JP3132544U - 動作具現子犬作動玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】動物の中で子犬をキャラクタとした作動玩具であって、2つのモータを用いて多様な動作(motion)を具現できるようにした動作具現子犬作動玩具を提供する。
【解決手段】2つのモータによって作動する子犬作動玩具1であって、両分されるケース形の胴体2と、前記胴体の内側に固設される歯車ボックス3及び乾電池ボックス4と、前記歯車ボックスの内側に結合されている第1モータ5と、別途の歯列を有し、回転方向によって他の動作を行わせる第2モータと、を備えてなる。多くの関節と複数のモータを用いて子犬の精密な動作を具現することができ、多くの子供たちに興味及び珍しさを感じさせることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、動物の中で子犬をキャラクタとした作動玩具に関する。より詳しくは、2つのモータを用いて多様な動作(motion)を具現できるようにした動作具現子犬作動玩具に関する。
従来のロボット型作動玩具のほとんどは、特別なモータやモータに付いている位相制御装置、または出力端に直接制御用センサーを装着して動作を具現してきた。しかしながら、これには高価な部品が必要となることから、汎用玩具として一般消費者に廉価で提供するのは困難であった。
また、誤作動や破損と返品の恐れから製造者の負担が増大し、しかも、外形もロボットという印象が強かった。
したがって、一層低コストであり、上記ロボット型作動玩具に相当する動作が具現でき、外形をも子供の嗜好に合わせた縫製型の動作具現玩具の開発の必要性が高まってきている。
上記の課題に対し、動力源を用いて動作させる子犬玩具であって、頭部を動作させる頭部作動機構と、尻尾を動作させる尻尾作動機構と、四足を動作させて前進させる前進作動機構と、同じく後進させる後進作動機構と、を備え、かつ、取っ手操作のような簡単な機構からなる操作によって各作動機構の中から一又は複数を選択することが可能な動作選択手段を備える子犬玩具が開示されている(特許文献1)。
しかし、前記の先行考案に係る子犬玩具は、まるで生きているかのような生動感のある動作の表現については十分とはいえず、さらなる改良の余地があった。
実用新案登録第3116085号公報。
そこで、本考案は、従来のロボット型作動玩具の欠点を補完して新しい形態の機械的構成を備えることにより、多くの子供たちに興味及び珍しさを感じさせる作動玩具を提供することを主目的とする。
本考案は、子犬をキャラクタとした作動玩具であって、多くの関節と複数のモータを用いて子犬の精密な動作を具現することができ、しかも、子犬が座り、立ち、踊り、握手し、話すといった動作を行える機械的な構成と制御方式(音声認識、センサーによる制御など)を組み合わせることができる動作具現子犬作動玩具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案による動作具現子犬作動玩具は、両分されるケース形の胴体(2)と、胴体(2)の内側に固定設置された歯車ボックス(3)及び乾電池ボックス(4)と、歯車ボックス(3)の内側に結合され、正逆駆動する第1モータ(5)と、第1モータ(5)の出力回転を減速するように第1軸(8)乃至第3軸(14)に設置された歯車と、を備え、減速した駆動力によって駆動される子犬作動玩具において、第3軸(14)に設置された第5歯車(16)に摺動結合されるように第4軸(17)に摺動可能に設置され、圧縮バネ(23)によって押圧される可動歯車(19)が一体に形成された第6歯車(18)と、前記可動歯車(19)の側方に配置された固定歯車(20)と、前記可動歯車(19)と固定歯車(20)の側方に形成されたワンウェイクラッチ(21)(22)と、前記第4軸(17)の可動歯車(19)に噛合するように第5軸(24)に摺動可能に設置され、圧縮バネ(25)によって押圧される可動扇形歯車(26)と、前記可動扇形歯車(26)の側方に設置され、第4軸(17)の固定歯車(20)と結合するように設置された後足駆動クランク(28)が一体に形成されている固定扇形歯車(27)と、前記可動扇形歯車(26)と固定扇形歯車(27)にそれぞれ形成され、正回転時に動力を遮断し、逆回転時に動力を伝達させるワンウェイクラッチ(29)(30)と、第1モータ(5)の正逆駆動時に引っ張ったり押したりすることにより、子犬が座る動作や立つ動作を行うべく、中央部が歯車ボックス(3)に固定され、一端が後足(31)と回動可能に結合されたロッド(31a)と、両端が後足駆動クランク(28)に連結された回動部材(32)と、前記第3軸(14)に設置されている第5歯車(16)と噛合するように左足駆動クランク(33)に結合された第7歯車(34)と、
第1モータ(5)の正方向駆動時に左右側に結合されている前足(38)を交互に動かし、逆方向駆動時に両側の前足(38)を同時に動かす動力を伝達するべく、左足駆動クランク(33)と右足駆動クランク(35)にそれぞれ結合した、可動位相変換クラッチ(36)及び固定位相変換クラッチ(37)と、歯車ボックス(3)に回動可能に結合されている尻尾(41)と、尻尾ロッド(40a)に連結されるように第4軸(17)に設置した尻尾駆動クランク(40)と、を含むことを特徴とする。
本考案に係る子犬作動玩具は、上記のような構成とすることで、第1モータ(5)の正回転時には、子犬が4つの足を利用して歩行動作を行い、第2モータ(5)の逆回転時に子犬が座っている状態で前足(38)を上げ下げする動作を連続的に行うことができる。
本考案に係る子犬作動玩具は、前記第4軸(17)に設置された可動及び固定扇形歯車(26)(27)には、略200°のギア歯を形成することもできる。
このような構造を付加することにより、モータ(5)の正回転時には、後足(31)を立てる動作を行った状態で動力を遮断することができ、モータ(5)の逆回転時には、後足(31)を地面に横たえる状態で動力を遮断することができる。
また、本考案に係る子犬作動玩具は、前記歯車ボックス(3)の内側に固定設置され、正逆駆動する第2モータ(6)と、第2モータの軸に設置されたモータピニオン(42)に結合されるように第6軸(43)に設置された第7歯車(44)及びピニオン(45)と、前記ピニオン(45)に噛合するように第7軸(46)に設置され、ピニオン(48)と一体に形成された第8歯車(47)と、第7軸(46)に設置されたピニオン(48)と噛合するように第8軸(49)に設置された第9歯車(50)と、第8軸(49)の両端に設置された頭駆動クランク(51)と、第9歯車(50)と一体に形成されたピニオン(52)と、胴体(2)にピン結合された頭(53)と、前記頭(53)と頭駆動クランク(51)とを連結するロッド(54)と、第2モータ(6)の正回転時に右側前足(38)を所定角度で持ち上げ、逆回転時に右側前足(38)を元の位置に復元させるべく、右側前足(38)の上端に結合し、歯車ボックス(3)に形成されたストッパー突起(55)によって回動角が制限された弧形の作動レバー(56)に形成され、ピニオン(52)に結合された扇形歯車(57)と、を備えることができる。
前記扇形歯車(57)は、作動レバー(56)と一体に形成された歯車部(57a)と、歯車部(57a)の両端部に配置され、作動レバー(56)に軸結合された軟質合成樹脂製の扇形部(57b)と、よりなるものとすることができる。
上記のような構造を備えることにより、第2モータ(6)の正回転時には握手をするように右側前足(38)を前方に持ち上げ、第2モータ(6)の逆回転時には持ち上げた前足(38)を下げる動作を行うことができる。
本考案に係る子犬作動玩具は、第3軸(14)に結合された第4歯車(15)と噛合するように、第8軸に設置された均衡錘回動歯車(58)と、均衡錘回動歯車(58)の側方に一体に形成された軸支部(58a)と、軸支部(58a)に結合され、先端に均衡錘(60)が固定されているホルダー(59)と、軸支部(58a)とホルダー(59)との間に介在して滑り摩擦力による動力伝達を行うゴムリング(61)と、をさらに備えることができる。
