JP3135136U - 容器の転倒防止シート - Google Patents

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広大 大庭
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Abstract

【課題】本考案は、ウェットスーツやドライスーツの生地として用いられるゴム、樹脂若しくはウレタン製のソリッドシート若しくはスポンジシートの伸縮性と密着性とを利用して、ペットボトル等の転倒防止用シートとする。
【解決手段】
ウェットスーツやドライスーツの生地として用いられるゴム、樹脂若しくはウレタン製のソリッドシート若しくはスポンジシートの内側の一部を切り取り、シートの伸縮性を利用して、その部分に容器を挿入して、シートを容器の底近くの側面周囲に、いわば鍔のように装着して、そのまま机や自動車のダッシュボード等に容器を置くと共にシートの裏面を机等と密着させることによって、容器が安定的に保持され、転倒を免れるとともに、少しの力でスライド移動ができるペットボトル等の容器転倒防止シートである。
【選択図】図2

Description

本考案は、ペットボトル、飲料缶等の有底筒状容器の転倒防止用シートに関する。
机上にペットボトル等を置きながら作業をしている際に、誤ってペットボトルを倒して中の液体をこぼしてしまったりし、特にパソコンなどに液体が掛かるとパソコンを損傷するおそれがある。また自動車内のダッシュボードなどでペットボトルを固定しておくことができれば便利である。しかしながら、このようなペットボトル等の容器を転倒させないような簡単が構造の器具はほとんど見当たらなかった。
机等に一時的に定着させる手段としては、例えば、底を吸盤として机上に吸着固定させる容器にペットボトルを収納することは考えつくところである。
しかしながら、これでは別途そのような容器を製作しなければならず製作のための費用も手間も掛かる。
また、この構造では、吸盤を机から剥がすのに力も必要であるし、一度吸着されてしまうと、吸着した場所が邪魔になっても、吸盤を剥がして、もう一度別の箇所に吸着し直さなければならず、そのまま横にスライドして移動できないなどの不便さもある。
このようなことから、簡単な構造であり、且つすでにある素材をそのまま利用できれば製作にも手間が掛からず、したがって安価に製作ができ、しかも容易な操作で確実に機能を発揮し、使用しないときには邪魔にならないペットボトル等の容器の転倒防止具が望まれるところである。
そこで、本考案者は、係る課題を解決するために鋭意研究をしたところ、ウエットスーツやドライスーツの生地として用いられているソリッドシート若しくはスポンジシートの伸縮性と物に密着する性質に着目して、これをペットボトル等の容器の転倒防止具として利用することを考案した。
すなわち、ウェットスーツの生地としては、ゴム、樹脂若しくはウレタン製のシートが用いられているが、これには(A)単板であるソリッドシートと(B)中に気泡があるスポンジシートがあり、(B)のスポンジシートには、表面側はニット地をラミネートし、裏面はゴム素材そのままであって平滑な状態であるものと(C)界面活性剤入りの塗料を塗布したもの、ポリウレタンフィルムシートをラミネートしたポリウレタン加工のものとがある。
これらの素材は、伸縮性が十分にあると共に、ソリッドシート及びスポンジシートのままで平滑な状態にあるものは、これを平滑面に密着させるとそのまま吸着する性質があり、また、そこに界面活性剤入りの塗料を塗布したものやポリウレタン加工のものでは、平滑面に密着させるとこれに吸着する性質はそのままで、同時に横に力を加えると、少しの力で滑りやすく、密着したままでスライドして移動できる性質がある。
そこで、本考案では、これらの性質を利用して、ウェットスーツ地をそのまま型抜きをして、容器の底近くにはめ込む穴をもうけて、シートを底近くに丁度鍔をはめ込んだ状態で装着してシートを机などに密着させて、シートの吸着性によって容器を倒れないようにすると共に、界面活性剤入りの接着剤を塗布したり、既述の通りのポリウレタン加工をしているシートの場合には、そのままスライドして移動できるようにしたものであり、さらに一度密着したシートを剥がし易いようにしたものである。
