JP3142555B2 - 内燃機関に用いられる電磁弁を備えた弁制御装置 - Google Patents

内燃機関に用いられる電磁弁を備えた弁制御装置

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JP3142555B2
JP3142555B2 JP02510652A JP51065290A JP3142555B2 JP 3142555 B2 JP3142555 B2 JP 3142555B2 JP 02510652 A JP02510652 A JP 02510652A JP 51065290 A JP51065290 A JP 51065290A JP 3142555 B2 JP3142555 B2 JP 3142555B2
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    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
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Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は請求項1の上位概念に記載の内燃機関に用い
られる電磁弁を備えた弁制御装置に関する。
軸方向摺動可能な弁軸部を介してカム軸の弁制御カム
によつて作動させられる機関バルブの閉鎖時間と開放時
間を制御するための既に提案されている弁制御装置(DE
3815668.7)においては、電磁弁に液体リザーバが組み
込まれており、この場合、弁部材は、リザーバ室と磁石
室とを隔離するリザーバピストンとして働く。この場
合、弁入口とリザーバ室との間の接続はリザーバピスト
ンの一方の端面縁部を介して弁座と協働して制御され
る。電磁石はリザーバ走出方向とは反対の方向に作用す
る。それというのは、固有の実施例において電磁弁を無
電流で開くように、つまり電圧を印加された場合にのみ
遮断しようとしているからである。これにより、電磁弁
のコネクタ故障時に機関が暴走し得ないことを確保しよ
うとしている。しかしながらその結果、このようなコネ
クタ故障時に機関が停止したままとなつてしまう。上記
の既に提案された構成では、つまり液体リザーバが電磁
弁に組み込まれていて、電磁弁が無電流で開放されてい
るような構成を得るためには、極めて大きな、特に構造
的な手間が必要となつてしまう。特にその理由は、機械
的な調節力、つまり電磁弁の貯え力と開放力とが互いに
逆の方向に作用するので、弁部材として働くリザーバピ
ストンに少なくとも2つのばねが作用しなければならな
いからである。このために必要となるスペースが設けら
れていなければならないだけでなく、前記両ばねが極め
て正確に互いに調和されていなければならず、このこと
は特に手間がかかつてしまう。なぜならば、このような
調和においてはハイドロリツク圧によつて生ぜしめられ
る力をも考慮しなければならないからである。すなわ
ち、リザーバばねによつてリザーバピストンに作用する
静圧が、機関バルブによつて生ぜしめられてリザーバピ
ストンに作用するハイドロリツク圧よりも小さく形成さ
れていなければならないことが必要となる訳である。こ
のような場合にしか、所望の貯え作用が可能にならな
い。他面、このような静圧はオイル供給圧、つまり弁制
御装置からのハイドロリツクオイルの漏れ損失および遮
断損失を補償するオイル供給圧よりも大きく形成されて
いなければならない。このような場合にのみ、機関バル
ブ圧の減少時にリザーバピストンが再び出発位置に到達
し、この出発位置から前記リザーバピストンが電磁石の
励磁時に弁閉鎖位置に移動させられるか、または逆に励
磁の低減および突き棒圧の形成時に前記リザーバピスト
ンが走出し得ることが保証されている。
自動車における安全性や乗り心地の要求を満たすため
には、電磁弁のコネクタ故障時における上記の停車確保
では充分でない。すなわち、このようなコネクタ故障
は、電磁弁が励磁状態で締付け固定されて機関が場合に
よつては暴走してしまうようなケースを回避することが
できない。したがつて、燃料供給または燃料点火を遮断
するような付加的な装置が絶対必要となる。
発明の利点 請求項1の特徴部に記載の本発明による弁制御装置に
は、従来のものに比べて次のような利点がある。すなわ
ち、組み合わされたリザーバ弁ユニツトが一層単純に構
成されており、たとえばばねとしてたんにリザーバばね
しか有していない。力および圧力に関する許容範囲は同
じく拡大されており、この場合、リザーバピストンは励
磁されていない電磁石においてもはや中間位置をとる必
要はなく、その終端位置でリザーバばねによつて保持さ
れる。もちろんこの場合にも、リザーバピストンによつ
てリザーバばねに基づき形成可能な静圧が、漏れ補償性
の供給圧よりも大きく形成されていなければならない
が、しかしいかなる場合でも機関インテークバルブの行
程伝達室からのハイドロリツク圧よりも小さく形成され
ていなければならないことが云える。電磁石自体は種々
様々の形式で形成されていて構わないが、ただし、電磁
コイルの励磁時にリザーバピストンが可動の弁部材とし
てその弁座から少しだけ持ち上げられて、次いで機関バ
ルブの液体圧によつてリザーバとしてさらにシフトされ
ることが必要である。この目的のためには、前記持上げ
を生ぜしめるための制御インパルスで既に十分である。
別の利点は、弁の開制御が機械的なばねに関連して行な
われないことにある。すなわち、このようなばねの力は
上述した力特性に基づき比較的低い値に制限されていな
ければならないので、前記開制御の一種の慣性が生じて
しまう結果となる。それに対して本発明の構成では、駆
動が電磁石によつて、つまり高い応答迅速性に基づいて
行なわれるので有利となる訳である。
本発明の有利な構成では、リザーバピストンがポツト
状に構成されていて、リザーバ室に向いたポツト底部を
有しており、このポツト底部の縁部が、弁入口と前記リ
ザーバ室との間に位置する弁座と協働するようになつて
おり、前記ポツト底部が半径方向で制御弁ケーシングの
内壁に案内されており、ケーシング固定の中心のピンが
磁石ヨークとしてポツト開口に侵入するようになつてい
る。ピン外面とポツト内面との適宜な構成により、磁束
の最適化、ひいては磁力の最適化が得られる。さらに、
好都合なスペース分割が得られ、このことはリザーバ・
電磁弁ユニツトの小型化の目的に応じる。
本発明の別の有利な構成では、前記ピンと前記内壁と
の間に形成された磁石室に電磁コイルが配置されてお
り、これによつてリザーバ・電磁石ユニツトの組付けが
簡単化されると同時に構成体積も最小化される。
本発明のさらに別の有利な構成では、前記ピンに磁石
室を放圧するための中心の孔が設けられており、このこ
とは大きな接続利点をもたらす。
本発明のさらに別の有利な構成では、磁石室とリザー
バ室とを隔離するポツト底部に絞り開口が設けられてお
り、これにより、機関バルブ圧の減少時にリザーバピス
トンは再び確実に弁座に密に載着するようになる。
本発明のさらに別の有利な構成では、前記リザーバ室
が絞り孔と、同リザーバ室に向かつて開く逆止弁とを介
してクランクケーシングと接続されている。前記絞りに
よつて、システム圧として用いられるエンジンオイル圧
の変化は弱められた形でしかリザーバ室内の圧力に作用
しなくなる。
本発明のさらに別の有利な構成では、前記ピンがリザ
ーバピストンの行程ストツパとして働くようになつてい
て、さらに盲孔を有しており、この盲孔にリザーバばね
が部分的に侵入している。このような盲孔の深さは少な
くとも、前記リザーバばねが押し縮められてブロツクを
形成する場合に前記盲孔がこのリザーバばねを完全に収
容するように形成されていてよい。これによつてさら
に、リザーバ室の容積に役立つような別のスペースが節
約される。
本発明のさらに別の有利な構成では、弁座からのリザ
ーバピストンの持上げ後に前記電磁コイルが電気的に遮
断されるようになつている。これによつて、かなりの電
気エネルギが節約される。それというのは、電磁弁を実
際に作動させるためにはインパルスだけで十分であるか
らである。なぜならば、制御可能性が存在している限
り、引き続き行われる開放が機関バルブ圧によつて行わ
れるからである。これに関しては、機関バルブ圧とリザ
ーバばね力との形でリザーバピストンに作用する制御量
が付加的に磁力によつて重畳されないという利点が得ら
れる。
本発明の別の利点および有利な構成は以下の説明や図
面や請求の範囲から知ることができる。
図面 以下に、本発明の対象の実施例を図面につき詳しく説
明する。第1図はリザーバ・電磁弁ユニツトを備えた弁
制御装置の縦断面図を示しており、第2図はリザーバ・
電磁弁ユニツトの拡大した縦断面図を示している。
実施例の説明 内燃機関のインテークバルブまたはエキゾーストバル
ブ10に用いられる第1図に示した弁制御装置は、弁部材
11を有する弁軸部12と、カム軸13と共に回転する弁制御
カム14との間に配置されている。弁軸部12は弁ケーシン
グ15に軸方向摺動可能に案内されていて、2つの弁閉鎖
ばね16,17の作用を受けて弁部材11で弁ケーシング15に
設けられた弁座18に載置している。この弁座は弁入口開
口もしくは弁出口開口19を取り囲んでいる。前記弁制御
装置は弁ケーシング15に装着された制御ケーシング20を
有しており、この制御ケーシングには、ケーシング室21
が、弁ケーシング15に設けられたばね室22に対して同軸
的に配置されている。このばね室には弁閉鎖ばね16,17
が互いに同軸的に収納されている。ケーシング室21には
下方からケーシングブロツク23が嵌め込まれており、こ
のケーシングブロツクは軸方向で一貫して延びる中心の
ケーシング孔24を有している。ケーシング孔24には、弁
軸部12と結合された弁ピストン25と、その上に配置され
たカムピストン27のピストン部分26とが軸方向摺動可能
に案内されている。カムピストン27はケーシングブロツ
ク23に支持された戻しばね28によつて弁制御カム14に押
圧される。ピストン部分26は戻しばね28を介してカムピ
ストン27に形状接続的に押圧される。弁ピストン25とピ
ストン部分26とは、オイルを充てんされた行程伝達室29
を制限しており、この行程伝達室の前記カムピストン27
と前記弁ピストン25との間で有効となる軸方向長さを両
ピストンの相対運動によつて変えることができる。行程
伝達室29は導管30を介して、円筒状に構成された電磁制
御弁31(第1図に断面されていない状態で示す)と接続
されており、この場合、導管30は半径方向で電磁制御弁
31に当接している。前記弁制御装置から流出した何らか
のオイル漏れ量はフイードポンプ34によつて貯え容器32
から搬送導管33を介して補償され、この場合、搬送導管
33は、行程伝達室29と電磁制御弁31とを接続する導管30
に開口している導管35と、電磁制御弁31の下側の端面に
通じている導管36とに分岐される。導管35,36には、電
磁制御弁31の方向に開く各1つの逆止弁37,38が配置さ
れている。フイードポンプ34の最大吐出圧は圧力制限弁
39によつて上方を制限されるので、オイルの規定された
供給圧は超過されない。
第2図に断面して示した電磁制御弁31によつて、行程
伝達室29に存在するオイル量を制御することができる。
このために電磁ケーシング40には、ポツト状に構成され
たリザーバピストン41が軸方向で摺動可能にかつ半径方
向にシールされて配置されている。このリザーバピスト
ン41は電磁弁の図示の閉鎖位置において入口室42をリザ
ーバ室43および磁石室44と隔離している。リザーバピス
トン41は閉鎖ばねとして作用するリザーバばね45によつ
て負荷されていて、ピストン底部に絞り孔46を有してお
り、この絞り孔を介してリザーバ室43と磁石室44とが互
いに接続されている。有利な構成においては、リザーバ
室43と逆上弁38との間に絞り孔56が設けられている。リ
ザーバばね45はリザーバピストン41とは反対の側におい
て、リザーバピストン41に対して同軸的にケーシングカ
バー48に配置されたピン47に支持されている。この場
合、リザーバばね45の区分を収容するために、ピン47の
自由端部に盲孔49が設けられている。さらに、ピン47に
は漏れ通路50が設けられており、この漏れ通路は漏れ導
管51を介してオイル容器32に通じている。電磁弁ケーシ
ング40とピン47とによつて形成された前記磁石室44の環
状室には、電磁コイル52が配置されている。さらに、リ
ザーバピストン41がリザーバばね45に抗して摺動すると
このリザーバピストンの環状壁が侵入するようになつて
いる前記環状室は、漏れ孔53を介して漏れ通路50と接続
されており、これにより前記リザーバピストンの侵入時
に、電磁コイル52とリザーバピストン41との間で磁石室
44の内部に液体よどみが生じることが回避される。
前記弁制御装置は次のように作動する: 内燃機関を運転するためには、弁制御カム14によつて
所定の時機に皿形の弁部材11が弁座から下方に引き離さ
れ、入口通路が燃焼室に対して開放される。このために
は、カムピストン27を介して、かつ戻しばね28のばね力
に抗してピストン部分26が、オイルを充てんされている
ケーシング孔24内にシフトされる。ほぼ非弾性的な力伝
達体として働くオイルに基づき、弁ピストン25は下方に
押しのけられて、弁部材11と共に弁軸部12の弁閉鎖ばね
16,17の力に抗してシフトする。行程伝達室29内の不変
の液体容量において、インテークバルブまたはエキゾー
ストバルブ10の開放行程は弁制御カム14の高さに相当す
る。それというのは、ピストン部分26と弁ピストン25と
が同じ作業直径を有しているからである。弁軸部12のこ
の作業行程は、弁部材11と弁座18との間の時間的横断面
積が充分に大きく形成されている場合に、つまりたとえ
ばこの時間的横断面積の縮小によつて機関回転数を低下
させたい場合に電磁制御弁31によつて変化させられる。
この場合、時間的横断面積に相応して、燃焼室内に吸い
込まれる燃料空気混合気量が減じられる。このような時
間的横断面積を減少させるためには、規定された作業行
程が越えられると意図的に電磁制御弁31が開放され、こ
の場合、電磁コイル52が励磁され、少なくとも第1の電
流インパルスによつてリザーバピストン41の弁縁部54が
弁座55から持ち上がるので、行程伝達室29に生ぜしめら
れた圧力は導管30を介してリザーバ室43に移り、これに
よりこの場所でリザーバピストン41の下端面に負荷がか
けられることに基づき、前記リザーバピストンのリザー
バばね45のばね力に抗して上方にシフトされる。リザー
バによつて吸い込まれた前記容量の分だけ、行程伝達室
29内の容量は減じられる。これによつて弁閉鎖ばね16,1
7の作用に基づき弁部材11は早期に閉じる。さらに、組
み合わされた電磁制御弁31における貯え過程では、磁石
室44に存在する液体が漏れ孔53もしくは漏れ通路50と漏
れ導管51とを介してオイル容器32に案内される。弁14が
さらに回転すると、この弁制御カムは図示の基本円位置
に達する。この基本円位置においてピストン部分26に戻
しばね28によつて再び完全に上方にシフトされる。この
運動時に電磁制御弁31のリザーバピストン41はリザーバ
ばね45によつて駆動されて、このリザーバピストンの前
に貯えられたオイルを導管30を介して行程伝達室29に戻
すように押しのけ、その結果、前記リザーバピストン41
はその弁縁部54で弁座55に載着する。導管30の弁入口室
42または行程伝達室29に生じる中空室はフイードポンブ
34と搬送導管33とを介してオイルを充てんされ、この場
合、戻し流が逆止弁37によつて阻止されるので、弁制御
カム14による新たな駆動時には再び出発状態が得られて
いる。リザーバピストン41の底部に設けられた絞り孔46
により、リザーバ室43に滞留圧が生じないことが達成さ
れる。すなわち、リザーバピストン41が弁座55に充分に
載着することが達成される。導管36と逆止弁38とを介し
て、フイードポンプ34によつて連続的にオイルがリザー
バ室43に流入し、この場所から絞り孔46を介して磁石室
44に流入してオイル容器32に戻るので、一定の低い圧力
でのリザーバ室43の不断の充てんが保証されている。有
利には逆止弁38とリザーバ室43との間に設けられている
絞り56の直径は絞り孔46よりも小さく設定されており、
システム圧として働くエンジンオイル圧の変化が、減じ
られた形でしかリザーバ室内の圧力に作用しないことを
生ぜしめる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−134013(JP,A) 特開 昭61−275516(JP,A) 特開 昭62−63107(JP,A) 特開 平1−315605(JP,A) 特開 昭59−183014(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/00 301 F01L 9/02 F01L 1/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カム軸(13)の弁制御カム(14)によって
    軸方向摺動可能な弁軸部(12)を介して作動させられる
    内燃機関の機関バルブ(10)の閉鎖時間および開放時間
    を制御するための弁制御装置であって、前記弁制御カム
    (14)と前記弁軸部(12)との間に配置された、液体充
    てんされた行程伝達室(29)が設けられていて、該行程
    伝達室(29)が、前記弁制御カム(14)と前記弁軸部
    (12)との間で有効となるその軸方向延びを変える目的
    で、液体を排出しかつ供給するための、電磁制御弁(3
    1)によって制御される通路(30)を有しており、該通
    路(30)の他方の端部が液体リザーバ(43,41)に開口
    している形式のものにおいて、前記通路(30)が、電磁
    制御弁(31)に設けられた弁座(55)に通じていて、電
    磁制御弁(31)の可動の弁部材によって閉鎖可能であ
    り、該弁部材が、電磁制御弁(31)の制御弁ケーシング
    (40)内に案内されたリザーバピストン(41)として形
    成されており、該リザーバピストン(41)に設けられた
    弁縁部(54)が、リザーバばね(45)によって弁座(5
    5)に載着させられるようになっており、さらに前記弁
    縁部(54)が、電磁制御弁(31)に設けられた電磁コイ
    ル(52)の磁力の作用を受けて弁座(55)から持ち上げ
    られて、リザーバピストン(41)により制限されたリザ
    ーバ室(43)から形成される液体リザーバに対する前記
    通路(30)の接続を開放するようになっていることを特
    徴とする、内燃機関に用いられる電磁弁を備えた弁制御
    装置。
  2. 【請求項2】リザーバピストン(41)がポット状に構成
    されていて、リザーバ室(43)に面したポット底部を有
    しており、該ポット底部が、前記リザーバ室(43)を磁
    石室(44)から隔離しており、ポット底部の縁部が前記
    弁縁部(54)を形成しており、該弁縁部(54)が、弁座
    (55)に接触した状態で、前記リザーバピストン(41)
    を取り囲みかつ前記通路(30)に接続された弁入口室
    (42)を前記リザーバ室(43)から隔離しており、前記
    リザーバピストン(41)が、半径方向で前記制御弁ケー
    シング(40)の内壁に案内されており、前記磁石室(4
    4)内に配置された、ケーシング固定の中心のピン(4
    7)が、磁石ヨークとして、前記リザーバピストン(4
    1)に設けられた、磁石室側のポット開口に侵入するよ
    うになっている、請求項1記載の弁制御装置。
  3. 【請求項3】前記ピン(47)と前記制御弁ケーシング
    (40)の内壁との間に形成された前記磁石室(44)の環
    状室に電磁コイル(52)が配置されている、請求項2記
    載の弁制御装置。
  4. 【請求項4】前記ピン(47)に、前記磁石室(44)を放
    圧するための中心の孔(50)が設けられている、請求項
    2または3記載の弁制御装置。
  5. 【請求項5】前記磁石室(44)と前記リザーバ室(43)
    とを隔離する前記リザーバピストン(41)の底部に絞り
    開口(46)が設けられている、請求項2から4までのい
    ずれか1項記載の弁制御装置。
  6. 【請求項6】前記リザーバ室(43)が絞り孔(56)と、
    前記リザーバ室(43)に向かって開く逆止弁(38)とを
    介してクランクケーシングと接続されている、請求項2
    から5までのいずれか1項記載の弁制御装置。
  7. 【請求項7】前記ピン(47)が前記リザーバピストン
    (41)の行程ストッパとして働くようになっており、前
    記リザーバばね(45)が、前記ピン(47)に設けられた
    盲孔(49)に部分的に侵入している、請求項2から6ま
    でのいずれか1項記載の弁制御装置。
  8. 【請求項8】前記弁座(55)からの前記リザーバピスト
    ン(41)の持上げ後に、前記電磁コイル(52)に対する
    給電が遮断可能である、請求項1から7までのいずれか
    1項記載の弁制御装置。
JP02510652A 1989-09-01 1990-07-28 内燃機関に用いられる電磁弁を備えた弁制御装置 Expired - Lifetime JP3142555B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3929072.7 1989-09-01
DE3929072A DE3929072A1 (de) 1989-09-01 1989-09-01 Ventilsteuervorrichtung mit magnetventil fuer brennkraftmaschinen

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Publication Number Publication Date
JPH04501594A JPH04501594A (ja) 1992-03-19
JP3142555B2 true JP3142555B2 (ja) 2001-03-07

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ID=6388437

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