JP3134917B2 - トラクターのエンジン回転数制御 - Google Patents

トラクターのエンジン回転数制御

Info

Publication number
JP3134917B2
JP3134917B2 JP07052970A JP5297095A JP3134917B2 JP 3134917 B2 JP3134917 B2 JP 3134917B2 JP 07052970 A JP07052970 A JP 07052970A JP 5297095 A JP5297095 A JP 5297095A JP 3134917 B2 JP3134917 B2 JP 3134917B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
turning
low
engine
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP07052970A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08246911A (ja
Inventor
知文 越智
勝則 加藤
朗 笹尾
孝司 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP07052970A priority Critical patent/JP3134917B2/ja
Publication of JPH08246911A publication Critical patent/JPH08246911A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3134917B2 publication Critical patent/JP3134917B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年、農用トラクターによる作業
の高速化が推進されており、特に高速度での耕耘を可能
とするトラクターにおいて、旋回時における安全性を確
保すべくエンジン回転数を低速側に制御する技術が提供
されている。 このように、作業機を上昇させて旋回する
場合において、エンジン回転数を下げただけでは、安全
性は確保できるが、実際の耕耘作業が遅くなったり、ま
た、エンジン回転数を下げ過ぎた為に、エンジンに過負
荷状態を発生させるという不具合が発生するのである。
本発明は、これらの不具合を発生させずに、かつ旋回時
に高速を低速にして安全性を確実に確保するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高速度での耕耘を可能とする農用
トラクターが増加するにあたり、旋回時において、安全
性を確保すべく、エンジン回転数を低減する制御機構を
設けたものが見られるようになった。例えば、特開平6
─276807号公報に記載の技術においては、旋回時
であることを、作業機上昇をセンサーにて検出した時と
し、また、PTO軸回転数や変速レバー位置等の検出よ
りエンジン回転数の低減値を算出して、旋回時にエンジ
ン回転数を低減する制御機構を有するトラクターを開示
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】旋回時に、一律にエン
ジン回転数を低減する構造とすれば、低速にて作業をし
ている時には、旋回速度が遅すぎるという不具合が発生
する。従って、旋回時のエンジン回転数低減制御を選択
的に行える構成とすることが望ましく、また、この選択
作業が、高速作業や低速作業を繰り返す場合には、煩雑
になるので、制御選択をしたら、作業中の走行速度に応
じて制御を解除できる構成とするのがよい。また、エン
ジン回転数の低減は、上昇操作開始からT 1 秒(例えば
0.5秒)後より行うものとしている。作業機が上昇し
た後を見越して、T 1 秒のタイムラグを設けたものであ
る。 これにより、上昇操作開始と同時にエンジン回転数
を低減させると、エンジン回転数に比例する油圧リフト
の上昇速度が遅くなって、作業機の上昇が遅れてしまう
という不具合を解消することが出来るのである。 また、
低速旋回制御設定時でも、旋回時の速度が遅すぎると感
じる場合にアクセル操作で速度アップすることができる
ように構成して、制御中における旋回速度が、作業者の
考えた以上に遅い場合には、アクセル操作により旋回速
度をアップ出来る構成としたものである。
【0004】また、従来は、エンジン回転数の低減制御
においては、アイドル回転数(アイドル状態の最大回転
数)を基準にし、それより上の、アクセル設定回転数に
対して、すべて、一定の割合でエンジン回転数を低減さ
せていた。従って、アイドル回転数以上において、アク
セル設定回転数を上げるほど、エンジン回転数の低減幅
も増加した。しかし、この構成だと、アクセルの設定回
転数が高い場合に、旋回終了してエンジン回転数を直線
走行時のアクセル設定回転数に復帰する時に、エンジン
