JP3151076B2 - ガス又は液パージ機構を有するバルブ - Google Patents

ガス又は液パージ機構を有するバルブ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開口を閉塞するために使
用されるガス又は液パージ機構を有するバルブに関し、
特に多機能濾過機に使用するのに好適なガス又は液パー
ジ機構を有するバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種装置の排出口等の開口を閉塞
するために、開口に設けられたバルブパッキンに、弁板
を接触させて、開口を閉塞するアングルバルブが知られ
ている。その一例として、図7に、本出願人が先に特願
平3−281497号として提案した多機能濾過機用ア
ングルバルブを示す。
【0003】図7において、31は装置の排出口30内
に挿入され、攪拌時や濾過時における缶体のくぼみをな
くし、効率を向上させるためのグラスライニングを施し
た弁頭、32は弁頭31を固定するためのテフロン製の
弁板、33は弁板32を連結するためのシャフト、35
は排出口30と接続する第1の弁室、36は第1の弁室
35と接続する第2の弁室、37は第1の弁室35と第
2の弁室36との間に設けたパッキン、38は排出口3
0を構成するための缶体ノズル、39は第1の弁室35
と缶体ノズル38との間に設けたバルブパッキン、40
はシャフト34と接続してバルブの開閉に応じてシャフ
ト34を駆動するピストンである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構造のアング
ルバルブでは、アングルバルブを構成する各部材のうち
液体または粉体と接する部分をすべて耐食性材料で構成
しているため、耐食性、耐摩耗性を良好にすることがで
きる。しかしながら、弁板32とバルブパッキン39と
のシール面、およびバルブパッキン39と第1の弁室3
5の下側の境界部分に、粉体などの固形物が残留しやす
く、これらの固形物が十分に除去できない問題があっ
た。その結果、これらの除去できない固形物などがシー
ル面にはさまり、シール性を損う問題があった 。
【0005】本発明の目的は上述した課題を解消して、
粉体などの残留固形物を除去できるガス又は液パージ機
構を有するバルブを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガス又は液パー
ジ機構を有するバルブは、開口に設けられたバルブパッ
キンに、弁板を接触させて、開口を閉塞するために使用
するバルブにおいて、前記バルブパッキンに、バルブパ
ッキンと弁板とのシール面に対し平行な平面流を流すた
めのパージ手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上述した構成において、バルブパッキンと弁板
とのシール面に対し平行な平面流を流すためのパージ手
段をバルブパッキンに設けたため、弁板を閉塞状態から
若干退避した状態でパージ手段からパージ用のガスまた
は液体を噴出すれば、このガスまたは液体はバルブパッ
キンと弁板とのシール面を通って、バルブパッキンと第
1の弁室との境界部分に達し、これらの部分に付着した
粉体などの固形物を除去することができる。
【0008】
【実施例】本発明のガス又は液パージ機構を有するバル
ブの一例の基本的な構成は上述した本出願人による特願
平3−281497号と同じであり、同一の部分の説明
は省略する。本発明において、特願平3−281497
号で開示したアングルバルブと異なる点は、バルブパッ
キンの構成である。すなわち、バルブパッキンの構成を
特願平3−281497号で開示したアングルバルブと
変えることにより、本発明で必要なバルブパッキンと弁
板とのシール面に対し平行な平面流、好ましくは平面流
と螺旋流を発生するパージ手段を形成している。以下、
本発明におけるバルブパッキンの形状について説明す
る。
【0009】図1は本発明のガス又は液パージ機構を有
するバルブにおけるバルブパッキンの一例を示す図であ
り、図1(a)は中心線に沿った断面図を、図1(b)
は平面図の半円分を示している。図1において、本発明
のガス又は液パージ機構を有するバルブ1は、円板状の
PTFE等の有機樹脂からなり、中央に挿入される弁頭
に対応した直径の開口2を有している。そして、弁板と
接触するシール面にパージ用の気体または液体を供給す
るためのパージ装置3を半円に8個等間隔に設けてい
る。
【0010】各パージ装置3は、図1(a)にその構造
を示すように、バルブパッキンの側面に開いた装置部4
と、この装置部4に通じる連通孔5と、この連通孔5か
らシール面に対して開けられたパージ孔6とから構成さ
れている。本例のガス又は液パージ機構を有するバルブ
1でのパージ作業は、弁頭を開口2に挿入し、弁板とバ
ルブパッキンとを完全に当接させず2〜3mm程度開い
た状態でパージ装置3からパージ用の気体または液体を
供給することにより行っている。すなわち、パージ孔6
から噴射されるパージ用の気体または液体は対向する弁
板と当たりシール面に対して平面流となり、粉体等の固
形物を除去することができる。
【0011】図2は本発明のガス又は液パージ機構を有
するバルブにおけるバルブパッキンの一例を示す図であ
り、図2(a)は中心線に沿った断面図を、図2(b)
は平面図の半円分を示している。図2に示す例におい
