JP3136463B2 - 車輌用標識灯 - Google Patents

車輌用標識灯

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JP3136463B2
JP3136463B2 JP13275995A JP13275995A JP3136463B2 JP 3136463 B2 JP3136463 B2 JP 3136463B2 JP 13275995 A JP13275995 A JP 13275995A JP 13275995 A JP13275995 A JP 13275995A JP 3136463 B2 JP3136463 B2 JP 3136463B2
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誠吾 滝浪
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車輌用標識灯に関
する。詳しくは、部品点数を削減すると共に組立てを簡
単にすることを目的とした新規な車輌用標識灯を提供し
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の車輌用標識灯を説明す
る。尚、図21は従来の車輌用標識灯の一例として、後
続車への停止の意思表示についての視認性を良好にする
目的で自動車のリアウインドウの内側に配置されるハイ
マウントストップランプaを示したものである。
【0003】bは合成樹脂製のランプボディであり、下
ボディb1と上ボディb2とを有している。
【0004】下ボディb1の前半部(ハイマウントスト
ップランプaの照射方向を前方とする)は、角筒状をし
たフード部cとされ、該フード部cはその正面形状が横
長の長方形をしており、側面形状が台形をしている。そ
して、フード部cの上面壁と底面壁とは略長方形の板状
に形成され、該底面壁は上面壁と比較して前方向への突
出量が大きくなるように形成されている。そして、下ボ
ディb1の後半部dには上方を向いた開口eが形成され
ている。
【0005】フード部cの底面壁は、図に示すように、
その高さが後方にいくにつれて次第に高くなるように傾
斜されており、また、下ボディb1の後半部dの底面壁
はその高さが略一定とされており、フード部cと後半部
dとの境界には後半部dがフード部cより上方に位置さ
れることにより前方を向いた段差面fが形成される。
【0006】上ボディb2は略板状をしており、該上ボ
ディb2の前端部が上方及び前方に向かってクランク状
に屈曲されることにより後述するレンズが当接するため
の前方を向いたレンズ当接部gが形成される。そして、
上ボディb2の下面の前縁部を除いた周縁部は稍下方に
曲げられ、該周縁部の下面の内側半分には位置決め突条
hが垂設され、上ボディb2により下ボディb1の開口
eを覆った時に位置決め突条hが下ボディb1の開口e
の内側開口縁に当接される。そして、このようにされる
ことにより上ボディb2と下ボディb1との間の隙間か
ら光が漏れるのを防いでいる。
【0007】iは上ボディb2の下面の前後方向におけ
る略中央に垂設された反射鏡であり、該反射鏡の略中央
には電球jを取着するための取着孔kが形成されてい
る。
【0008】lはレンズであり、該レンズlの裏面には
電球jによる直射光を光軸方向に沿う光りに制御するた
めのレンズステップ(図示は省略する)が形成されてい
る。
【0009】しかして、フード部cの前方の開口からレ
ンズlを挿入して、下ボディb1に形成された段差fに
レンズlの周縁の後端部を当接する。そして、上ボディ
b2に垂設された反射鏡iの取着孔kに電球jを取着し
てから下ボディb2の開口eを覆うように上ボディb2
を下ボディb1の上部へ固定する(図に2点鎖線で示
す)。そして、その際に上ボディb2の前端部に形成さ
れたレンズ当接部gがレンズlに後方から当接される。
【0010】また、図示は省略したがレンズlには係合
爪が形成されており、下ボディb1及び上ボディb2に
形成された係合孔にレンズlの係合爪が係合することに
より、フード部cの後端部に形成された段差f及び上ボ
ディb2に形成されたレンズ当接部gに当接した状態で