回転数の低減幅が大きいので、アクセル設定回転数にな
かなか復帰せず、作業者の思う速度になかなか走り出さ
ない。つまり、走行感覚上問題があったのである。この
点を、エンジン回転数をアクセル設定回転数と同じとす
るアクセル設定回転数の基準を定め、低速旋回設定スイ
ッチのONとして作業機上昇時には、アクセル設定回転
数がそれ以上の時に、アクセル設定回転数に対して一定
の割合にてエンジン回転数を低減し、それ以下の時に
は、エンジン回転数とアクセル設定回転数を同じとする
ことにより解消したものてある。
【0005】更に、作業機上昇に応じてエンジン回転数
を低減させる制御を選択可能とするトラクターにおい
て、該制御を選択しての作業を終了した後に、作業機を
上げて操向する時、作業機を上げた状態であれば旋回と
みなして作業機上昇時にて低減していたエンジン回転数
が、制御解除するが、急に本来の回転数に復帰するの
で、既にエンジン回転数を上げた状態で制御を解除すれ
ば、急発進して危険である。この危険性を回避する手段
が望まれる。この点を、低速旋回設定スイッチをOFF
とした後に、未だエンジン回転数が一定以上である場合
には、それ以下に回転数が下がるまで低速走行制御状態
を解除せず、かつ制御が解除していないことを表示装置
により表示することにより解消したものである。
【0006】更に、低速旋回設定スイッチのONとした
時に、アクセルの設定回転数が一定以下で、かつエンジ
ン回転数がアクセルの設定回転数に対して一定の割合以
下になっている状態が一定時間以上持続する場合に、エ
ンジン過負荷を告げるべく、低速旋回設定スイッチのO
N時に点灯する低速旋回モード表示ランプを、点滅表示
することにより、エンジンが過負荷、即ち、アクセルの
設定するエンジン回転数より実際のエンジン回転数が大
幅に少ない場合に、これを表示する手段を設けて、オペ
レータに注意を喚起すべく構成したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するため、次のような手段を用いるものである。請
求項1においては、作業機上昇操作時にエンジン回転数
を低減する制御を行う為の低速旋回設定スイッチを設
け、該低速旋回設定スイッチのON・OFFにて該制御
を選択可能としたトラクターにおいて、低速旋回設定ス
イッチをONとした時、エンジン回転数ERの低減は、
作業機の上昇操作開始からT 1 秒のタイムラグを設け、
更に、該制御にてエンジン回転数が低減されている時に
アクセルを操作すると、エンジン回転数がアクセルの設
定回転数に復帰するものである。
【0008】請求項2においては、作業機上昇操作時に
エンジン回転数を低減する制御を行う為の低速旋回設定
スイッチを設け、該低速旋回設定スイッチのON・OF
Fにて該制御を選択可能としたトラクターにおいて、エ
ンジン回転数をアクセル設定回転数と同じとするアクセ
ル設定回転数の基準を定め、低速旋回設定スイッチのO
Nとして作業機上昇時には、アクセル設定回転数がそれ
以上の時に、アクセル設定回転数に対して一定の割合に
てエンジン回転数を低減し、それ以下の時には、エンジ
ン回転数とアクセル設定回転数を同じとするものであ
る。
【0009】請求項3においては、作業機上昇操作時に
エンジン回転数を低減する制御を行う為の低速旋回設定
スイッチを設け、該低速旋回設定スイッチのON・OF
Fにて該制御を選択可能としたトラクターにおいて、低
速旋回設定スイッチをOFFとした後に、未だエンジン
回転数が一定以上である場合には、それ以下に回転数が
下がるまで低速走行制御状態を解除せず、かつ制御が解
除していないことを表示装置により表示するものであ
る。
【0010】請求項4においては、作業機上昇操作時に
エンジン回転数を低減する制御を行う為の低速旋回設定
スイッチを設け、該低速旋回設定スイッチのON・OF
Fにて該制御を選択可能としたトラクターにおいて、該
低速旋回設定スイッチのONとした時に、アクセルの設
定回転数が一定以下で、かつエンジン回転数がアクセル
の設定回転数に対して一定の割合以下になっている状態
が一定時間以上持続する場合に、エンジン過負荷を告げ
るべく、低速旋回設定スイッチのON時に点灯する低速
旋回モード表示ランプを、点滅表示するものである。
【0011】
【作用】作業機上昇時におけるエンジン回転数低減制御
を、低速旋回設定スイッチにより選択可能とし、制御の
不必要な低速走行時には、制御選択しないことで、旋回
時にも極端な低速とならずに作業ができる。また、エン
ジン回転数ERの低減は、上昇操作開始からT 1 秒(例
えば0.5秒)後より行うものとしている。作業機が上
昇した後を見越して、T 1 秒のタイ ムラグを設けたもの
である。 これにより、上昇操作開始と同時にエンジン回
転数ERを低減させると、エンジン回転数ERに比例す
る油圧リフトLの上昇速度が遅くなって、作業機の上昇
が遅れてしまうという不具合を解消することが出来るの
である。また、エンジン低減制御時にアクセルを操作す
