JP3138659U - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い視認性が得られ、軽量化および低コスト化を図ることができると共に、耐久性に優れた表示装置を提供すること。
【解決手段】複数のLEDを一面に搭載した樹脂フィルムによるLED搭載基板1と、この基板を中央にして当該基板の両面を覆い、その周縁部において互いに熱溶着されることにより表面体および裏面体を形成する樹脂フィルム8,9とにより表示装置11が構成される。前記表示装置11における前記表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムの重ね合わせ位置に取り付け孔12が形成されて、この取り付け孔12に吸盤13が取り付けられる。前記吸盤13を利用して工事関係車両における例えば後部ガラスに表示装置11を取り付けることができる。
【選択図】図2

Description

この考案は、表示素子としてLEDを用い、当該LEDを搭載した基板の表裏を樹脂フィルムで覆うことにより、軽量にして可撓性を有する表示装置、特に道路情報を表示するに適した表示装置に関する。
例えば、夜間における道路の工事現場において、走行車に対して注意を喚起したり、走路案内を表示するなどの道路情報表示機能を果たす装置として、特許文献1および2に示すものが提案されている。この特許文献1および2に開示された表示装置は、光源としてEL(エレクトロルミネッセンス)素子が用いられている。
前記した従来のEL素子を用いた表示装置によると、背板を構成するフレームに下層側から順にEL素子、色変換フィルタ、任意の表示パターンを形成する光透過性のマスク板等を積層する構成になされている。
特開平10−326082号公報 特開2003−255871号公報
ところで、前記した特許文献1および2に開示された表示装置によると、光源としてEL素子を用いているため、必ずしも十分な発光輝度を確保することはできず、夜間の点灯時において遠方から標識内容が十分に認識し得ないという問題を抱えている。また、その構造もEL素子を下層にして色変換フィルタなどを含む複数枚の積層構造になされるために、製造工程も繁雑となり製造コストも嵩むという問題点もある。
さらに背板を構成するフレーム等も備えるために全体の厚みおよび重量も嵩み、また表示装置の全体が剛体となるために、搬送や取り扱いに不便が生ずるという問題点もある。さらにまたEL素子を点灯させるための交流電源を得るためにインバータ等の電源装置も別に必要であるなどの問題点もあった。
この考案は、前記した従来の問題点に着目してなされたものであり、高い視認性が得られることは勿論のこと、軽量化および低コスト化を図ることができ、前記したインバータ等の付帯設備を備えることなく、耐久性に優れた表示装置を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの考案にかかる表示装置は、複数のLEDを一面に搭載した樹脂フィルムによるLED搭載基板と、前記LED搭載基板を中央にして当該基板の両面を覆い、前記LED搭載基板の周縁部において互いに熱溶着されることにより表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムより構成され、少なくとも前記LED搭載基板におけるLEDの搭載面を覆う前記樹脂フィルムが、光透過性の素材により構成されている点に特徴を有する。
この場合、好ましくは前記LED搭載基板におけるLEDの搭載面には、金属ペーストを用いた印刷による回路パターンが形成され、前記回路パターンを利用して複数の前記LEDに対する給電路が形成された構成にされる。加えて、前記LED搭載基板には、複数の前記LEDに対して間欠的に給電するスイッチング回路が搭載されていることが望ましい。
また、この考案にかかる表示装置の一つの好ましい形態においては、前記LED搭載基板の配置位置を避けた前記表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムの重ね合わせ位置に、取り付け孔を形成した構成にされる。
また、この考案にかかる表示装置の他の好ましい形態においては、前記LED搭載基板を中央にした面方向の対称位置に一対の重りが配置され、前記一対の重りの両外側における前記表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムの重ね合わせ位置に、取り付け孔をそれぞれ形成した構成にされる。
前記した構成の表示装置によると、表示素子としてLEDを用いているので、夜間において遠方から標識内容を十分に認識するに必要な発光輝度および寿命を確保することができる。また、表示素子としてのLEDは、自動車に搭載されているバッテリーからの直流電流により点灯表示させることができ、光源としてEL素子を用いた場合におけるインバータ等の付帯設備等も不要となる。
