JP3133017B2 - 引戸構造 - Google Patents

引戸構造

Info

Publication number
JP3133017B2
JP3133017B2 JP09185650A JP18565097A JP3133017B2 JP 3133017 B2 JP3133017 B2 JP 3133017B2 JP 09185650 A JP09185650 A JP 09185650A JP 18565097 A JP18565097 A JP 18565097A JP 3133017 B2 JP3133017 B2 JP 3133017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
blocking member
clearance
amount
sill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09185650A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10339077A (ja
Inventor
均 榊原
光一 渡辺
Original Assignee
株式会社ノダ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ノダ filed Critical 株式会社ノダ
Priority to JP09185650A priority Critical patent/JP3133017B2/ja
Publication of JPH10339077A publication Critical patent/JPH10339077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133017B2 publication Critical patent/JP3133017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、方立てに引戸と方
立て間のクリアランスを閉そくする閉そく部材が設けら
れた引戸構造に関する技術である。
【0002】
【従来技術】従来より、図1を借りて説明すると、片引
き用の引戸枠内の小壁52端面には方立て4が設けら
れ、方立て4の引戸側側面と引戸6の側面との間には、
クリアランス7が設けられている。このクリアランス7
は、引戸6の開閉時に引戸6と方立て4が接触して、引
戸6の開閉がしづらくなったり、引戸側面を損傷したり
しないように設けられているものである。
【0003】しかし、このクリアランス7を通じて室外
から室内に光がもれたり、すきま風が吹き込んだりして
室内にいる人々に不快感を与える問題点を有してした。
そのため、方立て4の引戸測側面にじかにほぼクリアラ
ンス7の寸法と等しい長さのモヘアやパッキンなどの気
密材を貼着し、該気密材を引戸側面に接触させクリアラ
ンス7を閉そくしていた。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】このように方立て4に
気密材を設けても、引戸6に反りが発生した場合は引戸
6と方立て4の間のクリアランス7が広がり、気密材が
広がった分のクリアランス7を閉そくしきれず、すき間
が生じることがあった。
【0005】例えば、引戸6を側面から見た時、方立て
4側を凸とする引戸6の反り、反方立て側を凸とする引
戸6の反りが発生した場合には、引戸6と方立て4に設
けられる気密材の間で引戸6の上下部においてクリアラ
ンス7が広がったり、引戸6の中央部でクリアランス7
が広がったりするため、気密材がクリアランス7を閉そ
くしきれずすき間が生じた。
【0006】また、引戸6を施工後に、家自体の沈み込
みによる躯体の変形、施工ミスによるクリアランス7の
広がりなどにより気密材がクリアランス7を閉そくでき
ず、すき間となってしまうこともあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明の発明者は、図1を借りて説明すれば、
横枠54、縦枠53及び方立て4からなる片引き引戸枠
と、引戸6とからなる引戸構造において、方立て4の引
戸側側面に嵌入溝5を設けるとともに、基材2と、基材
2の表面に設けられる閉そく体3からなる、引戸6の側
面と方立て4の側面の間のクリアランスを閉そくする閉
そく部材1を、方立て4に設けられる嵌入溝5にその突
