JP3142047B2 - 収容替え加入者への呼設定方法 - Google Patents
収容替え加入者への呼設定方法Info
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- JP3142047B2 JP3142047B2 JP6754595A JP6754595A JP3142047B2 JP 3142047 B2 JP3142047 B2 JP 3142047B2 JP 6754595 A JP6754595 A JP 6754595A JP 6754595 A JP6754595 A JP 6754595A JP 3142047 B2 JP3142047 B2 JP 3142047B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクション型通信を
行う交換機間の加入者収容替えを行った場合に、収容替
えを行った加入者への呼を設定する方法に関するもので
ある。
行う交換機間の加入者収容替えを行った場合に、収容替
えを行った加入者への呼を設定する方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、パケット交換サービスにおいて、
或る加入者交換機から他の加入者交換機に加入者の収容
替えを行う場合にはパケットの中継転送を行っている。
図３を用いてこれを説明する。図３においては、１は発
信者、２は発側加入者交換機、３は中継交換機、４は着
信者、５は移行元交換機、６は移行先交換機である。発
呼要求パケット31を受信した収容替え前の加入者交換機
である移行元交換機５では、加入者が既に収容替え後の
加入者交換機である移行先交換機６に収容替えされてい
ることを認識すると、移行先交換機６に対して発呼要求
パケット31を転送する。
或る加入者交換機から他の加入者交換機に加入者の収容
替えを行う場合にはパケットの中継転送を行っている。
図３を用いてこれを説明する。図３においては、１は発
信者、２は発側加入者交換機、３は中継交換機、４は着
信者、５は移行元交換機、６は移行先交換機である。発
呼要求パケット31を受信した収容替え前の加入者交換機
である移行元交換機５では、加入者が既に収容替え後の
加入者交換機である移行先交換機６に収容替えされてい
ることを認識すると、移行先交換機６に対して発呼要求
パケット31を転送する。
【０００３】移行先交換機６では、着信者（移行加入
者）からの着呼受付パケット32を最適ルートで発側加入
者交換機２に送信する。このとき、発側加入者交換機２
では、着信者の加入者識別番号から索引される着交換機
識別番号を移行元交換機番号から移行先交換機番号に変
更する。これにより、それ以降に送信されるデータパケ
ット33については、発側加入者交換機２が最適ルートを
選択して移行先交換機６に送る。
者）からの着呼受付パケット32を最適ルートで発側加入
者交換機２に送信する。このとき、発側加入者交換機２
では、着信者の加入者識別番号から索引される着交換機
識別番号を移行元交換機番号から移行先交換機番号に変
更する。これにより、それ以降に送信されるデータパケ
ット33については、発側加入者交換機２が最適ルートを
選択して移行先交換機６に送る。
【０００４】しかし、ＡＴＭセルリレーサービスのよう
に、呼設定時に交換機間で順次回線設定を行って発信者
と着信者との間に通信回線を設定するようなコネクショ
ン型の呼設定方式においては、発呼要求の際に選択した
ルートと異なるルートで情報を送信できるパケット交換
サービスの方法を適用することはできない。
に、呼設定時に交換機間で順次回線設定を行って発信者
と着信者との間に通信回線を設定するようなコネクショ
ン型の呼設定方式においては、発呼要求の際に選択した
ルートと異なるルートで情報を送信できるパケット交換
サービスの方法を適用することはできない。
【０００５】或る交換機から他の交換機に収容替えされ
ている加入者に向けて呼を設定するという側面から見る
と、回線交換サービスの場合には着信転送が行われてい
る。図４を用いてこれを説明する。発信者１から加入者
4'の加入者識別番号を入力することにより、加入者4'に
対する呼設定要求41を行う。加入者4'が応答しない時
は、加入者交換機５から転送先着信者４の加入者識別番
号を入力することにより、転送先着信者４に対する呼設
定要求42を行う。このとき、発信者１から転送先着信者
４までの情報転送用回線のルートは、発信者１から加入
者交換機２、中継交換機３、中継交換機７、加入者交換
機５、中継交換機７、中継交換機８、加入者交換機６、
着信者４の順になる。
ている加入者に向けて呼を設定するという側面から見る
と、回線交換サービスの場合には着信転送が行われてい
る。図４を用いてこれを説明する。発信者１から加入者
4'の加入者識別番号を入力することにより、加入者4'に
対する呼設定要求41を行う。加入者4'が応答しない時
は、加入者交換機５から転送先着信者４の加入者識別番
号を入力することにより、転送先着信者４に対する呼設
定要求42を行う。このとき、発信者１から転送先着信者
４までの情報転送用回線のルートは、発信者１から加入
者交換機２、中継交換機３、中継交換機７、加入者交換
機５、中継交換機７、中継交換機８、加入者交換機６、
着信者４の順になる。
【０００６】このような回線交換サービスでの着信転送
は、移行元交換機とその前段交換機との間に往路及び復
路の二重の回線を設定する必要がある。特にＡＴＭセル
リレーサービスでは、回線交換サービスと比べて広帯域
の回線リソースを必要とするので、加入者の収容替えに
冗長な回線リソースを使用することには問題がある。ま
た、収容替え加入者の加入者識別番号を変更しなければ
ならないことからも、加入者の収容替えに着信転送を適
用することには問題がある。
は、移行元交換機とその前段交換機との間に往路及び復
