JP3138371U - マンホール用中蓋支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】生活排水等の排熱がマンホールの蓋体上の積雪を融解するのを防止するための中蓋をマンホール内で支持するマンホール用中蓋支持具を提供する。
【解決手段】マンホール用中蓋支持具1は、4つの筒状連結部2Aにより十字型に形成した中央連結部2と、4本の中蓋支持体3と、鋸歯状掛止体4とからなる。筒状連結部2A内には雌ネジが形成してあり、中蓋支持体3は、一端の雄ネジを筒状連結部2Aの雌ネジに螺合することによって連結してある。中蓋支持体3は、螺合しているので軸方向に回転させることにより進退させることができる。鋸歯状掛止体4は、基端の凹部に中蓋支持体3の他端の凸部を挿嵌することによって、中蓋支持体3が回動可能に摺動するように連結してある。そして、鋸歯状掛止体4の先端の鋸歯部がマンホール内側面に引っ掛かることによって、マンホール用中蓋支持具1をマンホール内に確実に固定することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、生活排水等の排熱がマンホールの蓋体上の積雪を融解し、積雪路面に穴や段差を形成するのを防止するための断熱材等からなる中蓋をマンホール内で支持するマンホール用中蓋支持具に関する。
降雪寒冷地においては、冬期に道路上に雪が積もるとマンホール内を上昇する排熱によってマンホールの蓋上の積雪が溶け、路面に大きな穴や段差が形成されることがある。このような大きな穴や段差は自動車のタイヤが落ち込んだり、歩行者が足を取られたりする原因になり、大変危険なものである。そこで、マンホール内に断熱性の中蓋を設けることにより、マンホールから蓋側への排熱の上昇を防止して、路面に穴や段差が形成されるのを防止することが行われている。
特開2003−96806号公報
しかし、上述のマンホール断熱用の中蓋は、直径サイズを変更することができないから、特定のマンホールにしか使用することができないという問題がある。したがって、多くのマンホールに設置する場合は、各マンホールのサイズに合った断熱用中蓋を用意しなければならず、コストも余分にかかることとなる。また、上述のマンホール断熱用中蓋は構造が複雑であり、マンホール内への設置及び取り外しも煩雑である。このため、作業中の落下のおそれ等もあって作業者にとっても危険である。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので、構造が簡単であるし、安価で製作でき、取り付けも容易であり、また、さまざまなマンホール内に設置することができる使用上の自由度があるマンホール用中蓋支持具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために構成した本考案の手段は、3以上の連結部を180度以下の間隔で外方向に向けて配設してなる中央連結体と、一端を該各連結部に連結することにより、外方向に伸長する中蓋支持体と、基端を該中蓋支持体の他端に連結し、先端をマンホール内側面に掛止する掛止体とにより、該掛止体を外方向に進出可能に構成したことにある。
そして、前記各連結部と前記中蓋支持体は螺合することにより連結し、また、該中蓋支持体と前記掛止体は回動可能に連結するとよい。
また、前記連結部は、中心から外方向に向けて下向きの勾配を設けるとよい。
更に、前記掛止体は先端を鋸歯状に形成するとよい。
更に、前記掛止部は先端を尖形状に形成するとよい。
本考案は、上述の構成とすることにより以下の諸効果を奏する。
(1)マンホール用中蓋支持具のマンホール内への設置は、掛止体をマンホールの内側面に掛止させることにより行うので、設置及び取り外しを短時間で容易に行うことができる。
(2)中蓋はマンホール用中蓋支持具に載置することにより設置するから、中蓋の設置、取り外し、交換を短時間で容易に行うことができる。
(3)中蓋支持体は、中央連結体に螺合することにより軸方向に進退可能に連結してあり、中蓋支持体を回転させることによりマンホールの内径に合わせてマンホール用中蓋支持具のサイズを変更することができるから、内径が異なる様々な大きさのマンホールに設置することができ、利便性に優れている。また、マンホールの種類ごとにマンホール用中蓋支持具を用意する必要がないから、コストの削減を図ることができる。
(4)中蓋支持体と掛止体は回動かつ摺動可能に連結し、中蓋支持体を回転させてもマンホール内側面に掛止している掛止体は回転しないように構成したから、掛止体がマンホール内側面に掛止した状態でも中蓋支持体を容易に回転させることができ、設置及び取り外し作業が容易である。また、中蓋支持体を回転させると、それに伴って掛止体が回転して不用意にマンホール用中蓋支持具が外れるということを防止することができる。
(5)連結部は中心から外方向に向けて下向きの勾配を設け、マンホール用中蓋支持具全体として傘の骨組み状にしてあるから、流入した雨水や土砂の荷重が中蓋を介して加わってもマンホール用中蓋支持具は、拡径する方向に変形してマンホール内側面に更に食い込むことで強度性を有することができる。
(6)掛止体は、先端を鋸歯状に形成することにより、マンホール内側面に確実に掛止するようにしたから、中蓋を確実に支持することができる。
(7)掛止体は、先端を尖形状に形成することにより、マンホール内側面のコンクリート部材の目地やわずかな凹みに食い込んで確実に掛止するようにしたから、中蓋を確実に支持することができる。
(8)マンホール用中蓋支持具は、構造が簡易であり、構成する部材も少ないから、製作が容易であるし、生産期間の短縮、コストの削減を図ることができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基き説明する。図において、1は、マンホール用中蓋支持具を示す。2は該マンホール用中蓋支持具1を構成し、後述する複数の中蓋支持体3を連結するための中央連結体を示す。該中央連結体2は横方向に90度ずつ離間させた4つの筒状連結部2A、2A、・・により十字型に形成してあり、各筒状連結部2A内には雌ネジ2Bが形成してある。3、3、・・は、該筒状連結部2Aに連結してある4本の中蓋支持体を示す。該各中蓋支持体3は、丸棒状の鋼材又は合成樹脂材からなり、その一端に形成した雄ネジ3Aを前記筒状連結部2Aの雌ネジ2Bに螺合することによって、マンホール用中蓋支持具1は十字型となるように構成してある。そして、中蓋支持体3は、螺合しているので軸方向に回転させることによりイ、ロ方向に進退させることができる。また、図2に示すように中蓋支持体3の他端は後述する掛止体4と連結するために凸部3Bに形成してある。3Cは、中蓋支持体3の夫々の略中間に設けてあるスパナ掛け部で、該スパナ掛け部3Cにスパナを掛けて回転させることにより中蓋支持体3を進退させることができる。
また、中央連結体2の各筒状連結部2Aは、中心から外方向に向けて下向きに約2度の勾配が形成してある。これにより、該筒状連結部2Aに連結する中蓋支持体3も勾配を有することとなり、マンホール用中蓋支持具1が側面から見て全体として傘の骨組み状になる。これにより該マンホール用中蓋支持具1上に載置する中蓋上に雨水や土砂等が溜まって荷重を受けても、マンホール用中蓋支持具1は拡径する方向に変形することで、上方からの荷重を確実に支持することができる。なお、マンホール用中蓋支持具1はその上に中蓋を載置することができればよいので、中央連結体2は必ずしも十字型である必要はなく、3つ又状、5つ又状などでもよい。
4、4、・・は、各中蓋支持体3に連結してある鋸歯状掛止体を示す。該鋸歯状掛止体4は、中蓋支持体3と同様の丸棒状の鋼材又は合成樹脂材からなる軸部4Aと、該軸部4Aの一側端面に形成した凹部4Bと、該軸部4Aの他端に軸方向に突出形成した鋸歯部4Cとから構成してある。そして、該凹部4Bに中蓋支持体3の凸部3Bを挿嵌することによって、中蓋支持体3が回動可能に摺動するように連結してある。また、鋸歯部4Cは回転することなくマンホール内側面Aに引っ掛かることによって、マンホール用中蓋支持具1をマンホール内に確実に固定することができるようになっている。
なお、中央連結体2と中蓋支持体3の連結部分及び中蓋支持体3と鋸歯状掛止体4の連結部分はゴム製又は合成樹脂製のカバーで覆ってもよい。これにより、ゴミ等がネジ溝、凹凸部に入り込んで、ネジが回転不能になることや中蓋支持体3が摺動不能になるのを防止することができる。また、金属材にあっては、防錆効果もある。
本実施の形態は上述の構成からなっており、次にその使用方法について説明する。マンホール用中蓋支持具1は、中央連結体2と中蓋支持体3を螺合することにより連結してあるから、中蓋支持体3は回転させることによりイ、ロ方向に進退させることができる。まず、マンホール用中蓋支持具1をマンホール内の設置しようとする高さに略水平に位置させ、鋸歯状掛止体4の鋸歯部4Cがマンホール内側面Aに当接するように、中蓋支持体3を回転させてイ方向に進出させる。そして、該鋸歯部4Cがマンホール内側面Aに食い込むように中蓋支持体3を十分進出させることによって、鋸歯部4Cがマンホール内側面Aを押圧して、さらに掛止して確実にマンホール用中蓋支持具1をマンホール内に架設することができる。
そして、中蓋支持体3と鋸歯状掛止体4は凸部3Bを凹部4Bに摺動可能に挿嵌することによって連結してあるから、マンホール内側面Aに掛止している鋸歯状掛止体4を回転させることなく、中蓋支持体3のみを容易に回転させることが可能であり、設置及び取り外し作業が容易である。また、中蓋支持体3の回転に伴って鋸歯状掛止体4が回転して不用意にマンホール用中蓋支持具1が外れるということも防止することができる。
そして、マンホール用中蓋支持具1をマンホール内に固定後、該マンホール用中蓋支持具1の上に中蓋Bを載置することによりマンホール内に設けることができる(図3参照。)。なお、中蓋Bは断熱材に限られず、防臭材を兼ねてもよい。
なお、中央連結体2と中蓋支持体3を一体に形成し、中蓋支持体3と鋸歯状掛止体4をターンバックルを介して連結してもよい。このように構成することにより、ターンバックルを回転させることによって、鋸歯状掛止体4は進出してマンホール内側面Aを押圧して、さらに掛止することで、マンホール用中蓋支持具1をマンホール内に確実に架設することができる。そして、ターンバックルの回転に伴って鋸歯状掛止体4が回転して不用意にマンホール用中蓋支持具1が外れるということも防止することができる。
図4は本考案の第2の実施の形態を示す。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して援用し、その説明を省略する。11はマンホール用中蓋支持具を示し、12、12、・・は、該マンホール用中蓋支持具11を構成する尖形状掛止体を示す。該尖形状掛止体12は、中蓋支持体3と同様の丸棒状の鋼材又は合成樹脂材からなる軸部12Aと、該軸部12Aの一側端面に形成した凹部(図示せず。)と、該軸部12Aの他端から軸方向に突出形成した尖形部12Bとから構成してある。そして、該凹部に中蓋支持体3の凸部3Bを挿嵌することによって、中蓋支持体3が回動可能に摺動するように連結してある。
本実施の形態は上述の構成からなっており、尖形状掛止体12の尖形部12Bがマンホール内側面Aに当接するように中蓋支持体3を回転させてイ方向に進出させ、該尖形部12Bがマンホール内側面Aの目地や凹みに食い込むようにすることによって、尖形部12Bはマンホール内側面Aを押圧して確実にマンホール用中蓋支持具11をマンホール内に架設することができる。従って、マンホール内側面Aが滑らかであってもコンクリート部材の目地やわずかな凹みがあれば、そこに尖形部12Bを食い込ませてマンホール用中蓋支持具11をマンホール内に確実に設置することができる。
なお、尖形状掛止体12と中蓋支持体3は凸部3Bを凹部に挿嵌することによって連結してあるので、設置するマンホール内側面Aの状態に合わせて、第1の実施の形態の鋸歯状掛止体4と第2の実施の形態の尖形状掛止体12を選択して使用することができる。
図1乃至図3は本考案の第1の実施の形態に係り、図1はマンホール用中蓋支持具の一部を破断して示す平面図である。 中蓋支持体と鋸歯状掛止体の連結を示す部分断面図である。 マンホール用中蓋支持具の設置状態を示す説明図である。 図4は本考案の第2の実施の形態に係り、マンホール用中蓋支持具の設置状態を示す説明図である。
符号の説明
1、11 マンホール用中蓋支持具
2 中央連結体
2A 筒状連結部
3 中蓋支持体
4 鋸歯状掛止体
12 尖形状掛止体

Claims (5)

  1. 3以上の連結部を180度以下の間隔で外方向に向けて配設してなる中央連結体と、
    一端を該各連結部に連結することにより、外方向に伸長する中蓋支持体と、
    基端を該中蓋支持体の他端に連結し、先端をマンホール内側面に掛止する掛止体とにより、該掛止体を外方向に進出可能に構成してなるマンホール用中蓋支持具。
  2. 前記各連結部と前記中蓋支持体は螺合することにより連結し、また、該中蓋支持体と前記掛止体は回動可能に連結してあることを特徴とする請求項1記載のマンホール用中蓋支持具。
  3. 前記連結部は、中心から外方向に向けて下向きの勾配が設けてあることを特徴とする請求項1記載のマンホール用中蓋支持具。
  4. 前記掛止体は、先端を鋸歯状に形成してあることを特徴とする請求項1記載のマンホール用中蓋支持具。
  5. 前記掛止部は、先端を尖形状に形成してあることを特徴とする請求項1記載のマンホール用中蓋支持具。
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