JP3141669U - 保温器 - Google Patents

保温器 Download PDF

Info

Publication number
JP3141669U
JP3141669U JP2008000714U JP2008000714U JP3141669U JP 3141669 U JP3141669 U JP 3141669U JP 2008000714 U JP2008000714 U JP 2008000714U JP 2008000714 U JP2008000714 U JP 2008000714U JP 3141669 U JP3141669 U JP 3141669U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
storage body
recesses
plate
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008000714U
Other languages
English (en)
Inventor
賢司郎 佐藤
Original Assignee
賢司郎 佐藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 賢司郎 佐藤 filed Critical 賢司郎 佐藤
Priority to JP2008000714U priority Critical patent/JP3141669U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3141669U publication Critical patent/JP3141669U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

【課題】臭いが発生せず、場所をとらない保温器を提供する。
【解決手段】断熱性を有する、底面2bを有し、上面が開口した箱型形状の枠体2と、複数の凹部を下面に備え、厚さ方向に貫通する貫通孔を備えた板状の第1蓄熱体11と、第1蓄熱体11の凹部に嵌合可能な複数の突起を上面に、複数の凹部を下面にそれぞれ備え、厚さ方向に貫通する貫通孔を備えた板状の第2蓄熱体12と、第1蓄熱体11の凹部に嵌合可能な複数の突起を上面に備え、前記枠体の底面に取り付けられた保護板15と、を備える保温器とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、土鍋、鉄鍋や鉄板などで提供される料理を保温するための保温器に関する。
飲食店や旅館・ホテルでは、湯豆腐などの鍋料理が土鍋や鉄鍋に料理を入れた状態で提供されることがある。その他、ステーキなどの肉料理も鉄板あるいは鉄皿に料理を載せた状態で提供されることがある。また、家庭においても、食器に料理を盛らずに、このように鍋や鉄板などで料理が提供されることがある。
上記のような料理の提供では、まず、テーブルの上に敷物(例えば、木板)を敷き、該敷物の上に鍋や鉄板などを載せる。したがって、鍋や鉄板などに熱が供給されないため、時間が経つと料理が冷めてしまうという問題があった。
また、固形燃料やカセットコンロで鍋や鉄板などを加熱することも可能であるが、前者の場合、固形燃料が燃焼するときの臭いが問題となる。後者の場合、カセットコンロが場所をとるという問題があり、カセットコンロでの料理の提供のためにテーブルや客席の改築が必要となる場合がある。したがって、本考案の課題は、臭いが発生せず、場所をとらない保温器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の保温器は、断熱性を有する、底面を有し、上面が開口した箱型形状の枠体と、
複数の凹部を下面に備え、厚さ方向に貫通する貫通孔を備えた板状の第1蓄熱体と、
前記第1蓄熱体の凹部に嵌合可能な複数の突起を上面に、複数の凹部を下面にそれぞれ備え、厚さ方向に貫通する貫通孔を備えた板状の第2蓄熱体と、
前記第1蓄熱体の凹部に嵌合可能な複数の突起を上面に備え、前記枠体の底面に取り付けられた保護板と、を備えることを特徴とする。
予め加熱された蓄熱体により料理を保温できるため、臭いが発生することがない。また、場所をとらない保温器が提供することにある。
以下、図面を用いて、本考案に係る保温器の実施の形態を説明する。図1は、本考案に係る保温器を示す斜視図であり、内部構造の一部も示している。保温器1は枠体2に加熱された、板状の第1蓄熱体11及び第2蓄熱体12を収納する基本構造を有し、第1蓄熱体11の上に料理が入った土鍋、鉄鍋や鉄板など(図示しない、以下、容器という)を載せて、料理を保温するものである。
蓄熱体11、12の熱を効率よく容器に伝導させて料理を保温するため、枠体2は断熱性を有しており、例えば木材やガラス繊維で作られている。枠体2の底面2bには、保護板15が取り付けられて、保護板15上に、第2蓄熱体12、第1蓄熱体11が順次重ねられる構造となっている。
枠体2の一対の側面には凹部2aが設けられ、蓄熱体11、12を載せた状態でも手で持ち運び可能である。また、一対の側面に設けられた軸22a、22bには、両端が折り曲げられたハンドル21a、21bが回動可能に取り付けられているので、ハンドル21によっても持ち運び可能である。ハンドル21a、21bは枠体1の底面2bに沿って枠体2の内部に収納可能な構造にもなっている。ハンドル21a、21bが収納しやすいように底面2bにガイド23が立設されている。
図2は、蓄熱体11、12を取り除いた状態で枠体2を上方から見た図である。保護板15は枠体の底面2bにネジ16で固定されている。保護板15には複数の突起15aが設けられる。
図3は、第2蓄熱体12を保護板15の上に載せた状態で枠体2を上方から見た図である。保護板15の突起15aは、第2蓄熱体12に設けられた複数の凹部12cと嵌合する。したがって、保護板15の上に第2蓄熱体12を載せても、第2蓄熱体12が横にずれることがない。また、第2蓄熱体12には複数の突起12aが設けられる。なお、ヘラなどを用いて取り付けや取り外しするために、第2蓄熱体12には貫通孔12bが設けられる。
更に、図4は第1蓄熱体11を第2蓄熱体12の上に載せた状態で枠体2を上方から見た図である。第2蓄熱体12の突起12aは、第1蓄熱体11に設けられた複数の凹部11cと嵌合する。同様に、第2蓄熱体12の上に第1蓄熱体11を載せても、第1蓄熱体11が横にずれることがない。また、ヘラなどを用いて取り付けや取り外しするために、第1蓄熱体11には貫通孔11bが設けられる。
したがって、図4におけるA−A線断面図は、図5のようになる。上方から見て突起12aと突起15aをずらして説明したが、上方から見て重なるように配置してもよい。また、断熱の観点から、枠体2と第1蓄熱体11は空隙があることが好ましい。枠体2は底面2bを有し、上面が開口した箱型の形状であればよく、第1蓄熱体11の形状に応じて開口部の形状を適宜変えることができる。例えば、第1蓄熱体11が円板形状であれば、枠体2の開口部を円形にすればよい。
次に、蓄熱体11、12の加熱方法について説明する。加熱手段は特に限定されないが、例えばガスコンロで加熱することができる。図6に示すように、ガスコンロの架台(五徳)30の上に第1蓄熱体11を載せ、第1蓄熱体11の上に第2蓄熱体12を載せる。逆の順序で蓄熱体11、12を載せると、突起12aにより蓄熱体同士の密着が妨げられ、第1蓄熱体11に熱が伝導しにくくなる。この状態でガスコンロを点火し、蓄熱体11、12を加熱する。
蓄熱体11、12が十分に(例えば180〜200℃に)加熱されたら、第2蓄熱体12、第1蓄熱体11の順に、枠体2に取り付ける。蓄熱体11、12は高温になっているので、治具で持ち上げて枠体2に取り付けることが好ましい。例えば、図7に示すように、先端が曲げられた短冊状金属板32と把手33を備え、更に金属板32の先端からやや把手33側に金属板32の幅方向に延び、金属板32の幅より長い棒部34を備えた治具(ヘラ)31を使用することが好ましい。具体的には、蓄熱体11、12の貫通孔11b、12bに治具31の金属板32の先端を入れて持ち上げる。
まず、図6におけるB−B線断面図(図8)に示すように、蓄熱体11、12が密着しているので、貫通孔12bの辺縁部12eが面取りされていると、治具31の金属板32の先端が容易に辺縁部12eに引っかかる。その結果、第2蓄熱体12が持ち上げ易くなる。また、棒部34が第2蓄熱体12の貫通孔12bの辺縁部12eに接触し、梃子の支点となり第2蓄熱体12が持ち上げ易くなり、仮に辺縁部12eの面取りがなくても第2蓄熱体12を持ち上げることができる。
次に、図6におけるC−C線断面図(図9)に示すように、蓄熱体11を持ち上げる。蓄熱体11の下面に密着しているものがないので、治具31の金属板32の先端が容易に辺縁部11eに引っかかる。その結果、第1蓄熱体11が持ち上げ易くなる。また、治具31の棒部34の長さが貫通孔11bの最大開口幅(図6の例では、直角二等辺三角形の斜辺の長さに相当する)より長いと、棒部34が貫通孔11bを貫通することなく、貫通孔11bの辺縁部に接触し、梃子の支点となり第1蓄熱体11が持ち上げ易くなる。
上述したように、第2蓄熱体12の凹部12cと保護板15の突起15aが嵌合するように第2蓄熱体12を取り付ける。次に、第1蓄熱体11の凹部11cと第2蓄熱体12の突起12aが嵌合するように第1蓄熱体11を取り付ける。そして、第1蓄熱体11の上に容器(例えば土鍋)を載せて、容器内の料理を保温することができる。そのため、不快な臭いが発生することがない。
蓄熱体11、12や保護板15の材質は特に限定されないが、熱伝導率が高い金属、例えば、銅、鉄、炭素鋼、ステンレス鋼などが好ましく、価格との兼ね合いから鉄や炭素鋼がより好ましい。例えば、磨き鋼板と呼ばれる炭素鋼板が好適に使用できる。
枠体2、蓄熱体11、12、保護板15の大きさは、保温する容器に応じて適宜決定でき場所をとることがない。そのため、飲食店や旅館・ホテルにおいて、特に準備をすることなく、本考案の保温器を用いて料理を提供することができる。例えば、保護板15は90mm四方、厚さ6mm、第2蓄熱体12は、長さ140mm、幅90mm、厚さ16mm、第1蓄熱体11は150mm四方、厚さ12mmの磨き鋼板が使用でき、枠体2の開口部は154mm四方とすることができる。この場合、ガスコンロによる5〜6分の加熱により蓄熱体11、12約180〜200℃まで加熱され、上述したように蓄熱体11、12を枠体2に取り付けて、料理の保温に供することができる。
本考案に係る保温器は、飲食業あるいは家庭において提供する料理を保温するために用いることができる。
本考案に係る保温器を示す斜視図である。 蓄熱体を取り除いた状態で枠体を上方から見た図である。 第2蓄熱体を保護板の上に載せた状態で枠体を上方から見た図である。 第1蓄熱体を第2蓄熱体の上に載せた状態で枠体を上方から見た図である。 図4におけるA−A線断面図である。 蓄熱体の加熱方法を説明する図である。 蓄熱体の取り付け・取り外しに用いる治具を示す図である。 図6におけるB−B線断面図である。 図6におけるC−C線断面図である。
符号の説明
1 保温器
2 枠体
11 第1蓄熱体11
12 第2蓄熱体12
15 保護板
21a、21b ハンドル
31 治具