出量を引き戸の形状に沿って調整可能に嵌入させ、引戸
の開放時および閉止時に突出するように設けた引戸構造
を発明したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明の引戸構造の一実施例である。開口部
50の壁面51の木口に縦枠53が、小壁52の木口に
は方立て4がそれぞれ設けられ、底面にはその上面に引
戸6の戸車が走行する敷居レール55が嵌着された横枠
(敷居)54が設けられ、敷居54上に引戸6が取り付
けられている。
【0009】4は方立てであり、引戸6側側面にその全
長にわたり嵌入溝5が設けられる。1は閉そく部材であ
り、基材2と基材2の表面に設けられる閉そく体3から
なり、方立て4に設けられる嵌入溝5にその突出量を調
整可能に嵌入される。
【0010】閉そく部材1は閉そく体3が方立て4の引
戸6側側面より引戸6側に突出して引戸6の側面と接触
し、引戸6の側面と方立て4の側面の間のクリアランス
7を閉そくしている。
【0011】閉そく部材1は基材2と基材2の表面に設
けられる閉そく体3から構成され、引戸6と方立て4の
間のクリアランス7を閉そくし、その長さは方立て4の
長さ、言い換えれば敷居下面から敷居上面までの寸法と
等しく形成される。
【0012】基材2の形状は棒状あるいは板状であり、
無垢の木材、合板、木質繊維板、パーティクルボード、
オリエンテッドストランドボード、LVLなどからなる
木質系材料や、硬質塩化ビニールよりなる合成樹脂系材
料、アルミニウム、ステンレスなどの金属系材料などを
任意で選択して構成される。
【0013】また、閉そく体3はその材質が柔軟性があ
るもので、引戸6側面に密着し変形することが望まし
く、合成樹脂繊維が密植されているモヘや軟質合成樹
脂が成形されてなる舌片14などであり、基材2の表面
の引戸6側面と対向する位置に固着されてなる。(図
2)
【0014】嵌入溝5は、方立て4の引戸6側側面全長
にわたって刻設され、その深さは基材2が嵌入溝5の最
奥部にあっても、閉そく体3が嵌入溝5から突出する程
度の深さが望ましい。
【0015】閉そく部材1は閉そく体3の突出量を調整
可能に嵌入溝5に嵌入される。例えば図3〜5のように
閉そく部材1の基材2として棒材を用い、基材2に調整
ビス穴17を複数個所穿設し、該調整ビス穴17に調整
ビス9を貫通させ、調整ビス9の先端側にコイルバネ1
0を通した状態で、方立て4の嵌入溝5の底面に調整ビ
ス9を打ち込み、コイルバネ10が閉そく部材1を押圧
し、嵌入溝5より突出させるように弾発付勢した状態で
嵌入させる。
【0016】閉そく体3の突出量を調整するときは、調
整ビス9を締める方向に回せば、付勢に反して閉そく部
材1の突出量を小さくでき、調整ビス9を緩める方向に
回せば、付勢によって閉そく部材1の突出量を大きくす
ることができる。
【0017】調整ビス9を複数個所設け、調整ビス9の
締め具合をすべて同じ量にすることによって嵌入溝5に
対して垂直に突出させることができ、締め具合を上方の
調整ビス9の締め込み量を大きくし、下方の調整ビス9
の締め込み量を小さくすることによって、閉そく部材1
を斜め方向に突出させることができる。
【0018】また、調整ビス9にコイルバネ10を通す
代わりに嵌入溝5の底面に板バネ13を設けた状態で閉
そく部材1に調整ビス9を打ち込んでも同様の調整が行
なえる。(図9の説明で後述する。)
【0019】この場合は、閉そく部材1側すなわち引戸
6側から閉そく部材1の突出量を調整する事例を示した
が、図6のように方立て4の反引戸側の側面から調整す
る手段を用いても良い。
【0020】方立て4の引戸6側側面全長には嵌入溝5
が刻設され、方立て4の反引戸側側面には調整穴11が
穿設され、調整穴11より嵌入溝5に向けて調整ビス9
が嵌入される調整ビス穴17が穿設され、調整ビス穴1
7内には調整ビス9が嵌入されるビス受け12が埋設さ
れて調整ビス穴17に調整ビス9が嵌入される。
【0021】調整穴11にはふた18が設けられ、調整
時にのみふた18をはずして調整するようにしても良
い。閉そく部材1の基材2には棒材が用いられ、調整ビ
ス9が基材2から抜けないように基材2の内部で調整ビ
ス9の先端がかしめられた状態で、閉そく部材1が嵌入
溝5に嵌入される。
【0022】閉そく部材1の突出量を調整するときは、
調整ビス9を締める方向に回せば、調整ビス9が閉そく
部材1を嵌入溝5から押し出して閉そく部材1の突出量
