JP3133210U - 緩衝車輪機構およびもたれ歩行車 - Google Patents

緩衝車輪機構およびもたれ歩行車 Download PDF

Info

Publication number
JP3133210U
JP3133210U JP2007002815U JP2007002815U JP3133210U JP 3133210 U JP3133210 U JP 3133210U JP 2007002815 U JP2007002815 U JP 2007002815U JP 2007002815 U JP2007002815 U JP 2007002815U JP 3133210 U JP3133210 U JP 3133210U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
axle
height position
bar
leaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007002815U
Other languages
English (en)
Inventor
井 佐 中 荒
Original Assignee
井 佐 中 荒
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 井 佐 中 荒 filed Critical 井 佐 中 荒
Priority to JP2007002815U priority Critical patent/JP3133210U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133210U publication Critical patent/JP3133210U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】走行路に形成された段差に対してもスムーズに乗り越えることができる緩衝車輪機構を提供する。
【解決手段】緩衝車輪機構10は走行路1上を走行するものであり、支持棒11と、支持棒11の下端部に揺動軸11aを介して設けられた揺動バー12と、揺動バー12の両端部に車軸14a,14bを介して設けられた一対の車輪13a,13bとを備えている。走行路1に形成された段差4において、前方の車軸14aと後方の車軸14bとの間に差異が生じる。このとき、支持棒11からの荷重は前方の車輪13aと後方の車輪13bとが受け持つので、前方の車輪13aおよび後方の車輪13bは、スムーズに段差4を乗り越えることができる。
【選択図】図1

Description

本考案はお年寄あるいは歩行が困難な人が利用するもたれ歩行車、およびこのもたれ歩行車に用いられる緩衝車輪機構に関する。
従来より、お年寄あるいは歩行が困難な人が利用するもたれ歩行車が知られている。このもたれ歩行車は支持フレームと、支持フレーム上に設けられたもたれ受とを有し、支持フレームの下方部には車輪が取付けられている。
このようなもたれ歩行車を利用する場合、お年寄等はもたれ歩行車を走行路上に走行させながら、もたれ受にもたれ、このもたれ受により体重をひざと分散して支えて歩行する。
しかしながら、もたれ歩行車を走行路上で走行させる場合、走行路に高低部があると、支持フレームの下方部に設けられた車輪が走行路の高低部の段差にぶつかり、車輪がこの段差をスムーズに乗り越えることができない場合がある。
この場合は車輪が高低部の段差にぶつかって、もたれ歩行車が前進できなかったり、支持フレームが倒れたりすることが考えられる。
本考案はこのような点を考慮してなされたものであり、走行路に高低部があっても、高低部の段差をスムーズに乗り越えることができ、安全に走行することができる緩衝車輪機構およびもたれ歩行車を提供することを目的とする。
本考案は、走行路上を走行する緩衝車輪機構において、支持棒と、支持棒の下端部に揺動軸を介して揺動自在に設けられた揺動バーと、揺動バーの両端部に車軸を介して取付けられた一対の車輪とを備え、走行路の高低部に応じて一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に差が生じた場合に、揺動バーが揺動し、揺動バーの揺動軸の高さ位置が一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に位置することを特徴とする緩衝車輪機構である。
本考案は、揺動軸は揺動バーのうち、一対の車軸の間の中央部に位置することを特徴とする緩衝車輪機構である。
本考案は、走行路上を走行するもたれ歩行車において、緩衝車輪機構と、この緩衝車輪機構に連結され、下端部に車輪を有するサポートフレームと、緩衝車輪機構およびサポートフレームに支持されたもたれ受とを備え、緩衝車輪機構は、支持棒と、支持棒の下端部に揺動軸を介して揺動自在に設けられた揺動バーと、揺動バーの両端部に車軸を介して取付けられた一対の車輪とを備え、走行路の高低部に応じて一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に差が生じた場合に、揺動バーが揺動し、揺動バーの揺動軸の高さ位置が一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に位置することを特徴とするもたれ歩行車である。
本考案は、揺動軸は揺動バーのうち、一対の車軸の間の中央部に位置することを特徴とするもたれ歩行車である。
以上のように本考案によれば、走行路の高低部に応じて一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に差が生じた場合に、揺動バーが揺動し、揺動バーの揺動軸の高さ位置が一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間にくる。この場合、支持棒からの全荷重を一方の車輪および他方の車輪で受け持つことができ、一方の車輪および他方の車輪は順次スムーズに段差を乗り越えることができる。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。
このうち図1は本考案による緩衝車輪機構の一実施の形態を示す図であり、図2は比較例を示す図である。
図1に示すように、本考案による緩衝車輪機構10は走行路1上を走行するものである。このような緩衝車輪機構10は垂直方向に延びる支持棒11と、支持棒11の下端部に揺動軸11aを介して揺動自在に設けられた揺動バー12と、揺動バー12の両端部に車軸14a,14bを介して取付けられた一対の車輪13a,13bとを備えている。
このうち、揺動バー12は支持棒11の下端部に揺動軸11aを介して取付けられ、揺動軸11aは揺動バー12の中央部に位置している。このため揺動バー12において、車軸14aから揺動軸11aまでの距離と、車軸14bから揺動軸11aまでの距離とは等しくなっている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず緩衝車輪機構10が走行路1上を走行する。この場合、走行路1には高部2と低部3とからなる高低部2,3があり、高部2と低部3との間に段差4が形成されている。
緩衝車輪機構10が走行路1上を走行し、高低部2,3の段差4までくると、前方の車輪13aが段差4に当接する。この場合、揺動バー2の揺動軸11aは、車輪14a,14bの間の中間に位置しているので、支持棒11からの全荷重Wのうち前方の車輪13aに加わる荷重Wはその半分となり、後方の車輪13bに加わる荷重Wも全荷重Wの半分となる。
すなわちW=W=1/2Wとなる。
このため前方の車輪13aは、スムーズに段差4を乗り越えることができる。
すなわち、図2に示す比較例において、支持棒21からの全荷重Wのすべてが車軸21aを介して車輪23に加わる場合、車軸23が段差4を乗り越えることはむずかしいが、本考案によれば、スムーズかつ容易に前方の車輪13aが段差4を乗り越えることができる。
図1において、前方の車輪13aが段差4を乗り越えた場合、段差4の高さをHとすると、前方の車軸14aの高さ位置と後方の車軸14bの高さ位置との差もHとなるが、揺動バー12の揺動軸11aの高さ位置は前方の車軸14aの高さ位置と後方の車軸14bの高さ位置の中間にあり、このため支持軸11の上昇高さは1/2Hとなる。
このことからも緩衝車輪機構10に加わるショックが半分となることがわかる。
次に同様にして後方の車輪13bが段差4に当接し、その後前方の車輪13aと同様にスムーズに段差4を乗り越えることができる。
次に図3および図4により、本考案の応用例について説明する。
図3に示す本考案の応用例は、上述した緩衝車輪機構10をもたれ歩行車に応用したものである。
図3において、もたれ歩行車20は図1に示す緩衝車輪機構10と、この緩衝車輪機構10に連結され下端部に車輪16を有するサポートフレーム15と、緩衝車輪機構10の支持棒11上端に取付けられたもたれ受17とを備えている。
このうち、支持棒11上のもたれ受17はお年寄等が身体をもたれかけるためのものである。また車輪を有するサポートフレーム15は支持棒11の左右に一対配置され、もたれ歩行車20がバランス良く走行路1上を走行できるようになっている。さらに支持棒11とサポートフレーム15との間には、補強バー26が取付けられている。
本考案による緩衝車輪機構10を用いたもたれ歩行車によれば、上述のように走行路の高低部2,3に段差4が形成されていても、前方および後方の車輪13a,13bがスムーズにこの段差4を乗り越えて走行することができ、お年寄等が安心してもたれ歩行車20を利用することができる。
他方、図4に示す比較例としてのもたれ歩行車25においては、支持棒21からの荷重がすべて車輪23に加わるため、車輪23が段差4を乗り越えることはむずかしく、もたれ歩行車25が倒れてしまうことも考えられる。なお、図4において、支持棒21とサポートフレーム15との間には、補強バー26が取付けられている。
本考案による緩衝車輪機構の一実施の形態を示す図。 比較例としての車輪機構を示す図。 本考案によるもたれ歩行車の一実施の形態を示す図。 比較例としてのもたれ歩行車を示す図。
符号の説明
1 走行路
2 高部
3 低部
4 段差
10 緩衝車輪機構
11 支持棒
11a 揺動軸
12 揺動バー
13a,13b 車輪
14a,14b 車軸
15 サポートフレーム
16 車輪
17 もたれ受
20 もたれ歩行車

Claims (4)

  1. 走行路上を走行する緩衝車輪機構において、
    支持棒と、
    支持棒の下端部に揺動軸を介して揺動自在に設けられた揺動バーと、
    揺動バーの両端部に車軸を介して取付けられた一対の車輪とを備え、
    走行路の高低部に応じて一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に差が生じた場合に、揺動バーが揺動し、揺動バーの揺動軸の高さ位置が一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に位置することを特徴とする緩衝車輪機構。
  2. 揺動軸は揺動バーのうち、一対の車軸の間の中央部に位置することを特徴とする請求項1記載の緩衝車輪機構。
  3. 走行路上を走行するもたれ歩行車において、
    緩衝車輪機構と、
    この緩衝車輪機構に連結され、下端部に車輪を有するサポートフレームと、
    緩衝車輪機構およびサポートフレームに支持されたもたれ受とを備え、
    緩衝車輪機構は、支持棒と、
    支持棒の下端部に揺動軸を介して揺動自在に設けられた揺動バーと、
    揺動バーの両端部に車軸を介して取付けられた一対の車輪とを備え、
    走行路の高低部に応じて一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に差が生じた場合に、揺動バーが揺動し、揺動バーの揺動軸の高さ位置が一方の車輪の車軸の高さ位置と、他方の車輪の車軸の高さ位置との間に位置することを特徴とするもたれ歩行車。
  4. 揺動軸は揺動バーのうち、一対の車軸の間の中央部に位置することを特徴とする請求項3記載のもたれ歩行車。
JP2007002815U 2007-04-19 2007-04-19 緩衝車輪機構およびもたれ歩行車 Expired - Fee Related JP3133210U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002815U JP3133210U (ja) 2007-04-19 2007-04-19 緩衝車輪機構およびもたれ歩行車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002815U JP3133210U (ja) 2007-04-19 2007-04-19 緩衝車輪機構およびもたれ歩行車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3133210U true JP3133210U (ja) 2007-07-05

Family

ID=43283896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002815U Expired - Fee Related JP3133210U (ja) 2007-04-19 2007-04-19 緩衝車輪機構およびもたれ歩行車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3133210U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7273118B2 (en) Electric wheelchair frame
TWI331973B (en) Three-wheel rolling vehicle with two front steering wheels
US20070176384A1 (en) Three wheeled vehicle
JP2006306246A (ja) キャスター
KR20100035997A (ko) 접이식 자전거 및 이를 이용한 자전거 접이방법
JP3956175B2 (ja) 揺動機構を備えた車輪のついた杖
JP3046565B2 (ja) 段差越え用車輪
JP2003079671A (ja) 車椅子用前輪支持機構
JP2005313660A (ja) リヤサスペンション付き自転車フレーム及びこれを用いたリヤサスペンション付き自転車
JP3133210U (ja) 緩衝車輪機構およびもたれ歩行車
JP2008094279A (ja) キャスター及び緩衝車軸支持機構
JP2002037147A (ja) 病弱者用階段等自走車
JP4077061B2 (ja) 車椅子用キャスタ
JP3181733U (ja) クローラ運搬車の車椅子装置
WO2020075404A1 (ja) 不整地走行車両
JP4869003B2 (ja) 手押し車
KR200427359Y1 (ko) 방향성 캐스터가 구비된 자전거
KR102092539B1 (ko) 전동카트용 안전바 장치
KR101189799B1 (ko) 접이식 자전거
JP3154114U (ja) 自転車スタンドの立て起こし手動操作装置
JP2002308159A (ja) 車椅子用階段等昇降車両
JP2002160687A (ja) 二輪車の前輪構造
JP2001276131A (ja) 病弱者用無端軌道車
JP3105824U (ja) 段差乗り越え車輪
JP3103517U (ja) 作業員等の移動用車輌

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees