JP3134011U - 回転切削工具 - Google Patents

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智弘 中野
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日本ハードメタル株式会社
株式会社ノダ精工
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Abstract

【課題】シャンク部軸心の冷却水供給孔に連通する複数の分岐供給孔の加工が容易にできるだけでなく、複数のドリル刃各背面の凹溝に没入固定される冷却水供給管の後端部を折曲加工することなく各分岐供給孔に容易に挿嵌固定することができ、加工工数を低減することができる回転切削工具を提供する。
【解決手段】個別に構成されたシャンク部2と、複数のドリル刃12を有するドリル刃本体4の結合部位3に、シャンク部2の冷却水供給孔5が連通する円形浅溝7が形成され、シャンク部2側の大径段付き端部9に任意のリード角を持つ複数のドリル刃12が軸線方向に延出形成され、各ドリル刃12の背面12Aには先端に至る複数の凹溝が形成され、ドリル刃12の外径より若干大径に形成された円形浅溝7には、各凹溝後端部に連通するよう大径段付き部9の端面に夫々開口する複数の直線状分岐供給孔6,8が軸心と平行に形成されて、各凹溝に没入固定される冷却水供給管14の後端部が開口部Dに挿嵌固定されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、回転切削工具係り、特に切削液、冷却液を通す流路の形成に特徴を有する回転切削工具に関する。
従来より、鋳鉄等の工作物の穴開け加工に用いられる回転切削工具の中でも、一本の工具にドリル加工用の切刃とリーマ加工用の切刃とを持つバニシングドリルが知られている。
この種のドリルは、自動車部品、エンジン部品などの穴開け加工、段付き穴加工、仕上げ穴加工等に用いられ、複雑な段付き加工を1回で行なうために使用されている。
このバニシングドリルは、仕上げ穴を加工する際は、超硬合金等からなるドリル刃により穴を形成し、この穴の内壁面をドリル刃と同径のガイド刃で擦ることで比較的滑らかな内壁面と直進性が維持されるようになっている。
近年では、被削材が高級になり、切削条件が厳しくなったことからバニシングドリルに冷却水を通すための孔を形成したものが使用されており、バニシングドリル以外のエンドミルやドリルで深穴を加工する場合は、刃先部先端へ切削液を供給するためにスパイラル状の2孔を形成した回転切削工具が不可欠になっている。一方、ドリル刃においても、切削条件に応じた特定のリード角を持つドリルが望まれている。
上記のように、刃先部へ切削液を供給する2孔を形成したドリルでは、シャンク部より小径の刃先部にスパイラル状の2孔が形成されることになる。このため切削時の強度が弱くなり、被削材や切削条件によっては切削抵抗が作用したとき工具の折損を招くなどの問題を有していることから、刃先部先端へ切削液を供給することができる切削強度を備えた回転切削工具が望まれていた。
上記の問題を解決した回転切削工具として、ドリルの切削時に排出される切屑と干渉しない面の長手方向に断面半円形状の溝を刃先まで加工し、上記の半円形状の溝にクーラント供給パイプを半没状に貼付固定して取付け、上記クーラント供給パイプを取付けシャンク部の軸心に形成されたクーラント供給穴に接続したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−21510号公報
そこで、上記従来文献の回転切削工具は、取付けシャンク部におけるクーラント供給穴に供給された切削液は、上記クーラント供給穴から分岐した2つの斜め穴を介して、これら斜め穴に接続されたクーラント供給パイプの先端から刃先部先端へ供給されるようになっている。
ところが、上記の回転切削工具では、取付けシャンク部軸心のクーラント供給穴に、上記切れ刃の切屑と干渉しない逃げ部に形成された2つの溝内に没入したクーラント供給パイプの一端を夫々連通接続するために上記クーラント供給穴から分岐する2つの斜め穴を加工する必要がある。
このため、上記取付けシャンク部軸心のクーラント供給穴に向けて正確に2つの分岐した斜め穴を径方向に加工する困難性を有するだけでなく、上記斜め穴にクーラント供給パイプを接続する部位では、上記斜め穴の各開口部に上記クーラント供給パイプの一端を接続するために、上記クーラント供給パイプの端部を上記斜め穴方向に向けて折曲加工する必要があることから加工工数が増加しコスト高となる要因を有していた。
従って本考案の目的とするところは、シャンク部軸心の冷却水供給孔に連通する複数の分岐供給孔の加工が容易にできるだけでなく、複数のドリル刃各背面の凹溝に没入固定される冷却水供給管の後端部を折曲加工することなく各分岐供給孔に容易に挿嵌固定することができ、加工工数を低減することができる回転切削工具を提供するにある。
上記目的を解決する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応する添付図面中の符号を用いて説明すると、本考案の請求項1に記載の回転切削工具は、シャンク部2に軸心Oを通る大径の冷却水供給孔5が形成され、該冷却水供給孔5には複数のドリル刃12先端にそれぞれ連通する複数の分岐供給孔が形成された回転切削工具に於いて、上記回転切削工具1は、上記シャンク部2と複数のドリル刃12を有するドリル刃本体4が個別に構成されて同軸上で結合され、上記結合部位3には、軸心Oを横切る谷部を形成した凹部3aと該凹部3aと同形な頂部を形成した凸部3bが互いに嵌合可能に形成され、且つ上記冷却水供給孔5の端部に軸線と直交する大径の円形浅溝7が連通するように形成されて成り、上記ドリル刃本体4のシャンク部2側には、大径段付き部9が形成されて該大径段付き端部9に任意のリード角を持つ複数のドリル刃12が軸線方向に延出形成されると共に、上記ドリル刃12の各背面12Aには上記各ドリル刃12のリード角に沿って先端に至る複数の凹溝10が形成され、上記円形浅溝7は、上記各ドリル刃12の外径より若干大径に形成されて上記円形浅溝7には、上記各凹溝10の後端部に連通するように上記大径段付き部9の端面に夫々開口する複数の直線状の分岐供給孔6,8が軸心と平行に形成されて、上記複数の各凹溝10には上記ドリル刃12先端に延びる冷却水供給管14が露呈するように没入固定され、上記各開口部Dには上記冷却水供給管14の後端部がそれぞれ挿嵌固定されていることを特徴とする回転切削工具である。
上記の回転切削工具によれば、シャンク部2の軸心を通る冷却水供給孔5に供給された冷却水は、上記冷却水供給孔5を通して円形浅溝7に供給される。上記円形浅溝7には、大径段付き部9端面に開口する複数の直線状の分岐供給孔6,8がドリル刃背面12Aの各凹溝10の後端部に連通するように軸心Oと平行に形成されて、上記開口部Dには複数のドリル刃12背面の各凹溝10に没入固定された冷却水供給管14の後端部が挿嵌固定されており、上記円形浅溝7から出た冷却水は、複数の直線状分岐供給孔6,8を介して上記冷却水供給管5の先端からドリル刃12先端に供給される。
本考案の請求項2に記載の回転切削工具は、上記シャンク部2とドリル刃本体4の結合部位3が、軸心を横切る谷部を形成した凹部3aと該凹部3aと同形な頂部を形成した凸部3bに、それぞれ直交する断面が90度〜120度の角度で形成されていることを特徴とする回転切削工具である。
上記の回転切削工具によれば、結合部位の直交する断面が90度〜120度の角度で形成された軸心Oを横切る谷部を形成した凹部3aと、該凹部3aと同形な頂部を形成した凸部3bを結合する際、外径を基準として挿嵌することで相互の軸心同士が一致する。
本考案の請求項3に記載の回転切削工具は、上記円形浅溝7が、上記回転切削工具1の軸心Oから上記ドリル刃12の各背面12Aに形成される複数の凹溝10中心までの距離を半径とする円の直径より僅かに大径に形成されている回転切削工具である。