そして、LED搭載基板を中央にして、その両面より樹脂フィルムを熱溶着により重ね合わせた構成にされているので、軽量化および低コスト化を図ることができ、雨水等による影響を受けることのない耐久性に優れた表示装置を提供することができる。さらにLED搭載基板においても樹脂フィルムを用いることにより、さらなる薄型化および可撓性を持たせることができ、工事現場等においての取り扱いを容易にすることができる。
以下、この考案にかかる表示装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1および図2は、この考案を道路情報を表示する表示装置に適用した基本構成例を示しており、図1はLED搭載基板を拡大して示した平面図であり、図2はLED搭載基板を中央にして表裏両面から樹脂フィルムを熱溶着する例を斜視図で示している。
先ず、図1に示すLED搭載基板1は、一例としてPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂を基板にして、その外形が矢印形状に成形されたものが用いられる。このLED搭載基板1の一面(表面)には、金属ペーストに代表される銀ペーストによる回路パターン2が印刷されており、また必要に応じてレジスト幕(図示せず)も印刷されている。
そして、前記回路パターン2を利用して、符号3で示す複数のLEDが基板1の概ね矢印の形状に沿って、導電性ペースト、例えば銀ペーストを用いて接着接続することにより搭載されている。なお、図に示す実施の形態においては、外部(バッテリー)からの給電を受けるコンセント4については半田接続により、また、電圧コンパレータの機能を果たす回路素子5、前記回路素子5によりスイッチング動作を果たすトランジスタ6、および図示していないが前記回路素子5に付帯するコンデンサや前記LEDに直列接続される抵抗素子等は、銀ペーストを用いて前記回路パターン2に接続されている。
これにより、基板1に搭載された各LED3には、前記トランジスタ6のスイッチング動作により間欠的に駆動電流が供給されるように作用し、LED搭載基板1の形状にしたがった矢印が点滅されるように動作する。
図1に示したLED搭載基板1は、図2に示すように基板1を中央にして表面体および裏面体を形成する樹脂フィルム8,9により覆われる。この場合、前記樹脂フィルム8,9は、前記LED搭載基板1の周縁部において、互いに熱溶着されることにより重ね合わされる。なお、前記樹脂フィルム8,9としては一例としてPVC(ポリ塩化ビニル樹脂)を用いることができる。この場合、前記LED搭載基板1のLED搭載面(表面)を覆う樹脂フィルム8は、光透過性のPVCが用いられる。
なお、前記した表面体を構成する樹脂フィルム8においては、LED搭載基板1に搭載されたコンセント4が露出されるように、その所定の箇所に予め窓孔を設ける必要がある。また樹脂フィルム8に窓孔を予め設けずに、LED搭載基板1を覆った後に、樹脂フィルム8に後工程で切り込みを入れて、コンセント4を露出させるようにしても良い。
図3および図4は、以上のようにして形成された表示装置11を吸盤を用いて、支持面に取り付ける例を示したものである。なお図3は表示装置11を正面から視た状態で示し、図4は図3におけるA−A線より矢印方向に視た状態の拡大断面図で示している。
図3および図4に示すように、表示装置11におけるLED搭載基板1の配置位置を避けた樹脂フィルム8,9の重ね合わせ位置、すなわち、表示装置11のほぼ四隅には取り付け孔12が形成されている。そして図3および図4に示す実施の形態においては、前記取り付け孔12を利用して吸盤13が取り付けられる。
前記吸盤13は、工事現場に停車させた工事関係の車両における例えば後部ガラスに吸着させることにより表示装置11を当該位置に取り付けることができる。この場合、図3に示すように、LED搭載基板1による矢印が右に向くように取り付けることにより、通行車両に対して道路の右側を迂回して進行させる走路案内を表示させることができる。また、表示装置11の上下を反転させて、LED搭載基板1による矢印が左に向くように取り付けることにより、通行車両に対して道路の左側を迂回して進行させる走路案内を表示させることができる。
この場合、前記したようにLEDによる矢印が点滅動作するので、通行車両の運転者に対して遠方から走路案内を認識させることができ、また軽量化させることができるので、前記した吸盤13により安定した状態で取り付けることができるなど、前記した考案の効果に記載した独自の作用効果を発揮することができる。
なお、図3および図4に示す表示装置11の取り付け形態は、表示装置11の裏面側に吸盤13を取り付けているが、表示装置11の表面側に吸盤13を取り付けることにより、工事関係の車両における後部ガラスの内側に対して、表示装置11を取り付けることができる。
図5は、この考案にかかる表示装置11を吊り下げて利用する場合の形態を説明するものである。表示装置11を吊り下げて利用する場合には、好ましくは図5に示すようにLED搭載基板1を中央にした面方向の対称位置に、一対の重り15Aおよび15Bが装着された構成にされる。
この場合、前記重り15A,15Bは、LED搭載基板1を中央にして表裏に樹脂フィルムを熱圧着させる場合において、同時に樹脂フィルムの間に配置して装着させることができる。また前記重り15A,15Bは前記樹脂フィルムの熱圧着後において後付けで取り付けても良い。
加えて、図5に示す実施の形態においては、前記一対の重り15A,15Bの両外側における前記表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムの重ね合わせ位置に、取り付け孔12A,12Bがそれぞれ形成されている。図5に示す状態においては、一辺に形成された二つの取り付け孔12Aに、吊り下げ用の金属環17を通し、水平状態に配置されたシャフト16に表示装置11を吊り下げた状態を示している。この場合、主に下側に位置する重り15Bが作用して、表示装置11は鉛直方向に垂下される。
図5に示した使用形態においては、LED搭載基板1による矢印が右に向くように取り付けられるので、通行車両に対して道路の右側を迂回して進行させる走路案内を表示させることができる。また、表示装置11の上下を反転させて、他の一辺に形成された二つの取り付け孔12Bを利用して、同様に表示装置11を吊り下げることにより、通行車両に対して道路の左側を迂回して進行させる走路案内を表示させることができる。
図5に示した実施の形態においても、前記した考案の効果に記載した独自の作用効果を発揮することができる。
以上説明したこの考案の実施の形態においては、表示装置として複数のLEDにより矢印が点灯されるように形成されているが、表示パターンとしては、前記した矢印に限らず他の形態のものを採用できることは勿論のことである。
この考案にかかる表示装置を構成するLED搭載基板の構成例を示した平面図である。 図1に示すLED搭載基板を中央にして表裏両面から樹脂フィルムを熱溶着する例を示した斜視図である。 この考案にかかる表示装置を吸盤を利用して取り付ける例を示した正面図である。 図3におけるA−A線より矢印方向に視た状態の拡大断面図である。 この考案にかかる表示装置を吊り下げて取り付ける例を示した正面図である。
符号の説明
1 LED搭載基板
2 回路パターン
3 LED
8 樹脂フィルム(表面体)
9 樹脂フィルム(裏面体)
11 表示装置
12,12A,12B 取り付け孔
13 吸盤
15A,15B 重り
16 シャフト
17 金属環

Claims (5)

  1. 複数のLEDを一面に搭載した樹脂フィルムによるLED搭載基板と、前記LED搭載基板を中央にして当該基板の両面を覆い、前記LED搭載基板の周縁部において互いに熱溶着されることにより表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムより構成され、少なくとも前記LED搭載基板におけるLEDの搭載面を覆う前記樹脂フィルムが、光透過性の素材により構成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記LED搭載基板におけるLEDの搭載面には、金属ペーストを用いた印刷による回路パターンが形成され、前記回路パターンを利用して複数の前記LEDに対する給電路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載された表示装置。
  3. 前記LED搭載基板には、複数の前記LEDに対して間欠的に給電するスイッチング回路がさらに搭載されていることを特徴とする請求項2に記載された表示装置。
  4. 前記LED搭載基板の配置位置を避けた前記表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムの重ね合わせ位置に、取り付け孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された表示装置。
  5. 前記LED搭載基板を中央にした面方向の対称位置に一対の重りが配置され、前記一対の重りの両外側における前記表面体および裏面体を形成する樹脂フィルムの重ね合わせ位置に、取り付け孔がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016075842A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 スパークリングライツ株式会社 背面発光型の照明装置

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