JP3131023U - ケーブル繰り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構成で、ケーブルドラム又はコイル状に巻かれたケーブル束50からスムーズにケーブルを繰り出すことができるような、ケーブル繰り出し装置を提供する。
【解決手段】キャスター23を有するケーブル束載置台車20がケーブル束を載置した状態で、中心軸部材10を中心として、3つのキャスターが基盤部材30から浮くことなく、摩擦の少ない基盤部材の上面で回転するので、スムーズにケーブルを繰り出すことができる。
【選択図】図4

Description

本考案は、主として電力用のケーブルが巻き回されているケーブルドラム又は該ケーブルがコイル状に巻かれたケーブル束を水平面内で回転させることにより、該ケーブルドラム又はケーブル束からケーブルを繰り出し可能なケーブル繰り出し装置に関する。
従来より、上記の如きケーブル繰り出し装置としては、特許文献1に示すように、回転台の回転中心に設けた中心軸の下端を尖らし、かつ該中心軸を中心に所定の角度間隔で設けた3個以上のキャスターを有し、前記のキャスターのうち、一部のキャスターのみが接地し、他のキャスターは浮き上がるように、中心軸を高くできる構造のものが知られている。
特開平10−147476号公報
しかしながら、上記の如きケーブル繰り出し装置では、一部のキャスターのみが接地し他のキャスターは浮き上がっているため、回転のたびに接地するキャスターが変わって不安定であり、コイル状に巻かれたケーブル束からスムーズにケーブルを繰り出すことができないという問題点があった。
本考案は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、ケーブルドラム又はコイル状に巻かれたケーブル束からスムーズにケーブルを繰り出すことができるような、ケーブル繰り出し装置を提供することにある。
本考案は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する考案を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために括弧書きで付記するが、本考案の構成要素は該付記したものには限定されない。
即ち請求項1に係る考案は、ケーブルが巻き回されているケーブルドラム(51)又はケーブルドラムに巻き回されておらずケーブルがコイル状に巻かれたケーブル束(50)のいずれか一方を載置可能であり、該載置されたケーブルドラム又はケーブル束を水平面内で回転させることにより、該ケーブルドラム又はケーブル束からケーブルを繰り出し可能なケーブル繰り出し装置(1)であって、横断面が円形であり、前記回転の中心となる中心軸部材(10)と、前記中心軸部材を挿通可能な円形の被挿通部材(21)と、該被挿通部材の周囲に120度間隔で放射状に3本設けられ、上面に前記ケーブルドラム又は前記ケーブル束を載置可能であり、下面にキャスター(23)を有する載置部材(22)とからなるケーブル束載置台車(20)と、該ケーブル束載置台車に前記ケーブル束を載置する際に前記3本の載置部材の各々に装着され、該載置部材に沿って移動可能な3本の支柱(25)と、前記キャスターが上面を転動可能であり、前記中心軸部材を保持可能な保持部(31)を有し、下面が接地する基盤部材(30)と、を備え、前記中心軸部材が、前記ケーブル束載置台車及び前記基盤部材に対して脱着可能であることを特徴とするケーブル繰り出し装置である。
請求項1に係るケーブル繰り出し装置によれば、3つのキャスターを有するケーブル束載置台車が、中心軸部材を中心として、3つのキャスターが基盤部材から浮くことなく、摩擦の少ない基盤部材の上面で回転するので、ケーブルドラム又はコイル状に巻かれたケーブル束からスムーズにケーブルを繰り出すことができる。しかも中心軸部材が、ケーブル束載置台車及び基盤部材から脱着可能であるので、装置全体の移動が容易である。
本考案に係るケーブル繰り出し装置1は、主として電力用のケーブルがコイル状に巻かれたケーブル束50を水平面内で回転させることにより、該ケーブル束50からケーブルを繰り出し可能なものである。ここでケーブル束50には、図3に示すように、ケーブルドラム51に巻き回されているものと、図4に示すように、ケーブルドラム51に巻き回されていないものとが含まれる。
このケーブル繰り出し装置1は、図1及び図2に示すように、中心軸部材10と、ケーブル束載置台車20と、基盤部材30とからなる。以下、ケーブル繰り出し装置1の各構成要素について説明する。
中心軸部材10は、横断面が円形であり、回転の中心となる部材である。この中心軸部材10は、ケーブルドラム51の中心に設けられた円形の中心孔(図示外)に挿通可能な外径で、ケーブルドラム51の高さよりも長い丸棒部材である。この中心軸部材10は、重量を軽くしてケーブル繰り出し装置1の移動を容易にするために、中空の円管(単管)が好ましいが、中実の部材であっても良い。
ケーブル束載置台車20は、中心軸部材10を挿通可能な円形の被挿通部材21と、該被挿通部材21の周囲に120度間隔で放射状に3本設けられ、上面に前記ケーブル束50を載置可能であり、下面にキャスター(自在車輪)23を有する載置部材22とからなるものである。
被挿通部材21は、中心軸部材10を挿通可能な内径の円管部材である。載置部材22は、ここではリップ溝形鋼(C形鋼)であり、該リップ溝形鋼の開口部を上側に向けた状態で、被挿通部材21の周囲に放射状に溶接されている。このように、載置部材22が被挿通部材21の周囲に120度間隔で放射状に3本設けられるので、溶接面を十分に取ることができて、ケーブル束載置台車20を丈夫に構成することができる。この3本の載置部材22の各々の下面には、キャスター23が設けられる。このように、キャスター23が3つ設けられるので、3点支持となって、ケーブル束載置台車20を安定して回転させることができる。また3本の載置部材22の各々の中間位置には、ケーブル束載置台車20をケーブルドラム51に取り付ける際の木ねじを挿通するための貫通孔である取付孔22aが穿設されている。なお図示しないが、載置部材22は、載置されるケーブル束50の直径に応じて、長さを延長するための継ぎ足し部材を取付可能としても良く、また載置部材22自体の長さを伸縮可能としても良い。
基盤部材30は、前記キャスター23が上面を転動可能であり、前記中心軸部材10を保持可能な保持部31を有し、下面が接地する部材である。この基盤部材30は、中心軸部材10を挿通可能な内径の円管部材である保持部31が中心に溶接された円板であり、重量を軽くしてケーブル繰り出し装置1の移動を容易にするために、薄くて丈夫な冷延鋼板が好ましい。この基盤部材30の上面は、キャスター23がスムーズに転動可能なように、設置面よりも摩擦が少ない低摩擦面となっており、平滑面であることが好ましい。なお該上面の全部が低摩擦面である必要はなく、キャスター23の軌跡の部分のみが低摩擦面であっても良い。また基盤部材30の下面は、ケーブルを繰り出す際に自身が回転してしまわないように、設置面に対して充分な摩擦を有する高摩擦面となっている。さらに基盤部材30の外縁は、ケーブル束載置台車20を押して容易に乗り降りさせることができるように、図示しないが、中心側から外側に向けて薄くなるように構成するのが好ましい。
このケーブル繰り出し装置1は、図2(a)に示すように、設置面に設置された基盤部材30の上に、ケーブル束載置台車20を押して乗せて、ケーブル束載置台車20の被挿通部材21と基盤部材30の保持部31との位置合わせを行い、図2(b)に示すように、該位置合わせが行われた被挿通部材21と保持部31に中心軸部材10を挿通することにより構成される。そして該中心軸部材10を引き抜くことにより、各構成要素が分離される。
次に図3及び図4を参照して、ケーブル繰り出し装置1の使用方法について説明する。
図3に示すように、ケーブルドラム51に巻き回されているケーブル束50からケーブルを繰り出す場合には、まず(a)に示すように、ケーブルドラム51の裏側にケーブル束載置台車20を裏返して載せて、ケーブル束載置台車20の被挿通部材21とケーブルドラム51の中心孔との位置合わせを行い、3つの取付孔22aの各々に木ねじを挿通してドリル52で螺入することにより、ケーブルドラム51にケーブル束載置台車20を取り付ける。次に(b)に示すように、ケーブル束載置台車20を取り付けたケーブルドラム51を裏返し、設置面に設置された基盤部材30の上に、上面にケーブルドラム51が取り付けられた(即ち上面にケーブル束50が載置された)ケーブル束載置台車20を押して乗せて、ケーブルドラム51の中心孔とケーブル束載置台車20の被挿通部材21と基盤部材30の保持部31との位置合わせを行う。
そして(c)に示すように、該位置合わせが行われた中心孔と被挿通部材21と保持部31に中心軸部材10を挿通して、ケーブル束50のケーブル端を引っ張ることにより、ケーブル束載置台車20が、中心軸部材10を中心として、3つのキャスター23が基盤部材30から浮くことなく、摩擦の少ない基盤部材30の上面で回転するので、コイル状に巻かれたケーブル束50からスムーズにケーブルを繰り出すことができる。
なおケーブルの繰り出し終了後には、中心軸部材10を引き抜き、ケーブル束載置台車20を押して基盤部材30から降ろし、基盤部材30と中心軸部材10とをケーブルドラム51の上に載せた状態でケーブル束載置台車20を押して移動する。このように、中心軸部材10が、ケーブル束載置台車20及び基盤部材30に対して脱着可能であるので、装置全体の移動が容易である。
図4に示すように、ケーブルドラム51に巻き回されていないケーブル束50からケーブルを繰り出す場合には、まず(a)に示すように、ケーブル束載置台車20において、3本の各載置部材22の内部に、該載置部材22の内部を摺動可能な駒部材24を取り付けると共に、該駒部材24の上面に穿設されたねじ孔に、下端にねじが設けられた支柱25を螺入することにより、図示の如きケーブル束載置台車20を構成する。次に(b)に示すように、ケーブル束載置台車20の上面にケーブル束50を載置し、3本の各支柱25を該ケーブル束50の内径一杯まで押し広げた状態で、設置面に設置された基盤部材30の上に、該ケーブル束載置台車20を押して乗せて、ケーブル束載置台車20の被挿通部材21と基盤部材30の保持部31との位置合わせを行う。
そして(c)に示すように、該位置合わせが行われた被挿通部材21と保持部31に中心軸部材10を挿通して、ケーブル束50のケーブル端を引っ張ることにより、ケーブル束載置台車20が、中心軸部材10を中心として、3つのキャスター23が基盤部材30から浮くことなく、摩擦の少ない基盤部材30の上面で回転するので、コイル状に巻かれたケーブル束50からスムーズにケーブルを繰り出すことができる。
なおケーブルの繰り出し終了後には、中心軸部材10を引き抜き、ケーブル束載置台車20を押して基盤部材30から降ろし、基盤部材30と中心軸部材10とケーブル束50の上に載せた状態でケーブル束載置台車20を押して移動する。このように、中心軸部材10が、ケーブル束載置台車20及び基盤部材30に対して脱着可能であるので、装置全体の移動が容易である。
図1はケーブル繰り出し装置の一例を表す図であり、(a)は平面図,(b)は正面図である。 図2はケーブル繰り出し装置の一例を表す斜視図である。 図3はケーブル繰り出し装置の第1の使用形態を表す斜視図である。 図4はケーブル繰り出し装置の第2の使用形態を表す斜視図である。
符号の説明
1…ケーブル繰り出し装置
10…中心軸部材
20…ケーブル束載置台車
21…被挿通部材
22…載置部材
22a…取付孔
23…キャスター
24…駒部材
25…支柱
30…基盤部材
31…保持部
50…ケーブル束
51…ケーブルドラム
52…ドリル

Claims (1)

  1. ケーブルが巻き回されているケーブルドラム又はケーブルドラムに巻き回されておらずケーブルがコイル状に巻かれたケーブル束のいずれか一方を載置可能であり、該載置されたケーブルドラム又はケーブル束を水平面内で回転させることにより、該ケーブルドラム又はケーブル束からケーブルを繰り出し可能なケーブル繰り出し装置であって、
    横断面が円形であり、前記回転の中心となる中心軸部材と、
    前記中心軸部材を挿通可能な円形の被挿通部材と、該被挿通部材の周囲に120度間隔で放射状に3本設けられ、上面に前記ケーブルドラム又は前記ケーブル束を載置可能であり、下面にキャスターを有する載置部材とからなるケーブル束載置台車と、
    該ケーブル束載置台車に前記ケーブル束を載置する際に前記3本の載置部材の各々に装着され、該載置部材に沿って移動可能な3本の支柱と、
    前記キャスターが上面を転動可能であり、前記中心軸部材を保持可能な保持部を有し、下面が接地する基盤部材と、を備え、
    前記中心軸部材が、前記ケーブル束載置台車及び前記基盤部材に対して脱着可能であることを特徴とするケーブル繰り出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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