JP3147175U - 重量物品の倒れ防止装置 - Google Patents

重量物品の倒れ防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】大きな地震が発生して強い揺れや振動が生じた際にも、重量物品の浮き上がりや横ずれに加え、その倒れを確実に防止することができる重量物品の倒れ防止装置を提供する。
【解決手段】タンス等の家具や冷蔵庫等の電化製品から成る重量物品の底面と床面との間に載置可能な板状部材1と、板状部材1から略垂直方向に立ち上げられ、重量物品の下部正面又は下部側面と当接し得る保持壁部1aと、板状部材1の表面及び裏面に貼着されて粘着性を有しつつ振動を吸収し得るシート状部材2、3とを具備し、地震発生時に重量物品を保持して倒れを防止するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、地震発生時にタンス等の家具や冷蔵庫等の家電製品等の比較的重量がある重量物品を保持して倒れを防止するための重量物品の倒れ防止装置に関するものである。
タンス等の家具や冷蔵庫等の家電製品等の比較的重量がある物品(以下、重量物品と呼ぶ。)が地震発生時における揺れや振動により倒れてしまい、人的及び物的被害が生じてしまうのを回避すべく、従来より、重量物品の倒れ防止装置が提案されるに至っている。かかる重量物品の倒れ防止装置は、釘等を用いず重量物品を固定するのが特徴とされ、例えば粘着性を有しつつ振動を吸収し得るとともに重量物品の底面に貼着される粘着シート型部材から成るもの等が挙げられる。尚、かかる先行技術は、文献公知考案に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来の重量物品の倒れ防止装置においては、大きな地震が発生して強い揺れや振動が生じた際、重量物品の倒れを防止するのに不十分であるという問題があった。即ち、従来の如き粘着シート型部材から成る重量物品の倒れ防止装置においては、重量物品の底面と床面との間を粘着して固定するのみであったため、重量物品の浮き上がりや横ずれ等の防止には効果をある程度発揮し得ると思われるものの、強い揺れや振動が生じた際に倒れようとする重量物品を支えきれず、倒れ防止を十分に果たし得ないという不具合があったのである。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、大きな地震が発生して強い揺れや振動が生じた際にも、重量物品の浮き上がりや横ずれに加え、その倒れを確実に防止することができる重量物品の倒れ防止装置を提供することにある。
係る目的を達成すべく、本考案のうち請求項1に記載の考案は、タンス等の家具や冷蔵庫等の電化製品から成る重量物品の底面と床面との間に載置可能な板状部材と、該板状部材から略垂直方向に立ち上げられ、前記重量物品の下部正面又は下部側面と当接し得る保持壁部と、前記板状部材の表面及び裏面に貼着されて粘着性を有しつつ振動を吸収し得るシート状部材とを具備し、地震発生時に前記重量物品を保持して倒れを防止することを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1記載の重量物品の倒れ防止装置において、前記保持壁部と板状部材とに亘って補強用のリブが形成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2記載の重量物品の倒れ防止装置において、前記保持壁部は、前記板状部材の一部を略垂直方向に折り曲げ加工して成ることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3の何れか1つに記載の重量物品の倒れ防止装置において、前記重量物品に応じて保持壁部に任意に固着可能とされ、当該保持壁部より高さ寸法が大きい補助板材を有することを特徴とする。
請求項1の考案によれば、板状部材の表面及び裏面に貼着されて粘着性を有しつつ振動を吸収し得るシート状部材を具備するとともに、当該板状部材から略垂直方向に立ち上げられて重量物品の下部正面又は下部側面と当接し得る保持壁部を有するので、大きな地震が発生して強い揺れや振動が生じた際にも、重量物品の浮き上がりや横ずれに加え、その倒れを確実に防止することができる。
請求項2の考案によれば、保持壁部と板状部材とに亘って補強用のリブが形成されたので、倒れ防止装置全体の強度を向上することができ、より確実に重量物品の倒れを防止することができる。