れば、エンジン回転数をアクセル設定回転数に復帰する
構成とすることで、旋回時の速度が遅すぎると感じる場
合にアクセル操作で速度アップすることができる。
【0012】また、基準となるアクセル設定回転数以上
の時のみ、エンジン回転数をアクセル回転数の一定割合
で低減する構成としたので、基準以上のアクセル設定回
転数においても、エンジン回転数の低減幅が少なくな
り、旋回後の速度復帰時間が短縮化される。
【0013】また、エンジン回転数を一定以下としなけ
ればエンジン回転数の低減制御を解除しない構成とする
ことで、作業終了後の高速運転時に制御解除するととも
に急発進するという事態が回避される。また、該制御が
解除されない限り表示は消えず、制御が解除されていな
いことを知ることができる。
【0014】また、アクセル設定回転数が一定以上の時
と、アクセル設定回転数がそれ以下でも、エンジン過負
荷の状態とされるアクセル設定回転数に対するエンジン
回転数が一定割合以下の状態が一定時間以内の時には、
エンジン過負荷の表示となるランプの点滅をしないこと
で、アクセル操作等をしなくても過負荷状態を脱するこ
とのできる状態にもランプ点滅する事態を回避し、真に
アクセル操作等の必要なエンジン過負荷の状態のみラン
プ点滅するようになる。
【0015】
【実施例】次に、添付の図面に示した実施例に基づい
て、本発明の構成を説明する。図1はトラクターの平面
図、図2は座席側方に配設するスイッチパネル5の平面
図、図3は座席前方に配設する計器パネル2の正面図、
図4は本発明のエンジン制御のシステムブロック図、図
5は旋回時及び後進時にエンジン回転数を低減する制御
フローチャート、図6は低速旋回設定時におけるエンジ
ン回転数の低減量を表すグラフで、(A)は従来のエン
ジン回転数低減制御構造のもの、(B)は(A)の制御
構造において、アクセル設定回転数Xである場合の旋回
後のエンジン回転数の復帰様態を示すもの、(C)は本
発明のエンジン回転数低減制御構造のもの、図7は図6
(C)のように制御の基準となるアクセル設定回転数R
1を設定した場合におけるエンジン回転数低減制御フロ
ーチャート、図8は低速旋回設定解除フローチャート、
図9はエンジン過負荷表示制御フローチャートである。
【0016】まず、図1より本発明のトラクターにおけ
る各スイッチ、レバー及びセンサー構造について説明す
る。トラクターの後部には、油圧にて昇降駆動する油圧
リフトLを後方に延設していて、ロータリー作業機R等
の作業機を装着可能としている。トラクターにおいて
は、前部にボンネット1を配設しており、その中には、
エンジンEを搭載していて、エンジンEに対する燃料噴
射ポンプPを該エンジンEに付設している。該燃料噴射
ポンプPには、燃料噴射量を検出するためのラック位置
センサーが配設されている。また、該ボンネット1内の
最前部には、後記の低速旋回設定スイッチSW1等のス
イッチ操作に基づきエンジン回転数を制御するエンジン
制御コントローラーECが配設されている。
【0017】ボンネット1の後部には、計器パネル2が
配設されていて、座席4に座る作業者が正面を向いて視
認可能となっている。計器パネル2の直後部にはハンド
ル3が突設されており、また、計器パネル2の側方に、
エンジン回転数を操作するためのアクセルレバーAL
と、前後進切換操作レバーであるリバーサレバーRLが
突設されている。なお、該ボンネット1内において、該
アクセルレバーALのレバー設定位置を検出するアクセ
ルセンサーASが配設されており、また、リバーサレバ
ーRLを後進位置に切り換えた時にONする低速後進設
定スイッチSW6が配設されていて、該低速後進設定ス
イッチSW6のONにより、後進時に作業機を上昇させ
るとエンジン回転数が低減される制御となる。
【0018】座席4の側方には、主変速レバーや、副変
速レバー等のレバー類が配設されており、内部には油圧
リフトLの昇降制御を行う油圧リフト制御コントローラ
ーLCが内設されている。更に、その外側のフェンダー
近傍には、スイッチパネル5が配設されている。該スイ
ッチパネル5には各種スイッチが配設されている。図2
により説明すると、まず最前部には油圧リフトLを昇降
するための昇降スイッチSW1が配設されている。該昇
降スイッチSW1を前方にスライドすると油圧リフトL
下降し、後方にスライドすると上昇する構成となって
いる。肘掛け5aを介して後部には、前部よりバックア
ップスイッチSW2、低速旋回設定スイッチSW3、旋
回速度切換スイッチSW4、ワンタッチ昇降入切スイッ
チSW5が配設されている。
【0019】バックアップスイッチSW2をONする
と、後進時、即ち、リバーサレバーRLを後進操作した
時に、油圧リフトLが上昇する。低速旋回設定スイッチ
SW3をONすると、油圧リフトLが上昇した時に、エ
ンジン回転数を低減する制御が行われる(前記エンジン
制御コントローラーECにて制御する。)旋回速度切換
スイッチSW4は、旋回時、即ち作業機上昇時の走行速
