合凸部と嵌合凹
    部とを凹凸嵌合させて接続し、棟側の断熱屋根材の下り
    片と軒側の断熱屋根材との間に水切り空所を構成し、下
    り片の下端と隣接する断熱屋根材の表面との間に隙間が
    形成されて成ることを特徴とする断熱屋根材の接続構
    造。
  5. 【請求項5】 覆い片にて被われる軒側の断熱屋根材部
    分は、釘打部になっていて、釘打部の裏面側には二枚の
    外皮のうち少なくとも一方の外皮の端縁部が芯材に埋入
    されて内部釘打片が形成され、固定具が釘打部及び内部
    釘打片を貫通して屋根下地に打入されて成ることを特徴
    とする請求項4記載の断熱屋根材の接続構造。
  6. 【請求項6】 平坦な釘打部の軒側には上方に突出する
    堤部が形成され、堤部の頂面と覆い片の裏面との間に水
    密材が介装されて成ることを特徴とする請求項5記載の
    断熱屋根材の接続構造。
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