上記のような構造を備えることにより、第1モータ(5)の正回転時には均衡錘を前方に回転させ、第2モータ(5)の逆回転時には均衡錘を後方に回転させることができる。
本考案による動作具現子犬作動玩具1は、従来のロボット型作動玩具とは異なり、第1、第2モータ5,6を装着して一層多様な動作を具現することができ、使用対象である子供には珍しさと好奇心を引き起こすことができる。
本考案に係る子犬作動玩具によれば、従来のロボット型作動玩具の欠点を補完して新しい形態の機械的構成を備えることにより、多くの子供たちに興味及び珍しさを感じさせる作動玩具を提供することができる。
また、本考案には示されていないが、胴体の内側に、音声認識、センサーによる制御を可能にする制御装置を備えた回路装置を内蔵することで、前記第1、第2モータ5,6を駆動する場合、音声認識及び有無線方式などによって制御し得ることから、歩き、尻尾を振り、立ち上がり、座って身を振るか握手する動作はもとより、頭を動かしてまるで話をするような動作を実現することができ、その結果、遊びの興味を拡大することもできる。
以下、本考案を実施するための好適な形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
図1及び図2は、本考案の好適な実施形態を示す斜視図及び背面斜視図である。本考案による動作具現子犬作動玩具1は、2つのモータを用いて駆動できるようにしたもので、両分されるケース形の胴体2と、前記胴体2の内側に固設される歯車ボックス3及び乾電池ボックス4と、前記歯車ボックス3の内側に結合されている第1モータ5と、別途の歯列を有し、回転方向によって他の動作を行わせる第2モータ6と、を備えてなる。
図3乃至図8を参照に、本考案に係る第1モータ5による駆動メカニズムについて説明する。図3は本考案の子犬作動玩具に係る軸配列状態を示す側面図であり、図4は本考案の第1モータによる駆動メカニズムを示す断面図である。図5乃至図8は、第1モータ駆動メカニズム中の各種歯車の正面図及び断面図である。
動作具現子犬作動玩具1は、第1モータ5に連結されたモータピニオン7によって駆動されるように第1軸8に設置された第1歯車9及びピニオン10と、ピニオン10と結合されるように第2軸11に設置された第2歯車12及び第3歯車13と、第3歯車13に噛合されるように第3軸14に設置した第4歯車15及び第5歯車16と、第5歯車16に摺動結合されるように第4軸17に摺動可能に設置した第6歯車18と、前記第6歯車18に一体に形成された可動歯車19(図5参照)と、前記可動歯車19の側方に配置されるように第4軸17に設置されるとともに、それぞれのワンウェイクラッチ21,22(図6参照)が設けられ、正回転時に動力を伝達し逆回転時に動力を遮断する固定歯車20と、可動歯車19を固定歯車20側へ押圧して十分な減速下で駆動力を伝達するように可動歯車19の側方に設置した圧縮バネ23と、を備えてなる。
前記可動歯車19には、第5軸24に設置され、圧縮バネ25によって押圧される可動扇形歯車26が摺動可能に結合され、前記可動扇形歯車26の側方には第4軸17の固定歯車20と結合され、後足駆動クランク28が一体に形成されている固定扇形歯車27(図7参照)が設置され、前記可動扇形歯車26と固定扇形歯車27のそれぞれには、ワンウェイクラッチ29,30が形成され、正回転時に動力を遮断し、逆回転時に動力を伝達するようにする。このとき、ワンウェイクラッチ29,30は、前記第4軸17の可動歯車19及び固定歯車20とは逆方向に駆動可能になっており、前記可動及び固定扇形歯車26,27には、略200°のギア歯を形成する(図8参照)。
そして、固定扇形歯車27に一体に形成されている後足駆動クランク28には、中央部が歯車ボックス3に固定され、一端が後足31と回動可能に結合されたロッド31aと連結された回動部材32が連結され、第1モータ5の正逆駆動時、ロッド31aを引っ張ったり押したりすることにより、子犬が座る動作や立つ動作を行うことができる。
前記第3軸14に設置されている第5歯車16には、左足駆動クランク33に連結された第7歯車34が噛合されている。左足駆動クランク33と右足駆動クランク35には、それぞれ可動位相変換クラッチ36及び固定位相変換クラッチ37を結合して、第1モータ5の正方向駆動時に左右側に結合されている前足38を交互に動かし、逆方向駆動時に両側の前足38を同時に動かす動力を伝達する。両側の前足38には、それぞれ後足31と駆動ロッド39が連結されている(図4下図参照)。
さらに、前記4軸17には尻尾駆動クランク40が連結されており、前記尻尾駆動クランク40には、歯車ボックス3に回動可能に設置されている尻尾41と尻尾ロッド40aが連結されて、これにより第1モータ5の正回転時に尻尾41が振られる。
次に、図9を参照に、本考案に係る第2モータ6による駆動メカニズムについて説明する。図9は、本考案の第2モータによる駆動メカニズムを示す断面図である。
歯車ボックス3の内側に結合されている第2モータ6には、モータピニオン42によって駆動されるように第6軸43に第7歯車44が設置されており、第6軸43に設置されているピニオン45には、第7軸46に設置されるとともにピニオン48と一体に形成された第8歯車47が結合されている。
第8軸49には、第7軸46に設置されたピニオン48と噛合する第9歯車50が設置されており、第8軸49の両端には、頭駆動クランク51と第9歯車50と一体に形成されたピニオン52が配置されている。頭駆動クランク51には、胴体2にピン結合されている頭53とロッド54が連結され、ピニオン52には、右足駆動クランク35に結合されている右側前足38の上端と連結されるとともに、歯車ボックス3に形成されたストッパー突起55によって回動角が制限される弧形の作動レバー56に形成された扇形歯車57が結合されている(図10参照)。
前記扇形歯車57は、第2モータ6の正回転時に右側前足38を所定角度に持ち上げ、逆回転時に右側前足38を元の位置に復元させる役割をし、構成要素として作動レバー56と一体に形成された歯車部57aと、歯車部57aの両端部に配置されて作動レバー56に軸結合された軟質合成樹脂製の扇形部57bと、を含む。
また、前記第8軸49には、第3軸14に設置された第4歯車15と噛合する均衡錘回動歯車58が設置されており、均衡錘回動歯車58の側方には、先端に均衡錘60が固定されているホルダー59が結合される軸支部58aが形成されている。軸支部58aとホルダー59との間にはゴムリング61を介在して滑り摩擦力による動力伝達を可能とする。
本考案には、胴体の内側に、音声認識、センサーによる制御を可能にする制御装置を有する回路装置等(図示せず。)を内蔵して、前記第1、第2モータ5,6を駆動させることもできる。
上記構成の本考案による2つのモータを用いた動作具現子犬作動玩具1は、子供により親近感のある動作を提供することができるもので、以下、図11乃至図13を参照に、本考案の作動を説明する。
本考案は、歯車ボックス3内側に設置される第1、第2モータ5,6によってそれぞれ駆動できるようにしたものであり、第1モータ5の正回転時に子犬が4つの足を利用して歩行動作を行い、逆回転時に子犬が座っている状態で前足38を上げ下げする動作を連続的に行いまるで楽しくダンスを踊るように見え、一方、第2モータ6の正回転時には握手をするように右側前足38を前方に持ち上げ、逆回転時には持ち上げた前足38を下げる動作を行う。以下、これらの動作をより詳しく説明する。
<第1モータの正回転>
図11Aは、本考案の第1モータの正回転時における第4軸及び第5軸の作動状態図であり、図12A,Bは、本考案の第1モータの正回転によって子犬が歩いて行く動作を示す作動状態正面図及び背面図である。
第1モータ5が正回転すると、モータの駆動力が第1軸8乃至第3軸14に設置されている歯車によって十分減速した状態で、第3軸14に設置されている第5歯車16を介して、左足駆動クランク33に結合された第7歯車34を駆動する。
第7歯車34が正方向に駆動されると、左/右足駆動クランク33,35にそれぞれ固定されている固定及び可動位相変位クラッチ36,37によって両側の前足38の位置がずれた状態で動力が伝達され、駆動ロッド39を介して後足31にも同時に動力が伝達されて歩く動作が行われる(図12A,B参照)。
さらに、第5歯車16と噛合するように第4軸17に設置されている第6歯車18が駆動され、可動歯車19と固定歯車20に形成されているワンウェイクラッチ21,22が結合された状態で、第5軸24に設置されている可動及び固定扇形歯車26,27に動力が伝達される。このとき、可動及び固定扇形歯車26,27に形成されているワンウェイクラッチ29,30は弛緩した状態であり、可動及び固定扇形歯車26,27に約200°のギア歯が形成されているので、固定扇形歯車27と一体に形成されている後足駆動クランク28に固定された回動部材32が回動しながらロッド31aを引っ張って後足31を立てる動作を行った状態で動力が遮断される(図11A参照)。
また、第3軸14に設置されている第4歯車15と噛合するように第8軸49に設置された均衡錘回動歯車58が回転する。このとき、均衡錘回動歯車58の側方に形成された軸支部58aの回転力がゴムリング61を介してホルダー59に提供され、均衡錘60が前方に回動している状態であって、後述する第1モータ5の逆方向駆動後に正方向に駆動されるとき、作動玩具1の重量中心を前方に移して立ち上がり易くする。
<第1モータの逆回転>
第1モータ5が逆回転すると、モータの駆動力が第1軸8乃至第3軸14に結合されている歯車によって十分減速した状態で、第3軸14に結合されている第5歯車16を介して左足駆動クランク33に設置された第7歯車34を逆駆動する。
第7歯車34が逆方向に駆動されると、左/右足駆動クランク33,35にそれぞれ固定されている固定及び可動位相変位クラッチ36,37によって、両側の前足38が揃った状態で逆方向に動力が伝達され、2つの前足38を上げ下げする動作を連続的に行い、まるで楽しくダンスを踊るように見える(図13A参照)。
さらに、第5歯車16と噛合するように第4軸17に設置されている第6歯車18が駆動され、可動歯車19と固定歯車20に形成されているワンウェイクラッチ21,22が結合されていない状態で、第5軸24に設置されている可動及び固定扇形歯車26,27に動力が伝達される。このとき、可動及び固定扇形歯車26,27に形成されているワンウェイクラッチ29,30は結合された状態であり、可動扇形歯車26に約200°のギア歯が形成されているので、固定扇形歯車27と一体に形成されている後足駆動クランク28に固定された回動部材32が逆回動しながらロッド31aを押して後足31を地面に横たえる動作を行った状態で動力が遮断される(図11B参照)。
また、第3軸14に設置されている第4歯車15と噛合するように第8軸49に設置された均衡錘回動歯車58が逆回転する。このとき、均衡錘回動歯車58の側方に形成された軸支部58aの回転力がゴムリング61を介してホルダー59に提供されて均衡錘60が後方に回動することになる。
<第2モータの正回転>
第2モータ6が正回転すると、第6軸43及び第7軸46に設置されている第7歯車44乃至第8歯車47を介して十分減速した状態で、第8軸49に設置されている第9歯車50を駆動する。
第9歯車50を介して第8軸49に動力が伝達され、第8軸49の一側に結合されている頭駆動クランク51が回転しながらロッド54を押したり引っ張ったりすることにより、ロッド54に連結された頭53が頷く動作が行われる。
また、右足駆動クランク35に結合されている右側前足38の上端と連結され、歯車ボックス3に形成されたストッパー突起55によって、回動角が制限される弧形の作動レバー56に形成された扇形歯車57に結合されているピニオン52を介して扇形歯車57が駆動されると、右側前足38が前方に回動され、まるで握手をするように見える(図13B参照)。
このとき、ピニオン52は続けて駆動され、扇形歯車57は、歯車部57aの末端に軸結された扇形部57bと噛み合った状態を保持し続けるが、扇形部57bが軟質合成樹脂からなるので、作動騷音を除去することができ、しかも、ピニオン52が破損することなく動力を伝達することができる。
<第2モータの逆回転>
