JP3132937U - 包装袋ホルダー - Google Patents

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靖 坂本
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Abstract

【課題】内容物を充填された軟質性包装袋を収納して直立支持する包装袋ホルダーにおいて、内容物の注ぎ易さ、安定性、持ちやすさ、保形性、容量の目盛りの正確性、嵩高性等を改善する。
【解決手段】上端部に再封可能なスパウトが設けられた軟質性包装袋を収納して直立支持する包装袋ホルダーであって、第一側面構成部と第一側面構成部の両側縁部で接続する第二側面構成部とからなり、両側面構成部によって筒体を構成するものであり、第一側面構成部の下端部中央から延出部が設けられ、延出部が筒体の底部中央を通って第二側面構成部の外面にまで及び、延出部の端部が第二側面構成部の外面にスナップ嵌め又は面ファスナーにより固定できる。
【選択図】図2

Description

本考案は、内容物を充填された軟質性包装袋を収納して直立支持するための包装袋ホルダーに関し、特に内容物の注ぎ易さ、安定性、持ちやすさ、保形性、容量の目盛りの正確性、嵩高性等を改善した包装袋ホルダーに関する。
ポリエチレンやポリプロピレンなどの軟質性材料からなる軟質性包装袋は、液状物や粉状物を効率良く充填でき、安価で軽量であるため、食品、医薬品をはじめ、家庭用製品の分野で多く使用されている。
しかし、使用時に大量の液体を入れて溶解または希釈して使用する場合、その重量が重くなり、他の容器やコップなどに移し替える際、非常に持ちにくく、コップなどの容器が転倒したり中味の液体がこぼれたりするなど使用時の取り扱いに問題があった。また、大量の液体を入れた状態では、軟質性包装袋の安定性及び保形性に優れているとはいえず、さらに内容物を注出するときに軟質性包装袋の胴部が内容物の重量で折れ曲がり、うまく注出することができなかった。
特に、医療分野では、粉末の腸管洗浄剤を軟質性包装袋に充填させたものが知られているが、このような製剤は容量が大きく、決められた量を複数回に分けて服用する必要があるため、コップに移し替える際に中味の液体がこぼれると、必要量の薬剤を服用できないという問題があり、また、容量が少なくなることにより軟質性包装袋に記載されている目盛りと実際の注出量が合わなくなるという問題もあった。
かかる問題を克服するために、軟質性包装袋を直立支持させる容器支持体が提案されているが(特許文献1,2参照)、これらの容器支持体は、上端部に軟質性容器を固定する部分がないため、大量の液体を入れると、コップなどに注ぎ入れる際に、液体の移動に伴って、軟質性包装袋自体の重みによって軟質性包装袋が包装袋ホルダーからずれおち、安定性が悪く、注ぎにくいという問題があった。
実用新案登録第3121814号 実用新案登録第3122853号
本考案は、かかる従来技術の問題点に鑑み、創案されたものであり、その目的は、内容物を充填された軟質性包装袋を収納して直立支持するための包装袋ホルダーにおいて、内容物の注ぎ易さ、安定性、持ちやすさ、保形性、容量の目盛りの正確性、嵩高性等を改善した包装袋ホルダーを提供することにある。
本考案者は、かかる目的を達成するために、包装袋ホルダーの適切な形状について鋭意検討した結果、包装袋ホルダーの側面構成部の下端部中央から延出した部分を使用時に底部支持部として形成させること、及び延出した部分の端部を包装袋ホルダーの他方の側面構成部に固定することによって、包装袋ホルダーを机などに置いたとき、自立安定性が高く、軟質性包装体自体の保形性も良好で、容量が減った際にも、軟質性包装袋自体に記載された目盛りのずれが小さい包装袋ホルダーを提供することができることを見出した。さらに、軟質性包装袋のスパウト突出部以外の包装袋ホルダーの上端中央部の両側部分を溶着した形状にすることにより、注出の際にも包装袋ホルダー内で軟質性包装袋ががたつくことなく固定されることを見出した。また、上述のように形成することにより、包装袋ホルダーに軟質性包装袋を装着する際には、包装袋ホルダーの底部の開口部を通して軟質性包装袋を装着して底部を固定させるため、装着も容易であることを見出した。
即ち、本考案は、上端部に再封可能なスパウトが設けられた軟質性包装袋を収納して直立支持するための包装袋ホルダーであって、第一側面構成部と前記第一側面構成部の両側縁部で接続する第二側面構成部とからなり、前記第一側面構成部と前記第二側面構成部によって筒体を構成するものであること、前記第一側面構成部の下端部中央から延出部が設けられ、前記延出部が前記筒体の底部中央を通って前記第二側面構成部の外面にまで及び、前記延出部の端部が前記第二側面構成部の外面に固定できることを特徴とする包装袋ホルダーである。
本考案の包装袋ホルダーの好ましい態様では、前記延出部の端部の前記第二側面構成部の外面への固定がスナップ嵌め又はマジックテープであり、前記延出部の幅が前記第一側面構成部の下端部の長さの1/5〜2/3であり、前記第一側面構成部と前記第二側面構成部の両側縁部の接続部分又はその付近に取っ手が取り付けられ、前記第一側面構成部の上端部と前記第二側面構成部の上端部が、前記軟質性包装袋を前記包装袋ホルダーに収納した場合に前記軟質性包装袋のスパウトのみが前記包装袋ホルダーの上端中央部から出るように、前記上端中央部の両側で溶着され、前記包装袋ホルダーの上端中央部の片側又は両側が、上端中央部から側縁部の方向にその高さが漸減するように、斜めに切り欠かれ、前記軟質性包装袋が使用時に液体を入れて溶解又は希釈して使用する内容物、例えば腸管洗浄剤又は流動食を充填され、前記軟質性包装袋が500〜3000mlである。
本考案の包装袋ホルダーは、上述のように構成されているので、軟質性包装袋の内容物の注ぎ易さ、安定性、持ちやすさ、保形性、容量の目盛りの正確性、嵩高性等が著しく改善されている。
本考案の包装袋ホルダーを以下具体的に説明するが、本考案はこれらに限定されるものではない。
図1(a),(b),(c)は、本考案の包装袋ホルダーの一例の組立過程を順に示したものである。図1から明らかなように、本考案の包装袋ホルダーは、第一側面構成部1と第二側面構成部2とからなり、第一側面構成部1と第二側面構成部2は、それらの両側縁部で連続して接続されているか又は溶接もしくは接着剤等により接合されて接続され、軟質性包装袋を収納する筒体を構成する。
第一側面構成部1は、その下端部中央から一定の幅の延出部3を有し、延出部3は、図1(b),(c)に示すように、筒体の底部中央を通って第二側面構成部2の下端部中央付近で折り曲げられて第二側面構成部2の外面にまで及び、延出部3の端部に設けられた固定手段5によって第二側面構成部2の外面の固定手段5′に固定できるようになっている。延出部3の幅(最大幅)は、小さな幅で軟質性包装袋の底部を安定して支持するために、第一側面構成部1の下端部の長さの1/5〜2/3、より好ましくは1/4〜1/2であることが好ましい。延出部3の端部の第二側面構成部2の外面への固定は、従来公知の様々な手段を採用することができるが、例えばスナップ嵌め又はマジックテープが好ましい。
図1に示される包装袋ホルダーに軟質性包装袋を収納して直立支持するためには、まず包装袋ホルダーの第一側面構成部1と第二側面構成部2の間に軟質性包装袋が入る空間が生じるように筒体を構成し、この筒体の中に軟質性包装袋を入れ、次に包装袋ホルダーの第一側面構成部1の延出部3を筒体の底部中央から第二側面構成部2の下端部中央を経て第二側面構成部2の外面にまで及ぼし、延出部3の端部を第二側面構成部2の外面に固定することによって行なわれる。図2(a)は、このような方法で図1の包装袋ホルダーに軟質性包装袋を収納した状態を示す概略図である。
第一側面構成部1と第二側面構成部2の両側縁部の接続部分又はその付近には図1に示すように取っ手4が設けられている。取っ手4は軟質性包装袋を収納した包装袋ホルダーを片手で持つことができるようなものであり、取っ手4を片手で持ち包装袋ホルダーを傾けることによって軽い力で容易に軟質性包装袋の液体を移し替えることができる。
図1に示される包装袋ホルダーは、第一側面構成部1と第二側面構成部2で構成される筒体の上方が開放されているが、軟質性包装袋のスパウトの出口を除いて筒体の上方を閉じるように第一側面構成部1の上端部と第二側面構成部2の上端部の一部を互いに溶着することができる。具体的には、図2(b)に示すように、第一側面構成部1の上端部と第二側面構成部2の上端部が、軟質性包装袋を包装袋ホルダーに収納したときに軟質性包装袋のスパウトのみが包装袋ホルダーの上端中央部から出るように、その上端中央部の両側で溶着されるようにすることができ、あるいは、図2(c)に示すように、包装袋ホルダーの上端中央部のスパウトの出口の両側を溶着した上でさらにその両側又は片側(この場合、片側は取っ手が取り付けられていない側縁部に近い側が好ましい)の一部が上端中央部から側縁部の方向に向けてその高さが漸減するように斜めに切り欠かれるようにすることができる。なお、図2(a),(b),(c)は、延出部3の端部の第二側面構成部2の外面への固定手段がスナップ嵌めである例を示したが、図3(a),(b),(c)のようにその固定手段をマジックテープに替えることもできる。
本考案の包装袋ホルダーは、基本的には第一側面構成部、第二側面構成部、延出部、及び取っ手から形成されるが、これらの構成部の素材は使用前後で簡単に平面状に折りたためる程度の柔軟性があることが好ましく、例えばポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックフィルムが使用される。また、遮光が必要なものを充填する場合は、遮光性の素材が選択され、中味の色、性状、量などを確認する必要がある場合は透明な素材が選択される。
包装袋ホルダーに収納される軟質性包装袋に充填する内容物としては、液体、固体、粉末、ゲル、ゾルなどのいずれでもよく、特に限定されないが、使用時に液体を入れて溶解又は希釈して使用する内容物(例えば粉末)を充填することが好ましい。具体的には濃厚流動食などの食品や腸管洗浄剤などの経口投与される医薬品を充填することができる。軟質性包装袋には内容量を確認できる目盛りを付けることができ、その容量は本考案の包装袋ホルダーの効果が発揮できる500〜3000mlが好ましい。また、軟質性包装袋は、上端部に再封可能なスパウトが設けられ、このスパウトを通じて液体を入れたり内容物を注ぎ出すことができる。
本考案の包装袋ホルダーは、従来公知のいずれかの方法を適宜使用することによって製造することができ、例えば所望の形状に成形した各構成部に熱プレートで圧力をかけて接合することによって製造することができる。また、本考案の包装袋ホルダーは、ほぼ平面状態で折りたたむことができるため、使用前後で嵩ばらず取扱いが容易である。
本考案の包装袋ホルダーは、主に濃厚流動食や腸管洗浄剤などの経口投与される医薬品を充填される軟質性包装袋の取り扱いを容易にするために極めて好適である。
本考案の包装袋ホルダーの一例の組立過程を順に示したものである。 軟質性包装袋を収納した状態の本考案の包装袋ホルダーの複数の例を示したものである。 軟質性包装袋を収納した状態の本考案の包装袋ホルダーの複数の別の例を示したものである。
符号の説明
1 第一側面構成部
2 第二側面構成部
3 延出部
4 取っ手
5,5′ 固定手段

Claims (9)

  1. 上端部に再封可能なスパウトが設けられた軟質性包装袋を収納して直立支持するための包装袋ホルダーであって、第一側面構成部と前記第一側面構成部の両側縁部で接続する第二側面構成部とからなり、前記第一側面構成部と前記第二側面構成部によって筒体を構成するものであること、前記第一側面構成部の下端部中央から延出部が設けられ、前記延出部が前記筒体の底部中央を通って前記第二側面構成部の外面にまで及び、前記延出部の端部が前記第二側面構成部の外面に固定できることを特徴とする包装袋ホルダー。
  2. 前記延出部の端部の前記第二側面構成部の外面への固定がスナップ嵌め又はマジックテープであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋ホルダー。
  3. 前記延出部の幅が前記第一側面構成部の下端部の長さの1/5〜2/3であることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋ホルダー。
  4. 前記第一側面構成部と前記第二側面構成部の両側縁部の接続部分又はその付近に取っ手が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋ホルダー。
  5. 前記第一側面構成部の上端部と前記第二側面構成部の上端部が、前記軟質性包装袋を前記包装袋ホルダーに収納した場合に前記軟質性包装袋のスパウトのみが前記包装袋ホルダーの上端中央部から出るように、前記上端中央部の両側で溶着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋ホルダー。
  6. 前記包装袋ホルダーの上端中央部の片側又は両側が、上端中央部から側縁部の方向にその高さが漸減するように、斜めに切り欠かれていることを特徴とする請求項5に記載の包装袋ホルダー。
  7. 前記軟質性包装袋が使用時に液体を入れて溶解又は希釈して使用する内容物を充填されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装袋ホルダー。
  8. 前記軟質性包装袋が腸管洗浄剤又は流動食を充填されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装袋ホルダー。
  9. 前記軟質性包装袋が500〜3000mlであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の包装袋ホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011073714A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 自立性包装袋

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