JP3140295B2 - 横型ブラインドのスラット昇降装置 - Google Patents

横型ブラインドのスラット昇降装置

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JP3140295B2 JP06119098A JP11909894A JP3140295B2 JP 3140295 B2 JP3140295 B2 JP 3140295B2 JP 06119098 A JP06119098 A JP 06119098A JP 11909894 A JP11909894 A JP 11909894A JP 3140295 B2 JP3140295 B2 JP 3140295B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、横型ブラインドのス
ラットを昇降するスラット昇降装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】横型ブラインドの一種類として、ヘッド
ボックスの一側から無端状の操作コードが垂下され、そ
の操作コードを操作することにより、スラットの昇降及
び角度調節を行うようにしたものがある。
【0003】このような横型ブラインドでは、ヘッドボ
ックスからラダーコードを介して多数段のスラットが吊
下支持され、同ラダーコードの下端にボトムレールが接
続される。ヘッドボックスから垂下される昇降コードは
各スラットを貫通し、その下端にボトムレールを吊下支
持する。
【0004】ヘッドボックス内にはスラット駆動軸が回
転可能に支持され、同スラット駆動軸に取着された巻き
取り装置から前記昇降コードが吊下支持されている。前
記ラダーコードの上端は、前記スラット駆動軸に一定の
摩擦力を備えた状態で嵌合されるラダーコード吊下部材
に支持される。
【0005】前記操作コードを操作すると、ヘッドボッ
クス内に配設されたプーリーが回転され、同プーリーの
回転はギヤ機構を介して前記スラット駆動軸に伝達され
る。そして、スラット駆動軸が回転されると、前記巻き
取り装置により昇降コードが巻き取られ、あるいは巻き
戻されてスラットが昇降される。
【0006】また、前記スラット駆動軸が回転される
と、同スラット駆動軸とともにラダーコード吊下部材が
回転され、ラダーコードを介して各スラット及びボトム
レールが回動される。そして、各スラットが垂直方向ま
で回動されると、ストッパ装置によりラダーコード吊下
部材のそれ以上の回動が阻止され、スラット駆動軸はラ
ダーコード吊下部材に対し摩擦しながら空回りする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような横型ブラ
インドでは、操作コードを操作し、ギヤ機構を介してス
ラット駆動軸を回転駆動することにより、スラットの昇
降が行われる。そして、スラットを下降させる場合に
も、スラット及びボトムレールの重量を利用して同スラ
ットを一気に下降させることはできず、スラットの下降
距離は操作コードの操作量に応じたものとなる。従っ
て、スラットの下降操作が煩雑となるという問題点があ
る。
【0008】そこで、特開平4−269293号公報に
記載された横型ブラインドでは、操作軸と昇降軸との間
にクラッチ装置を設け、そのクラッチ装置の連結を切る
ことにより、スラットを自重降下させて、スラットを容
易に下降操作可能とした構成が提案されている。
【0009】しかし、上記横型ブラインドでは、クラッ
チ装置の連結を切って、スラットを自重で下降させる場
合にも、昇降軸とウォームギアは噛み合ったままであ
【0010】従って、スラットを下降させる場合には
降軸の回転に対する負荷が増大する。この結果、スラ
ットの下降速度が低下したり、スラットを円滑に下降さ
せることができないことがある。
【0011】この発明の目的は、同一の操作コードでス
ラットの昇降及び角度調節を行う横型ブラインドにおい
て、スラットの下降操作を円滑にかつ迅速に行い得るス
ラット昇降装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、ヘッドボックス内のラダーコード支持装
置から吊下支持されるラダーコードに多数段のスラット
が吊下支持され、前記ヘッドボックス内の巻き取り装置
から垂下される昇降コードの下端にボトムレールが吊下
支持され、前記ヘッドボックス内には前記ラダーコード
支持装置及び前記巻き取り装置を駆動する駆動軸が配設
され、前記ヘッドボックスに設けられる同一の操作装置
で前記駆動軸を回転駆動してスラットの昇降及び角度調
節が行われる。前記巻き取り装置を駆動する第一の駆動
軸と、前記ラダーコード支持装置を駆動する第二の駆動
軸とがそれぞれ独立して設けられ、前記操作装置で前記
第一及び第二の駆動軸がそれぞれ駆動可能とされ、前記
操作装置と第一の駆動軸との間にはクラッチ装置が介在
され、前記クラッチ装置を前記操作装置とは別個の操作
手段で操作して前記操作装置及び第二の駆動軸と第一の
駆動軸とを分離操作可能とされ、前記分離操作時には前
記スラット及びボトムレールの重量による前記第一の駆
動軸のスラット下降方向の回転が許容される。
【0013】
【作用】操作手段によりクラッチ装置を操作して、第一
の駆動軸と操作装置とを分離すると、第一の駆動軸は操
作装置及び第二の駆動軸から分離され、スラット及びボ
トムレールの重量に基づく回転力で円滑に回転可能な状
態となる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1に示す横型ブラインドは、ヘッ
ドボックス1からラダーコード2が吊下支持され、同ラ
ダーコード2に多数段のスラット3が支持される。前記
ラダーコード2の下端はボトムレール4に接続され、上
端は公知のラダーコード支持装置5に支持されている。
【0015】前記各スラット3には複数本の昇降コード
6が挿通され、各昇降コード6の上端はヘッドボックス
1内に複数配設される公知の巻き取り装置7にそれぞれ
巻着され、各昇降コード6の下端は前記ボトムレール4
に接続される。従って、前記ボトムレール4は前記巻き
取り装置7から昇降コード6を介して吊下支持される。
【0016】前記巻き取り装置7には第一の駆動軸8が
貫通され、同第一の駆動軸8が回転されると、前記昇降
コード6が巻き取られ、あるいは巻き戻される。すなわ
ち、巻き取り装置7は前記第一の駆動軸8が回転する
と、巻き取りパイプ9が回転しながらヘッドボックス1
の長手方向に移動される。従って、昇降コード6は巻き
取りパイプ9に螺旋状に巻き取られ、あるいは巻き戻さ
れる。なお、前記巻き取り装置7には、昇降コード6を
巻き戻してスラット3及びボトムレール4を下降させる
際に、ボトムレール4が何らかの障害物に当接して昇降
コード6に弛みが生じたとき、巻き取りパイプ9の同方
向への回転を直ちに阻止する障害物検知停止装置が内蔵
されている。
【0017】前記ラダーコード支持装置5には第二の駆
動軸10が貫通され、同第二の駆動軸10の回転力は、
あらかじめ設定された一定の摩擦を介してラダーコード
支持部に伝達される。そして、前記第二の駆動軸10が
回転されると、ラダーコード支持部が同第二の駆動軸1
0と一体に回転され、ラダーコード2を介してスラット
3及びボトムレール4が同位相で回動される。各スラッ
ト3及びボトムレール4が垂直方向となるまで回動され
ると、ストッパ装置の作用により、同ラダーコード支持
部のそれ以上の回動が阻止され、第二の駆動軸10はラ
ダーコード支持部に対し空回りする。
【0018】前記ヘッドボックス1の一側から無端状の
操作コード11が垂下される。その操作コード11はヘ
ッドボックス1内に回転可能に支持されるプーリー12
に掛装され、同操作コード11の操作によりプーリー1
2が回転される。前記プーリー12が回転されると、操
作ギヤ13を介して伝達軸14が回転され、同伝達軸1
4の回転は2軸出力ギヤ15に入力される。
【0019】図2及び図3に示すように、前記2軸出力
ギヤ15はケース16に入力ギヤ17と、同入力ギヤ1
7に噛み合う2個の出力ギヤ18a,18bが回転可能
に支持される。前記伝達軸14の先端部は前記入力ギヤ
17の中心部に嵌合され、同伝達軸14が回転される
と、入力ギヤ17が回転される。
【0020】前記出力ギヤ18aの中心部には第一の出
力軸19が嵌合され、前記出力ギヤ18bの中心部には
第二の出力軸としての前記第二の駆動軸10が嵌合され
る。前記入力ギヤ17が回転されると、同入力ギヤ17
に噛み合う出力ギヤ18a,18bが回転され、同出力
ギヤ18a,18bの回転にともなって、第一の出力軸
19及び第二の駆動軸10が回転される。
【0021】前記ヘッドボックス1内には、前記2軸出
力ギヤ15に隣接してクラッチボックス20が固定され
る。図4及び図5に示すように、前記クラッチボックス
20の一側には入力軸21が回転可能に支持される。前
記入力軸21の一端には前記第一の出力軸19の先端が
嵌合される。従って、前記第一の出力軸19が回転され
ると、入力軸21が回転される。
【0022】前記入力軸21の他端部には軸心に沿って
ネジ孔22が形成され、同ネジ孔22には主軸23の一
端に突出されるネジ部24が螺入されている。前記主軸
23の外周面には、一端から全長の2/3程度まで軸方
向にスプライン25が刻設されている。
【0023】前記クラッチボックス20の他側には、従
動クラッチ軸26が回転可能に支持され、同クラッチ軸
26の一端には軸受け孔27が形成され、他端には前記
第一の駆動軸8が連結される。図7に示すように、前記
軸受け孔27の周囲の端面には、同軸受け孔27を中心
として放射状に延びる複数の歯が等間隔に形成されて、
クラッチ面28が構成されている。
【0024】前記主軸23には駆動クラッチ軸29が回
転不能に、かつ軸方向に移動可能に嵌合されている。す
なわち、図7に示すように駆動クラッチ軸29の中心部
には前記主軸23のスプライン25を嵌挿可能とした透
孔30が形成され、同透孔30に主軸23のスプライン
25が嵌挿されている。
【0025】前記従動クラッチ軸26のクラッチ面に対
向する駆動クラッチ軸29の端面には、前記従動クラッ
チ軸26のクラッチ面28と同様なクラッチ面31が形
成され、両クラッチ面28,31は互いに噛み合い可能
となっている。
【0026】前記駆動クラッチ軸29の外周面には、周
方向に係止溝32が形成され、同係止溝32には環状の
クラッチアーム33が嵌着されている。前記クラッチア
ーム33は、半円弧状のアーム部材の端部を止めネジ3
4で固定することにより、環状に形成される。
【0027】前記駆動クラッチ軸29と前記クラッチボ
ックス20一側の内側面との間にはコイルスプリング3
5が配設される。そして、クラッチボックス20の内側
面を支点としたコイルスプリング35の付勢力により、
常には駆動クラッチ軸29と従動クラッチ軸26のクラ
ッチ面31,28が、互いに噛み合う状態に保持され
る。なお、前記コイルスプリング35とクラッチボック
ス20及び駆動クラッチ軸29との間には、それぞれス
ラストワッシャ36が介在されて、合成樹脂で形成され
るクラッチボックス20及び駆動クラッチ軸29の磨耗
及び破損が未然に防止されている。
【0028】前記クラッチアーム33にはクラッチコー
ド37の一端が接続され、同クラッチコード37はクラ
ッチボックス20の一側からヘッドボックス1内へ案内
され、図1に示すようにさらにヘッドボックス1外へ垂
下される。
【0029】従って、前記クラッチコード37を下方へ
引けば、図6に示すようにコイルスプリング35の付勢
力に抗して駆動クラッチ軸29がクラッチボックス20
の一側に移動され、この状態では駆動クラッチ軸29と
従動クラッチ軸26のクラッチ面31,28の噛み合い
が外される。
【0030】前記ヘッドボックス1の他側にはワンウェ
イクラッチ機能を備えたガバナ装置38が配設され、同
ガバナ装置38の入力軸39には前記第一の駆動軸8の
端部が連結されている。図8に示すように、前記入力軸
39は公知のワンウェイクラッチ40の入力軸であり、
同ワンウェイクラッチ40はケース41に回転可能に支
持された伝達筒42の一側部に内蔵される。
【0031】前記入力軸39がスラット下降方向に回転
されたときは、伝達筒42が同入力軸39と一体に回転
される。また、入力軸39がスラット引き上げ方向に回
転されたときは、入力軸39の回転は伝達筒42には伝
わらず、入力軸39が空回りする。
【0032】前記伝達筒42の他側部内周面には内歯が
形成され、その内側には遊星歯車43が配設されてい
る。そして、前記伝達筒42が回転されると、遊星歯車
43を介してガバナ軸44が回転される。前記ケース4
1にはガバナドラム45が固定され、同ガバナドラム4
5内にはガバナメタル及びガバナウェイトが配設され
る。そして、ガバナ軸44の回転が高速になるほど、ガ
バナウェイトが遠心力でガバナドラム45に強く摩擦さ
れる。従って、ガバナ軸44の回転が一定速度以下に抑
制される。
【0033】次に、上記のように構成された横型ブライ
ンドの動作を説明する。さて、クラッチコード37を下
方へ引かない状態では、クラッチボックス20内の従動
クラッチ軸26のクラッチ面28と、駆動クラッチ軸2
9のクラッチ面31とは互いに噛み合った状態に保持さ
れる。
【0034】この状態で、操作コード11を例えばスラ
ット引き上げ方向に操作すると、操作ギヤ13及び2軸
出力ギヤ15を介して第二の駆動軸10と、第一の出力
軸19とが回転される。
【0035】第一の出力軸19が回転されると、クラッ
チボックス20の入力軸21が回転され、同入力軸21
の回転に基づいて主軸23が回転される。主軸23の回
転は、駆動クラッチ軸29及び従動クラッチ軸26を介
して第一の駆動軸8に伝達される。
【0036】第一の駆動軸8が回転されると、巻き取り
パイプ9が回転されて、昇降コード6が巻き上げられて
ボトムレール4が引き上げられ、スラット3は同ボトム
レール4により下段のものから順次引き上げられる。ま
た、第二の駆動軸が回転されると、各スラット3及びボ
トムレール4が垂直方向となるまで回動され、この状態
でスラット3及びボトムレール4が引き上げられる。
【0037】スラット3を所望位置まで引き上げた状態
で、同スラット3及びボトムレール4の重量により第一
の駆動軸8に作用する回転力は、クラッチボックス20
及び2軸出力ギヤ15を介して操作ギヤ13に伝達さ
れ、同操作ギヤ13で吸収される。従って、スラット3
及びボトムレール4の自重降下が防止される。
【0038】一方、操作コード11をスラット下降方向
に操作すると、同様にして第一及び第二の駆動軸8,1
0が逆方向に回転される。すると、各スラット3及びボ
トムレール4が逆方向に垂直方向となるまで回動され、
かつ巻き取りパイプ9から昇降コード6が巻き戻され
て、スラット3及びボトムレール4が下降される。
【0039】また、スラット3を引き上げた状態から、
クラッチコード37を下方へ引くと、図6に示すように
クラッチ面28,31の噛み合いが外れる。すると、
従動クラッチ軸26は駆動クラッチ軸29に係わらず回
転可能な状態となり、第一の駆動軸8はスラット3及び
ボトムレール4の重量による回転力で回転可能となる。
【0040】この結果、スラット3及びボトムレール4
の重量による回転力で巻き取りパイプ9が回転されて昇
降コード6が巻き戻され、スラット3が下降される。こ
のとき、ガバナ装置38の作用により、スラットの下降
速度は一定速度以下に抑制されて、必要以上の急降下に
よる昇降コード6及び巻き取り装置7の破損が防止され
る。
【0041】所望位置までスラット3が下降されたと
き、クラッチコード37を手放せば、クラッチ面28,
31が再び噛み合って、スラット3及びボトムレール4
のそれ以上の自重降下が停止される。
【0042】以上のようにこの横型ブラインドでは、ク
ラッチコード37を引いて、クラッチ面28,31の噛
み合いを外せば、スラット3及びボトムレール4が自重
で降下する。このとき、クラッチ面28,31の噛み合
いの解除により、スラット3及びボトムレール4の重量
による回転力は従動クラッチ軸26までだけに作用し、
駆動クラッチ軸29、2軸出力ギヤ15、第二の駆動軸
10及び操作ギヤ13等には作用しない。
【0043】従って、スラット3及びボトムレール4の
重量により第一の駆動軸8に作用する回転力に作用する
ガバナ装置38以外の負荷は極めて軽微なものとなる。
この結果、ガバナ装置38の動作により下降速度を一定
速度以下に維持しながら、スラット3及びボトムレール
4を円滑にかつ速やかに下降させることができる。
【0044】なお、前記実施例ではクラッチ面28,3
1に歯を設けて噛み合わせる構成としたが、スラット3
及びボトムレール4を引き上げるための回転トルクを伝
達可能とする摩擦力を備えたクラッチ面を圧接する構成
としてもよい。
【0045】また、前記実施例ではクラッチコード37
を引いてクラッチ面28,31の噛み合いを外す構成と
したが、操作棒で両クラッチ面の噛み合いを外す構成と
してもよい。
【0046】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1において、前記クラッチ装置は操作装置
で回転駆動される駆動クラッチ軸を、前記第一の駆動軸
に連結される従動クラッチ軸に付勢手段で付勢して係合
させ、前記操作手段は付勢手段の付勢力に抗して駆動ク
ラッチ軸と従動クラッチ軸との係合を解除する構成とし
た。操作手段で駆動クラッチ軸と従動クラッチ軸との係
合を解除すると、第一の駆動軸は自由に回転可能な状態
となり、スラット及びボトムレールの重量により同スラ
ット及びボトムレールを下降させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は同一の
操作コードでスラットの昇降及び角度調節を行う横型ブ
ラインドにおいて、スラットの下降操作を円滑にかつ迅
速に行い得るスラット昇降装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の横型ブラインドを示す正面図であ
る。
【図2】2軸出力ギヤを示す断面図である。
【図3】2軸出力ギヤを示す側面図である。
【図4】クラッチボックスを示す断面図である。
【図5】クラッチボックスを示す平面図である。
【図6】クラッチボックス内の駆動クラッチ軸の動作を
示す断面図である。
【図7】駆動クラッチ軸及び従動クラッチ軸を示す斜視
図である。
【図8】ガバナ装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドボックス 2 ラダーコード 3 スラット 4 ボトムレール 6 昇降コード 7 巻き取り装置 8 第一の駆動軸 10 第二の駆動軸 11 操作装置(操作コード) 20 クラッチ装置(クラッチボックス) 37 操作手段(クラッチコード)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックス(1)内のラダーコード
    支持装置(5)から吊下支持されるラダーコード(2)
    に多数段のスラット(3)を吊下支持し、前記ヘッドボ
    ックス(1)内の巻き取り装置(7)から垂下される昇
    降コード(6)の下端にボトムレール(4)を吊下支持
    し、前記ヘッドボックス(1)内には前記ラダーコード
    支持装置(5)及び前記巻き取り装置(7)を駆動する
    駆動軸を配設し、前記ヘッドボックス(1)に設けられ
    る同一の操作装置(11)で前記駆動軸を回転駆動して
    スラット(3)の昇降及び角度調節を行う横型ブライン
    ドにおいて、 前記巻き取り装置(7)を駆動する第一の駆動軸(8)
    と、前記ラダーコード支持装置(5)を駆動する第二の
    駆動軸(10)とをそれぞれ独立して設け、前記操作装
    置(11)で前記第一及び第二の駆動軸(8,10)を
    それぞれ駆動可能とし、前記操作装置(11)と第一の
    駆動軸(8)との間にはクラッチ装置(20)を介在さ
    せ、前記クラッチ装置(20)を前記操作装置(11)
    とは別個の操作手段(37)で操作して前記操作装置
    (11)及び第二の駆動軸(10)と第一の駆動軸
    (8)とを分離操作可能とし、前記分離操作時には前記
    スラット(3)及びボトムレール(4)の重量による前
    記第一の駆動軸(8)のスラット下降方向の回転を許容
    することを特徴とする横型ブラインドのスラット昇降装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第一の駆動軸(8)には、スラット
    下降方向の回転時に動作するガバナ装置(38)を接続
    したことを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドの
    スラット昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記クラッチ装置(20)は、前記操作
    装置(11)で回転駆動される駆動クラッチ軸(29)
    と、前記第一の駆動軸(8)に連結される従動クラッチ
    軸(26)との対向するクラッチ面(31,28)に互
    いに噛み合う歯を形成し、前記駆動クラッチ軸(29)
    のクラッチ面(31)をコイルスプリング(35)の付
    勢力で従動クラッチ軸(26)のクラッチ面(28)に
    押圧して前記歯を噛み合わせることにより駆動クラッチ
    軸(29)の回転力を従動クラッチ軸(26)に伝達可
    能とし、前記操作手段はコイルスプリング(35)の付
    勢力に抗して駆動クラッチ軸(29)のクラッチ面(3
    1)と従動クラッチ軸(26)のクラッチ面(28)と
    の噛み合いを解除するクラッチコード(37)であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドのスラッ
    ト昇降装置。
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WO2006009033A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Tachikawa Corporation 日射遮蔽装置及び日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置
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