JP3139787B2 - ドーマ - Google Patents

ドーマ

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JP3139787B2
JP3139787B2 JP03247489A JP24748991A JP3139787B2 JP 3139787 B2 JP3139787 B2 JP 3139787B2 JP 03247489 A JP03247489 A JP 03247489A JP 24748991 A JP24748991 A JP 24748991A JP 3139787 B2 JP3139787 B2 JP 3139787B2
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dormer
roof
doma
wall
frame
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養二 後藤
秀昭 永田
修 蛇草
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にプレハブ住宅等組
み立て住宅の分野において利用されるドーマに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドーマの構成に関しては、実開平
3─33114号公報、実開平3─33115号公報、
実開平3─47918号公報、実公昭64─4971号
公報等が公知である。この中で、屋根パネルを切り欠い
て開口部を設け、該開口部をドーマ屋根用及び妻壁用の
パネルにて被覆してドーマを構成する方法は実開平3─
33114号公報に記載の技術において開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開平3─33114
号公報に記載の技術においては、開口部を構成するの
に、主屋根用の2枚の屋根パネルの相互に隣接する内側
の下隅を、該屋根パネルの縦框と下框を残して三角状に
切り欠き、その斜辺部分に斜桟を設けて形成している。
この為、該開口部の二等分線上に屋根パネルの縦框が残
っており、妻壁に家内より開閉できる窓を付設するのに
適した構成とはなっていない。また、該開口部下端に立
設した妻壁は、葺設した左右屋根パネルの内側の奥まっ
た位置にあり、該妻壁を該屋根パネルに釘打ち固定する
際に位置を確かめて釘打ちするのが面倒である。本発明
は、妻壁に家内より開閉可能な窓を具備するものであ
り、ドーマ構成がより容易なドーマを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
不具合を解消する為に次のような手段を用いるものであ
る。住宅の主屋根は、屋根の傾斜方向に平行に並設した
複数の葺き下ろし梁H1・H1・・・と、該葺き下ろし
梁H1に直交して水平に並設する、複数の母屋材H2を
組み合わせて構成し、該左右の葺き下ろし梁H1・H1
の間の、上下の複数の母屋材H2・H2・・・・を、ド
ーマ底の形状に合わせて三角状に切り欠き、該三角状の
切欠部の縁部位置に、前受梁1aと左右の側受梁1b・
1bにより構成した受梁1を配設し、該受梁1により構
成したドーマ開口部に合わせて開口部を設けた野地板3
を貼設し、ドーマ取り付け用の主屋根パネルPを構成
し、該主屋根パネルPの開口部を被覆するように、ドー
マ用妻壁木フレーム4、及び枠木と天板を一体に構成し
たドーマ用屋根木フレーム6R,6Lを取り付け、ドー
マ用妻壁木フレーム4の前面に妻壁外装パネル8を取り
付け、ドーマ用屋根木フレーム6R,6Lの上に瓦Kを
葺設するものである。
【0005】
【実施例】本発明の解決すべき課題及び解決するための
手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発
明の実施例を説明する。図1は本発明のドーマDの正面
図図2は同じく側面断面図、図3は主屋根の母屋施工に
おける受梁1の構成を示す斜視図、図4はドーマ取付用
の主屋根パネルPの斜視図、図5はドーマ用の木フレー
ム構成図、図6は防水材を布設後、前水切り,妻壁外装
パネル,谷板等を取り付ける状態のドーマDの斜視図、
図7は瓦葺設後に棟包を取り付ける状態のドーマDの斜
視図である。
【0006】本発明にて構成するドーマDは、図1に示
す如く、住宅の傾斜屋根において傾斜下方を前面の妻壁
とした構成として取り付けるもので、妻壁には開閉可能
な窓を具備している。また、図2に示す如くドーマ底部
において主屋根が開口しており、家内に採光或いは通気
効果をもたらす事を可能としている。以下にドーマDの
構成について説明する。
【0007】先ず、本発明のドーマに係る住宅の主屋根
は、屋根の傾斜方向に平行に並設する葺き下ろし梁H1
及びそれに直交して水平に並設する、母屋材H2を組み
その上に主屋根用の野地板を貼設し、防水材を介して瓦
等の外装材を葺設して構成するのである。図3の如く、
ドーマDの配設位置における主屋根の母屋材施工時に、
ドーマ底部の形状に合わせて三角状に母屋材H2を切り
欠き、該切欠部の縁部位置にドーマ構成用の受梁1を配
設する。受梁1は、前面の前受梁1aを切り欠かずに残
している母屋材H2に固着し、後部には後受梁1cを該
葺き下ろし梁H1に受梁取付プレート2で固定して横設
し、該前受梁1aと後受梁1cとの間に左右の側受梁1
bを配設して構成する。該前受梁1a及び該側受梁1b
には複数のL字金具を立設し、後記ドーマ用の木フレー
ム取り付けに供せられる。そして、ドーマ開口部に合わ
せて開口部を設けた野地板3を貼設して、図4の如くド
ーマ取り付け用の主屋根パネルPを構成するのである。
【0008】次に、ドーマDの施工について説明する。
図5の如く、主屋根パネルPの開口部において、受梁1
より立設するL字金具を挿入孔に嵌挿して、ドーマ用妻
壁木フレーム4及び枠木と天板と一体に構成したドーマ
用屋根木フレーム6R,6Lを開口部を被覆して取り付
け、受梁1への取付部は、各々妻壁立ち上げ下地板6及
び屋根立ち上げ下地板7R,7Lによって被覆する。そ
して、各木フレームは相互に釘付けして固定する。
【0009】フレーム構成後、図6の如く妻壁前部を残
してドーマ用の木フレーム上及び主屋根パネルの野地板
3上に防水材Rを貼設する。そして、ドーマ妻壁より前
部位置には屋根材である瓦Kを葺設する。該ドーマ用妻
壁木フレームの前部下端より前水切り9を葺設した瓦K
上に垂設する。Sは水切りシートである。そして開閉可
能な窓を具備した妻壁外装パネル8を取り付けて、ドー
マ妻壁を構成する。また、屋根部分の谷隈部に谷板10
R,L及び後部谷板11を配設し、棟部分には棟包用金
具12を列設し、その後瓦Kを図7の如くドーマ及びド
ーマ周辺に葺設するのである。そして最後に、該固定金
具12を介して、防水材である面戸材を具備した棟下地
13を配置してナット14で固定しその上から棟包15
を被覆固定してドーマDを構成するものである。
【0010】なお、以上の如く構成した後、図2に示す
如く、ドーマ及び主屋根内部より断熱材16や内壁材1
7等を貼設施工して完成させるのである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上のような構造及び実施例
を有しているので、以下のような効果を奏するものであ
る。請求項1の如く構成したことにより、ドーマ底部の
開口部が全面的に開口しており家内より容易にドーマ妻
壁の窓の開閉ができる構成となっている。また、ドーマ
の型の構成は木フレーム等より成る部品点数の少ない単
純な構造であるので、工期が少なくて済み、作業も容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドーマDの正面図である。
【図2】同じく側面断面図である。
【図3】主屋根の母屋施工における受梁1の構成を示す
斜視図である。
【図4】ドーマ取付用の主屋根パネルPの斜視図であ
る。
【図5】ドーマ用の木フレーム構成図である。
【図6】防水材を布設後、前水切り,妻壁外装パネル,
谷板等を取り付ける状態のドーマDの斜視図である。
【図7】瓦葺設後に棟包を取り付ける状態のドーマDの
斜視図である。
【符号の説明】
D ドーマ P ドーマ取付用主屋根パネル R 防水材 K 瓦 1a 前受梁 1b 側受梁 1c 後受梁 4 妻壁木フレーム 6 屋根木フレーム 8 妻壁外装パネル 9 前水切り 10 谷板 11 後部谷板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−153007(JP,U) 実開 平3−33114(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 7/18 E04D 13/03

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の主屋根は、屋根の傾斜方向に平行
    に並設した複数の葺き下ろし梁H1・H1・・・と、該
    葺き下ろし梁H1に直交して水平に並設する、複数の母
    屋材H2を組み合わせて構成し、該左右の葺き下ろし梁
    H1・H1の間の、上下の複数の母屋材H2・H2・・
    ・・を、ドーマ底の形状に合わせて三角状に切り欠き、
    該三角状の切欠部の縁部位置に、前受梁1aと左右の側
    受梁1b・1bにより構成した受梁1を配設し、該受梁
    1により構成したドーマ開口部に合わせて開口部を設け
    た野地板3を貼設し、ドーマ取り付け用の主屋根パネル
    Pを構成し、該主屋根パネルPの開口部を被覆するよう
    に、ドーマ用妻壁木フレーム4、及び枠木と天板を一体
    に構成したドーマ用屋根木フレーム6R,6Lを取り付
    け、ドーマ用妻壁木フレーム4の前面に妻壁外装パネル
    8を取り付け、ドーマ用屋根木フレーム6R,6Lの上
    に瓦Kを葺設することを特徴とするドーマ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002364113A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Nippon Steel Corp 薄板軽量形鋼を用いた小屋組の接合構造

Cited By (5)

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JP4648573B2 (ja) * 2001-06-11 2011-03-09 新日本製鐵株式会社 薄板軽量形鋼を用いた小屋組の接合構造
US8590256B2 (en) 2001-06-11 2013-11-26 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Joining structure of roof truss using thin light-gauge shaped steel

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