て、図1に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、
その説明を省略する。図2に示す例において、図1に示
す例と異なる点は、パージ装置3の構成を、シール面に
円周形状の溝部7を形成し、この溝部7に装着部4、連
通孔5およびパージ孔6を介してパージ用の気体または
液体を供給するよう構成した点である。なお、溝部7
は、両端の深溝部8と中心の浅溝部9とより構成されて
いる。図2に示す例では、図3に詳細な図を示すよう
に、パージ孔6から噴射されるパージ用の気体または液
体は、図1に示す例とは異なり対向するバルブケース1
0のシール面と当たりバルブパッキン11と弁板12と
のシール面に対する平面流を発生することができるた
め、図1に示す例に比べて良好に残留固体物13を除去
することができる。
【0012】図4は本発明のガス又は液パージ機構を有
するバルブにおけるバルブパッキンのアタッチメントシ
ート20の一例を示す図であり、図4(a)は中心線に
沿った平面図を、図4(b)は平面図の半円分を示して
いる。図4に示すアタッチメントシート20は、図2に
示す溝部7にはめ込んでセットしてバルブパッキン1と
して使用する。アタッチメントシート20は、円板状の
シート20の接線方向に対して15度の角度を有する溝
部21を有し、溝部21の一端はアタッチメントシート
20の本体20aより短く、気体等が連通する構造を有
している。そのため、このアタッチメントシート20を
図2に示す溝部7にセットすれば、パージ装置3から供
給されるパージ用の気体または液体は、アタッチメント
シート20の溝部21に沿って流れることとなり、上述
した実施例と同様の平面流とともに、溝部21による螺
旋流を得ることができ、固形物をさらに良好に除去する
ことができる。
【0013】図5および図6は上述した本出願人による
特願平3−281497号に示したバルブと異なる構造
の本発明のガス又は液パージ機構を有するバルブの一例
を示す図である。図5に示す例では、バルブパッキン1
1の構造は上述した例と同様に構成し、弁板12による
バルブの開閉をヒンジ14を中心に回動することによっ
て行なっている。また、図6に示す例では、バルブケー
ス10内の排出通路の上下に直径が異なる2つのテーパ
形状のバルブパッキン11−1,11−2を設け、テー
パ形状の弁板12を上下動させることにより、バルブの
開閉を行なっている。上述した構造のバルブにおいて
も、本発明を好適に実施できることはいうまでもない。
【0014】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば、上述した実施例は本発明の一例を示したにすぎず、
少なくともアングルバルブと弁板との間のシール面に平
面流が発生すれば、他の構成でも本発明を達成できるこ
とはいうまでもない。また、上述した実施例におけるバ
ルブ構成は横置き形だが、縦置き形の構成をとることが
できることはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、バルブパッキンと弁板とのシール面に対し平
行な平面流を流すためのパージ手段をバルブパッキンに
設けることにより、弁板を閉塞状態から若干退避した状
態でパージ手段からパージ用のガスまたは液体を噴出す
れば、このガスまたは液体はバルブパッキンと弁板との
シール面を通って、バルブパッキンと第1の弁室との境
界部分に達し、これらの部分に付着した粉体などの固形
物を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス又は液パージ機構を有するバルブ
におけるバルブパッキンの一例を示す図である。
【図2】本発明のガス又は液パージ機構を有するバルブ
におけるバルブパッキンの他の例を示す図である。
【図3】図2に示すバルブパッキンを装着した状態を示
す図である。
【図4】本発明のガス又は液パージ機構を有するバルブ
におけるバルブパッキンのアタッチメントシートの一例
を示す図である。
【図5】本発明のガス又は液パージ機構を有するバルブ
の一例を示す図である。
【図6】本発明のガス又は液パージ機構を有するバルブ
の他の例を示す図である。
【図7】本発明の対象となる多機能濾過機用アングルバ
ルブの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 バルブパッキン 2 開口 3 パージ装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口に設けられたバルブパッキンに、弁
    板を接触させて、開口を閉塞するために使用するバルブ
    において、前記バルブパッキンに、バルブパッキンと弁
    板とのシール面に対し平行な平面流を流すためのパージ
    手段を設けたことを特徴とするガス又は液パージ機構を
    有するバルブ。
  2. 【請求項2】 前記バルブパッキンを固定するバルブケ
    ースにテフロンライニング又はグラスライニングが施さ
    れている請求項1記載のガス又は液パージ機構を有する
    バルブ。
  3. 【請求項3】 前記バージ手段が平面流かつ螺旋流を流
    すことができる請求項1または2記載のガス又は液パー
    ジ機構を有するバルブ。
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