JP3138618B2 - 車両用距離測定装置 - Google Patents

車両用距離測定装置

Info

Publication number
JP3138618B2
JP3138618B2 JP07195219A JP19521995A JP3138618B2 JP 3138618 B2 JP3138618 B2 JP 3138618B2 JP 07195219 A JP07195219 A JP 07195219A JP 19521995 A JP19521995 A JP 19521995A JP 3138618 B2 JP3138618 B2 JP 3138618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
voltage
discharge
value
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07195219A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0943351A (ja
Inventor
宏司 藤岡
正一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07195219A priority Critical patent/JP3138618B2/ja
Priority to US08/607,512 priority patent/US5828443A/en
Priority to DE19612437A priority patent/DE19612437C2/de
Priority to KR1019960017958A priority patent/KR0171260B1/ko
Publication of JPH0943351A publication Critical patent/JPH0943351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3138618B2 publication Critical patent/JP3138618B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q9/00Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling
    • B60Q9/008Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling for anti-collision purposes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/88Lidar systems specially adapted for specific applications
    • G01S17/93Lidar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes
    • G01S17/931Lidar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/497Means for monitoring or calibrating
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/08Systems determining position data of a target for measuring distance only
    • G01S17/10Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves
    • G01S17/14Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves wherein a voltage or current pulse is initiated and terminated in accordance with the pulse transmission and echo reception respectively, e.g. using counters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載され
自車両と自車両の周囲に存在する対象物との距離を測定
する車両用距離測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の車両用距離測定装置の構
成を示すブロック図である。図において三角波発生回路
1は、図示しない対象物に対し、電磁波の照射時点から
三角波を発生する。微分回路2は三角波発生回路1に接
続され、三角波発生回路1から出力される三角波をパル
スに変換する。カウンタ回路3は微分回路2に接続さ
れ、微分回路2によりパルス変換されたパルスを計数す
る。電圧検出回路4は三角波発生回路1に接続され、対
象物により反射された反射波受信時点における三角波の
電圧を検出し、その出力をA/Dコンバータ11に出力
する。また、信号処理回路5はカウンタ回路3によるカ
ウント数とA/Dコンバータ11より出力される電圧検
出回路の電圧値とのそれぞれを距離換算して対象物まで
の距離を演算する。
【0003】図7は、従来の車両用距離測定装置の動作
を示すタイムチャートである。以下にこのタイムチャー
トに従って、従来装置の動作を説明する。図において、
COUNTERはカウンタクロックを示し、COUNT
UPは一定時間遅延されたカウンタクロックを示して
いる。また、ADはカウンタによる測定距離の補間値を
表わすのこぎり波を表している。のこぎり波ADによる
補間値はカウンタクロックに同期して変化しなければな
らないが、こののこぎり波ADは回路素子による遅延時
間を有する。そこで、計算によってこの遅延時間を取り
除く必要がある。
【0004】従来、この遅延時間を取り除く方法とし
て、のこぎり波ADの最大値MAX’を図中Lの位置
に、また最小値MIN’を図中K3の位置に移動させる
ことが行われている。この移動は次のようにして行われ
る。まず、カウンタクロック(COUNTER)と、こ
のカウンタを遅延させたCOUNT UPの排他的論理
和(XOR)をとり、AD補間値の計算による遅延時間
除去範囲(A)と遅延時間の除去を行わない範囲(B)
とに分ける。次にLからMIN’までの適当な値を遅延
時間除去のための基準値として決定する(K2)。遅延
時間を除去する以前のAD補間値がK2以上であり、か
つその補間値を得た時点が、上記排他的論理和のハイ領
域に当たるとき、すなわちAD補間値の計算による遅延
時間の除去を行う範囲(A)内にあるとき、得られたA
D補間値から、AD補間値の最大値MAX’から最小値
MIN’を引いた値K1を引く。それに対し、その補間
値を得た時点が上記排他的論理和のハイ領域、すなわち
AD補間値の計算による遅延時間の除去を行う範囲
(A)内にあり、かつ遅延時間を除去する以前のAD補
間値がK2以下である場合は、AD補間値をそのまま用
いる。さらに、AD補間値を得たのが範囲論理和のロー
領域のとき、すなわち遅延時間の除去を行わない範囲
(B)内にあるときは、得られた補間値が基準値K2以
上であっても、以下であっても得られたAD補間値をそ
のまま用いる。こうして、AD補間値の遅延時間を全範
囲にわたって除去することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用距離測定
装置は、上述のように距離を求めているため、次のよう
な問題点がある。すなわち、伝播遅延時間の測定に使用
されているカウンタ等のように、大きな計時周期を持つ
計時手段の補間においては、補間を行うために使用され
る電圧レベルが変動した場合は、補間された時間測定値
が変動することとなり、測定距離に誤差が生じることと
なる。また、温度変化等によって電磁波等による伝播遅
延時間に変化が起こり得るが、かかる伝播遅延時間の変
化によっても測定距離に誤差が生じることとなる。
【0006】この発明は上述のような問題点を解決すべ
く為されたものであって、対象物までの距離を正確に測
定することができる車両用距離測定装置を得ることを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る車両用距離測定装置は、電磁波を発生し照射する照射
手段と、前記電磁波の対象物による反射波を受信して受
信信号を発生する受信手段と、前記照射手段が前記電磁
波を照射した時点から前記受信手段により前記反射波が
受信されるまでの伝播遅延時間を所定の周波数を有する
パルス列を計数することで測定する伝播遅延時間測定手
段と、前記受信手段による前記反射波の受信時点から放
電を行う放電手段と、前記放電手段の放電電圧を測定す
る放電電圧測定手段と、前記伝播遅延時間と前記測定放
電電圧とに基づいて、前記パルス計数値を補間し、前記
対象物と自車両との距離を演算する距離演算手段とを備
えたものである。
【0008】また、この発明の請求項2に係る車両用距
離測定装置は、請求項1の車両用距離測定装置におい
て、前記放電電圧測定手段の測定電圧は、前記受信手段
による前記反射波の受信時点以後初めての前記パルスが
発生されるときの電圧とし、前記放電手段の放電前の電
圧、および前記放電手段が前記パルス列の1パルス間に
渡って放電した場合における放電後の電圧またはその電
圧値に近い値を検出する最大、最小電圧検出手段と、前
記最大、最小電圧検出手段による検出電圧に基づいて、
前記距離演算手段により演算された距離を補正する補正
手段とを更に備えたものである。
【0009】また、この発明の請求項3に係る車両用距
離測定装置は、請求項2の車両用距離測定装置におい
て、前記最大、最小電圧検出手段により検出される最
大、最小電圧は記憶更新されるようにしたものである。
【0010】また、この発明の請求項4に係る車両用距
離測定装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかの車両
