JP3145044U - 局所ハンダ付け装置に用いられるハンダ吐出ノズル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筒状の細径ノズルより必要少量の溶融ハンダを吐出し、基板と接触させることにより、該基板下面に必要小面積の範囲でハンダ付けを行うところの局所ハンダ付け装置に用いられるハンダ吐出ノズルであって、該ノズルは、ハンダ槽内に取付けられるノズル基部2と、その上面に直立するノズル先端部4とを備え、該ノズル先端部を該ノズル基部に対して磁気的に吸着し、そして分離することを可能にする着脱構造を有し、また前記ノズル基部の上面3と、これに接触する前記ノズル先端部の下面7とは、ともに、ハンダ吐出ノズルの中心線と直交する平面上にあり、そして該ノズル先端部が該ノズル基部に対し摺り移動するのを抑止する中心ずれ防止構造を備えてなる、ハンダ吐出ノズル。
【選択図】図2
Description
そこで、ハンダ槽内でのノズルの交換作業をいたって容易になすことができ、且つ経時使用の間にわたってノズルの位置ずれを起こさず正確なハンダ付けをなすことができるハンダ吐出ノズルが望まれる。
筒状の細径ノズルより必要少量の溶融ハンダを吐出し、基板と接触させることにより、該基板下面に必要小面積の範囲でハンダ付けを行うところの局所ハンダ付け装置に用いられるハンダ吐出ノズルであって、
該ノズルは、ハンダ槽内に取付けられるノズル基部と、その上面に直立するノズル先端部とを備え、該ノズル先端部を該ノズル基部に対して磁気的に吸着し、そして分離することを可能にする着脱構造を有し、
また前記ノズル基部の上面と、これに接触する前記ノズル先端部の下面とは、ともに、ハンダ吐出ノズルの中心線と直交する平面上にあり、
そして該ノズル先端部が該ノズル基部に対し摺り移動するのを抑止する中心ずれ防止構造を備えてなる、ハンダ吐出ノズルに関する。
このうち好ましい態様は、中心ずれ防止構造は、ノズル先端部の下面の周縁に形成された周壁と、ノズル基部の上面の周縁に形成された、該周壁に嵌合される段部とからなる、前述のハンダ吐出ノズルに関する。
別の好ましい態様は、着脱構造は、ノズル先端部の少なくとも下部が磁性体から成るとともに、ノズル基部に永久磁石が内蔵されることにより構成されている、ハンダ吐出ノズルに関する。
さらに別の好ましい態様は、着脱構造は、ノズル基部の少なくとも上部が磁性体から成るとともに、ノズル先端部に永久磁石が内蔵されることにより構成されている、ハンダ吐出ノズルに関する。
また別の好ましい態様は、着脱構造は、ノズル先端部の少なくとも下部とノズル基部の少なくとも上部とに夫々永久磁石が内蔵されて成る、ハンダ吐出ノズルに関する。
また別の好ましい態様は、ノズル先端部は、その重心がノズル下半部の中心線上に位置するような形状をなす、ハンダ吐出ノズルに関する。
さらに、この中心ずれ防止構造を、ノズル先端部の下面の周縁に形成された周壁と、ノズル基部の上面の周縁に形成された、該周壁に嵌合される段部とからなるものとすることによって、ノズル先端部の摺り移動をより効果的に防止するとともに、ノズル先端部とノズル基部との隙間への溶融ハンダの侵入を防止できるので、正確な位置でのハンダ付けを常に確保することができる。
また、ノズル先端部を、その重心がノズル下半部の中心線上に位置するような形状となすことにより、ノズル先端部を安定させ、ずれ移動しにくくすることができる。
そしてこれらの特徴が達成されるため、本考案においては、ノズル先端部をノズル基部に対して磁気的に吸着し、そして分離することを可能にする着脱構造をハンダ吐出ノズルに採用している。この着脱構造によって、例えば、ノズル先端部の下部をノズル基部の上部に単に載せ置くようにすれば、互いに磁気により吸着してノズル先端部を容易に取付けることができる。逆に、ノズル先端部をノズル基部から取外すときには、ノズル先端部を単に上方に持ち上げるだけで容易に行うことができる。そのため、ノズル先端部の交換において、ねじ込み及びねじ締め等の面倒な作業は不要となり、ハンダ槽内であっても交換作業は非常に簡単なものとなる。また、ノズルに付与する磁力は、ハンダ付けの際にハンダ吐出ノズルの直立姿勢が保持され、及びノズル基部とノズル先端部との中心線がずれを生じず、しかし、ノズル先端部をノズル基部から容易に取外すことができる程度の強さのものであればよい。
及び形状を考慮するのがよい。例えば、ノズル基部にはその内側においてノズルの中心線に沿って溶融ハンダの給送路が形成されているため、この給送路を取り囲むような環状の永久磁石をノズル基部の上部に内蔵した構造を挙げることができる。永久磁石は完全な環状でなく、部分的に欠落した形状のものであってもよい。
着脱構造を、ノズル基部の少なくとも上部が磁性体から成るとともに、ノズル先端部に永久磁石が内蔵したことにより構成する場合には、上記と同様の形状の永久磁石がノズル先端部の下部に内蔵された構造でよい。
また、ノズル先端部の少なくとも下部とノズル基部の少なくとも上部とに夫々永久磁石を内蔵したことにより構成する場合には、環状の永久磁石2個を極性が反対となるように配置する構成でよい。
図1及び図1のA−A線における断面図である図2に示すように、本考案のハンダ吐出ノズル1は、局所ハンダ付け装置に用いられるものであり、筒状の形状を有している。そしてハンダ吐出ノズル1は、ハンダ槽内(図示せず)に取付けられるノズル基部2と、その上面3に直立するノズル先端部4(ステンレス製;高さおよそ8cm;上端の内径およそ7mm)とを備えたものである。ノズル基部2の上部5には、リング状の永久磁石6が内蔵されており、ノズル先端部4をノズル基部2に対して磁気的に吸着及び分離することのできる着脱構造となしたものである。ここで、このハンダ吐出ノズル1は、ノズル基部2の上面3とこれに接触するノズル先端部4の下面7がともに、ハンダ吐出ノズル1の中心線(図中のP−P線)と直交する平面上(側面からみてQ−Q線に相当する)にある構造のものである。また、ハンダ吐出ノズル1には、中心ずれ防止構造として、ノズル先端部4の下面7の周縁にはその全体にわたる周壁8(厚さおよそ1mm)を形成し、他方、ノズル基部2の上面3の周縁には、その全体にわたり周壁8に嵌合される段部9を形成している。そしてまた、ノズル先端部4は、上半部10よりも下半部11が水平方向に膨らむ形状に成形されており、重心が下半部の中心線上に位置するものとされている。
而して、図3及び図4に示すように、このノズル先端部4を上方へと持ち上げてノズル基部2から分離するという単純な動作でノズル基部2から取外すことができる。その一方
で、新品のノズル先端部4の下面7をノズル基部2の上面3に接触させることにより、永久磁石6の磁力により吸着するため簡単に取付けることができるし、ノズル先端部4の下部12をノズル基部2の上部5に単に嵌合することによって中心合わせもまた容易である。このように、本考案のハンダ吐出ノズル1は、その交換の際に従来のような面倒なねじ込み及びねじ締め作業を必要とせず、中心合わせも容易であるため、その交換が容易であり且つ安全である。
ノズル取付け部 17 溶融ハンダ
Claims (8)
- 筒状の細径ノズルより必要少量の溶融ハンダを吐出し、基板と接触させることにより、該基板下面に必要小面積の範囲でハンダ付けを行うところの局所ハンダ付け装置に用いられるハンダ吐出ノズルであって、
該ノズルは、ハンダ槽内に取付けられるノズル基部と、その上面に直立するノズル先端部とを備え、該ノズル先端部を該ノズル基部に対して磁気的に吸着し、そして分離することを可能にする着脱構造を有し、
また前記ノズル基部の上面と、これに接触する前記ノズル先端部の下面とは、ともに、ハンダ吐出ノズルの中心線と直交する平面上にあり、
そして該ノズル先端部が該ノズル基部に対し摺り移動するのを抑止する中心ずれ防止構造を備えてなる、ハンダ吐出ノズル。 - 前記中心ずれ防止構造は、ノズル先端部の下面の周縁に形成された周壁と、ノズル基部の上面の周縁に形成された、該周壁に嵌合される段部とからなる、請求項1に記載のハンダ吐出ノズル。
- 前記着脱構造は、ノズル先端部の少なくとも下部が磁性体から成るとともに、ノズル基部に永久磁石が内蔵されることにより構成されている、請求項1に記載のハンダ吐出ノズル。
- 前記着脱構造は、ノズル基部の少なくとも上部が磁性体から成るとともに、ノズル先端部に永久磁石が内蔵されることにより構成されている、請求項1に記載のハンダ吐出ノズル。
- 前記着脱構造は、ノズル先端部の少なくとも下部とノズル基部の少なくとも上部とに夫々永久磁石が内蔵されて成る、請求項1に記載のハンダ吐出ノズル。
- 前記ノズル先端部は、その重心がノズル下半部の中心線上に位置するような形状をなす、請求項1に記載のハンダ吐出ノズル。
- 前記着脱構造は、ノズル先端部の少なくとも下部が磁性体から成るとともに、ノズル基部に永久磁石が内蔵されることにより構成されている、請求項2に記載のハンダ吐出ノズル。
- 前記ノズル先端部は、その重心がノズル下半部の中心線上に位置するような形状をなす、請求項7に記載のハンダ吐出ノズル。
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JP2008004744U JP3145044U (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 局所ハンダ付け装置に用いられるハンダ吐出ノズル |
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KR20180040425A (ko) * | 2016-10-12 | 2018-04-20 | 최병찬 | 노즐 |
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2008
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