上記の回転切削工具によれば、円形浅溝7から複数の凹溝10にそれぞれ連通する複数の直線状の分岐供給孔6,8が軸心Oと平行に形成される。
本考案の請求項4に記載の回転切削工具は、上記ドリル刃12の各背面12Aの凹溝10内に没入固定された冷却水供給管14は、その外周が上記ドリル刃12の回転直径の内側に位置するように形成されていることを特徴とする回転切削工具1である。
上記の回転切削工具によれば、被削物が上記回転切削工具1で加工される際は、ドリル刃12と共に回転する複数の冷却水供給管14の外周は、複数のドリル刃12の回転によって加工される穴内壁の内側を回転する。
請求項1に記載の考案によれば、シャンク部とドリル刃本体の結合部位に円形浅溝を形成することで、大径段付き部の端面に夫々開口する軸心と平行な直線状の分岐供給孔の加工が容易にできるだけでなく、複数のドリル刃各背面の凹溝に没入固定される冷却水供給管の後端部を折曲加工することなく各分岐供給孔の開口端部に容易に挿嵌固定することができ、加工工数を低減することができる。
請求項2に記載の考案によれば、単純形状に形成される結合部位を互いに結合する際、外径を基準として挿嵌するだけで相互の軸心同士を整合することができる。
請求項3に記載の考案によれば、シャンク部とドリル刃本体の結合部位に複数の凹溝中心までの距離を半径とする円の直径より僅かに大径の円形浅溝を形成することで、上記凹溝にそれぞれ連通する軸心と平行な直線状の分岐供給孔を容易に加工することができる。
請求項4に記載の考案によれば、加工される被削物の穴内壁に冷却水供給管の外周が干渉することがなく、冷却水供給管の損傷を防止することができる。
本考案の実施例を以下に説明する。
図1〜図5には、本考案の実施例が示されている。図1は本考案の一実施形態に係るバニシングドリル軸線の半断面を示す全体側面図、図2は図1に示す全体側面図を、軸線を中心として90度回転した半断面を示す全体側面図、図3は図1に示すバニシングドリルを先端から視た正面図、図4はバニシングドリルのドリル刃先端の部分拡大斜視図であり、図5は分岐供給孔の開口部に冷却水供給管の端部を挿嵌固定した状態を示す大径段付き部端部の部分拡大斜視図である。
図1〜図5において、符号1は本考案の回転切削工具の一例としてのバニシングドリルを示しており、このバニシングドリル1は、シャンク部2と2枚のドリル刃12を有するドリル刃本体4が個別に構成されて同軸上で結合されている。
ドリル刃本体4は、主に超硬合金で構成されており、シャンク部2は、同じ超硬合金などの同一材質や、ハイス、合金鋼などの材質でも構成されている。
上記シャンク部2とドリル刃本体4の結合部位3は、軸心Oを横切る谷部を形成したV字型の凹部3aとこの凹部3aと同形な頂部を形成したV字型の凸部3bが互いに嵌合可能に形成されており、上記凹部3aの谷部と凸部3bの頂部は、90度〜120度の同一角度で構成されている。
上記バニシングドリル1のシャンク部2には、刃先に切削液(クーラント)を供給するために、その軸心Oに端部から後述する円形浅溝7に連なる冷却水供給孔5が形成されている。切削液は、刃先の冷却および切屑排出用の切削液として、液体以外に気体又はミスト状のものが用いられている。
上記シャンク部2とドリル刃本体4が結合される結合部位3には、上記冷却水供給孔5に連通するように上記軸線Oと直交する大径の円形浅溝7(後述する)が形成されている。この円形浅溝7は、バニシングドリル1の軸心Oから上記ドリル刃12の各背面12Aに形成される後述する断面略半円形状に形成された2つの凹溝10中心までの距離を半径とする円の直径より僅かに大径に形成されている。
上記結合部位3の外周は、大径の円柱状に形成されており上記ドリル刃本体4側には大径段付き部9が形成されている。大径段付き部9の端部には任意のリード角(例えば右方向捩れ角10度)を持つ例えば2枚のスパイラル状のドリル刃12を有するドリル刃本体4が軸心上に延設されている。
上記円形浅溝7に付き詳しく説明すると、シャンク部2側のV字型凹部3aには、上記円形浅溝7の底面中央に上記V字型凹部3aの谷部が位置すると共に上記V字型凹部3aの両斜面に上記円形浅溝7の内周面上端における円周両側の2点で接するように形成されており、ドリル刃本体4側のV字型凸部3bには、このV字型凸部3bの両斜面に内周面下端における円周両側の2点で接するように上記円形浅溝7が形成されている。
上記シャンク部2側とドリル刃本体4側を結合する場合は、シャンク部2側のV字型凹部3aとドリル刃本体4側のV字型凸部3bを外径を基準として互いに挿嵌することで相互の軸心同士が一致する。そこで、上記シャンク部2側とドリル刃本体4側の結合部位3がロー付け等で結合される。尚、上記シャンク部2側とドリル刃本体4側が別の材質で構成されている場合は、接合に銀ローが使用される。上記シャンク部2側とドリル刃本体4側が結合されると、液漏れの無い中空状の円形浅溝7が形成される。
上記ドリル刃本体4は、上記大径段付き部9の端部に位置する後端部から上記ドリル刃先端に延びる2枚のドリル刃12の各背面12A略中央に、上記軸心Oに対し対称且つ平行に2つの凹溝10がそれぞれリードに沿って形成されている。
上記円形浅溝7には、上記2つの凹溝10の後端部に連通するように上記大径段付き部9の端面に夫々開口する2本の直線状の分岐供給孔6,8が軸心Oと平行に形成されていて、上記2つの凹溝10には、ドリル刃12の先端に延びる冷却水供給管14が露呈するように没入されロー付け等で固定されている。
そして、上記2本の冷却水供給管14は、内径が1.2mmで外径が2mmの銅管で構成されており、その後端部は、上記大径段付き部9端面に開口する2本の分岐供給孔6,8の開口部Dに挿嵌され、ロー付け等により固定されている。
上記ドリル刃12の各背面12Aの凹溝10内に没入固定された冷却水供給管14の外周は、上記ドリル刃12の回転直径の内側に位置するように形成されて
いる。
ドリル刃12の各背面12Aの中央に形成される各凹溝10の深さは、冷却水供給管14の半径以下の深さが好ましく、上記凹溝10内に挿嵌固定された一対の冷却水供給管14間の最外周は、上記ドリル刃12の回転直径の内側に位置するように可能な範囲で偏平に形成することでドリル刃12の回転直径に対しクリアランスが形成されるように構成することもできる。
このように、上記のバニシングドリル1を使用して被削材として例えばFC材で構成されるエンジン排気ポートなどの深孔の仕上げ加工を行なう際は、シャンク部2に形成された冷却水供給孔5から円形浅溝7を介して2つの分岐供給孔6,8を通して供給された切削液または冷却液は、2本の冷却水供給管14を介してドリル刃12ドリル先端から噴出される。これにより、仕上げ加工により生成された切り粉は、切り粉排出溝16を通して切削液または冷却液などと共に外部に排出される。
すなわち、上記のように構成されたバニシングドリル1によれば、シャンク部2とドリル刃本体4の結合部位3に円形浅溝7を形成することで、大径段付き部9の端面に夫々開口する軸心Oと平行な直線状の分岐供給孔6,8の加工が容易にできるだけでなく、複数のドリル刃12各背面12Aの凹溝10に没入固定される冷却水供給管14の後端部を折曲加工することなく、各分岐供給孔6,8の開口端部に容易に挿嵌固定することができ、加工工数を低減することができる。
また、結合部位3が軸心Oを横切る谷部を形成したV字型の凹部3aと、この凹部3aと嵌合可能な同形の頂部を形成したV字型の凸部3bの単純形状に形成されているので加工が容易となり、上記結合部位3を互いに結合する際は、外径を基準として挿嵌するだけで相互の軸心同士を整合することができる。
更に、シャンク部2とドリル刃本体4の結合部位3の結合部位3に2つの凹溝10中心までの距離を半径とする円の直径より僅かに大径の円形浅溝7を形成することで、上記各凹溝10にそれぞれ連通する軸心Oと平行な直線状の2つの分岐供給孔6,8を容易に加工することができる。
そして、ドリル刃12の各背面12Aの凹溝10内に没入固定された冷却水供給管14の外周を、上記ドリル刃12の回転直径の内側に位置するように形成することで、加工される被削物の穴内壁に冷却水供給管14の外周が干渉することがなく、冷却水供給管14の損傷を防止することができる。
本考案の一実施形態に係るバニシングドリル軸線の半断面を示す全体側面図である。 同じく図1に示す全体側面図を、軸線を中心として90度回転した半断面を示す全体側面図である。 図1に示すバニシングドリルを先端から視た正面図である。 バニシングドリルのドリル刃先端の部分拡大斜視図である。 分岐供給孔の開口部に冷却水供給管の端部を挿嵌固定した状態を示す大径段付き部端部の部分拡大斜視図である。
符号の説明
1 バニシングドリル(回転切削工具)
2 シャンク部
3 結合部位
3a 凹部
3b 凸部
4 ドリル刃本体
5 冷却水供給孔
6,8 分岐供給孔
7 円形浅溝
9 大径段付き部
10 凹溝
12 ドリル刃
12A 背面
14 冷却水供給管
16 切り粉排出溝
D 開口部
O 軸心

Claims (4)

  1. シャンク部2に軸心Oを通る大径の冷却水供給孔5が形成され、該冷却水供給孔5には複数のドリル刃12先端にそれぞれ連通する複数の分岐供給孔が形成された回転切削工具に於いて、
    上記回転切削工具1は、上記シャンク部2と複数のドリル刃12を有するドリル刃本体4が個別に構成されて同軸上で結合され、上記結合部位3には、軸心Oを横切る谷部を形成した凹部3aと該凹部3aと同形な頂部を形成した凸部3bが互いに嵌合可能に形成され、且つ上記冷却水供給孔5の端部に軸線と直交する大径の円形浅溝7が連通するように形成されて成り、
    上記ドリル刃本体4のシャンク部2側には、大径段付き部9が形成されて該大径段付き端部9に任意のリード角を持つ複数のドリル刃12が軸線方向に延出形成されると共に、上記ドリル刃12の各背面12Aには上記各ドリル刃12のリード角に沿って先端に至る複数の凹溝10が形成され、
    上記円形浅溝7は、上記各ドリル刃12の外径より若干大径に形成されて上記円形浅溝7には、上記各凹溝10の後端部に連通するように上記大径段付き部9の端面に夫々開口する複数の直線状の分岐供給孔6,8が軸心と平行に形成されて、上記複数の各凹溝10には上記ドリル刃12先端に延びる冷却水供給管14が露呈するように没入固定され、上記各開口部Dには上記冷却水供給管14の後端部がそれぞれ挿嵌固定されていることを特徴とする回転切削工具。
  2. 上記シャンク部2とドリル刃本体4の結合部位3が、軸心を横切る谷部を形成した凹部3aと該凹部3aと同形な頂部を形成した凸部3bに、それぞれ直交する断面が90度〜120度の角度で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転切削工具。
  3. 上記円形浅溝7は、上記回転切削工具1の軸心Oから上記ドリル刃12の各背面12Aに形成される複数の凹溝10中心までの距離を半径とする円の直径より僅かに大径に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転切削工具。
  4. 上記ドリル刃12の各背面12Aの凹溝10内に没入固定された冷却水供給管14は、その外周が上記ドリル刃12の回転直径の内側に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転切削工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112775469A (zh) * 2020-12-30 2021-05-11 株洲钻石切削刀具股份有限公司 一种阶梯刀具及其内冷孔位置设计方法

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