JP3149368B2 - 釣用リール - Google Patents

釣用リール

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JP3149368B2
JP3149368B2 JP33491496A JP33491496A JP3149368B2 JP 3149368 B2 JP3149368 B2 JP 3149368B2 JP 33491496 A JP33491496 A JP 33491496A JP 33491496 A JP33491496 A JP 33491496A JP 3149368 B2 JP3149368 B2 JP 3149368B2
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レオン カーペンター ロバート
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ゼブコ ディビジョン オブ ブランズウィック コーポレーション
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣リールを回収モ
ードからキャスティングモードに選択的に変更する作動
機構を有する魚釣用リールに関し、さらに詳しくは、こ
の作動機構が作動不能の事故状態に陥ることを防止する
ためのメカニズムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常の投餌タイプ魚釣リールにおいて、
一基の回転式釣糸収納スプールが一本の外装クランクハ
ンドルを介して操作される。釣糸キャスティング中と同
様に、釣糸を繰り出す場合には、一個の親指指圧ボタン
を押すことにより、釣糸がスプールから繰り出される方
向にスプールを自由に回転させながらスプールを外装ク
ランクハンドルから解離させる。スプールをキャスティ
ング位置において解離可能に維持できるようなメカニズ
ムを組み立てることが望ましい。
【0003】公知の従来技術によるメカニズムにおい
て、一つの外装親指指圧ボタンを介して一つの可動スラ
イダーが操作される。このスライダーは回収モードにお
いては第一の位置にあり、キャスティングモードにおい
ては第二の位置にある。このスライダーが第一位置から
第二位置に転位されると、当該スライダーは釣糸収納ス
プールと相関して一基のヨークを軸方向に変動させる。
これにより、通常一本のクランクシャフトからのトルク
を前記釣糸収納スプールに伝導する一基のピニオンギア
が離脱する。同時に枢軸的に前記スライダーに連結され
た一本のキックレバーが転位され、これにより、前記ク
ランクシャフトと協動する一基のラチェット歯車エレメ
ント上部の複数の隣接歯間にキックレバー上部の一基の
突起体が誘導される。上部中央の一基のスプリングは、
前記複数のラチェット歯間に突起体が存在する位置まで
前記キックレバーを傾斜させることにより前記クランク
シャフトの逆回転を防止する。当該クランクシャフトが
前進方向に回転することにより当該キックレバーと連動
する前記上部中央のスプリングがキックレバーおよび当
該キックレバーに上に搭載された前記スライダーを駆動
できるように当該キックレバーの位置が転位される。こ
れにより、当該スライダーは第二位置から第一位置に復
帰する。即ち、リールを回収モードに設定する。
【0004】従来から前記キックレバーは一本のピンお
よび穿設された適合スロットを介して前記スライダーに
連結されている。前記の親指指圧ボタンを押すことによ
り、前記キックレバー上部の突起体が隣接歯間に整合さ
れる限りにおいて、前記リールを何らの問題なくキャス
ティングモードに切り替えられる。然しながら、前記キ
ックレバー上部の突起体が前記複数のラチェット歯のう
ちの一つのみと整合する場合には、回収モードとキャス
ティングモード間の過渡時点において突起体およびキッ
クレバーそれぞれが移行範囲を完全に移動できなくな
り、従って前記スライダーが第二位置に移動することを
妨げる。その結果、前記ピニオンギアが完全に離脱でき
なくなり、またキャスティングモードを維持するため当
該機構をラッチ状態に置くことができなくなる。
【0005】従来では、装置が作動不能状態に陥った後
で、前記キックレバー上部の突起体が前記複数のラチェ
ット歯間を移動しうるに足る範囲で前記クランクハンド
ルを回転させるだけの簡単な技法で上記問題に対処して
いた。これはユーザーとして不便な手法である。さらに
は、クランクハンドルを僅かに回転することで装置の作
動不能問題を処理できることを認識していないユーザー
は前記親指指圧ボタンを強く指圧しがちであり、これに
よりリール構造体の部品に強大な応力がかかり、リール
故障の潜在的原因ともなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】(発明の概要) 本発明の一つの形態において、1基のフレーム、1基の
釣り糸収納スプール、第一軸回り回転のため前記フレー
ムに前記釣り糸収納スプールを搭載する第一の構造体、
およびキャスティングモード(a)と回収モード(b)
状態において選択的に設定可能な1基のリール作動機
構、とを具備する1基の魚釣用リールが提供される。
【0007】上記のリール作動機構は1本のクランクシ
ャフトを有する1基のクランクハンドル、および(a)
回収モード設定中において当該リール作動機構を介して
前記スプール上に釣り糸を回収するために前記釣り糸収
納スプールを第一軸回りに回転させる前記クランクハン
ドルの動作に対応し、かつ(b)前記リール作動機構を
キャスティングモードから回収モードに変更させる前記
クランクハンドルの動作に対応する第二構造体とを含備
する。当該第二構造体は、前記リール作動機構が回収モ
ードに置かれた時点に所在する第一の位置と当該リール
作動機構がキャスティングモードに置かれた時点に所在
する第二の位置との間を前記フレームと相関して移動可
能の1基のスライダーを含備する。前記フレーム上に所
在する第三構造体は前記第二構造体を離脱させる。これ
により、前記スライダーが自己の第一位置から自己の第
二位置に移行する動作の付随的事象としてクランクハン
ドルを操作することなく前記釣り糸収納スプールを回転
させることが可能である。第四構造体は、第二位置に所
在する前記スライダーを脱着自在に維持するため、か
つ、操作されるクランクハンドル動作の付随的事象とし
て前記スライダーが第二位置から第一位置に移動できる
ように前記スライダーおよび少なくとも前記フレーム/
クランクシャフトの何れか一方との間において協動す
る。前記第四構造体は、一本のキックレバー、および当
該キックレバーと前記スライダー間を第二軸回りの相対
的な枢軸回転運動を誘導しかつ第二軸を横断する行路内
において前記キックレバーが当該スライダーと相関して
限定的な運動を行なうことができるようにキックレバー
とスライダー間を協動する第五構造体とを含備する。
【0008】前記リールには前記スライダーおよび通常
前記スライダーを第一位置に向けて片寄らせるフレーム
との間で協動する構造体を含めてもよい。
【0009】前記リール作動機構には下記を含めてもよ
い。即ち、一個の親指指圧ボタンおよび係合/解離位置
間において前記フレームと相関する運動を行なえるよう
に当該親指指圧ボタンを前記フレームに搭載するため当
該ボタンとフレーム間で協動する構造体、および解離位
置から係合位置に移行する当該親指指圧ボタン動作の付
随的事象として前記スライダーを自己の第一位置から自
己の第二位置に移動させるために当該親指指圧ボタンと
スライダー間で協動する構造体とを有する1基の親指指
圧ボタンを含備してもよい。
【0010】本発明の一つの形態において、前記第五構
造体は前記キックレバーおよびスライダーの何れか一方
の上面に配設された標柱、および当該キックレバーとス
ライダーの何れか他方の上面に配設された標柱を受け入
れる一つのスロットにより限界される。当該スロットは
長円形であってもよい。
【0011】前記キックレバーと係合/解離位置間にお
いて前記フレームと相関して行なわれる前記キックレバ
ーの運動を誘導する前記フレーム間で協動する構造体を
配設してもよい。
【0012】本発明の一つの形態において、前記クラン
クシャフトは一本の回転軸を有し、前記キックレバーは
一個の突起体を有する。当該クランクシャフト上部には
当該クランクシャフトの回転軸周囲に間隔をもって配設
された複数の歯を具備し、一基のラチェット歯車エレメ
ントが配設される。係合位置に前記キックレバーを有す
る当該キックレバー上面の突起体は隣接する歯の間に所
在しかつ前記クランクシャフトの回転軸回りの一方向へ
の当該クランクシャフトの回転を防止する。
【0013】前記係合/解離位置に向けて前記キックレ
バーを傾斜させるためにスプリング構造体を配設しても
よい。本発明の一つの形態において、前記スプリング構
造体は一本の成形ワイヤーで構成されてもよい。
【0014】前記第二構造体は下記を含めた構造でもよ
い。即ち、一個のピニオンギアー、釣り糸収納スプール
を回転させるため当該ピニオンギアに付加されるトルク
を当該釣り糸収納スプールに伝達するため当該ピニオン
ギアと釣り糸収納スプール間で協動する構造体、および
当該ピニオンギアを回転させるため前記クランクシャフ
トに付加されるトルクを当該ピニオンギアに伝達するた
め当該クランクシャフトとピニオンギア間で協動する構
造体、とを含備してもよい。第三構造体は前記クランク
シャフトと釣り糸収納スプールの何れか一方を介して前
記ピニオンギアにトルクを伝達することなくピニオンギ
アを回転させるため少なくとも前記クランクシャフトお
よび釣り糸収納スプールの何れか一方と相関して前記ピ
ニオンギアの位置を再設定してもよい。
【0015】本発明の一つの形態において、前記第三構
造体は一個のヨーク、および第一位置と第二位置間に所
在する第一の軸と相関する軸方向の運動を行なう前記フ
レームと相関して運動する前記ヨークを搭載するために
当該フレームとヨーク間で協動する構造体を含備しても
よい。前記第二構造体はさらに下記を含備してもよい。
即ち、前記スライダーの自己の第一位置から自己の第二
位置への移行動作の付随的事象として前記ヨークを自己
の第一位置から自己の第二位置へ移行させるため前記ス
ライダーとヨーク間で協動する構造体、およびヨークの
自己の第一位置から自己の第二位置への移行動作の付随
的事象として前記ピニオンギアを介してトルクを前記ク
ランクシャフトおよび釣り糸収納スプールの何れかに伝
達することなく前記ピニオンギアを回転させるため少な
くともクランクシャフトおよび釣り糸収納スプールの何
れか一方と相関して前記ピニオンギアの位置を再配置す
るため前記ヨークとピニオンギア間で協動する構造体、
とを含備してもよい。
【0016】前記キックレバーおよび前記フレーム間で
協動する構造体はこの両者の何れか一方の上部に配設さ
れた一つの突起体およびこの両者の何れか他方に配設さ
れ当該突起体を受け入れる一つのスロットを含備しても
よい。
【0017】第一位置に向けて前記スライダーを傾斜さ
せるため前記スライダーと前記フレーム間で協動する前
記構造体は一本の成形ワイヤーで構成されてもよい。本
発明の他の一つの形態において、一つの釣り糸収納スプ
ール、当該釣り糸収納スプールを前記フレームに搭載す
るための第一の構造体、および選択的に(a)キャステ
ィングモードと(b)回収モードに設定できる一基のリ
ール作動メカニズム、とを併備する一基の魚釣用リール
が提供される。当該リール作動メカニズムは一本のクラ
ンクシャフトおよび(a)釣り糸を前記釣り糸収納スプ
ールに誘導しかつ(b)当該リール作動メカニズムをキ
ャスティングモードから回収モードに切り替えるための
前記クランクハンドルの動作に対応する第二の構造体、
とを有する。当該第二構造体は、前記リール作動メカニ
ズムが回収モードにある第一位置および同リール作動メ
カニズムがキャスティングモードにある第二位置間で前
記フレームと相関して移動できる一つのスライダーを含
む。第三の構造体は前記第二構造体を解離することによ
り、前記スライダーの自己の第一位置から自己の第二位
置への移行動作の付随的事象として前記クランクハンド
ルを操作することなく前記釣り糸収納スプールを回転さ
せる。前記クランクハンドル操作の付随的事象として前
記スライダーを開放可能に第二の位置に維持しかつ第二
位置から第一位置に移行させるため、第四の構造体は前
記スライダーと少なくとも前記フレームおよびクランク
シャフトの何れか一方との間で協動する。第四の構造体
は間隔をもって配置された複数の歯を具備する一基のラ
チェット歯車装置、一つの突起体を上部に配設した一本
のキックレバーと一基の係合位置(ここで前記キックレ
バー上の前記突起体はラチェット歯車装置上部の隣接歯
間に延伸する)および一つの解離位置間において前記ス
ライダーと相関する前記キックレバーの運動を誘導する
ため前記キックレバーと少なくとも前記フレームとスラ
イダー間において協動する第五の構造体とを含備する。
前記キックレバーが自己の解離位置から自己の係合位置
に向けて移動するのに伴いキックレバー上の前記突起体
が前記ラチェット歯車装置の複数の歯の一つに当接する
ことにより、当該キックレバーが動作不能の故障状態に
陥ることを予防できるように前記第二の構造体は前記ラ
チェット歯車装置、フレーム、スライダー、およびキッ
クレバーの何れか一つの上部に配設される第六の構造体
をも含備する。
【0018】前記第五の構造体は各係合/解離位置間で
行なわれる前記キックレバーの枢軸運動を誘導してもよ
い。
【0019】前記第六の構造体は前記スライダーと相関
して行なわれる前記キックレバーの転位運動を誘導して
もよい。本発明の一つの形態において、前記スライダー
は実質的に平板である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】(図面の簡単な説明) 第1図は、装着ハンドル構成部品の分解図を併示した従
来のキャスティングタイプ魚釣用リールの全体透視図; 第2図は、各一個のクラッチおよびアクチュエーターの
解離位置を示す拡大分離立面図; 第3図は、第2図に示す破線3−3に沿った局部断面
