JP3134007B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP3134007B2 JP3134007B2 JP03297382A JP29738291A JP3134007B2 JP 3134007 B2 JP3134007 B2 JP 3134007B2 JP 03297382 A JP03297382 A JP 03297382A JP 29738291 A JP29738291 A JP 29738291A JP 3134007 B2 JP3134007 B2 JP 3134007B2
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- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
特に潜像担持体への帯電の方式に関する。
特に潜像担持体への帯電の方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】画像形成装置の帯電手段として図３に示
す如きものが知られている。図において、ドラム状の感
光体１の周囲には帯電チャージャー２、現像装置３、転
写チャージャー４、クリーニングユニット５等が配列さ
れている。画像形成に際しては各チャージャーが帯電さ
れると共に、潜像担持体１が回転され、負帯電の潜像担
持体上に書込用の光１０が照射される。
す如きものが知られている。図において、ドラム状の感
光体１の周囲には帯電チャージャー２、現像装置３、転
写チャージャー４、クリーニングユニット５等が配列さ
れている。画像形成に際しては各チャージャーが帯電さ
れると共に、潜像担持体１が回転され、負帯電の潜像担
持体上に書込用の光１０が照射される。
【０００３】しかし、かかる作像装置の起動直後におい
ては帯電チャージャー２と現像装置３との間の潜像担持
体表面は未帯電であり、この非帯電部が現像装置３部を
通過する際に、たとえ現像バイアスを０に切り換えてあ
ったとしても、トナーが付着することは避けられず、こ
のトナーの付着によってクリーニングユニット５に負担
がかかり、そのライフサイクルを短縮させてしまう。
ては帯電チャージャー２と現像装置３との間の潜像担持
体表面は未帯電であり、この非帯電部が現像装置３部を
通過する際に、たとえ現像バイアスを０に切り換えてあ
ったとしても、トナーが付着することは避けられず、こ
のトナーの付着によってクリーニングユニット５に負担
がかかり、そのライフサイクルを短縮させてしまう。
【０００４】これを避けるため、帯電チャージャー２の
ケーシングをバリスタ７を介してツェナーダイオード８
及びコンデンサ９と結ぶと共に、潜像担持体１に接続し
た定電圧回路が付加されている。
ケーシングをバリスタ７を介してツェナーダイオード８
及びコンデンサ９と結ぶと共に、潜像担持体１に接続し
た定電圧回路が付加されている。
【０００５】かかる定電圧回路により、作像装置の作動
直後から電流を作像装置作動と同時に潜像担持体２に流
し、潜像担持体１にトナーが付着しないようにバイアス
をかけ、トナーの無用の付着をなくしてクリーニング装
置の負担を軽減している。
直後から電流を作像装置作動と同時に潜像担持体２に流
し、潜像担持体１にトナーが付着しないようにバイアス
をかけ、トナーの無用の付着をなくしてクリーニング装
置の負担を軽減している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術に対し、
最近実用化された半導電ローラーによる接触帯電法では
ローラーを介して潜像担持体に流れ込む電流が非常に少
なくて済む利点がある。しかし、その反面、単純にツェ
ナーダイオードを介して潜像担持体１を接地しただけで
はその電流が少ないためにツェナー電圧が発生せず、ト
ナーの付着を阻止し得る程の電界を作るには到らない。
最近実用化された半導電ローラーによる接触帯電法では
ローラーを介して潜像担持体に流れ込む電流が非常に少
なくて済む利点がある。しかし、その反面、単純にツェ
ナーダイオードを介して潜像担持体１を接地しただけで
はその電流が少ないためにツェナー電圧が発生せず、ト
ナーの付着を阻止し得る程の電界を作るには到らない。
【０００７】従って本発明は、接触帯電方式の下におい
ても作像装置の起動と同期して非帯電部への現像を阻止
することのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
ても作像装置の起動と同期して非帯電部への現像を阻止
することのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成した。
に、本発明は次のように構成した。
【０００９】（１）．潜像担持体移動中は潜像担持体を
定電圧回路を介して接地するようにしており、接触帯電
用の電源からの電流による接触帯電により帯電された潜
像担持体を光像で露光後、接触現像により反転現像して
顕像を得る画像形成装置において、定電圧回路への電流
供給源として接触帯電用の電源を用いた。
定電圧回路を介して接地するようにしており、接触帯電
用の電源からの電流による接触帯電により帯電された潜
像担持体を光像で露光後、接触現像により反転現像して
顕像を得る画像形成装置において、定電圧回路への電流
供給源として接触帯電用の電源を用いた。
【００１０】（２）．（１）において、接触帯電用の電
源として定電圧電源を用い、この定電圧電源と定電圧回
路とを抵抗を介して接続した。
源として定電圧電源を用い、この定電圧電源と定電圧回
路とを抵抗を介して接続した。
【００１１】（３）．（１）において、接触帯電用の電
源として定電流電源を用い、この定電流電電源と定電圧
回路とを定電流回路を介して接続した。
源として定電流電源を用い、この定電流電電源と定電圧
回路とを定電流回路を介して接続した。
【００１２】
【作用】非帯電部へのトナー付着と阻止するに十分な電
流が接触帯電用の電源から定電圧回路に供給される。
流が接触帯電用の電源から定電圧回路に供給される。
【００１３】
請求項２に対応する実施例（図１参照） 図１において、マイナス帯電の潜像担持体１１はローラ
ー１２、１３などにより支持されており、ローラー１３
には帯電ローラー１４が圧接している。この帯電ローラ
ー１４には定電圧電源１５が接続されている。
ー１２、１３などにより支持されており、ローラー１３
には帯電ローラー１４が圧接している。この帯電ローラ
ー１４には定電圧電源１５が接続されている。
【００１４】ローラー１３の下流の潜像担持体１１の導
電性基体にはツェナーダイオード８の端子片側が接続さ
れ、端子他側は接地されている。また、定電圧電源１５
とツェナーダイオード８とは抵抗１６を介して接続され
ている。この抵抗１６の抵抗値は電源電圧とツェナー電
圧との差を、ツェナー電流で割った値で決定できる。
電性基体にはツェナーダイオード８の端子片側が接続さ
れ、端子他側は接地されている。また、定電圧電源１５
とツェナーダイオード８とは抵抗１６を介して接続され
ている。この抵抗１６の抵抗値は電源電圧とツェナー電
圧との差を、ツェナー電流で割った値で決定できる。
【００１５】この構成は非常に簡単に実現できる。
【００１６】ローラー１２とローラー１３との間の潜像
担持体１１上には書込光１０が照射されるようになって
おり、その下流に接触現像による反転現像装置１７が配
置されている。反転現像装置１７は潜像担持体に接触し
つつ回転する現像ローラ１７ａ，この現像ローラ１７ａ
に接触する除電ブラシ１７ｂ，同規制ブラシ１７ｃ，現
像ローラにトナーを撹拌し、供給するアジテータ１７
ｄ，１７ｅ等からなる。
担持体１１上には書込光１０が照射されるようになって
おり、その下流に接触現像による反転現像装置１７が配
置されている。反転現像装置１７は潜像担持体に接触し
つつ回転する現像ローラ１７ａ，この現像ローラ１７ａ
に接触する除電ブラシ１７ｂ，同規制ブラシ１７ｃ，現
像ローラにトナーを撹拌し、供給するアジテータ１７
ｄ，１７ｅ等からなる。
【００１７】かかる構成では、作像装置作動と同時に帯
電電源がオンとなり、潜像担持体１１が移動を開始する
と同時にツェナーダイオードに電流が流れる。これによ
り、無用なトナーの付着を回避するべく潜像担持体と現
像ローラ間のバイアスが０に切り換えられているにも拘
らず、なおトナーの付着が現実に生ずるこのバイアス０
の間、現像阻止電界が生じ、非帯電領域への不用のトナ
ー付着が阻止される。そして、非画像領域が現像部を通
過後は正常に現像が行なわれるようになる。
電電源がオンとなり、潜像担持体１１が移動を開始する
と同時にツェナーダイオードに電流が流れる。これによ
り、無用なトナーの付着を回避するべく潜像担持体と現
像ローラ間のバイアスが０に切り換えられているにも拘
らず、なおトナーの付着が現実に生ずるこのバイアス０
の間、現像阻止電界が生じ、非帯電領域への不用のトナ
ー付着が阻止される。そして、非画像領域が現像部を通
過後は正常に現像が行なわれるようになる。
【００１８】請求項３に対応する実施例（図２参照） 本例は図２に示すように接触帯電用の電源として定電流
電源１５０を用い、前記例における抵抗１６に代えて定
電流素子等による定電流素子１６０を接続している。こ
の定電流素子１６０の電流値はツェナーの動作電流以上
に選ばれる。
電源１５０を用い、前記例における抵抗１６に代えて定
電流素子等による定電流素子１６０を接続している。こ
の定電流素子１６０の電流値はツェナーの動作電流以上
に選ばれる。
【００１９】定電流素子１６０をいれることにより、ツ
ェナーダイオード８に定電流電源１５０の出力電流のほ
とんどが流れ込んでしまうことが避けられる。また、定
電流電源１５０の出力電圧が低下しても、定電流素子は
内部抵抗を自動的に下げるため、ツエナーへ流れ込む電
流は、広い範囲で一定に保たれる。
ェナーダイオード８に定電流電源１５０の出力電流のほ
とんどが流れ込んでしまうことが避けられる。また、定
電流電源１５０の出力電圧が低下しても、定電流素子は
内部抵抗を自動的に下げるため、ツエナーへ流れ込む電
流は、広い範囲で一定に保たれる。
【００２０】定電流電源の出力電流値はツェナーダイオ
ード８に流す電流値と帯電ローラー１４に流す最大電流
値の合計に設定する。この方式は帯電ローラー又は潜像
担持体等に欠陥が生じ、回路がショートした場合でも重
大な事故になるのを防ぐことができる。
ード８に流す電流値と帯電ローラー１４に流す最大電流
値の合計に設定する。この方式は帯電ローラー又は潜像
担持体等に欠陥が生じ、回路がショートした場合でも重
大な事故になるのを防ぐことができる。
【００２１】なお、簡易的には、定電流素子１６０を高
抵抗に置き換えてもよいが、帯電ローラー１４への電流
が大きく変動する場合には抵抗では対処できない場合が
ある。
抵抗に置き換えてもよいが、帯電ローラー１４への電流
が大きく変動する場合には抵抗では対処できない場合が
ある。
【００２２】以上の図２、図３に基づく各例において、
ツェナーダイオード８を含む定電圧発生回路に並列にコ
ンデンサーを接続して、装置が停止するときの惰性によ
る潜像担持体の移動時に現像が行なわれないようにする
ことが可能なのはいうまでもない。
ツェナーダイオード８を含む定電圧発生回路に並列にコ
ンデンサーを接続して、装置が停止するときの惰性によ
る潜像担持体の移動時に現像が行なわれないようにする
ことが可能なのはいうまでもない。
【００２３】以上の構成のように、帯電ローラの電源を
共用して帯電系と別経路で電流を流して定電圧発生回路
を作動させることにより、ローラー帯電方式でも、接触
現像型反転現像方式において、特別な切り換え装置、同
期をとった別電源装置等を用いずに、非帯電領域が装置
起動時に現像されないようにすることができる。
共用して帯電系と別経路で電流を流して定電圧発生回路
を作動させることにより、ローラー帯電方式でも、接触
現像型反転現像方式において、特別な切り換え装置、同
期をとった別電源装置等を用いずに、非帯電領域が装置
起動時に現像されないようにすることができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明により、接触帯電法の下において
も作像装置の起動と同期して非帯電部への現像を阻止す
ることのできる画像形成装置を提供できる。
も作像装置の起動と同期して非帯電部への現像を阻止す
ることのできる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る画像形成装置の一例の説明図であ
る。
る。
【図２】本発明に係る画像形成装置の他の例の説明図で
ある。
ある。
【図３】従来技術の説明図である。
８ （定電圧回路を構成する）ツェナーダイオード １１ 潜像担持体 １５ 定電圧電源 １６ 抵抗 １６０ 定電流電源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−295277（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−37572（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−132356（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−72879（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−137274（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−123267（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−131878（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−131880（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 15/02 G03G 15/00 303
Claims (3)
- 【請求項１】潜像担持体移動中は潜像担持体を定電圧回
路を介して接地するようにしており、接触帯電用の電源
からの電流による接触帯電により帯電された潜像担持体
を光像で露光後、接触現像により反転現像して顕像を得
る画像形成装置において、 定電圧回路への電流供給源として接触帯電用の電源を用
いたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】請求項１において、接触帯電用の電源とし
て定電圧電源を用い、この定電圧電源と定電圧回路とを
抵抗を介して接続したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項３】請求項１において、接触帯電用の電源とし
て定電流電源を用い、この定電流電電源と定電圧回路と
を定電流回路を介して接続したことを特徴とする画像形
成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03297382A JP3134007B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 画像形成装置 |
| US07/976,424 US5253017A (en) | 1991-11-13 | 1992-11-13 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03297382A JP3134007B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05134514A JPH05134514A (ja) | 1993-05-28 |
| JP3134007B2 true JP3134007B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17845768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03297382A Expired - Fee Related JP3134007B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5253017A (ja) |
| JP (1) | JP3134007B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0476981B1 (en) * | 1990-09-21 | 1995-08-02 | Katsuragawa Electric Co., Ltd. | Method and apparatus for forming electrophotographic image |
| DE69128998T2 (de) * | 1990-10-26 | 1998-07-30 | Canon Kk | Entwickler zur Entwicklung elektrostatischer Bilder, Bilderzeugungsverfahren, elektrographischer Apparat, Geräteeinheit und Faksimile-Apparatur |
| JP3283906B2 (ja) * | 1992-06-08 | 2002-05-20 | キヤノン株式会社 | 帯電装置 |
| JPH05346715A (ja) * | 1992-06-16 | 1993-12-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子写真装置 |
| EP0629928B1 (en) * | 1993-05-31 | 2007-08-01 | Ricoh Company, Ltd | Roller charging apparatus and image forming apparatus using the same |
| US5613173A (en) * | 1995-12-22 | 1997-03-18 | Xerox Corporation | Biased roll charging apparatus having clipped AC input voltage |
| JP5038093B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2012-10-03 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置または、画像形成装置用の除電装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3961193A (en) * | 1975-05-27 | 1976-06-01 | Xerox Corporation | Self adjusting corona device |
| JPS58136063A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真複写機のコロナ放電装置 |
| JPS60225864A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-11 | Ricoh Co Ltd | 感光体の表面電位測定装置 |
| JPH02163771A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Minolta Camera Co Ltd | 感光体の表面電位制御装置 |
| JPH03156476A (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-04 | Canon Inc | 画像形成装置の帯電装置 |
| JPH0467175A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-03 | Sharp Corp | 画質自動補正装置 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP03297382A patent/JP3134007B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-13 US US07/976,424 patent/US5253017A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05134514A (ja) | 1993-05-28 |
| US5253017A (en) | 1993-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071124 Year of fee payment: 7 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |