JP3139098B2 - プラズマ・ディスプレイ・パネルの駆動方法 - Google Patents
プラズマ・ディスプレイ・パネルの駆動方法Info
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Description
イ・パネル(Plasma Display Panel.以下、PDPとい
う)中、一セルあたり3本の電極を設けて構成される、
いわゆる3電極・面放電型のPDPの駆動方法に関す
る。
図7にその概略的平面図を示すようなものが知られてい
る。図中、1はパネル本体、2はX電極、31、32・・
・3NはY電極、41、42・・・4Mはアドレス電極であ
り、一対のX電極、Y電極と1本のアドレス電極との交
差部分にセル5が構成されている。なお、6はセル5を
仕切る壁、71、72・・・7Nは表示ラインである。
略的断端面図であり、8は前面ガラス基板、9は背面ガ
ラス基板、10はX電極2及びY電極3kを被覆する誘
電体層、11は保護膜をなすMgO膜、12は蛍光体、
13は放電空間である。
るために必要な周辺回路を示す図であり、14はX電極
2に書込みパルス及び維持放電パルスを供給するX側ド
ライバ回路である。
キャンパルスを供給するY側ドライバIC、16はY電
極31〜3Nにスキャンパルス以外のパルスを供給するY
側ドライバ回路である。
4Mにアドレスパルスを供給するアドレス電極ドライバ
IC、18はX側ドライバ回路14、Y側ドライバIC
151〜154、Y側ドライバ回路16、アドレス電極ド
ライバIC171〜175を制御する制御回路である。
る従来の方法の一例を示す波形図であり、いわゆる一括
書込みアドレス法の一例における1フレームを示してい
る。この例では、1フレームは、全面書込み期間と、ア
ドレス期間と、維持放電期間とに区分されている。
31〜3NがGNDレベルとされ、X電極2に電圧Vwか
らなる書込みパルス24が印加され、全表示ライン71
〜7Nの全セルで書込み放電が行われる。続いて、Y電
極31〜3Nの電位が電圧Vsに戻されると共に、X電極
2に維持放電パルス25が印加され、全セルで維持放電
が行われる。
71から順に表示データの書込みが行われるが、これは
次のようにして行われる。まず、Y電極31にGNDレ
ベルのスキャンパルス261が印加され、表示ライン71
の選択が行われると共に、表示ライン71の点灯させな
いセルに対応するアドレス電極に電圧Vaのアドレスパ
ルス27が選択的に印加され、点灯させないセルの自己
消去放電が行われる。これにより、表示ライン71に対
する表示データの書込みが終了する。
に同様の動作が行われ、全表示ライン71〜7Nについて
表示データの書込みが行われる。なお、262、263・
・・26NはY電極32、33・・・3Nに順に印加される
スキャンパルスである。
とY電極31〜3Nとに交互に維持放電パルス28、29
が印加されて、全表示ライン71〜7Nの点灯させるべき
セル(自己消去放電を行わなかったセル)で維持放電が
行われ、1フレームの画像表示が行われる。
ータの書込みをアドレス期間において自己消去放電によ
り行うようにしているが、自己消去放電は、まず、対象
となるセルのX電極とY電極の近傍部で発生し、徐々に
外側に移行して、拡大していく。このとき、放電開始電
圧の高いセルでは、壁電荷蓄積が相対的に不十分とな
り、十分な自己消去放電が行われず、消去ミスによる表
示データの書込みミスが発生してしまう場合があるとい
う問題点があった。
を解消してなるPDPの駆動方法を提案した(特願平3
−338342号)。図11は、このPDPの駆動方法
を示す波形図であり、このPDPの駆動方法では、1フ
レームは、全面書込み消去期間と、アドレス期間と、維
持放電期間とに区分されている。
て、点灯しているセルと、点灯していないセルとがある
場合を考慮し、全セルの状態の均一化、即ち、全セルに
壁電荷が残存していない状態を作り出すための期間であ
る。
は、Y電極31〜3NがGNDレベルとされ、X電極2に
電圧Vwからなる書込みパルス30が印加され、全セル
において書込み放電が行われる。
に戻されると共に、X電極2に維持放電パルス31が印
加され、全セルで維持放電が行われた後、Y電極31〜
3Nに細幅消去パルス32が印加され、全セルで消去放
電が行われる。このようにして、全面書込み消去動作が
終了する。
71から順に表示データの書込みが行われるが、これは
次のようにして行われる。まず、Y電極31にGNDレ
ベルのスキャンパルス331が印加され、表示ライン71
の選択が行われると共に、点灯させるべきセルに対応す
るアドレス電極に電圧Vaのアドレスパルス34が選択
的に印加され、点灯させるべきセルで書込み放電が行わ
れる。これによって、表示ライン71に対する表示デー
タの書込みが終了する。
に同様の動作が行われ、全表示ライン71〜7Nについて
表示データの書込みが行われる。なお、332、333・
・・33NはY電極32、33・・・3Nに順に印加される
スキャンパルスである。
Y電極31〜3Nとに交互に維持放電パルス35、36が
印加され、全表示ライン71〜7Nの点灯させるべきセ
ル、即ち、アドレス期間に書込み放電が行われたセルで
維持放電が行われ、1フレームの画像表示が行われる。
間を設けているので、表示データの書込みを行う前に全
表示ライン71〜7Nの全セルの状態の均一化を図ること
ができ、表示データの書込みミスを回避することができ
る。
31〜3Nに印加するスキャンパルス331〜33Nとアド
レス電極に印加するアドレスパルス34により表示デー
タ書込みのための放電を起こすようにしているため、選
択されたセルに過剰な壁電荷が蓄積されてしまい、スキ
ャンパルス331の印加直後、壁電荷による電圧のみで
放電を起こしてしまい、壁電荷を中和してしまう場合が
ある。
問題点を解消するPDPの駆動方法についても提案した
(特願平3−338342号)。図12は、このPDP
の駆動方法を示す波形図である。
31、32・・・3Nに対するスキャンパルス331、33
2・・・33Nの印加直後、X電極2に維持放電パルス3
71、372・・・37Nを印加し、書込み放電を行わせ
たセルで更に維持放電を行わせ、壁電荷を維持放電期間
まで安定な状態で維持するというものである。
方法によれば、多階調表示を行うことが可能である。図
13は、その一例として16階調表示を行う場合の方法
を示している。この例では、1フレームは、4個のサブ
フィールドSF1、SF2、SF3、SF4に区分され
る。
F2、SF3、SF4においては、全面書込み消去期間
Tw1、Tw2、Tw3、Tw4及びアドレス期間Ta1、
Ta2、Ta3、Ta4は、それぞれ、同一の長さとさ
れ、維持放電期間Td1、Td2、Td3、Td4は1:
2:4:8の長さとされる。したがって、セルを点灯さ
せるべきサブフィールドを選択、組み合わせることによ
って16階調表示を行うことができる。
す駆動方法では、2階調表示を行う場合、アドレスサイ
クルは表示ライン71〜7Nの数だけ必要となる。例え
ば、表示ライン71〜7Nの数が1000本であれば、1
000サイクルのアドレスサイクルが必要となる。
=16.67ms、全面書込み消去期間は0.1ms、維
持放電期間は、1サイクルが10μsで、500サイク
ルを必要なサイクル数として、10μs×500=5m
sとされている。
s−0.1ms−5ms=11.57msとされ、表示ラ
イン71〜7Nの数が1000本であれば、1アドレスサ
イクルは、約11μsとされる。
垂直方向の分解能を高めようとする場合、アドレスサイ
クルが増加することになるが、この場合、全面書込み消
去期間及び維持放電期間の各期間を短くすることはでき
ないので、限られたアドレス期間内に表示ラインに対す
る書込みを行う必要がある。
を2000本に増加した場合には、1アドレスサイクル
は約5.5μsとなり、スキャンパルス331〜33N及び
維持放電パルス371〜37Nの幅としてそれぞれ約2.
75μsしか確保することができず、動作マージンが減
少し、壁電荷の蓄積を充分に行い、かつ、壁電荷を維持
放電期間まで安定に維持することができず、動作が不安
定となってしまう。
壁電荷を維持放電期間まで安定に維持するためには、書
込み放電に必要なスキャンパルスの幅及び維持放電に必
要な維持放電パルスの幅として、それぞれ、3〜5μs
が要求される。
イン71〜7Nの数×サブフィールドの数だけ、アドレス
サイクルが必要となる。例えば、表示ライン71〜7Nの
数が1000本で、16階調を行う場合には、1000
×4=4000サイクルのアドレスサイクルが必要とな
る。このため、1アドレスサイクルが短くなることによ
る動作不安定という問題点は、多階調表示を行う場合
に、更に顕著になる。
ドSF1、SF2、SF3、SF4内の維持放電サイク
ルの合計を500サイクルとすると、1アドレスサイク
ルの長さは、(16.67ms−0.1ms×5−5m
s)/4000=約3μsとなり、スキャンパルス33
1〜33N及び維持放電パルス371〜37Nの幅としてそ
れぞれ約1.5μsしか確保することができないことに
なる。
増加させた場合であっても、アドレス期間時、スキャン
パルス及びスキャンパルス印加直後の維持放電パルスの
幅として充分な幅を確保することにより、壁電荷の蓄積
を充分に行い、かつ、壁電荷を維持放電期間まで安定に
維持し、安定した動作を確保することができるようにし
たPDPの駆動方法を提供することを目的とする。
動方法は、第1及び第2の電極を表示ラインごとに平行
に配置すると共に、第3の電極を前記第1及び第2の電
極と交差するように配置してなるプラズマ・ディスプレ
イ・パネルの駆動方法であって、表示ラインを順次選択
し、一表示ラインごとに、書込み放電を行うと共に壁電
荷を形成及び維持する表示データ書込み工程を実施する
ものであり、選択すべき表示ラインにおける該表示デー
タ書込み工程と、次に選択すべき表示ラインにおける該
表示データ書込み工程とが、一部重複してなる、という
ものである。
示データ書込み工程と、次に選択すべき表示ラインにお
ける該表示データ書込み工程とが、一部重複してなる、
としている。
第2の電極に対するスキャンパルスの印加を、直前に選
択された表示ラインの第1の電極に対する維持放電パル
スの印加期間を利用して行うことができる。
でアドレスサイクルを重ね合わせることができるので、
アドレス期間を長くすることなく、アドレスサイクルを
増加することができる。
っても、アドレス期間時、スキャンパルス及びスキャン
パルス印加直後の維持放電パルスの幅として充分な幅を
確保することことができる。
1実施例及び第2実施例について説明する。
1実施例においては、図2にその概略的平面図を示すよ
うなPDPを用意する。
は上ブロック、412は下ブロック、421、422はX
電極、431、432・・・432NはY電極、441、4
42・・・44Mはアドレス電極であり、一対のX電極、
Y電極と、1本のアドレス電極との交差部分にセル45
が構成されている。
71、472・・・472Nは表示ラインである。即ち、こ
のPDPは、表示ライン471、472・・・472Nを上
ブロック411と下ブロック412とにブロック化するも
のである。
るために必要な周辺回路を示す図であり、481、482
はX電極421、422に書込みパルス及び維持放電パル
スを供給するX側ドライバ回路である。
2Nにスキャンパルスを供給するY側ドライバIC、50
1、502はY電極431〜432Nにスキャンパルス以外
のパルスを供給するY側ドライバ回路である。
〜44Mにアドレスパルスを供給するアドレス電極ドラ
イバIC、52はX側ドライバ回路481、482、Y側
ドライバIC491〜494、Y側ドライバ回路501、
502、アドレス電極ドライバIC511〜515を制御
する制御回路である。
に示すように、全面書込み消去期間時、まず、Y電極4
31〜432NをGNDレベルとし、X電極421、422
に電圧Vwからなる書込みパルス531、532を印加
し、全セルにおいて書込み放電を行わせる。
て、Y電極431〜432NをVsレベルに戻すと共に、
X電極421、422に維持放電パルス541、542を印
加し、全セルで維持放電を行わせた後、Y電極431〜
432Nに細幅消去パルス55を印加し、全セルで消去放
電を行わせる。このようにして、全面書込み消去動作を
終了する。
タの書込みを行うが、これは次のようにして行う。ま
ず、上ブロック411のY電極431にGNDレベルのス
キャンパルス561を印加すると共に、表示ライン471
の点灯させるべきセルに対応するアドレス電極に電圧V
aのアドレスパルス571を選択的に印加し、表示ライ
ン471の点灯させるべきセルで書込み放電を行わせ
る。
後、上ブロック411のX電極421に維持放電パルス5
81を印加すると共に、下ブロック412のY電極43
N+1にスキャンパルス56N+1を印加し、同時に、表示ラ
イン47N+1の点灯させるべきセルに対応するアドレス
電極に選択的にアドレスパルス57N+1を印加し、表示
ライン47N+1の点灯させるべきセルで書込み放電を行
わせる。
直後、下ブロック412のX電極42 2に維持放電パルス
58N+1を印加すると共に、上ブロック411のY電極4
32にスキャンパルス562を印加し、同時に、表示ライ
ン472の点灯させるべきセルに対応するアドレス電極
に選択的にアドレスパルス572を印加し、表示ライン
472の点灯させるべきセルで書込み放電を行わせる。
後、上ブロック411のX電極421に維持放電パルス5
82を印加すると共に、下ブロック412のY電極43
N+2にスキャンパルス56N+2を印加し、同時に、表示ラ
イン47N+2の点灯させるべきセルに対応するアドレス
電極に選択的にアドレスパルス57N+2を印加し、表示
ライン47N+2の点灯させるべきセルで書込み放電を行
わせる。
N+3→表示ライン474→表示ライン47N+4→・・・→
表示ライン47N→表示ライン472Nの順に同様の駆動
方法を実行し、全表示ライン471〜472Nでの表示デ
ータの書込みを行う。
31〜432NとX電極421、422とに交互に繰り返し
維持放電パルス59、60を印加し、全表示ライン47
1〜472Nの点灯させるべきセル、即ち、アドレス期間
に書込み放電を行わせたセルで維持放電を行わせる。こ
のようにして、1フレームの画像表示を行うことができ
る。
時、表示データの書込みを行う表示ラインの選択を上ブ
ロック411及び下ブロック412から順に1本ずつ行う
ようにしている。即ち、表示ラインの選択を表示ライン
471→表示ライン47N+1→表示ライン472→表示ラ
イン47N+2→・・・→表示ライン47N→表示ライン4
72Nの順に行うようにしている。
N+1〜432Nに対するスキャンパルス56N+1〜562Nの
印加を上ブロック411のX電極421に対する維持放電
パルス581〜58Nの印加を略同時に行っている。
432Nに対するスキャンパルス56 N+1〜562Nの印加
を上ブロック411のX電極421に対する維持放電パル
ス581〜58Nの印加期間を利用して行うようにしてい
る。
3Nに対するスキャンパルス562〜56Nの印加を下ブ
ロック412のX電極422に対する維持放電パルス58
N+1〜582Nの印加を略同時に行っている。
3Nに対するスキャンパルス562〜56Nの印加を下ブ
ロック412のX電極422に対する維持放電パルス58
N+1〜582Nの印加期間を利用して行うようにしてい
る。
ブロック411及び下ブロック412間でアドレスサイク
ルを重ね合わせることができ、アドレス期間を長くする
ことなく、アドレスサイクルを増加することができるの
で、表示ラインを増加した場合であっても、スキャンパ
ルス561〜562N及び維持放電パルス581〜582Nの
幅として充分な幅を確保することことができる。
2000本とした場合、上ブロック411及び下ブロッ
ク412の表示ライン471〜47N、47N+1〜472Nの
数はそれぞれ1000本となるので、上ブロック411
及び下ブロック412におけるアドレスサイクルを約1
1μsとすることができる。したがって、スキャンパル
ス561〜562N及び維持放電パルス581〜582Nの幅
として充分な幅である約5.5μsを確保することがで
きる。
えば、表示ライン471〜472Nの数を2000本とし
た場合であっても、、壁電荷の蓄積を充分に行い、か
つ、壁電荷を維持放電期間まで安定に維持し、安定した
動作を確保することができる。
2実施例においては、図5にその概略的平面図を示すよ
うなPDPを用意する。
は上ブロック、622は中ブロック、623は下ブロッ
ク、631、632、633はX電極、641、642・・
・643NはY電極、651、652・・・65Mはアドレ
ス電極であり、一対のX電極、Y電極と、1本のアドレ
ス電極との交差部分にセル66が構成されている。
81、682・・・683Nは表示ラインである。即ち、こ
のPDPは、表示ライン681、682・・・683Nを上
ブロック621、中ブロック622及び下ブロック623
にブロック化するものである。
るために必要な周辺回路を示す図であり、691〜693
はX電極631〜633に書込みパルス及び維持放電パル
スを供給するX側ドライバ回路である。
3Nにスキャンパルスを供給するY側ドライバIC、71
1〜713はY電極641〜643Nにスキャンパルス以外
のパルスを供給するY側ドライバ回路である。
〜65Mにアドレスパルスを供給するアドレス電極ドラ
イバIC、73はX側ドライバ回路691〜693、Y側
ドライバIC701〜706、Y側ドライバ回路711〜
713、アドレス電極ドライバIC721〜725を制御
する制御回路である。
に示すように、全面書込み消去期間時、まず、Y電極6
41〜643NをGNDレベルとし、X電極631〜633
に電圧Vwからなる書込みパルス741〜743を印加
し、全セルにおいて書込み放電を行わせる。
て、Y電極641〜643NをVsレベルに戻すと共に、
X電極631〜633に維持放電パルス751〜753を印
加し、全セルで維持放電を行わせた後、Y電極641〜
643Nに細幅消去パルス76を印加し、全セルで消去放
電を行わせる。このようにして、全面書込み消去動作を
終了する。
タの書込みを行うが、これは次のようにして行う。ま
ず、上ブロック621のY電極641にGNDレベルのス
キャンパルス771を印加すると共に、表示ライン681
の点灯させるべきセルに対応するアドレス電極に電圧V
aのアドレスパルス781を選択的に印加し、表示ライ
ン681の点灯させるべきセルで書込み放電を行わせ
る。
後、上ブロック621のX電極631に維持放電パルス7
91を印加すると共に、中ブロック622のY電極64
N+1にスキャンパルス77N+1を印加し、同時に、表示ラ
イン68N+1の点灯させるべきセルに対応するアドレス
電極に選択的にアドレスパルス78N+1を印加し、表示
ライン68N+1の点灯させるべきセルで書込み放電を行
わせる。
直後、中ブロック622のX電極63 2に維持放電パルス
79N+1を印加すると共に、下ブロック623のY電極6
42N+ 1にスキャンパルス772N+1を印加し、同時に、表
示ライン682N+1の点灯させるべきセルに対応するアド
レス電極に選択的にアドレスパルス782N+1を印加し、
表示ライン682N+1の点灯させるべきセルで書込み放電
を行わせる。
直後、下ブロック623のX電極633に維持放電パルス
792N+1を印加すると共に、上ブロック621のY電極
64 2にスキャンパルス772を印加し、同時に、表示ラ
イン682の点灯させるべきセルに対応するアドレス電
極に選択的にアドレスパルス782を印加し、表示ライ
ン682の点灯させるべきセルで書込み放電を行わせ
る。
後、上ブロック621のX電極631に維持放電パルス7
92を印加すると共に、中ブロック622のY電極64
N+2にスキャンパルス77N+2を印加し、同時に、表示ラ
イン68N+2の点灯させるべきセルに対応するアドレス
電極に選択的にアドレスパルス78N+2を印加し、表示
ライン68N+2の点灯させるべきセルで書込み放電を行
わせる。
直後、中ブロック622のX電極63 2に維持放電パルス
79N+2を印加すると共に、下ブロック623のY電極6
42N+ 2にスキャンパルス772N+2を印加し、同時に、表
示ライン682N+2の点灯させるべきセルに対応するアド
レス電極に選択的にアドレスパルス782N+2を印加し、
表示ライン682N+2の点灯させるべきセルで書込み放電
を行わせる。
N+3→表示ライン682N+3→表示ライン684→表示ライ
ン68N+4→表示ライン682N+4→・・・→表示ライン
68N→表示ライン682N→表示ライン683Nの順に同
様の駆動を行い、全表示ライン681〜683Nでの表示
データの書込みを行う。
41〜643NとX電極631〜633とに交互に繰り返し
維持放電パルス80、81を印加し、全表示ライン68
1〜683Nの点灯させるべきセル、即ち、アドレス期間
に書込み放電を行わせたセルで維持放電を行わせる。こ
のようにして1フレームの画像表示を行うことができ
る。
時、表示データの書込みを行う表示ラインの選択を上ブ
ロック621、中ブロック622及び下ブロック623か
ら順に1本ずつ行うようにしている。
1→表示ライン68N+1→表示ライン682N+1→表示ライ
ン682→表示ライン68N+2→表示ライン682N+2→・
・・→表示ライン68N→表示ライン682N→表示ライ
ン683Nの順に行うようにしている。
N+1〜642Nに対するスキャンパルス77N+1〜772Nの
印加を上ブロック621のX電極631に対する維持放電
パルス791〜79Nの印加を略同時に行っている。
642Nに対するスキャンパルス77 N+1〜772Nの印加
を下ブロック623のX電極633に対する維持放電パル
ス792N+1〜793Nの印加期間を利用して行うようにし
ている。
〜643Nに対するスキャンパルス772N+1〜773Nの印
加を中ブロック622のX電極632に対する維持放電パ
ルス79N+1〜792Nの印加を略同時に行っている。
〜643Nに対するスキャンパルス772N+1〜773Nの印
加を中ブロック622のX電極632に対する維持放電パ
ルス79N+1〜792Nの印加期間を利用して行うように
している。
4Nに対するスキャンパルス77 2 〜77Nの印加を下ブ
ロック623のX電極633に対する維持放電パルス79
2N+1〜793Nの印加を略同時に行っている。
4Nに対するスキャンパルス77 2 〜77Nの印加を下ブ
ロック623のX電極633に対する維持放電パルス79
2N+1〜793Nの印加期間を利用して行うようにしてい
る。
ブロック621、中ブロック622及び下ブロック623
でアドレスサイクルを重ね合わせることができ、アドレ
ス期間を長くすることなく、アドレスサイクルを増加す
ることができるので、表示ラインを増加した場合であっ
ても、スキャンパルス771〜773N及び維持放電パル
ス791〜793Nの幅として充分な幅を確保することが
できる。
3000本とした場合、上ブロック621、中ブロック
622及び下ブロック623の表示ライン681〜68N、
68N +1〜682N、682N+1〜683Nの数はそれぞれ1
000本となるので、上ブロック621、中ブロック6
22及び下ブロック623のアドレスサイクルを約11μ
sとすることができる。したがって、スキャンパルス7
71〜773Nの幅として充分な幅である約3.7μsを確
保し、維持放電パルス791〜793Nの幅として充分な
幅である約7.3μsを確保することができる。
えば、表示ライン681〜683Nの数を3000本とし
た場合であっても、、壁電荷の蓄積を充分に行い、か
つ、壁電荷を維持放電期間まで安定に維持し、安定した
動作を確保することができる。
べき表示ラインにおける該表示データ書込み工程と、次
に選択すべき表示ラインにおける該表示データ書込み工
程とが、一部重複してなるとして、選択すべき表示ライ
ンの第2の電極に対するスキャンパルスの印加を、直前
に選択された表示ラインの第1の電極に対する維持放電
パルスの印加期間を利用して行うことができるようにし
たことにより、アドレス期間を長くすることなく、アド
レスサイクルを増加することができ、この結果、表示ラ
インを増加した場合であっても、アドレス期間時、スキ
ャンパルス及びスキャンパルス印加直後の維持放電パル
スの幅として充分な幅を確保することができるので、壁
電荷の蓄積を充分に行い、かつ、壁電荷を維持放電期間
まで安定に維持し、安定した動作を確保することができ
る。
きPDPを示す概略的平面図である。
回路である。
きPDPを示す概略的平面図である。
回路である。
る。
回路である。
例を示す波形図である。
一例を示す波形図である。
他の例を示す波形図である。
めの図である。
Claims (4)
- 【請求項1】第1及び第2の電極を表示ラインごとに平
行に配置すると共に、第3の電極を前記第1及び第2の
電極と交差するように配置してなるプラズマ・ディスプ
レイ・パネルの駆動方法であって、複数の 表示ラインを順次選択し、一表示ラインごとに、
書込み放電を行うと共に壁電荷を形成及び維持する表示
データ書込み工程を実施するアドレス期間と、該アドレ
ス期間にて壁電荷を維持したセルにおいて維持放電を実
施する維持放電期間とを含み、 前記アドレス期間において、 選択すべき表示ラインにお
ける該表示データ書込み工程と、次に選択すべき表示ラ
インにおける該表示データ書込み工程とが、一部重複し
てなることを特徴とするプラズマ・ディスプレイ・パネ
ルの駆動方法。 - 【請求項2】前記表示データ書込み工程は、各々、前記
第2の電極に対するスキャンパルスの印加と、該第2の
電極に隣接する前記第1の電極に対する維持放電パルス
の印加とを含み、 該第2の電極のうち、選択すべき表示ラインの第2の電
極に対する該スキャンパルスの印加を、該第1の電極の
うち、直前に選択された表示ラインにおける第1の電極
に対する該維持放電パルスの印加と略同時に行うことを
特徴とする請求項1記載のプラズマ・ディスプレイ・パ
ネルの駆動方法。 - 【請求項3】前記第1の電極は表示ラインを複数のブロ
ックにブロック化してなる各ブロックごとに共通接続さ
れると共に、前記第2の電極は表示ラインごとに独立し
てなり、 前記表示ラインの選択を、前記複数のブロックから順に
1本ずつ行い、 該第2の電極のうち、選択すべき表示ラインの第2の電
極に対する前記スキャンパルスの印加を、該第1の電極
のうち、直前に選択された表示ラインが含まれるブロッ
クの第1の電極に対する前記維持放電パルスの印加と略
同時に行うことを特徴とする請求項2記載のプラズマ・
ディスプレイ・パネルの駆動方法。 - 【請求項4】任意のブロックにおける前記維持放電パル
スの印加時間が、当該ブロック以外のブロックにおける
前記スキャンパルスの印加時間の総和に略等しいことを
特徴とする請求項3記載のプラズマ・ディスプレイ・パ
ネルの駆動方法。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP284692A JP3139098B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | プラズマ・ディスプレイ・パネルの駆動方法 |
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Family
ID=11540767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP284692A Expired - Fee Related JP3139098B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | プラズマ・ディスプレイ・パネルの駆動方法 |
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-
1992
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