路の二重の回線を設定する必要がある。特にＡＴＭセル
リレーサービスでは、回線交換サービスと比べて広帯域
の回線リソースを必要とするので、加入者の収容替えに
冗長な回線リソースを使用することには問題がある。ま
た、収容替え加入者の加入者識別番号を変更しなければ
ならないことからも、加入者の収容替えに着信転送を適
用することには問題がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コネ
クション型通信を行う交換機間の加入者収容替えを行っ
た場合に、移行元交換機とその前段交換機との間に回線
を設定せずに、収容替えを行った加入者への呼を設定す
る方法を提供することにある。
クション型通信を行う交換機間の加入者収容替えを行っ
た場合に、移行元交換機とその前段交換機との間に回線
を設定せずに、収容替えを行った加入者への呼を設定す
る方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明においては、この
ような課題を解決するため、収容替え前に端末装置を収
容していた加入者交換機に呼設定のための制御信号が到
達したときは、収容替え前に端末装置を収容していた加
入者交換機から前段の中継交換機に対して収容替え先の
加入者交換機の交換機番号を含むコネクション解放要求
信号を返送し、コネクション解放要求信号を受信した中
継交換機が収容替え後に端末装置を収容している加入者
交換機に向けて再度ルーチングを行う。
ような課題を解決するため、収容替え前に端末装置を収
容していた加入者交換機に呼設定のための制御信号が到
達したときは、収容替え前に端末装置を収容していた加
入者交換機から前段の中継交換機に対して収容替え先の
加入者交換機の交換機番号を含むコネクション解放要求
信号を返送し、コネクション解放要求信号を受信した中
継交換機が収容替え後に端末装置を収容している加入者
交換機に向けて再度ルーチングを行う。
【０００９】
【作用】本発明においては、移行元交換機が既に移行済
の加入者への発呼要求を受信した場合、移行元交換機が
その前段交換機に解放要求メッセージを送信して前段交
換機との間の回線リソースを解放し、前段交換機が移行
先交換機への方路を選択して呼設定メッセージを送信す
る。従って、本発明においては、冗長な回線を設定する
ことなしに発信者と移行加入者である着信者との間に回
線を設定することができる。
の加入者への発呼要求を受信した場合、移行元交換機が
その前段交換機に解放要求メッセージを送信して前段交
換機との間の回線リソースを解放し、前段交換機が移行
先交換機への方路を選択して呼設定メッセージを送信す
る。従って、本発明においては、冗長な回線を設定する
ことなしに発信者と移行加入者である着信者との間に回
線を設定することができる。
【００１０】
【実施例】次に、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図１は発信者と着信者との間のノード構成例を示す
図である。図１においては、前述と同様に１は発信者、
２は発側加入者交換機、３は中継交換機、４は着信者、
５は移行元加入者交換機、６は移行先加入者交換機であ
り、７は中継交換機である。また、図２は呼設定要求メ
ッセージの流れを示す図である。
る。図１は発信者と着信者との間のノード構成例を示す
図である。図１においては、前述と同様に１は発信者、
２は発側加入者交換機、３は中継交換機、４は着信者、
５は移行元加入者交換機、６は移行先加入者交換機であ
り、７は中継交換機である。また、図２は呼設定要求メ
ッセージの流れを示す図である。
【００１１】先ず、発信者１が収容替え加入者である着
信者４に対して呼設定要求を行う。発信者１は着信者４
が収容替え加入者であることを意識しないので、呼設定
要求メッセージ21には通常の呼設定時と同様の着信者加
入者識別番号が含まれる。呼設定要求メッセージ21を受
信した中継交換機７は着信者の加入者識別番号を展開
し、方路26に向けて呼設定要求メッセージ22を送信す
る。
信者４に対して呼設定要求を行う。発信者１は着信者４
が収容替え加入者であることを意識しないので、呼設定
要求メッセージ21には通常の呼設定時と同様の着信者加
入者識別番号が含まれる。呼設定要求メッセージ21を受
信した中継交換機７は着信者の加入者識別番号を展開
し、方路26に向けて呼設定要求メッセージ22を送信す
る。
【００１２】呼設定要求メッセージ22を受信した加入者
交換機５では、着信者が収容替え加入者であり既に他の
交換機に収容替えされていることを識別すると、前段の
中継交換機７に対して収容替え加入者であることを示す
識別子を含めて解放要求メッセージ23を送信する。これ
により、中継交換機７と加入者交換機５との間の回線リ
ソースが解放される。
交換機５では、着信者が収容替え加入者であり既に他の
交換機に収容替えされていることを識別すると、前段の
中継交換機７に対して収容替え加入者であることを示す
識別子を含めて解放要求メッセージ23を送信する。これ
により、中継交換機７と加入者交換機５との間の回線リ
ソースが解放される。
【００１３】解放要求メッセージ23を受信した中継交換
機７では、呼設定要求メッセージを送信し直すが、この
時受信した解放要求メッセージに含まれる識別子から着
信者が既に移行先交換機に収容替えされたことを識別す
ると、別の方路27を選択して改めて呼設定要求メッセー
ジ24を送信する。呼設定要求メッセージ24を受信した移
行先加入者交換機６では、通常の呼設定手順と同様に、
着信者の加入者識別番号から収容替え加入者に対して呼
設定要求メッセージ25を送信する。
機７では、呼設定要求メッセージを送信し直すが、この
時受信した解放要求メッセージに含まれる識別子から着
信者が既に移行先交換機に収容替えされたことを識別す
ると、別の方路27を選択して改めて呼設定要求メッセー
ジ24を送信する。呼設定要求メッセージ24を受信した移
行先加入者交換機６では、通常の呼設定手順と同様に、
着信者の加入者識別番号から収容替え加入者に対して呼
設定要求メッセージ25を送信する。
【００１４】
【発明の効果】本発明においては、移行元交換機への呼
設定要求に対して、着信者が既に移行先交換機に移行済
の場合は、移行元交換機がその前段交換機に解放メッセ
ージを返送してその間の回線リソースを解放すると共
に、前段交換機が方路を変更して接続することにより移
行先交換機に呼設定要求メッセージを送信する。このよ
うな本発明により、コネクション型通信においても収容
替え後の交換機に対する呼設定要求メッセージの送信が
可能になり、このとき中継交換機と移行元交換機との間
に回線を捕捉する必要がないという利点がある。
設定要求に対して、着信者が既に移行先交換機に移行済
の場合は、移行元交換機がその前段交換機に解放メッセ
ージを返送してその間の回線リソースを解放すると共
に、前段交換機が方路を変更して接続することにより移
行先交換機に呼設定要求メッセージを送信する。このよ
うな本発明により、コネクション型通信においても収容
替え後の交換機に対する呼設定要求メッセージの送信が
可能になり、このとき中継交換機と移行元交換機との間
に回線を捕捉する必要がないという利点がある。
【図１】発信者と着信者との間のノード構成例を示す図
である。
である。
【図２】呼設定要求メッセージの流れを示す図である。
【図３】パケット交換サービスにおける従来の収容替え
を説明する図である。
を説明する図である。
【図４】回線交換サービスにおける従来の着信転送を説
明する図である。
明する図である。
１ 発信者 ２ 発側加入者交換機 ３、７、８ 中継交換機 ４ 着信者 ５ 移行元加入者交換機 ６ 移行先加入者交換機 21、22、24、25 呼設定要求メッセージ 23 解放要求メッセージ 26、27 方路 31 発呼要求パケット 32 着呼受付パケット 33 データパケット 41、42 呼設定要求
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−48853（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−350644（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−185058（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−65641（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/28 H04M 3/00
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の加入者交換機及び中継交換機並び
に加入者交換機に収容された端末装置とこれらを接続す
る伝送路とを含み且つ発側の端末装置から着側の端末装
置に向けて端末装置交換機間及び交換機相互間で順次制
御信号を送受信しコネクションを設定して発側加入者か
ら着側加入者への呼を設定する通信網における加入者が
収容先の加入者交換機を変更したときの収容替え加入者
への呼設定方法において、 収容替え前に端末装置を収容していた加入者交換機に呼
設定のための制御信号が到達したときは、収容替え前に
端末装置を収容していた加入者交換機から前段の中継交
換機に対して収容替え先の加入者交換機の交換機番号を
含むコネクション解放要求信号を返送し、コネクション
解放要求信号を受信した中継交換機が収容替え後に端末
装置を収容している加入者交換機に向けて再度ルーチン
グを行うことを特徴とする収容替え加入者への呼設定方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6754595A JP3142047B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 収容替え加入者への呼設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6754595A JP3142047B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 収容替え加入者への呼設定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265336A JPH08265336A (ja) | 1996-10-11 |
| JP3142047B2 true JP3142047B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=13348047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6754595A Expired - Fee Related JP3142047B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 収容替え加入者への呼設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142047B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP6754595A patent/JP3142047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08265336A (ja) | 1996-10-11 |
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