JP3143424B2 - 自動洗髪機 - Google Patents
自動洗髪機Info
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- JP3143424B2 JP3143424B2 JP09360748A JP36074897A JP3143424B2 JP 3143424 B2 JP3143424 B2 JP 3143424B2 JP 09360748 A JP09360748 A JP 09360748A JP 36074897 A JP36074897 A JP 36074897A JP 3143424 B2 JP3143424 B2 JP 3143424B2
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Description
で使用される業務用の自動洗髪機に関するものである。
れた被洗髪者の頭部に温水を噴射して洗髪が行なわれて
いる。このときの温水が噴射される水圧は、予め設定さ
れており、この水圧を変えたい場合には、キャビネット
上面に設けられた操作パネルの操作キーを操作するよう
にされていた。
ネット上面にある操作キーの操作は、例えば、仰向け状
態で頭部をキャビネット内に挿入している洗髪中の被洗
髪者にとって困難である。このため、被洗髪者は、水圧
の変更を、美容師等のオペレータに依頼していた。そし
て、オペレータが、操作キーを操作して水圧を調節する
ようにしていた。しかしながら、オペレータが調節する
ので、被洗髪者の思いの通りに調節できないし、また、
不便でもあった。このような場合、被洗髪者自身で水圧
等を調節できれば、快適に洗髪することができて好まし
い。
術的課題を解決し、洗髪中の洗浄水の噴射水圧を、被洗
髪者自身で調節できる自動洗髪機を提供することであ
る。
め、請求項1記載の発明の自動洗髪機は、本体に設けら
れた被洗髪者の頭部を仰向け状態で収容する水槽と、本
体に開閉可能に設けられ、被洗髪者の顔面部周囲を覆う
ことのできるフードと、水槽内に設けられ、被洗髪者の
頭部および髪に洗浄水を噴射するノズルと、本体に設け
られ、操作信号を入力するためのオペレータ用の種々の
キースイッチを有し、これらキースイッチを操作するこ
とで、運転操作を行うための操作パネルと、を有する自
動洗髪機において、自動洗髪機の本体と別体に構成さ
れ、洗髪時に噴射される洗浄水の水圧を調節するための
水圧調節用キーが備えられた洗髪中の被洗髪者が操作可
能な操作手段と、操作手段に対してなされた操作内容
を、洗髪中の被洗髪者に報知する報知手段と、を備えた
ことを特徴とする。
手元に配置することによって、被洗髪者自身が洗髪中に
水圧を調節できるので、水圧を被洗髪者自身の思い通り
に、しかも所望のタイミングで変更できる結果、快適な
洗髪ができる。また、被洗髪者自身が、操作手段への操
作内容を確認しながら、水圧を調節できるので、使いや
すくて便利である。
項1に記載の自動洗髪機において、報知手段は音を発す
ることで報知することを特徴とする。洗髪中の被洗髪者
は、仰向け状態や、タオル等で顔面を覆われている状態
のことがある。上述の構成によれば、操作内容を音によ
って確実に確認できるので、より一層使い易い。
項1または2に記載の自動洗髪機において、操作手段
は、複数の強さに設定された水圧を循環させて選択する
操作キーを含むことを特徴とする。この構成によれば、
請求項1または2に記載の発明の作用に加えて、上述の
操作キーを繰り返し操作することによって所望の水圧に
調節することができるので、この操作キーを1つ設ける
だけで済む結果、簡素な構成にできる。
項1または2に記載の自動洗髪機において、操作手段
は、水圧を強める第1の操作キーと、水圧を弱める第2
の操作キーとを含むことを特徴とする。この構成によれ
ば、水圧を強めることと水圧を弱めることとに応じた2
つの操作キーが設けられているので、所望の水圧に容易
に且つ速やかに調節することができ使い易い。
項1乃至4の何れかに記載の自動洗髪機において、報知
手段は、操作内容に応じて異なる態様で報知することを
特徴とする。この構成によれば、操作内容を確実に確認
できるので、安心感を持って快適に洗髪できる。
操作を受け付けたこと、水圧の強弱の段階や変化させる
方向等を例示できる。請求項6記載の発明は、本体に設
けられた被洗髪者の頭部を仰向け状態で収容する水槽
と、本体に開閉可能に設けられ、被洗髪者の顔面部周囲
を覆うことのできるフードと、水槽内に設けられ、被洗
髪者の頭部および髪に洗浄水を噴射するノズルと、本体
に設けられ、操作信号を入力するためのオペレータ用の
種々のキースイッチを有し、これらキースイッチを操作
することで、運転操作を行うための操作パネルと、を有
する自動洗髪機において、自動洗髪機の本体と別体に構
成され、操作キーとして洗髪時に噴射される洗浄水の水
圧を調節するための水圧調節用キーが備えられた洗髪中
の被洗髪者が操作可能なリモコンを設けたことを特徴と
する自動洗髪機である。 請求項6の構成によれば、請求
項1と同様、被洗髪者自身が洗髪中に水圧を調節でき、
快適な洗髪が行える。
の自動洗髪機を添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は、自動洗髪機を示す外観斜視図であり、洗髪
中の被洗髪者も図示されている。
よってその外観形状が形成されている。キャビネット1
1の上面中央には、被洗髪者の頭部を挿入するための入
口12が形成されている。入口12の内方には、頭部お
よび髪が収容される水槽13(図2参照)が配置されて
いる。入口12には、被洗髪者の顔面部周囲を覆うフー
ド14が開閉可能に取付けられており、このフード14
を開いて、洗髪のために被洗髪者の頭部を水槽13に収
容する。洗髪時には、フード14は閉じられ、被洗髪者
は、仰向け状態で入口12に頭部を挿入し、顔面をフー
ド14から出した状態で洗髪される。
は、自動洗髪機1を操作する美容師等が洗髪の仕上げ時
等に用いるハンドシャワー18が抜き出し可能に備えら
れている。このハンドシャワー18のための冷水および
温水の流出/停止、流量調節用のノブ19,20がキャ
ビネット11の上面の右奥に備えられている。さらに、
キャビネット11の上面の左奥には、窪み部が形成され
ており、ここには、シャンプー液が貯蔵されたシャンプ
ー容器21と、トリートメント液が貯蔵されたトリート
メント容器22とが取り外し可能に装着されている。こ
れらのシャンプー容器21およびトリートメント容器2
2は、いずれも市販されているものを使用することがで
きる。
右側には、操作パネル15が配置されている。操作パネ
ル15には、操作信号を制御部17(図3参照)に入力
するための種々のキースイッチ16が配列されている。
これらのキースイッチ16は、美容師等のオペレータ用
に設けられており、自動洗髪機1を運転操作することが
できる。
右側には、接続端子部11aが設けられ、ここには、リ
モコン3が接続されている。このリモコン3は、自動洗
髪機本体2と別体に構成されており、信号伝送線4を介
して接続されて、自動洗髪機本体2を遠隔操作すること
ができる。リモコン3は、被洗髪者用に設けられてお
り、被洗髪者のための水圧調節用の操作キー31だけを
有している。
キースイッチ16およびリモコン3の操作キー31を操
作することによって、洗髪時に噴射される洗浄水の水圧
を調節することができる。図2は、図1に示す自動洗髪
機の水路図である。上述の水槽13の内部には、略半円
弧状の上ノズルリンク23に設けられた上ノズル24
と、棒状の下ノズルリンク25に設けられた下ノズル2
6と、側壁に固定された固定ノズル27とが配置されて
いる。
ための水路および供給機構について説明する。図外の給
水管から供給される水は水供給部40を経てミキシング
バルブ41へ与えられる。また、図外の給湯管から供給
される湯は、湯供給部42を経てミキシングバルブ41
に与えられる。ミキシングバルブ41では、与えられた
水と湯とが混合され、適当な温度の温水が作られる。ミ
キシングバルブ41で作られる温水の温度は、オペレー
タがノブ20を操作することによって調節可能にされて
いる。
シャワーバルブ47が開かれると、逆止弁48および供
給路49を介してハンドシャワー18に導かれる。その
結果、ハンドシャワー18から温水を噴射することがで
きる。ミキシングバルブ41で作られる温水はまた、給
湯バルブ43が開かれると、供給管44を介して貯湯タ
ンク45へ供給される。供給管44には、ミキシングバ
ルブ41から供給される温水の温度を検出するためのサ
ーミスタ46が備えられている。
5に溜められている温水の水量を検出するための下位水
量センサ50および上位水量センサ51が備えられてい
る。下位水量センサ50および上位水量センサ51の出
力はマイクロコンピュータにおける給湯バルブ43の開
閉制御に利用される。これにより、貯湯タンク45内に
常に適量の温水が満たされ得るようにされている。
湯タンク45に溜められた温水の温度を検出するための
サーミスタ52が備えられている。貯湯タンク45の上
方位置には、上位水量センサ51で検出される水量以上
に温水が貯湯タンク45内に溜まった場合、その余分な
温水を貯湯タンク45の外部へ溢れ出させるための溢水
口53が形成されている。溢水口53の下方にはドレン
パン55が備えられている。溢水口53から溢れ出した
温水はドレンパン55で受け止められ、ドレンパン55
から機外に延びている排水管56を通って機外に排水さ
れる。
いったん排水された温水が逆流などして、ドレンパン5
5内に温水が満ちた異常状態を検出するための水位セン
サ54が設けられている。貯湯タンク45の下方には流
出管57が連結されている。流出管57の他端は、ポン
プ59の吸込口に接続されている。ポンプ59にはイン
バータ58が接続されており、ポンプ59はインバータ
58から交流電流が供給されることによって駆動され
る。ポンプ59が駆動されると、貯湯タンク45に溜め
られている温水は、流出管57を通ってポンプ59内に
吸込まれる。
給管71とトリートメント供給管72が分岐している。
シャンプー供給管71の先端には、シャンプー容器21
からシャンプー用ポンプ65を介して延びている管61
が接続されている。また、トリートメント供給管72の
先端には、トリートメント容器22からトリートメント
用ポンプ66を介して延びている管62が接続されてい
る。
用ポンプ66は、管61,62をしごくことによってシ
ャンプー容器21やトリートメント容器22に貯蔵され
ているシャンプー液やトリートメント液をそれぞれ吸い
上げ、各管を介して送り出すためのものである。また、
シャンプー供給管71には弁68が、トリートメント供
給管72には弁69が、それぞれ介装されている。
タ58によって駆動される間に、シャンプー用ポンプ6
5が駆動されて、弁68が開けられると、シャンプー容
器21に貯蔵されているシャンプー液が管61およびシ
ャンプー供給管71を介して流出管57に供給される。
その結果、温水にシャンプー液が混入され、シャンプー
用温水が作られる。
リートメント用ポンプ66が駆動されて、弁69が開け
られると、トリートメント容器22に貯蔵されているト
リートメント液が管62およびトリートメント供給管7
2を介して流出管57に供給される。その結果、温水に
トリートメント液が混入され、トリートメント用温水が
作られる。
プー用温水またはトリートメント用温水は、ポンプ59
の出口側から吐出される。ポンプ59の出口側には、温
水を4つの管に導く分岐管75が接続されている。分岐
管75の各分路先端には、上ノズルバルブ76,下ノズ
ルバルブ77,固定ノズルバルブ78および排水バルブ
79を介して、管80,81,82,83がそれぞれ接
続されている。
続されている。管81の先端は下ノズルリンク25に接
続されている。管82の先方部は水槽13の側壁外方に
配置されており、管82の先方部には、上述の複数の固
定ノズル27が所定間隔で配列されている。管83の先
端は、水槽13の底面下方に連設された排水トラップ8
4、排水管85を介して排水管56に接続されている。
てポンプ59を駆動し、かつ上ノズルバルブ76,下ノ
ズルバルブ77または固定ノズルバルブ78を必要に応
じて選択的に開成させることにより、水槽13内の所望
のノズルから温水、シャンプー用温水またはトリートメ
ント用温水を噴射させ、被洗髪者の髪を自動的に洗髪す
ることができる。
リンク25は、リンクモータRMを含む駆動機構28に
連結されている。洗髪時には、駆動機構28によって上
ノズルリンク23および下ノズルリンク25がそれぞれ
揺動および回動される。その結果、上ノズル24および
下ノズル26から噴射される温水の噴射方向が変化し
て、これにより、被洗髪者の髪を万遍なく、かつ良好に
洗髪できる。
主要部のブロック図である。この自動洗髪機1の制御部
17は、制御中枢としてのマイクロコンピュータ(CP
U)、記憶手段としてのRAM、ROM等を含んでい
る。CPUは、ROM等に予め記憶されたプログラム
や、RAMに設定されたフラグの内容等に基づいて各部
を制御する。
5にあるキースイッチ16、およびリモコン3に設けら
れた操作キー31が接続されている。これらの各部から
各種設定信号等が入力される。また、マイクロコンピュ
ータには、インバータ58を介してポンプ59が接続さ
れている。マイクロコンピュータは、上述のように入力
された設定信号に基づいて、インバータ58に指令信号
を与えて、インバータ58の出力周波数を制御でき、そ
の結果、ポンプ59の周波数を制御することができる。
ポンプ59を比較的低い周波数で駆動すると、ポンプ5
9から吐出される温水の水圧は弱くなる。また、ポンプ
59を高い周波数で駆動すると、高い水圧で温水が噴射
される。
32からなる。操作キー31は、押しボタンスイッチで
あり、操作することで信号を出力する。また、マイクロ
コンピュータには、報知手段としてブザー8等の音発生
装置が接続されている。ブザー8は、マイクロコンピュ
ータからの信号に応じて、間欠的に、または連続的に音
を発することができる。ブザー8は、鳴動音が被洗髪者
に聞こえるようにして配置されている。
を、制御内容を示す図4のフローチャートを参照しなが
ら説明する。この自動洗髪機1では、水圧を、予め定め
られた複数、例えば、5段階の水圧設定値(圧力値)の
中から1の値を選択することで設定できる。以下、この
圧力値を、水圧が低いほうから順に、下限水圧である
「1」、「2」、標準的な「3」、「4」および上限水
圧である「5」として示す。
回の洗髪が終了すると、待機中となり、初期状態とされ
る。このとき、水圧設定値は、例えば「3」に設定され
る。また、この自動洗髪機1では、操作パネル15のキ
ースイッチ16と、リモコン3の操作キー31とのいず
れからでも、温水の水圧を調節することができる。この
水圧の調節は、待機中と、洗髪動作中との両方で行なう
ことができる。
の操作によって、水圧設定値が所定値に調節されている
場合には、この所定値を変更して調節することとなる。
また、操作キー31が操作されない場合には、この所定
値や初期状態の水圧設定値で温水が噴射される。以下で
は、初期状態の水圧設定値が「3」の場合を例に、操作
キー31による調節を中心に説明する。
32だけで水圧設定値を調節するようにしている。この
ために、キー32の操作によって、水圧設定値を予め定
められた態様で循環的に繰り返し変化させて調節するよ
うにしている。例えば、キー32の操作に伴い、水圧設
定値は、初期設定値の「3」から「4」、「5」と強め
られ、「4」、「3」、「2」、「1」と弱められて、
「2」、「3」と強められ、以後、この変化を繰り返す
ようにされている。その間、キー32は、水圧上昇操作
用と、水圧下降操作用とで切り換えて使い分けられてお
り、水圧上昇操作用の場合にはフラグDが「0」とさ
れ、水圧下降操作用の場合にはフラグDが「1」とされ
ている。
作中には、キー32は、キースキャンされて(ステップ
S1でNO)、キー32の操作が監視されている。水圧
設定値を変えたい場合には、キー32を任意のタイミン
グで押せばよい。キー32の操作が検知されると(ステ
ップS1でYES)、以下の処理が行なわれる。
操作用とされており(ステップS2でNO)、キー32
が操作されると、水圧設定値が1段階上げられて調節さ
れ(ステップS4)、この調節後の水圧設定値に応じて
ブザー8が鳴動する(ステップS5〜ステップS1
3)。ブザー8は、5つの水圧設定値に対応して、5つ
の異なる態様で鳴動する。すなわち、水圧設定値「1」
のときには、ブザー8が第1の態様として「ピッ」と
0.1秒間鳴動する(ブザー鳴動1)。水圧設定値
「2」では、ブザー8は第2の態様として「ピッピッ」
と0.1秒間隔で2回間欠的に鳴動する(ブザー鳴動
2)。水圧設定値「3」では、ブザー8は第3の態様と
して「ピッピッピッ」と0.1秒間隔で3回間欠的に鳴
動する(ブザー鳴動3)。水圧設定値「4」では、ブザ
ー8は第4の態様として「ピッピッピッピッ」と0.1
秒間隔で4回間欠的に鳴動する(ブザー鳴動4)。水圧
設定値「5」では、ブザー8は第5の態様として「ピッ
ピッピッピッピッ」と0.1秒間隔で5回間欠的に鳴動
する(ブザー鳴動5)。なお、ブザー8を「ピー」と1
秒間連続的に鳴動させて、水圧設定値が「5」の上限水
圧であることを示してもよい。
「3」から「4」とされ、ブザー8が第4の態様で鳴動
する。このブザー8の鳴動により、キー32の操作が受
け付けられたことと、水圧設定値が「4」とされたこと
が報知される。そして、キースキャン状態が継続される
(ステップS1)。再度、キー32を操作すると(ステ
ップS1でYES)、キー32は水圧上昇操作用とされ
て、水圧設定値を1段階上の「5」に調節できる(ステ
ップS2でNO、ステップS4)。このとき、ブザー8
は第5の態様で鳴動し(ステップS5でYES、ステッ
プS6)、キースキャン状態が継続される。
昇操作用で且つ水圧設定値が上限水圧の「5」となるの
で(ステップS14でYES)、キー32の次回の操作
を水圧下降操作用とするべく、フラグDは「1」とされ
て(ステップS15)、キースキャン状態が継続され
る。再度、キー32を操作すると(ステップS1でYE
S)、水圧下降操作用として機能し(ステップS2でY
ES)、水圧設定値を1段階下に、「5」から「4」に
調節でき(ステップS3)、ブザー8が第4の態様で鳴
動する(ステップS7でYES、ステップS8)。
「1」になるまで、水圧下降操作用とされており(ステ
ップS2でYES)、キー32を操作する毎に、水圧設
定値を1段階ずつ下げることができる(ステップS
3)。すなわち、キー32をさらに1回操作すれば、水
圧設定値は「3」になり、ブザー8が第3の態様で鳴動
する。キー32をさらにもう1回操作すれば、水圧設定
値は「2」になり、ブザー8が第2の態様で鳴動する。
キー32をさらにもう1回操作すれば、水圧設定値は
「1」になり、ブザー8が第1の態様で鳴動する。
且つ水圧設定値は下限水圧の「1」となり(ステップS
16でYES)、フラグDは「0」とされて(ステップ
S17)、キー32の次回の操作は水圧上昇操作用とさ
れて、キースキャン状態に戻る。従って、以後のキー3
2の操作では、水圧設定値が「5」になるまで、水圧設
定値を1段階ずつ上げて調節することができる(ステッ
プS4)。
まで、キー32を繰り返して操作すればよい。水圧設定
値が所望の値になれば、そのままの状態で洗髪動作を開
始すればよく、その水圧設定値で温水が噴射される。ま
た、洗髪動作中であって温水の噴射中にキー32を操作
すると、上述したように水圧設定値の調節とブザー8の
鳴動とが行なわれるのに加えて、キースキャン状態に戻
るとともに、インバータ58への指令信号の変更が行な
われ、直ちに調節後の水圧設定値で温水が噴射されるこ
ととなる。
だけで、所望の水圧設定値とすることができるので、操
作に不案内な被洗髪者であっても、容易に操作すること
ができる。このとき、被洗髪者は、頭に当たる洗浄水の
勢いが変わることで、水圧が調節されたことが判る。ま
た、ブザー8の鳴動によって、キー32の操作が受け付
けられたこと、水圧設定状況等を確認することができ
る。このとき、音で報知されるので、視認できない状
況、例えば、タオルを顔面に被せられている場合等で
も、容易且つ確実に確認することができて便利である。
鳴動は、調節後の水圧設定値に応じて異なる態様で行な
われていたが、これには限定されない。例えば、キー3
2が水圧上昇操作用か、水圧下降操作用かのいずれか
で、異なる態様での鳴動や、異なる音としてもよい。ま
た、これに加えて、調節後の水圧設定値に応じても異な
る音とすれば、より一層操作し易い。
者の手元に配置可能な操作手段であるリモコン3にある
操作キー31によって、被洗髪者自身が水圧を思い通り
に調節でき、しかも洗髪中の所望のタイミングでも調節
できるので、快適な洗髪ができる。また、調節操作をブ
ザー8の鳴動で確認しながら行なえるので、使いやすく
て便利である。
ら遠隔操作可能で、ブザー8の音で報知することによっ
て、仰向け状態やタオル等で顔面を覆われている状態の
被洗髪者であっても、音で操作内容を確認しながら、リ
モコン3を手元で操作できるので、より一層使い易い。
特に、自動洗髪機本体2と有線で接続されたリモコン3
は、簡単な構成で遠隔操作することができ、しかも、被
洗髪者の姿勢にかかわらず、確実に且つ容易な操作を実
現することができる。
さに設定された水圧を循環させて選択して調節できるの
で、キー32を1つ設けるだけの簡素な構成にできる。
また、キー32の操作で、複数の水圧設定値から選択し
て水圧を調節するので、調節が容易である。しかも、音
による報知は、この水圧設定値に応じて異なる態様であ
るので、段階的に異なる報知にできて判り易い。
なっていることによって、操作内容を容易且つ確実に確
認することができるので、安心感を持って快適に洗髪で
きる。また、リモコン3には、水圧調節用のキー32だ
けが設けられているので、不案内な被洗髪者による不適
切な操作を確実に防止できる。しかも、水圧設定値には
予め調節可能な範囲が設定されているので、上述の不適
切な操作をより一層確実に防止することができる。
説明する。第2の実施の形態では、リモコン3の構成
が、第1の実施の形態と異なっており、これに伴い、制
御内容が異なっている。すなわち、本実施の形態のリモ
コン3では、操作キー31は、水圧上昇操作用の第1キ
ー33と水圧下降操作用の第2キー34とを備えてい
る。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、
同じ符号を付して説明を省略する。
主要部の電気的構成のブロック図である。図6は、図5
の自動洗髪機の制御内容のフローチャートである。第1
キー33(アップキー)は、マイクロコンピュータに接
続されており、その操作によって、水圧設定値を1段階
上げることができる。第2キー34(ダウンキー)は、
マイクロコンピュータに接続されており、その操作によ
って、水圧設定値を1段階下げることができる。
る。本実施の形態でも、水圧設定値は、初期設定値とし
て「3」に設定されている。待機中および洗髪動作中に
は、第1キー33および第2キー34は、キースキャン
されている(ステップS21でNO、ステップS24で
NO)。いずれかのキーが操作されると、以下の処理が
行なわれて、水圧設定値が変更されて水圧を調節するこ
とができる。
21でNO、ステップS24でYES)、水圧設定値
が、上限水圧の「5」になるまで(ステップS25でN
O)、1段階ずつ水圧設定値が上げられ(ステップS2
6)、上限水圧の「5」になると(ステップS25でY
ES)、水圧設定値はそのまま「5」とされる。そし
て、第1キー33が操作されると、その都度、第1の実
施の形態のステップS5〜ステップS13と同様にし
て、水圧設定値に応じた異なる態様でブザー8が鳴動す
る(ステップS27〜ステップS35)。
21でYES)、水圧設定値が、下限水圧の「1」にな
るまで(ステップS22でNO)、1段階ずつ水圧設定
値が下げられ(ステップS23)、下限水圧の「1」に
なると(ステップS22でYES)、水圧設定値はその
まま「1」とされる。そして、第2キー34が操作され
ると、その都度、第1の実施の形態のステップS5〜ス
テップS13と同様にして、水圧設定値に応じた異なる
態様でブザー8が鳴動する(ステップS27〜ステップ
S35)。
でき、この水圧で温水が噴射されて、洗髪が行なわれ
る。このように本実施の形態によれば、水圧を変化させ
る方向に応じて分けた第1キー33および第2キー34
によって、簡素な構成で、しかも所望の水圧に容易且つ
速やかに調節することができ、上述した第1の実施の形
態で説明したキー32に比べて使い易い。例えば、初期
状態の「3」から1段階下の「2」にするためには、第
1の実施の形態での順に行なわれるキー32の5回の操
作に比べて、第2の実施の形態では第2キー34の1回
の操作で済む。
は、自動洗髪機本体2と有線で接続されていたが、赤外
線等を介して無線で接続されるワイヤレスリモコンとし
てもよい。また、上述の実施の形態では、操作キー31
は、押しボタンとしたが、ダイヤルスイッチ等の他の構
造のスイッチでもよい。また、リモコン3に水圧設定用
のキー以外にも、被洗髪者が操作しても構わないキーが
設けられていてもよい。
洗浄水の水圧を調節するために、ポンプ59を制御する
インバータ58が設けられていたが、これには限定され
ない。要は、洗浄水の水圧を調節可能な構成を有した自
動洗髪機に、本発明を適用することができる。その他、
本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施す
ことが可能である。
果を奏する。すなわち、被洗髪者の手元に配置可能な操
作手段によって、被洗髪者自身が水圧を思い通りに、し
かも洗髪中の所望のタイミングで調節できるので、快適
な洗髪ができる。また、調節操作を報知手段で確認でき
るので使いやすくて便利である。
載の発明の効果に加えて、音で報知する報知手段によっ
て、仰向け状態やタオル等で顔面を覆われている状態の
被洗髪者であっても、音で操作内容を確認できてより一
層使い易い。請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2に記載の発明の効果に加えて、複数の強さに設定
された水圧を循環させて選択する操作キーによって、簡
素な構成にできる。
たは2に記載の発明の効果に加えて、水圧の変化方向に
応じて分けた第1および第2の操作キーによって、簡素
な構成で、しかも所望の水圧に容易且つ速やかに調節す
ることができて使い易い。請求項5記載の発明によれ
ば、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え
て、報知手段が操作内容に応じて報知の態様を異ならせ
ることによって、操作内容を容易且つ確実に確認するこ
とができるので、安心感を持って快適に洗髪できる。請
求項6の構成によれば、請求項1と同様、被洗髪者自身
が洗髪中に水圧を調節でき、快適な洗髪が行える。
斜視図である。
ック図である。
である。
の電気的構成のブロック図である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】本体に設けられた被洗髪者の頭部を仰向け
状態で収容する水槽と、 本体に開閉可能に設けられ、被洗髪者の顔面部周囲を覆
うことのできるフードと、 水槽内に設けられ、被洗髪者の頭部および髪に洗浄水を
噴射するノズルと、 本体に設けられ、操作信号を入力するためのオペレータ
用の種々のキースイッチを有し、これらキースイッチを
操作することで、運転操作を行うための操作パネルと、
を有する自動洗髪機において、 自動洗髪機の本体と別体に構成され、洗髪時に噴射され
る洗浄水の水圧を調節するための水圧調節用キーが備え
られた洗髪中の被洗髪者が操作可能な操作手段と、 操作手段に対してなされた操作内容を、洗髪中の被洗髪
者に報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする自
動洗髪機。 - 【請求項2】請求項1に記載の自動洗髪機において、 報知手段は、音を発することで報知することを特徴とす
る自動洗髪機。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の自動洗髪機にお
いて、 操作手段は、複数の強さに設定された水圧を循環させて
選択する操作キーを含むことを特徴とする自動洗髪機。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の自動洗髪機にお
いて、 操作手段は、水圧を強める第1の操作キーと、水圧を弱
める第2の操作キーとを含むことを特徴とする自動洗髪
機。 - 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の自動洗髪
機において、 報知手段は、操作内容に応じて異なる態様で報知するこ
とを特徴とする自動洗髪機。 - 【請求項6】本体に設けられた被洗髪者の頭部を仰向け
状態で収容する水槽と、 本体に開閉可能に設けられ、被洗髪者の顔面部周囲を覆
うことのできるフードと、 水槽内に設けられ、被洗髪者の頭部および髪に洗浄水を
噴射するノズルと、 本体に設けられ、操作信号を入力するためのオペレータ
用の種々のキースイッチを有し、これらキースイッチを
操作することで、運転操作を行うための操作パネルと、
を有する自動洗髪機において、 自動洗髪機の本体と別体に構成され、操作キーとして洗
髪時に噴射される洗浄水の水圧を調節するための水圧調
節用キーが備えられた洗髪中の被洗髪者が操作可能なリ
モコンを設けたことを特徴とする自動洗髪機。
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---|---|---|---|
JP09360748A JP3143424B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動洗髪機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09360748A JP3143424B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動洗髪機 |
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JPH11187919A JPH11187919A (ja) | 1999-07-13 |
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Family
ID=18470753
Family Applications (1)
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JP09360748A Expired - Fee Related JP3143424B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動洗髪機 |
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Country | Link |
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-
1997
- 1997-12-26 JP JP09360748A patent/JP3143424B2/ja not_active Expired - Fee Related
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