を大きくでき、調整ビス9を緩める方向に回せば、調整
ビス9が閉そく部材1を嵌入溝5内に引っ込ませて閉そ
く部材1の突出量を小さくすることができる。
【0023】さらに閉そく体3はその材質がモヘアや軟
質合成樹脂などの柔軟性のある材料で構成されるため、
基材2を合成樹脂系材料などの柔軟性のある材質で構成
し、調整ビス9を複数個所設けておけば、図5のように
閉そく部材1の突出量を場所によって変えることができ
る。
【0024】すなわち、引戸6の反り形状に合わせて閉
そく部材1の突出量を調整し、閉そく体3の先端は湾曲
して突出することとなる。
【0025】図7のように、方立て4の嵌入溝5に両側
の内壁に凹凸が設けられたケース15を埋設し、凹部1
6間の幅と等しい幅であってプラスチック板などの弾性
を有する板材からなる基材2上にモヘなどの閉そく体
3を固着し、ケース15内の凹部16に基材2の端面を
嵌合させて閉そく部材1を保持させる。基材2は弾性を
有し湾曲するため、ケース内の凹凸部を摺らせて移動さ
せることができる。
【0026】閉そく体3の突出量を大きくしたい場合
は、閉そく体3を引っ張れば、基材2は弾性を有するた
め、ケース15内の奥側の凹部16の嵌合がはずれて、
手前側の凹部16に新たに嵌合することにより閉そく体
3を突出させることができ、逆に突出量を小さくしたい
場合は、基材2をドライバーなどでケース15内に押し
込み、手前側の凹部16の嵌合をはずし、奥側の凹部1
6に基材2の端面を嵌合させて、閉そく体3のケース1
5からの突出量を小さくする。
【0027】このように方立て4の引戸6側側面に設け
られる嵌入溝5に閉そく部材1をその突出量を調整可能
に嵌入させてなるため、引戸6が反った状態であっても
閉そく部材1の方立て4からの突出量を反りの状態に合
わせて調整でき、引戸6の側面と方立て4の側面との間
のクリアランス7をすき間なく閉そくできる。
【0028】閉そく部材1として引戸6の開放時及び閉
止時に突出するように設けられた引戸構造であっても良
く、引戸6の開放時及び閉止時にのみ、閉そく体3の先
端を引戸6の側面に接触させても良い。
【0029】引戸6の開放時には引戸6の引手側の側面
に、引戸6の閉止時には引戸6の反引手側の側面に、閉
そく体3の先端が接触して閉そく部材1が引戸6と方立
て4の間のクリアランス7を閉そくするものである。
【0030】例えば図8に実施例として示されている。
引戸6が開放された状態について説明する。引戸6の引
手側側面の開放時における方立て4に対向する位置に、
磁石19を埋設する。磁石19の表面には引戸6の他の
部分と同様に化粧シートを貼るなどの化粧を施しても良
い。
【0031】方立て4の引戸6側側面には嵌入溝5が設
けられ、嵌入溝5には外ケース23が埋設されるととも
に、外ケース23内には内ケース22と固着された閉そ
く部材1が嵌入されている。外ケース23はコの字形に
形成され、外ケース23の底面には磁力の弱い磁石21
が固着されている。
【0032】内ケース22は外ケース23に嵌入される
ようにコの字形に形成され、内ケース22底面の裏面側
には外ケース23に固着される磁石21と異なる極の磁
石20が固着される。
【0033】閉そく部材1は磁石19と吸着する金属か
らなる基材2と、該基材2の表面にモヘアや軟質合成樹
脂が成形されてなる舌片などの閉そく体3が設けられて
なり、閉そく部材1は内ケース22内にその突出量が調
整可能に嵌入される。
【0034】また、内ケース22に嵌入される閉そく部
材3は、図9のように、閉そく部材1の引戸6側に調整
ビス穴17を穿設し、該調整ビス穴17より基材2内に
調整ビス9を貫通させ、内ケース22の底面に板バネ1
3を設けた状態で内ケース22の底面に調整ビス9を打
ち込み、板バネ13が閉そく部材1を引戸6側に押圧し
突出するように弾発付勢した状態で内ケース22に嵌入
させる。
【0035】閉そく体3の突出量を調整するときは、調
整ビス9を締める方向に回せば、付勢に反して閉そく体
3の突出量を小さくでき、調整ビス9を緩める方向に回
せば、付勢によってさらに閉そく体3の突出量を大きく
させることができる。また基材2を貫通した調整ビス9
の先端側にコイルバネ10を通して内ケース22に閉そ
く部材1を嵌入固定しても良い。
【0036】このように構成したので、平時は外ケース
23と内ケース22の各々の底面に設けられる磁石2
0、21の磁力によって、内ケース22に嵌入された閉
そく部材1は方立て4の嵌入溝5に嵌入された外ケース
23内に引っ込んでいる。
【0037】引戸6が開放され、引戸6の磁石19が埋
設された部分が近接したときには、外ケース23と内ケ
ース22の間の磁力は弱く、引戸6の引手側側面に埋設
される磁石19の磁力の方が強いため、閉そく部材1が
嵌入された内ケース22は引戸6側に引き寄せられ、閉
そく部材1がクリアランス7を閉そくする。
【0038】引戸6を閉止する方向に動かすと、引戸6
に埋設された磁石19の位置からはずれ、内ケース22
と固着された閉そく部材1はフリーの状態となって、内
ケース22と外ケース23の磁石20、21が吸着しあ
い、内ケース22と固着された閉そく部材1は外ケース
23内に引っ込む。
【0039】また、引戸6の反引手側側面の閉止時にお
ける方立て4に対向する位置にも同様に磁石19を埋設
しておくことにより、引戸6を閉止したときにも同様の
方法でクリアランス7を閉そくする。
【0040】図11〜15には他の実施例が示されてい
る。この実施例においては引戸6の戸首24の方立て4
側の側面に作動部材25が方立て4側に突出して設けら
れている。作動部材25は、戸首24から延出する水平
部26と水平部26の先端に設けられる断面逆台形の押
圧部27からなる。(図11)
【0041】方立て4の引戸6側側面全長には嵌入溝5
が設けられ、嵌入溝5には図12のように外ケース23
が埋設されるとともに、外ケース23内には内ケース2
2と固着された閉そく部材1が嵌入され、外ケース23
より上方に向けて軸28が突出している。
【0042】外ケース23及び内ケース22は断面コの
字形に形成される。閉そく部材1は合成樹脂や金属を成
形して成る棒材である基材2と、該基材2の表面にモヘ
アや軟質合成樹脂が成形されてなる舌片などの閉そく体
3が設けられてなり、閉そく部材1は内ケース22内に
その突出量が調整可能に嵌入される。
【0043】例えば図12のように閉そく部材1の基材
2として棒材を用い、基材2に調整ビス穴17を複数個
所穿設し、該調整ビス穴17に調整ビス9を貫通させ、
調整ビス9の先端側にコイルバネ10を通した状態で、
方立て4の嵌入溝5の底面に調整ビス9を打ち込み、コ
イルバネ10が閉そく部材1を押圧し、嵌入溝5より突
出させるように弾発付勢した状態で嵌入させる。
【0044】閉そく体3の突出量を調整するときは、調
整ビス9を締める方向に回せば、付勢に反して閉そく部
材1の突出量を小さくでき、調整ビス9を緩める方向に
回せば、付勢によって閉そく部材1の突出量を大きくす
ることができる。
【0045】調整ビス9を複数個所設け、調整ビス9の
締め具合をすべて同じ量にすることによって嵌入溝5に
対して垂直に突出させることができ、締め具合を上方の
調整ビス9の締め込み量を大きくし、下方の調整ビス9
の締め込み量を小さくすることによって、閉そく部材1
を斜め方向に突出させることができる。
【0046】内ケース22と固着された閉そく部材1
は、外ケース23と連結された状態で外ケース23内に
嵌入される。
【0047】外ケース23内面には軸28が嵌挿される
支持片30が設けられ、内ケース22外面と外ケース2
3内面とが板バネで構成される連結バネ31で連結さ
れ、支持片30と連結バネ31の曲折した部分に軸28
が嵌入される。また、軸28には連結バネ31の曲折し
た部分と当接する個所に押圧片29を設ける。(図1
3、図14)
【0048】軸28に力がかかっていないときは、軸2
8の押圧片29が連結バネ31の曲折された部分によっ
て上方に押され、軸28は上方に突出し、内ケース22
と固着された閉そく部材1は外ケース23内に納められ
ている。
【0049】軸28が下方に押されると、押圧片29が
連結バネ31を押圧し、連結バネ31の曲折した部分が
伸びることによって、連結バネ31と連結された内ケー
ス22と固着された閉そく部材1が押し出され、方立て
4より引戸6側に突出する。
【0050】このようにして方立て4に閉そく部材1が
方立て4の嵌入溝5に軸28が上方に向けて突出するよ
うに嵌入される一方、引戸6の閉止時に方立て4と対向
する戸首24の方立て4側の側面に作動部材25が方立
て4側に突出して設けられる。
【0051】軸28が作動部材25によって押圧されな
い限り、軸28は上方に突出するとともに閉そく部材1
も方立て4の嵌入溝5内に引っ込んでおり、引戸6が閉
止されて作動部材25が方立て4に近接することで、作
動部材25の押圧部27の斜面が徐々に軸28を押し下
げ、ついで水平部26で軸28を押圧して連結バネ31
を押圧して、閉そく部材1を引戸6側に押し出して引戸
6と方立て4間のクリアランス7を閉そくする。
【0052】クリアランス7を閉そくしない時には、閉
そく部材1は方立て4内に引っ込んでいるため、引戸6
の開閉時に閉そく部材1が引戸6側面をこする音が発生
するのを防止できるとともに、閉そく部材1が引戸6側
面に接触することによる引戸6の開閉時にかかる抵抗を
なくし、引戸6の開閉をしやすくすることができる。
【0053】
【発明の効果】引戸6と方立て4の間のクリアランス7
を閉そくする閉そく部材がその突出量を調整可能に構成
されているため、引戸6が反るなどしてクリアランス7
が広がった場合でも閉そく部材1の突出量を調整してク
リアランス7を閉そくでき、見栄えが良くなるととも
に、クリアランス7を閉そくしきれずにすきま風が吹き
込んだり、光が漏れたりすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本技術引戸構造の断面図、
【図2】 閉そく体として舌片が固着された閉そく部材
の断面図、
【図3】 閉そく部材が嵌入された方立ての断面図、
【図4】 閉そく部材が嵌入された方立ての断面図、
【図5】 閉そく部材を調整してクリアランスを閉そく
した場合を示す断面図、
【図6】 反引戸側から閉そく部材の突出量を調整する
手段を示す断面図、
【図7】 閉そく部材の他の実施例が方立てに嵌入され
た場合を示す断面図、
【図8】 引戸の磁石に吸着されて閉そく部材がクリア
ランスを閉そくしている状態を示す断面図、
【図9】 内ケースと内ケースに固着された閉そく部材
の断面図、
【図10】 内ケースと内ケースに固着された閉そく部
材の断面図、
【図11】 引戸と方立ての位置関係を示す斜視図、
【図12】 外ケースと内ケースが連結された状態を示
す断面図、
【図13】 外ケース内に内ケースが引っ込んでいる状
態を示す断面図、
【図14】 軸が押圧され、内ケースに固着された閉そ
く部材が押し出された状態を示す断面図、
【図15】 軸が押圧され、閉そく部材がクリアランス
を閉そくしている状態を示す断面図、
【符号の説明】
1:閉そく部材、2:基材、3:閉そく体、4:方立
て、5:嵌入溝、6:引戸、7:クリアランス、8:戸
車、9:調整ビス、10:コイルバネ、11:調整穴、
12:ビス受け、13:板バネ、14:舌片、15:ケ
ース、16:凹部、17:調整ビス穴、18:ふた、1
9:(引戸側面に埋設される)磁石、20:(内ケース
底面の裏面側に固着される)磁石、21:(外ケース底
面に固着される)磁石、22:内ケース、23:外ケー
ス、24:戸首、25:作動部材、26:水平部、2
7:押圧部、28:軸、29:押圧片、30:支持片、
31:連結バネ、50:開口部、51:壁面、52:小
壁、53:縦枠、54:横枠、55:敷居レール。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/18 - 7/23

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横枠、縦枠及び方立てからなる片引き引
    戸枠と引戸とからなる引戸構造において、方立ての引戸
    側側面に嵌入溝を設けるとともに、基材と、基材の表面
    に設けられる閉そく体からなる、引戸の側面と方立ての
    側面の間のクリアランスを閉そくする閉そく部材を、方
    立てに設けられる嵌入溝にその突出量を引き戸の形状に
    沿って調整可能に嵌入させ、引戸の開放時および閉止時
    に突出するように設けた引戸構造。
JP09185650A 1997-06-09 1997-06-09 引戸構造 Expired - Lifetime JP3133017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09185650A JP3133017B2 (ja) 1997-06-09 1997-06-09 引戸構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09185650A JP3133017B2 (ja) 1997-06-09 1997-06-09 引戸構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10339077A JPH10339077A (ja) 1998-12-22
JP3133017B2 true JP3133017B2 (ja) 2001-02-05

Family

ID=16174484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09185650A Expired - Lifetime JP3133017B2 (ja) 1997-06-09 1997-06-09 引戸構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3133017B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307468A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Okamura Corp トイレのドア装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005226313A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Wood One:Kk 引き戸用小壁の施工方法
JP5164175B2 (ja) * 2008-10-15 2013-03-13 株式会社Lixil 引戸式ドア装置、引戸式ドアの防護板、及び、施工方法
JP5684029B2 (ja) * 2011-03-31 2015-03-11 三協立山株式会社 建具用気密具及び建具
JP6640168B2 (ja) * 2017-10-13 2020-02-05 三菱電機株式会社 ホームドア装置
CN113863829B (zh) * 2021-10-18 2023-08-15 济南国宏建材有限公司 一种用于pvc窗结构的框扇间可调节密封间距的密封组件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307468A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Okamura Corp トイレのドア装置
JP4537883B2 (ja) * 2005-04-27 2010-09-08 株式会社岡村製作所 トイレのドア装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10339077A (ja) 1998-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3133017B2 (ja) 引戸構造
US4754585A (en) Seal and compression clip for window glazing
US6837003B2 (en) Wooden shutter
US5174091A (en) Grille clip
US4753042A (en) Magnetic weather strip for door
JP2004176473A (ja) ロールスクリーン
JP3623285B2 (ja) ドア構造
JP2931192B2 (ja) 障子枠の構造
US20050235568A1 (en) Anti-rattle device for a pocket door assembly
JPH0624189U (ja) ドア用パッキンの取付け構造
JP3061602B2 (ja) ドア枠およびそれに用いる戸当り材
KR200224329Y1 (ko) 걸레받이의 장착구조
JP3380669B2 (ja) 引戸ユニット
JPH029034Y2 (ja)
KR100573320B1 (ko) 금속문
JP3411535B2 (ja)
JPH11311056A (ja) 戸当り構造
JPH0542568U (ja) 引戸用枠
JP3180286B2 (ja) 持ち出し窓の枠構造
JP2911822B2 (ja) 引戸装置
JPH08158735A (ja) 戸当たり
JPH0960423A (ja) 引戸枠の枠材
JP2000154639A (ja) 床見切り材
JPS5931910Y2 (ja) 格子体付きガラス障子
JP2868438B2 (ja) 引戸用上枠

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001017

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term