図; 第4図は、クラッチ機構およびアクチュエーターが解離
位置にあり、第2図と同様の状態を示す; 第5図は、クラッチ機構およびアクチュエーターが解離
位置にある透視図; 第6図は、クラッチ機構およびアクチュエーターの拡大
分解透視図; 第7図は、ピニオンギアおよびクラッチ機構関連部が解
離位置にある時点を示す拡大局部断面図; 第8図は、ピニオンギアおよびクラッチ構成部が係合位
置にある時点を示す第7図と同様の図; 第9図は、従来のキャスティングタイプ魚釣りリールの
側面図で、図中同リールのサイドカバープレートは除去
されており、キャスティングモードにある同リールのラ
ッチングを選択的に防止する本発明に成る一つの構造体
を有し、一方回収モードにある同リールにおいてラッチ
防止構造体がオフ位置にある図; 第10図は、第9図と同様の側面図であり、図中ラッチ
防止構造体はオン位置にあり、前記リールが非ラッチ状
態のキャスティングモードにある図; 第11図は、第9図示の反対側から見たサイドカバープ
レートの局部側面図で、本発明に成るラッチ防止構造体
がオフ位置にある図; 第12図は、第11図と同様の局部側面図で、ラッチ防
止構造体がオン位置にある図; 第13図は、第9図示の破線13−13に沿うラッチ防
止構造体の断面図; 第14図は、リールの側面図で、一枚のサイドカバープ
レートが除去されかつ若干のエレメントが除去されまた
は部分的に切り取られて内部構造物が露出している図; 第15図は、より好ましい形態に成るリール作動メカニ
ズムを内蔵する投餌方式魚釣りリールの断面を示す平面
図で、同メカニズムは回収モードからキャスティングモ
ードに同メカニズムを切り替えるための作動機構および
当該作動機構が動作不能に陥る故障防止のための本発明
に成る構造体を内蔵する; 第16図は、第15に図示するリールの側面図で、図中
サイドカバーが除去されて作動機構が露出し、リール作
動メカニズムが回収モードにある状態を示す; 第17図は、第16図と同様の側面図で、図中作動機構
のエレメントが除去されて本発明に成る不作動故障防止
構造体が露出している状態を示す; 第18図は、第15図乃至第17図に示す作動機構と不
作動故障防止構造体の拡大側面図で図中リール作動メカ
ニズムは回収モードにある状態を示す。 第19図は、第18図示と同様の側面図で、リール作動
メカニズムが回収モードとキャスティングモードの過渡
時点にある状態を示す; 第20図は、第18図〜第19図示と同様の側面図で、
図中リール作動メカニズムがキャスティングモードにあ
る状態を示す; 第21図は、不作動故障防止構造体上部のキックレバー
の拡大局部側面図で、図中リール作動メカニズムが回収
モードにあり、キックレバー上部のピン一本とピン誘導
スロットが協働している状態を示す; 第22図は、第21図と同様の拡大局部側面図で、図中
リール作動メカニズムがキャスティングモードにある状
態を示す。
【0021】(図面の詳細なる説明) 以下添付図面をより詳細に参照し最初に第1図を説明す
る。図中に、従来のキャスティングタイプの魚釣用リー
ルが参照番号10をもって示される。当該リールは一対
の側面カバー部材12a/12bで仕切られる一基のハ
ウジングを含む。当該ハウジングはその横方向に延伸す
る複数のスペーサー標柱16(図中一個のみ表示)を有
する一対の側面フレーム部材14a/14bを含む。従
来方法と同様に、釣り糸を回収する一基のスプール20
を回転させるため一基のハンドル18が回転自在に前記
カバー部材12aの外面に装着される。釣り糸を巻き上
げる最中に釣り糸がスプール20を通過できるように参
照番号22で図示される一つのレベルワインド装置が配
設される。一つの通常タイプのスターホイール24が一
基のクランクシャフト26に挿通されていて、当該スタ
ーホイール24はリール本体のドラグ機構と動作的に連
携している。ハンドル18は矩形孔18aを有し、当該
矩形孔18aはクランクシャフト26、スプール、およ
び当該リールの他の作動コンポネントを回転させるため
当該クランクシャフト26の矩形形状の末梢端26aの
補足として成型される。ハンドル18を当該クランクシ
ャフト26の末梢端26aに固定するため当該クランク
シャフト26の末梢端26aの外面はネジ切りされて一
本のナット28と係合する。一つのカップ型の中央ベア
リングキャップ30が側面カバー部材12a外面に示さ
れ、下記のように位置決めされる。
【0022】第7図および第8図において中央ベアリン
グキャップ30が前記側面カバー部材12aのボス31
に挿入された状態で図示され、当該中央ベアリングキャ
ップ30はスプール20のスプールシャフト32の為に
案内棒を受け入れ、かつ付与する。ここで、前記スプー
ルシャフト32から一個のスプールピニオンギア34を
解離する選択的作動のためにクラッチ手段が付与され、
これにより、キャスティングモード進行中にスプール2
0はフリーホイル状態を保持し、ハンドル18の最初の
回転に即時に対応して前記ピニオンギア34は自動的に
前記スプールシャフト32と再係合して釣り糸を回収す
る。さらに詳しくは、側面プレート14aと一体的に形
成されまたは当該側面プレート14aから軸方向に突出
している一対の標柱38上部に一枚の運搬プレート36
が搭載される。これにより、当該運搬プレート36は前
記スプールシャフト32とほぼ平行に移動できる。当該
運搬プレート36がギアと共に軸方向に移動できるよう
に当該運搬プレート36は前記ピニオンギア34の環状
凹部40内部に着座する。
【0023】第7図は前記ピニオンギア34が自己の解
離位置にある状態を図示し、第8図において、当該ピニ
オンギア34がスプール20と係合する軸上位置にある
状態を図示する。スプールシャフト32を駆動する為
に、前記スプールシャフト32の補足的かつ不規則状態
に成型された拡大部44と合致する一個の不規則状態に
成型されたソケット42が前記ピニオンギア34に配設
される。解離位置の時、キャスティング目的のため当該
スプール20は自由に回転する。前記運搬プレート36
およびピニオンギア34を傾斜させてピニオンギアの係
合位置に自動的に戻すため、一対のコイルスプリング4
6が前記運搬プレート36と右側カバー12aの間に挟
まれる。ピニオンギア34、運搬プレート36、などの
構造および機能は全体的に先行技術として知るところで
ある。前記運搬プレート36およびピニオンギア34は
参照番号48で表示される一枚のクラッチプレートによ
り前記スプールシャフト32の軸方向に移動可能であ
る。
【0024】次に第2図乃至第6図を参照し前記クラッ
チ手段およびアクチュエーター手段を詳細に説明する。
第7図および第8図の説明文と共に前記クラッチ機構と
関連する前記ピニオンギア34および運搬プレート36
の位置が図示されているので両者の機能と作用が良く理
解できる。加えて、第2図、第3図、第5図、および第
6図において、係合状態にある前記ピニオンギア34を
有する前記クラッチ手段の各コンポネントの位置が図示
されている。解離状態または自由キャスティング状態に
ある前記ピニオンギア34および運搬プレート36を有