用距離測定装置において、前記放電手段は、前記受信手
段による前記反射波の受信時点以後初めての前記パルス
が発生されるときまで放電を行うようにしたものであ
る。
【0011】また、この発明の請求項5に係る車両用距
離測定装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかの車
両用距離測定装置において、一定の遅延時間を有する基
準距離信号を発生する基準距離信号発生手段と、前記基
準距離信号を用いて前記距離演算手段により算出した距
離と前記基準距離とを比較し、前記比較値に基づいて前
記距離演算手段により演算された距離を補正する補正手
段とを更に備えたものである。
【0012】さらに、この発明の請求項6に係る車両用
距離測定装置は、請求項5の車両用距離測定装置におい
て、前記基準距離信号を用いた距離の算出は、前記対象
物までの距離測定を行わないときに行われるようにした
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る車
両用距離測定装置の構成を示すブロック図である。この
車両用距離測定装置は、電磁波の照射を行う照射手段で
ある送光装置6、送光装置6により照射された電磁波の
対象物(図示しない)による反射波を検出する受信手段
である受光検出装置7、電磁波の照射開始から、その反
射波の検出までを計時するために、一定時間毎に1増加
するカウンタ8、カウンタによる計時を補間するため、
例えばRC放電回路で構成された放電装置9、放電装置
9が反射波検出時点からその検出後初めてのカウントア
ップ時点まで放電を行った際におけるそのカウントアッ
プ時点における放電装置9の電圧レベルを検出する信号
レベル検出装置10、信号レベル検出装置10で検出さ
れた信号レベルをデジタルに変換するA/Dコンバータ
11、カウンタ8によって計時されたカウンタ値とデジ
タル値に変換された放電信号レベルとで対象物までの距
離を演算する距離演算装置12を備えている。
【0014】さらに、この車両用距離測定装置は、放電
装置9によってある時間だけ放電された電圧レベルの最
大値(放電前の電圧)、最小値(放電装置9がカウンタ
用パルス列の1パルス間に渡って放電した場合における
放電後の電圧またはその電圧値に近い値)を検出する最
大、最小信号レベル検出装置15、最大、最小信号レベ
ル検出装置15によって検出された信号レベルを用いて
距離の補正値を決定する補正値決定装置13a、補正値
決定装置13aによって決定された補正値を用いて距離
演算装置12の測定値を補正する補正装置14を備えて
いる。
【0015】以下に、実施の形態1の動作について図
1、図2を参照して説明する。尚、図2は実施の形態1
の動作を示すタイムチャートである。送光装置6は電磁
波を照射するとともに、照射開始信号を計時装置である
カウンタ8に送信する。カウンタ8はこの照射開始信号
を受けるとカウンタクロックのカウントアップを開始す
る。送光装置6から発せられた電磁波は対象物によって
反射され、反射波は受光検出7によって検出される。そ
の検出信号はカウンタ8をストップさせ、放電装置9で
カウンタによる測距を補間するための放電を開始させ
る。この放電はこの実施の形態においては、受光検出さ
れた後、カウンタクロックによる初めてのカウントアッ
プ時点(カウントアップはなされない)まで行なわれ
る。
【0016】カウントアップ時点で放電が停止される
と、放電停止時の電圧レベルが信号レベル検出装置10
で検出され、A/Dコンバータ11で変換される。ま
た、このとき最大、最小信号レベル検出装置15は、放
電装置9の電圧レベルが最小信号レベル(既に検出さ
れ、記憶更新されている最小信号レベルより小さい場
合)になっているかどうかを検出して判断する。電圧レ
ベルが最小信号レベルとなっているときは、その値を最
小信号レベルとして記憶更新し、そうでない場合は既に
(前回までの測定で既に得られている)最小信号レベル
を用いて以下の処理を行う。なお、最大信号レベルは、
最大、最小信号レベル検出装置15により検出された放
電装置9の放電前の電圧が用いられる。
【0017】そして、以後の処理について更に説明する
と、距離演算装置12はカウンタ8のカウント値を、A
/Dコンバータ11より得られた信号レベル検出装置1
0の値により補間し、対象物までの距離を算出する。こ
の距離演算装置12による演算では、例えば、信号レベ
ル検出装置10で得られた放電電圧ΔVを最大、最小信
号の所定のスパン値(予め定めている)で割ることによ
り、補間値を求めることができる。次に、補正値決定装
置13aは、最大、最小信号レベル検出装置15より得
られる最大、最小信号レベルを用いて上記距離演算手段
12により得られた距離を補正する補正値を演算する。
そして、補正装置14はこの補正値決定装置13aで得
られた補正値を用いて、距離演算装置12で算出された
測定距離の補正演算を行う。この補正演算は、例えば、
距離演算装置12により補間の際に用いられた所定のス
パン値を、最大、最小信号レベル検出装置15で実際に
求められた最大、最小信号レベルの差で割ったものを距
離演算装置12で求めた補間値に掛けることで行うこと
ができる。もちろん、このような演算方法は一例として
示したものに過ぎず、カウンタ8の値と信号レベル検出
装置10の値と最大、最小信号レベル検出装置15の値
を用いることにより、種々の距離演算方法が行えること
は当業者にとって明らかである。以上のようにして、上
述した距離演算、及び補正演算は下記の距離演算式にお
いて、MAX、MINを随時変更して行われることとな
る。
【0018】 R=7.5C+7.5ΔV/(MAX−MIN)
【0019】ただし、ここで、Rは対象物までの距離
(m)、Cはカウンタの計数、MAXは最大信号レベ
ル、MINは最小信号レベル、ΔVは放電回路の電圧値
である。
【0020】尚、最大、最小信号レベル検出装置13a
が検出する放電装置の最小信号レベルは、上述したよう
に、パルス列の1クロックの間に渡って放電装置9が放
電した後の電圧値に対応するが、この検出は、例えば、
この車両用距離測定装置を動作状態にした後の対象物測
定において、得られる放電装置9の放電電圧(放電後の
電圧)の中で、より小さいものが得られる度にその値を
記憶更新し、このようにして得られた最小値を検出値と
して使用することができる(高速で単位時間当り相当数
行われる測定においては、放電装置がちょうどパルス列
の1クロックに相当する時間に渡って放電を行うことが
生じ得るので、その値が最小信号レベルとして使用でき
るからである)。なお、初期段階においては、上述した
所定のスパン値を用いるようにしても良い。
【0021】こうして、この発明の実施の形態1によれ
ば、伝播遅延時間の測定においてカウンタ等の大きな計
時周期を持つ計時手段の補間を行うための電圧が電気的
なノイズ等によって変動した場合においても、毎回その
最大値、最小値で補正を行っているので対象物までの距
離のばらつきを抑えることができる。このことは、図2
において、従来のように、三角波ADが点線で示すよう
に変動し(この実施の形態においては三角波は使用して
いない)、あるレベルXまでの時間が、L1,L2,L
3に示すように異なるような場合でも、この発明によれ
ば、その時間を正確に求めることができ、もって、測定
距離のばらつきを防止でき、信頼性の高い距離測定を行
えることを示している。よって、実施の形態1によれ
ば、カウンタの補間を行っている放電回路の放電停止時
の電圧レベルがノイズ等によって変動するような場合で
も対象物までの距離を正確に測定することができる。な
お、実施の形態1では放電装置を1個使用した場合につ
いて説明したが、複数個用いるようにしてもよい。ま
た、信号レベル検出装置10は他のタイミングパルスを
基準として放電装置の電圧を測定するようにしてもよ
い。
【0022】実施の形態2.実施の形態2は、一定の遅
延時間を有する基準距離信号を用いて、放電装置9の温
度等の補償を行うようにした発明を示すものである。図
3に実施の形態2の構成をブロック図で示す。図におい
て、図1と同一符号を付しているものは図1と同一ある
いは相当部分を示す。ここで、実施の形態2において
は、実施の形態1で示した最大、最小信号レベル検出装
置15は含まれず、代わりに、基準距離信号発生装置1
6が用いられ、また、補正値決定装置13bの内容が実
施の形態1とは異なっている。
【0023】図において、スイッチ20、21は、それ
ぞれ同期して切り替えられ、実際の対象物までの距離測
定を行っている場合と、測距を行っていない場合とで各
装置に提供する信号の種類を切り替えるための手段であ
る。
【0024】実施の形態2の動作は、測距時と未測距時
とで異なる。まず、未測距時は基準距離信号発生装置1
6で作られた基準距離信号の遅延開始時点でカウンタ8
をスタートさせ、一定時間経過した後、基準距離信号を
受光検出装置7に出力し、この受光検出装置7を介して
カウンタ8にカウントストップの指示を出力させる。同
時に放電装置9において放電を開始させる。以下この放
電装置9から距離演算装置12までの動作は実施の形態
1と同じである。
【0025】こうして、基準距離信号を用いて測定され
る距離は一定の基準距離を示すはずであるので、その測
定値が異なる場合は、その差に基づき、補正距離決定装
置13bにおいて補正値を決定する。補正値決定装置1
3bは、前記基準距離信号を用いた測定距離と基準距離
との差を算出し、その差を放電装置の後の信号レベル検
出装置によって検出される信号レベルに対し加減算する
ことによって補正を行っている。
【0026】図4は実施の形態2の動作を示すタイムチ
ャートであり、図中(A)〜(AD)は図2と同一の信
号を表す。また、図4において(E)は基準距離信号の
受光検出波形、(F)は遅延した基準距離信号である。
ここで、距離演算装置によって求められる遅延時間が実
線(E)で示されている基準距離信号の受光検出波形か
らE1だけ遅れた場合を考えると、放電装置9の放電開
始は受光検出波形の立ち上がり時であることから、放電
装置9の放電終了時の電圧から電圧E2を差し引くこと
により受光検出信号の遅れE1を除去することができ
る。このようにして、未受光時の基準距離信号を用いて
求められた電圧E2を受光時の補間演算に用いて正確な
補間値を求めることができる。なお、求められた基準距
離信号に対する受光検出信号の遅延時間E1と放電装置
9の放電終了時電圧の補正量E2との間には、放電曲線
が非線形であることから、非線形な関係が成立するの
で、E1からE2を求める場合は数値テーブル等を用い
て行うようにする。
【0027】次に、測距時では送光装置6、受光検出装
置7から距離演算装置12までの動作は実施の形態1と
同一である。こうして求められた測定距離に対して、上
述した未測距時の基準距離信号を用いて決定された距離
の補正値で測距時の実際の対象物までの測定距離の補正
を行うことができる。
【0028】よって、実施の形態2によれば環境温度の
変化等によって伝播遅延時間が本来の時間と異なってい
る場合においても補正を行い正確に対象物までの距離を
測定することができる。
【0029】実施の形態3.実施の形態3は上述した実
施の形態1と実施の形態2とを組み合わせて距離測定を
行うようにした車両用距離測定装置を示す。
【0030】図5に実施の形態3の構成をブロック図で
示す。図において図1、図3と同一符号を付しているも
のはこれら図1、図3と同一あるいは相当のものを示し
ている。ただし、補正値決定装置13cは実施の形態1
の補正値決定と実施の形態2の補正決定の両方を行う補
正値決定装置である。
【0031】実施の形態3の動作について以下に説明す
ると、補正値決定装置13Cは、測距時には実施の形態
1と同様に、放電装置9の最大信号レベル、最小信号レ
ベルを最大、最小信号レベル検出装置15を用いて検出
し、この検出値に基づく補正値を決定するとともに、未
測距時には実施の形態2と同様に未測距時に基準距離信
号を用いた補正値決定を行う。そして、このようにして
得られた2つの補正値でもって距離演算装置12により
得られた対象物までの測定距離を補正する。この補正の
仕方は実施の形態1と実施の形態2の補正を重ね合わせ
たものである。
【0032】よって、実施の形態3によればノイズ等に
よって放電回路の放電停止時の電圧レベルが変動する場
合であっても、環境温度の変化によって伝播遅延時間が
本来の時間と異なる場合でも測定距離の補正を行い対象
物までの距離を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の車両用距離測定装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】 実施の形態1の動作波形である。
【図3】 実施の形態2の車両用距離測定装置のブロッ
ク構成図である。
【図4】 実施の形態2の動作波形である。
【図5】 実施の形態3の車両用距離測定装置のブロッ
ク構成図である。
【図6】 従来技術を示すブロック図である。
【図7】 従来技術の動作を示す動作波形図である。
【符号の説明】
1 三角波発生回路、2 微分回路、3 カウンタ回
路、4 電圧検出回路、5 信号処理回路、6 送光装
置、7 受光検出装置、8 カウンタ、9 放電装置、
10 信号レベル検出装置、11 A/Dコンバータ、
12 距離演算装置、13a〜c 補正値決定装置、1
4 補正装置、15 最大、最小信号レベル検出装置、
16 基準距離信号発生装置。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−289127(JP,A) 特開 平4−76480(JP,A) 特開 平6−18666(JP,A) 実開 平5−28983(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/48 - 7/51 G01S 17/00 - 17/95

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を発生し照射する照射手段と、 前記電磁波の対象物による反射波を受信して受信信号を
    発生する受信手段と、 前記照射手段が前記電磁波を照射した時点から前記受信
    手段により前記反射波が受信されるまでの伝播遅延時間
    を所定の周波数を有するパルス列を計数することで測定
    する伝播遅延時間測定手段と、 前記受信手段による前記反射波の受信時点から放電を行
    う放電手段と、 前記放電手段の放電電圧を測定する放電電圧測定手段
    と、 前記伝播遅延時間と前記測定放電電圧とに基づいて、前
    記パルス計数値を補正し、前記対象物と自車両との距離
    を演算する距離演算手段とを備えたことを特徴とする車
    両用距離測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の車両用距離測定装置におい
    て、 前記放電電圧測定手段の測定電圧は、前記受信手段によ
    る前記反射波の受信時点以後初めての前記パルスが発生
    されるときの電圧とし、前記放電手段の放電前の電圧、
    および前記放電手段が前記パルス列の1パルス間に渡っ
    て放電した場合における放電後の電圧またはその電圧値
    に近い値を検出する最大、最小電圧検出手段と、前記最
    大、最小電圧検出手段による検出電圧に基づいて、前記
    距離演算手段により演算される距離を補正する補正手段
    とを更に備えたことを特徴とする車両用距離測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の車両用距離測定装置におい
    て、 前記最大、最小電圧検出手段により検出される最大、最
    小電圧は記憶更新されることを特徴とする車両用距離測
    定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかの車両
    用距離測定装置において、 前記放電手段は、前記受信手段による前記反射波の受信
    時点以後初めての前記パルスが発生されるときまで放電
    を行うことを特徴とする車両用距離測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかの車
    両用距離測定装置において、 一定の遅延時間を有する基準距離信号を発生する基準距
    離信号発生手段と、前記基準距離信号を用いて前記距離
    演算手段により算出した距離と前記基準距離とを比較
    し、前記比較値に基づいて前記距離演算手段により演算
    された距離を補正する補正手段とを更に備えたことを特
    徴とする車両用距離測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の車両用距離測定装置におい
    て、 前記基準距離信号を用いた距離の算出は、前記対象物ま
    での距離測定を行わないときに行われることを特徴とす
    る車両用距離測定装置。
JP07195219A 1995-07-31 1995-07-31 車両用距離測定装置 Expired - Fee Related JP3138618B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07195219A JP3138618B2 (ja) 1995-07-31 1995-07-31 車両用距離測定装置
US08/607,512 US5828443A (en) 1995-07-31 1996-02-27 Distance measuring apparatus
DE19612437A DE19612437C2 (de) 1995-07-31 1996-03-28 Abstandsmeßvorrichtung
KR1019960017958A KR0171260B1 (ko) 1995-07-31 1996-05-27 거리 측정 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07195219A JP3138618B2 (ja) 1995-07-31 1995-07-31 車両用距離測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0943351A JPH0943351A (ja) 1997-02-14
JP3138618B2 true JP3138618B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=16337453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07195219A Expired - Fee Related JP3138618B2 (ja) 1995-07-31 1995-07-31 車両用距離測定装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5828443A (ja)
JP (1) JP3138618B2 (ja)
KR (1) KR0171260B1 (ja)
DE (1) DE19612437C2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4105801B2 (ja) * 1998-07-02 2008-06-25 ペンタックス株式会社 3次元画像入力装置
FI112402B (fi) * 1999-10-28 2003-11-28 Diware Oy Menetelmä puustotunnusten määrittämiseksi sekä tietokoneohjelma menetelmän suorittamiseksi
EP1887382A1 (en) * 2005-05-19 2008-02-13 Olympus Corporation Distance measuring apparatus, distance measuring method and distance measuring program
US20140063355A1 (en) * 2012-08-30 2014-03-06 Silicon Touch Technology Inc. Space positioning method having liquid crystal lens camera
KR101981038B1 (ko) * 2017-08-21 2019-05-22 주식회사 유진로봇 거리 측정 장치, 신호 판별기, 및 이동체
JP6860463B2 (ja) * 2017-10-03 2021-04-14 国立大学法人東海国立大学機構 繊維配向度の測定方法、繊維配向度測定装置、および繊維配向度測定装置の制御プログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1204008A (en) * 1968-03-06 1970-09-03 British Aircraft Corp Ltd Improvements relating to range finders
US3618089A (en) * 1969-01-29 1971-11-02 Moran Instr Corp Range and time measure system
US3666367A (en) * 1970-06-01 1972-05-30 Hughes Aircraft Co Digital range measuring system
JPS5596475A (en) * 1979-01-19 1980-07-22 Nissan Motor Co Ltd Obstacle detector for vehicle
DE3041272A1 (de) * 1980-11-03 1982-06-03 Diehl GmbH & Co, 8500 Nürnberg Elektronischer entfernungsmesser
CH644243B (de) * 1982-05-06 Wild Heerbrugg Ag Vorrichtung zur laufzeitmessung von elektrischen impulssignalen.
DE3937787C1 (ja) * 1989-11-14 1991-05-02 Leica Heerbrugg Ag, 9435 Heerbrugg, Ch
US5243553A (en) * 1991-07-02 1993-09-07 Loral Vought Systems Corporation Gate array pulse capture device
JP3086339B2 (ja) * 1992-06-30 2000-09-11 マツダ株式会社 距離計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE19612437A1 (de) 1997-02-06
US5828443A (en) 1998-10-27
JPH0943351A (ja) 1997-02-14
DE19612437C2 (de) 2000-09-21
KR0171260B1 (ko) 1999-03-30
KR970007398A (ko) 1997-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06148003A (ja) 超音波を用いた温度測定装置
CN113169741A (zh) 模数转换器
JP3138618B2 (ja) 車両用距離測定装置
EP2439552A1 (en) Signal processing in a radar system to cancel Tx-Rx-leakage
JP2006266772A (ja) 距離測定装置
JP2000206244A (ja) 測距装置
JP3193148B2 (ja) 距離検出装置
JPH08179032A (ja) 距離計測装置
JP2004226069A (ja) 測距装置
JPWO2002068976A1 (ja) 伝播遅延時間測定方法及び試験装置
JP3365196B2 (ja) レーダ装置
JPH10153660A (ja) 距離測定装置
JPH1168862A (ja) 通信装置
JPH09102779A (ja) 伝送線路伝搬遅延時間測定システムにおける伝搬遅延時間補正方法
JP2790590B2 (ja) 距離測定装置
JPH0146037B2 (ja)
JP3290061B2 (ja) パルス計数回路およびfv変換回路
JPH05312950A (ja) 距離測定装置および方法
JPH07128349A (ja) 速度検出装置
JPH04318490A (ja) レーザレーダにおける測距方法
JPH0815362A (ja) 送電線サージ標定システム
SU1177763A1 (ru) Измеритель разности фаз
JPH05100026A (ja) レーザ測距装置
JP2579656Y2 (ja) 鳴音測定装置
JPH0784031A (ja) 車両用レーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees