JP3137721B2 - 高周波回路装置 - Google Patents
高周波回路装置Info
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- JP3137721B2 JP3137721B2 JP04085084A JP8508492A JP3137721B2 JP 3137721 B2 JP3137721 B2 JP 3137721B2 JP 04085084 A JP04085084 A JP 04085084A JP 8508492 A JP8508492 A JP 8508492A JP 3137721 B2 JP3137721 B2 JP 3137721B2
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
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Description
る。近年、急速に発展したIC製造技術や印刷配線板の
パターン形成技術を応用することにより、マイクロ波、
ミリ波帯の高周波回路においては、半導体あるいは誘電
体基板の一方の面にストリップパターン(ストリップ導
体)を形成し(必要な場合には能動素子その他の回路素
子を形成し又は実装し)、他方の面に接地パターン(接
地導体)を形成してなるMIC(高周波集積回路)が使
用されるようになってきた。
素子部品等と複合されて金属基台(金属キャリア)上に
実装され、これらが適宜金リボン等で接続されて高周波
回路モジュールとされる。これらの高周波回路モジュー
ルは、さらに筐体等に他の高周波回路モジュールととも
に実装され、高周波回路装置が構成される。
波回路モジュール間での電磁的な干渉により装置性能が
劣化することがあるため、これを有効に防止する必要が
ある。
を参照して説明する。高周波回路モジュール1は、コバ
ール等からなる金属基台2上に複数のMIC3及び能動
素子等4が実装されて構成されている。
体基板の両面にスパッタリング、蒸着あるいはメッキ等
により金属薄膜が形成された後、フォトエッチング処理
等により一方の面の不要部分が除去されてストリップパ
ターン5とされ、他方はそのままの状態で接地パターン
とされて構成されている。
台2に当接させた状態でロー材あるいは導電性接着剤で
固定されることにより、金属基台2上の所定の位置に実
装され、能動素子等4と適宜接続される。
あり、これらのカット・オフ・ブロック6はMIC3等
を挟んで互いに対向した状態で、金属基台2にネジ7に
より固定される。カット・オフ・ブロック6は、平面回
路モード以外のモード、例えば、進行方向に電界、磁界
いずれかの成分をもつ所謂導波管モードの伝搬を防止す
るために設けられているものである。
ル1は、他の高周波回路モジュール等とともに、図6に
示すように、所定の位置に高周波回路モジュール実装部
8を有する金属からなる筐体9に実装され、例えば高周
波増幅器等の高周波回路装置が構成される。
の機能別に高周波回路モジュール1が構成され、これら
が筐体9に実装されて高周波回路装置が構成されるが、
従来は各高周波回路モジュール間での電磁的干渉につい
て対策していなかったので、各高周波回路モジュール間
で相互に悪影響を与え、高周波回路装置として所望の特
性を実現できない場合があるという問題があった。
のであり、その目的とするところは、各高周波回路モジ
ュール間での電磁的干渉を防止した高周波回路装置を提
供することである。
ため、複数の高周波回路モジュールを筐体に実装してな
る高周波回路装置において、以下のように構成する。
周波回路モジュールに対応する部分にそれぞれ凹部を形
成してなるカバー部材を、前記筐体に固定することによ
り、前記各高周波回路モジュールをそれぞれ電磁的に遮
蔽して構成する。
路モジュールが他の高周波回路モジュールと相互に電磁
的に影響し合うことがなくなり、これによる装置性能の
劣化が防止される。
する。図1は本発明実施例の分解斜視図、図2は図1の
A−A線に沿った断面図、図3は図1のB−B線に沿っ
た断面図である。
ルであり、高周波回路モジュール11は、コバール等か
らなる金属基台12上に複数のMIC13及び能動素子
等が実装されて構成されている。
電体基板の両面にスパッタリング、蒸着あるいはメッキ
等により金属薄膜が形成された後、フォトエッチング処
理等により一方の面の不要部分が除去されてストリップ
パターン15とされ、他方の面はそのままの状態で接地
パターンとされて構成されている。
属基台12に当接させた状態でロー材あるいは導電性接
着剤で固定されることにより、金属基台12上の所定の
位置に実装され、能動素子等と適宜接続される。
クであり、これらのカット・オフ・ブロック16はMI
C13等を挟んで互いに対向した状態で、金属基台12
にネジにより固定される。カット・オフ・ブロック16
は、平面回路モード以外のモード、例えば、進行方向に
電界、磁界いずれかの成分をもつ所謂導波管モードの伝
搬を防止するために設けられているものである。
ル(MICサーキュレータ)であり、この高周波回路モ
ジュール17はMIC13と同様に構成されたMIC基
板18の表面側に突出する略円柱状のマグネット等19
及び裏面側に突出する略円柱状のマグネット20を一体
的に設けて構成されている。
には、高周波回路モジュール11を実装するための実装
部22、高周波回路モジュール17のマグネット20を
挿入するための丸穴23、及び複数のネジ穴24が形成
されている。各高周波回路モジュール11,17は、筐
体21の実装部22、丸穴23にそれぞれ挿入・実装さ
れ、各高周波回路モジュール11,17のストリップパ
ターン15が適宜接続される。
の金属ブロックの一方の面側に、複数の凹部26を切削
加工等により形成してなるカバー部材である。カバー部
材25の凹部26は、高周波回路モジュール11,17
が筐体21に実装された状態において、各高周波回路モ
ジュール11,17に対応する位置に形成されており、
各高周波回路モジュール11,17の突出部分を収納し
得る形状となっている。
定することにより、各高周波回路モジュール11,17
の突出部分がこのカバー部材25の凹部26内に完全に
収容されるようになっている。尚、カバー部材25の凹
部26と凹部26の間の部分には、各高周波回路モジュ
ール11,17の接続部における伝送特性に影響を与え
ない程度に切欠きが形成されている。
ル11,17はカバー部材25により電磁的に遮蔽され
るので、それぞれが相互に電磁的に影響し合うことがな
くなり、これによる装置性能の劣化が少なく、所望の特
性を呈する高周波回路装置が構成される。
る。同図は上記実施例における図3に対応する図であ
り、上記実施例と異なるのは、カット・オフ・ブロック
の構成である。この実施例におけるカット・オフ・ブロ
ック28は、その先端面がカバー部材25の対応する凹
部26の底面に一様に当接しており、このように構成す
ることにより、高周波回路モジュール11が能動素子等
をも備えている場合における放熱性を向上することがで
きる。
で、各高周波回路モジュール間での電磁的干渉が防止さ
れ、所望の装置性能を有する高周波回路装置を提供でき
るという効果を奏する。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の高周波回路モジュールを筐体に実
装してなる高周波回路装置において、 略平板状の金属ブロックの前記各高周波回路モジュール
に対応する部分にそれぞれ凹部を形成してなるカバー部
材を、前記筐体に固定することにより、前記各高周波回
路モジュールをそれぞれ電磁的に遮蔽するとともに、 前記高周波回路モジュールはカット・オフ・ブロックを
備えており、該カット・オフ・ブロックの先端面が前記
カバー部材の対応する凹部の底面に当接する ようにした
ことを特徴とする高周波回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04085084A JP3137721B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 高周波回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04085084A JP3137721B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 高周波回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05259681A JPH05259681A (ja) | 1993-10-08 |
JP3137721B2 true JP3137721B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=13848742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04085084A Expired - Lifetime JP3137721B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 高周波回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137721B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP04085084A patent/JP3137721B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05259681A (ja) | 1993-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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