する前記クラッチ機構の各コンポネントの位置が第4図
に示される。
【0025】さらに詳しくは、クラッチプレート48は
U形状を有し、第2図に示される二重頭矢印Aの方向に
あるスプールシャフト32と垂直に通常ほぼ直線状の移
動を行なうため、当該クラッチプレート48は滑動自在
に前記フレームプレート14aに搭載される。当該U形
状クラッチプレート48は横断部または屈曲部48bを
伴う一対のレッグ48aを有する。これらレッグ48a
は前記運搬プレート36の下部に位置する。前記クラッ
チプレート48の各レッグは傾斜したカム勾配部50を
有し、矢印Bの方向に移動することにより、これらレッ
グ48aは前記運搬プレート36を上昇させ、第7図お
よび第8図に関連して記述したように、前記スプールシ
ャフト32から前記ピニオンギア34を解離させる。換
言すれば、前記クラッチプレート48が第2図に示す位
置から第4図に示す位置に転位させられた時点で前記ス
プールはキャスティング目的のため回転自在の状態にな
る。
【0026】第2図および第4図に示す一本のスプリン
グ52は正常状態において前記クラッチプレート48が
解離される状態になる方向に当該クラッチプレート48
を片寄らせる。上部および下部ラッチ装置54a/54
bはそれぞれ肩部56a/56bを有する。両肩部は前
記クラッチプレート48から突出している一個のラッチ
標柱58の背後に位置する。前記ラッチ装置54a/5
4bはそれぞれがスプリング60a/60bにより片寄
らせられ、前記肩部56a/56bが開放されるまで両
肩部が前記ラッチ標柱58の背後に保持されるように両
ラッチ装置がラッチ作動状態に入る。釣り糸キャスティ
ング後、ハンドル18およびクランクシャフト26がそ
れぞれ初期回転を始めると、前記クランクシャフト上の
図示されないラチェット歯車手段は前記ラッチ装置54
a/54bの解放部位62a/62bを係合しピボット
ピン64回りで同ラッチ装置を回転させることにより前
記クラッチ48のラッチ標柱との係合から前記肩部56
a/56bを解離して移動させる。その直後に前記スプ
リング52が矢印Bの反対方向に前記クラッチプレート
48を引き戻す。前記フレームプレート14aから突出
し前記クラッチプレート48内部の延伸スロット68内
部まで伸びている一本の標柱66により当該クラッチプ
レート48の直線運動が誘導される。この延伸スロット
は前記クラッチプレート48の直線運動方向(矢印A/
B方向)に通常延伸している。前記U形状のクラッチプ
レートの一般的動作は公知である。
【0027】リール外面に露出している前記親指指圧ボ
タンまたはバー70を含むアクチュエーター手段により
前記クラッチプレート48の直線運動が行なわれる。当
該アクチュエーター手段は前記リールハウジングに搭載
され、前記クラッチプレートが行なう直線運動に対し傾
斜した状態でほぼ直線的な運動を行なう。
【0028】さらに詳しくは、第3図に示されるよう
に、前記親指指圧バー70は前記側面フレームプレート
14a内の一つの延伸スロット74を貫通して延伸して
いるピン72を有する。事実上第3図に示すように、当
該側面フレームプレート14aは一枚の内部遮蔽板76
により遮蔽され、当該内部遮蔽板76は一つの延伸スロ
ット78を有し、このスロット78を貫通して前記ピン
72が延伸している。第2図および第4図に示すよう
に、スロット74/76は第4図の矢印Cで示す前記親
指指圧バー70の直線状運動行路を限定する。この直線
状運動行路は、第2図の矢印AとBとで示されるクラッ
チプレート48の直線状運動行路に対し傾斜している。
親指をもって前記バー70を矢印C方向に指圧するだけ
で親指指圧バー70の運動が成立する。アーチ形に動作
する親指ボタン類またはバー類または軸回転方式で配備
されたバー類と異なり、前記指圧バー70の直線状運動
により操作がかなり楽になる。
【0029】前記アクチュエーター手段の直線状運動に
対応して前記クラッチプレート48およびピニオンギア
34を直線状に移動させるため前記バー70を含む前記
アクチュエーター手段と前記クラッチプレート48を含
む前記クラッチ手段との間に動作的に関与する動力伝達
手段が配設される。さらに詳しくは、参照番号80で表
示される一基のベルクランクの形態でカムレバー手段が
前記アクチュエーター手段とクラッチ手段との間におい
て動力喪失手段を介して接続される。第4図においてま
た第6図の透視図によりベルクランク80の形状が明確
に示される。当該ベルクランク80は接合部80cにお
いて合致する第1および第2のレッグ80a/80bを
有する。前記クラッチプレート48内部の延伸スロット
68を貫通して突出する前記標柱66を軸として当該ベ
ルクランク80が回転する。動作面でレッグ80aはア
クチュエーター手段と連動し、一方のレッグ80bは動
作面でクラッチ手段と連動する。
【0030】特定的に、前記ベルクランク80のレッグ
80aと前記親指指圧バー70間に位置する前記動力喪
失手段は一本のリンクアーム82から成り、このリンク
アーム82の一端は枢軸的に前記ピン72に連接し、他
端はピン84を介して枢軸的に前記レッグ80aの末梢
端に連接する。
【0031】一方前記ベルクランク80とクラッチプレ
ート48間に位置する動力喪失手段は一組のピン/スロ
ットをもって構成され、この手段は前記ベルクランク8
0の一方のレッグ80b末梢端から突出し一つの動力喪
失部に至るピン86および前記クラッチプレート48の
屈曲部48b内部の延伸スロット88とで構成される。
【0032】以上の詳細な構造説明により下記が理解で
きる。即ち、釣り糸キャスティングのためスプール20
を自由に回転させたい場合、前記親指指圧バー70を第
4図に示す矢印Cの方向に指圧する。これにより、前記
アクチュエーター手段およびクラッチ手段は第2図、第
5図、および第6図に示される各構成コンポネントの状
態から第4図に示す各コンポネントの状態に移行する。
特定的に、前記動力喪失手段を介し矢印Dの方向に行な
われる前記ベルクランク80の回転により前記親指指圧
バー70の直線状の運動は前記クラッチプレート48の
斜め方向の直線状運動に転換される。従って、前記ベル
クランク80の形態に成る前記運動伝達手段が親指指圧
バーから前記クラッチプレート48に効果的に動力を伝
達できる機械的有利性を提供することにより直線状に移
動可能な構成部品の容易性と作用が得られる。
【0033】第9図乃至第13図において、従来型の投
餌方式キャスティングリールのもう一つの形態が参照番
号200で例示される。図示の投餌方式キャスティング
リール200は第1図乃至第8図に関連して既述したリ
ールと同様の方式で動作する。従来のリールのように、
当該リール200は複数の側面フレーム部材204(図
中一個のみ表示)を具備する一基のハウジング202を
有する。これら側面フレーム部材204の間に一個の釣
り糸収納スプール(図示せず)が装着され、当該スプー
ルは横方向に延伸する軸206回りで回転する。釣り糸
回収のため当該スプールを回転させる手段は参照番号2
08をもって図式的に表示され、通常、当該手段は横方
向に延伸する軸212を中心とする一本のシャフト21
0を駆動する一個の回転式クランクハンドルで構成され
る。当該シャフト210はギア214を具備し、前記リ
ール200が第9図に示す回収モードにあるとき、当該
ギア214はスプールシャフト218上のギア216と
係合する。
【0034】参照番号220で表示されるスプール制御
手段が配設され、前記スプール回転手段208から前記
スプールを選択的に解離させ、前記リールがキャスティ
ングモードに置かれている間は釣り糸が前記スプールか
ら繰り出される方向にスプールを自由に回転させる。当
該スプール制御手段220は親指指圧ボタン222を指
圧することにより操作される。当該ボタン222は第9
図および第10図に示される一本の横方向に延伸する軸
回りを時計の逆回転方向に第1/第2位置間において回
転することにより前記リールの回収モードをキャスティ
ングモードに切り替えることができる。当該ボタン22
2を指圧することにより、ボタン上部において横方向に
延伸するピン224がリンクアーム226を押し、当該
リンクアーム226はピン228を軸として回転する。
これにより、当該ピン228から離れているアーム端部
230が第9図および第10図に示す時計回転方向に回
転し、この結果、一基の滑動クラッチプレート(ラッチ
ングエレメントとして機能する)232は第9図に示す
第一の位置から第二の位置に向かって移行運動を行な
い、第二の位置において当該滑動クラッチプレート/ラ
ッチングエレメント232は第9図の位置から右方向に
移動する。この移行運動は一本のピンおよび参照番号2
34で表示されるスロット接続部を介して行なわれる。
【0035】当該クラッチプレート/ラッチングエレメ
ント232は前記ハウジング202上部に配設されたピ
ン238を受け入れる一本の延伸スロット236を具備
する。これにより、当該クラッチプレート/ラッチング
エレメント232は自己の第一位置と第二位置間におい
て図中二重頭矢印240で示される実質的に直線状の行
路内で誘導される。当該クラッチプレート/ラッチング
エレメント232と間隔をもって関連的に配設された2
本のレッグ242/244上部の横方向内向き表面(図
示せず)は前記側面フレーム部材204上部の横方向外
向き表面246と表面的に当接しかつこれに向けて誘導
される。前記側面フレーム部材204上部に配設された
一本のボス248は作動中に前記レッグ242を前記フ
レーム表面246に密接に接触させる。
【0036】従来型のリール構造と同様に、前記側面フ
レーム部材204上部に一枚の運搬プレート250が搭
載される。当該運搬プレートの横方向運動はある間隔を
もって配設された複数の標柱254により誘導される。
第9図に示されるように、前記リール200が回収モー
ドにある場合、前記ギア216は前記クランクハンドル
208により回転される前記ギア214と係合し、これ
により、当該ギア214/216の両軸は平行してい
る。第9図に示す第一位置から前記親指指圧ボタン22
2を指圧すれば前記クラッチプレート/ラッチングエレ
メント232は第9図に示す位置から右方向に移動す
る。この結果、クラッチプレート/ラッチングエレメン
ト232上部の勾配表面258/260は横方向かつ外
方向に前記運搬プレート250を漸進的に片寄らせる。
当該運搬プレート250は前記ギア216をギア自身の
第二位置に移動させ前記ギア214との係合を解離させ
ることにより前記スプールは自由に回転し釣り糸を繰り
出す。前記クラッチプレート/ラッチ部材232が自己
の第2位置に到達するように完全に右方向に移動した時
点で、その上部にあるラッチング肩部262が前記側面
フレーム部材204上部のボス266上部において向か
い合わせになる肩部264を通過する。この事象が発生
すると前記クラッチプレート232が前記ピン238の
周囲を時計逆回転方向に僅かに傾斜をしながら押される
ことにより前記肩部262/264が当接し、これによ
り前記クラッチプレート232は自己の第一位置に復帰
できなくなる。従って、前記肩部はリールが自己のキャ
スティングモードを保持するための手段を明確化する。
前記の時計逆回転方向の移動は前記ピン238の周囲に
コイル状に巻かれたワイアスプリング272によって行
なわれる。当該スプリング268は前記側面フレーム部
材204上部の標柱272に負荷を及ぼす一本のレッグ
270およびこれに対向する一本のレッグ274を有
し、このレッグ274は前記クラッチプレート/ラッチ
ングエレメント232から横方向かつ外側に向いて突出
する一つのタブ276に対して凭れかかる態様にある。
【0037】前記リールをキャスティングモードから回
収モードに切り替える場合には、前記クランクハンドル
208を介して前記シャフト210を時計回転方向に回
転させることにより一基のトリップギア278を時計逆
回転方向に回転させ前記クラッチプレート232を僅か
に上向きに偏わせることにより前記スプリングレッグ2
68は前記運搬プレート250を自己の最初の位置に引
き戻し、これにより前記リールが回収モードに入る。
【0038】前記クラッチプレート/ラッチングエレメ
ント232が自己の第二位置においてラッチングを行な
うことを選択的に防止するため、参照番号280で表示
される手段が配設される。この手段実現のため前記側面
フレーム部材204上部に固定される前記カバープレー
ト284上部に一本のアーム282が枢軸的に搭載され
る。当該アーム282は一個のノブ286上部に移動さ
れる。当該ノブ286は前記リール外部において一個の
コントロールヘッド288に動作的に接続される。一本
のスクリュー290が前記ノブ286、カバープレート
284を介して内側から外側に延伸し前記コントロール
ヘッド288内部に達する状態で各部品をアッセンブル
された関係に保持する。当該コントロールヘッド288
が一個のリブ292を具備することにより使用者はリー
ルを一層容易に握ることができ、両者は連動するアーム
282と一体的に回転する。
【0039】既述のように当該アーム282が第9図に
示すオフ位置に所在する時点でスプール制御手段220
は作動する。然し乍ら、前記コントロールヘッド288
を介して前記ノブ286を時計回り方向に回転させ前記
アーム282を第11図に示すオンの位置に移行させた
時点で、前記クラッチプレート232が自己の第一位置
と第二位置間で移動するのに伴って前記アーム282上
部に位置する肩部294はクラッチプレート232上部
の前記タブ276の通路内に置かれる。前記クラッチプ
レート232が自己の第二位置に到達する以前にまた肩
部262/264双方がラッチ作用を行なう以前に肩部
294はタブ276と当接する。然し乍ら、前記クラッ
チプレート232が行なう運動は釣り糸が使用者により
キャスティングされうるように前記ギア216を前記ギ
ア256から解離する作用を果たすのに十分足りうるも
のである。前記親指指圧ボタン222が押され続けられ
ている限りにおいて、釣り糸は使用者によりキャスティ
ングされ繰り出される。前記親指指圧ボタン222を解
放した時点で前記スプリングレッグ274は前記クラッ
チプレート232をその第1の位置まで押し戻し、図示
234の位置において前記ピンおよびスロット接続部を
介して前記リンクアーム226を軸回転させることによ
り前記親指指圧ボタン222を第1の位置に戻す。この
結果、使用者自身が前記クランクハンドル208を操作
しなくてもリール200は自動的に回収モードを作用さ
せる。
【0040】前記防止手段280がオン位置にあるかま
たはオフ位置にあるかを使用者が認識できるように、図
示296の位置にオーバセンタスプリング装置が配設さ
れる。当該オーバセンタスプリング296は一本のセン
ターコイル299を有する一本の成形ワイヤ298と、
前記カバープレート284上部の標柱302に固定され
る第一のアーム300、および枢軸的に前記ノブ286
と係合する第二のアーム304をもって構成される。第
11図および第12図において負荷を有する前記アーム
304が積極的に前記ノブ286をオン/オフ位置それ
ぞれに駆動する。従って、このオーバーセンター装置に
よりオンまたはオフ位置が設定された時点で使用者はこ
れを意識できる。
【0041】(発明を実施する最良の形態) 第15図乃至第20図において、参照番号300で表示
される釣用リールが本発明の好ましい実施形態として図
示される。当該釣用リール300は第1図乃至第14図
に示される釣用リールと同様のタイプに成り、主要修正
点は釣り糸キャスティングモードと回収モードとを切り
替えるための駆動装置302が当該釣用リール300に
組込まれた点にある。
【0042】概述すれば、当該釣用リール300は一基
のフレーム304を有し、当該フレームに一基の釣り糸
収納スプール306が装着され横方向に延伸する一本の
軸308周囲を回転する。前記駆動装置302が一部分
を占める一基のリール作動装置310が前記フレーム3
04に搭載される。
【0043】前記リール作動装置310には軸314周
囲を回転する一基の外装クランクハンドル312が含ま
れる。当該クランクハンドル312は一本のクランクシ
ャフト316に連結し、当該クランクシャフト316に
一基のラチェット歯車エレメント318が連結され前記
軸314回りの同シャフト316の回転に従い回転され
る。
【0044】また前記クランクシャフト316は一基の
メインドライブギア320をも具備し、当該ドライブギ
ア320は一群のワッシャー322により前記クランク
シャフト316とドライブギア320間で発生する摩擦
力を介して前記クランクシャフト316の回転に従って
回転する。この配置は当業者間で公知の技法である。前
記ドライブギア320は一基のピニオンギア324と係
合し、当該ピニオンギア324は前記釣り糸収納スプー
ル306の一部をなし横方向に突出する一本のシャフト
326上部に配設される。
【0045】前記クランクハンドル312を回転するこ
とにより、前記クランクシャフト316が作動して前記
ドライブギア320および前記ピニオンギア324を回
転させる。これにより、前記釣り糸収納スプール306
は釣り糸を同スプール上に回収する方向に回転する。同
時に前記ドライブギア320は通常構成になる一基のレ
ベルワインドガイド機構330と連動するギア328と
係合しこれを駆動する。当該レベルワインドガイド機構
330は前記釣り糸収納スプール306の横方向幅全面
に回収された釣り糸を均等に配分する。
【0046】前記駆動装置302は各一基のスライダー
332と当該スライダー332および前記ラチェット歯
車318間で協動するキックレバー334で構成され
る。外装の親指指圧ボタン336は指圧されることによ
り解離位置から係合位置に移動する。当該ボタン336
を介して前記スライダー332は第18図に示されかつ
前記回収位置と一致する当初の位置から第20図に示さ
れかつリールのキャスティング位置と一致する第二の位
置に移動する。既述のように、前記スライダー332が
自己の第一/第二位置間を移動する際に、当該スライダ
ー332上部にある間隔をもって存在するカム表面33
8/339が漸進的に一基のヨーク340を横方向かつ
外側に傾斜させることにより、前記ピニオンギア324
が前記シャフト326に固定されてその回転に追従して
回転する位置から当該ピニオンギア324が自由に前記
シャフト326上面で横方向/外方向外側でスピンでき
る解離された位置に当該ピニオンギア324を再配置す
る。これにより、前記釣り糸収納スプール306は前記
クランクハンドル312を作動することなく回転でき
る。以上のメカニズムが前記リール作動機構310のキ
ャスティングモードを代表する。ここでキャスティング
モードを具体化するため釣り糸は前記釣り糸収納スプー
ル306から自由に繰り出される。
【0047】従来のリール構造と同様に、前記ヨーク3
40は横方向に間隔を有する第一および第二の位置間に
おいて横方向に延伸する2標柱342/344上部を誘
導的に滑動できるよう配設され、前記ピニオンギア32
4がヨーク340の行なう横方向の運動に追随できるよ
うに当該ピニオンギア324に固定される。通常、前記
ピニオンギア324が前記シャフト326の回転に追従
できるように連結し、前記ヨーク340は横方向内向き
に片寄っている。
【0048】前記スライダー332が自己の第一位置か
ら自己の第二位置に移動するのに伴い前記キックレバー
334は第18図に示す解離位置から第20図に示され
る係合位置に移行する。係合位置において、前記キック
レバー上面の突起体346は前記ラチェット歯車318
と前記軸314の外面周囲に配設された複数の隣接歯3
48の間に延伸する。一基のオーバセンタスプリング装
置350を介して前記スライダー332が自己の第二位
置に近接する際に前記キックレバー334が自己の係合
位置に駆動される。以上の機構配備により前記スライダ
ー332は自己の第二位置に固定されかつ前記リール作
動機構310はキャスティングモードに保持される。
【0049】さらに詳しくは、当該スライダーは実質上
平坦な本体352を有する。本体352に配設された切
り欠き部354は前記フレーム304上部に配設された
標柱356を収容することにより、当該標柱356によ
り限界される一つの軸358を中心とする前記スライダ
ー332と当該標柱356間の枢軸回転運動を誘導でき
る。前記切り欠き部354は前記シャフト326および
ピニオンギア324とを収容する長円形の切り欠き部3
60と隣接する。一つの切り欠き部364を境界する一
端部362により第一位置および第二位置内での前記ス
ライダー332の運動が制限される。一基のスクリュー
366がこの切り欠き部364を介して前記フレーム3
04内部まで延伸しかつ前記スライダー332が第二位
置にある時点において前記端部362の一方の末端部3
68と当接し、前記スライダー332が第一位置にある
時点では前記切り欠き部360の他の末端部370と当
接する。
【0050】通常、前記スライダー332は一本の成形
されたワイヤスプリング372により第一位置に向けて
傾斜している。当該ワイヤスプリング372はコイル状
に成り、その片方のアーム374は前記フレーム304
上部のスクリュー376と当接し、他の一つのアーム3
78は前記スライダー332を貫通突出している。
【0051】前記キックレバー334とスライダー33
2は標柱380およびスロット382を介して協動す
る。当該スロット382は標柱380の断面とは厳密に
一致しないが長円形をしている。これにより、当該スロ
ット382を境界する端部384がピン軸386を中心
として回転する標柱380を誘導すると共に、前記キッ
クレバー334が当該ピン軸386を横断する態様で移
動できる。
【0052】従来技法のように前記スロット382が前
記標柱380の断面と合致し、また前記キックレバー3
34が自己の係合位置に向けて枢軸回転するものであれ
ば、キックレバー334は複数の歯348の内の一つと
衝突することになり、従ってキックレバー334が自己
の係合位置に向かって進行する継続的な運動が阻止され
る。延伸スロット382を介して突起体346は、当接
する一本の歯348を滑動的に乗り超え、隣接する複数
の歯348間の一つの位置に到達する。
【0053】この行動は一本の成形ワイヤ388で構成
されるオーバセンタスプリング350により助成され
る。当該ワイヤ388はコイル状に成り、一方のアーム
390は前記フレーム304上部の標柱392に配設さ
れ、他方のアーム394は一つのタブ396を介して前
記キックレバー334に連接する。
【0054】第18図に示す状態において前記アーム3
94は、前記キックレバー334に対して力を作用し、
前記標柱380上部の一端398がスロット端384に
もたれかかり前記スライダー332を第18図に示す第
一位置に向かって進行させることにより前記スプリング
372が発生する斜め方向の力を増大させる。前記スラ
イダー332が自己の第二位置に到達すれば、第19図
に示すように、前記スプリング350はオーバーセンタ
ー位置に着き、前記アーム394は前記キックレバー3
34に対し時計逆回転方向の力を作用する。これにより
第19図および第20図に示すように、前記突出体34
6を隣接する複数歯348の間に挿入させる。
【0055】当該突出体346はかなり鋭い先端402
を有する先細状末端400を有し、当該先細状末端40
0は先端402が当接する一本の歯348のどちらかの
側の係合位置に前記キックレバー334が完全に挿入さ
れるように誘導する。
【0056】当該キックレバー334は自己係合位置と
解離位置間で有効に浮動する。当該キックレバー334
が前記標柱380回りで時計回転方向の回転を無妨害状
態で行なうことを防止するため、第21図および第22
図に示すように、当該標柱380の反対方向に突出する
一個の突出体406が前記キックレバー334上部に配
設される。当該突出体406は第21図と第22図に示
される作動機構のため、回収モードとキャスティングモ
ードにそれぞれ該当する各位置間において前記フレーム
304上部で限界されるスロット408内部において誘
導的に移動する。上述の機構を作動した場合でも前記リ
ール作動機構310および駆動機構302の本来の作用
が顕著に影響を受けることはない。その一方で、第15
図乃至第20図に示されるメカニズムを導入したこの種
の従来技術に基くリールに発生した動作不能の故障も、
本発明に成る前記標柱380および延伸スロット382
が欠如した状態であってもこれを防止できる。本発明が
本発明の精神および中心的本質から逸脱しない範囲で他
の特定形態においても実施されうることが理解できるで
あろう。従って、前述の範例および実施例は全面的に例
証として見なされ、範例および実施例は制限的ではな
く、また本発明は前記詳細な説明内容にのみ限定される
ものでないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】装着ハンドル構成部品の分解図を併示した従来
のキャスティングタイプ魚釣用リールの全体透視図
【図2】各一個のクラッチおよびアクチュエーターの解
離位置を示す拡大分離立面図
【図3】第2図に示す破線3−3に沿った局部断面図
【図4】クラッチ機構およびアクチュエーターが解離位
置にあり、第2図と同様の状態を示す拡大分離立面図
【図5】クラッチ機構およびアクチュエーターが解離位
置にある透視図
【図6】クラッチ機構およびアクチュエーターの拡大分
解透視図
【図7】ピニオンギアおよびクラッチ機構関連部が解離
位置にある時点を示す拡大局部断面図
【図8】ピニオンギアおよびクラッチ構成部が係合位置
にある時点を示す第7図と同様の拡大局部断面図
【図9】従来のキャスティングタイプ魚釣りリールの側
面図で、図中同リールのサイドカバープレートは除去さ
れており、キャスティングモードにある同リールのラッ
チングを選択的に防止する本発明に成る一つの構造体を
有し、一方回収モードにある同リールにおいてラッチ防
止構造体がオフ位置にある図
【図10】第9図と同様の側面図であり、図中ラッチ防
止構造体はオン位置にあり、前記リールが非ラッチ状態
のキャスティングモードにある図
【図11】第9図示の反対側から見たサイドカバープレ
ートの局部側面図で、本発明に成るラッチ防止構造体が
オフ位置にある図
【図12】第11図と同様の局部側面図で、ラッチ防止
構造体がオン位置にある図
【図13】第9図示の破線13−13に沿うラッチ防止
構造体の断面図
【図14】リールの側面図で、一枚のサイドカバープレ
ートが除去されかつ若干のエレメントが除去されまたは
部分的に切り取られて内部構造物が露出している図
【図15】より好ましい形態に成るリール作動メカニズ
ムを内蔵する投餌方式魚釣りリールの断面を示す平面図
で、同メカニズムは回収モードからキャスティングモー
ドに同メカニズムを切り替えるための作動機構および当
該作動機構が動作不能に陥る故障防止のための本発明に
成る構造体を内蔵する
【図16】第15に図示するリールの側面図で、図中サ
イドカバーが除去されて作動機構が露出し、リール作動
メカニズムが回収モードにある状態を示す
【図17】第16図と同様の側面図で、図中作動機構の
エレメントが除去されて本発明に成る不作動故障防止構
造体が露出している状態を示す
【図18】第15図乃至第17図に示す作動機構と不作
動故障防止構造体の拡大側面図で図中リール作動メカニ
ズムは回収モードにある状態を示す
【図19】第18図示と同様の側面図で、リール作動メ
カニズムが回収モードとキャスティングモードの過渡時
点にある状態を示す
【図20】第18図〜第19図示と同様の側面図で、図
中リール作動メカニズムがキャスティングモードにある
状態を示す
【図21】不作動故障防止構造体上部のキックレバーの
拡大局部側面図で、図中リール作動メカニズムが回収モ
ードにあり、キックレバー上部のピン一本とピン誘導ス
ロットが協働している状態を示す
【図22】第21図と同様の拡大局部側面図で、図中リ
ール作動メカニズムがキャスティングモードにある状態
を示す
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−327381(JP,A) 特開 平7−39286(JP,A) 特開 平7−298812(JP,A) 実開 平4−127174(JP,U) 実開 平3−56369(JP,U) 実開 昭56−145978(JP,U) 実開 平5−20564(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/00 - 89/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、釣り糸収納スプールと、ク
    ランクシャフトと、キャスティングモードと回収モード
    を選択的に設定するリール作動機構を有し、さらにリー
    ル作動機構は、回収モードにある第一位置と当該リール
    作動機構がキャスティングモードにある第二位置間にお
    いて移動可能なスライダーを有する魚釣用リールにおい
    て、前記リール作動機構は、クランクシャフトの回転に
    従い回転される歯車と、キックレバーと、オーバセンタ
    スプリングを持ち、前記キックレバーは、スライダーと
    協動すると共にスライダーと相対的回転運動をして歯車
    の歯と係合し、且つキックレバーはスライダーとその相
    対的回転運動の回転軸を横断する態様で相対的に移動可
    能であり、オーバセンタスプリングはキックレバーに連
    接され、スライダーを進行させることによりオーバセン
    タスプリングの力が増大し、オーバセンタスプリングは
    キックレバーに力を作用し、複数の歯の一つにキックレ
    バーが当接する作用に伴って前記キックレバーがスライ
    ダーと相対的に移動して当接する歯を乗り超え、キック
    レバーは隣接する複数の歯の間の一つの位置に到達する
    ことが可能であることを特徴とする魚釣用リール。
  2. 【請求項2】 前記リール作動機構は親指ボタンと、係
    合位置と解離位置間において前記フレームとの相対的な
    運動のため前記親指ボタンを前記フレームに搭載するた
    め当該親指ボタンとフレーム間で協動する手段と、当該
    親指ボタンが解離位置から係合位置に移行する運動に伴
    って前記スライダーを第一位置から第二位置に移動させ
    るため当該親指ボタンとスライダー間で協動する手段と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リー
    ル。
  3. 【請求項3】 キックレバーとスライダーの何れか一方
    の上部に標柱が設けられ、前記キックレバーとスライダ
    ーの他方には前記標柱を受け入れるためのスロットを含
    むことを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用リー
    ル。
  4. 【請求項4】 スロットは長円形状を有することを特徴
    とする請求項3に記載の魚釣用リール。
  5. 【請求項5】 前記クランクシャフトは回転軸を、前記
    キックレバーは突起体をそれぞれ有し、当該クランクシ
    ャフト上にラチェット歯車装置および当該クランクシャ
    フトの回転軸回りに間隔をもって複数の歯が配設され、
    キックレバーが係合位置にある時点において前記キック
    レバー上部の突起体は隣接する複数歯の間に所在して前
    記クランクシャフトの回転軸回りの一つの方向へのクラ
    ンクシャフトの回転を阻止することを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の魚釣用リール。
  6. 【請求項6】 オーバセンタスプリングが一本の成形ワ
    イヤで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の魚釣用リール。
  7. 【請求項7】 リール作動機構は、ピニオンギアと、当
    該ピニオンギアに負荷されたトルクを前記釣り糸収納ス
    プールに伝達してこれを回転させるため当該ピニオンギ
    アと釣り糸収納スプール間で協動する手段、および当該
    クランクシャフトに負荷されたトルクを前記ピニオンギ
    アに伝達してこれを回転させるため当該クランクシャフ
    トとピニオンギア間で協動する手段を含み、少なくとも
    前記クランクシャフトと釣り糸収納スプールの何れか一
    方と相関的に前記ピニオンギアの位置を再設定すること
    により当該ピニオンギアを介して当該クランクシャフト
    と釣り糸収納スプールの何れかにトルクを伝達せずに当
    該ピニオンギアを回転させる手段により構成されること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の魚釣用
    リール。
  8. 【請求項8】 リール作動機構は、ヨークを備え、ヨー
    クは前記スライダーが行なう自己の第一位置から自己の
    第二位置への移行運動に付随して自己の第一位置から自
    己の第二位置に移動し、前記クランクシャフトと釣り糸
    収納スプールの何れか一方と相関的に前記ピニオンギア
    の位置を再設定し前記ヨークの行なう自己の第一位置か
    ら自己の第二位置への移行運動の付随して前記クランク
    シャフトと釣り糸収納スプールの何れか一方に前記ピニ
    オンギアを介してトルクを伝達することなく前記ピニオ
    ンギアを回転させるため前記ヨークとピニオンギアとの
    間で協動する手段とを含むことを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載の魚釣用リール。
  9. 【請求項9】 キックレバーとフレームの何れか一方の
    上部に突起体が配設され、前記キックレバーとフレーム
    の何れか一方の上部において当該突起体を受け入れるた
    めに配設されたスロットで構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の魚釣用リール。
  10. 【請求項10】 スライダーに対してアーチ形行路にお
    いて前記キックレバーの移行運動を誘導することを特徴
    とする請求項1乃至9のいずれかに記載の魚釣用リー
    ル。
  11. 【請求項11】 前記スライダーが実質的に平坦な一枚
    のプレートで構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至10のいずれかに記載の魚釣用リール。
  12. 【請求項12】 常態において前記スライダーを前記第
    一位置と第二位置の何れかの方向に向けて片寄らせるた
    め前記スライダーとフレーム間で協動する手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の魚
    釣用リール。
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US5810273A (en) 1998-09-22
JPH09289851A (ja) 1997-11-11
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