JP3146462U - 紙袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】密封性に優れ、かつ容易に開封することが出来るとともに、開封時に内容物が漏れにくい紙袋を提供する。
【解決手段】最内層の筒状体3を、将来開封口4となる側へ突出させ、その後、開封口4を2回以上折り返し、さらに開封手段を有する当て紙11で包囲固定して封緘するとともに、開封側とは反対の側の充填口5は2回以上折り返し、さらに、開封手段を具えない当て紙7で包囲固定して封緘するようにした紙袋。
【選択図】図2

Description

この考案は、複数層の筒状体からなる紙袋に関し、特に収容した内容物の漏れを可及的に低減させるようにした紙袋に関する。
一般に紙袋内に内容物、特に内容物として粉体を紙袋内に充填収容して、封緘する場合、封緘口をミシンにより封緘すると、内容物がミシン目から漏れる虞があることから、これを防止するため、従来から袋口部を折り曲げて封緘する方法が採用されている。
このような袋口部を折り曲げて封緘し、これにより収容した内容物の漏れを可及的に低減させるようにした紙袋は、一般的にピンチバックと称され、現在でもその紙袋は広く使用されている。
このピンチバックは、強度、密封性に優れる反面、袋端部を階段状に加工形成し、かなり複雑な形状となっており、生産性及び開封性が劣る難点がある。
これらの欠点を解消するため、従来では特開平4−44960号公報に開示されているように、両端を直線切りした複数層の筒状体の最内層の筒状体を内容物の充填口となる側へ予め突出させるとともに、将来開封口となる側の最内層の筒状体を、前記充填口となる側へ突出させた分だけ引き込み、さらに、前記充填口となる側を少なくとも二回折り曲げ、さらに当て紙で折り曲げ部分を包囲するとともに、将来開封口となる側も少なくとも二回折り曲げ、さらに開封用テープ付きの当て紙で折り曲げ部分を包囲し封緘するものが紹介されている。
特開平4−44960号公報
しかしながら、前記特開平4−44960号公報に記載された紙袋の封緘構造では、将来開封口となる側の最内層の筒状体を引き込む構造のため、開封時に、開封側端部に内容物が回りこみ易く、開封テープにより開封口の当て紙を切って開封すると、内容物がこぼれることがあり、また紙袋を構成する複数層の筒状体の層間へ内容物が入り込み易い虞があった。
この考案は、上述した事情に鑑み、密封性に優れ、かつ容易に開封することが出来るとともに、開封時に内容物が漏れにくい紙袋を提供する。
上述した課題を解決するため、この考案の紙袋では、両端を直線切りした複数層の筒状体からなる紙袋において、最内層の筒状体を、その他の層の筒状体よりも将来開封口となる側へ突出させ、その後、該開封口となる側を2回以上折り返し、さらに開封手段を有する当て紙で包囲固定して封緘するとともに、前記開封口となる側とは反対の側の充填口となる側を2回以上折り返し、さらに、当て紙で包囲固定して封緘するようにしている。
上述した本考案に関わる紙袋によると、最内層の筒状体が、その他の層の筒状体よりもずれて突出しているので、比較的浅い折幅であっても、一回目の折り曲げが容易で、しかも確実に折り曲げることが出来る。
紙袋を構成する筒状体の層が多いい場合、折り曲げた方向の面と、その反対との面で袋端の位置にずれが大きくなる。15mm程度の浅い折の場合、層が増えるほど折に対する反発が増し、封緘不良を発生させやすく、この程度の倍の深さで折ることが多い。特にヒダ付の紙袋では、ヒダの部分での筒状体の層数は倍となり、この傾向が特に現れやすくなる。これに対し、本願考案の紙袋では、前述したように最内層の筒状体が、その他の層の筒状体よりもずれて突出しているので浅く折り易く、また袋に使用する紙の量も押さえられる。筒状体の層をずらすことでさらに抑えられる。最内層の筒状体が突出した側を開封口とすることで、開封時の内容物の漏れを押さえることが出来る。将来開封口側となる部分で、最内層の筒状体が突出する形状であるため、開封後に全量排出せず小出しで使用する客先でも筒状体の層間に内容物が入り込むことが少ない。
以下、この考案に関わる紙袋の一実施例を詳述する。
図1はこの考案に関わる紙袋1の正面図、図2は、図1のCC概念断面図である。
この紙袋1は、両端を直線切りした2層の筒状体2,3から構成されている。
この2層の筒状体2,3うち、最内層の筒状体3の上下端のうち、将来開封口4となる側の下端3aは、最外層の筒状体2の下端2aよりも、外側に突出している。
また最内層の筒状体3の上下端のうち、内容物の充填口5となる側の上端3bは、その下端3aが最外層の筒状体2の下端2aよりも、外側に突出する分だけ、最外層の筒状体2の上端2bよりも内側に引き込まれている。
そして、充填口5側に位置する最外層の筒状体2の一方の表面には、エマルジョン型接着剤からなる接着層6を介し開封テープ等の開封手段を具えない当て紙7の一端が固着されている。なお、この当て紙7の他端には、ホットメルト型接着剤からなる接着層8が塗布されている。
一方、将来開封口4側に位置する最外層の筒状体2の一方の表面には、エマルジョン型接着剤からなる接着層9を介し開封テープ10等の開封手段を具えた当て紙11の一端が固着されている。なお、この当て紙11の他端には、エマルジョン型接着剤からなる接着層12が塗布されている。なお、図2で符号Dは、2層の筒状体2,3間を互いに接着して固定する接着層である。
次に、上述した本願考案に関わる紙袋1に関し、内容物を収容し、各口部を封緘後、落下試験を行い、本願考案に関わる紙袋1の作用効果を検証した。
(試験内容)
図1、図2に示す、最内層の筒状体3の下端3aと、最外層の筒状体2の下端2aとの間を15mmずらしたヒダ付き紙袋1を作成した。
その後、最内層の筒状体3の下端3aが突出した方を、その下端3aより上方へ15mmと45mmの位置で、図3に示すように、それぞれ同一方向へ2回折り曲げて折込み部分Eを形成し、開封テープ10付き当て紙11で折込み部分Eを包囲し、当て紙11の接着層12を最外装の筒状体2の他の表面に接着して、将来開封口4となるよう封緘し、袋状に形成した。
その後、図3に示す充填口5側に位置する、最内層の筒状体3の上端3b間へ粉状の塩化ビニール樹脂を15kg充填し、最外層の筒状体2の上端2bより下方へ15mm及び35mmの位置で、図4に示すように同一方向に2回折り曲げて折込み部分Fを形成し、開封テープ等の開封手段がない当て紙7で折込み部分Fを包囲し、当て紙7の接着層8を最外層の筒状体2の他の表面に接着して、充填口5を封緘した。
比較として、図示はしないが、同一構成・寸法の紙袋であって、最外層の筒状体が突出(図2でいう2b)した方を、開封テープ10付き当て紙11で折込み、将来の開封口となる袋を作成し、これにも同様の内容物を充填し、封緘した。
各袋について、開封口側から着地するよう約50cmの高さから5回、胴面から着地するよう約80cmの高さから5回落下させた後、開封テープ10を引き裂いて開封口4側から開封し、袋外へこぼれた内容物の量を比較した、
(結果)
各袋4袋を用い、こぼれた重量の合計を測定した。
Figure 0003146462
結果は、本件の袋(本願考案に関わる紙袋)は、0.16gであるのに対し、比較のための袋は、3.02gであり、開封口4として最内層の筒状体を、将来開封口となる側へ突出させ、その後、開封口を2回以上折り返し、さらに開封手段を有する当て紙で包囲固定して封緘することにより、開封時に内容物がこぼれる量が極めて少ない袋を得ることが出来た。
なお、上記実施例では、将来開封口4となる、最内層の筒状体3の下端3aが突出した方を、2回折り曲げるようにしたが、この考案は上記実施例に限定されることなく、2回以上、例えば3回折り曲げてもよく、その折り曲げ回数に限定されない。
さらに、上記実施例では、ヒダ付きの紙袋1に付いて詳述したが、紙袋1の形式は、ヒダ付の紙袋に限定されることなく、ヒダ無の紙袋にも適用できることは言うまでもない。さらに、上記実施例では、2層の筒状体からなる紙袋1について詳述したが、筒状体の層の数は上記2層に限定されることなく、2層以上、例えば3層、4層でもよく、その層数に限定されない。
この考案の紙袋は、密封性に優れ、かつ容易に開封することが出来るとともに、開封時に内容物が漏れにくい紙袋に適している。
図1は本願考案に係わる、紙袋の一部破断正面図。 図2は、図1のCC概念断面図。 図3は、本願考案に係わる紙袋の、将来開封口側となる部分を当て紙で包囲固定して封緘した状態を示す概念断面図。 図4は、本願考案に係わる紙袋の、充填口側を当て紙で包囲固定して封緘した状態を示す概念断面図。
符号の説明
1…紙袋
3…最内層の筒状体
4…開封口
5…充填口
7,11…当て紙
10…開封手段(開封テープ)

Claims (5)

  1. 両端を直線切りした複数層の筒状体からなる紙袋において、
    最内層の筒状体を、その他の層の筒状体よりも将来開封口となる側へ突出させ、その後、該開封口となる側を2回以上折り返し、さらに開封手段を有する当て紙で包囲固定して封緘するとともに、
    前記開封口となる側とは反対の側の充填口となる側を2回以上折り返し、さらに、当て紙で包囲固定して封緘するようにしたことを特徴とする紙袋。
  2. 前記紙袋は、ヒダ付の紙袋であることを特徴とする請求項1に記載の紙袋。
  3. 前記紙袋は、ヒダなしの紙袋であることを特徴とする請求項1に記載の紙袋。
  4. 前記将来開封口となる側の折り返し回数は3回であることを特徴とする請求項1に記載の紙袋。
  5. 前記開封手段は開封テープであることを特徴とする請求項1に記載の紙袋。
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