JP3138577U - 面取り工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボルトやピンテール等の破断部分の面取り及びバリ取りを頗る簡単で、かつ、効率良く行うことができる有用な面取り工具を提供する。
【解決手段】軸心方向に開口されたインナーソケット1と、インナーソケット1内に設けられた面取りカッター2と、インナーソケット1の開放端側を囲繞すべく設けられた大径のアウターソケット3とを備える。面取りカッター2は、ボルトやピンテールの長さに応じてカッターの位置を調整できるように螺旋2dを介してインナーソケット1内に変位自在に設ける。アウターソケット3の外周には、鉄粉等の切削屑を捕集するためのカバー(捕集カバー)4を被装せしめ、その捕集カバー4内には環状のマグネット5を周設せしめる。
【選択図】図3

Description

本考案は、主としてボルト(被加工物)の面取り及び/又はバリ取り作業に使用される面取り工具に関し、更に詳しくは、ピンテール付きボルトの如く、ピンテールが破断された跡(破断面)に生じるバリ等を切削して円滑、かつ、簡単に表面を面取り(表面処理)することができる有用な面取り工具の改良に関する。
従来、斯かる面取りやバリ取り用の工具としては、サンドペーパーやヤスリ等が使用されており、手作業で何度も丹念に仕上げをして、有害なバリを取り除いている。また、バリ取り工具としては、例えば、スプリング状に巻いたコイル状のヤスリを複数本組合せ、その一端をハンドルで固定してブラシ状にしたものが既に案出されてる(特許文献1参照)。
特開2002−331422号公報
しかしながら、上述した従来のバリ取り工具にあっては、手作業であるため、面取り及びバリ取りの作業に必要以上の時間を要するものであり、中には、Rゲージを頻繁にあて、目視によって面取りの角を取りすぎないように細心の注意をはらわなければならないといった問題があり、もっと手軽で効率良く面取りやバリ取り加工ができる工具が要望されている。
しかも、ピンテール付きボルトにあっては、ねじ部に螺合するナットの締付反力をピンテールで受け、同ピンテールがノッチ部(破断溝;ブレークネック)で破断するまで締め付けられるため、ピンテールの破断面には、R面がなく、また、バリ等が生じていることも相俟って、同破断部分に塗装を施しても、塗料が剥がれ易く、錆が発生してしまうといった問題がある。
本考案はこのような従来の問題点及び要望に鑑みてなされたもので、ボルトやピンテール等の破断部分の面取り及びバリ取りを頗る簡単で、かつ、効率良く行うことができる有用な面取り工具を提供することを目的としたものである。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、ボルト等の被加工物の遊端部分を面取り及び/又はバリ取りするために使用される面取り工具において、軸心方向に開口されたインナーソケットと、該インナーソケット内に設けられた面取りカッターと、前記インナーソケットの開放端側を囲繞すべく設けられた大径のアウターソケットとを備えてなる面取り工具に存する。
また、前記面取りカッターは、インナーソケット内に変位自在に設けられるのが良く、延いては、前記アウターソケットに、鉄粉等の切削屑を捕集するためのカバー及び/又はマグネットを装着するのが良い。
このように構成される本考案の面取り工具は、軸心方向に開口されたインナーソケットと、該インナーソケット内に変位自在に挿着された面取りカッターと、前記インナーソケットの開放端側を囲繞すべく連設された大径のアウターソケットとを備えたことによって、本工具の基端側(連結基部)を、電気ドリル等のスピンドルや手持ち式工具回転用電動機の工具取付部に取付けるだけで、その回転駆軸の作動によって本工具が回転し、前記インナーソケット内に挿着されたボルト遊端部等の被加工物が前記面取りカッターで均一に切削できるため、ボルト遊端部(破断部)の面取り及びバリ取りを簡単、かつ、効率的に行うことができるといった効果を奏するものである。
また、前記面取りカッターが、インナーソケット内に変位自在に設けられているため、ボルトやピンテール(被加工物)の長さに応じてカッターの位置を調整できるため、種々な長さの被加工物でも対応できるといった効果を奏するものである。
更に、前記アウターソケットに、鉄粉等の切削屑を捕集するためのカバー及び/又はマグネットを装着することによって、その面取り及びバリ取り加工の際に生じる切削屑の飛散を防止することができるといった効果を奏する。
軸心方向に開口されたインナーソケットと、該インナーソケット内に設けられた面取りカッターと、前記インナーソケットの開放端側を囲繞すべく設けられた大径のアウターソケットとを備え、前記面取りカッターは、インナーソケット内に変位自在に設け、前記アウターソケットには、鉄粉等の切削屑を捕集するためのカバー及び/又はマグネットを装着せしめるのが良い。
次に、本考案に係る面取り工具の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案に係る面取り工具であり、この面取り工具Aは、図1に示すように、軸心方向に開口されたインナーソケット1と、該インナーソケット1内に設けられた面取りカッター2と、前記インナーソケット1の開放端側を囲繞すべく設けられた大径のアウターソケット3とを備えている。
インナーソケット1は、両端が開口された筒状を呈しており、基端側に後述する面取りカッター2の連結部2cを挿着するための連結孔1aと、先端開口1b側に大径のアウターソケット3が連設されている。
また、面取りカッター2は、ボルトやピンテールの長さに応じてカッターの位置を調整できるようにインナーソケット1内に変位自在に設けられている。換言すれば、面取りカッター2は、図1に示すように、環状のカッター部2aと、該カッター部2aの基部2bに突設された連結部2cとを備えており、インナーソケット1内に貫通する螺旋(ポンチネジ)2d,2dで前記基部2bが締結されている。
従って、螺旋2d、2dを緩めることで、面取りカッター2の全体が同インナーソケット1内を変位可能になるものであり、ボルト遊端部6の長さに応じて同カッター2の位置を調整できるのである。
一方、アウターソケット3の外周には、鉄粉等の切削屑を捕集するためのカバー(捕集カバー)4が被装されるものであり(図4参照)、図3に示すように、その捕集カバー4内には環状のマグネット5が周設されている。
このように本考案の面取り工具では、本工具Aの連結部2cを、電気ドリル等のスピンドルや手持ち式工具回転用電動機Bの工具取付部B に取付けるだけで、その回転駆軸の作動によって本工具Aが回転し、前記インナーソケット1内に挿着されたボルト遊端部6を面取りカッター2で均一に切削できるため、同ボルト遊端部6の面取り及びバリ取りを誰にでも簡単、かつ、効率的に行うことができる。
しかも、前記アウターソケット3の外周には、捕集カバー4とマグネット5とが装着されているため、その面取り及びバリ取り加工の際に生じてしまう鉄粉等の切削屑が、捕集カバー4及びマグネット5との協働によって吸着されるため、従来の如き四方八方に鉄粉等が飛散してしまうことを防止することができるものであり、また、捕集カバー4を本工具Aに被装することで、騒音防止をも図ることができるのである。
因に、この捕集カバー4は、蛇腹状の筒体であるため、本工具Aを取り外しする時や、被加工物を挿着させる時であっても、邪魔になることなく伸縮できるため、頗る便利であると共に、バリ取り加工時に生じてしまう鉄粉等を、同蛇腹状の各谷部間に捕集し滞留させることが可能となる。
また、マグネット5もこの蛇腹状の捕集カバー4の伸縮に応じて変位することから、被加工物の大きさや形に合わせて鉄粉の捕集位置を自在に調整することができるので、便利である。
尚、本考案の面取り工具は、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更できるものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。例えば、本実施例では、ボルト、ピンテールの面取り及びバリ取り用として説明しているが、これに限定されることなく、ボルト、ピンテール以外の被加工物にも応用できることは云うまでもない。
また、本実施例では、捕集カバー4内にマグネット5を周設しているが、これに限定されることなく、アウターソケット3にマグネット5を装着しても良いものであり、本考案はこれらの全てを包摂するものである。
本考案に係る面取り工具の縦断面図である。 同面取り工具の端面図である。 同面取り工具の使用状態を示す縦断面図である。 本実施例で使用する捕集カバーの取付状態を示す説明図である。
符号の説明
1 インナーソケット
1a 連結孔
1b 先端開口
2 面取りカッター
2a カッター部
2b 基部
2c 連結部
2d 螺旋
3 アウターソケット
4 捕集カバー
5 マグネット
6 ボルト遊端部

Claims (3)

  1. ボルト等の被加工物の遊端部分を面取り及び/又はバリ取りするために使用される面取り工具において、軸心方向に開口されたインナーソケットと、該インナーソケット内に設けられた面取り及び/又はバリ取りカッターと、少なくとも前記インナーソケットの開放端側を囲繞すべく設けられた大径のアウターソケットとを備えてなることを特徴とする面取り工具。
  2. 軸心方向に開口されたインナーソケットと、該インナーソケット内に設けられた面取り及び/又はバリ取りカッターと、少なくとも前記インナーソケットの開放端側を囲繞すべく設けられた大径のアウターソケットとを備えてなる面取り工具において、
    前記面取り及び/又はバリ取りカッターは、インナーソケット内に変位自在に設けられていることを特徴とする面取り工具。
  3. 軸心方向に開口されたインナーソケットと、該インナーソケット内に設けられた面取り及び/又はバリ取りカッターと、少なくとも前記インナーソケットの開放端側を囲繞すべく設けられた大径のアウターソケットとを備えてなる面取り工具において、
    前記アウターソケットには、鉄粉等の切削屑を捕集するためのカバー及び/又はマグネットを装着してなることを特徴とする面取り工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226518A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Shuzo Hiwaki 面取り工具
CN114367693A (zh) * 2021-12-29 2022-04-19 深圳市京赤科技有限公司 一种高硬度电铸模芯的生产加工***及其加工方法
CN114473055A (zh) * 2021-12-23 2022-05-13 安徽超宇磁电科技有限公司 一种具有废料处理功能的磁铁倒角装置

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