JP3129037U - 密封袋からの内容物の開け出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物がトマトペーストのように粘稠状の開け出し難いものであり、しかも内容量が数百kg〜1t以上にもなるようなものであっても、密封袋に充填されている内容物を機械的に無理なく開け出すことができ、したがって開け出しを効率良く、また異物混入のおそれもなく、更に安全に行なうことができる密封袋からの内容物の開け出し装置を提供する。
【解決手段】軌道上を走行する台車と、該台車に昇降可能に設けられた少なくとも下流側が開放の櫛歯状の載置台と、該載置台に起伏可能に設けられたカッタと、該載置台と対応して設けられた少なくとも上流側が開放の櫛歯状の開け出し台と、該開け出し台の上方に昇降可能に設けられたプレス部材と、該開け出し台の水洗手段とを備え、載置台に上昇、前進、下降及び後退の矩形運動をさせることにより、その下降時に該載置台上の内容物入りの密封袋を開け出し台上に移載し、またその後退時に該密封袋を起立させたカッタで切断して、カッタで切断した開封袋をプレス部材を下降させることにより押圧して内容物を開け出し、そして内容物を開け出した開封袋を開け出し台上から取り出した後、該開け出し台を水洗手段で水洗するようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は密封袋からの内容物の開け出し装置に関する。各種の資材が袋状物に充填密封され、更に外装容器に収容された状態で運搬に供されている。例えば、トマト加工工場には、200kg程度のトマトペーストをポリエチレン−アルミの複合軟包装袋に充填密封し、更にドラム缶に収容したものが搬入されてくる。近年では、1t以上のトマトペーストを同様の複合軟包装袋に充填密封し、更に木箱に収容したものも搬入されてくるようになっている。かかるトマトペーストを原料として用い、他のトマト加工品等の加工食品を製造する場合、最初に、トマトペーストをそれが充填密封されている前記のような複合軟包装袋から開け出すことが必要である。本考案は、以上のようなトマトペーストの開け出しに代表される密封袋からの内容物の開け出し装置に関する。
従来、密封袋からの内容物の開け出し装置として、内容物が充填されている密封袋をコンベアで受け皿上に移送し、受け皿上に移送した密封袋の底面をナイフで切り、引き続き押圧ヘッドで押圧して内容物を開け出し、内容物を開け出した後の空の開封袋をエアの吸引力により押圧ヘッドに保持して放出するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。しかし、かかる従来の開け出し装置には、内容物が血漿のような開け出し易いものであり、しかも内容量がせいぜい数百g〜数kg程度のものである場合には相応に有効であるが、内容物がトマトペーストのように粘稠状の開け出し難いものであり、しかも内容量が数百kg〜1t以上にもなるようなものの場合には装置の機構からして著しい無理があり、実際には適用できないという問題がある。
特開昭57−77426号公報
前記したトマトペーストのようなものの場合の実情は、ドラム缶や木箱等の外装容器に収容されている密封袋の上面を手作業でカッタにより切って開封し、開封した袋が容器からずり落ちないようにしつつ、容器をリフト等により持ち上げて傾け、袋内のトマトペーストをこれに散水しながら開け出すということが行なわれている。しかし、かかる開け出し作業には、作業の殆どが手作業であるため、作業効率が悪く、袋の切断片等の異物が混入するおそれがあり、何らかの原因で数百kg〜1t以上にもなるトマトペーストが一気に開け出されるときはこれに巻き込まれてしまう危険もあるという問題がある。
本考案が解決しようとする課題は、内容物がトマトペーストのように粘稠状の開け出し難いものであり、しかも内容量が数百kg〜1t以上にもなるようなものであっても、密封袋に充填されている内容物を機械的に無理なく開け出すことができ、したがって開け出しを効率良く、また異物混入のおそれもなく、更に安全に行なうことができる密封袋からの内容物の開け出し装置を提供する処にある。
前記の課題を解決する本考案は、軌道上を走行する台車と、該台車に昇降可能に設けられた少なくとも下流側が開放の櫛歯状の載置台と、該載置台に起伏可能に設けられたカッタと、該載置台と対応して設けられた少なくとも上流側が開放の櫛歯状の開け出し台と、該開け出し台の上方に昇降可能に設けられたプレス部材と、該開け出し台の水洗手段とを備え、載置台に上昇、前進、下降及び後退の矩形運動をさせることにより、その下降時に該載置台上の内容物入りの密封袋を開け出し台上に移載し、またその後退時に起立させたカッタで該密封袋を切断して、カッタで切断した開封袋をプレス部材を下降させることにより押圧して内容物を開け出し、そして内容物を開け出した開封袋を開け出し台上から取り出した後、該開け出し台を水洗手段で水洗するようにして成ることを特徴とする密封袋からの内容物の開け出し装置に係る。
本考案に係る密封袋からの内容物の開け出し装置(以下単に本考案の開け出し装置という)は、台車と、載置台と、カッタと、開け出し台と、プレス部材と、水洗手段とを備えている。台車は軌道上を走行するようになっている。軌道はレールのように突設したものとすることもできるし、溝のように陥設したものとすることもできる。また台車の走行は、別に走行手段を設けてこれに台車を牽引させるような牽引式のものとすることもできるが、自体で走行手段を有する自走式のものとするのが好ましい。
載置台は台車に昇降可能に設けられており、櫛歯状となっている。台車に対して載置台を昇降させる手段は、モータ駆動のものとすることもできるが、シリンダ駆動のものとするのが好ましく、なかでもエアシリンダ駆動のものとするのがより好ましい。載置台はかかる昇降手段を介して台車に支持されており、少なくとも下流側(後述する開け出し台に向かう側)が開放の櫛歯状となっている。
カッタは載置台に起伏可能に設けられている。載置台に対してカッタを起伏させる手段は、モータ駆動のものとすることもできるが、シリンダ駆動のものとするのが好ましく、なかでもエアシリンダ駆動のものとするのがより好ましい。また載置台に対するカッタの取付位置や取付数は任意であるが、櫛歯状の載置台の各櫛歯の先端部にカッタを取付けるのが好ましい。例えば、櫛歯状の載置台の各櫛歯の先端部にカッタを垂直方向に旋回可能に軸支し、かかるカッタにエアシリンダのシリンダロッドを軸承して、シリンダロッドの進退によりカッタの刃部を載置台の上面よりも上方に起立させたり、載置台の上面よりも下方に潜伏させたりするのである。
開け出し台は載置台と対応して設けられており、櫛歯状となっている。載置台は少なくとも下流側(開け出し台に向かう側)が開放の櫛歯状となっているが、これと対応して、開け出し台は少なくとも上流側(載置台に向かう側)が開放の櫛歯状となっており、双方の櫛歯は一方の櫛歯の間に他方の櫛歯が入り込む関係となっている。尚、本考案において櫛歯状というのは、その下流側及び上流側の双方が開放となっている場合の他に、その下流側のみ又は上流側のみが開放となっている場合等を含む意味である。
プレス部材は開け出し台の上方に昇降可能に設けられている。開け出し台に対してプレス部材を昇降させる手段は、モータ駆動のものとすることもできるが、シリンダ駆動のものとするのが好ましく、なかでもエアシリンダ駆動のものとするのがより好ましい。また水洗手段は開け出し台よりも上方に設けた噴水式又はスプレー式のものとするのが好ましい。
本考案の開け出し装置は、予めドラム缶や木箱等の外装容器に収容されている内容物入りの密封袋をそのまま該外装容器から載置台上に載せておき、この状態で該載置台に上昇、前進、下降及び後退の矩形運動をさせるようになっている。載置台の上昇及び下降は該載置台を台車に支持する昇降手段で行ない、前進及び後退は台車で行なう。ここで載置台の下降時に該載置台上の内容物入りの密封袋を開け出し台上に移載し、また後退時にカッタを起立させて、開け出し台上に移載した内容物入りの密封袋の底面を切断するようになっている。そして底面をカッタで切断した開け出し台上の開封袋をこれにプレス部材で下降させることにより押圧して内容物を開け出し、内容物を開け出した開封袋を開け出し台上から取り出した後、開け出し台を水洗手段で水洗するようになっている。
本考案の開け出し装置において、開け出し台の上方に注水ノズルを進退可能に設け、該注水ノズルを前進させて該開け出し台上の内容物入りの密封袋内に挿入し、注水するようにするのが好ましい。かかる注水により、密封袋から内容物を分離し易くし、開け出し易くすることができる。また開け出し台の下流側に把持部材を進退可能に設けると共に一対のローラを双方の間隔が調節可能に設け、内容物を開け出した開封袋を該把持部材で把持して該把持部材を後退させることにより開け出し台上から取り出すと共に、該把持部材の後退時に該開封袋を一対のローラで挟んで該開封袋に残っている内容物を絞り出すようにするのが好ましい。更にプレス部材は櫛歯状の開け出し台に嵌り込む複数の凸部が形成されたものとするのが好ましい。これらにより、密封袋内の内容物をほぼ完全に開け出すことができる。内容物がトマトペーストのような粘稠物であっても、それをほぼ完全に開け出すことができるのである。
また本考案の開け出し装置において、開け出し台の上流側にシャッタで区画した水洗ゾーンを設け、該水洗ゾーンに水洗手段を設けて、該水洗ゾーンにて載置台上の内容物入りの密封袋を該水洗手段で水洗するようにするのが好ましい。これにより、異物の混入をより確実に防止することができる。また更に、かかる水洗ゾーンの上流側に載置ゾーンを設け、該載置ゾーンに整形プレス機を設けて、該載置ゾーンにて内容物入りの密封袋を載置台上に載せ、載置台上に載せた内容物入りの密封袋の形を該整形プレス機で整えるようにするのが好ましい。かかる整形により、以後の洗浄、特に開け出しをより円滑に行なうことができる。
本考案の開け出し装置では、予め外装容器に収容されている内容物入りの密封袋をそのまま該外装容器から載置台上に載せるが、それ以降は機械的に、言い替えれば自動的に内容物を開け出す。しかも内容物を開け出す間、密封袋や開封袋を装置上で転がしたり、落下させたり、吊ったりすることはなく、あたかも相対的に静置した状態にて内容物を開け出す。したがって本発明の開け出し装置によると、内容物がトマトペーストのように粘稠状の開け出し難いものであり、しかも内容量が数百kg〜1t以上にもなるようなものであっても、袋に充填密封されている内容物を機械的に無理なく開け出すことができ、したがって開け出しを効率良く、また異物混入のおそれもなく、更に安全に行なうことができる。
図1は本考案の開け出し装置を例示する一部省略の正面図、図2は図1と同じ開け出し装置を示す一部省略の平面図、図3〜図7は図1と同じ開け出し装置の作用状態を示す一部省略の正面図、図8は図1と同じ開け出し装置におけるカッタを示す拡大正面図、図9は図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図、図10は図1と同じ開け出し装置における開け出し台とプレス部材との関係を示す一部省略の縦断面図、図11〜13は図1と同じ開け出し装置の更に他の作用状態を示す一部省略の平面図である。
図1に例示した本考案の開け出し装置は、台車11と、載置台21と、カッタ31と、開け出し台41と、プレス部材53を有する押圧プレス51と、水洗手段61とを備えている。台車11は図示しないモータ駆動の自走式のもので、機台に並設された溝状の軌道13上を前進側と後退側、すなわち下流側と上流側(図1では右手方向の前進側と左手方向の後退側)に走行するようになっている。載置台21は、エアシリンダ12を介して台車11に支持されており、下流側(開け出し台41に向かう前進側)が開放の櫛歯状となっている。載置台21はエアシリンダ12の作動により昇降し、また台車11と共に進退して、詳しくは後述するように、全体として矩形運動をするようになっている。
カッタ31は櫛歯状の載置台21の各櫛歯22の先端部に取付けられている。図示した実施例の場合、櫛歯状の載置台21の各櫛歯22は中空構造となっており、かかる各櫛歯22の先端部にカッタ31が旋回可能に軸支されている。各櫛歯22の基端部にはエアシリンダ32のシリンダ筒が取付けられており、エアシリンダ32のシリンダロッド33は中空構造の櫛歯22を貫通して先端部へと取出され、その先端部がカッタ31に軸承されている。シリンダロッド33の進退によりカッタ11の刃部を載置台21の櫛歯22の上面よりも上方に起立させたり、櫛歯22の上面よりも下方に潜伏させたりするようになっているのである。
開け出し台41は載置台21と対応して設けられており、櫛歯状となっている。載置台21は下流側(開け出し台41に向かう前進側)が開放の櫛歯状となっているが、これと対応して、開け出し台41は上流側(載置台21に向かう後退側)が開放の櫛歯状となっており、載置台21の各櫛歯22と開け出し台41の各櫛歯42は一方の櫛歯の間に他方の櫛歯が入り込む関係となっている。
押圧プレス51は開け出し台41の上方に設けられている。押圧プレス51は機枠に支持された主エアシリンダ52の作動により昇降するプレス部材53と、プレス部材53に対して副エアシリンダ54の作動により昇降する梁部材55と、梁部材55に取付けられた注水ノズル56とを備えている。副エアシリンダ54を作動させると、梁部材55と共に注水ノズル56が昇降し、注水ノズル56が下降するときはプレス部材53の案内孔を通りその先端部がプレス部材53よりも下方に突出するようになっている。プレス部材53の下面には櫛歯状の開け出し台41の各櫛歯42の間に嵌り込む複数の凸部57が形成されている。また水洗手段61は開け出し台41よりも上方の機枠に取付けられた噴水式のものとなっている。
開け出し台41の下方には受器43が設置されており、また開け出し台41の下流側には機枠に取付けられたエアシリンダ71の作動で進退する開閉式の把持部材72が設けられていて、開け出し台41とエアシリンダ71との間に一対のローラ73,74が双方の間隔が調節可能に設けられている。前後の操作も含めて詳しくは後述するが、内容物を開け出した開封袋を把持部材72で把持して把持部材72を後退させることにより開け出し台41上から取り出すと共に、把持部材72の後退時に該開封袋を一対のローラ73,74で挟んで該開封袋に残っている内容物を絞り出すようになっているのである。
図1に例示した開け出し装置では先ず、ドラム缶や木箱等の外装容器に収容されている内容物入りの密封袋Aを開封することなくそのまま載置台21上に載せる。この状態でエアシリンダ12を作動して載置台21を上昇させ、これと共に密封袋Aを上昇させる(図3の状態)。次に台車11と共に載置台21を載置台21の各櫛歯22が開け出し台41の各櫛歯42の相互間の上方にくるまで前進させ、これらと共に密封袋Aを前進させる(図4の状態)。この状態で再びエアシリンダ12を作動して載置台21を載置台21の各櫛歯22の上面が開け出し台41の各櫛歯42の上面よりも下方にくるまでそれらの相互間を通って下降させ、これにより密封袋Aを載置台21上から開け出し台41上に移載する(図5の状態)。
この状態でエアシリンダ52,54を作動してプレス部材53及び梁部材55を下降させ、これにより注水ノズル56を下降させてその先端部を密封袋A内に差し込み、注水する(図6の状態)。次に再びエアシリンダ52,54を作動してプレス部材53を密封袋Aの上面に当接するまで下降させると共に注水ノズル56を密封袋Aから抜き出して上昇させる(図7の状態)。
この状態でエアシリンダ32を作動して載置台21の各櫛歯22の先端部に軸支されたカッタ31の刃部を開け出し台41の各櫛歯42の上面よりも上方に起立させ、これに併せて台車11と共に載置台21を元の位置へ後退させる。これにより起立させたカッタ31の刃部で開け出し台41上の密封袋Aの底面を複数の個所で切断して開封する。この後、再びエアシリンダ52を作動してプレス部材53を下降させ、開封袋Bを押圧して内容物を押し出す(図8〜10の状態)。
プレス部材53で開封袋Bから内容物を押し出した後、再びエアシリンダ52を作動してプレス部材53と共に梁部材55を上昇させる。この状態でエアシリンダ71を作動して開け出し台41の下流側から開け出し台41上の開封袋Bに向かい把持部材72を前進させ、開封袋Bの端部を把持部材72でつかむ(図11の状態)。そして再びエアシリンダ71を作動して把持部材72と共にこれでつかんだ開封袋Bを下流側へ引き出し、これに併せて上下一対のローラ73,74のうちで上段のローラ73を下降させて引き出す途中の開封袋Bを上下のローラ73,74で挟み込み、開封袋B内に残っている内容物を絞り出す(図12の状態)。最後に、水洗手段61から開け出し台41上に噴水して水洗する(図13の状態)。以下は、以上説明した操作の繰り返しである。尚、以上説明した本考案の開け出し装置において、各構成部材の作動等の制御は、それ自体は公知のリミットスイッチや光電管等の検出素子を用いて行なうことができる。
図14は本考案の他の開け出し装置を例示する一部省略の正面図である。ここでは以上説明した図1の開け出し装置をそのまま組み込んでいるので、説明の便宜上、図1と同じ構成部材については同じ記号を用いた。図14に例示した開け出し装置では、開け出し台41の上流側に開閉可能なシャッタ81,82で区画された水洗ゾーン83が設けられており、水洗ゾーン83に水洗手段84が設けられていて、水洗ゾーン83にて載置台21上の内容物入り密封袋Aを水洗手段84で水洗するようになっている。また図14に例示した開け出し装置では、水洗ゾーン83の上流側に載置ゾーン91が設けられており、載置ゾーン91の後半部には整形プレス機92が設けられていて、載置ゾーン91の前半部にて内容物入り密封袋Aを載置台21上に載せ、載置台21上に載せた内容物入り密封袋Aの形を整形プレス機92で整えるようになっている。
本考案の開け出し装置を例示する一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置を示す一部省略の平面図。 図1と同じ開け出し装置の作用状態を示す一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置におけるカッタを示す拡大正面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置における開け出し台とプレス部材との関係を示す一部省略の縦断面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の平面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図。 図1と同じ開け出し装置の他の作用状態を示す一部省略の正面図。 本考案の他の開け出し装置を例示する一部省略の正面図。
符号の説明
11 台車
12,32,52,54,71 エアシリンダ
13 軌道
21 載置台
22,42 櫛歯
31 カッタ
41 開け出し台
51 押圧プレス
53 プレス部材
56 注水ノズル
61,84 水洗手段
72 把持部材
81,82 シャッタ
83 水洗ゾーン
91 載置ゾーン
92 整形プレス
A 密封袋
B 開封袋

Claims (7)

  1. 軌道上を走行する台車と、該台車に昇降可能に設けられた少なくとも下流側が開放の櫛歯状の載置台と、該載置台に起伏可能に設けられたカッタと、該載置台と対応して設けられた少なくとも上流側が開放の櫛歯状の開け出し台と、該開け出し台の上方に昇降可能に設けられたプレス部材と、該開け出し台の水洗手段とを備え、載置台に上昇、前進、下降及び後退の矩形運動をさせることにより、その下降時に該載置台上の内容物入りの密封袋を開け出し台上に移載し、またその後退時に起立させたカッタで該密封袋を切断して、カッタで切断した開封袋をプレス部材を下降させることにより押圧して内容物を開け出し、そして内容物を開け出した開封袋を開け出し台上から取り出した後、該開け出し台を水洗手段で水洗するようにして成ることを特徴とする密封袋からの内容物の開け出し装置。
  2. 更に、開け出し台の上方に注水ノズルを進退可能に設け、該注水ノズルを前進させて該開け出し台上の内容物入りの密封袋内に挿入し、注水するようにした請求項1記載の密封袋からの内容物の開け出し装置。
  3. 更に、開け出し台の下流側に把持部材を進退可能に設けると共に一対のローラを双方の間隔が調節可能に設け、内容物を開け出した開封袋を該把持部材で把持して該把持部材を後退させることにより開け出し台上から取り出すと共に、該把持部材の後退時に該開封袋を一対のローラで挟んで該開封袋に残っている内容物を絞り出すようにした請求項1又は2記載の密封袋からの内容物の開け出し装置。
  4. プレス部材が、櫛歯状の開け出し台に嵌り込む複数の凸部が形成されたものである請求項1〜3のいずれか一つの項記載の密封袋からの内容物の開け出し装置。
  5. 内容物がトマトペーストである請求項1〜4のいずれか一つの項記載の密封袋からの内容物の開け出し装置。
  6. 更に、開け出し台の上流側にシャッタで区画した水洗ゾーンを設け、該水洗ゾーンに水洗手段を設けて、該水洗ゾーンにて載置台上の内容物入りの密封袋を該水洗手段で水洗するようにした請求項1〜5のいずれか一つの項記載の密封袋からの内容物の開け出し装置。
  7. 更に、水洗ゾーンの上流側に載置ゾーンを設け、該載置ゾーンに整形プレス機を設けて、該載置ゾーンにて内容物入りの密封袋を載置台上に載せ、載置台上に載せた内容物入りの密封袋の形を該整形プレス機で整えるようにした請求項1〜6のいずれか一つの項記載の密封袋からの内容物の開け出し装置。
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