度を低速・中速・高速の三段に切り換えるスイッチであ
る。ワンタッチ昇降入切スイッチSW5をONすると、
昇降スイッチSW1を上昇或いは下降操作した時に、手
を離しても、油圧リフトLが最後まで上昇或いは下降す
るようになる。(ワンタッチ昇降入切スイッチSW5の
OFF時には、昇降スイッチSW1をスライド操作した
分だけ油圧リフトLが上昇または下降する。)
【0020】なお、前記計器パネル2には、図3の如
く、該スイッチパネル5における低速旋回設定スイッチ
SW3のON時に、低速旋回制御、即ち、旋回時にエン
ジン回転数の低減を行う制御中であることを表示する低
速旋回モード表示ランプ6が配設されている。
【0021】以上のような構成のトラクターにおいて
の、エンジン制御の全体構造を図4より説明する。 前記
エンジン制御コントローラーECの入力手段として、昇
降スイッチSW1、低速旋回設定スイッチSW3、旋回
速度切換スイッチSW4、及び低速後進設定スイッチS
W6があり、ON・OFFの切換、或いは該旋回速度切
換スイッチSW4にあっては、高速、中速、低速段の三
段切換の入力信号を該エンジン制御コントローラーに入
力する。更に、入力用の検出手段として、アクセルレバ
ーALの設定位置を検出するアクセルセンサーAS、エ
ンジンの出力状況を検出するラック位置センサー、回転
数センサー、その他の各種センサーがあり、これらの検
出値がエンジン制御コントローラーECに入力される。
【0022】これらの入力手段に基づいて、該エンジン
制御コントローラーEC内にて調速ソレノイド、又は調
速モーターの出力値を算定し、これらを出力駆動するこ
とによって、エンジン回転数を制御するものである。な
お、低速旋回設定スイッチSW3のON・OFF、及び
その他の一定条件において、前記の計器パネル2におけ
る旋回モード表示ランプ6を点灯、消灯、又は点滅させ
る。
【0023】以上のようなエンジン回転数の制御機構に
おいて、エンジン回転数の低減制御の流れを図5のフロ
ーチャートにて説明する。 まず、旋回時にエンジン回転
数ERを落とす制御を、低速作業時に行うと、旋回速度
があまりに遅くなるという不具合があるので、低速旋回
設定スイッチSW3をONした時のみ、旋回時にエンジ
ン回転数ERを低減する制御を行うようにしている。つ
まり、低速旋回設定スイッチSW3がOFFされている
時は、旋回速度はアクセルレバーALの設定速度どおり
になる。 なお、低速旋回設定スイッチSW3のON時に
は、低速旋回設定スイッチSW3の内蔵ランプが点灯す
るとともに、計器パネル2における低速旋回設定表示ラ
ンプ6が点灯するものであり、OFF時にはどちらも消
灯している。なお、低速旋回設定スイッチSW3のOF
F時、及びOFF保持時における低速旋回制御の解除
は、後に図8にて説明する。
【0024】低速旋回設定スイッチSW3のON時にお
いて、旋回時の判断は、作業機の上昇時とみなして、昇
降スイッチSW1を上昇操作した時にエンジン回転数E
Rを低減する。なお、エンジン回転数ERの低減は、上
昇操作開始からT1 秒(例えば0.5秒)後より行うも
のとしている。これは、上昇操作開始と同時にエンジン
回転数ERを低減させると、エンジン回転数ERに比例
する油圧リフトLの上昇速度が遅くなって、作業機の上
昇が遅れてしまうからであり、作業機が上昇した後を見
越して、T1 秒のタイムラグを設けたものである。旋回
後再び耕耘作業に移る時には、昇降スイッチSW1を下
降操作するものであり、この下降操作とともに、エンジ
ン回転数ERが、アクセルレバーALの設定回転数(ア
クセル設定回転数AR)に復帰し、直線走行に移行す
る。この場合には、タイムラグを設けず、下降操作と同
時に回転数を上げて速やかに回転数を復帰させ、エンス
トを回避するものである。
【0025】この中で、旋回中においては、旋回速度が
過度に遅くなるのを回避する構成となっている。つま
り、作業に入る前にオペレータが高速作業を行うと見越
して、旋回速度を低速化するよう、低速旋回設定スイッ
チSW3をONしていたとしても、作業中に実際には低
速にて作業を続行している場合があり、その速度で旋回
に入ると、旋回速度が極端に遅くなるという事態が生
じ、エンジン回転数の低減制御を解除する必要がある。
そこでまず、図5のフローチャートにおいては、低速旋
回設定スイッチSW3がONであり、エンジン回転数の
低減制御中も、アクセルレバーALを操作すれば、それ
により設定される回転数(アクセル設定回転数AR)に
実際のエンジン回転数ERが復帰する構成としている。
【0026】以上のように旋回時にエンジン回転数を低
減させるように構成されているが、それ以外に、高速で
は危険な後進時にもエンジン回転数ERを低減できるよ
うにしている。即ち、前記の如く、リバーサレバーRL
を後進位置に切り換えると、低速後進設定スイッチSW
6がONし、そのT1 秒(例えば0.5秒)後にエンジ
ン回転数ERが低減される構成となっている。この場合
のタイムラグは、バックアップスイッチSW2をONし
ている場合にリバーサレバーRLを後進操作すると、油
圧リフトLが上昇するからであり、前記の昇降スイッチ
SW1の操作開始後のタイムラグと同一の理由によりこ
のように設定しているのである。
【0027】なお、図5のフローチャートにおいては、
低速旋回設定スイッチSW3をONした場合のみに後進
時のエンジン回転数の低減制御を行うようにしている
が、これは、低速作業時には低速旋回設定スイッチSW
3をOFFしておくことを想定したものであり、低速作
業時には後進速度を低速化する必要もないからである。
なお、後進時には常にエンジン回転数を低減するよう、
低速旋回設定スイッチSW3のON・OFFにかかわら
ず、低速後進設定スイッチSW6のON時にエンジン回
転数を低減する構造としてもよい。
【0028】次に、旋回中におけるアクセル操作性の向
上のための制御機構について、図6及び図7より説明す
る。 直線時のエンジン回転数ERは、アクセル設定回転
数ARに一致する。一方、旋回時においては、従来は、
図6(A)の如く、アイドル回転数(アイドリング状態
の最大回転数)IRにおいて、エンジン回転数ERとア
クセル設定回転数ARを一致するようにし、アクセル設
定回転数ARがそれ以上の時には、アクセル設定回転数
ARにエンジン回転数ERを比例させつつ、回転数旋回
速度切換スイッチSW4の設定(高速H、中速M、低速
L)に基づいて該アクセル設定回転数ARに対し一定割
合で低減されたものとなっていた。
【0029】ところが、旋回時においては、大体、直線
時に走行していた時のアクセルレバーAL位置を保持す
るか、あるいはややそれより低速段に落とすかというも
のであり、アイドル回転数IRの位置まで落とすことは
ない。この状態で、旋回終了時に再びエンジン回転数を
復帰させる時、アクセルレバーALを踏み込んでいるの
に、急にはその設定回転数ARまでエンジン回転数ER
が上がらず、つまり、なかなか思いどおりの速度で走り
出さないという走行感覚上の問題がある。図6(B)に
て説明すると、旋回終了後、作業者は、思いどおりの速
度を得ようとして、中速度のアクセル設定回転数Xにア
クセルレバーALをセットするが、ここで減速分Yだけ
エンジン回転数ERの復帰時間がかかる。旋回を終了す
れば、なるべく速やかにアクセルの設定位置に応じた速
度に近い速度で走り出すのが望ましい。
【0030】そこで、図6(C)の如く、アイドル回転
数IRよりも高いアクセル設定回転数ARにおいて、旋
回終了して直線走行開始する時に大凡の作業者がセット
するアクセルレバーALに対応する如く、旋回時(後進
時も同様)における低速走行時と、直線走行時とのエン
ジン回転数の一致点R1 を取り(例えば1500rp
m)、図7のフローチャートの如く、これよりアクセル
設定回転数ARが低い状態で旋回に入る場合には、直線
走行時と同様に、エンジン回転数ERがアクセル設定回
転数ARになるように、即ち、低速化しないようにし、
アクセル設定回転数ARがR1 以上の場合で旋回(後
進)走行に入った時のみ、低速化されるようにした。こ
うすればアクセル設定回転数ARがR1 以上の状態にて
旋回している場合にも、エンジン回転数ERのアクセル
設定回転数ARに対する低減率が少なくなっているの
で、旋回(後進)終了後にエンジン回転数が復帰するの
も早くなり、操作感覚がよくなる。 なお、エンジン回転
数ERの低い状態で、旋回時の速度を直線走行時よりも
落とさなくても、安全性は確保できるので、このよう
に、旋回時または後進時の低速制御の基準点R1 を定め
ても差し支えない。
【0031】次に、低速旋回設定の解除について、図8
より説明する。 耕耘作業が全て終了した時等には路上走
行に移行するため、油圧リフトLを上昇させて作業機を
上げた状態にしておき、また、路上走行中の旋回時に低
速化するのは不都合なので、低速旋回設定スイッチSW
3をOFFして、低速旋回設定を解除する。しかし、油
圧リフトLが上昇した状態においてはエンジン回転数E
Rが低減されており、この状態で低速旋回設定スイッチ
SW3をOFFすると、急に直線走行時のエンジン回転
数に復帰し、もし既にエンジン回転数を上げて走行して
いる場合には、急発進して非常に危険である。この危険
性を回避するためには、低速旋回設定スイッチSW3を
OFFする時のエンジン回転数ERが一定以上である場
合には、それ以下に回転数が下がるまで低速走行を解除
しないようにするとよい。
【0032】そこでまず、直線走行時(油圧リフト上昇
直前時)のエンジン回転数NMEM をエンジン制御コント
ローラーECにおいて記憶しておく。そして、エンジン
回転数ERがアクセル設定回転数ARに比して少ない場
合(エンジンが減速状態)には、旋回時における低速制
御がなされていることとなる。この場合に、低速旋回設
定スイッチSW3がONされていれば、勿論、旋回時に
おける低速走行が維持される。 そして、低速制御時にお
いて、低速旋回設定スイッチSW3がOFFされた時、
まず、その時のアクセルレバーALの設定位置で直線走
行に戻った時に得るエンジン回転数NSET (つまり、低
速旋回設定スイッチSW3のOFF時のアクセル設定回
転数AR)と、前記のエンジン回転数NMEM との比較が
エンジン制御コントローラーECにて行われる。もしN
SET ≦NMEM ならば、エンジン回転数を復帰させた時
に、旋回直前時の速度以下となるため、作業者にとって
急激に高速化したという印象はもたれず、心構えをして
エンジン回転数の復帰に臨めるので、この場合には、低
速旋回設定を解除し、低速旋回モード表示ランプ6も消
灯する。
【0033】もしも、低速旋回設定スイッチSE3をO
FFした時に、NSET >NMEM ならば、エンジン回転数
を復帰させた時に、旋回直前時よりも速度が速くなるの
で、作業者にとっては、思った以上の速度が出て、対処
しきれず危険である。そこでこの場合には、低速旋回設
定を解除せず、勿論、低速旋回モード表示ランプ6も点
灯されたままである。 しかし、直線走行時の速度がもと
もと低速の場合には、NMEM が非常に少なく、この場
合、NSET >NMEM でも、NSET が小さければ、エンジ
ン回転数を復帰させても、低速度に復帰するので、安全
性は保持できる。そこで、NSET >NME M でも、NSET
が一定以下、例えばアイドル回転数付近であれば、低速
旋回設定は解除してエンジン復帰させ、低速旋回モード
表示ランプ6も消灯するのである。
【0034】最後に、低速旋回時におけるエンジン過負
荷表示の制御について、図9より説明する。 低速旋回設
定した(低速旋回設定スイッチSW3をONした)状態
において、旋回時にはアクセル設定回転数ARの一定割
合で実際のエンジン回転数ERが低減されているが、減
速が過度になると、エンジン過負荷の状態になり、エン
ジン等に悪影響を及ぼす。そこで、低速旋回設定時には
点灯している低速旋回設定表示ランプ6を、エンジン過
負荷の状態、つまり、実際エンジン回転数ERのアクセ
ル設定回転数ARに対する減速割合が一定以下となって
いる場合、つまりAR≦n×AR(例えばn=0.7
2)においては点滅させて、エンジン過負荷の表示とす
る。
【0035】しかし、あまりこの機能を敏感にしては、
道路の凹凸にて一時的に過負荷状態となって、そのまま
走行させれば直ぐにその状態を脱する場合にも低速旋回
設定表示ランプ6が点滅してしまい、視覚的に煩わし
い。 また、アクセルレバーALを高速回転側に操作して
急加速しようとする場合や、変速レバーを高速段に操作
した場合には、加速開始時点では実際エンジン回転数E
Rがかなりアクセル設定回転数ARを下回るが、次第に
加速して、エンジン過負荷の状態は脱する。この場合に
もランプ点滅するのでは、作業者に視覚的に煩わしく、
また、誤解を与えてしまう。
【0036】そこで、急加速や高速段切換を想定して、
アクセル設定回転数ARが、ある基準回転数R2 (例え
ば2300rpm)より高い場合、また、そうでない時
にはアクセル設定回転数ARに対して、エンジン回転数
ERが過負荷状態の基準とする割合以下になっている状
態(即ち、ER≦n×AR)の持続時間が、一定時間T
2 秒(例えば0.5秒)以内であれば、低速旋回設定表
示ランプ6は点滅しないようにしたのである。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏する。請求項1の如く構成したの
で、低速作業時には低速旋回制御をせず、高速作業時の
み低速旋回制御をするという選択ができ、低速作業時に
極端に遅い速度で旋回しなければならないという事態が
回避される。また、エンジン回転数ERの低減は、上昇
操作開始からT 1 秒(例えば0.5秒)後より行うもの
としている。作業機が上昇した後を見越して、T 1 秒の
タイムラグを設けたものである。 これにより、上昇操作
開始と同時にエンジン回転数ERを低減させると、エン
ジン回転数ERに比例する油圧リフトLの上昇速度が遅
くなって、作業機の上昇が遅れてしまうという不具合を
解消することが出来るのである。また、低速旋回制御設
定時でも、旋回時の速度が遅すぎると感じる場合にアク
セル操作で速度アップすることができる。
【0038】請求項2の如く構成したので、基準となる
アクセル設定回転数以上の時のみエンジン回転数をアク
セル回転数の一定割合で低減する構成としたので、アク
セル設定回転数が基準以下の場合には、旋回時において
エンジン回転数がアクセル設定回転数と等しくなり、低
速度において、アクセル操作にて直線走行時と同様の旋
回速度を得られ、旋回速度が極端に低速度となる事態が
回避される。 そして、アクセル設定回転数が基準以上の
時には、旋回時にエンジン回転数の低減制御がなされる
が、旋回終了後の直線走行移行時に速やかにエンジン回
転数がアクセル設定回転数に復帰するので、操作性が向
上する。
【0039】請求項3の如く構成したので、例えば、作
業終了後の高速運転時に、低速旋回設定スイッチをOF
Fするのに伴って急発進するという危険な事態が回避さ
れる。また、該制御が解除されない限り表示は消えず、
制御が解除されていないことを知ることができる。
【0040】請求項4の如く構成したので、特にアクセ
ル操作等をしなくても過負荷状態を容易に脱することの
できる状態でもランプ点滅する事態を回避し、真にアク
セル操作等の必要なエンジン過負荷の状態のみランプ点
滅するようになり、作業者の目を煩わせることがなく、
また、誤解から生じる誤操作をすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクターの平面図である。
【図2】座席側方に配設するスイッチパネル5の平面図
である。
【図3】座席前方に配設する計器パネル2の正面図であ
る。
【図4】本発明のエンジン制御のシステムブロック図で
ある。
【図5】旋回時及び後進時にエンジン回転数を低減する
制御フローチャート図である。
【図6】低速旋回設定時におけるエンジン回転数の低減
量を表すグラフ図で、(A)は従来のエンジン回転数低
減制御構造のもの、(B)は(A)の制御構造におい
て、アクセル設定回転数Xである場合の旋回後のエンジ
ン回転数の復帰様態を示すもの、(C)は本発明のエン
ジン回転数低減制御構造のものである。
【図7】図6(C)のように制御の基準となるアクセル
設定回転数R1 を設定した場合におけるエンジン回転数
低減制御フローチャート図である。
【図8】低速旋回設定解除フローチャート図である。
【図9】エンジン過負荷表示制御フローチャート図であ
る。
【符号の説明】
ER エンジン回転数 AR アクセル設定回転数 E エンジン EC エンジン制御コントローラー AL アクセルレバー RL リバーサレバー SW1 昇降スイッチ SW3 低速旋回設定スイッチ SW4 旋回速度切換スイッチ SW6 低速後進設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 29/04 F02D 29/04 G (72)発明者 古田 孝司 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−42146(JP,A) 特開 平6−276807(JP,A) 特開 平1−195933(JP,A) 実開 平6−16123(JP,U) 実開 平6−73349(JP,U) 実開 平3−10048(JP,U) 実開 平6−46407(JP,U) 実開 平6−13930(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/00 F02D 29/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機上昇操作時にエンジン回転数を低
    減する制御を行う為の低速旋回設定スイッチを設け、該
    低速旋回設定スイッチのON・OFFにて該制御を選択
    可能としたトラクターにおいて、低速旋回設定スイッチ
    をONとした時、エンジン回転数ERの低減は、作業機
    の上昇操作開始からT 1 秒のタイムラグを設け、更に、
    該制御にてエンジン回転数が低減されている時にアクセ
    ルを操作すると、エンジン回転数がアクセルの設定回転
    数に復帰することを特徴とするトラクターのエンジン回
    転数制御。
  2. 【請求項2】 作業機上昇操作時にエンジン回転数を低
    減する制御を行う為の低速旋回設定スイッチを設け、該
    低速旋回設定スイッチのON・OFFにて該制御を選択
    可能としたトラクターにおいて、エンジン回転数をアク
    セル設定回転数と同じとするアクセル設定回転数の基準
    を定め、低速旋回設定スイッチのONとして作業機上昇
    時には、アクセル設定回転数がそれ以上の時に、アクセ
    ル設定回転数に対して一定の割合にてエンジン回転数を
    低減し、それ以下の時には、エンジン回転数とアクセル
    設定回転数を同じとすることを特徴とするトラクターの
    エンジン回転数制御。
  3. 【請求項3】 作業機上昇操作時にエンジン回転数を低
    減する制御を行う為の低速旋回設定スイッチを設け、該
    低速旋回設定スイッチのON・OFFにて該制御を選択
    可能としたトラクターにおいて、低速旋回設定スイッチ
    をOFFとした後に、未だエンジン回転数が一定以上で
    ある場合には、それ以下に回転数が下がるまで低速走行
    制御状態を解除せず、かつ制御が解除していないことを
    表示装置により表示することを特徴とするトラクターの
    エンジン回転数制御。
  4. 【請求項4】 作業機上昇操作時にエンジン回転数を低
    減する制御を行う為の低速旋回設定スイッチを設け、該
    低速旋回設定スイッチのON・OFFにて該制御を選択
    可能としたトラクターにおいて、該低速旋回設定スイッ
    チのONとした時に、アクセルの設定回転数が一定以下
    で、かつエンジン回転数がアクセルの設定回転数に対し
    て一定の割合以下になっている状態が一定時間以上持続
    する場 合に、エンジン過負荷を告げるべく、低速旋回設
    定スイッチのON時に点灯する低速旋回モード表示ラン
    プを、点滅表示することを特徴とするトラクターのエン
    ジン回転数制御。
JP07052970A 1995-03-13 1995-03-13 トラクターのエンジン回転数制御 Expired - Lifetime JP3134917B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07052970A JP3134917B2 (ja) 1995-03-13 1995-03-13 トラクターのエンジン回転数制御

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07052970A JP3134917B2 (ja) 1995-03-13 1995-03-13 トラクターのエンジン回転数制御

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08246911A JPH08246911A (ja) 1996-09-24
JP3134917B2 true JP3134917B2 (ja) 2001-02-13

Family

ID=12929753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07052970A Expired - Lifetime JP3134917B2 (ja) 1995-03-13 1995-03-13 トラクターのエンジン回転数制御

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3134917B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100540446B1 (ko) * 1998-11-25 2006-02-28 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 휠타입 굴삭기의 엔진 속도 제어방법_
JP4484467B2 (ja) * 2003-08-01 2010-06-16 日立建機株式会社 走行式油圧作業機
ATE499517T1 (de) * 2007-12-21 2011-03-15 Caterpillar Inc Steuern der antriebsgeschwindigkeit einer maschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08246911A (ja) 1996-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1801396B1 (en) Engine control device for working vehicle
JP4754969B2 (ja) 作業車両のエンジン制御装置
WO1989011590A1 (en) Adaptive engine output mode setting method based on shoe slip
JP5821782B2 (ja) 作業車両
US6854523B2 (en) Working vehicle
JP3134917B2 (ja) トラクターのエンジン回転数制御
JP6821128B2 (ja) 作業車両
JP2001182101A (ja) 作業車両のスイッチ操作
JP2001180315A (ja) 作業車両のスイッチ操作
JP2008196600A (ja) 作業車両の走行制御装置
JPH0874995A (ja) 作業車の自動変速構造
JP2001182560A (ja) 作業車両のスイッチ操作
JPH10114235A (ja) 自動変速機付き作業車
JP5228538B2 (ja) 作業車
JP3499022B2 (ja) スピンターン機構
JP2020080657A (ja) 作業車
JP7411428B2 (ja) 作業車両
JP7453006B2 (ja) 作業車両
JP2772540B2 (ja) ホイール式ショベルの走行制御装置
JP5404482B2 (ja) 作業車両のエンジン回転数制御装置
JP7022781B2 (ja) トラクタ
JP2012207560A (ja) 作業車両
JP7131537B2 (ja) 作業車両
JPH11123956A (ja) 作業車両の車速制御装置
JP2001188612A (ja) 作業車両のスイッチ操作

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141201

Year of fee payment: 14

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term