JP3132827U - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ Download PDF

Info

Publication number
JP3132827U
JP3132827U JP2007002436U JP2007002436U JP3132827U JP 3132827 U JP3132827 U JP 3132827U JP 2007002436 U JP2007002436 U JP 2007002436U JP 2007002436 U JP2007002436 U JP 2007002436U JP 3132827 U JP3132827 U JP 3132827U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accumulator
shell
gas
end cover
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007002436U
Other languages
English (en)
Inventor
良幸 穴南
太田 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2007002436U priority Critical patent/JP3132827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3132827U publication Critical patent/JP3132827U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Abstract

【課題】異常に高圧な油圧が作用したとしても、ガスエンドカバーとシェルとの溶接部に亀裂が発生することの無いアキュムレータを提供する。
【解決手段】略円筒形状のシェル本体1と、前記シェル本体の軸方向一端に溶接一体化されたガスエンドカバー2と、前記シェル本体の軸方向他端に設けられたオイルポート3とよりなるシェル4と、前記シェル内を気体室5と液体室6とに仕切っている隔壁7とよりなるアキュムレータにおいて、前記ガスエンドカバーに円筒部8を設けた構成としている。
【選択図】図1

Description

本考案は、アキュムレータに関する。
また、本考案は、自動車のサスペンションに用いて有用なアキュムレータに関する。
従来、特開2003−262201号公報に記載のアキュムレータが知られている。
この種アキュムレータは、金属ベローズ端部開口がガスエンドカバーに溶接されて形成されるガス室と、他端にオイルポートを有する有底円筒シェルの端部開口が、ガスエンドカバーの外周部に溶接され、金属ベローズを囲むシェルを形成する。
このガスエンドカバーの頂部に形成された貫通穴からガス室ヘガスを注入した後、プラグにより閉塞される。
この様な構造のアキュムレータにおいて、圧縮効率向上と小型軽量化を図る為に、通常は、金属ベローズ及びシェルとガスエンドカバーとが溶接される箇所を近接させ、かつ、ガスエンドカバーの形状を、軸方向長さ(ベローズ伸縮方向長さ)が短い円盤状に形成する。
この結果、異常油圧が加わった場合、軸方向長さを持たない円盤状のガスエンドカバーは球面変形し、円筒シェルとの環状溶接部に内圧による張力に加えて振りモーメントが生じ、溶接部に亀裂が発生してバースト破壊を招来する危険性があった。
特開2003−262201号公報
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、異常に高圧な油圧が作用したとしても、ガスエンドカバーとシェルとの溶接部に亀裂が発生することの無いアキュムレータを提供することを目的とする。
本考案のアキュムレータは、略円筒形状のシェル本体と、前記シェル本体の軸方向一端に溶接一体化されたガスエンドカバーと、前記シェル本体の軸方向他端に設けられたオイルポートとよりなるシェルと、前記シェル内を気体室と液体室とに仕切っている隔壁とよりなるアキュムレータにおいて、前記ガスエンドカバーに円筒部を設けた構成としている。
本考案は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の考案のアキュムレータによれば、異常に高圧な油圧が作用したとしても、ガスエンドカバーとシェルとの溶接部に亀裂が発生することの無い。
また、請求項2記載の考案のアキュムレータによれば、ガスエンドカバーに対する応力集中を緩和出来る。
更に、請求項3記載の考案のアキュムレータによれば、圧縮効率の低下を防げる。
更に又、請求項4記載の考案のアキュムレータによれば、安定的に圧縮効率の低下を防げる。
更に、請求項5記載の考案のアキュムレータによれば、ガスエンドカバーの強度をより大きく出来る。
更に、請求項6記載の考案のアキュムレータによれば、より高圧の用途に使用が可能である。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図1乃至図3に基づき説明する。
本考案に係るアキュムレータは、 略円筒形状のシェル本体1と、このシェル本体1の軸方向一端に溶接一体化されたガスエンドカバー2と、シェル本体1の軸方向他端に設けられたオイルポート3とよりなるシェル4と、このシェル4内を気体室5と液体室6とに仕切っている隔壁7とより構成されている。
そして、ガスエンドカバー2には、円筒部8が設けられている。
また、この円筒部8内周面は、円弧形状を呈している。
更に、隔壁7は金属ベローズであり、その軸方向一端が、ガスエンドカバー2に設けたフランジ部10に溶接固定されている。
そして、円筒部8を設けた関係で、ガスエンドカバー2の容積が増大する。
この結果、アキュムレータの圧縮効率が低下する。
このため、気体室5内には、非圧縮性流体や固体等の体積調整材が封入される。
また、ガスエンドカバー2の円筒部8の端部近傍に、図2、3に示す様に、スパナ掛け用六角ナット9を設ける態様とすることが、耐圧性能を高めるうえで好ましい。
すなわち、図1に示す様に、ガスエンドカバー2頂部の中心付近に、スパナ掛け用六角ナット9が存在すると、その付け根付近に応力が集中し、破損を生ずる危険性があった。
更に、隔壁7としては、ゴム材製、樹脂材製、金属材製のものが用途に応じ、適宜選択して用いられるが、ガス透過性の観点から、金属ベローズであることが好ましい。
この様に、円筒部8の存在により、ガスエンドカバー2の頂部12を、シェル本体1とガスエンドカバー2との溶接箇所11から離す構成としたため、この溶接箇所11にモーメントが作用しないため、耐圧性を高めることが出来た。
また、本考案は上述の考案を実施するための最良の形態に限らず本考案の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
アキュムレータにかかる考案の実施の形態を示す断面図である。 アキュムレータにかかる考案の他の実施の形態を示す部分断面図である。 図2の平面図である。
符号の説明
1 シェル本体
2 ガスエンドカバー
3 オイルポート
4 シェル
5 気体室
6 液体室
7 隔壁
8 円筒部
9 六角ナット
10 フランジ部

