JP3129867U - 平蝶番 - Google Patents
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Abstract
【課題】回動側部材を固定側部材に対して270度まで回動させることができる構造簡単な平蝶番を提供する。
【解決手段】同一軸線上に整列する軸筒部1を一側辺部に有する2枚の翼板2a,3aと、前記軸筒部1に挿入されて前記2枚の翼板2,3を互いに回転可能に連結する枢軸4とからなる。そして固定側部材12に取り付けられる翼板3aは、長穴5を形成するに足りる分だけ、軸筒部1と垂直方向の寸法を他方の翼板2aよりも大きくされる。長穴5は、回動側部材11の板厚寸法以上の長径を有しかつ長径方向が軸筒部1と垂直方向となるように形成される。
【選択図】図1
【解決手段】同一軸線上に整列する軸筒部1を一側辺部に有する2枚の翼板2a,3aと、前記軸筒部1に挿入されて前記2枚の翼板2,3を互いに回転可能に連結する枢軸4とからなる。そして固定側部材12に取り付けられる翼板3aは、長穴5を形成するに足りる分だけ、軸筒部1と垂直方向の寸法を他方の翼板2aよりも大きくされる。長穴5は、回動側部材11の板厚寸法以上の長径を有しかつ長径方向が軸筒部1と垂直方向となるように形成される。
【選択図】図1
Description
本考案は、回動側部材を固定側部材に連結するために使用される平蝶番に関するものである。
回動側部材11を固定側部材12に連結するために使用される平蝶番20は、同一軸線上に整列する軸筒部1を一側辺部に有する2枚の翼板2,3と、前記軸筒部1に挿入されて前記2枚の翼板2,3を互いに回転可能に連結する枢軸4とからなる(図2(a)参照)。
上側板と下側板とから構成されるコンテナの側板において、上側板を回動側部材11とし、下側板を固定側部材12として従来公知の平蝶番20を外側を取り付け面として連結するようにしたものがある。回動側部材11を外側に180度回動させることができ、荷解きするときや荷物を収納する荷扱い作業に便利であるからである。
このように、回動側部材11と固定側部材12を、従来公知の平蝶番20を用いて連結すると、固定側部材12に対する回動側部材11の最大回動角度は、平蝶番取り付け面を内側とする180度となる。
一方前記のように上側板と下側板とから構成されるコンテナの側板においては、空荷のとき、フォークリフト作業の邪魔にならないように、回動側部材11としての上側板を図のA方向に90度回動できるようにすることが求められる。
しかしながら、従来公知の平蝶番20を用いた連結では、回動側部材11を図のA方向に90度回動することはできない。回動側部材11と固定側部材12の縁相互が当接しており、相互の縁が邪魔になるからである(図2(b)参照)。
しかしながら、従来公知の平蝶番20を用いた連結では、回動側部材11を図のA方向に90度回動することはできない。回動側部材11と固定側部材12の縁相互が当接しており、相互の縁が邪魔になるからである(図2(b)参照)。
回動側部材11の回動範囲が270度である蝶番として二軸型蝶番がある(例えば登録実用新案第3041562号公報参照)。
登録実用新案第3041562号公報
二軸型は構造が複雑となるため、単純な平蝶番と比較すると高価でありコンテナのように低価格が要求される対象には適していない。
本願考案が解決しようとする課題は、回動側部材11を固定側部材12に対して270度まで回動させることができる構造簡単な平蝶番を提供することにある。
本願考案が解決しようとする課題は、回動側部材11を固定側部材12に対して270度まで回動させることができる構造簡単な平蝶番を提供することにある。
本考案は、同一軸線上に整列する軸筒部1を一側辺部に有する2枚の翼板2a,3aと、前記軸筒部1に挿入されて前記2枚の翼板2a,3aを互いに回転可能に連結する枢軸4とからなり、少なくとも一方の翼板には翼板を取り付ける部材の板厚寸法以上の長径を有しかつ長径方向が軸筒部と垂直方向となる長穴5を形成し、前記長穴5を形成した翼板3は部材に対してスライド可能に取り付けられる平蝶番10である。
本考案の平蝶番は、部材に対してスライド可能であるため、回動側部材11をスライドさせて固定側部材12から離隔させる。そうすると、回動側部材11の縁が固定側部材11の縁に当接しないので、蝶番取り付け面を外側にして90度まで回動させることができる。
そして、平蝶番と構成であるから、価格面でも遜色がないものである。
そして、平蝶番と構成であるから、価格面でも遜色がないものである。
以下、本考案の平蝶番を図面を用いて説明する。
図1は本考案仕切り材の構成を示し、(a)平蝶番の平面図、(b)使用状態を示す側面図である。
本考案を実施するための最良の形態になる平蝶番20は、同一軸線上に整列する軸筒部1を一側辺部に有する2枚の翼板2a,3aと、前記軸筒部1に挿入されて前記2枚の翼板2,3を互いに回転可能に連結する枢軸4とからなる。そして固定側部材12に取り付けられる翼板3aは、長穴5を形成するに足りる分だけ、軸筒部1と垂直方向の寸法を他方の翼板2aよりも大きくされる。長穴5は、回動側部材11の板厚寸法以上の長径を有しかつ長径方向が軸筒部1と垂直方向となるように形成される。
長穴5を形成した翼板3aは固定側部材に、長穴5の短径より若干小さい外径のピン(図示略)により取り付けられ、固定側部材12に対してスライド可能とされる。
次に、動作を説明する。
回動側部材11を平蝶番20取り付け面側に180度回動させるときは、従来と同じ動作である(図2(b)参照)。
次に、回動側部材11を平蝶番20の取り付け面とは反対側に90度回動させるときは、回動側部材11をB方向に引き上げて枢軸4を回動側部材11の板厚分だけ上に移動させ、次にA方向に回動させればよい。
なお、長穴5を回動側部材11に取り付けられる翼板2aに形成してもよい。このときは、回動側部材11が翼板に対してスライドする。そして、長穴5の長径は回動側部材11が固定側部材12の板厚以上スライドできるに足りる寸法とする必要がある。
1 軸筒部
2,2a、3,3a 翼板
4 枢軸
5 長穴
10 平蝶番
11 回動側部材
12 固定側部材
20 平蝶番(従来)
2,2a、3,3a 翼板
4 枢軸
5 長穴
10 平蝶番
11 回動側部材
12 固定側部材
20 平蝶番(従来)
Claims (1)
- 同一軸線上に整列する軸筒部を一側辺部に有する2枚の翼板と、前記軸筒部に挿入されて前記2枚の翼板を互いに回転可能に連結する枢軸とからなり、少なくとも一方の翼板には翼板を取り付ける部材の板厚寸法以上の長径を有しかつ長径方向が軸筒部と垂直方向となる長穴を形成し、前記長穴を形成した翼板をスライド可能に部材に取り付けられる平蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010198U JP3129867U (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 平蝶番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010198U JP3129867U (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 平蝶番 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3129867U true JP3129867U (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=43280779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006010198U Expired - Fee Related JP3129867U (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 平蝶番 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3129867U (ja) |
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2006
- 2006-12-15 JP JP2006010198U patent/JP3129867U/ja not_active Expired - Fee Related
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