フード部cの後端部にレンズlが支持される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したハ
イマウントストップランプaにあっては、ランプボディ
bを形成するためには、別々に形成した下ボディb1と
上ボディb2の2部品が必要であるため部品点数が多く
なるという問題があった。そして、ランプボディbを形
成するために下ボディb1と上ボディb2とを組み合せ
るには、上ボディb2に形成した位置決め突起hが下ボ
ディb1に形成した開口eの内側に当接すると共に、レ
ンズ当接部gがレンズlの上端部に当接するように位置
を調節しながら下ボディb1と上ボディb2とを組み合
せなければならないので組立てが面倒であるという問題
もあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用標識灯は、
上記した課題を解決するために、複数のボディ部材がヒ
ンジ部により一体に連結されているものである。
【0013】
【作用】従って、本発明車輌用標識灯によれば、ランプ
ボディを形成する複数のボディ部材がヒンジ部により一
体に連結されることにより単一部品にすることができる
ので、部品点数を削減することができる。そして、ラン
プボディを組立てる際には、ヒンジ部がボディ部材同士
を組み合せるための回動支点の役目をして、ヒンジ部か
ら曲げるだけでボディ部材同士の位置合せができるので
ランプボディの組立作業が簡単になる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明車輌用標識灯の詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
【0015】図1乃至図16は本発明車輌用標識灯の第
1の実施例を示すものである。尚、この実施例は本発明
を後続車への停止の意思表示についての視認性を良好に
する目的で自動車のリアウインドの内側に配置されるハ
イマウントストップランプに適用したものである。
【0016】1はハイマウントストップランプであり、
該ハイマウントストップランプ1はランプボディ2の前
部にレンズ3を取付けることにより形成される灯室部4
内に電球5を配置し、ランプボディ2の上面にブラケッ
ト6をネジ部材7により取付けたものである。
【0017】ランプボディ2は下ボディ2aと上ボディ
2bとがヒンジ部2cによって連結形成されたものであ
る。
【0018】下ボディ2aは深さの浅い箱状部材の前面
壁部(ハイマウントストップランプ1の照射方向を前方
とする。また、ランプボディ2が展開されている場合に
は、ヒンジ部2cを後端部として下ボディ2a及び上ボ
ディ2bのそれぞれの照射方向を前方とする。)を切り
除いた如き形状の主部8と該主部8の前端部に形成され
た角筒状をしたフード部9とを有している。
【0019】主部8は底面壁10と側面壁11、11と
後面壁12とから形成されることにより、前方及び上方
に向けて開口されている。そして、底面壁10の前端部
は上下方向から見て前方に凸状に緩やかに湾曲されてい
る。
【0020】フード部9は底面壁13と側面壁14、1
4と上面壁15とから形成され、前後に開口されてい
る。そして、底面壁13はその高さが後方に行くにつれ
て次第に高くなるように傾斜すると共に、左右方向の幅
が後方に行くにつれて次第に小さくされ、その後端部は
後方に凹状に緩やかに湾曲されている。そして、上面壁
15の後端部は底面壁13と略同じ形状に後方に緩やか
に湾曲され、かつ、上面壁15の後端部の上角を切り取
ることにより段差部15aが形成され、該段差部15a
には上方を向いた面15bが形成されている。
【0021】主部8の底面壁10の前端部がフード部9
の底面壁13の後端部より稍上方に位置するように連結
されることにより、下ボディ2aの主部8とフード部9
との間に段差部16が形成され、主部8の側面壁11、
11の前端部がフード部9の側面壁14、14の後端部
より稍内側に位置するように連結されることにより主部
8とフード部9との間に段差部17が形成される。そし
て、段差部16と段差部17とは前方から見て略U字状
に連続されると共に、段差部17に沿った位置には下方
に突出した突部18、18が左右に間隔を置いて形成さ
れている。そして、上記段差部16の上面のうち上記突
部18、18に対応した位置には係合凹部18a、18
aが形成されている(図5下側大円内参照)。
【0022】下ボディ2aの主部8の底面壁10の内面
側のうち後面壁12に寄った位置にはボス部19、19
が左右に離間して立設されている。尚、ボス部19、1
9にはその上面に開口した螺穴19a、19aがそれぞ
れ形成されると共に、側面で見て三角形状のリブ19
b、19b、・・・がそれぞれ付設されている。
【0023】上ボディ2bは皿状部材の前部を切り除い
た如き形状の主部20と該主部20の下面の略中央部に
垂設された反射鏡部21とを有し、平面形状において上
記下ボディ2aの上方を向いた開口に対応する形状をし
ている。
【0024】主部20は上面壁22と側面壁23、23
と後面壁24とにより形成されることにより、前方及び
下方に開口されている。そして、上面壁22の前端部は
前方に凸状に緩やかに湾曲され、後端部は後方に凸状に
緩やかに湾曲されている。
【0025】主部20の側面壁23、23及び後面壁2
4の内面側には漏光防止板25が垂設され、該漏光防止
板25の下端面は側面壁23、23及び後面壁24の下
端面より稍下方に位置するように形成さている。
【0026】そして、上ボディ2bにより下ボディ2a
の上方を向いた開口を覆う際に側面壁23、23及び後
面壁24の下端面が下ボディ2aの側面壁11、11及
び後面壁12の上端面と突き合わされると共に、漏光防
止板25が下ボディ2aの側面壁11、11及び後面壁
12の内面に当接することによって、上ボディ2bと下
ボディ2aとを安定した状態に組合せ、かつ、上ボディ
2bと下ボディ2aとの間の隙間を通して光が漏れるの
を防いでいる。
【0027】反射鏡部21は中央部に形成された左右方
向に延びる平板状の電球取付部21aと、該電球取付部
21aの左右両端から左右方向に延び平面形状で見て扁
平なV字状をした部分21b、21bとが一体に形成さ
れ、電球取付部21aが上ボディ2bの上面壁22の下
面の前後方向における略中央に位置し、部分21b、2
1bが左右方向に延びるように垂設されている。
【0028】そして、反射鏡部21の電球取付部21a
の中央部には円形の電球取付孔26が形成されると共
に、反射鏡部21の前方を向いた面には反射処理が施さ
れている。
【0029】27、27は上ボディ2bの上面壁22に
形成された取付孔であり、該取付孔27、27は上ボデ
ィ2bの上面壁22に垂設された反射鏡部21の部分2
1b、21bの背面側に位置し、下ボディ2aと上ボデ
ィ2bとを組合せた時に下ボディ2aに形成されたボス
部19、19の螺穴19a、19aの位置に一致するよ
うに形成されている。
【0030】28は上ボディ2bの上面壁22に形成さ
れた電球挿入孔であり、該電球挿入孔28は上ボディ2
bの上面壁22に垂設された反射鏡部21の電球取付部
21aの背面側に位置し、かつ、取付孔27と27との
間に位置するように形成され、前側の部分が台形状とさ
れ、これに横長の長方形状が連続された開口となってい
る。
【0031】29は上ボディ2bの上面壁22に形成さ
れた放熱孔であり、該放熱孔29は上ボディ2bの上面
壁22に垂設された反射鏡部21の電球取付部21a前
面側の左右方向における中央に位置し、角孔状に形成さ
れている。
【0032】主部20の上面壁22の前端部は上部22
aと下部22bとに分岐されることにより前方に向って
開口したレンズ係合溝30が形成され、該レンズ係合溝
30内の上部22aの下面には、係合凹部30a、30
aが左右に離間して形成されている。
【0033】ランプボディ2のヒンジ部2cは下ボディ
2aの後面壁12の肉厚や上ボディ2bの後面壁24の
肉厚等と比較して稍薄く形成され、該ヒンジ部2cは下
ボディ2aの後面壁12の上端面の外縁と上ボディ2b
の後面壁24の下端面の外縁とを連結すように一体に形
成されている。
【0034】そして、図9に示すように展開された状態
のランプボディ2をヒンジ部2cから曲げることによっ
て、図3に示すように、下ボディ2aに形成された上方
を向いた開口を上ボディ2bによって覆うように組合わ
せてランプボディ2を形成する。
【0035】レンズ3は透明な合成樹脂により長方形の
板状に形成された主部31と該主部31の周縁から後方
に向けて突設された周壁部32と該周壁部32の上辺部
及び下辺部の適所に周壁部32より更に後方に突設され
た突片33とが一体に形成されて成る。
【0036】レンズ3の主部31は上記下ボディ2aの
フード部9の内法形状に対応した横長の長方形状に形成
され、上下方向から見て前方に稍突出するように弓状に
湾曲され、表面には光拡散のための凹状の魚眼レンズス
テップが形成されている。
【0037】レンズ3の主部31の裏面には電球5によ
る直射光を光軸方向に沿う光に制御するためのレンズス
テップが形成されており、該レンズステップは、図11
(b)、(c)に示すように、中央部の制御区分領域3
4と、該制御区分領域34の左右両側に形成された制御
区分領域35、35とに分けられている。
【0038】制御区分領域34は、レンズ3の中央部に
位置した円形状の領域であり、該領域の裏面にはフレネ
ルレンズステップ36、36、・・・が形成されてい
る。尚、この制御区分領域34はその周囲より稍前方に
突出されているが、これは電球5との間の距離を遠くす
ることにより制御区分領域34が電球5から発生する熱
の影響を受けにくくするためである。
【0039】また、制御区分領域34の左右両側に形成
した制御区分領域35、35には、プリズムレンズステ
ップ37、37、・・・が形成されている。
【0040】レンズ3の周壁部32に形成された突片3
3、33、・・・はレンズ3をランプボディ2に係合す
るために設けられたものであり、突片33、33、・・
・の後端部には上方又は下方に向かって係合爪33a、
33a、・・・が突設されている。
【0041】そして、レンズ3をランプボディ2に取付
けるには、先ず、レンズ3を下ボディ2aの上方を向い
た開口から挿入し、下ボディ2aの段差部16の前方を
向いた面16aにレンズ3の周壁部32に形成された突
片33、33、・・・の下側のものの後端部を当接する
と共に、段差部16の上面に形成された係合凹部18
a、18a内に突片33、33の下方に突出した係合爪
33a、33aを係合する(図5下側大円内参照)。
【0042】次に、凹部18a、18aに係合された係
合爪33a、33aの係合位置を回動支点として、レン
ズ3の上側に形成された突片33、33に突設された係
合爪33a、33aをフード部9の上面壁15の後端に
当接して下ボディ2aの前方を向いた開口をレンズ3に
より塞ぐ。
【0043】次に、上ボディ2bをヒンジ部2cを回動
支点として下ボディ2aの上方を向く開口を覆うように
回動し、上ボディ2bの上面壁22の上部22aの先端
部をフード部9の上面壁15の後端部の上角を切り欠く
ことにより形成した段差部15aの上方を向いた面15
bに当接する。その際、上面壁22の前端縁に形成した
レンズ係合溝30内にレンズ3の周壁部32の上側の辺
を受け入れると共に、レンズ3の上側に形成された突片
33、33から上方に向かって突設された係合爪33
a、33aをレンズ係合溝30内に形成された係合凹部
30a、30a内に受け入れ、下ボディ2aの上方を向
いた開口を上ボディ2bにより塞いで灯室部4を形成す
る。
【0044】また、上記のように灯室部4を形成する際
に、漏光防止板25の外側を向く面が下ボディ2aの側
面壁11、11及び後面壁12の内側を向く面に当接し
て灯室部4内から光が漏れるのを防止する。
【0045】38はソケットプラグであり、ソケット部
39aとプラグ部39bとを有しており、全体形状は略
L字状に屈曲した形にされている。
【0046】電球5はウェッジベースタイプのものであ
り、上記ソケットプラグ38のソケット部39aに着脱
可能に装着される。
【0047】そして、電球5を支持したソケットプラグ
38が上記電球挿入孔28を通して灯室部4内に挿入さ
れ、更に、電球5が反射鏡部21の電球取付孔26を挿
通され、ソケットプラグ38が電球取付孔26に取着さ
れることにより、電球5が反射鏡部21に取り付けられ
るようになっている。従って、正面からは電球5及びソ
ケット部38の一部だけが見え、ソケットプラグ38の
大部分は反射鏡部21の後ろに隠されることになるの
で、見栄えが良くなる。また、図3に示すように、電球
挿入孔28からソケットプラグ38のプラグ部39bの
一部がランプボディの外側に突出されることにより、ソ
ケットプラグ38のプラグ部39bへの外部からの図示
しないコネクタ接続を簡単にすることができるようにな
っている。
【0048】ブラケット6はハイマウントストップラン
プ1を車体の所定位置に取付けるためのものであり、金
属板を曲げ加工等して形成されたものである。そして、
ブラケット6は鉛直断面形状で略L字状に形成されてお
り、ランプボディ2をネジ止めにより固定するためのボ
ディ取付部40と、ハイマウントストップランプ1を車
体に取り付けるための車体取付部41とが一体に形成さ
れいる。
【0049】ボディ取付部40は平面で見てY字状をし
た平板であり、後方に突出した2つの部分42、43と
前方に突出した1つの部分44とを有し、後方に突出し
た部分42、43には取付孔42a、43aが形成され
ている。尚、取付孔42aと43aとの中心間の間隔
は、上ボディ2bの取付孔27と27との間及び下ボデ
ィ2aのボス部19、19の螺孔19aと19aとの間
の形成間隔に等しい間隔とされている。
【0050】また、前方に突出した矩形状の部分44
は、ブラケット6を上ボディ2bに取り付けた時に上ボ
ディ2bの放熱孔29を上側から塞ぐために設けられて
おり、ランプボディ2内の熱が放熱孔29及び部分44
を介してブラケット6全体に伝達されて放散されるよう
になっている。
【0051】車体取付部41は正面から見て横倒コ字状
をしており、ボディ取付部40の前端縁の左右両端部か
ら上斜め後方に傾斜した状態で突出された2つの部分4
5、46と、これら部分45と46との間を繋ぐ部分4
7とから成っている。そして、これら部分には、車体へ
の取付孔45a、46a、47aがそれぞれ形成されて
おり、取付孔45a、47aが円形孔とされ、取付孔4
6aが横長の長孔とされている。
【0052】48、48、・・・は補強のための折返部
であり、ボディ取付部40及び車体取付部41の左右の
側縁部に延長された部分を略直角に屈曲することによっ
て形成されている。
【0053】そして、ブラケット6のボディ取付部40
の後方に突出した2つの部分42、43に形成された取
付孔42a、43aとランプボディ2の上ボディ2bに
形成された取付孔27、27とが一致するようにランプ
ボディ2の上面にブラケット6を載置する。
【0054】そして、同軸上に位置されたブラケット6
の取付孔42a、43aと上ボディ2bの取付孔27、
27とに上方からネジ部材7、7を挿通して、該ネジ部
材7、7を下ボディ2aのボス部19、19の螺穴19
a、19aに螺合する。そして、下ボディ2aに上ボデ
ィ2bを固定してランプボディ2を形成すると共に、ラ
ンプボディ2の上面にブラケット6を固定する。
【0055】以上のようにして、ハイマウントストップ
ランプ1が形成される。
【0056】しかして、上記ハイマウントストップラン
プ1にあっては、フード部9がランプボディ2の下ボデ
ィ2aに一体的に形成されており、反射鏡部21が上ボ
ディ2bと一体に形成されている。そして、下ボディ2
aと上ボディ2bとがヒンジ部2cにより一体に形成さ
れているので、上記各部品を単一の部品として構成する
ことが出来るので、構成部品点数が少なくなる。また、
上記のようにハイマウントストップランプ1を形成すれ
ば、ランプボディ2内に電球取付部21aを有する反射
鏡21等が突出した複雑な形状であっても、ランプボデ
ィ2を一体に形成することができる。
【0057】そして、ハイマウントストップランプ1の
組立て及び車体への取付に際しては、先ず、ランプボデ
ィ2の前方を向いた開口をレンズ3によって覆うと共
に、ヒンジ部2cを曲げることにより下ボディ2aの上
方を向いた開口を上ボディ2bによって覆うようにして
灯室部4を形成し、電球挿入孔28から電球5を挿入し
て反射鏡部21の電球取付孔26にソケットプラグ38
を取付ける。そして、ネジ部材7、7を用いて上ボディ
2bと下ボディ2aのボス部19、19とをブラケット
6のボディ取付部40に共締めする。そして、ブラケッ
ト6の車体取付部41を車体の所定位置にビス止めによ
って取り付ければ、ハイマウントストップランプ1の車
体への取付作業が完了するので組立及び取付が簡単であ
る。尚、電球5の交換作業にあたっては、上ボディ2b
に形成された電球挿入孔28を通して電球5及びソケッ
トプラグ38を取り外した後、電球5をソケットプラグ
38のソケット部39aから外して新しい電球5をソケ
ット部39aに装着して電球5を新しくし、電球挿入孔
28を通して電球5及びソケットプラグ38を灯室部4
内に入れ、電球5を反射鏡部21の裏側から電球取付孔
26を挿通してソケットプラグ38を反射鏡部21に取
り付ける。
【0058】尚、上記した第1の実施例では、反射鏡部
21を上ボディ2bに一体に形成したが、図17に変形
例として示すように、反射鏡部21Aをランプボディ2
の下ボディ2aに一体に形成しても良いことは勿論であ
る。また、フード部9を上ボディ2bに一体に形成する
ことも可能である。
【0059】図18乃至図20は本発明車輌用標識灯の
第2の実施例を示すものであり、該第2の実施例も第1
の実施例と同様に後続車に停止信号を送出するためのハ
イマウントストップランプに本発明を適用したものであ
る。
【0060】1Aはハイマウントストップランプであ
り、該ハイマウントストップランプ1Aはランプボディ
49にレンズ50を固定することにより灯室部51を形
成し、該灯室部51内に電球52を配置したものであ
る。
【0061】ランプボディ49はフード部53と胴部5
4と反射鏡部55とが一体に形成され、前方(ハイマウ
ントストップランプ1Aの照射方向を前方とする)から
フード部53、胴部54、反射鏡部55の順に配置され
ている。
【0062】ランプボディ49は合成樹脂により下ボデ
ィ56と上ボディ57とがヒンジ部58によって一体に
形成されて成る。
【0063】下ボディ56は下側フード部59と下側胴
部60と下側反射鏡部61とを有している。
【0064】下側胴部60は前面壁62と両側面壁6
3、63と底面壁64とにより形成され、前面壁62は
両側面壁63、63の略半分の高さに形成されている。
そして、両側面壁63、63の上端部の前部に寄った位
置には上下方向に延びるボス部65、65が形成され、
該ボス部65、65には上方に開口された螺穴65a、
65aが形成されている。
【0065】下側フード部59は両側面壁66、66と
底面壁67とにより形成され、その両側面壁66、66
の後端縁が下側胴部60の両側面壁63、63の前端に
連結されると共に、下側フード部59の底面壁59の後
端縁が下側胴部60の前面壁62の上端部に連結される
ように形成されている。そして、側面壁66、66の内
面の後部にはレンズ50の左右の辺の下半分を係合する
ための下側係合溝68、68が形成されている。
【0066】下側反射鏡部61は反射鏡部55の下側略
半分を構成する部分であり、前方及び上方に向かって凹
状に湾曲されている。そして、下側反射鏡部61の前端
縁は下側胴部60の両側面壁63、63及び底面壁64
の後端縁に連結され、内面には反射処理が施されること
により下側反射面61aが形成されている。また、下側
反射鏡部61の下部中央には電球52を取付けるための
電球取付孔69が形成され、下側反射鏡部61の外側の
上端縁にはヒンジ部58が一体に形成されている。
【0067】上ボディ57は上側フード部70と上側胴
部71と上側反射鏡部72とを有し、前方から上記の順
に配置されている。
【0068】上側胴部71は両側面壁73、73と上面
壁74とにより形成され、両側面壁73、73の前部に
寄った位置には上下方向に延びるボス部75、75が形
成され、該ボス部75、75には上下に貫通した挿通孔
75a、75aが形成されている。
【0069】上側フード部70は両側面壁76、76と
上面壁77とにより形成され、そのそれぞれの後端が上
側胴部71の側面壁73、73及び上面壁74の前端に
連結されている。そして、上側フード部70の両側面壁
76、76の内面の後部にはレンズ50の左右の辺の上
半分を係合するための上側係合溝78、78が形成され
ている。
【0070】上側反射鏡部72は反射鏡部55の上側略
半分であり、前方及び下方に向かって凹状に湾曲されて
いる。そして、上側反射鏡部72の前端は上側胴部71
の両側面壁73、73及び上面壁74の後端にそれぞれ
連結され、内面には反射処理が施されることにより上側
反射面72aが形成されている。また上側反射鏡部72
の外側の下端縁にはヒンジ部58が一体に形成されてい
る。
【0071】ヒンジ部58は下ボディ56や上ボディ5
7に比べ肉厚が稍薄く形成されることによって曲げやす
くされている。
【0072】レンズ50は透明な合成樹脂材料により左
右方向に長い板状に形成され、該レンズ50の裏面には
電球52による直射光を光軸方向に沿う光りを制御する
ためのレンズステップ(図示は省略する)が形成されて
いる。
【0073】電球52は下ボディ56の後端部に形成さ
れた電球取付孔69に取着され、ガラス球52aが下側
反射鏡部61の前方に位置される。
【0074】しかして、ハイマウントストップランプ1
Aは、レンズ50の左右両辺の下側略半分を下側フード
部59に形成された下側係合溝68、68に上方から挿
入する。そして、ヒンジ部58を回動支点として上ボデ
ィ57を回動させて下ボディ56に覆い被せる。その
際、上側フード部70に形成された上側係合溝78、7
8にレンズ50の左右両辺の上側略半分を係合させる。
【0075】そして、レンズ50の左右両端が下側フー
ド部59に形成された下側係合溝68、68と上側フー
ド部70に形成された上側係合溝78、78とに係合さ
れることにより灯室部51が形成される。そして、下ボ
ディ56に形成した電球取付孔69に電球52を取着す
ることによりガラス球52aを灯室部51内の下側反射
面61aの稍前方に配置する。
【0076】そして、下ボディ56と上ボディ57とが
組合わせられることにより、下ボディ56に形成したボ
ス部65、65の螺孔65a、65aと上ボディ57に
形成したボス部75、75の挿通孔75a、75aとが
一致され、挿通孔75a、75aに上方側から挿通した
ネジ部材79、79を螺孔65a、65aに螺合するこ
とにより、ハイマウントストップランプ1Aが形成され
る。
【0077】上記からわかるようにランプボディ49の
フード部53と胴部54と反射鏡部55とは下ボディ5
6と上ボディ57とが結合されることにより形成され
る。そして、下ボディ56と上ボディ57とはヒンジ部
58によって一体に形成されているので、ハイマウント
ストップランプ1Aのランプボディ49を形成するフー
ド部53と胴部54と反射鏡部55とが単一部品からな
るので部品点数が削減されると共に、ヒンジ部58を回
動支点として上ボディ57を回動させ下ボディ56に上
ボディ57を結合するだけなので組立ても簡単である。
また、上記のようにハイマウントストップランプ1Aを
形成することにより、灯室部51の内部の断面積を灯室
部51内の光を射出するための開口の面積より大きく形
成したランプボディ49を一体に形成することができ
る。そして、灯室部51の内部空間を大きく形成するこ
とによって、灯室部51内の温度上昇を防止することも
できるようになる。
【0078】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用標識灯は、複数のボディ部材により形
成されたランプボディとレンズとにより灯室を形成し、
該灯室内に光源を備えた車輌用標識灯であって、上記複
数のボディ部材がヒンジ部により一体に連結されている
ことを特徴とする。
【0079】従って、本発明車輌用標識灯によれば、ラ
ンプボディを形成する複数のボディ部材がヒンジ部によ
り一体に連結されることにより単一部品にすることがで
きるので、部品点数を削減することができる。そして、
ランプボディを組立てる際には、ヒンジ部がボディ部材
同士を組み合せるための回動支点の役目をして、ヒンジ
部から曲げるだけでボディ部材同士の位置合せができる
のでランプボディの組立作業を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図16と共に本発明車輌用標識灯をハ
イマウントストップランプに適用した第1の実施例を示
すものであり、本図はハイマウントストップランプの正
面図である。
【図2】ハイマウントストップランプの平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】図7乃至図10と共にランプボディを展開して
示すものであり、本図は正面図である。
【図7】背面図である。
【図8】平面図である。
【図9】側面図である。
【図10】底面図である。
【図11】図12及び図13と共にレンズを示すもので
あり、本図の(a)は正面図であり、(b)は(a)の
B−B線に沿う断面図であり、(c)は背面図である。
【図12】平面図である。
【図13】底面図である。
【図14】図15及び図16と共にブラケットを示すも
のであり、本図は正面図である。
【図15】平面図である。
【図16】側面図である。
【図17】本発明車輌用標識灯の変形例を示すものであ
り、本図はランプボディを展開して示す平面図である。
【図18】図19及び図20と共に本発明車輌用標識灯
をハイマウントストップランプに適用した第2の実施例
を示すものであり、本図はハイマウントストップランプ
の平面図である。
【図19】図18のXIXーXIX線に添う断面図であ
る。
【図20】ランプボディを展開して示す平面図である。
【図21】従来の車輌用標識灯の一例を示すものであ
り、本図は分解縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハイマウントストップランプ(車輌用標識灯) 2 ランプボディ 2a 下ボディ 2b 上ボディ 2c ヒンジ部 3・・・レンズ 4・・・灯室部(灯室) 5・・・電球(光源) 7・・・ネジ部材 9 フード部 21 反射鏡(電球取付部) 26 電球取付孔(取付孔) 21A 反射鏡(電球取付部) 1A ハイマウントストップランプ(車輌用標識灯) 49 ランプボディ 51 灯室部(灯室) 52 電球 53 フード部 55 反射鏡部 56 下ボディ 57 上ボディ 58 ヒンジ部 69 電球取付孔(取付孔) 79 ネジ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−85705(JP,A) 特開 平2−299942(JP,A) 特開 平7−52708(JP,A) 実開 平1−138026(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 B60Q 1/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のボディ部材により形成されたラン
    プボディとレンズとにより灯室を形成し、該灯室内に光
    源を備えた車輌用標識灯であって、上記複数のボディ部
    材がヒンジ部により一体に連結されていることを特徴と
    する車輌用標識灯。
  2. 【請求項2】 上記複数のボディ部材がランプボディを
    上下に分割した上ボディと下ボディであることを特徴と
    する請求項1に記載の車輌用標識灯。
  3. 【請求項3】 レンズの周りを囲むフード部が上ボディ
    又は下ボディに一体に形成されると共に、電球取付部が
    上ボディ又は下ボディに一体に形成されており、光源が
    電球取付部に形成された取付孔に取り付けられ、上ボデ
    ィと下ボディとがネジ部材により結合されたことを特徴
    とする請求項2に記載の車輌用標識灯。
  4. 【請求項4】 レンズの周りを囲むフード部が上ボディ
    又は下ボディに一体に形成されると共に、反射鏡が上ボ
    ディ又は下ボディに一体に形成されており、光源が反射
    鏡に形成された取付孔に取り付けられ、上ボディと下ボ
    ディとがネジ部材により反射鏡の背面側で結合されたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の車輌用標識灯。
  5. 【請求項5】 レンズの周りを囲むフード部が上下に分
    割されて上ボディと下ボディとにそれぞれ一体に形成さ
    れると共に、反射鏡が上下に分割されて上ボディと下ボ
    ディとにそれぞれ一体に形成され、光源が下ボディに形
    成された取付孔に取り付けられ、上ボディと下ボディと
    がネジ部材により結合されたことを特徴とする請求項2
    に記載の車輌用標識灯。
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