Claims (6)

  1. 略円筒形状のシェル本体(1)と、前記シェル本体(1)の軸方向一端に溶接一体化されたガスエンドカバー(2)と、前記シェル本体(1)の軸方向他端に設けられたオイルポート(3)とよりなるシェル(4)と、前記シェル(4)内を気体室(5)と液体室(6)とに仕切っている隔壁(7)とよりなるアキュムレータにおいて、前記ガスエンドカバー(2)に円筒部(8)を設けたことを特徴とするアキュムレータ。
  2. 前記円筒部(8)内周面が円弧形状を呈していることを特徴とする請求項1記載のアキュムレータ。
  3. 前記気体室(5)内に非圧縮性流体を封入したことを特徴とする請求項1または2記載のアキュムレータ。
  4. 前記気体室(5)内に固体を封入したことを特徴とする請求項1乃至3記載のアキュムレータ。
  5. 前記ガスエンドカバー(2)のスパナ掛け用六角ナット(9)を前記円筒部(8)近傍に設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載のアキュムレータ。
  6. 前記隔壁(7)が前記ガスエンドカバー(2)のフランジ部(10)に溶接固定されている金属ベローズであることを特徴とする請求項1乃5至記載のアキュムレータ。
JP2007002436U 2007-04-06 2007-04-06 アキュムレータ Expired - Fee Related JP3132827U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002436U JP3132827U (ja) 2007-04-06 2007-04-06 アキュムレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002436U JP3132827U (ja) 2007-04-06 2007-04-06 アキュムレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3132827U true JP3132827U (ja) 2007-06-21

Family

ID=43283531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002436U Expired - Fee Related JP3132827U (ja) 2007-04-06 2007-04-06 アキュムレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3132827U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6286552B1 (en) Accumulator and manufacturing process thereof
ES2310789T3 (es) Procedimiento para fabricar un contenedor presurizado.
US7318452B2 (en) Accumulator
JP2003172301A (ja) アキュムレータ
JP5695032B2 (ja) 流体圧式アキュムレータ
JP3132827U (ja) アキュムレータ
CN105972145B (zh) 轴套减振器及车辆
JP4480232B2 (ja) アキュムレータ
US9951796B2 (en) Hydraulic accumulator
JP2008196621A (ja) 車両用防振装置
JP6224713B2 (ja) アキュムレータ
JP2003083381A (ja) 油圧緩衝器のチューブ構造及びチューブ製造方法
JP6803271B2 (ja) アキュムレータ
EP3252318B1 (en) Hydraulic accumulator
US9689405B1 (en) Hydraulic accumulator
JP2009149234A (ja) 車両用ホイール
JP5349952B2 (ja) 加圧流体のためのカートリッジ
JP4265712B2 (ja) アキュムレータの製造方法
JP3209442U (ja) エアサスペンションのエア封止用プロテクタ
CN102790190A (zh) 一种防爆膜与盖板的连接结构
JP6702905B2 (ja) アキュムレータ
JP5178552B2 (ja) 圧力容器、アキュムレータ及び圧力容器蓋体の製造方法
WO2003064862A1 (fr) Accumulateur
JP2002181001A (ja) 液圧エネルギ蓄積器に充填する方法および液圧エネルギ蓄積器
JP2005282730A (ja) ベローズ型アキュムレータ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20110425