JP3131261B2 - 車両のドア構造 - Google Patents

車両のドア構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のドア構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】車両のドア構造には、実開昭63−663
18号公報に示すように、ドアパネルの上部に上方に突
出するようにしてハンドルベ−スを取付け、該ハンドル
ベ−スに、アウタハンドルと共にキ−シリンダを取付け
たものがある。これにより、車両の車高が低くなったと
しても、身をかがめて開閉操作を行わなくてもすむこと
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ドア構造
においては、ハンドルベ−スにキ−シリンダが取付けら
れることから、ハンドルベ−スは、アルミダイキャスト
等のある程度以上の剛性が必要となり、ハンドルベ−ス
材料は自ずと限定されることになっている。本発明は上
記実情に鑑みてなされたもので、その目的は、ハンドル
ベ−ス材料の選択自由度を高めることができる車両のド
ア構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明(第1発明)にあっては、ドアパネルの上部
にブラケットが上方に突出するようにして取付けられ、
前記ブラケットに、キーシリンダが直接取付けられると
共に、アウタハンドルを支持するハンドルベースが該キ
ーシリンダを覆いつつ直接取付けられ、前記ハンドルベ
ースに、前記キーシリンダに対向する位置においてキー
挿入孔が形成されている、ことを特徴とする車両のドア
構造とした構成としてある。上述の構成により、ブラケ
ットにキーシリンダが直接取付けられることから、ブラ
ケットがキーシリンダを支持することになり、ハンドル
ベースに、キーシリンダを支持するための剛性が要求さ
れなくなる。このため、ハンドルベース材料の選択自由
度を高めることができることになる。また、キーシリン
ダをハンドルベースで覆い、そのハンドルベースにキー
挿入孔を形成することから、そのキー挿入孔により、キ
ーシリンダ及びその周辺付近が外部に臨むことを必要最
小限に抑えることができることになる。このため、不正
解錠行為自体を行いづらくすることができることにな
る。
【0005】また、前述の目的を達成するために本発明
(第2発明)にあっては、請求項1において、前記ドア
パネルのうちのインナパネルに係合部が形成され、前記
キ−シリンダの後部に、前記係合部にオ−バラップした
状態で係合する延長部が設けられている、構成としてあ
る。上述の構成により、前述の発明と同様の作用の他
に、ドアパネルのうちのインナパネルの係合部とキ−シ
リンダの延長部との係合によって、該キ−シリンダの後
部が規制されることになり、キ−シリンダのキ−穴にド
ライバ等の工具を挿入して上下動させ、不正解錠を行お
うとしても、キ−シリンダの後部が、その前部を支点と
して揺動することが防止されることになる。しかも、こ
の場合、キ−シリンダの後部揺動を防ぐために、キ−シ
リンダの後部に延長部を設けるようにしたことから、キ
−シリンダについてのモ−メントを考えた場合、モ−メ
ント腕が、いままで以上に長くなり、より強い力に基づ
く不正解錠行為(ドライバ等をキ−穴に挿入して上下動
させること)に対しても充分に対処できることになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2において、1は自動車で、該自動車1
はサイドドア2を備えている。このサイドドア2は、そ
の上部にサッシュ3を備えたサッシュドアとされ、その
サイドドア2の下部は、ドアパネル4により構成されて
いる。ドアパネル4は、アウタパネル5とインナパネル
6とからなり、それらにより、既知の如く、ドアパネル
4は二重構造とされている。
【0007】前記ドアパネル4の後端側上部には、図1
に示すように、ブラケットとしてのコ−ナブラケット7
が上方に突出するようにして設けられている。このコ−
ナブラケット7は、図2に示すように、1枚の構成板か
らなっており、そのコ−ナブラケット7の上部は、前記
サッシュ3に沿うように該サッシュ3に接合され、その
コ−ナブラケット7の下部は、前記インナパネル6の構
成部をなすインナパネルレインフォ−スメント6aに接
合されている。
【0008】前記コ−ナブラケット7には、図2に示す
ように、ハンドルベ−ス15及びキ−シリンダ10が設
けられている。上記ハンドルベ−ス15はコ−ナブラケ
ット7に複数の固定点をもって取付けられており、この
ハンドルベ−ス15は、コ−ナブラケット7全体を覆っ
ている。このハンドルベ−ス15の上部にはアウタハン
ドル16が支持されており、該アウタハンドル16は、
プッシュロッド21を介して図示を略すドア開閉機構に
連係されている。上記キ−シリンダ10は、図2に示す
ように、上記アウタハンドル16の下方側において、上
記ハンドルベ−ス15に覆われるようにしてコ−ナブラ
ケット7に固定されており、本実施例において、キ−シ
リンダ10における前部が、その拡径頭部11とリテ−
ナ12とによりコ−ナブラケット7に固定されている。
このキ−シリンダ10の後部には、また、リンク13を
介してキ−ロッド14が連結されており、そのキ−ロッ
ド14は図示を略すドアロック機構に連係されている。
これにより、キ−操作に基づいて、キ−ロッド14が上
下動し、ドアロック機構のロック・アンロックが行なわ
れることになる。
【0009】前記ハンドルベ−ス15には、図2に示す
ように、キ−挿入孔17が形成されている。このキ−挿
入孔17は前記キ−シリンダ10に対向する位置に設け
られており、このキ−挿入孔17は、キ−操作を行なえ
る必要最小限の開口面積とされている。
【0010】前記ドアパネル4のうちアウタパネル5に
は、図2、図3に示すように、該アウタパネル4のうち
アウタパネル5のフランジ部を折り曲げてレインレ−ル
部22が形成されている。このレインレ−ル部22は、
キ−シリンダ10の下方、すなわち、図示を略すドアラ
ッチ等の上方に位置され、該レインレ−ル部22は、そ
の両端がドアラッチ等からずれるように車体前後方向に
延びている。尚、図2中、18はウェザストリップ、1
9はインナガ−ニッシュ、20はドアトリムである。
【0011】したがって、上記構造においては、コ−ナ
ブラケット7にキ−シリンダ10が取付けられ、該キ−
シリンダ10がハンドルベ−ス15に取付けられること
がなくなることから、ハンドルベ−ス15にキ−シリン
ダ10を支持するための剛性が要求されなくなり、プラ
スチック等の低剛性の材料をもハンドルベ−ス15に使
用することができることになる。また、ハンドルベ−ス
15によりキ−シリンダ10を覆うようにする一方、必
要最小限の開口面積からなるキ−挿入孔17をもって、
キ−シリンダ10の前面が外部に臨まされており、これ
により、不正解錠行為自体を行ないずらくすることがで
きることになる。さらに、前述のキ−挿入孔17等から
雨水等の侵入水がドアパネル4内に侵入したとしても、
レインレ−ル部22が、その侵入水を案内して、ドアラ
ッチ等に侵入水がかからないようにすることができるこ
とになる。勿論、キ−挿入孔17の位置をドアラッチ等
の上方位置からずらすことにより、図2の仮想線で示す
ように、レインレ−ル部22を形成しなくてもよい。
【0012】図4は第2実施例、図5は第3実施例を示
すものである。この各実施例において、前記実施例と同
一構成要素については同一符号を付してその説明を省略
する。
【0013】第2実施例においては、図4に示すよう
に、ドアパネル4のうちのインナパネル6に、係合部と
して、U字状の係合溝23が形成されており、この係合
溝23はキ−シリンダ10の後部後方に位置されてい
る。一方、キ−シリンダ10の後部には延長部24が設
けられており、この延長部24はキ−シリンダ10の後
部後方に延長されて前記係合溝23に係合されている。
【0014】したがって、上記第2実施例においては、
キ−シリンダ10の前部がコ−ナブラケット7に支持さ
れ、該キ−シリンダ10後部が、延長部24、係合溝2
3を介してインナパネルに支持されることになり、キ−
シリンダ10の両端部が支持されることになる。このた
め、キ−シリンダ10のキ−穴にドライバ等を挿入して
上下動させ、不正解錠を行なおうとしても、キ−シリン
ダ10の後部が、その前部を支点として下方に揺動する
ことが防止されることになる。しかも、キ−シリンダ1
0に延長部24を設けることにより、キ−シリンダ10
の軸心方向長さが実質的に増大することになり、キ−シ
リンダ10の前部を支点とした該キ−シリンダ10の後
部揺動(不正解錠行為)を考えた場合、モ−メント腕が
いままで以上に長くなる。このため、上述のような不正
解錠を、より強い力をもって行なったとしても、充分に
対処することができることになる。尚、係合溝23は、
配置の都合上、インナパネル6の一部をなすインナパネ
ルレインフォ−スメントに形成してもよい。
【0015】第3実施例においては、図5に示すよう
に、上記第2実施例の構成に加え、エンドリテ−ナ25
が延長部24の上側からかぶせるようにしてインナパネ
ル6に固定されている。26はインナパネル6に形成さ
れる係合孔、27は、上記係合孔26に係合させるため
にエンドリテ−ナ25に形成された係合爪(便宜上、折
返すことにより形成される係合爪の形成孔に対して番号
を付す)である。
【0016】したがって、上記第3実施例においては、
エンドリテ−ナ25と係合溝23(インナパネル6)に
より、キ−シリンダ10の後部(延長部24)のおける
揺動が上下方向において規制されることになり、上記第
2実施例の作用効果よりも、より効果的な結果を得るこ
とができることになる。
【0017】以上実施例について説明したが、本発明を
サッシュレスドアに適用してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、第1、第2発明にあ
っては、ハンドルベ−ス材料の選択自由度を高めること
ができると共に不正解錠行為を未然に防止できる。ま
た、第2発明にあっては、不正解錠を効果的に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るドア構造が用いられた自
動車を示す側面図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】ドアパネルのうちのアウタパネルに形成された
レインレ−ル部を示す斜視図。
【図4】第2実施例を説明する説明図。
【図5】第3実施例を説明する説明図。
【符号の説明】
1 サイドドア 2 ドアパネル 7 コ−ナブラケット 10 キ−シリンダ 15 ハンドルベ−ス 16 アウタハンドル 17 キ−挿入孔 23 係合溝 24 延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 1/00 301 B60J 5/04 E05B 9/08 E05B 17/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネルの上部にブラケットが上方に
    突出するようにして取付けられ、 前記ブラケットに、キーシリンダが直接取付けられると
    共に、アウタハンドルを支持するハンドルベースが該キ
    ーシリンダを覆いつつ直接取付けられ、 前記ハンドルベースに、前記キーシリンダに対向する位
    置においてキー挿入孔が形成されている、 ことを特徴とする車両のドア構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ドアパネルのうちのインナパネルに係合部が形成さ
    れ、 前記キ−シリンダの後部に、前記係合部にオ−バラップ
    した状態で係合する延長部が設けられている、ことを特
    徴とする車両のドア構造。
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