JP3141964U - 災害時における避難者収容シェルター - Google Patents

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Abstract

【課題】地震等の災害時における緊急避難用の避難空間部を確保することができる避難者収容シェルターを提供する。
【解決手段】躯体2は、方形に枠組された下部枠体3と上部枠体4と、この下部枠体と上部枠体と間において各隅角部に立設状に固設された縦枠柱5と、下部枠体の対向する隅部間に対角線上に横架された下補強梁部材6と、上部枠体の対向する隅部間に対角線上に横架された上補強梁部材7と、下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面において下部枠体と上部枠体間にそれぞれ架設された補強筋交い部材8と、下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面に装設された閉塞パネル9a、9bとを備え、下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面を閉塞しかつ残余の側面を出入り口11とする避難空間部Sが形成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、木造住宅等の既設若しくは新築の建物内において、地震等の災害時にあって、緊急避難用の避難空間部を確保することができる災害時における避難者収容シェルターに関する。
従来、木造住宅等の家屋にあっては、地震等の災害に備えて家屋の軸組み(梁組み)等の構造を強化するために種々の耐震構造が案出されている。しかし、この家屋の軸組み(梁組み)等の耐震構造を家屋全体に採用することは、既設の家屋や新築の家屋に拘らずその施工に要する労力及び費用の増大を招く等、工期や経済的な問題点からも一般に普及するには至っていないのが現状である。
そして、既設若しくは新築の家屋において、その家屋の一室を対象とする耐震構造が案出されている。(特許文献1及び特許文献2参照)
特開平2006−83540号 実用新案登録第3130009号
しかしながら、上記した特許文献1及び特許文献2に記載された耐震構造のものは、いずれも家屋の基礎を含む軸組み(梁組み)構造等に関わる耐震(耐力)構造体であるため、その施工に要する労力及び費用の増大等、工期や経済的な問題点を解決するものではなかった。
そこで、本考案は、上記した問題点に鑑み、家屋の基礎を含む軸組み(梁組み)構造に何らの変更を要することなく、木造住宅等の既設或いは新築の建物内に簡易に設置でき、地震等の災害時における緊急避難用の避難空間部を確保することができる避難者収容シェルターを提供することを課題とする。
上記した課題は、各請求項記載の考案によって解決される。
請求項1に記載の考案は、木造住宅等の建物内に設置される災害時における避難者収容シェルターであって、
鉄骨等の金属材料からなりボックス状に枠組み形成されるとともに、内部に緊急避難用の避難空間部が形成される躯体を主体とし、
該躯体は、方形に枠組された下部枠体及び上部枠体と、この下部枠体と上部枠体と間において各隅角部に立設状に固設された縦枠柱と、前記下部枠体の対向する隅部間に対角線上に横架された下補強梁部材と、上部枠体の対向する隅部間に対角線上に横架された上補強梁部材と、前記下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面において該下部枠体と上部枠体間にそれぞれ架設された補強筋交い部材と、前記下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面に装設された閉塞パネルとを備え、
前記下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面を閉塞しかつ残余の側面を出入り口とする避難空間部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、躯体全体を耐震構造のボックス状に枠組み形成するとともに、その内部に緊急避難用の避難空間部を形成したもので、該躯体全体を木造住宅等の建物内の任意スペース(場所)に設置することによって、該建物内にあって地震等の災害時の緊急避難用としての避難空間部を簡易に確保することができるものである。
請求項2に記載の考案は、請求項1記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
前記躯体内に形成される避難空間部の一隅角部には防災用グッズ等を取出し可能に収納する収納部が前記避難空間部と区画形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、請求項1と同様に、建物内にあって、緊急避難用の避難空間部を簡易に確保することができるとともに、避難空間部と区画形成された収納部内に防災用グッズ等を簡単に収納することができ、その収納、確保及び管理を容易に行うことができるものである。
請求項3に記載の考案は、請求項2記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
前記収納部と前記避難空間部との区画部位には該収納部を閉塞する区画パネルが配設され、この区画パネルには取出し口が形成されるとともに、該収納部の外面を閉塞する前記閉塞パネルの内の一つ閉塞パネルには該収納部の一面を開閉口する開閉可能な扉部材が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、扉部材の開閉操作によって、収納部に対する防災用グッズ等の収納、取出しを簡易になし得、収納部を閉塞する区画パネルの取出し口によって、避難空間部に避難した状態でこの収納部に収納した防災用グッズ等の取出しを簡易になし得るものである。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
前記躯体内に形成される避難空間部の上部側の少なくとも一隅角部には該避難空間内の避難者の頭部等を保護する形状に形成された緩衝材からなる保護部材を装設したことを特徴とする。
この構成によれば、緩衝材からなる保護部材によって、避難空間部に避難した避難者の頭部等を、落下物等の衝突により躯体に伝達される衝撃から保護し得るものである。
請求項5に記載の考案によれば、請求項1〜4のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
建物内に形成される押入れ部位に収納設置可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、避難者収容シェルターを構成する躯体全体を建物の押入れ部位に対応して簡易に設置することができるものである。
請求項6に記載の考案は、請求項1〜4のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
前記躯体の上面に天板を配設して該躯体全体を脚部とするテーブルとして使用可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、避難者収容シェルターを構成する躯体全体を建物内において、その生活空間内にテーブルとして簡易に設置することができるものである。
請求項7に記載の考案は、請求項1〜6のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
前記天板の上面には上方からの落下物の衝撃を吸収する緩衝材からなる保護部材を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、緩衝材からなる保護部材によって、避難者収容シェルターを構成する躯体に対し、上方からの落下物による衝撃を吸収して、該躯体に対する衝撃を緩和することができるものである。
請求項1記載の考案においては、避難者収容シェルターを構成する躯体全体を木造住宅等の建物内の任意スペース(場所)に設置することができ、建物内にあって、地震等の災害時の緊急避難用としての避難空間部を簡易に確保することができ、該避難空間部内における避難者の安全避難状態を良化向上することができる。
請求項2記載の考案によれば、建物内にあって、地震等の災害時の緊急避難用としての避難空間部を簡易に確保するとともに、該避難空間部に対して避難者を安全に避難させることができ、さらに、防災用グッズ等の収納、確保及びその管理を容易になし得る。
請求項3記載の考案によれば、収納部に対する防災用グッズ等の収納、取出しを簡易になし得るとともに、避難者が避難空間部に避難した状態で、該収納部に収納した防災用グッズ等の取出しを簡易になし得、その利用を容易にすることができる。
請求項4記載の考案によれば、避難空間部に避難した避難者の頭部等に対して、躯体から伝達される衝撃を吸収緩和して、その衝撃からの保護を確かなものとし、避難空間部における避難者の安全性の良化向上を図ることができる。
請求項5記載の考案によれば、避難者収容シェルターを構成する躯体全体を建物の押入れ部位に対応して簡易に設置することができ、建物内にあって、日常の生活空間を阻害することなく、該押入れ部の構造上の効果と相まって、さらなる避難場所のとして安全性を確保することができる。
請求項6記載の考案によれば、避難者収容シェルターを構成する躯体全体を建物内において、その生活空間にテーブルとして簡易に設置することができ、建物内にあって、日常の生活空間を阻害することなく、避難場所の確保を容易にして、さらなる避難場所のとして安全性を確保することができる。
請求項7記載の考案によれば、この構成によれば、避難者収容シェルターを構成する躯体に対し、上方からの落下物の衝撃を吸収することができ、建物内にあって、日常の生活空間を阻害することなく、避難場所の確保を容易にして、さらなる避難場所のとして安全性を確保することができる。
次に、本考案を実施するための最良の形態について、実施例にしたがって説明する。
図に示すように、本実施例の避難者収容シェルター1は、木造住宅等の既設或いは新築の建物内に設置され、地震等の災害時にあって緊急避難用の避難空間部を確保することができるものであり、鉄骨等の金属材料からなりボックス状に枠組み形成され、その内部を緊急避難用の避難空間部Sとなした躯体2を主体として構成されている。
前記躯体2は、図1及び図2に示すように、例えば、筒状の角材を方形にそれぞれ枠組された下部枠体3及び上部枠体4と、この下部枠体3と上部枠体4と間において各隅角部に立設状に固設された筒状の角材からなる縦枠柱5〜5と、前記下部枠体2の対向する隅部間に対角線上に補強ブラケット6a、6aを介して横架された平板状の下補強梁部材6、6と、同じく上部枠体4の対向する隅部間に対角線上に補強ブラケット7a、7aを介して横架された平板状の上補強梁部材7、7と、前記下部枠体3と上部枠体4との間で形成される少なくとも三方の側面において該下部枠体3のそれぞれの隅角部から上部枠体4の各角材のほぼ中央部間にそれぞれ補強ブラケット8a〜8aを介して架設された補強筋交い部材8〜8と、前記下部枠体3と上部枠体4との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体4の上面に装設された鋼板等からなる側面及び上面の閉塞パネル9a、9bとから構成されている。
しかして、躯体2は、下部枠体3、上部枠体4、縦枠柱5〜5、下補強梁部材6、6、上補強梁部材7、7、補強筋交い部材8〜8によって、耐力構造として枠組み構成されるとともに、加えて側面及び上面の閉塞パネル9a、9bによって、ボックス状の耐力構造としての避難者収容シェルター1(躯体2)が得られるように構成されている。
また、躯体2は、前記したように、下部枠体3と上部枠体4との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面が側面及び上面の閉塞パネル9a、9bにより閉塞されかつ残余の側面を出入り口Yとして開放された避難空間部Sが形成されている。この避難空間部Sの大きさは、図5に示すように、大人の避難者一人が体育座り(体操座り)の姿勢で入れる大きさとして示してあるが、これに限定するものではなく、例えば、座位により複数人が入れる大きさに任意に設定することが可能である。
前記躯体2内の避難空間部Sにおいて、その上部側の一隅角部(図では、避難者が体育座りの姿勢で避難した状態の前方)には、平板状の区画パネル10が横方向に斜状に配設されていて、避難空間部Sと区画されかつその外面が前記側面及び上面の閉塞パネル9a、9bの一部によって閉塞された横向きの三角柱状の空間部が形成されており、この空間部は非常用の持出し品或いは非常用の食料、飲料水等の常備品等(これらを総称して本明細書では、単に、防災用グッズ等Wという。)を取出し可能に収納する収納部S1として前記避難空間部Sと区画形成されている。
前記区画パネル10のほぼ上部側には、所望の形状(図では丸穴を示す)には取出し口11が開設されており、この取出し口11の避難空間部Sに面した側には該取出し口11を開閉口する蓋部材12が蝶ねじ13により取外し可能に締着されている。これによって、収納部S1内に予め収納された防災用グッズ等Wを避難空間部S内側から取出し可能とされている。
また、前記収納部S1の外面を閉塞する前記側面の閉塞パネル9aのうち、前記出入り口Y側には、該収納部S1の一方面を開閉口するほぼ三角形状のパネルを配設し、このパネルに扉部材14が蝶番15を介して開閉可能に形成されている。これにより、収納部S1内に対し前記防災用グッズ等Wを予め外部から収納し、その管理がなし得るものである。
前記躯体2内において、前記避難空間部S1の上部側の一隅角部(図では収納部S1と対向する隅角部)には、該避難空間S1内の避難者の頭部等を保護する湾曲面を有する形状に形成された発泡スチロール等の合成樹脂等の緩衝材からなる保護部材16が躯体2の幅方向全域に装設されている。
また、出入り口Yの反対側の部位上方部には、両端部が前記縦枠柱5、5(収納部S1を貫通または該収納部S1の区画板10に固設される)に固設された把持棒17が座位(体育座り)と平行する横架状に設けられている。
本実施例の避難者収容シェルター1は、上述したように、躯体2が下部枠体3、上部枠体4、縦枠柱5〜5、下補強梁部材6、6、上補強梁部材7、7、補強筋交い部材8〜8によって、耐力構造として枠組み構成されるとともに、加えて側面及び上面の閉塞パネル9a、9bによって、ボックス状の耐力構造としての避難者収容シェルター1(躯体2)が得られ、さらに、下部枠体3と上部枠体4との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面が側面及び上面の閉塞パネル9a、9bにより閉塞されかつ残余の側面を出入り口Yとして開放された避難空間部Sが得られる構成であり、この躯体2を主体とする避難者収容シェルター1自体を、単体で木造家屋等の生活空間における任意の場所、例えば、押入れ部の下部に設置するものである。
これによって、建物内において、該避難者収容シェルター1の避難空間部Sを地震等の災害時における緊急避難用の避難空間部として確保するものである。
そこで、建物内の住居人は、地震等の災害発生時にあって、前記押入れ部に設置された避難者収容シェルター1の避難空間部S内に出入り口Yから入って、例えば、図5に示す座位の状態で避難することができ、仮に、当該建物が倒壊当した場合でも、避難者収容シェルター1の避難空間部S内に避難した避難者を、避難者収容シェルター1自体の耐力構造によって、怪我や生命を落とす災害等から保護(守られる)することができ、その設置場所としての押入れ部における構造上の効果と相まって安全に避難できる避難者収容シェルター1としてその機能を十分に発揮するものである。(図5参照)
この場合、躯体2の下部枠体3と上部枠体4との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面が側面及び上面の閉塞パネル9a、9bにより閉塞されているため、危険物等が避難空間部S内に侵入することを可及的に防止することができ、避難者の身体の安全なる保護をなし得るものである。
この避難者収容シェルター1の避難空間部S内に避難した避難者にあっては、収納部S1内に予め収納してある防災用グッズ等Wを区画パネル10の取出し口11を介して簡単に取出し、その防災用グッズ等Wにおける非常用の食料、飲料水等により一時的に摂取することができるものである。
また、避難者収容シェルター1の避難空間部S内に避難した避難者の姿勢は、座位状態であるが、図に示すように体育座り(体操座り)の姿勢で避難することが好ましく、この場合、避難者の頭部等を緩衝材からなる保護部材16により保護することができ、避難者の身体の安全なる保護を一層良化向上するものであり、さらに、把持棒17を利用することにより、避難姿勢を安定に維持することができるものである。
次に、図6、図7示す別例について説明すると、この別例は、前述と同様に構成された躯体2の上面に天板18を配設して該躯体2全体を脚部とするテーブルとして使用可能とすることができ、さらに、該天板18の上面に発泡スチロール等の合成樹脂等の緩衝材からなる保護部材19を全域或いは部分的に設けた実施例であって、その余の構成は前述の実施例と同様であるので、同様な部材については図中同符号を付してその説明を省略する。
したがって、この実施例にあっては、避難者収容シェルター1を構成する躯体2全体を建物内において、その生活空間内の任意の部位にテーブルとして簡易に設置することができるものであり、しかも、前記天板18の上面の緩衝材からなる保護部材19によって、躯体2に対して上方からの落下物等による衝撃を吸収することができ、その衝撃が避難空間部S1側に伝達することを未然に防止して、避難場所のとして安全性を確保することができるものである。
なお、前記保護部材19は装飾性を向上するために、例えば、花受け台19a等の種々の形状に形成して天板18に対して両面接着テープ等により取外し可能に装着できる構成として、その美観を付与することも可能である。
避難者収容シェルターを斜視図である。 側面及び上面の閉塞パネルを取外した状態の躯体を示す斜視図である。 避難者収容シェルターの正面図である。 同じく一部を破断した側面図である。 使用状態を示す略体正断面図である。 避難者収容シェルターの別例を示す正面図である。 同じく側面図である。
符号の説明
1 避難者収容シェルター
2 躯体
3 下部枠体
4 上部枠体
5 縦枠柱
6 下補強梁部材
7 上補強梁部材
8 補強筋交い部材
9a 側面の閉塞パネル
9b 上面の閉塞パネル
S 避難空間部
S1 収納部
Y 出入り口
W 防災グッズ等


Claims (7)

  1. 木造住宅等の建物内に設置される災害時における避難者収容シェルターであって、
    鉄骨等の金属材料からなりボックス状に枠組み形成されるとともに、内部に緊急避難用の避難空間部が形成される躯体を主体とし、
    該躯体は、方形に枠組された下部枠体及び上部枠体と、この下部枠体と上部枠体と間において各隅角部に立設状に固設された縦枠柱と、前記下部枠体の対向する隅部間に対角線上に横架された下補強梁部材と、上部枠体の対向する隅部間に対角線上に横架された上補強梁部材と、前記下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面において該下部枠体と上部枠体間にそれぞれ架設された補強筋交い部材と、前記下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面に装設された閉塞パネルとを備え、
    前記下部枠体と上部枠体との間で形成される少なくとも三方の側面及び上部枠体の上面を閉塞しかつ残余の側面を出入り口とする避難空間部が形成されていることを特徴とする災害時における避難者収容シェルター。
  2. 請求項1記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
    前記躯体内に形成される避難空間部の一隅角部には防災用グッズ等を取出し可能に収納する収納部が前記避難空間部と区画形成されていることを特徴とする災害時における避難者収容シェルター。
  3. 請求項2記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
    前記収納部と前記避難空間部との区画部位には該収納部を閉塞する区画パネルが配設され、この区画パネルには取出し口が形成されるとともに、該収納部の外面を閉塞する前記閉塞パネルの内の一つ閉塞パネルには該収納部の一面を開閉口する開閉可能な扉部材が形成されていることを特徴とする災害時における避難者収容シェルター。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
    前記躯体内に形成される避難空間部の上部側の少なくとも一隅角部には該避難空間内の避難者の頭部等を保護する形状に形成された緩衝材からなる保護部材を装設したことを特徴とする災害時における避難者収容シェルター。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
    建物内に形成される押入れ部位に収納設置可能に構成されていることを特徴とする災害時における避難者収容シェルター。
  6. 請求項1〜4のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
    前記躯体の上面に天板を配設して該躯体全体を脚部とするテーブルとして使用可能に構成されていることを特徴とする災害時における避難者収容シェルター。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか1の請求項に記載の災害時における避難者収容シェルターであって、
    前記天板の上面には上方からの落下物の衝撃を吸収する緩衝材からなる保護部材を設けたことを特徴とする災害時における避難者収容シェルター。
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