第2モータ6が逆回転すると、第6軸43及び第7軸46に設置されている第7歯車44乃至第8歯車47を介して十分減速した駆動力が、第8軸49に結合されている第9歯車50を逆駆動する。
第9歯車50を介して第8軸49に動力が伝達され、第8軸49の一側に結合されている頭駆動クランク51が回転しながらロッド54を押したり引っ張ったりすることにより、ロッド54に連結された頭53が頷く動作が行われる。
また、右足駆動クランク35に結合されている右側前足38の上端と連結され、歯車ボックス3に形成されたストッパー突起55によって、作動レバー56に形成された扇形歯車57に結合されているピニオン52を介して扇形歯車57が逆駆動されると、前方に上げられた右側前足38が下向き回動することになる(図13B参照)。
本考案の好適な実施形態を示す斜視図。 本考案の好適な実施形態を示す背面斜視図。 本考案の軸配列状態を示す側面図。 本考案の第1モータによる駆動メカニズムを示す断面図。 本考案の第4軸に結合された可動歯車の正面図及び側面図。 本考案の第4軸に結合された固定歯車の断面図及び側面図。 本考案の第5軸に結合された固定扇形歯車の正面図及び側面図。 本考案の第5軸に結合された可動扇形歯車の正面図及び側面図。 本考案の第2モータによる駆動メカニズムを示す断面図。 本考案に適用された扇形歯車の構成を示す正面図。 本考案の第1モータの正回転時における第4軸及び第5軸の作動状態図。 本考案の第1モータの逆回転時における第4軸及び第5軸の作動状態図。 本考案の第1モータの正回転によって子犬が歩いて行く動作を示す作動状態正面図。 本考案の第1モータの正回転で子犬が歩いて行く動作を示す作動状態背面図。 本考案の第1モータ逆回転によって子犬が座っている状態を示す状態正面図。 本考案の子犬が座っている状態で第2モータの正回転によって前足が上げられた状態を示す状態正面図。
符号の説明
1 子犬作動玩具
2 胴体
3 歯車ボックス
4 乾電池ボックス
5 第1モータ
6 第2モータ
7 モータピニオン
8 第1軸
9 第1歯車
10 ピニオン
11 第2軸
12 第2歯車
13 第3歯車
14 第3軸
15 第4歯車
16 第5歯車
17 第4軸
18 第6歯車
19 可動歯車
20 固定歯車
21、22 ワンウェイクラッチ
23 圧縮バネ
24 第5軸
25 圧縮バネ
26 可動扇形歯車
27 固定扇形歯車
28 後足駆動クランク
29、30 ワンウェイクラッチ
31 後足
31a ロッド
32 回動部材
33 左足駆動クランク
34 第7歯車
35 右足駆動クランク
36 可動位相変換クラッチ
37 固定位相変換クラッチ
38 前足
39 駆動ロッド
40 尻尾駆動クランク
41 尻尾
40a 尻尾ロッド
42 モータピニオン
43 第6軸
44 第7歯車
45 ピニオン
46 第7軸
47 第8歯車
48 ピニオン
49 第8軸
50 第9歯車
51 頭駆動クランク
52 ピニオン
53 頭
54 ロッド
55 ストッパー突起
56 作動レバー
57 扇形歯車(sector gear)
57a 歯車部
57b 扇形部(sector)
58 均衡錘回動歯車
58a 軸支部
59 ホルダー
60 均衡錘
61 ゴムリング

Claims (4)

  1. 両分されるケース形の胴体(2)と、胴体(2)の内側に固定設置された歯車ボックス(3)及び乾電池ボックス(4)と、歯車ボックス(3)の内側に結合され、正逆駆動する第1モータ(5)と、第1モータ(5)の出力回転を減速するように第1軸(8)乃至第3軸(14)に設置された歯車と、を備え、減速した駆動力によって駆動される子犬作動玩具において、
    第3軸(14)に設置された第5歯車(16)に摺動結合されるように第4軸(17)に摺動可能に設置され、圧縮バネ(23)によって押圧される可動歯車(19)が一体に形成された第6歯車(18)と、
    前記可動歯車(19)の側方に配置された固定歯車(20)と、
    前記可動歯車(19)と固定歯車(20)の側方に形成されたワンウェイクラッチ(21)(22)と、
    前記第4軸(17)の可動歯車(19)に噛合するように第5軸(24)に摺動可能に設置され、圧縮バネ(25)によって押圧される可動扇形歯車(26)と、
    前記可動扇形歯車(26)の側方に設置され、第4軸(17)の固定歯車(20)と結合するように設置された後足駆動クランク(28)が一体に形成されている固定扇形歯車(27)と、
    前記可動扇形歯車(26)と固定扇形歯車(27)にそれぞれ形成され、正回転時に動力を遮断し、逆回転時に動力を伝達させるワンウェイクラッチ(29)(30)と、
    第1モータ(5)の正逆駆動時に引っ張ったり押したりすることにより、子犬が座る動作や立つ動作を行うべく、中央部が歯車ボックス(3)に固定され、一端が後足(31)と回動可能に結合されたロッド(31a)と、
    両端が後足駆動クランク(28)に連結された回動部材(32)と、
    前記第3軸(14)に設置されている第5歯車(16)と噛合するように左足駆動クランク(33)に結合された第7歯車(34)と、
    第1モータ(5)の正方向駆動時に左右側に結合されている前足(38)を交互に動かし、逆方向駆動時に両側の前足(38)を同時に動かす動力を伝達するべく、左足駆動クランク(33)と右足駆動クランク(35)にそれぞれ結合した、可動位相変換クラッチ(36)及び固定位相変換クラッチ(37)と、
    歯車ボックス(3)に回動可能に結合されている尻尾(41)と、
    尻尾ロッド(40a)に連結されるように第4軸(17)に設置した尻尾駆動クランク(40)と、を含むことを特徴とする動作具現子犬作動玩具。
  2. 前記第4軸(17)に設置された可動及び固定扇形歯車(26)(27)には、略200°のギア歯が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の動作具現子犬作動玩具。
  3. 前記歯車ボックス(3)の内側に固定設置され、正逆駆動する第2モータ(6)と、
    第2モータの軸に設置されたモータピニオン(42)に結合されるように第6軸(43)に設置された第7歯車(44)及びピニオン(45)と、
    前記ピニオン(45)に噛合するように第7軸(46)に設置され、ピニオン(48)と一体に形成された第8歯車(47)と、
    第7軸(46)に設置されたピニオン(48)と噛合するように第8軸(49)に設置された第9歯車(50)と、
    第8軸(49)の両端に設置された頭駆動クランク(51)と、
    第9歯車(50)と一体に形成されたピニオン(52)と、
    胴体(2)にピン結合された頭(53)と、
    前記頭(53)と頭駆動クランク(51)とを連結するロッド(54)と、
    第2モータ(6)の正回転時に右側前足(38)を所定角度で持ち上げ、逆回転時に右側前足(38)を元の位置に復元させるべく、右側前足(38)の上端に結合し、歯車ボックス(3)に形成されたストッパー突起(55)によって回動角が制限された弧形の作動レバー(56)に形成され、ピニオン(52)に結合された扇形歯車(57)と、を備え、
    前記扇形歯車(57)は、作動レバー(56)と一体に形成された歯車部(57a)と、歯車部(57a)の両端部に配置され、作動レバー(56)に軸結合された軟質合成樹脂製の扇形部(57b)と、からなることを特徴とする請求項1に記載の動作具現子犬作動玩具。
  4. 第3軸(14)に設置された第4歯車(15)と噛合するように、第8軸に設置された均衡錘回動歯車(58)と、
    均衡錘回動歯車(58)の側方に一体に形成された軸支部(58a)と、
    軸支部(58a)に結合され、先端に均衡錘(60)が固定されているホルダー(59)と、
    軸支部(58a)とホルダー(59)との間に介在して滑り摩擦力による動力伝達を行うゴムリング(61)と、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の動作具現子犬作動玩具。
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