すなわち、本願考案の第1は、挿入孔が設けられ、裏面側には吸着性があり、伸縮性があるゴム、樹脂若しくはウレタン製のソリッドシート若しくは表面側はニット地がラミネートされたスポンジシートである有底筒状容器の転倒防止シートである。
また、本考案の第2は、スポンジシートの裏面には、界面活性剤入りの塗料が塗布され、若しくはポリウレタン加工がされている本考案の第1に記載された有底筒状容器の転倒防止シートである。
さらに、本考案の第3は、シートには、1または複数の小孔、若しくは切れ目が設けられている本考案第1若しくは本考案第2の有底筒状容器の転倒防止シートである。
さらにまた、本考案の第4は、シートの表面には、模様、絵、文字若しくはこれらが組み合わせられて表示される本考案の第1〜3のいずれかの有底筒状容器の転倒防止シートである。
本考案によれば、ウェットスーツやドライスーツの生地として使用されるソリッドシート若しくはスポンジシートをそのまま用いて、型抜きをしたままで製造できる。
ウェットスーツやドライスーツの製造過程で大量にでる、いわゆる端切れを有効に利用できる。
容器への装着も、机などの密着も簡単である。
スポンジシートの裏面に界面活性剤入りの塗料を塗布し、若しくはポリウレタン加工がされているたシートでは、机等に密着した状態でスライドして移動ができので、移動をしたいときにいちいち外す必要がない。
小孔やスリットという僅かな加工で、机等からの密着状態から開放して外すことが容易である。
薄く伸縮性のあるシートであるから、収納が容易で邪魔にならない。
形が自由に選択できる。
シート表面に印刷をして、商品の景品や販売促進用として利用できる。机等の上に置かれているのであるから、常に目にするものであり、宣伝効果が高いといえる。
以下、添付図面に従って、実施例の有底筒状容器の転倒防止用シートについて説明する。
図1は、本考案に係る有底筒状容器の転倒防止シートの斜視図であり、円形のシート1の中央には容器を通して容器側面に装着するための円形の挿入孔2が設けられている。
シート1は、ゴム、樹脂、若しくはウレタン製の単板のソリッドシート若しくは表面はニット地をラミネートしたゴム、樹脂、若しくはウレタン製のスポンジシートからなっている。
ところで、図3は、各素材のシートの断面図を表す。図3(A)は、ゴム、樹脂、若しくはウレタン製の単板のソリッドシート1aのみからなるもの、同(B)は表面がニット地1cがラミネートされたゴム、樹脂、若しくはウレタン製のスポンジシート1bで、裏面は加工されていないシートのままのもの、同(C)は、表面がニット地1cがラミネートされたスポンジシート1bで、裏面に界面活性剤入りの塗料が塗布され、若しくはポリウレタンフィルム1dをラミネートしたポリウレタン加工がされていて滑りがよくされているものである。
本実施例では、図3(A)と(B)のシート、すなわち、裏面がシートのままの平滑面を持つタイプのものを用いるものである。
本実施例では、330ミリリットルもしくは500ミリリットル入りのペットボトルに装着する場合であれば、シート1の直径は12cm、内側の挿入孔2の直径は2.3〜2.5cmあればシート1の伸縮性によって、ペットボトルPを挿入孔2から挿入してシート1を装着できるし、シート1自体にこれだけの接地面積があれば、ペットボトルが転倒することはないが、シート1や挿入孔2の大きさは、装着する容器の大きさによって、適宜の大きさのものを自由に選択することでよい。シート1の厚さは、3mmでよい。
また、挿入孔2は、円形であることは必ずしも必要ではないが、強度や使いやすさから円形が最適といえる。
図2は、本実施例による図1のシート1をペットボトルPに装着した状態を示す斜視図である。
このように容器に装着をして用いることで、シート1の吸着性によって転倒をすることがない。
なお、本考案の転倒防止用シートは、ペットボトルPに限るものではなく、挿入孔2に挿入可能な容器であれば、どのような容器にも使用できるものである。
ニット地1cには、図示されてはいないが、着色も、また文字、模様、絵を印刷することもできるので、カラフルなシート1を作成でき、また適宜印刷をして販売促進用の景品として用いることもできる。
実施例2は、図3(C)に示した裏面に界面活性剤入りの塗料を塗布し、若しくはポリウレタン加工をしたタイプのウエットスーツ若しくはドライスーツ用の素材を用いたものである。
使用方法は、実施例1の場合と異ならないが、裏面に塗布された界面活性剤入り塗料、若しくはポリウレタン加工によって、少し力をくわえただけでペットボトル等に装着したままで転倒防止用シートが机等に吸着した状態でそのままスライドし移動することができる。
机や自動車のダッシュボード等の端まで移動して、シートの一部でも机等から外れれば簡単に転倒防止用シートを密着面から外すことができる。
図4は、シートに小孔3を設け、図5はスリット4を設けたものである。
シート1と机等の間の吸着状態を解くためには、空気をシート1と机等の間に少しでも入り込むようにすればよいわけであるので、容器Pを持ち上げつつシート1を少し引き上げて、これらの小孔3及びスリット4から空気が容易に入り込みやすくして、シート1を机等から引きはがしやすいようにしているものである。
スリット4は、図5にあるようにシート1の外形に沿って円弧状のスリットと、ここから内側に向かって直線のスリットを設け、ちょうど逆「T」字状の形状としたものである。
小孔3及びスリット4の形状も数も大きさも、この実施例に限られるものではなく、任意に選択することができる。
シート1の形状は自由に成型できる。円形である必要性は必ずしもない。例えば図6、図7はそれぞれハート、星型のものである。これらの形状でも吸着性は十分である。
なお、ハート形では周縁の凹んだ部分を中心としてシートを引き上げると、底の部分から離れて空気が入り込みやすく、シートを剥がしやすい。また星形では出っ張った部分を折り返すとそこから容易に剥がしやすくなるという利点がある。出っ張り部分の1つでも予め少し折り返して成型をしておけば、そこの部分から引き上げることによって、さらに容易に全体の密着を解くことができる。
したがって、以上の例にならって、切り込みや出っ張り部分を任意に形成した任意な形のシートを用いることが可能である。
これらの場合でも転倒防止用シートの大きさと挿入孔は実施例1に準じることで十分効果があり、またシートの厚さは3mmでよい。
転倒防止用シートの斜視図 転倒防止用シートをペットボトルに装着した状態を示す斜視図 スポンジシート及びソリッドシートの断面図 転倒防止用シートの斜視図 転倒防止用シートの斜視図 転倒防止用シートの斜視図 転倒防止用シートの斜視図
符号の説明
1・・・シート
1a・・ソリッドシート
1b・・スポンジシート
1c・・ニット地
1d・・界面活性剤入りの塗料、若しくはポリウレタンフィルム
2・・・挿入孔
3・・・小孔
4・・・スリット
P・・・ペットボトル

Claims (4)

  1. 挿入孔が設けられ、裏面側には吸着性があり、伸縮性があるゴム、樹脂若しくはウレタン製のソリッドシート若しくは表面側はニット地がラミネートされたスポンジシートである有底筒状容器の転倒防止シート
  2. スポンジシートの裏面には、界面活性剤入りの塗料が塗布されており、若しくはポリウレタン加工がされている請求項1の有底筒状容器の転倒防止シート
  3. シートには、1または複数の小孔、若しくは切れ目が設けられている請求項1若しくは2の有底筒状容器の転倒防止シート
  4. シートの表面には、模様、絵、文字若しくはこれらが組み合わせられて表示される請求項1〜3のいずれかの有底筒状容器の転倒防止シート
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019529133A (ja) * 2016-09-09 2019-10-17 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company 伸張可能なスカートガスケット付き真空ホルダ

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