JP3148023U - 密封蓋付き飲料容器 - Google Patents

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信保 佐々木
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Abstract

【課題】テイクアウト時に内部の飲料が漏れ出すのを有効に防止すると共に、飲用に際してストローの挿着を円滑に行えるようにし、且つ砂糖やミルク等の補助添加物を容器本体内に容易に入れることができるようにした密封蓋付き飲料容器を提供する。【解決手段】容器本体1の上面開口に蓋片2を熱融着させて使用する密封蓋付き飲料容器において、前記蓋片2の任意箇所にストローの先端部を挿着することによって破断し得る程度の薄肉部3を形成する。当該薄肉部3と重複しない蓋片2の適宜箇所に外部に通じる開孔を形成し、繰り返し粘着可能な粘着層を裏面に形成した小蓋片6によって当該開孔を閉塞するようにした。【選択図】図1

Description

本考案はコーヒー、ココア、紅茶等のホット系飲料、あるいはコーラ、ジュース、サイダー等のアイス系飲料に用いて好適な密封蓋付き飲料容器に関するものである。
従来、たとえばコーヒー店等で提供されるテイクアウト用飲料の容器としては、紙製または合成樹脂製のコップ状の容器本体と、この容器本体の上面開口に着脱自在に嵌着される合成樹脂製のキャップからなる簡易容器が主に用いられており、容器本体内に所定量の飲料を容れてから、キャップを嵌着して顧客に提供されるようになっている。そして、通常上記キャップには飲用に供するためストロー挿入用の切り込みが設けられている。
また、最近においては、特許文献1に示されるような飲み口を具備した飲用蓋を容器本体の上面開口に嵌め付けて、ストローを用いずに、飲用蓋に形成された飲口に直接口を付けて中の飲料を飲用するようにした容器が知られている。
実用新案登録第3036444号公報
上記のようなこれまでのキャップ付きの飲料容器は、キャップないし飲用蓋を容器本体に単に被せて止め付けただけのものであって、密封が不完全であるため、テイクアウト時に中の飲料が漏れ出すことがあり、衣服を汚すこともしばしばであった。
そこで、本考案は、従来の飲料容器の問題点を解消し、テイクアウト時に内部の飲料が漏れ出すのを有効に防止できると共に、飲用に際してストローの挿着を円滑に行えるようになし、且つガムシロップやミルク等の補助添加物を容器本体内に容易に入れることができるようになした密封蓋付き飲料容器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、ヒートシール可能な材質からなるコップ状の容器本体と、この容器本体の上面開口を実質的に覆うだけの大きさをもったヒートシール性を有する材質からなる蓋片とからなり、容器本体の上面開口に蓋片を熱融着させて使用する密封蓋付き飲料容器において、前記蓋片の任意箇所にストローの先端部を挿着することによって破断し得る程度の薄肉部を形成したことを特徴とする密封蓋付き飲料容器である。
また、請求項2に係る考案は、ヒートシール可能な材質からなるコップ状の容器本体と、この容器本体の上面開口を実質的に覆うだけの大きさをもったヒートシール性を有する材質からなる蓋片とからなり、容器本体の上面開口に蓋片を熱融着させて使用する密封蓋付き飲料容器において、前記蓋片の任意箇所にストローの先端部を挿着することによって破断し得る程度の薄肉部を形成すると共に、当該薄肉部と重複しない蓋片の適宜箇所に外部に通じる開孔を形成し、繰り返し粘着可能な粘着層を裏面に形成した小蓋片によって当該開孔を閉塞するようにしたことを特徴とする密封蓋付き飲料容器である。
さらに、請求項3に係る考案は、コップ状の容器本体の全部または一部が透明ないし半透明のヒートシール可能な材質からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の密封蓋付き飲料容器である。
前記請求項1に係る考案によれば、コップ状の容器本体の上面開口には蓋片が熱融着されるので中の飲料は密封状態となり、外気に触れることがないので極めて衛生的であると共に、持ち運び時に飲料が漏れ出すのを有効に防ぐことができる。また、飲用に際しては、蓋片の任意箇所に形成してある薄肉部にストローの先端部を押し付ければ容易に蓋素材を破断でき円滑に中の飲料を飲用することができるものである。
また、請求項2に係る考案によれば、小蓋片を剥がして蓋片に形成してある開孔を露出させ、当該開孔を介して容器本体内にガムシロップやミルク等の補助添加物を入れることができ、入れた後は繰り返し粘着可能な粘着層によって小蓋片を貼り付け開孔を塞ぐことにより安全に飲用を楽しむことができるものである。また、請求項3のように容器本体の全部または一部を透明ないし半透明の材質を用いて製した場合には、内容量を確認できるのでさらに利便性の高い飲料容器とすることができる。
以下、本考案に係る密封蓋付き飲料容器の具体的構成を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本考案に係る飲料容器の一実施形態を示す斜視図、図2は図1のB−B線に沿った拡大断面図、図3は蓋片に形成した開孔周辺の拡大断面図である。
図中1はヒートシール可能な材質によってコップ状に作製された容器本体である。ヒートシール可能な材質としては、ポリエチレン樹脂が最適であるが、全体をポリエチレン樹脂で作製せずに、たとえば外側を、耐衝撃性に優れた効果を示現するポリエチレンテレフタレート樹脂層となし、内側、特に容器本体の上面部に熱融着性に優れたポリエチレン樹脂層を積層したような構成としてもよい。
また、厚手の紙を基材として、この内面にヒートシール層としてポリエチレン樹脂層を形成したような加工紙でも好適に用いることができる。なお、特に図示しないが、容器本体の外周部には、紙などで作製された把手を取り付けて飲用者の利便性に資する場合もある。
図中2は前記容器本体1の上面開口部を実質的に覆うだけの大きさをもったヒートシール性を有する材質からなる蓋片であり、図示する円筒状の容器本体1の場合には、蓋片2もこれに対応するよう円形状に形成するものである。この蓋片2はポリエチレン樹脂のような熱融着性の良好な合成樹脂によって全体を製するか、あるいは少なくとも蓋片2の内面にポリエチレン樹脂のような熱融着性に優れた合成樹脂層を積層してあるもので、図示しないヒートシーラー(熱融着装置)によって容器本体1の上面開口部を閉塞するように当該開口周縁部に融着させることができるものである。
本考案はこのような容器本体1の上面開口に蓋片2を熱融着させて使用する密封蓋付き飲料容器において、前記蓋片2の任意箇所にストロー4の先端部を挿着することによって破断し得る程度の厚さの薄肉部3を形成したことを特徴とするものである。薄肉部3の厚さは蓋片2の厚さの半分以下とすると、ストロー4の先端吸い口部をフラットにした状態のものでも容易に突き刺すことができる。なお、この薄肉部3はストロー4を挿着するまでは外被体として機能し、内部の飲料8の漏出を防止できるのは云うまでもない。
次に、図中5は前記薄肉部3と重複しない蓋片2の適宜箇所に形成した外部に通じる開孔であり、当該開孔5は繰り返し粘着可能な粘着層9を裏面に形成した小蓋片6によって閉塞された状態となっている。なお、この開孔6はガムシロップやミルク等の補助添加物を容器本体内に入れるためのものであり、したがって、これら補助添加物を入れるのに支障がない程度の大きさに開口させるものである。
なお、小蓋片6の基部7は蓋片2から容易に脱離しないように熱融着などの手段により適宜蓋片2に定着させるようにするとよい。また、繰り返し粘着可能な粘着層9は小蓋片6の裏面全体に塗布形成する必要はなく、蓋片2の開孔5の周縁部に対応する箇所のみに形成すれば充分である。
容器本体1は前記したように、ヒートシール可能な材質によって作製されるものであるが、その際、内部飲料8の残量が外側から視認できるように、全部または一部が透明ないし半透明となるような材質にて作製するのが好ましい。
本考案は以上のような構成からなり、コーヒーショップ等での使用に当たっては、容器本体1内に図示しないサーバーから所定量のコーヒー飲料を注ぎ入れた後、当該容器本体1の上面開口を覆うようにして蓋片2を被せ、容器本体1の上面部に蓋片1を当接させた状態でヒートシーラーによって熱融着する。これによって飲料8は容器本体1内に密封された状態となり、テイクアウト時に衝撃が加わっても漏出を防ぐことができる。
飲用に際しては、所望に応じて小蓋片6の先端に形成してある摘まみ部を摘んで開孔5を露出させ、適宜のミルクや砂糖等を開孔5を通じて容器本体1内に入れる。次いで、小蓋片6を蓋片2に粘着させて密封状態に戻し、ミルクや砂糖等を溶解させるため適当に容器本体1に振動を与える。その後、蓋片2に形成してある薄肉部3にストロー4を挿着して飲用するものである。
このように、本考案密封蓋付き飲料容器によれば、テイクアウト時に内部の飲料が漏れ出すのを有効に防止できると共に、飲用に際してストローの挿着を容易に行うことができ、且つ小蓋片によって開閉自在な開孔部を利用してガムシロップやミルク等の補助添加物を容器本体内に入れ、その後小蓋片を閉じることにより密閉状態を保持し、容器本体を振ることにより当該補助添加物と飲料を攪拌することができるという利点を併せ有するものである。
本考案に係る飲料容器の一実施形態を示す斜視図である。 図1のB−B線に沿った拡大断面図である。 蓋片に形成した開孔周辺の拡大断面図である。
符号の説明
1:容器本体
2:蓋片
3:薄肉部
4:ストロー
5:開孔
6:小蓋片
7:基部
8:飲料
9:粘着層

Claims (3)

  1. ヒートシール可能な材質からなるコップ状の容器本体と、この容器本体の上面開口を実質的に覆うだけの大きさをもったヒートシール性を有する材質からなる蓋片とからなり、容器本体の上面開口に蓋片を熱融着させて使用する密封蓋付き飲料容器において、前記蓋片の任意箇所にストローの先端部を挿着することによって破断し得る程度の薄肉部を形成したことを特徴とする密封蓋付き飲料容器。
  2. ヒートシール可能な材質からなるコップ状の容器本体と、この容器本体の上面開口を実質的に覆うだけの大きさをもったヒートシール性を有する材質からなる蓋片とからなり、容器本体の上面開口に蓋片を熱融着させて使用する密封蓋付き飲料容器において、前記蓋片の任意箇所にストローの先端部を挿着することによって破断し得る程度の薄肉部を形成すると共に、当該薄肉部と重複しない蓋片の適宜箇所に外部に通じる開孔を形成し、繰り返し粘着可能な粘着層を裏面に形成した小蓋片によって当該開孔を閉塞するようにしたことを特徴とする密封蓋付き飲料容器。
  3. コップ状の容器本体の全部または一部が透明ないし半透明のヒートシール可能な材質からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の密封蓋付き飲料容器。
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