JP3139241U - 砂岩調建築物用壁装体 - Google Patents

砂岩調建築物用壁装体 Download PDF

Info

Publication number
JP3139241U
JP3139241U JP2007008897U JP2007008897U JP3139241U JP 3139241 U JP3139241 U JP 3139241U JP 2007008897 U JP2007008897 U JP 2007008897U JP 2007008897 U JP2007008897 U JP 2007008897U JP 3139241 U JP3139241 U JP 3139241U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sandstone
layer
wall covering
building
lysine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007008897U
Other languages
English (en)
Inventor
清海 濱中
Original Assignee
株式会社ハマキャスト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハマキャスト filed Critical 株式会社ハマキャスト
Priority to JP2007008897U priority Critical patent/JP3139241U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3139241U publication Critical patent/JP3139241U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

【課題】天然の砂岩と同様の質感と美観を有する砂岩調建築物用壁装体を提供する。
【解決手段】建築物の外壁等1に、骨材と合成樹脂とを含むリシン系の材料が、より下側の層が部分的に見えるように第1層(下層)3、第2層(中間層)4、第3層(上層)5の三層に塗装又は塗布されている。第1層(下層)3、第2層(中間層)4、第3層(上層)5は、ベージュ色を基調とし、下層から上層にいくにしたがって色が薄くなっている壁装体。
【選択図】図3

Description

本考案は、建築物用壁装体に関する。さらに詳細には、本考案は、自然石、特に砂岩と同様の質感と美観を有する砂岩調建築物用壁装体に関する。
従来、建築物の外壁等の仕上げとして、その美観と耐候性から、自然石がよく用いられている。例えば、自然石をそのまま壁や柱に使用するか、薄い板状にして外壁等に貼り付ける方法がある。ここで、『建築物』には、構築されたものだけでなく、ブロック、パネル、ボード等の建築物に使用する建材も含まれる。また、貼付けなどによって所定の模様のものを配置する場合を除き、特に断らない限り、建築物の表面に流動性を有する材料を用いて模様等を付する作業を『塗装』又は『塗布』という。
建築物の外壁等の表面に模様等を付する方法としては、例えば、リシン系(骨材が含まれる配合)及び塗料系の材料を、コテ塗り法、ローラー塗装法、吹き付け塗装法等によって塗布する方法がある。コテ塗り法は、コテを用いて材料を建築物の表面に移して延ばす方法である。ローラー塗装法は、ローラーやコテを用いて材料を建築物の表面に移し、ローラーによって延ばす方法である。吹き付け塗装法は、圧縮空気の力を利用してスプレーガンから材料を噴出して塗装する方法である。
従来、砂岩調建築物用壁装体としては、天然石、セラミック、焼成骨材等の粒状材料と合成樹脂とを含み、所定の色に調合されたリシン系の材料を、建築物の外壁等の表面に凹凸状に塗装又は塗布したものが知られている。
しかし、上記のような従来の砂岩調建築物用壁装体は、自然界に存する実際の砂岩が有する質感と美観を備えたものではなく、自然石を彷彿とさせるには至っていない。
本考案者は、かかる点に鑑み、天然の砂岩により近い砂岩調建築物用壁装体を得るために鋭意研究を重ね、石の色はすべて異なることに着目して、本考案をするに至った。
本考案は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、天然の砂岩と同様の質感と美観を有する砂岩調建築物用壁装体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る砂岩調建築物用壁装体の構成は、建築物の表面に、骨材と合成樹脂とを含むリシン系の材料が、より下側の層が部分的に見えるように多層に塗装又は塗布された、砂岩調建築物用壁装体であって、リシン系の材料からなる各層が互いに異なる色を有していることを特徴とする。
この砂岩調建築物用壁装体の構成によれば、表面の凹凸模様の立体的な陰影感を容易に実現し、天然の砂岩と同様の質感と美観を有する砂岩調建築物用壁装体を得ることができる。この点、従来の砂岩調建築物用壁装体は、1つの色に調合されたリシン系の材料を用いて表面の凹凸模様を形成するものであるため、天然の砂岩が有する凹凸模様の立体的な陰影感を実現することはできない。
また、前記本考案の砂岩調建築物用壁装体の構成においては、リシン系の材料が三層に塗装又は塗布されているのが好ましい。
また、前記本考案の砂岩調建築物用壁装体の構成においては、リシン系の材料からなる各層が、下層から上層にいくにしたがって色が薄くなっているのが好ましい。この好ましい例によれば、凹凸模様の凹部をやや暗い感じに、凸部をやや明るい感じにすることができ、天然の砂岩により近い美観を与えることができる。
また、前記本考案の砂岩調建築物用壁装体の構成においては、リシン系の材料からなる各層が淡い色を基調としているのが好ましい。この好ましい例によれば、天然の砂岩の色により近づけることができる。また、この場合には、淡い色はベージュ色であるのが好ましい。
また、前記本考案の砂岩調建築物用壁装体の構成においては、リシン系の材料からなる最上層の表面の面積が、リシン系の材料からなる層全体の表面の面積の30〜50%であるのが好ましい。この好ましい例によれば、天然の砂岩により近づけることができる。また、層全体の表面の面積に対する最上層の表面の面積の割合を、この範囲で変化させることにより、何百種類ものパターンを作ることができ、建築物の外壁等の表現が豊かになる。すなわち、環境に順応した砂岩調建築物用壁装体を実現することができる。
また、前記本考案の砂岩調建築物用壁装体の構成においては、骨材がセラミックス骨材、天然石骨材及び焼き付け骨材からなる群から選ばれる少なくとも1つであるのが好ましい。
また、前記本考案の砂岩調建築物用壁装体の構成においては、合成樹脂がアクリル樹脂エマルジョンであるのが好ましい。
また、前記本考案の砂岩調建築物用壁装体の構成においては、表面に透明な樹脂によってトップコートが塗布されているのが好ましい。この好ましい例によれば、砂岩調建築物用壁装体の耐久性及び耐候性を向上させることができると共に、汚染を防止することもできる。また、この場合には、透明な樹脂が、アクリル−シリコン系塗料又はフッ素系塗料であるのが好ましい。尚、このように、トップコートとして親水性の材質のものを使用すれば、埃が付着し難く、一旦付着した埃も雨水で容易に洗い流すことができる。
天然の砂岩は、多孔質でかつ粗面であり、また、吸収性も高いので、埃汚染が進行し易いと共に、カビ、苔等の有機物の発生率も高い。このため、天然の砂岩は、外装材には適しておらず、主にエントランス等の内装に使用されているのが現状である。この点、本考案に係る砂岩調建築物用壁装体は、上記のように、天然の砂岩に迫る色調と美観を有すると共に、材料として外装材に適した材質のものが使用されているので、天然の砂岩が有する上記のような問題点は解消されている。因みに、この材質は20有余年の実績があり、その一例として東京都庁の渡り廊下の外壁があり、現在も良好に保たれている。
本考案によれば、天然の砂岩と同様の質感と美観を有する砂岩調建築物用壁装体を提供することができる。
以下、実施の形態を用いて本考案をさらに具体的に説明する。
図1は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法の第1工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のI−I断面図である。図2は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法の第2工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のII−II断面図である。図3は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法の第3工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のIII−III断面図である。また、図3は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体を示す図でもある。
図3に示すように、本実施の形態の砂岩調建築物用壁装体7は、建築物の外壁等1に塗布された樹脂モルタル2上に、骨材と合成樹脂とを含むリシン系の材料が、より下側の層が部分的に見えるように多層に塗装又は塗布された構成となっている。ここで、リシン系の材料からなる各層は、互いに異なる色を有している。これにより、表面の凹凸模様の立体的な陰影感を容易に実現し、天然の砂岩と同様の質感と美観を有する砂岩調建築物用壁装体7を得ることができる。また、砂岩調建築物用壁装体7の表面には、超耐候性トップコート(図示せず)が塗布されている。尚、図3中、6は目地を示している。
リシン系の材料は、第1層(下層)3、第2層(中間層)4、第3層(上層)5の三層に塗装又は塗布されているのが好ましい。
リシン系の材料からなる各層は、下層から上層にいくにしたがって色が薄くなっているのが好ましい。
リシン系の材料からなる各層は、淡い色を基調としているのが好ましい。この場合、淡い色はベージュ色であるのが好ましい。
リシン系の材料からなる最上層(第3層5)の表面の面積が、リシン系の材料からなる層全体(第1層3、第2層4、第3層5の積層体)の表面の面積の30〜50%であるのが好ましい。
リシン系の材料としては、次の成分に調合したものを用いた。すなわち、
(1)セラミックス骨材 61.60重量部
(2)アクリル樹脂エマルジョン(固形分50%) 25.20重量部
(3)増粘剤(ヒドロキシメチルセルロース) 11.35重量部
(4)pH調整剤(アンモニア水) 0.17重量部
(5)消泡剤(アルコール系) 0.03重量部
(6)造膜助剤(アルコール系) 0.39重量部
(7)水 1.26重量部
作業性や貯蔵の便のために、増粘剤、pH調整剤、消泡剤、造膜助剤等を混入しているが、本考案の必須の構成要素ではない。ここで、造膜助剤とは、エマルジョンの透明造膜の温度を下げるためのものである。
合成樹脂としては、アクリル樹脂エマルジョンのほかに、その他のエマルジョン系や、エポキシ系、ウレタン系のものを使用することもできる。
骨材としては、セラミックス骨材のほかに、天然石骨材や焼き付け骨材を使用することもできる。
セラミックス骨材は、粘土に適当な色を有する無機顔料、例えば、酸化鉄、酸化亜鉛等を混合し、1200〜1400℃で焼成してセラミックスとし、それを粉砕したものである。天然石骨材は、天然石を破砕して分級したものを、そのまま使用するものであり、白色では珪砂、大理石の顆粒、寒水石等が使用され、黒色では美濃黒等が使用される。焼き付け骨材は、天然石の顆粒(通常は珪砂が多く使用されている)に、無機顔料(通常は金属の酸化物が使用され、白色として酸化チタン、黄色としてチタンイエロー、青色としてコバルト、緑色としてクロム、黒色としてカーボン等が使用されている)を混合して、天然石の表面に800〜1000℃で焼き付けて作られる。実際に使用されている骨材の多くはこの焼き付け骨材である。尚、100〜300℃の温度で作る場合には、寒水石が使用される場合もある。
骨材の粒度分布としては、砂岩調建築物用壁装体7の強度や美観から、次のようなものを採用した。すなわち、
メッシュ 分布
3〜 20 30重量%
20〜200 40重量%
200〜350 30重量%
以下に、図1〜図4を参照しながら、上記のように調合されたリシン系の材料を建築物の外壁等に塗装又は塗布して砂岩調建築物用壁装体を得る方法について説明する。図4は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法を示すフローチャートである。
ここで、第3層(上層)5となるリシン系の材料のセラミックス骨材としては、薄いベージュ色(淡い色)のものを用いた。また、第1層(下層)3となるリシン系の材料のセラミックス骨材としては、薄いベージュ色のものに黒色のものを混入した、濃いベージュ色のものを用いた。また、第2層(中間層)4となるリシン系の材料のセラミックス骨材としては、薄いベージュ色のものに茶色のものを混入した、やや濃いベージュ色のものを用いた。
まず、図1に示すように、建築物の外壁等1の上に、金ゴテを用いて樹脂モルタル2を塗布することにより、外壁等1を平坦化して下地調整を行った(図4のステップ1)。次いで、樹脂モルタル2の上に、エアースプレーを用いてシーラーを吹き付けた(図4のステップ2)。そして、シーラーが吹き付けられた樹脂モルタル2の上に目地色を塗布した(図4のステップ3)。次いで、シーラーが吹き付けられ、かつ、目地色が塗布された樹脂モルタル2の上に、発泡樹脂からなる目地棒8を貼り付けた(図4のステップ4)。ここで、目地棒8には、その裏面及び表面に粘着材が塗布されており、裏面及び表面にはさらに粘着防止用の離型紙が貼られている。このため、樹脂モルタル2の上に目地棒8を貼り付ける際には、目地棒の裏面側の離型紙が剥がされる。次いで、目地棒8が貼り付けられた樹脂モルタル2の上に、金ゴテを用いて、第1層3となる濃いベージュ色に調合されたリシン系の材料を塗布した(図4のステップ5)。ここで、第1層3となるリシン系の材料の、塗布量は2.3〜3.5kg/m2 、厚みは1.5〜2.5mmである。
次に、図2に示すように、第1層3の上に、金ゴテを用いて、第2層4となるやや濃いベージュ色に調合されたリシン系の材料を、第1層3が部分的に見えるように塗布した(図4のステップ6)。ここで、第2層4となるリシン系の材料の、塗布量は1.5〜2.5kg/m2 、厚みは1〜1.5mmである。
次に、図3に示すように、第2層4の上に、金ゴテを用いて、第3層5となる薄いベージュ色に調合されたリシン系の材料を、第2層4が部分的に見えるように塗布した(図4のステップ7)。ここで、第3層5となるリシン系の材料の、塗布量は1.5〜2.5kg/m2 、厚みは1〜1.5mmである。次いで、目地棒8の表面側の離型紙を剥がし、第1層3、第2層4、第3層5となるリシン系の材料が完全に乾燥した後、目地棒8を除去した(図4のステップ8)。これにより、目地6が形成された。最後に、透明なアクリル−シリコン系塗料を用いて、全体に100μmの膜厚で超耐候性トップコートを塗布した(図4のステップ9)。アクリル−シリコン系塗料としては、神東塗料(株)製のハイテントップコート半艶クリアーを用いた。このようにトップコートを塗布することにより、砂岩調建築物用壁装体7の耐久性及び耐候性を向上させることができると共に、汚染を防止することもできる。尚、トップコートはアクリル−シリコン系塗料に限定されるものではなく、透明な樹脂であれば、例えば、フッ素系塗料を用いることもできる。
以上の工程により、建築物の外壁等1の上に、骨材と合成樹脂とを含むリシン系の材料が、より下側の層が部分的に見えるように三層(第1層3、第2層4、第3層5)に塗装又は塗布され、リシン系の材料からなる第1層3、第2層4、第3層5が互いに異なる色を有する砂岩調建築物用壁装体7が得られた(図3参照)。得られた砂岩調建築物用壁装体7の厚みは3.5〜5.5mmであった。
尚、本実施の形態においては、第1層3となるリシン系の材料を、金ゴテを用いて塗布しているが、図5に示すようなスプレーガン9を用いて吹き付け塗装してもよい。図5は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法に使用可能な装置を示す概略構成図である。
図5において、スプレーガン9には吹き付け材供給装置10からホッパー11で調合されたリシン系の吹き付け材が導管12を介して圧送される。吹き付け材は、エアーコンプレッサー(図示せず)を用いて発生させた圧縮空気によって吹き付けられ、建築物の外壁等に塗装される。
スプレーガン9は、エアーノズル(図示せず)の後退又は前進によってノズル13が開閉するように構成されている(ニードル弁方式)。すなわち、ピストン(図示せず)には二重構造のエアーノズルが取り付けられており、切換弁14を切り換えることによってピストンが後退又は前進し、圧縮空気及び吹き付け材が噴射又は遮断される。ここで、吹き付け材の噴射は、適宜のサイクルで間欠的に行なわれる。尚、図5中、15は遮断弁を示している。
また、本実施の形態においては、リシン系の材料が三層に塗装又は塗布されている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもかかる場合に限定されるものではなく、リシン系の材料が多層(二層以上)に塗装又は塗布されていればよい。
また、本実施の形態においては、リシン系の材料からなる各層が、下層から上層にいくにしたがって色が薄くなっている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもかかる場合に限定されるものではなく、リシン系の材料からなる各層が互いに異なる色を有していればよい。
また、本実施の形態においては、リシン系の材料からなる各層が淡い色、特に、ベージュ色を基調としている場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもかかる場合に限定されるものではなく、他の色を基調としたリシン系の材料によって各層を構成することもできる。
また、本実施の形態においては、建築物の外壁に塗装又は塗布する場合を例に挙げて説明したが、本考案は必ずしもかかる場合に限定されるものではなく、建築物の内壁に塗装又は塗布する場合にも用いることができる。
また、本実施の形態においては、建築物の外壁に直接塗装又は塗布する場合を例に挙げて説明したが、パネル状に形成し、それを建築物の外壁あるいは内壁に貼り付けるようにしてもよい。すなわち、本考案の『砂岩調建築物用壁装体』は、建築物の外壁、内壁自体やパネル等を含む広い概念である。
本考案は、天然の砂岩と同様の質感と美観を有する砂岩調建築物用壁装体を提供することができるので、建築物の外壁等の仕上げに対して有用である。
図1は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法の第1工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のI−I断面図である。 図2は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法の第2工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のII−II断面図である。 図3は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法の第3工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のIII−III断面図である。 図4は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法を示すフローチャートである。 図5は、本考案の一実施の形態における砂岩調建築物用壁装体の塗装方法に使用可能な装置を示す概略構成図である。
符号の説明
1 建築物の外壁等
2 樹脂モルタル
3 第1層(下層)
4 第2層(中間層)
5 第3層(上層)
6 目地
7 砂岩調建築物用壁装体
8 目地棒
9 スプレーガン

Claims (10)

  1. 建築物の表面に、骨材と合成樹脂とを含むリシン系の材料が、より下側の層が部分的に見えるように多層に塗装又は塗布された、砂岩調建築物用壁装体であって、
    リシン系の材料からなる各層が互いに異なる色を有していることを特徴とする砂岩調建築物用壁装体。
  2. リシン系の材料が三層に塗装又は塗布された請求項1に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  3. リシン系の材料からなる各層が、下層から上層にいくにしたがって色が薄くなっている請求項1又は2に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  4. リシン系の材料からなる各層が淡い色を基調としている請求項1〜3のいずれか1項に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  5. 淡い色がベージュ色である請求項4に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  6. リシン系の材料からなる最上層の表面の面積が、リシン系の材料からなる層全体の表面の面積の30〜50%である請求項1〜5のいずれか1項に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  7. 骨材がセラミックス骨材、天然石骨材及び焼き付け骨材からなる群から選ばれる少なくとも1つである請求項1〜6のいずれか1項に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  8. 合成樹脂がアクリル樹脂エマルジョンである請求項1〜6のいずれか1項に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  9. 表面に透明な樹脂によってトップコートが塗布されている請求項1〜8のいずれか1項に記載の砂岩調建築物用壁装体。
  10. 透明な樹脂が、アクリル−シリコン系塗料又はフッ素系塗料である請求項9に記載の建築物用壁装体。
JP2007008897U 2007-11-16 2007-11-16 砂岩調建築物用壁装体 Expired - Lifetime JP3139241U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008897U JP3139241U (ja) 2007-11-16 2007-11-16 砂岩調建築物用壁装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008897U JP3139241U (ja) 2007-11-16 2007-11-16 砂岩調建築物用壁装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3139241U true JP3139241U (ja) 2008-02-07

Family

ID=43289476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007008897U Expired - Lifetime JP3139241U (ja) 2007-11-16 2007-11-16 砂岩調建築物用壁装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3139241U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221149A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Hama Cast:Kk 建築物の吹き付け塗装方法
JP2013064269A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Hama Cast:Kk 建築物用壁面材及びその製造方法
JP2022037180A (ja) * 2016-09-17 2022-03-08 株式会社エフコンサルタント 面材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221149A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Hama Cast:Kk 建築物の吹き付け塗装方法
JP2013064269A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Hama Cast:Kk 建築物用壁面材及びその製造方法
JP2022037180A (ja) * 2016-09-17 2022-03-08 株式会社エフコンサルタント 面材
JP2022107049A (ja) * 2016-09-17 2022-07-20 株式会社エフコンサルタント 面材
JP7179953B2 (ja) 2016-09-17 2022-11-29 株式会社エフコンサルタント 面材
JP7299379B2 (ja) 2016-09-17 2023-06-27 株式会社エフコンサルタント 面材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102070310B (zh) 一种新型仿石漆及其制备方法
JP5049090B2 (ja) 遮熱断熱積層体
JP5373121B2 (ja) 壁体の装飾用壁面タイル金型、及び該金型を使用して現場で壁体の装飾用壁面タイルを製造する方法
CN110325486A (zh) 纤维水泥地板产品及其制造方法
JP3139241U (ja) 砂岩調建築物用壁装体
CN106630805A (zh) 仿石材混凝土装饰板及其制备方法
CN109437767A (zh) 一种高级无机装饰砂浆仿砖涂装体系及其施工方法
CN108343205A (zh) 保温装饰一体板结构及其制备工艺
JP2000135471A (ja) 装飾材の形成方法及びそれに用いる塗材
JP2010240570A (ja) 塗装方法
JP2010240965A (ja) 積層体
JP3210672U (ja) 積層体
JP4810179B2 (ja) 化粧シートの製造方法及び化粧シート
JP2003172009A (ja) 壁装工法
CN207140656U (zh) 一种保色、仿真的景观墙面
JP3140675U (ja) 建築物用壁装体
CN2934449Y (zh) 组合式天然砂岩板墙面
JP3935772B2 (ja) 建築物の吹き付け塗装方法
JP2002106140A (ja) 建築物用壁装体及び建築物の吹き付け塗装方法
JPS60244375A (ja) セラミツク・コ−テイングを形成する方法
CN203393947U (zh) 积层体
JP2001003002A (ja) 建築物又は構築物表面装飾用塗装材
JP2698309B2 (ja) 建築用化粧板の塗装方法
JP4810178B2 (ja) 化粧シートの製造方法及び化粧シート
CN201924461U (zh) 具有仿瓷砖装饰涂层的外墙外保温***

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160116

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term