JP3141889U - 荷造り紐自動防火シャッター装置 - Google Patents

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株式会社サンデリカ
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Abstract

【課題】建築物の基礎立ち上がり部の床下換気口に外側から容易に取り付けることができ、しかも換気口としての用途を損なうことなく外部換気口よりの火災の際に、自動的に作動する防火シャッター装置を提供する。
【解決手段】建築物のコンクリート基礎の立ち上がり部に設けられた床下換気口のシャッター板を、火がまわった際に容易に燃え切れるナイロン製、ビニール製の荷造り紐によって吊り上げて固定し、火災の際に紐が燃え切れ、シャッターが自動的に垂れ下がることで火災の延焼を防止する。
【選択図】図1

Description

本考案は、建築物の基礎に形成される床下換気用の換気口を、外部よりの火災の際に自動的に作用する防火シャッター装置に関する。
木造建築、家屋等の建築物には、地面から立ち上がった基礎に切り込み状の開口部を設けた床下換気口が設置される。この床下換気口は床下や家屋内、あるいは外壁と内壁の通気を図り温度、湿度を調節し、カビの発生や木材、柱、建材の腐食を抑える為に設置されている。
耐火建築として外壁をコンクリートモルタル造りとし、モルタル内面に発泡スチロール等の断熱材を張り、機密性の高い住宅が数多く建築されている。
前述の建築物の換気口については種々提案されているが、換気口付近の外部よりの火災に的確に対応する提案はされていない。
換気口外部付近の火災は、家屋、建物の内壁と外壁の間の空間が焼却炉の煙突の作用を果たす為に、暖められた空気は上昇気流となって火が換気口より内部へ吸い込まれる現象となりやすく、木部、断熱材、特に断熱材表面紙製部分に燃え広がり、建物全体に短時間で火災がおよび、その結果被害が甚大になることが想定される。
前述の火災で、外壁内側に可燃性断熱材が使用されている場合については、火災によって有毒ガスが室内居住空間に充満することが予想され、居住者の生命が危険に晒される。
前述の火災では、外壁と内壁の間を燃え広がることで外部に炎が見えず、火災の外部よりの発見が遅れることとなり、人命、財産に重大な被害を与えることとなる。
外部モルタル造り、不燃性外壁造り等の木造建築物において、床下換気口は外部防火対策の重大な弱点となっている。
特許第2551914号公報
本考案は、建築物の基礎立ち上がり部の換気口に、外側から容易に取り付けることができ、しかも換気口としての用途を損なうことなく外部換気口よりの火災の際に、その火によって自動的に作動し防火シャッターとして機能する、自動防火シャッター装置を提供することで課題を解決する。
本考案は、換気口開口部に接する土台下部面の寸法に合わせて作成され、土台自体に木ネジ、釘で取り付けられる平板と、平板に蝶番によって取り付けられるシャッター板と、平常時換気の為に引き上げられて火が入った場合に容易に燃え切れるナイロン製の荷造り紐によって構成される自動防火シャッター装置である。
前記装置の平板部には、図2、図4で示す通りシャッター板が作用して、垂れ下がった状態で平板とシャッター板を繋ぐ蝶番の関係で上部に隙間が出来やすく、その隙間から火炎の進入を防ぐように1〜5cm程度の火炎進入防止板を設置し、遮断効果を果たす。
土台下部に取り付けられる平板の寸法は、外壁までの長さになる為にシャッター板の長さが引き上げてセットした時に外壁より外へ出ないように2つ折、3つ折あるいは蛇腹状にすることで課題を解決する。
本考案は、施工中、施工完了後の建築物を問わず、床下換気口の開口部に取り付けることができる。
本考案は、床下換気口よりの火災が建物の内部に延焼する際に、荷造り紐によって吊り上げられた遮蔽板が、紐が燃え切れることで垂れ下がり、自動防火シャッターとして延焼を防ぐことができる。
床下換気口開口部の土台裏側に、木ネジ、釘で簡単に取り付け可能で、厚さ1.5mmのステンレス製部材で構成する本体部と、遮蔽板1と引き上げ用取っ手付き遮蔽板2と、これらを繋ぐ蝶番部と、折りたたんだ遮蔽板を三角形に引っ張って吊り上げ固定する為の3つの突起部と、ナイロン製荷造り紐によって構成し、紐が燃え切れることで機能するシャッター装置。
図1〜4に示すように、この実施例の床下換気口自動防火シャッター装置は、土台下部取り付け用本体部1、2と、遮蔽板3、4と本体部と遮蔽板をそれぞれ繋ぐ蝶番部5と、引っ掛け止め具6と遮蔽板吊り上げ用ナイロン製荷造り紐7と、遮蔽板引き上げ取っ手16で構成する。
実施例1の荷造り紐によって引き上げられセットされた側面図 実施例1の荷造り紐が燃え切れて、遮蔽板が垂れ下がり換気口を遮断した状態の側面図 実施例1の遮蔽板が換気口を遮断した状態の正面図 実施例1の遮蔽板が換気口を遮断した状態の側面図
符号の説明
1 土台下部取り付け平板部
2 平板部取り付け遮蔽板
3 第一遮蔽板
4 第二遮蔽板
5 蝶番
6 遮蔽板引き上げセット用突起部
7 荷造り紐
8 コンクリート土台換気口
9 土台木部
10 木ネジ
11 外部モルタル
12 断熱材
13 木部
14 換気口用網
15 本体固定用木ネジ
16 引き上げ用取っ手

Claims (3)

  1. 建築物の基礎の立ち上がり部に設けられた床下換気口で、金属、セラミック、難燃性ゴム、難燃性プラスチックの中から選ばれた1ないし2以上の組み合わせによって作られた防火シャッター装置において、遮蔽板を可燃性のナイロン、ビニール、ナイロンポリ、ゴム、プラスチックの中から選ばれた荷造り紐又は帯状のもので換気機能を保持する為に引き上げて固定し、火災の際に紐が燃え切れることで遮蔽板は重さによって垂れ下がって、換気口を遮断するという特徴を持った、自動防火シャッター装置。
  2. 遮蔽板は、一枚又は複数枚あるいは蛇腹状にすることで、折りたたんでセットした場合に、外壁より外へはみ出さないという特徴を持った請求項1記載の自動防火シャッター装置。
  3. 遮蔽板が複数の場合、つなぎの蝶番部分に隙間が生じないように、1mm〜1cm程度蝶番の取り付け部分を板の内側にずらして設置することで、火炎の進入を抑えることを特徴とする請求項1記載の床下換気口、自動防火シャッター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102026629B1 (ko) * 2019-06-07 2019-09-30 (주)종합건축사사무소 동일건축 건축물의 층간 화재 확산 차단장치

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