JP3142606U - 卓上洗浄機を備えた流し台 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄機を使用する期間と洗浄機が不要な期間が発生する飲食店などの厨房施設に用いるのに適した卓上洗浄機付き流し台を提案する。
【解決手段】卓上洗浄機付き流し台1は、シンク9を備えた流し台本体2の上面に後方にスライドさせて取り外し可能な卓上洗浄機3が搭載されている。卓上洗浄機3が使用される期間においては流し台本体2のシンク9を洗浄液の貯留タンクおよび回収タンクとして機能させることができ、循環ポンプ8によって洗浄液が卓上洗浄機3を経由する循環路に沿って循環し、卓上洗浄機3の洗浄室11に入れた調理鍋23などの厨房用具、食器類などが洗浄される。卓上洗浄機3が使用されない期間においては、固定ネジ57、連結管36を外して卓上洗浄機3を流し台本体2から取り外すことができる。卓上洗浄機3が取り外された状態では、流し台本体2のシンク9を利用して調理鍋23などの厨房用具、食器類を手洗いすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、業務用厨房施設に用いられる取り外し可能な卓上洗浄機を備えた流し台に関し、さらに詳しくは、卓上洗浄機を使用する場合には流し台のシンクが洗浄液の貯留タンクおよび回収タンクとして機能し、卓上洗浄機を取り外して使用する場合にはシンクを利用して厨房用具などを手洗い可能な卓上洗浄機を備えた流し台に関する。
飲食店などの業務用厨房施設として、鍋、釜などの厨房用具、食器類などを手洗いするためのシンクを備えた流し台が使用されている。例えば、カツどん、親子丼などの丼物を提供する飲食店では、それらを調理するための専用の調理鍋が使用され、使用後には、たまご等の具材が焦げ付いた調理鍋が手洗いされている。冬場など、丼物が好まれるシーズンでは大量の注文が発生するので、多数の調理鍋が使用され、それらの洗浄作業も大変である。そこで、厨房施設に洗浄機を設置し、大量に発生した使用済みの調理鍋を自動洗浄することが考えられる。
しかしながら、丼物の注文量は一年を通じて波があり、殆ど丼物が出ない期間においては洗浄機が不要であり、殆ど使用されない。業務用の洗浄機は特許文献1、2に開示の家庭用食器洗浄機とは異なりサイズが大きく設置場所をとる。したがって、洗浄機が使用されない期間が多いと、厨房において大きな設置場所を占めているのみであり、厨房施設の利用効率、対費用効果が悪い。
特開2001−379号公報 特開平09−308535号公報
本考案の課題は、このような点に鑑みて、年間を通じて注文量が変動するために洗浄機を使用する期間と洗浄機が不要な期間が発生する飲食店などの厨房施設に用いるのに適した卓上洗浄機付き流し台を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本考案の卓上洗浄機付き流し台は、
シンクを備えた流し台と、
卓上洗浄機と、
前記卓上洗浄機を、前記流し台の上面において前記シンクの上を前後方向あるいは左右方向にスライド可能に支持しているスライド式支持機構と、
前記卓上洗浄機をスライドしないように流し台の上面に固定している固定具と、
前記シンクに溜めた洗浄液を前記卓上洗浄機を経由して循環させるための循環路と、
前記循環路に沿って洗浄液を循環させるために前記流し台に搭載された循環ポンプとを有し、
前記循環路の一部は、前記循環ポンプと前記卓上洗浄機の間を連通している着脱可能な連結管によって形成されており、
前記固定具および前記連結管を外した後に前記卓上洗浄機をスライドさせることにより、当該卓上洗浄機を前記流し台の上面から取り外すことが可能となっていることを特徴としている。
本考案の卓上洗浄機付き流し台では、卓上洗浄機が使用される期間においては流し台のシンクが洗浄液の貯留タンクおよび回収タンクとして機能し、循環ポンプによって洗浄液が卓上洗浄機を経由する循環路に沿って循環し、卓上洗浄機の洗浄室に入れた調理鍋などの厨房用具、食器類などが洗浄される。卓上洗浄機が使用されない期間においては、固定具および連結管が外され、卓上洗浄機が流し台から取り外される。卓上洗浄機が取り外された状態では、流し台のシンクを利用して調理鍋などの厨房用具、食器類を手洗いすることができる。よって、洗浄機を設置するための専用のスペースを調理場に確保しておく必要がなく、洗浄機を使用しない期間においては洗浄機設置場所を手洗いによる洗い場としてそのまま利用できる。
ここで、前記スライド式支持機構として、前記流し台の上面において一定の間隔で前後に水平に延びる左右のガイドレールと、前記卓上洗浄機の底面において一定の間隔で前後に水平に延びていると共に、前記ガイドレールにスライド可能な状態で載っている左右のスライド枠と、前記卓上洗浄機が前方にスライドすると前記流し台の上面の後端に後側から当たり、当該卓上洗浄機の前方へのスライドを阻止可能な前記卓上洗浄機の底面に取り付けたストッパとを備え、前記卓上洗浄機を後方にスライドさせることにより、当該卓上洗浄機を前記流し台の上面から後方に取り外すことが可能となっている構成のものを採用することができる。
この構成のスライド式支持機構を備えている場合には、固定具を外した後に、卓上洗浄機を後方にスライドさせるという簡単な作業によって流し台から取り外すことができる。また、流し台の後側から卓上洗浄機をガイドレルールに載せ、ストッパが当たるまで前方にスライドさせるという簡単な作業によって流し台の上面に取り付けることができる。
本考案の卓上洗浄機付き流し台において、前記卓上洗浄機をスライドさせるための取手を左右の側面に取り付けておけば、卓上洗浄機の取り付け、取り外し作業を簡単に行うことができる。
また、前記固定具として、前記スライドガイドを前記ガイドレールに固定するためのねじ止め式固定具を用いることができる。
本考案の卓上洗浄機付き流し台において、前記循環路を、循環ポンプの吸引口をシンクの底面に形成した供給口に連通させている吸引管と、循環ポンプの吐出口に連結されている吐出管と、卓上洗浄機の洗浄室内に配置した被洗浄物に洗浄液を吹き付けるノズルが形成されているノズル管と、吐出管およびノズル管を着脱可能に連結している前記連結管と、前記洗浄室の底部開口とによって形成し、当該底部開口を前記シンクの真上に位置させた構成とすることができる。
シンク内の洗浄液は循環ポンプの吐出口から卓上洗浄機の洗浄室内に配置されているノズル管に供給され、ノズル管の各ノズルから洗浄室内に配置されている被洗浄物に吹き付けられる。被洗浄物に吹き付けられた後の洗浄液は洗浄室の底部開口から流し台のシンクに落下してここに回収される。
本考案の卓上洗浄機付き流し台において、前記シンクの左右の内側側面の上端縁側の部位に、前後方向に延びる左右の枠を取り付け、前記左右の枠の間に、前方に引き出し可能な引出し式フィルタを取り付けておき、前記卓上洗浄機の前記洗浄室の底部開口から落下した洗浄液を前記引出し式フィルタを介してシンクに回収するようにしてもよい。被洗浄物から洗い流された異物が引き出し式フィルタに溜まり、これを引き出すことにより異物を簡単に除去することができる。
本考案の卓上洗浄機付き流し台において、前記シンクの排水口にストレーナが着脱可能な状態で取り付けておくと、異物が除去された後の洗浄液を循環ポンプに吸引させることができる。
本考案の卓上洗浄機付き流し台において、前記シンクの底面に形成した排水口に、当該シンク内に溜まる洗浄液の液面高さを規定するオーバーフロー管を取り付けておくことが望ましい。
本考案の卓上洗浄機付き流し台は、卓上洗浄機が使用される期間においては流し台のシンクが洗浄液の貯留タンクおよび回収タンクとして機能させることができ、循環ポンプによって洗浄液が卓上洗浄機を経由する循環路に沿って循環し、卓上洗浄機の洗浄室に入れた調理鍋などの厨房用具、食器類などが洗浄される。卓上洗浄機が使用されない期間においては、固定具および連結管を外して卓上洗浄機を流し台の上面から取り外すことができる。卓上洗浄機が取り外された状態では、流し台のシンクを利用して調理鍋などの厨房用具、食器類を手洗いすることができる。
よって、洗浄機を設置するための専用のスペースを調理場に確保しておく必要がなく、洗浄機を使用しない期間においては洗浄機設置場所を手洗いによる洗い場としてそのまま利用できる。したがって、厨房スペースの利用効率、対費用効率を高めるのに適した卓上洗浄機付き流し台を実現できる。
以下に、図面を参照して、本考案を適用した卓上洗浄機付き流し台の実施の形態を説明する。
図1は本実施の形態に係る卓上洗浄機付き流し台を示す正面図であり、主要な内部構成部分を透視した状態で示してある。図2はその左側面図であり、同じく主要な内部構成部分を透視した状態で示してある。図3はその右側面の上半部分を示す部分右側面図である。
これらの図を参照して説明すると、卓上洗浄機付き流し台1は、下半部分が直方体形状の枠組からなる流し台本体2となっており、この流し台本体2の上面の後側に、当該流し台本体2と同一幅で奥行きが略半分の直方体形状の卓上洗浄機3が搭載されている。流し台本体2は、例えばステンレススチール製の4本の垂直枠4と、これらの垂直枠4の上端を連結している4本の水平連結枠5と、4本の垂直枠4の下端側の部位を連結している4本の水平連結枠6とを備えており、かかる構成の直方体形状の枠組の四周がステンレススチール製の幕板によって覆われ、その下側の水平連結枠6には底板7が取り付けられている。この底板7には洗浄液を循環させるための循環ポンプ8が取り付けられており、循環ポンプ8の上方には、上側の水平連結枠5の間に、ステンレススチール板から形成した上方に開口している一定の深さの矩形のシンク9が取り付けられている。
卓上洗浄機3は、外周面がステンレススチール板によって覆われた天板および左右の側板、並びに背面板によって区画された直方体形状の洗浄室11を備えており、その底部は開口となっており、その前面開口は上下2枚のステンレススチール板で覆われた開閉扉12、13によって封鎖されている。これら開閉扉12、13は、下端縁の左右に取り付けた蝶番14、15を中心として垂直の閉じ位置から前方に水平に倒れた開き位置まで開けることができる。これらの開閉扉12、13の上端縁の側の中央に取り付けた取手16、17を回すと、連動して左右のロック用の水平ロッド18、19が移動してロックが解除されて開閉扉12、13を開けることができ、開閉扉12、13を閉じて取っ手16、17を元の位置に戻すと、水平ロッド18,19が元に位置に移動してロック状態が形成される。
洗浄室11の内部には、上下の開閉扉12、13に対応して、上下2段の洗浄棚21、22が水平に取り付けられており、これらの洗浄棚21、22には、例えば図示のような形状の円形の調理鍋23を立てた状態で複数個配置できるようになっている。各洗浄棚21、22の上方位置の前方側の部位には水平にノズル管24、25が配列されている。各ノズル管24、25には一定の間隔で、それらの長さ方向に沿ってノズル24a、25aが形成されており、これらのノズル24a、25aから洗浄液が洗浄棚21、22に載せた調理鍋23に吹き付けられるようになっている。
ノズル管24、25は卓上洗浄機3の左右の側板の間において、それらの中心軸線回りに回転可能な状態で水平に掛け渡されている。また、ノズル管24、25の左端部には、卓上洗浄機3の左側の側板の外側位置において当該ノズル管24、25の中心から半径方向に延びている腕板24b、25bが取り付けられており、これらの間が連結ロッド26によって連結されている。また、上側のノズル管24の左端部には、当該ノズル管24の中心から半径方向に延びる揺動板27が取り付けられている。揺動板27にはスライド溝27aが形成されており、このスライド溝27aにはスライド可能な状態でスライドピン28が貫通している。スライドピン28は垂直円板29の外周縁近傍に取り付けられており、垂直円板29は、卓上洗浄機3の天板上面に取り付けた揺動用モータ30の出力軸30aに同軸状態に固定されている。揺動用モータ30が回転するとスライドピン28がモータ中心軸線回りに回転し、スライドピン28が係合しているスライド溝27aが形成されている揺動板27が、ノズル管24、25の中心軸線回りに一定の角度範囲で前後に揺動する。この結果、ノズル管24、25も一定の角度範囲でそれらの中心軸線回りに回動し、これらのノズル管24、25に形成されている各ノズル24a、25aが一定の角度範囲内で前後に首振り運動しながら洗浄液を吹き付けることが可能である。
次に、洗浄液の循環路について説明する。卓上洗浄機3の洗浄液は流し台本体2のシンク9に溜められ、循環ポンプ8によって卓上洗浄機3を経由して循環する。この洗浄液の循環路は、シンク9の前側中央の底面に形成した供給口9aから下方に延びて循環ポンプ8の吸引口31に連通している吸引管32と、循環ポンプ8の吐出口33に連結されている吐出管34と、この吐出管34の先端に着脱可能なジョイント35を介して連結されている連結管36と、連結管36の先端に着脱可能なジョイント37を介して連結されている洗浄機側連結管38と、この連結管38に連通している上下のノズル管24、25と、卓上洗浄機3の底部開口3aから構成されている。吸引管32、吐出管34は流し台本体2の側に取り付けられており、上下のノズル管24、25に連通している洗浄機側連結管38は卓上洗浄機3の側に取り付けられている。
この構成の循環路には洗浄液から異物などを除去するための手段が配置されている。まず、シンクの供給口9aには垂直にストレーナ41が着脱可能な状態で取り付けられている。また、シンク9の左右の内側側面の上端縁側の部位には、前後方向に延びる左右の枠42が取り付けられており、左右の枠42の間に、前方に引き出し可能な引出し式フィルタ43が取り付けられている。左右の枠42における前後方向の途中位置においては一定の長さで前後に分断されており、分断位置の前後においては下方に傾斜している。これにより、図2において想像線で示すように、引出し式フィルタ43を前方に引き出して上方に持ち上げることにより、当該引出し式フィルタ43をシンク9から取り出すことができるようになっている。
シンク9の底面における左側の端の前側部分には排水口9bが形成されており、ここには、垂直にオーバーフロー管44が着脱可能な状態で取り付けられている。排水口9bにはドレン管45が接続されている。
なお、流し台本体2は直方体形状のものでなくてもよく、シンク9も矩形のものでなくてもよい。また、流し台本体2の枠組の構造も本実施の形態に限定されるものではない。さらに、卓上洗浄機3の形状および内部構造についても本実施の形態に限定されるものではない。
次に、卓上洗浄機3は、スライド式支持機構を介して、前後にスライド可能な状態で流し台本体2の上面に搭載されており、後方にスライドさせることにより流し台本体2から取り外すことが可能となっている。スライド式支持機構は、流し台本体2の上面を規定している左右の矩形断面の水平連結枠5の上面に形成したガイドレール51と、卓上洗浄機3の底面を規定している左右の側板の前後方向に延びる底側の端面に取り付けた左右のスライド枠53を備えている。スライド枠53は、ガイドレール51にスライド可能な状態で載っている水平板部分53aと、この水平板部分53aの外側縁から上方に直角に起立している垂直板部分53bと、水平板部分53aの内側縁から下方に直角に折れ曲がっている垂直板部分53cとを備えた断面形状をしている。
また、スライド式支持機構は、左右のスライド枠53の後端において、当該スライド枠53の水平板部分53aの後端に垂直に取り付けられたストッパ板55を備えている。これらのストッパ板55は、卓上洗浄機3が前方にスライドすると流し台本体2の左右の水平連結枠5の後端に後側から当たり、当該卓上洗浄機3の前方へのスライドを阻止する。これによって、流し台本体2に対する卓上洗浄機3の取り付け位置が規定されている。
さらに、左右のスライド枠53は、卓上洗浄機3の前面よりも前方に所定量だけ突出した前端部分53dを備えている。これらの前端部分53dにはネジ穴が形成されており、これらのネジ穴に対応する流し台本体2の左右の水平連結枠の上面の部位にもネジ穴が形成されている。左右のネジ穴に固定ネジ57を上側からねじ込むことにより、卓上洗浄機3が流し台本体2の上面に固定されている。
また、卓上洗浄機3の左右の側面の下側部位には、卓上洗浄機3をスライドさせる際に用いるための取手59が取り付けられている。
なお、本実施の形態では、卓上洗浄機3を前後にスライド可能としているが、流し台本体2の上面において左右にスライド可能としてもよい。また、卓上洗浄機3をスライドさせるためのスライド式支持機構は上記の例の限定されるものではない。さらに、卓上洗浄機3をスライドしないように固定するために、固定ネジ以外の固定具を用いることも可能である。
(洗浄時の動作説明)
この構成の卓上洗浄機付き流し台1では、シンク9に洗浄液を供給して溜めると共に、卓上洗浄機3に洗浄対象の調理鍋23を入れて開閉扉12,13を閉じる。そして、循環ポンプ8および揺動用モータ30を駆動する。循環ポンプ8によってシンク9内の洗浄液が吸引されて卓上洗浄機3の上下のノズル管24、25に供給され、これらのノズル管24、25の各ノズル24a、25aから調理鍋23に向けて洗浄液が吹き付けられる。また、揺動用モータ30によって各ノズル管24、25は一定の角度範囲内で繰り返し逆向きに回動するので、ノズル24a、25aが前後に首振りしながら洗浄液が調理鍋23の全体に吹き付けられ、調理鍋23の洗浄が効率良く行われる。吹き付けられた洗浄液は、調理鍋23から洗い流された異物と共に落下して、下端の底部開口3aから、その下側の引出し式フィルタ43を通って異物が除去された後に再びシンク9に回収される。シンク9に回収された洗浄液はストレーナ41を介して異物が除去された後に循環ポンプ8に吸引され、再び卓上洗浄機3に向けて供給される。このように、シンク9が洗浄液の貯留タンクおよび回収用のタンクとして利用されて洗浄が行われる。
(卓上洗浄機の取り外し、取り付け動作)
卓上洗浄機3を使用しない場合には、洗浄液の循環路を形成している連結管36を取り外した後に、左右の固定ネジ57を外す。この結果、卓上洗浄機3は後方にスライド可能になる。左右の取手59を持って、卓上洗浄機3を後方にスライドさせて、流し台本体2から後方に取り外すことができる。
卓上洗浄機3を取り外した状態では、流し台本体2のシンク9の上端開口が開放状態になる。この状態において、ストレーナ41を外して供給口9aに不図示の蓋を被せて封鎖する。また、排水口9bに取り付けられているオーバーフロー管44を取り外す。この状態では、一般的な流し台のシンクと同様に、当該シンクを利用して調理用具、食器類などの手洗いを行うことができる。例えば、不図示の水道蛇口から水をシンクに供給しながら調理用具を洗浄することができる。また、排水口9bに蓋を被せて封鎖して水を溜めて調理用具などを洗浄することもできる。
次に、卓上洗浄機3を流し台本体2に取り付ける場合には、卓上洗浄機3の左右の取手59を持って卓上洗浄機3を持ち上げて、その左右のスライド枠53を、流し台本体2の後側から左右のガイドレール51に載せ、前方に押し出せばよい。この結果、卓上洗浄機3が前方にスライドして、ストッパ板55が流し台本体2の後端に当たるとスライドが止まり、卓上洗浄機3の位置が規定される。この後に、左右の固定ネジ57を締め付けて、卓上洗浄機3を流し台本体2に固定する。しかる後に、連結管36を接続して洗浄液の循環路を形成する。また、シンク9の供給口9aにストレーナ41を取り付け、排水口9bにオーバーフロー管44を取り付ける。これによって、シンク9を洗浄液の貯留タンクおよび回収タンクとして利用して卓上洗浄機3によって厨房用具などの洗浄を行うことができる。
本考案の実施の形態に係る卓上洗浄機付き流し台を示す正面図であり、主要な内部構成部分を透視した状態で示してある。 図1の卓上洗浄機付き流し台の左側面図であり、同じく主要な内部構成部分を透視した状態で示してある。 図1の卓上洗浄機付き流し台の右側面の上半部分を示す部分右側面図である。
符号の説明
1 卓上洗浄機付き流し台
2 流し台本体
3 卓上洗浄機
4 垂直枠
5、6 水平連結枠
7 底板
8 循環ポンプ
9 シンク
9a 供給口
9b 排水口
11 洗浄室
12、13 開閉扉
14、15 蝶番
16、17 取手
18、19 水平ロッド
21、22 洗浄棚
23 調理鍋
24、25 ノズル管
24a、25a ノズル
24b、25b 腕板
26 連結ロッド
27 揺動板
27a スライド溝
28 スライドピン
28 垂直円板
30 揺動用モータ
30a 出力軸
31 吸引口
32 吸引管
33 吐出口
34 吐出管
35、37 ジョイント
36 連結管
38 連結管
41 ストレーナ
42 枠
43 引出し式フィルタ
44 オーバーフロー管
45 ドレン管
51 ガイドレール
53 スライド枠
53a 水平板部分
53b、53c 垂直板部分
53d 前端部分
55 ストッパ板
57 固定ネジ
59 取手

Claims (8)

  1. シンクを備えた流し台と、
    卓上洗浄機と、
    前記卓上洗浄機を、前記流し台の上面において前記シンクの上を前後方向あるいは左右方向にスライド可能に支持しているスライド式支持機構と、
    前記卓上洗浄機をスライドしないように流し台の上面に固定している固定具と、
    前記シンクに溜めた洗浄液を前記卓上洗浄機を経由して循環させるための循環路と、
    前記循環路に沿って洗浄液を循環させるために前記流し台に搭載された循環ポンプとを有し、
    前記循環路の一部は、前記循環ポンプと前記卓上洗浄機の間を連通している着脱可能な連結管によって形成されており、
    前記固定具および前記連結管を外した後に前記卓上洗浄機をスライドさせることにより、当該卓上洗浄機を前記流し台から取り外すことが可能となっていることを特徴とする卓上洗浄機付き流し台。
  2. 請求項1に記載の卓上洗浄機付き流し台において、
    前記スライド式支持機構は、
    前記流し台の上面において一定の間隔で前後に水平に延びる左右のガイドレールと、
    前記卓上洗浄機の底面において一定の間隔で前後に水平に延びていると共に、前記ガイドレールにスライド可能な状態で載っている左右のスライド枠と、
    前記卓上洗浄機が前方にスライドすると前記流し台の上面の後端に後側から当たり、当該卓上洗浄機の前方へのスライドを阻止可能な前記卓上洗浄機の底面に取り付けたストッパとを備えており、
    前記卓上洗浄機を後方にスライドさせることにより、当該卓上洗浄機を前記流し台の上面から後方に取り外すことが可能となっていることを特徴とする卓上洗浄機付き流し台。
  3. 請求項2に記載の卓上洗浄機付き流し台において、
    前記卓上洗浄機の左右の側面には、当該卓上洗浄機をスライドさせるために用いる取手が取り付けられていることを特徴とする卓上洗浄機付き流し台。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載の卓上洗浄機付き流し台において、
    前記固定具は、前記スライドガイドを前記ガイドレールに固定するためのネジ止め式固定具であることを特徴とする卓上洗浄機付き流し台。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載の卓上洗浄機付き流し台において、
    前記循環路は、循環ポンプの吸引口をシンクの底面に形成した供給口に連通させている吸引管と、循環ポンプの吐出口に連結されている吐出管と、卓上洗浄機の洗浄室内に配置した被洗浄物に洗浄液を吹き付けるためのノズルが形成されているノズル管と、吐出管およびノズル管を着脱可能に連結している前記連結管と、前記洗浄室の底部開口とによって形成されており、当該底部開口が前記シンクの真上に位置していることを特徴とする卓上洗浄機付き流し台。
  6. 請求項5に記載の卓上洗浄機付き流し台において、
    前記シンクの左右の内側側面の上端縁側の部位には、前後方向に延びる左右の枠が取り付けられており、
    前記左右の枠の間に、前方に引き出し可能な引出し式フィルタが取り付けられており、
    前記卓上洗浄機の前記洗浄室の底部開口から落下した洗浄液が前記引出し式フィルタを通ってシンクに還流することを特徴とする卓上洗浄機付き流し台。
  7. 請求項5または6に記載の卓上洗浄機付き流し台において、
    前記シンクの排出口にはストレーナが着脱可能な状態で取り付けられていることを特徴とする卓上洗浄機を備えた流し台。
  8. 請求項5ないし7のうちのいずれかの項に記載の卓上洗浄機付き流し台において、
    前記シンクの底面に形成した排水口には、当該シンク内に溜まる洗浄液の液面高さを規定するオーバーフロー管が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする卓上洗浄機付き流し台。
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