Claims (8)

  1. 断熱性を有する、底面を有し、上面が開口した箱型形状の枠体と、
    複数の凹部を下面に備え、厚さ方向に貫通する貫通孔を備えた板状の第1蓄熱体と、
    前記第1蓄熱体の凹部に嵌合可能な複数の突起を上面に、複数の凹部を下面にそれぞれ備え、厚さ方向に貫通する貫通孔を備えた板状の第2蓄熱体と、
    前記第1蓄熱体の凹部に嵌合可能な複数の突起を上面に備え、前記枠体の底面に取り付けられた保護板と、を備えることを特徴とする保温器。
  2. 前記第2蓄熱体の貫通孔の下面側の辺縁部の少なくとも一部に面取りが施されている請求項1に記載の保温器。
  3. 前記枠体の一対の側面に凹部がそれぞれ設けられた請求項1又は2に記載の保温器。
  4. 前記枠体の一対の側面にそれぞれ軸が設けられ、前記軸に両端が折り曲げられたハンドルが回動可能に取り付けられた請求項1〜3のいずれかに記載の保温器。
  5. 前記枠体の材質が木材である請求項1〜4のいずれかに記載の保温器。
  6. 前記第1及び第2蓄熱体、前記保護板の材質が鉄又は炭素鋼である請求項1〜5のいずれかに記載の保温器。
  7. 先端が曲げられた短冊状金属板と把手を備え、更に前記金属板の先端からやや把手側に前記金属板の幅方向に延び、前記金属板の幅より長い棒部を備えた治具。
  8. 前記棒部の長さは、前記第1蓄熱体の貫通孔の最大開口幅より長い請求項7に記載の治具。
JP2008000714U 2008-02-13 2008-02-13 保温器 Expired - Fee Related JP3141669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000714U JP3141669U (ja) 2008-02-13 2008-02-13 保温器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000714U JP3141669U (ja) 2008-02-13 2008-02-13 保温器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3141669U true JP3141669U (ja) 2008-05-22

Family

ID=43291720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000714U Expired - Fee Related JP3141669U (ja) 2008-02-13 2008-02-13 保温器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3141669U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9215949B1 (en) Modular griddle and grill frame with inserts
US6867394B2 (en) Roasting oven with dual heating elements
JP3141669U (ja) 保温器
JP4276632B2 (ja) 食品加熱用皿
JP2013169298A (ja) 調理用プレート
KR200460014Y1 (ko) 냄비
CN201005535Y (zh) 多功能电烤板
JP3117075U (ja) 電気調理ユニット
CN204909153U (zh) 一种多功能烧烤炉
CN209610889U (zh) 烤箱的保温结构
JP2005337651A (ja) 加熱調理器
KR200467194Y1 (ko) 용기 간접 보온 오븐
JP6435446B1 (ja) 鍋用保温容器。
JP3175982U (ja) 手持ち調理器具用保持具
JP3130698U (ja) おでん用鍋
JP2006055398A (ja) 食品保温器
KR20090007233U (ko) 손잡이가 있는 급식도시락
KR101844027B1 (ko) 숯수용부를 구비한 기능성테이블
KR200488900Y1 (ko) 전자레인지용 용기
JP3125288U (ja) 保温膳
CN205671942U (zh) 一种电烤炉
JP2011064368A (ja) ビルトイン電子レンジ
JP2009082168A (ja) 誘導加熱機構を備えた配膳装置および配膳車
JP2005334583A (ja) 調理具置き機能を持ったフライパン及び手鍋
JP2896990B2 (ja) 炭火用卓上式コンロ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees