JP3138213U - 家庭用サウナ用連設蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】サウナ浴(又は半身浴)用の高価な機械設備を購入することなく、市販されている又は家庭内において使用中の浴槽蓋を利用し、浴槽内に貯留された温蒸気が浴槽外に放出する防止手段を設け、構造が簡素でかつ、操作が容易で、サウナ浴(又は半身浴)に好適な汎用性のある家庭用サウナ用連設蓋を提供する。
【解決手段】連設蓋Cは、剛性があり、かつ軽量な合成樹脂材、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の発泡性樹脂からなる接合板1、塩化ビニール等の軟質合成樹脂材からなる頸部閉塞体2及び接合板1と頸部閉塞体2を着脱自在に係止する係止部材3を構成部材としている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、家庭用サウナ用連設蓋に関する。
本考案は、より詳しくは、家庭用浴槽上に載置される市販されている又は家庭内において使用中の浴槽蓋、特にシャッター型又は折り畳み型等の伸長部が調整可能な浴槽蓋の端部に当接して載置し、接合板に形成された開口部から頸部及び頭部をよく室内に突出し、浴槽内に貯留した温湯とスチームを介し、手軽に簡易サウナ浴(又は半身浴)が楽しめる、家庭用サウナ用連設蓋に関する。
本考案は、家庭用浴槽蓋、及び家庭用サウナ用連設蓋からなる家庭用サウナ用浴槽蓋。
に関する。
本考案は、家庭用浴槽、家庭用浴槽蓋、及び家庭用サウナ用連設蓋からなる家庭用サウナ設備に関する。
サウナ浴は、適度の発汗作用を促し、血行を促進する効果があるので、近年では、健康に対する関心の高まりとともに、サウナ浴の効用が改めて認識されている。また、老齢者や身体障害者のように、運動によって発汗や血行促進を行うことのできない人でも、簡便に発汗や血行促進を行うことができるので、その効果が大きいことが知られている。しかし、サウナ浴に入るためには、大規模な設備を有するサウナ浴施設を利用するか又は、家庭においてサウナ浴に入るためには、高価なサウナ浴用機械設備を購入しなければならない。
また、近年はサウナ浴と共に半身浴が注目され、かなりの普及度を示している。半身浴は、比較的低温(36℃〜40℃)湯中に腹部(臍)まで30分〜40分位浸かる入浴法で、特に医学的見地からも健康管理上、人間の身体に好ましいことが臨床的に証明されかつ、マスコミ等により喧伝されているからである。全身浴では、体に約1トンの水圧がかかり、肺や心臓を圧迫するため、健康人でも疲労感を覚えたり、湯当たりすることもあり、内臓疾患者特に、心臓疾患者、高血圧者、高齢者等による長時間の全身浴は極力控えるよう医者から指示されている。
しかし、現在、一般家庭で使用している浴槽と浴槽蓋を使ってのサウナ浴(又は半身浴)は効果的にはできない。そこで、家庭で簡便にサウナ浴を使用できるように、浴槽又は浴槽蓋を使用する家庭用の簡易サウナ浴が提案されている。例えば、特開2005−169028(特許文献1)の「浴槽用蓋」、特開2003−310459(特許文献2)の「風呂ふた」、特開平10−216036(特許文献3)の「浴槽カバー」、登実3104443(特許文献4)の「浴槽用の蓋」等、多数が提案されている。
特許文献1は、浴槽の開口部の一部を残して覆う取外し可能な蓋本体の残余部の開口部を覆うように並列される二枚の蓋板の相対向する側面の略中央部分には半円状の切欠部を穿設して、入浴者の頭部が挿通されて首よりも上の部分が露呈される円形状の挿通部分が形成され、また、蓋板には磁石またはファスナー等の結合手段を用いて連結され、かつその裏面からも操作される取手を取付けてなる構成である。
特許文献2は、5〜10mm程度の厚みと適度の柔軟性をもつ発泡樹脂シートから成るふた本体の一辺に、その辺を浴槽上端に保持すると共にその辺のたわみを防ぐことのできる支持軸を設け、その対辺に入浴者の首を挿入する首挿入口を設ける。この対辺と残り二辺の形状を浴槽上端より下位置の浴槽内壁面にほぼ沿った形にすることで、これら三辺を浴槽内壁面に接して入れ込んで湯気を浴槽内に閉じ込め、簡易にスチームサウナ浴状態を作ることができる、構成としている。
特許文献3は、使用者の頭部を露出させるための孔又は凹所より成る開口部を設け、浴槽の上面の少なくとも一端から一部の範囲を覆うようにし、また、周囲は息を吹込んで膨らませる部分を形成するか又は剛性のある板状材料で構成して形状を維持できるようになっており、内側は可撓性のあるシ−ト材より成りこの部分にはほぼ筒状に形成して端部を開口させた前記開口部が形成してあり、この開口部の周囲にはゴム或は紐等より成る締付け部材が設けてあることを特徴としている。
特許文献4は、閉蓋した状態で入浴を可能にする浴槽用の蓋であって、使用者の頭を出すための第1の開口と、腕を出すための第2の開口を備え、第1の開口と第2の開口のいずれもが端縁部に設けられ、これにより各開口の一部が外方に開放されてなり、浴槽の右壁の内面に当接する右側ズレ防止部と左壁の内面に当接する左側ズレ防止部のうち少なくともどちらか一方が下面に設けられてなる構成としている。
特開2005−169028号公報 特開2003−310459号公報 特開開平10−216036号公報 登実第3104443号公報
しかしながら、上記特許文献1〜特許文献4で開示されている浴槽用蓋ないし浴槽カバーは、欠陥が解決されず未だ商品化されていない。その主たる原因は、以下の理由によるものと考えられる。即ち、特許文献1〜特許文献4において、蓋体に形成されている入浴者の頭部ないし頸部が挿通される円形状の切欠部又は開口部は、いずれも浴槽内に貯留された温蒸気が浴槽外に放出する防止手段が設けられていないために、該切欠部又は開口部から短時間で温蒸気が浴槽外に放出するので、サウナ浴(又は半身浴)用蓋としての目的が達成されていない。
本考案が解決しようとする課題は、サウナ浴(又は半身浴)用の高価な機械設備を購入することなく、市販されている又は家庭内において使用中の浴槽用蓋を利用し、浴槽内に貯留された温蒸気が浴槽外に放出する防止手段を設け、構造が簡素でかつ、操作が容易で、サウナ浴(又は半身浴)に好適な汎用性のある家庭用サウナ用連設蓋を提供することにある。
○第1の考案(請求項1に記載の考案)
上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、
軽量で剛性ある合成樹脂材からなる矩形状平面板であって、該平面板の略中央に一部が切欠された円形状の開口部を形成してなる接合板と、
該接合板の開口部底面周縁に着脱自在に係止される、軟質合成樹脂を素材とする中央が前記接合板の開口部と相似形状に形成された頸部保持部を設けた略円盤状をなす頸部閉塞体と、
前記接合板の開口部底面周縁に、前記頸部閉塞体の外周縁部を係止する係止部材と、
からなることを特徴とする、家庭用サウナ用連設蓋である。
○第2の考案(請求項2に記載の考案)
上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、
前記接合板の開口部の内径D1は、少なくとも、一般成人の頸部直径より大としていることを特徴とする、請求項1記載の家庭用サウナ用連設蓋である。
○第3の考案(請求項3に記載の考案)
上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、
前記頸部閉塞体における頸部保持部の内径D2は、前記接合板の開口部の内径D1より小で、頸部閉塞体における外周縁部の外径D3は、前記接合板の開口部の内径D1より大としていることを特徴とする、請求項1〜請求項2の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋である。
○第4の考案(請求項4に記載の考案)
上記の課題を解決するための(請求項4に記載の考案)は、
前記頸部閉塞体の頸部保持部周縁には、内方から外方に向けて放射状の切れ目が複数刻設されていることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋である。
○第5の考案(請求項5に記載の考案)
上記の課題を解決するための第5の考案(請求項5に記載の考案)は、
前記係止部材は、雌雄一対からなる面状ファスナーであることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋である。
○第6の考案(請求項6に記載の考案)
上記の課題を解決するための第6の考案(請求項6に記載の考案)は、
家庭用浴槽蓋、及び請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋からなる家庭用サウナ用浴槽蓋である。
○第7の考案(請求項7に記載の考案)
上記の課題を解決するための第7の考案(請求項7に記載の考案)は、
家庭用浴槽、家庭用浴槽蓋、及び請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋からなる家庭用サウナ設備である。
本考案に係る、家庭用サウナ用連設蓋は、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本考案特有の効果を奏する。
そして、上記のような特徴的構成要件から構成され家庭用サウナ用連設蓋によれば、本考案の課題を十分解消することができる。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、軽量で剛性ある合成樹脂材からなる矩形状平面板であって、該平面板の略中央に一部が切欠された円形状の開口部を形成してなる接合板と、該接合板の開口部底面周縁に着脱自在に係止される、軟質合成樹脂を素材とする中央が前記接合板の開口部と相似形状に形成された頸部保持部を設けた略円盤状をなす頸部閉塞体と、前記接合板の開口部底面周縁に、前記頸部閉塞体の外周縁部を係止する係止部材という極めて簡素な構造であるから、サウナ浴(又は半身浴)用として高価な機械設備を購入することなく、市販されている又は家庭内において使用中の浴槽蓋を利用し、浴槽内に貯留された温蒸気が浴槽外に放出する防止手段を設けられ、構造が簡素でかつ、操作が容易で、サウナ浴(又は半身浴)浴に好適な汎用性のある家庭用サウナ用連設蓋の提供することができるという当業者予測不可能な顕著な効果を発揮する。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、接合板の開口部の内径D1は、少なくとも、一般成人の頸部直径より大としているので、成人男性はもちろん、頸部が細い女性や高齢者まで幅広く、サウナ浴(又は半身浴)を好適に行うことができるという当業者予測不可能な顕著な効果を発揮する。
○第3の考案の効果
第3の考案によれば、頸部閉塞体における頸部保持部の内径D2は、前記接合板の開口部の内径D1より小で、頸部閉塞体における外周縁部の外径D3は、前記接合板の開口部の内径D1より大としているので、成人男性はもちろん、頸部が細い女性や高齢者まで幅広く、サウナ浴(又は半身浴)を好適に行うことができるという当業者予測不可能な顕著な効果を発揮する。
○第4の考案の効果
第4の考案によれば、頸部閉塞体の頸部保持部周縁には、内方から外方に向けて放射状の切れ目が複数刻設されているので、頸部閉塞体は、軟質素材で製作されており、また放射状の切れ目によって分割して形成された頸部閉塞体の先端部が、入浴者の頸部に適度の圧接力でフィットするので、浴槽内の温蒸気が接合板の開口部から浴槽外に放出することを防止し、スチームの温度を適温に保持して、入浴者はサウナ浴(又は半身浴)を長時間楽しむことができるという当業者予測不可能な顕著な効果を発揮する。
○第5の考案の効果
第5の考案によれば、係止部材は、雌雄一対からなる面状ファスナーであるから、頸部閉塞体は、適宜、接合板から取り外して、該頸部閉塞体の開口部周縁に付着した汗、垢等を洗浄することができるので、衛生的であるという当業者予測不可能な顕著な効果を発揮する。
○第6の考案の効果
第6の考案によれば、家庭用浴槽蓋、及び請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋から、家庭用サウナ用浴槽蓋が構成されることを明確化している。
○第7の考案の効果
第7の考案によれば、家庭用浴槽、家庭用浴槽蓋、及び請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋から、家庭用サウナ設備が構成されることを明確化している。
**************************************
[用語の説明]
本願明細書等で使用される用語の解釈上の疑義を予め解消しておくべく、用語について説明する。
○家庭用浴槽蓋とは、家庭用浴槽において、入浴しないときに浴槽に張った湯が冷めないように蓋をしておき、入浴する際には蓋を取り外して入浴するための浴槽蓋をいう。家庭用浴槽蓋には、シャッター型浴槽蓋と折り畳み型浴槽蓋とがある。
○サウナとは、熱気を用いたフィンランド式の蒸し風呂(ぶろ)をいう。サウナ風呂ともいう
○家庭用サウナ用連設蓋とは、家庭用浴槽を家庭用サウナ設備として転用使用するために、市販されている又は家庭内において使用中の家庭用浴槽蓋を、家庭用浴槽蓋に連接して置かれる連設蓋をいう。
家庭用浴槽蓋を、家庭用浴槽が完全に密閉されないように少し端に寄せて置くため、家庭用浴槽の開口が少し残る。家庭用サウナ用連設蓋は、この家庭用浴槽の開口空隙を埋めるために、家庭用浴槽蓋に、蒸気が漏れないように、連接して置かれる。
本願明細書においては、家庭用サウナ用連設蓋とは、単に連接蓋ともいう。
○接合板の開口部底面周縁とは、接合板の開口部近傍における、接合板の底面側の開口周縁部をいう。
○略円盤状をなす頸部閉塞体とは、頸部と接合板の開口部の空隙を埋めて、温蒸気が家庭用浴槽から浴室に漏れ出るのを防止するためのものである。頸部閉塞体は、軟質合成樹脂を素材とする頸部保持部を構成要素とする。
○家庭用サウナ用浴槽蓋とは、家庭用浴槽蓋と家庭用サウナ用連設蓋からなる。
○家庭用サウナ設備とは、家庭用浴槽と家庭用浴槽蓋と家庭用サウナ用連設蓋からなる。
○シャッター型浴槽蓋とは、硬質合成樹脂製の長尺の中空部材が複数本平行状に配置され、隣り合う中空部材同士が軟質合成樹脂製の長尺の連結片によって連結一体化され、不使用時は円形状に巻き取り可能とされた浴槽蓋をいう。
○折り畳み型浴槽蓋とは、合成樹脂製の扁平な平板状の中空体が所定の数だけ並列状に配設され、各中空体が柔軟性を有する伸縮自在の連結片によって折り畳み可能に相互に連結された浴槽蓋をいう。
○家庭用入浴設備とは、浴槽に湯をたたえて入浴するための家庭に設置された風呂設備をいう。家庭用入浴設備は、家庭用浴槽、家庭用浴槽蓋から構成される。
以下、本考案に係る、家庭用サウナ用連設蓋(以下、連設蓋Cという)に関する好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案に係る、連設蓋Cを構成する部材を分離した状態を示す分解斜視図である。
図2は、同連設蓋Cを組み立て、浴槽に載置した状態の平面図である。
図3は、図2における3−3線拡大断面図である。
図4は、連設蓋Cを使用した状態の一部切欠断面図である。
図1に示すように、連設蓋Cは、剛性があり、かつ軽量な合成樹脂材、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の発泡性樹脂からなる接合板1、塩化ビニール等の軟質合成樹脂材からなる頸部閉塞体2及び接合板1と頸部閉塞体2を着脱自在に係止する係止部材3を構成部材としている。接合板1の長辺は、約69cm〜71cm、短辺は、約24cm〜26cmで、その厚さは約12mm〜16mmとし、該接合板1の長手方向の中央寄りには一部が切欠された略円形状の開口部1aが形成されている。開口部1aの内径D1は、少なくとも、一般成人の頸部直径より大とし、約17cm〜20cmとしている。なお1bは、開口部1aの底面周縁である。
頸部閉塞体2は、図示するように略円盤状をなし、接合板1の開口部1aと相似形状に形成された頸部保持部2aと外周縁部2bからなり、その厚さは約1.5mm〜2.5mmで、頸部保持部2aの内径は、接合板1の開口部1aより小で、頸部閉塞体2における外周縁部2bの外径は、接合板1の開口部1aより大とされ、具体的には、頸部保持部2aの内径D2は、約12cm〜15cm、外周縁部2bの外径D3は、約22cm〜26cmとし、頸部保持部2aの内周縁2cは、外周縁部2bより約2mm〜3mmやや高くなるように形成されている。また、頸部保持部2aの内周縁2c端部から外周縁部2bの中途部分まで、放射状の切れ目2dが複数刻設されている。切れ目2dは、頸部保持部2aの内周縁2cに圧接力を付与し、入浴者の頸部の太さに適宜フィットする働きをする。
係止部材3は、雌雄一対からなる面状ファスナーで、例えばマジックテープ(登録商標=(株)クラレ)又は、ベルクロファスナー(登録商標=(株)ベルクロ社)等が好適に使用される。係止部材3は、ループ体を植設した雌部材3aと、フックが複数本植設された雄部材3bからなり、該雌部材3aと雄部材3bには接着材が塗布されている。
図2は、連設蓋Cを家庭用浴槽B上に載置した状態で、Sはシャッター型浴槽蓋(以下、浴槽蓋Sという)で、該浴槽蓋Sの一端Saは、連設蓋Cの端部Caと接合し、浴槽蓋Sの他端Sbは、連設蓋Cの短辺Cbの長さ分、巻回して調整され、連設蓋Cと浴槽蓋Sで浴槽B上を被蓋している。
図3は、図2における3−3線拡大断面図で、頸部閉塞体2は、係止部材3によって接合板1の開口部1aにおける底面周縁1bの複数箇所に係止されている。例えば、係止部材3の雌部材3aは、該雌部材3aの基布に塗布された接着剤を介して頸部閉塞体2の外周縁部2bの上面に貼着され、係止部材3の雄部材3bは、頸部閉塞体2の貼着された雌部材3aに対応するように、雄部材3bの基布に塗布された接着剤を介して接合板1の開口部1a底面周縁1bに貼着されている。
図4は、連設蓋Cを家庭用浴槽B上に載置し、サウナ浴(又は半身浴)を行っている状態を示している。家庭用浴槽Bをサウナ浴とするときは、例えば、先ず通常に入浴する状態で浴槽蓋Sを家庭用浴槽B上に載置し、温湯(40℃〜42℃)を入浴者Hの肩口近傍まで水位W1が達するように浴槽B内に貯留したあと、連設蓋Cを載置するスペース分が形成できるように、浴槽蓋Sの他端Sbを巻回して長さを調整し、図2に示す状態とする。次に入浴者Hは、図4の矢印Pのように連設蓋Cを持ち上げて浴槽B内に入り、頸部HNを頸部閉塞体2内に挿入し、連設蓋Cを浴槽Bの端縁Baに載置し、浴槽蓋Sの一端Saを連設蓋Cの端部Caに引き寄せて接合し、サウナ浴の準備は終了する。入浴者Hは、好適と思う時間だけ浴槽B内でサウナ浴を楽しむことができる。
半身浴のときは、比較的低温(36℃〜40℃)の温湯を、図4の水位W2に達するように浴槽B内に貯留したあと、入浴者Hは、サウナ浴と同様に矢印Pのように連設蓋Cを持ち上げて浴槽B内に入り、頸部HNを頸部閉塞体2内に挿入し、連設蓋Cを浴槽Bの端縁Baに載置し、浴槽蓋Sの一端Saを連設蓋Cの端部Caに引き寄せて接合し、発汗が十分に行われるまで温湯内に浸かって半身浴を行うことができる。
は、本考案に係る、連設蓋Cを構成する部材を分離した状態を示す分解斜視図である。 は、同連設蓋Cを組み立て、浴槽に載置した状態の平面図である。 は、図2における3−3線拡大断面図である。 は、連設蓋Cを使用した状態の一部切欠断面図である。
符号の説明
C 連設蓋
1 接合板
2 頸部閉塞体
3 係止部材
1a 開口部
1b 底面周縁
2a 頸部保持部
2b 外周縁部
2c 内周縁
2d 切れ目
D1 接合板の開口部の内径
D2 頸部閉塞体における頸部保持部の内径
D3 頸部閉塞体における外周縁部の外径
B 家庭用浴槽
S 浴槽蓋S

Claims (7)

  1. 軽量で剛性ある合成樹脂材からなる矩形状平面板であって、該平面板の略中央に一部が切欠された円形状の開口部を形成してなる接合板と、
    該接合板の開口部底面周縁に着脱自在に係止される、軟質合成樹脂を素材とする中央が前記接合板の開口部と相似形状に形成された頸部保持部を設けた略円盤状をなす頸部閉塞体と、
    前記接合板の開口部底面周縁に、前記頸部閉塞体の外周縁部を係止する係止部材と、
    からなることを特徴とする、家庭用サウナ用連設蓋。
  2. 前記接合板の開口部の内径D1は、少なくとも、一般成人の頸部直径より大としていることを特徴とする、請求項1記載の家庭用サウナ用連設蓋。
  3. 前記頸部閉塞体における頸部保持部の内径D2は、前記接合板の開口部の内径D1より小で、頸部閉塞体における外周縁部の外径D3は、前記接合板の開口部の内径D1より大としていることを特徴とする、請求項1〜請求項2の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋。
  4. 前記頸部閉塞体の頸部保持部周縁には、内方から外方に向けて放射状の切れ目が複数刻設されていることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋。
  5. 前記係止部材は、雌雄一対からなる面状ファスナーであることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋。
  6. 家庭用浴槽蓋、及び請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋からなる家庭用サウナ用浴槽蓋。
  7. 家庭用浴槽、家庭用浴槽蓋、及び請求項1〜請求項3の何れかに記載の家庭用サウナ用連設蓋からなる家庭用サウナ設備。
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