JP3147785U - 地震発生で重錘が転倒し、その重みで鋼板製物置小屋の引き戸の錠前を解錠する装置 - Google Patents

地震発生で重錘が転倒し、その重みで鋼板製物置小屋の引き戸の錠前を解錠する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】鋼板製物置小屋の引き戸の鍵を地震発生と同時に解錠することのできる装置を提供する。【解決手段】鋼板製物置小屋の開き戸についている鍵を取り替えることなく、戸当たり柱1の開口部3を鍵フック5が外れる大きさに加工し、切り欠部を設けた穴を可動板8で塞ぎ、その可動板8と錘10をワイヤー12で繋ぎ地震の震動で錘10が台から落下すると錘10の重量と衝撃により可動板8が移動することにより切り欠き部を開放し、解錠を行うことを特徴とする装置である。【選択図】図5

Description

本考案は、鋼板製物置小屋の引き戸の鍵を地震発生と同時に解錠する装置である。円形板の台を設けその上に円柱形の錘を乗せて、地震の揺れで錘が台から落ちるとワイヤーの先に取り付けられた可動版が錘の重さで移動し、解錠するものである。
鍵の構造としては、引き戸に取り付けられた錠前に手を加えることなく、戸当たり柱の鍵フック穴に可動板を取り付け、可動板の移動により鍵フックが空を切るため解錠するものである。
地震による災害発生時の救助用機材保管庫の鍵を解錠するには、合い鍵が必要である。地震災害の混乱する中で合い鍵を持参したり、求めたりすることは、困難な状況が予想される。
従って、合い鍵なしでも地震の揺れで自動的に解錠する装置があれば、一刻を争う人命救助に役立つものである。
本案は、町内会や自治会で現在もっとも多く使われている通称鋼板製物置小屋に適用可能な方法として考案したものであり、既存の物置小屋にも取り付けが可能なように考慮した装置である。
本案は、一般に使用されている引き戸式物置小屋の引き戸側の錠前を取り替えることなく、錠前とは反対側の戸当り柱の中空を利用して取り付けるものである。
引き戸側に取り付けられた錠前は、鍵を掛けることにより鍵フックが戸当り柱の開口部に入り込み、フックが鉄板に引っ掛かることで施錠される。従って、その引っ掛かり部分を切り取り、その部分にスライド可能な鉄板即ち可動板を当てる。可動板がフックに引っ掛かる位置にあるときは施錠、フックから外れた位置にあるときは解錠になるようにと考えた。
その可動版を地震によって、移動させる方法として錘が台板から落ちて、その重みによって可動版を移動させるものとする。
図面により以下説明する。
▲1▼図2の引き戸(2)に取り付けられたシリンダー錠(6)の鍵を掛けると鍵フック(5)が図1の戸当たり柱(1)に開いている開口部(3)に円弧の軌跡をたどって入り込む。鍵フックは、本案装置を取り付け前の切り欠き部(4)がない場合は、鍵フックが鉄板に引っ掛かるので施錠状態となる。
本案は、戸当たり柱の開口部の一端を開口部につづいて同じ幅に切り欠く。その切り欠き部を塞ぐように穴に合わせて可動板を取り付ける。
▲2▼図4の戸当たり柱(1)の内側、即ち中空部にレール(7)を設けてレールに沿って上下に移動する可動板(8)を取り付ける。可動板はスプリングA(14)で引っ張られ、絶えずストッパー(9)で中央の位置で止まっている。従って、鍵フックは可動板に引っ掛かり引き戸は施錠状態となる。
可動板は、ワイヤー(12)により錘(10)に繋がっており錘は台座(11)の上に乗っている。
ワイヤーは、弛みを取り除くようにスプリングB(15)によって張られ滑車(13)で台座の位置に導く構造になっている。
スプリングBは、スプリングAより収縮率の弱いものを使用するため可動板は、スプリングBによって引っ張られることなく鍵フックの引っ掛かる位置にとどまるものとする。
▲3▼図3の断面図および図5の解錠時の立体図は、地震により台座(11)の上の錘(10)が台座から転倒し、錘の重量によりスプリングB(15)が延びてワイヤーの先に繋がれている可動板が下に移動する。
従って、鍵フックは引っ掛かる部分がなくなるため解錠状態になり、引き戸は錠が下りた状態であるが開くことができる。
鋼板製物置小屋は多種多様な用途があり、中でも町内会等で防災機器を格納した物置小屋が公園などで見受けられる。
それらの物置小屋は、通常は鍵が掛けられており扉を開けることは不可能である。従って、地震による災害時には鍵がないため扉が開かず救助活動が間に合わない場合が想定される。
そのような事態にならないように本案の解錠装置を町内会や自治会等の防災機器格納物置に取り付け、震災に備えれば災害の減少に期待できるものと思われる。
以下、本考案の実施形態を説明する。
本考案の解錠装置は電気を一切使用せず錘の落下を利用して機械的に解錠するシンプルな装置である。
また、本案の解錠装置は民家が倒壊するような地震に対して確実に作動し、解錠するものでなければならない。
本考案の解錠装置は、扉側の錠前を取り替えまたは改造することなく、戸当たり柱側に本案の解錠装置を取り付けた。
錘を載せる台板は、L字形のアームによって物置小屋の壁面に取り付け、錘と可動板を繋ぐワイヤーは弛まないようにワイヤーの一部にスプリングを取り付けて引っ張ることにした。また、スプリング部分のワイヤーは弛ませて錘が台板から落ちたときに可動板に衝撃を与えるようにできるだけ長くした。
一方、可動板を摺動するレールは可動板が上下にスライドができるように鉄板をプレスで打ち抜き、可動板を挟んで戸当たり柱に取り付けた。可動板は、錘が落ちたときの衝撃で変形しないように十分な強度を持たせた材質を選び加工を行った。
本考案の戸当たり柱外観図 本考案に関係する引き戸外観図 本考案の断面図 本考案の通常時の立体図 本考案の解錠時の立体図
符号の説明
1 戸当たり柱
2 引き戸
3 開口部
4 切り欠き部
5 鍵フック
6 シリンダー錠
7 レール
8 可動板
9 ストッパー
10 錘
11 台座
12 ワイヤー
13 滑車
14 スプリングA
15 スプリングB

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  1. 地震発生で重錘が転倒し、その重みで鋼板製物置小屋の引き戸の錠前を解錠する装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222843A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Sanai Bussan Kk 建築物の扉の鍵が振動で解ける自己解錠装置
JP2011001788A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Sanai Bussan Kk 扉自己解錠装置

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