請求項3の考案によれば、保持壁部は、板状部材の一部を略垂直方向に折り曲げ加工して成るので、倒れ防止装置をより簡単に製造することができるとともに、部品点数を削減して簡単な構成とすることができる。
請求項4の考案によれば、重量物品に応じて保持壁部に任意に固着可能とされ、当該保持壁部より高さ寸法が大きい補助板材を有するので、重量物品の下部寸法及び形状に応じて保持することができ、種々形態の重量物品に対して倒れ防止効果をより向上させることができる。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る重量物品の倒れ防止装置は、地震発生時に重量物品を保持して倒れを防止するためのものであり、図1、2に示すように、板状部材1と、保持壁部1aと、シート状部材2、3と、リブ4とから主に構成されている。板状部材1と保持壁部1aとは、1枚の金属製板材をプレス加工にて形成されたもので、一体なものとされている。
板状部材1は、タンス等の家具や冷蔵庫等の電化製品から成る重量物品T(図3参照)の底面と床面との間に載置可能なものであり、その一部に保持壁部1a及び切欠部1bが形成されて成るものである。保持壁部1aは、板状部材1から略垂直方向(図中上方)に立ち上げられ、図3に示すように、重量物品Tの下部正面と当接し得る部位である。尚、重量物品Tの下部側面と当接し得るよう倒れ防止装置を配設してもよい。
更に、保持壁部1aと板状部材1の表面とに亘って補強用のリブ4が形成されている。かかるリブ4は、本実施形態においては、保持壁部1aの高さ方向に延設されるとともに、連続して板状部材1の表面にも形成されており、本実施形態においては2本略平行に形成されている。尚、当該リブ4を1本のみ形成するようにしてもよく、或いは3本以上形成するよう構成してもよい。
然るに、上記保持壁部1a及びリブ4を形成するには、図4(a)に示すように、1枚の金属製平板にプレス加工やレーザー加工等にてコ字状の切り込みBを形成した後、プレス成形等にてリブ4を同図(b)の如く形成する。そして、切り込みBに沿って立ち上げて保持壁部1aを形成すれば、同図(c)に示すように、保持壁部1aと板状部材1の表面とに亘って補強用のリブ4が形成されることとなる。尚、切り込みBに沿って立ち上げて保持壁部1aを形成する過程で、切欠部1bが形成されることとなる。
シート状部材2、3は、板状部材1の表面(図中上面)及び裏面(図中下面)に貼着されて粘着性を有しつつ振動を吸収し得る例えばゲル状のものから成り、例えば汎用の接着剤にて表面及び裏面にそれぞれ強固に貼着されている。このうち、シート状部材2は、板状部材1における切欠部1b以外の表面においてコ字状に形成されているとともに、シート状部材3は、板状部材1における切欠部1b以外の裏面全域に亘って形成されるため、その裏面においてロ字状に形成されている。尚、本実施形態においては、ロ字状又はコ字状のシート状部材を板状部材1の表面及び裏面に接着させているが、小さな矩形状のものを複数貼着させるようにしてもよい。
上記実施形態によれば、板状部材1の表面及び裏面に貼着されて粘着性を有しつつ振動を吸収し得るシート状部材2、3を具備するとともに、当該板状部材1から略垂直方向に立ち上げられて重量物品Tの下部正面又は下部側面と当接し得る保持壁部1aを有するので、図3で示す如く予め配設すれば、大きな地震が発生して強い揺れや振動が生じた際にも、重量物品Tの浮き上がりや横ずれに加え、その倒れを確実に防止することができる。
即ち、シート状部材2、3の粘着性及び振動吸収性により、重量物品Tの浮き上がりや横ずれを防止するとともに、保持壁部1aにより、重量物品Tの下部正面(又は下部側面)と当接して保持するので、重量物品Tの倒れを確実に防止することができるのである。また、保持壁部1aと板状部材1とに亘って補強用のリブが形成されたので、倒れ防止装置全体の強度を向上することができ、より確実に重量物品の倒れを防止することができる。
尚、冷蔵庫等、底面にコロ(小さな車輪)等が付いているものにおいては、切欠部1bに当該コロを嵌め込めば、地震発生時にコロの転がりによるずれも抑制することができる。その場合であっても、保持壁部1aを冷蔵庫等の重量物品Tの下部正面又は下部側面に当接させて配設する必要がある。また、保持壁部1aの一方の面(重量物品Tの下部正面又は下部側面と当接する面)にシート状部材2、3と同様のシート状部材を貼着させるようにしてもよい。この場合、当該保持壁部1aとの当接によって重量物品Tに傷等が生じてしまうのを回避することができるとともに、当該重量物品Tの倒れをより確実に防止することができる。
更に、本実施形態によれば、保持壁部1aは、板状部材1の一部を略垂直方向に折り曲げ加工して成るので、倒れ防止装置をより簡単に製造することができるとともに、それぞれ別体のものを溶接等にて接続させるものに比べ、部品点数を削減して簡単な構成とすることができる。勿論、別体に形成された保持壁部及び板状部材を用意し、これらが互いに略垂直方向に延びるよう溶接等させて重量物品の倒れ防止装置としてもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本考案はこれらに限定されず、例えば図5、6に示すように、重量物品Tに応じて保持壁部1aに任意に固着可能とされ、当該保持壁部1aより高さ寸法tが大きい補助板材5を有したものであってもよい。例えば、保持壁部1a及び補助板材5のそれぞれに孔1aa、5aを形成しておき、それらを連通させた状態とするとともに、当該孔1aa、5aにタップネジNを挿通させることにより当該保持壁部1aに補助板材5を固着させるようにすることができる。勿論、孔5aの内周面に雌ネジ形状を形成しておき、ネジNを螺合させるようにしてもよい。更に、保持壁部1aを形成した後、その折り曲げ部に対して部分的に火炎焼き入れ等を施し補強を図るのが好ましい。
しかして、下部の寸法Ta(図3で示すように、最下段の引き出しまでの寸法)が小さなタンス等に対しては、補助板材5を用いず、当該寸法Taが大きいものを適用するに際して選択的に補助板材5を保持壁部1aに固着させることができる。これにより、重量物品Tに応じて任意寸法の補助板材5を保持壁部1に任意に固着可能とされるので、重量物品Tの下部寸法Ta及び形状に応じて保持することができ、種々形態の重量物品に対して倒れ防止効果をより向上させることができる。
タンス等の家具や冷蔵庫等の電化製品から成る重量物品の底面と床面との間に載置可能な板状部材と、該板状部材から略垂直方向に立ち上げられ、重量物品の下部正面又は下部側面と当接し得る保持壁部と、板状部材の表面及び裏面に貼着されて粘着性を有しつつ振動を吸収し得るシート状部材とを具備し、地震発生時に重量物品を保持して倒れを防止する重量物品の倒れ防止装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本考案の実施形態に係る重量物品の倒れ防止装置を示す全体斜視図 図1におけるII−II線断面図 同重量物品の倒れ防止装置において保持壁部を重量物品の下部正面に当接させて設置した状態を示す模式図 同重量物品の倒れ防止装置における保持壁部及びリブの形成過程を示す模式図 本考案の他の実施形態に係る重量物品の倒れ防止装置を示す全体斜視図 図5におけるVI−VI線断面図
符号の説明
1 板状部材
1a 保持壁部
2、3 シート状部材
4 リブ
5 補助板材
T 重量物品

Claims (4)

  1. タンス等の家具や冷蔵庫等の電化製品から成る重量物品の底面と床面との間に載置可能な板状部材と、
    該板状部材から略垂直方向に立ち上げられ、前記重量物品の下部正面又は下部側面と当接し得る保持壁部と、
    前記板状部材の表面及び裏面に貼着されて粘着性を有しつつ振動を吸収し得るシート状部材と、
    を具備し、地震発生時に前記重量物品を保持して倒れを防止することを特徴とする重量物品の倒れ防止装置。
  2. 前記保持壁部と板状部材とに亘って補強用のリブが形成されたことを特徴とする請求項1記載の重量物品の倒れ防止装置。
  3. 前記保持壁部は、前記板状部材の一部を略垂直方向に折り曲げ加工して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の重量物品の倒れ防止装置。
  4. 前記重量物品に応じて保持壁部に任意に固着可能とされ、当該保持壁部より高さ寸法が大きい補助板材を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の重量物品の倒れ防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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