JP3144793B2 - 部品吸着ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置 - Google Patents

部品吸着ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置

Info

Publication number
JP3144793B2
JP3144793B2 JP28209590A JP28209590A JP3144793B2 JP 3144793 B2 JP3144793 B2 JP 3144793B2 JP 28209590 A JP28209590 A JP 28209590A JP 28209590 A JP28209590 A JP 28209590A JP 3144793 B2 JP3144793 B2 JP 3144793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
suction nozzle
component suction
tip
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28209590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04155999A (ja
Inventor
毅 岡田
真透 瀬野
孝男 柏崎
修一 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28209590A priority Critical patent/JP3144793B2/ja
Publication of JPH04155999A publication Critical patent/JPH04155999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3144793B2 publication Critical patent/JP3144793B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子部品装着装置または部品テーピング装
置において電子部品を吸着し、移送するための部品吸着
ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装置装置
に関する。
従来の技術 現在、電子部品の高密度実装を必要とする分野の拡大
とともに、電子部品には小型微小化,計量化,多機能化
が求められている。とりわけ実装スペースの最小化を目
指し、外形寸法が縦×横×高さ=1.0mm×0.5mm×0.3mm
程度の角型チップ(以下1005チップと呼ぶ)の導入が検
討されている。
以下、第4図(a)〜(c)を用いて従来の部品吸着
ノズルの一例について説明する。
第4図(a)は従来の部品吸着ノズルの斜視図、第4
図(b)は同部品吸着ノズルの先端部の拡大斜視図、第
4図(c)は同部品吸着ノズルの先端部の平面図であ
り、縦×横×高さ=1.6mm×0.8mm×0.3mmの従来最小で
あった角型チップ(以下1608チップと呼ぶ)を吸着する
部品吸着ノズルの一例である。これらの図において14は
部品吸着ノズル、15は開口部、16は部品吸着面である。
第4図(c)に示すように従来の部品吸着ノズルの開
口部15の形状は、最小1608チップから数mmの角型チップ
を吸着するために、できる限り面積を広げ、しかも1608
チップが開口部15にはまり込まないように配慮されてい
る。第5図(a),(b)に1608チップおよび1005チッ
プの外形寸法を示す。
l1=0.8mm,l2=1.6mm,l3=0.3mm, l4=0.5mm,l5=1.0mm,l6=0.3mm である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、さらに小型化する
1005チップを正しく吸着することは容易ではない。すな
わち部品が開口部15にはまり込み、斜めに吸着する可能
性が極めて大きいからである。
第6図(a),(b)に従来の部品吸着ノズルでの16
08チップおよび1005チップの吸着状態を示した。17が16
08チップの、18が1005チップのそれぞれ外形を示してい
る。第6図(a)に示すように、1608チップに対しては
多少その位置がノズル中心からずれても吸着を損なう要
因にはなりにくい。一方第6図(b)に示すように1005
チップに対しては、吸着位置のわずかなずれが吸着状態
を損なう。この他に、極めて小さな開口部、例えば直径
0.5mm以下の内径の丸穴開口部を有する部品吸着ノズル
も考えられるが、現実問題として、開口面積が小さいこ
とによる吸着力低下あるいはごみが詰まり易く、耐久性
に問題があり、また吸着位置のわずかなずれにより部品
吸着率は低下し、ひいては設備の信頼性を悪化させると
いう課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、1005の
ような微小チップから数mm角までの角型チップを正しい
姿勢で吸着することが容易にできる部品吸着ノズルおよ
びその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本願の第1発明の部品装着
ノズルは、角チップ部品を吸着保持して移送するための
部品吸着ノズルであって、前記吸着ノズルの先端部に設
けた開口部の形状を、前記先端部の中心で交差し互いに
つながった複数のスリットが前記先端部の中心から外周
へ放射状に伸び、かつ前記スリットの幅を0.2mmから0.4
mmの範囲の寸法とし前記スリットの幅を前記先端部の中
心へ向かうにつれて狭くしたことを特徴とするものであ
る。
また、本願の第2発明の部品吸着ノズルは、スリット
が先端部の中心から外周へ等間隔に6方向に放射状に伸
びたことを特徴とするものである。
また、本願の第3発明の部品装着装置は、部品を供給
する部品供給装置と、前記部員供給装置から部品を吸着
しプリント基板に装着する前記第1発明から第4発明の
部品吸着ノズルとを備えたことを特徴とするものであ
る。
作用 本願の第1発明によると、上記構成により、放射状に
中心から外周に伸びたスリットの幅を0.2mmから0.4mmと
し、かつ中心部へ向かうにつれてスリットの幅を狭く絞
ったものとしたため、1005チップのような微小チップ部
品でも、部品が開口部の中心部にはまり込むことがな
く、正しい姿勢で確実に部品を吸着保持し、プリント基
板まで移載することが容易にできる。また、スリットの
幅は外周へいく程0.4mmまで広がるため、開口部の面積
は従来のノズルの90%程度とあまり変わらず、吸着力が
低下することがなく、1005チップだけでなく1608チップ
等の異なるチップ部品も1本のノズルで共通で使用でき
るものとなる。
また、本願の第2発明によると、上記した構成によ
り、角チップ部品を吸着するのに、ノズルつまりも起こ
さず、最も均等に部品の吸着面を吸着できるものとな
る。
また、本願の第3発明によると、上記した構成によ
り、1005チップのような極小部品でも開口部にはまり込
むような吸着ミスを起こすことなく、高速にプリント基
板まで吸着保持して移載装着することができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例における部品吸着ノ
ズルの斜視図、第1図(b)は同部品吸着ノズルの先端
部の拡大斜視図、第1図(c)は同部品吸着ノズルの先
端部の正面図である。これらの図において、1は部品吸
着ノズル、2は部品吸着面、3は開口部、3aはスリット
を示している。開口部3は、幅が約0.2mmから約0.4mm、
直線部の長さが約0.7mm以下の複数のスリット3aで構成
され、開口部3は部品吸着面2の中心から放射状に6方
向へ突き出た形状になっている。これは、部品の吸着時
に位置ずれがあっても、できる限り吸着を失敗しないよ
うに開口部3の面積を広く取るためである。さらに、中
心部へ向かってスリット3aの幅を絞り込む構成をとって
いるため、極めて小さな1005のような部品であっても開
口部3にはまり込むことはない。また開口部3の面積は
第4図に示した従来ノズルの約90%であり、吸着力が大
きく低下することはない。
したがって、従来の開口部の形状では実現し得なかっ
た1005チップから数mm角までの角型のチップ部品を吸着
できる。
第2図(a),(b)に本発明の一実施例における部
品吸着ノズルで1608チップおよび1005チップ部品を吸着
した状態を示す。第2図(a),(b)中で、4が1608
チップの外形、5が1005チップの外形をそれぞれ示して
いる。第2図(b)に示すように、1005チップは安定し
た状態で吸着される。
次に本発明の一実施例における部品吸着ノズルを電子
部品装着装置に使用した応用例について、図面を参照し
ながら説明する。
第3図は電子部品装着装置の斜視図である。図におい
て、6は部品供給テーブルであり、部品供給装置7を固
定・保持し、所定の部品供給を行うよう位置決め駆動可
能となっている。8はヘッドで間欠回転運動を行う。9
は本発明の一実施例における部品吸着ノズルであり、第
2図に示す開口部3の形状を備えている。部品吸着ノズ
ル9はヘッド8の周縁に回動可能かつ昇降自在に取り付
けられている。10はプリント基板であり、X−Y方向に
動くテーブル11に支持されている。12は電子部品であ
り、13が電子部品12の姿勢を規正する姿勢規正装置であ
る。
以上のように構成された電子部品装着装置について以
下その動作について説明する。部品供給装置7から供給
された電子部品12を吸着した部品吸着ノズル9はヘッド
8の間欠回転運動により装着位置へ移動する。この移動
中に姿勢規正装置13により電子部品12の姿勢を定め、X
−Yテーブル11が、プリント基板10の所定位置が装着位
置に合致するように位置決めを行い、次いで部品吸着ノ
ズル9が下降し、プリント基板10に電子部品12を装着す
る。
発明の効果 本発明は、放射状に中心から外周に伸びたスリットの
幅を0.2mmから0.4mmとし、かつ中心部へ向かうにつれて
スリットの幅を狭く絞ったものとしたため、1005チップ
のような微小チップ部品でも、部品が開口部の中心部に
はまり込むことがなく、正しい姿勢で確実に部品を吸着
保持し、プリント基板まで移載することが容易にでき
る。また、スリットの幅は外周へいく程0.4mmまで広が
るため、開口部の面積は従来のノズルの90%程度とあま
り変わらず、吸着力が低下することがなく、1005チップ
だけでなく1608チップ等の異なるチップ部品も1本のノ
ズルで共通で使用できるものとなる。
また、スリットが先端部の中心から外周へ等間隔に6
方向に放射状に伸びたものとしたため、角チップ部品を
吸着するのに、ノズルつまりも起こさず、最も均等に部
品の吸着面を吸着できるものとなる。
また、本発明の吸着ノズルを使用してチップ部品をプ
リント基板に装着する装置により、1005チップのような
極小部品でも開口部にはまり込むような吸着ミスを起こ
すことなく、高速にプリント基板まで吸着保持して移載
装着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例における部品吸着ノズ
ルの斜視図、第1図(b)は同部品吸着ノズルの先端部
の拡大斜視図、第1図(c)は同部品吸着ノズルの先端
部の正面図、第2図(a),(b)はそれぞれ本発明の
一実施例における部品吸着ノズルでチップ部品を吸着し
た状態を示す図、第3図は電子部品装着装置の斜視図、
第4図(a)は従来の部品吸着ノズルの斜視図、第4図
(b)は同部品吸着ノズルの先端部の拡大斜視図、第4
図(c)は同部品吸着ノズルの先端部の正面図、第5図
(a),(b)はそれぞれチップ部品の斜視図、第6図
(a),(b)はそれぞれ従来の部品吸着ノズルでチッ
プ部品を吸着した状態を示す図である。 1……部品吸着ノズル、3……開口部、3a……スリッ
ト、12……電子部品(部品)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏崎 孝男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 窪田 修一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−170498(JP,A) 特開 平2−17651(JP,A) 実開 昭63−21583(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角チップ部品を吸着保持して移送するため
    の部品吸着ノズルであって、前記吸着ノズルの先端部に
    設けた開口部の形状を、前記先端部の中心で交差し互い
    につながった複数のスリットが前記先端部の中心から外
    周へ放射状に伸び、かつ前記スリットの幅を0.2mmから
    0.4mmの範囲の寸法とし前記スリットの幅を前記先端部
    の中心へ向かうにつれて狭くしたことを特徴とする部品
    吸着ノズル。
  2. 【請求項2】スリットの長さを0.7mm以下の寸法とした
    特許請求の範囲第1項記載の部品吸着ノズル。
  3. 【請求項3】放射状に伸びたスリットの先端を全てつな
    げた軌跡が長辺が短辺のほぼ2倍となる長方形とした特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の部品吸着ノズ
    ル。
  4. 【請求項4】スリットが先端部の中心から外周へ等間隔
    に6方向に放射状に伸びた特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれか1項記載の部品吸着ノズル。
  5. 【請求項5】部品を供給する部品供給装置と、前記部品
    供給装置から部品を吸着しプリント基板に装着する特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項記載の部
    品吸着ノズルとを備えた部品装着装置。
JP28209590A 1990-10-19 1990-10-19 部品吸着ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置 Expired - Fee Related JP3144793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28209590A JP3144793B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 部品吸着ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28209590A JP3144793B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 部品吸着ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04155999A JPH04155999A (ja) 1992-05-28
JP3144793B2 true JP3144793B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=17648059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28209590A Expired - Fee Related JP3144793B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 部品吸着ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3144793B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200497332Y1 (ko) * 2021-05-25 2023-10-12 팜트리개발 주식회사 골프공 파지용 클립

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104663014B (zh) * 2012-09-28 2018-03-27 富士机械制造株式会社 吸嘴及元件安装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200497332Y1 (ko) * 2021-05-25 2023-10-12 팜트리개발 주식회사 골프공 파지용 클립

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04155999A (ja) 1992-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920002278B1 (ko) 리드선이 없는 회로부품의 장착장치
JP3144793B2 (ja) 部品吸着ノズルおよびその部品吸着ノズルを備えた部品装着装置
JPH0321118B2 (ja)
JP2804570B2 (ja) 部品吸着ノズル
JP4461660B2 (ja) 吸着ノズルとこれを用いた部品装着方法及び装置
JPH0715181A (ja) 電子部品装着装置
JP2006278787A (ja) 電子部品の吸着ノズル
JPH04176199A (ja) 電子部品吸着ノズル
JP3263537B2 (ja) 電子部品自動装着装置
JP2687493B2 (ja) 半導体装置の表面実装構造
JP3849174B2 (ja) 電子部品自動装着装置
JP3851851B2 (ja) 部品実装装置
JPH0586080B2 (ja)
JPH05226890A (ja) 電子部品移載ヘッド
JPH0322960Y2 (ja)
JP2002158496A (ja) 部品実装方法、そのために用いて好適な吸着ノズル及び部品実装装置
JP2615485B2 (ja) 部品実装吸着ノズル
JPH0322079B2 (ja)
JP2596012B2 (ja) 電子部品吸着装置
JPH11103197A (ja) 電子部品吸着用ノズル
JPH034080Y2 (ja)
JP2853176B2 (ja) 部品装着装置及びその方法
JPH0249650Y2 (ja)
JP2808862B2 (ja) 電子部品の実装方法
JP2592027Y2 (ja) 混成集積回路部品

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080105

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees