JP3129924U - リールシート - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化と剛性確保を同時且つ有効に実現し得るリールシートを提供する。
【解決手段】釣り竿基端部のグリップに配設され、グリップ10のリール搭載部にリールを搭載するように構成される。長手方向に沿って釣り竿挿着用の通孔2が貫通形成され、その前部3及び後部4を結合するサイド部材5間に少なくとも1つのブリッジ部材7を有する。
【選択図】図2

Description

本考案は、例えばルアーロッドあるいはフライロッド等のルアー釣りに好適な釣り竿に係り、特に該釣り竿のグリップにおけるリールシートに関するものである。
この種の釣り竿において例えば、ロッドの基端部をグリップに挿着し、該グリップを把持するようにしている。従来の釣り竿、特にそのグリップまわりの構造において所謂、ブランクスルー等と呼ばれ、グリップの挿通孔に挿入されるブランク(ロッド)が、該グリップを貫通するというものである。
この場合グリップはフロントグリップ部、リールシート部及びリヤグリップ部を含み、例えばリヤグリップ部においてこれに挿通するロッドあるいはフレームがそのまま露出する構造のものがある。このようにグリップの一部を露出させることで、グリップを把持し易くする等の効果が得られる。
この種の釣り竿において釣り竿の操作、即ちロッドアクションは釣果に著しく影響し、釣り竿の操作性の良否は極めて重要である。操作性の向上には軽量化が大きな要因となるが、リールシートまわりにおいても同様なことが言える。一方、軽量化のみに偏重するとそのままでは強度あるいは剛性が低下してしまい、このように軽量化と剛性確保を両立させるのは必ずしも容易ではない。
本考案はかかる実情に鑑み、この種の釣り竿において軽量化と剛性確保を同時且つ有効に実現し得るリールシートを提供することを目的とする。
本考案のリールシートは、釣り竿基端部のグリップに配設され、該グリップのリール搭載部にリールを搭載するように構成されたリールシートであって、長手方向に沿って釣り竿挿着用の通孔が貫通形成され、その前部及び後部を結合するサイド部材間に少なくとも1つのブリッジ部材を有することを特徴とする。
また、本考案のリールシートにおいて、前記ブリッジ部材は、前記通孔に対してねじり状に形成されることを特徴とする。
また、本考案のリールシートにおいて、前記ブリッジ部材の一端は一方の前記サイド部材の前記前部寄りに、また他端は他方の前記サイド部材の前記後部寄りの位置にそれぞれ結合することを特徴とする。
また、本考案のリールシートにおいて、前記ブリッジ部材は、その内側面にて前記通孔の一部を形成すると共に、その外側面にて前記リール搭載部の一部を構成することを特徴とする。
本考案によれば、リールシートの前部及び後部がサイド部材によって結合され、内側に中空領域が形成される構造としたことで全体としてリールシートの軽量化が図られる。特にサイド部材間にブリッジ部材を架け渡すことにより、リールシートの高い剛性を確保することができる。これによりこの種の釣り竿において軽量化と剛性確保を同時に実現することができる。
以下、図面に基き、本考案によるリールシートの好適な実施の形態を説明する。
図1は、本考案の適用例として釣り竿10の例を示している。この例では例えばカーボンあるいはグラスファイバ製のロッド11(メインブランク)の基端部がグリップ12に挿着され、該グリップ12を把持するようになっている。このグリップ12はブランクスルー構造を有し、グリップ12の挿通孔に挿入されるロッド11が、グリップ12を貫通している。
グリップ12はフロントグリップ部13、リールシート部14及びリヤグリップ部15等を含み、このうちフロントグリップ部13及びリヤグリップ部15は主にゴム材あるいは木材、コルク材等により形成される。リールシート部10には、後述するリールシート1が配設され、このリールシート1を介してリール100を搭載するようになっている。
更に、グリップ12においてパイプ状のフレーム16内にロッド11が挿通し、該フレーム16の前部には螺子部17が設けられる。この螺子部17には、フード13aを有するフロントグリップ13Aが螺合するようになっている。即ち、フロントグリップ13Aの内周面には螺子部17と螺合する螺子部が形成されており、手で容易に回転させることができる。なお、フレーム16は金属、カーボン、樹脂、グラスファイバあるいはケプラー繊維等により形成される。また、フレーム16を用いずにロッド11を直接挿通することも可能である。
リール100をリールシート1のリール搭載部に搭載した状態で、フロントグリップ13Aを後方(リヤグリップ部15側)にねじ込むことでフード13aが後方へ移動する。これによりフード13aによってリール100の脚部(前脚部100a)を緊定し、リール100を固定することができる。
さて、図2及び図3は、本考案によるリールシート1の具体的構成例を示している。前述のようにリールシート1はグリップ1に配設され、該グリップ12の所定部位(リール搭載部1a)にリール100を搭載するように構成されている。リールシート1の長手方向に沿って釣り竿挿着用の通孔2が貫通形成されている。この例では通孔2にフレーム16が挿通し、フレーム16内にロッド11が挿通する。なお、この実施形態においてリールシート1は、例えばアルミダイキャスト製とする。
リールシート1の前部3及び後部4は、一対のサイド部材5によって結合される。サイド部材5は、図2(a)に示されるようにリールシート1が長手方向の略中程で左右に膨らむように適度に湾曲され、内側に中空領域6が形成される。これらサイド部材5間に少なくとも1つのブリッジ部材7を有する。ここで、図4に示すようにサイド部材5は捩れ構造となっており、即ち図4に示すようにサイド部材5の前部側は、後部側に比べて矢印のように捩れている。このような捩じり構造とすることで、剛性(つぶれ強度)が強化されている。
ブリッジ部材7はリールシート1の上面側に1本もしくは1条架け渡され、この例ではブリッジ部材7は通孔2に対してねじり状に形成される。即ち、ブリッジ部材7の一端は一方のサイド部材5の前部3寄りに、また他端は他方のサイド部材5の後部4寄りの位置にそれぞれ結合する。
また、ブリッジ部材7は、その内側面(下面側)にて通孔2の一部を形成すると共に、その外側面(上面側)にてリール搭載部1aの一部を構成する。リール搭載部1aは、図2(b)のようにリールシート1の前部3から後部4に亘って形成されるが、中空領域6にてリール100の脚部下面を支持することができる。
リールシート1の後部4は、前部3よりも大径に形成されている。後部4の上部には平穴状(扁平状の穴部)に形成された挿入穴8が形成され、この挿入穴8にリール100の脚部(後脚部100b)が挿入されるようになっている。即ち、リール100をリールシート1に搭載する際には、前述したようにフード13aと挿入穴8とによりリール100の前脚部100a及び後脚部100bをそれぞれ緊定することができる。
なお、上記の場合リールシート1の下面側、即ちリール搭載部1aの反対側において、後部4にて先細のトリガー9が一体形成される。
上記構成において本考案によれば、先ずリールシート1の前部3及び後部4がサイド部材5によって結合され、内側に中空領域6が形成される構造としたこと全体としてリールシート1の軽量化が図られる。この場合、特にサイド部材5間にブリッジ部材7を架け渡すことにより、リールシート1の高い剛性を確保することができる。この場合、図2(a)等からも分るようにブリッジ部材7を架け渡すことで、言わばトラス接合し、これにより更に強度を増すことができる。
即ち、サイド部材5間に形成される中空領域6において、ブリッジ部材7の一端を一方のサイド部材5の前部3寄りに、また他端を他方のサイド部材5の後部4寄りにそれぞれ結合させることにより、ブリッジ部材7を比較的長く確保する。また、ブリッジ部材7は通孔2に対してねじり状に形成され、言わば立体的構造を有し、これらによりリールシート1全体としての剛性を大幅に高めることができる。
このようにリールシート1の軽量化を図ると共に、その剛性確保を同時に実現することにより、操作性に優れた釣り竿を得ることができる。しかも高い剛性を有することで、耐久性等を向上し、長期に亘り良好なロッドアクションを保証することができる。
なお、上記実施形態における具体的数値例等は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更、設定可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
上記実施形態では1つのブリッジ部材7を設ける例を説明したが、複数のブリッジ部材を例えばX字状等に配置形成することも可能である。
また、例えば図5に示したようにサイド部材5間にブリッジ部材7′を横架するかたちで1本あるいは2本架け渡すようにしてもよい。
本考案の適用例として釣り竿の例を示す図である。 本考案のリールシートの構成例を示す平面図、側面図及び底面図である。 本考案のリールシートの構成例を示す正面図、後面図である。 図2(b)のA−A線、B−B線に沿うそれぞれ断面図である。 本考案のリールシートの変形例を示す図である。
符号の説明
1 リールシート
2 通孔
3 前部
4 後部
5 サイド部材
6 中空領域
7 ブリッジ部材
8 挿入穴
9 トリガー
10 釣り竿
11 ロッド
12 グリップ
13 フロントグリップ部
14 リールシート部
15 リヤグリップ部
16 フレーム
17 螺子部
100 リール

Claims (4)

  1. 釣り竿基端部のグリップに配設され、該グリップのリール搭載部にリールを搭載するように構成されたリールシートであって、
    長手方向に沿って釣り竿挿着用の通孔が貫通形成され、その前部及び後部を結合するサイド部材間に少なくとも1つのブリッジ部材を有することを特徴とするリールシート。
  2. 前記ブリッジ部材は、前記通孔に対してねじり状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のリールシート。
  3. 前記ブリッジ部材の一端は一方の前記サイド部材の前記前部寄りに、また他端は他方の前記サイド部材の前記後部寄りの位置にそれぞれ結合することを特徴とする請求項1又は2に記載のリールシート。
  4. 前記ブリッジ部材は、その内側面にて前記通孔の一部を形成すると共に、その外側面にて前記リール搭載部の一部を構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリールシート。
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JP2022024540A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 グローブライド株式会社 リールシート
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