JP3148738B2 - 空容器サイズ分別装置 - Google Patents

空容器サイズ分別装置

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JP3148738B2
JP3148738B2 JP13072499A JP13072499A JP3148738B2 JP 3148738 B2 JP3148738 B2 JP 3148738B2 JP 13072499 A JP13072499 A JP 13072499A JP 13072499 A JP13072499 A JP 13072499A JP 3148738 B2 JP3148738 B2 JP 3148738B2
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元松 綿田
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ニチゾウ技術サービス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス空びん等の
空容器を回収してリサイクルするためのリサイクル施設
に設置され、回収された空容器からカレットをふるい分
け、さらにサイズ別に選別するための空容器サイズ分別
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス製空びん等の空容器のリサイクル
では、これらを回収して洗浄することにより何度も再使
用することができるので、これらの空びんはケースに収
容されて、リサイクル施設まで運搬されてくる。そし
て、リサイクル施設において、ケースからホッパに移送
して、分別装置によりサイズ毎に分別され、さらに色、
種類ごとに分別された後、洗浄されて、使用可能なよう
に再生される。一方、割れたびんやガラスも同時に分別
されてカレットとして回収され、異物を除去して破砕し
てから、溶かされることによりガラスびんの材料として
再生される。
【0003】ここで、空びんをサイズ毎に分別する分別
装置では、例えば特開平7−124522号公報に記載
されているように、複数のストレートロッドまたはテー
パロッドを等間隔に並設してなるスクリーン上に空びん
を投入して、振動搬送しながら、各ロッドの隙間より直
径が小さい空びんをふるい落とし、直径が大きい空びん
はスクリーン上を搬送する。これによって、空びんがサ
イズ毎に選別されて、それぞれ貯留される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の分別装置では、
空びんを搬送するために振動を付与する加振装置が設け
られており、装置全体の構造が複雑になるとともに、そ
の振動が他に伝わらないようにする機構を付加しなけれ
ばならない。また、空びん同士が接触する機会も増え、
騒音が大きくなったり、空びんが割れる危険性もある。
【0005】また、加振装置を設けなくても、ロッドを
傾斜して配置すれば、空びんをロッドに沿って滑り落と
すことができる。しかしながら、空びんの向きによって
はロッド上を転げ落ちたりして、各ロッドの隙間から落
下せず、分別することができなくなる。しかも、ロッド
を傾斜させなければならないため、装置の高さが高くな
るといった問題もある。
【0006】本発明は、上記に鑑み、シンプルな機構で
確実に空びん等の空容器をサイズ毎に分別することがで
きる空容器サイズ分別装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、複数のローラが水平あるいは少し傾いた状態で回
転自在に設けられ、隣り合うローラの隙間が軸方向一側
から他側に向かって徐々に広くなるように配列され、各
ローラの外周面に、ローラの回転に伴って空容器を軸方
向に進行させる羽根が形成されたものである。
【0008】この羽根によって、空容器は軸方向一側か
ら他側に向かって進行していき、各ローラの隙間から小
さいサイズの空容器から順に大きいサイズの空容器が排
出され、サイズ毎に選別される。
【0009】ここで、隣り合うローラの隙間を徐々に広
くするには、ストレート状のローラを徐々に隙間が広く
なるように配列する。あるいは、ローラを段付きローラ
として、このローラを平行に配列すればよく、隙間は軸
方向に沿って段階的に広くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の空びんサイ
ズ分別装置を図1,2に示す。この分別装置では、フレ
ーム1に、複数のストレート状ローラ2が回転自在に水
平あるいは少しだけ傾斜した状態に支持され、隣り合う
ローラ2の隙間が軸方向(左右方向)の一側から他側に
向かって徐々に広くなるように前後方向に配列されてい
る。ローラ2は、鉄、ステンレス鋼からなり、空びんを
送る際に、摩擦が少ないため滑りやすくなり、隙間に空
びんを容易に導ける。なお、ゴムローラであったり、ウ
レタン等の軟質部材で表面が被覆されているものでもよ
い。
【0011】そして、ローラ2の外周面に螺旋羽根3が
一体的に形成され、空びんをローラ2の軸方向に沿う方
向に搬送可能とする。なお、螺旋羽根3は、一般的なス
クリューにおける螺旋羽根とは異なり、ローラ2の直径
に比してその高さが極端に小とされる。すなわち、螺旋
羽根3が高いと、同じようにローラ2間の隙間があって
も空びんがローラ2と螺旋羽根3との間に引っ掛かって
噛み込み、ローラ2が回転しなくなったり、空びんが割
れたりする問題が生じる。そのため、螺旋羽根3を小さ
くしておく必要があり、具体的には直径の1/6が軸方
向への搬送能力の点からも最適である。
【0012】ローラ2のローラ軸2aの一側は、フレー
ム1に取り付けられたL字状のカバー4に軸受5を介し
て支持され、ローラ軸2aの端部にスプロケット6が取
り付けられ、カバー4に覆われている。隣り合うスプロ
ケット6同士にはチェーン7がそれぞれ掛けられて、各
ローラ2は連結される。後側端にあるスプロケット6と
モータ8のプーリ8aとの間にチェーン7が掛けられ、
モータ8の駆動によって各ローラ2は回転駆動される。
ローラ軸2aの他側は、フレーム1に取り付けられた軸
受9に回転自在に支持されている。ここで、ローラ2の
一側は他側に比べて隙間が狭いので、フレーム1との間
に前後方向にスペースが生まれ、このスペースを利用し
てモータ8がフレーム1内に納まるように配置されてお
り、装置の小型化を図れる。
【0013】そして、ローラ2の下方には、この隙間か
ら落下するカレットおよび空びんを受けるためのカレッ
ト用シュート10、小びん用シュート11、中びん用シ
ュート12がそれぞれ順に設けられ、各シュート10,
11,12は仕切板13によって仕切られ、ローラ2か
ら落下する空びんが他のシュート10,11,12に飛
び込まないようになっている。
【0014】ローラ2の上方には屋根14が設けられ、
屋根14の一側の一画に空びんの投入口15が形成さ
れ、後側に位置するローラ2上に空びんを落下させる。
また、前側のローラ2に沿って落下防止カバー16が設
けられ、後側から前側に向かって搬送されてくる空びん
の落下を防いでいる。
【0015】次に、廃品回収された空びんの分別を説明
すると、雑多な空びんは回収されてケースに収容され、
ケース毎反転されて空びんサイズ分別装置に投入され
る。投入口15から投入された空びんは回転している後
側のローラ2上に落下する。ローラ2の螺旋羽根3によ
って空びんにはローラ2に対して斜め方向に押出力が作
用するので、ローラ2同士の隙間に入った空びんは他側
に向かって搬送され、ローラ2上にある一部の空びんは
前側に搬送されていき、後側から前側にかけて分散され
る。
【0016】このとき、回収された空びんに混じってい
るカレットは、ローラ2の隙間から落下して排除され、
シュート10からコンベヤを通じて残渣として収集され
る。
【0017】そして、空びんは、前側に向かう途中で螺
旋羽根3によって転回され、軸方向に向き直される。す
ると、各ローラ2の隙間に入り込み、まず小サイズの空
びんが隙間から落下し、小サイズの空びんが選別され
る。残りの空びんはさらに他側に進行して、中サイズの
空びんがローラ2の隙間から落下し、中サイズの空びん
が選別される。残った大サイズの空びんはローラ2の隙
間から落下することなく最後まで進行して、ローラ2の
他側から排出され、そのまま貯留される。
【0018】その後、中小サイズの空びんは、整列され
て透明、茶色、緑色等の色毎に選別され、コンベヤによ
って排出され、透明な空びんだけが貯留される。一方、
色つきの空びんはそのままでは再使用しにくいので、カ
レットとともに一旦収集されて、破砕機により破砕され
て貯留される。
【0019】このように、螺旋羽根3を形成したローラ
2を用いて、回転駆動することにより、振動させなくて
も容易に空びんを分散させながら搬送することができ、
騒音の低減や空びんが損傷する確率を低くできる。ま
た、ローラ2を水平状態に配置できるので、装置の高さ
を低くすることができる。したがって、装置の構造を簡
略化できるとともに小型化も図れる。
【0020】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で多くの修正及び変更
を加えることができる。上記分別装置を空びん以外の空
き缶、空ペットボトルの分別に適用してもよい。また、
羽根は、螺旋状に連続的に形成されていなくても、断続
的に形成されていてもよく、複数の円板をローラに等間
隔にかつ斜めに嵌め込む。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、ローラ自身に空容器を軸方向に搬送させる機能
を付加しているので、ローラを回転させるだけで空容器
を搬送しながら隣り合うローラの隙間から空容器を排出
することができ、その隙間の大きさに応じてサイズ毎に
分別することができる。
【0022】そして、ローラを回転させるための機構を
設けるだけでよく、従来のように振動させる機構や防
音、防振対策が不要となる。また、ローラを傾斜させる
必要もなくなり、高さを抑制できる。したがって、構造
が簡単となって、装置全体の小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分別装置の平面図
【図2】同じく正面図
【符号の説明】
1 フレーム 2 ローラ 3 螺旋羽根 8 モータ 15 投入口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回転自在なローラが略水平面内に
    互いに隙間をあけて配列されるとともに、隣り合うロー
    ラの隙間が軸方向一側から他側に向かって徐々に広くな
    るように配列され、各ローラの外周面に、ローラの回転
    に伴って空容器を軸方向一側から他側に進行させる羽根
    が形成され、配列方向一側のローラの軸方向一側の上方
    に投入口が設けられ、ローラの下方に複数のシュート
    が軸方向に順に設けられ、前記投入口から投入された空
    容器が配列方向一側から他側に向かって搬送されながら
    軸方向一側から他側に向かって進行する間に各ローラの
    隙間からサイズ別に排出されることを特徴とする空容器
    サイズ分別装置。
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