JP3140259B2 - 光学ガラス塊の製造方法および光学ガラス成形体の製造方法 - Google Patents

光学ガラス塊の製造方法および光学ガラス成形体の製造方法

Info

Publication number
JP3140259B2
JP3140259B2 JP05135831A JP13583193A JP3140259B2 JP 3140259 B2 JP3140259 B2 JP 3140259B2 JP 05135831 A JP05135831 A JP 05135831A JP 13583193 A JP13583193 A JP 13583193A JP 3140259 B2 JP3140259 B2 JP 3140259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
lump
optical glass
temperature
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05135831A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06345452A (ja
Inventor
静夫 丸山
耕平 中田
勇 執行
瑞和 余語
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP05135831A priority Critical patent/JP3140259B2/ja
Publication of JPH06345452A publication Critical patent/JPH06345452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3140259B2 publication Critical patent/JP3140259B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/10Cutting-off or severing the glass flow with the aid of knives or scissors or non-contacting cutting means, e.g. a gas jet; Construction of the blades used
    • C03B7/12Cutting-off or severing a free-hanging glass stream, e.g. by the combination of gravity and surface tension forces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/10Forming beads
    • C03B19/1005Forming solid beads
    • C03B19/104Forming solid beads by rolling, e.g. using revolving cylinders, rotating discs, rolls
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズプリズム等の高
精度光学ガラス塊の製造方法およびその利用に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学桟器の小型化、軽量化に対応
して、光学成形品は、微小化、非球面化が要求されてい
る。
【0003】従来の球面レンズは、研削及び研磨により
製造されていたが、微小レンズ又は非球面レンズは、研
削研磨法では加工及び量産化が困難であるため、所謂ガ
ラスモールド法により製造されている。
【0004】ガラスモールド法は、ガラス溶解炉のオリ
フィスから洩出する溶融ガラスを間欠的に切断して得ら
れるガラスを冷却固化した後、研削及び研磨する工程、
次いで、予備成形用金型で押圧成形する予備成形工程、
更に精密成形用金型により所望の最終形状に押圧成形す
る精密成形工程からなる。
【0005】しかしながら、上記方法においては、一度
冷却固化したガラスを予備成形時に再度加熱溶融するの
で、工程数が多くなり、低コスト化が困難であること、
省エネルギーの点からも好ましくないこと、等の問題点
があった。
【0006】そこで、再加熱する工程を設けずに、溶融
状態のガラスから直接、予備成形を経て、精密成形を実
施する方法(以下、この方法をダイレクトガラスモール
ド法と称する。)が提案されている。しかしながら、ダ
イレクトガラスモールド法においては、ガラス溶融炉の
オリフィスから洩出する高温溶融ガラスを受ける受け型
や高温のガラスを予備成型するための予備成形用金型の
温度が高すぎると、型とガラスとが融着したり、型の劣
化が激しいため長期使用に耐えることができない等の問
題があり、逆に型の温度が低すぎるとガラスにしわやひ
け等の表面欠陥が生じることにより精密レンズを構成す
ることができない等の問題があった。
【0007】特開平4−37614号公報には200〜
550℃、特開平4−149032号公報には常温〜5
50℃の治具で溶融ガラスを受けた後、成形前にガラス
軟化点以上に再加熱することにより「しわ」、「ひけ」
等の収縮痕や、真空泡等の表面欠陥を除去する方法が開
示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に記載された方法においては、一旦低温治具で受け
たガラスを軟化点以上に再加熱する必要があること、加
熱に伴う治具の劣化、再加熱時の治具とガラスとの融着
等の問題から製品の歩留まりを向上することが困難であ
った。
【0009】本発明は、上記従来の技術の問題に鑑み
て、ガラスを再加熱する必要ないダイレクトガラスモ
ールド法において、型の劣化、ガラスの表面欠陥等の問
題を解消して、歩留まりのよい成形品の製造方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、少なくとも、オリフィスから溶融落下する溶融状
態のガラスを受ける工程及び高温軟化状態のガラス
を所定形状にプレス成形する工程からなる光学ガラス塊
の製造方法において、前記2工程の間に、ガラス塊が移
動することのできるガラス搬送路を有する多孔質部材
の該搬送路表面からガスを噴出させてガラスを浮上さ
せつつ、搬送駆動用手段により該搬送路上に浮上してい
るガラスを水平回転させながら該搬送路に沿って移動
させて搬送を行う工程を含み、かつ該工程において多孔
質部材の細孔から噴出するガスの温度を場所によって変
化させてガラス表面の欠陥を解消することを特徴とする
光学ガラス塊の製造方法である。
【0011】また、本発明は、前記搬送工程を大気中で
行うことを含むものである。
【0012】また、本発明は、搬送駆動出手段が風力に
よるものであることを含むものである。
【0013】また、本発明は、多孔質部材を加熱するこ
とを含むものである。
【0014】また、本発明は、多孔質部材の上方からガ
ラスを加熱してガラス上面の表面欠陥を除去することを
含むものである。
【0015】また、本発明は、多孔質部材から噴出させ
るガスの温度を多孔質部材の場所によって変化させるこ
とを含むものである。
【0016】また、本発明は、高軟化状態のガラスを非
酸化性雰囲気中でプレス成形により予備成形する工程、
予備成形したガラスを非酸化性雰囲気中でプレス成形に
より精密成形する工程を含むものである。
【0017】
【作用】高温のガラスを表面にしわ等の欠陥を生じさせ
ずに保持又は搬送することは難しい。なぜなら、そのよ
うなしわ等は、高温ガラスを受けたり、搬送したりする
治具とガラスとの温度差に主に起因するものであり、そ
のような治具としては、耐熱性のある金属又はセラミッ
クス等が一般に使用されるが、高温になるほど、これら
の治具とガラスとが反応を起こし易いためである。
【0018】本発明においては、オリフィスから溶融落
下する高温のガラスが、プレス成形に好適な温度になる
まで、多孔質部材から噴出させるガスにより浮上させな
がら搬送させることにより、治具とガラスとの反応の問
題、ガラス表面のしわ等の問題を解消するものである。
更に、ガラスを水平回転させながら移動させることによ
り、冷却状態、形状等の均一な予備成形用ガラス塊を得
るものである。
【0019】以下本発明について詳細に説明する。
【0020】本発明において、溶融状態のガラスとは、
粘度104dPa・sec以下のガラスであり、高温軟化
状態のガラスとは、粘度1010dPa・sec以下のガ
ラスである。
【0021】多孔質部材としては、ガラスを浮上させる
に充分な流量のガスを噴出できる孔密度を有し、耐熱
性、適度の機械的強度をもつものの中から適宜選択でき
る。例えば、噴出させるガスとして大気のような酸化性
ガスを使用する場合には、アルミナ、ムライト等の耐熱
性酸化物セラミックス、窒素のような不活性ガスを使用
する場合には、窒化珪素等の耐熱性窒化物セラミックス
等を選択すればよい。
【0022】多孔質部材のガス導入部及び搬送路を除く
表面に、ガス漏れを防ぎ、流量、温度の調整を効率的に
する目的で、セラミクス、金属等の溶射、ディッピン
グ、湿式塗布後の高湿緻密化処理等の表面処理を施して
もよい。
【0023】多孔質部材から噴出するガスは、ガラスを
浮上させると共にガラス下面を加熱軟化してガラス下面
の表面欠陥を除去する機能を果たすものである。そのよ
うなガス成分としては、N2、He、Ar等の不活性ガ
スあるいは空気等が好ましい。 噴出するガスの温度は
300〜1000℃とすることが好ましく、更に、ガラ
スが搬送路を移動するにしたがいガスの温度を徐々に低
くしていくことにより、ガラス表面にしわ等の表面欠陥
を生ずることなく、プレス成形に供されるに好適な温度
にまで冷却することができる。
【0024】また、噴出させるガスの流量としては50
〜1000cc/min/cm2とすることが好まし
い。
【0025】また、多孔質部材をカートリッジヒーター
等の加熱手段により加熱することにより、噴出するガス
の温度低下を防ぎ、ガスの温度調節を容易にすることが
できる。
【0026】また、SiCセラミックスヒーター、ニク
ロムヒーター等の加熱手段により多孔質部材の上方か
ら、ガラスを加熱することにより、ガラス上面が軟化し
てガラス塊上面の表面欠陥を除去することができる。
【0027】押出手段としては、ガラスを多孔質部材の
搬送路に沿って水平回転させつつ前進させ得るものであ
ればよい。図1は、押出手段として風力を利用する1例
を示した平面模式図である。この例においては、ガスパ
イプ101から吹き出す熱風により多孔質部材102の
搬送路103上に浮上しているガラス104が、搬送路
103上を水平回転しながら前方に進んでいく。このと
き、ガラス104が水平回転しながら前方へ進むよう
に、ガスパイプ101はガラス104の斜め後方に設置
されている。この他の押出手段の例としては、例えば、
炭素棒等の先端により押し出す等の機械的な力によるも
のを挙げることができる。
【0028】本発明の各工程が実施される雰囲気につい
ては、プレス成形を行う工程は、型の劣化等の問題があ
るため、非酸化性雰囲気中で行うことが好ましいが、プ
レス工程に供される予備成形用ガラス塊を得る工程まで
は、ガラスと型とが接触しないか又は極めて短時間の接
触で済むので、大気中においても殆ど支障なく実施する
ことができる。
【0029】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。
【0030】オリフィスから溶融落下する溶融状態のガ
ラスを受ける受け型として、SUS303を使用して曲
率半径200mmの凹みをもつ受け型を作製した。次
に、平均気孔径が約5μm、気孔率が約30%のアルミ
ナ性多孔質材料の表面に約100μmの厚さでアルミナ
を溶射し、表面を無気孔状態とした後、底部及びガラス
搬送路を研削加工して、多孔質部材とした。尚、ガラス
搬送路は長さ90cmの凹みとした。予備成形用の金型
として、炭化タングステンWCを主成分とする超硬材の
表面に窒化チタン(TiN)を被覆した。精密成形用の
金型として、同じくWCを主成分とする超硬材母材に窒
化チタンを被覆し、更に硬質炭素膜を被覆した。
【0031】上記のごとく加工した治具を用いて、以下
の要領で凸型ガラスレンズを作製した。
【0032】図2は、ガラスレンズの一連の製造工程を
示す工程図である。
【0033】ガラス素材201としてガラス転移点が5
10℃の光学ガラスSK12を使用し、ガラス溶解炉2
02によって1200℃で溶解した後1100℃に保持
した流量制御管203を通し、オリフィス204から溶
融ガラスを不図示のヒーターによって450℃に保持し
た受け型205に受け、ガラス塊とした。このガラス塊
222を不図示の搬送用治具により受け型205と共に
多孔質部材208の上方に運び、前記搬送治具により受
け型を傾けて受け型上で下面となった面が多孔質部材上
でも下面となるように多孔質部材208上に落下させ
た。
【0034】図3は、オリフィスから落下する溶融ガラ
ス201を受け型205により受けてガラス塊222を
得る工程例を説明したものである。
【0035】次に、多孔質部材に熱風ガス供給治具20
7から空気を供給し、多孔質部材内に内蔵したヒーター
により加熱し、約750℃の空気を50l/minで多
孔質部材の搬送路表面から噴出させた。搬送駆動用パイ
プ206から約800℃の熱風空気を5l/minの割
合で約1秒間ガラス側面に吹き付け、ガラス塊222に
回転及び約5cm/secの速度の前進を行わせた。
【0036】図4は、熱風ガス供給治具207から吹き
出すガス225によりガラス塊222が、ガラス搬送路
224の長尺方向に水平回転しながら進む工程を示した
ものである。
【0037】ガラス塊が20cm前進した地点から別の
熱風ガス供給治具209により、約900℃の空気を供
給すると共に、多孔質部材の上方に設けたヒーター21
1によってガラス塊上面を約850℃に加熱した。ガラ
ス塊の下面は900℃の空気により、ガラス塊の上面は
ヒーターで加熱されることにより、両面の表面欠陥が除
去された。この間のガラス塊の前進距離は、50cm、
前進速度は平均2cm/secであった。
【0038】次に、別の熱風ガス供給治具210により
約400℃の空気を供給し、ガラス塊の冷却を約20秒
間行い、ガラス塊側面及び下面が600℃以下となるま
で冷却して予備成形用ガラス塊223を得た。これまで
の工程は全て大気雰囲気で実施した。
【0039】得られた予備成形用ガラス塊223の側面
をリング状の搬送治具212で挟み、ガス置換室214
を経由して非酸化性雰囲気の成形室215内に設置した
予備成形用金型の下型217上に運び、上型216を下
降させてプレス圧1×106Pa、650℃の条件で3
0秒間加圧成形した。予備成形されたガラスレンズ予備
成形体226をリング状の搬送治具218により精密成
形用金型の下型220上に運び、上型219を下降させ
てプレス圧4×106Pa、580℃の条件で1分間加
圧成形し、凸状ガラスレンズ221を得た。
【0040】得られたガラスレンズ221の表面粗さと
面精度をそれぞれ、表面粗さ測定装置(Zygo社製M
AXIM−3D)、光干渉計(Zygo社製MARC
3)にて測定した結果、プレス成形面の表面粗さが2n
mであり、面精度はニュートンリング1本以下であり、
良好な表面形状をもつガラスレンズであることが確認さ
れた。
【0041】以上、実施例により本発明を説明したが、
各工程の雰囲気、多孔質部材を通過させるガスの組成、
ガラスと接触する治具の材料及び形状、加熱手段、ガラ
ス種、光学成形品の形状等は本実施例に限定されないこ
とはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】本発明により、ガラスを再加熱する必要
がないので、製造工程が簡略化され、低コスト化が容易
で、省エネルギーの点からも好ましい製造方法であるダ
イレクトガラスモールド法において、型の劣化、しわや
ひけ等のガラスの表面欠陥等の問題を解消して、良好な
光学ガラスを歩留まりよく製造することのできる製造
方法を提供することができる。
【0043】また、多孔質部材に設けられたガラス搬送
路上に浮上させたガラスを、水平回転させながら該搬送
路上を移動させることにより、冷却状態、形状等の均一
な予備成形用ガラス塊が得られ、その結果、良好な光学
成形品を得ることができる。
【0044】更に、ガラスを浮上させる熱風ガスの温度
を調整することにより、表面欠陥を除去する工程を特に
設けなくとも、ガラス下面に表面欠陥を生じさせること
なく、ガラスを冷却することができるため、成形工程の
省略又は成形時間の短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】押出手段の1態様を説明する平面模式図であ
る。
【図2】実施例におけるガラスレンズ製造工程を示す工
程図である。
【図3】オリフィスから溶融落下するガラスを受け型で
受けてガラス塊とする工程例を示す模式図である。
【図4】ガラス塊が多孔質部材のガラス搬送路上を水平
回転しながら移動する工程例を示す模式図である。
【符号の説明】
101 ガスパイプ 102 多孔質部材 103 ガラス搬送路 104 ガラス 201 溶融ガラス 202 ガラス溶解炉 203 流量制御管 204 オリフィス 206 搬送駆動用パイプ 207 熱風ガス供給管 208 多孔質部材 215 成形室 221 ガラスレンズ 223 予備成形用ガラス塊 224 ガラス搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 余語 瑞和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−256543(JP,A) 特開 昭63−162540(JP,A) 特開 昭61−132526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 7/14 C03B 11/00 C03B 35/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、オリフィスから溶融落下す
    る溶融状態のガラスを受ける工程及び高温軟化状態の
    ガラスを所定形状にプレス成形する工程からなる光学
    ガラス塊の製造方法において、前記2工程の間に、ガラ
    ス塊が移動することのできるガラス搬送路を有する多
    孔質部材の該搬送路表面からガスを噴出させてガラス
    を浮上させつつ、搬送駆動用手段により該搬送路上に浮
    上しているガラスを水平回転させながら該搬送路に沿
    って移動させて搬送を行う工程を含み、かつ該工程にお
    いて多孔質部材の細孔から噴出するガスの温度を場所に
    よって変化させてガラス表面の欠陥を解消することを特
    徴とする光学ガラス塊の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記搬送工程を大気中で行う請求項1に
    記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 搬送駆動用手段が風力によるものである
    請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 ガラス塊の移動が水平回転運動である
    求項1乃至3のうちいずれか一に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 多孔質部材の上方からガラスを加熱し
    てガラス上面の表面欠陥を除去する請求項1乃至4の
    いずれか1に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 搬送路を形成する搬送部材の形状が長尺
    形状であり、この搬送部材の溝状の搬送部分を、ガラス
    塊を移動させることを特徴とする請求項1記載の製造
    法。
  7. 【請求項7】 高温軟化状態のガラスを非酸化性雰囲
    気中でプレス成形により予備成形する工程、予備成形し
    たガラスを非酸化性雰囲気中でプレス成形により精密
    成形する工程を含む請求項1乃至5のいずれか一に記載
    製造方法。
  8. 【請求項8】 多孔質部材の細孔から噴出するガスの温
    度の範囲が、300〜1000℃であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記請求項1乃至8のいずれか一に記載
    の光ガラス塊の製造方法により製造された光学ガラス塊
    を、一対の成形型でプレス成形し、光学ガラス成形体を
    得ることを特徴とする光学ガラス成形体の製造方法。
  10. 【請求項10】 搬送部材から取り出した光学ガラス塊
    を、加熱することな く、一対の成形型でプレス成形し、
    光学ガラス成形体を得ることを特徴とする請求項9に記
    載の製造方法。
JP05135831A 1993-06-07 1993-06-07 光学ガラス塊の製造方法および光学ガラス成形体の製造方法 Expired - Fee Related JP3140259B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05135831A JP3140259B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 光学ガラス塊の製造方法および光学ガラス成形体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05135831A JP3140259B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 光学ガラス塊の製造方法および光学ガラス成形体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06345452A JPH06345452A (ja) 1994-12-20
JP3140259B2 true JP3140259B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=15160804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05135831A Expired - Fee Related JP3140259B2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 光学ガラス塊の製造方法および光学ガラス成形体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3140259B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06345452A (ja) 1994-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6564584B2 (en) Process for manufacturing glass optical elements
US6854289B2 (en) Method of manufacturing glass gobs molded glass articles, and optical elements
JP3853622B2 (ja) ガラス成形体の製造方法、プレス成形品の製造方法、ガラス光学素子の製造方法及びガラス成形体の製造装置
EP0408065B1 (en) Method of producing optical glass element and production apparatus using this method
JP3974200B2 (ja) ガラス光学素子の成形方法
JP3494390B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法
JP2986647B2 (ja) 光学ガラス素子の製造方法
JP3140259B2 (ja) 光学ガラス塊の製造方法および光学ガラス成形体の製造方法
JP3229942B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法
JP3630829B2 (ja) 光学素子成形用素材の製造方法
JP3234871B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法
JP3243219B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法
JP3246728B2 (ja) ガラス光学素子の成形方法
JP3753415B2 (ja) ガラス光学素子の成形方法
JPH05286728A (ja) ガラスレンズの製造方法
JP2952185B2 (ja) ガラス光学素子の成形方法
JP4094587B2 (ja) ガラス光学素子の成形方法
JP2875621B2 (ja) 光学ガラス成形体の製造方法と光学ガラス素子の製造方法及び製造装置
JP2000302461A (ja) ガラス素子の成形方法
JPH08245223A (ja) 光学素子の成形方法
JP2010138052A (ja) 光学素子の予備成形体の製造方法
JP3045433B2 (ja) 光学ガラス素子の製造方法
JP4426740B2 (ja) ガラス成形品の製造方法、光学部品の製造方法、プレス成形装置
JP3164923B2 (ja) 光学素子成形用ガラス素材及びその製造方法
JPH10158019A (ja) 光学素子の成形方法及び光学素子及び光学素子成形用素材の製造方法及び精密素子の成形方法及び精密素子

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees