JP3128997U - 飲料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外でも、鮮度や風味を損なうことなく嗜好飲料を飲むことのできる飲料容器を提供する。
【解決手段】容器本体部1には、保有された飲料液を液密に封止可能な封止材6が設けられ、容器本体部1には帯部材7が設けられる。操作部2は、原材料を収容する通液性の袋体12と、袋体12を保持する破断部11とが収納される。破断部11には、開口HOを有する本体盤20から封止材6に向けて突出する刃材23が設けられる。帯部材7を除去して操作部2を本体部1に向けて進行させると、刃材23が封止材6を破ることで開口HOを通して飲料液が原材料に接触する。
【選択図】図1

Description

本考案は、風味や鮮度を損なうことなくコーヒーや紅茶などの嗜好飲料を飲むことのできる飲料容器に関する。
食生活が欧米化してコーヒーや紅茶が好んで飲まれる昨今、お湯を注ぐだけで足りる紅茶や緑茶のティーバッグや、コーヒーのドリップパックなどが広く普及している。これらは、紅茶や緑茶やコーヒーなどの原材料を収容する通液性のパックが、気密性を有する包装シートに収納されて販売されている。そして、包装シートが気密性を有するために、長期間にわたって鮮度や風味を損なうことがない利点がある。
しかしながら、これらは家庭や職場での使用に限定されてしまい、電車や自動車での移動中も含め屋外での使用には全く適しておらず、結局、自動販売機などで販売される缶入りの嗜好飲料で代用することになる。
これら缶入りの嗜好飲料は、簡易性には優れるものの、製造時からの時間経過による風味の劣化は避けられず、その点が大きな問題であった。
なお、アルミ缶に関連して各種の特許が存在するが(特許文献1〜7)、何れも上記の課題を解決するものではない。
特許第3843510号公報 特許第3809156号公報 特許第3682999号公報 特許第3596684号公報 特許第3587477号公報 特許第3561307号公報 特許第3484545号公報
この考案は、上記の実情に鑑みてなされたものであって、屋外でも、鮮度や風味を損なうことなく嗜好飲料を飲むことのできる飲料容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、飲料液を保有可能な本体部(1)と、前記本体部(1)に装着される操作部(2)とを有して構成され、前記本体部(1)には、保有された飲料液を液密に封止可能な封止材(6)が設けられ、前記本体部(1)又は前記操作部(2)には、前記操作部(2)が前記本体部(1)に装着される際に限界位置を超える進行を阻止する帯部材(7)が設けられ、前記操作部(2)は、飲料前に飲料液と接触させる原材料を収容する通液性の袋体(12)と、前記袋体(12)を保持する破断部(11)とを収納可能に構成され、前記破断部(11)には、開口(HO)を有する本体盤(20)から前記封止材(6)に向けて突出する刃材(23)が設けられ、前記帯部材(7)を除去して、前記操作部(2)を前記本体部(1)に向けて進行させると、前記刃材(23)が前記封止材(6)を破ることで、前記開口(HO)を通して飲料液が原材料に接触可能に構成されたことを特徴とする。
上記した本考案によれば、飲用水と原材料とが飲料直前に接触するので、風味や鮮度を損なうことなく嗜好飲料を飲むことができる。
以下、実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。図1は、実施例に係る飲料容器BTの構成要素を示す斜視図、図2(A)は、飲料容器の中央断面図であり、ここでは新鮮なコーヒーを提供する流通状態のアルミ缶を例示している。
この飲料容器BTは、飲料水を保有する容器本体部1と、挽き立てのコーヒー豆を内蔵する回転操作部2とで構成されている。容器本体部1は、この実施例では、アルミニウム製であり、図2(A)に示す通り、有底円筒形に形成されている。容器本体部1は、詳細には、ネジが形成された内装部3と、内装部3よりやや細径で平坦な円筒ネック部4と、内装部3や円筒ネック部4より太径の大径部5とが連設されて構成されている。
そして、内装部3の最上部は、アルミ箔などの封止材6によって、液密にシールされている。また、円筒ネック部4には、アルミニウムやその他の帯部材7が巻着されている。この実施例の帯部材7は、円筒ネック部4に固着されているが、その終端片7Aを持って引っ張ると、円筒ネック部4との固着状態が比較的容易に解除されるようになっている。
回転操作部2は、アルミニウム製の操作円筒部8と、操作円筒部8の内壁に設けられた突起10に係合して固定される破断部11と、破断部11の上部に保持されてコーヒー豆を収容する通液性の袋体12とで構成されている。
操作円筒部8は、詳細には、キャップ状に形成された平坦円筒部13と、ネジが形成された外装部14とで構成されている。図示の通り、平坦円筒部13の頂面には、公知のプルトップ方式の引き金(ステイオンタブ)TBが設けられている。外装部14は、容器本体部1の内装部3にネジ込まれる部分であり、外装部14の内周側のネジ溝は、内装部3の外周側のネジ山に一致している。
破断部11は、この実施例では、硬質のプラスチック部材PRに、網部材MSが嵌合されて構成されている。プラスチック部材PRは、中央開口HOを有する円盤本体20と、円環状の周縁部21とで構成されている。そして、円環状の周縁部21には、径方向の対称位置に、2つの係合穴22,22が設けられている。この係合穴22は、平坦円筒部13の内壁に設けられた突起10を受け入れる部分である。この実施例では、突起10が直方体状に形成されているので、この形状に対応して、係合穴22は、突起10より僅かに小さい矩形穴となっている。
また、円環状の周縁部21には、下方に向けて尖った多数の突出刃物23が突出形成されている。なお、突出刃物23は、便宜上、円錐形に図示されているが、実際には、三角錐や四角錐などのカドのある形状である。
続いて、以上の構成からなる引用容器の製造方法と使用方法を説明する。回転操作部2から説明すると、先ず、突起10を設けた操作円筒部8が上下反転されて、その中に、挽き立てのコーヒー豆を収容する袋体12が収納される。
その後、網部材MSが嵌合された破断部11を回転操作部2の中に押し込み、平坦円筒部13の内周に有する突起10を、破断部11の係合穴22に受け入れる。この結果、破断部11と操作円筒部82とが一体化されるので、その後、操作円筒部8を図2(A)に示す姿勢に復帰させても、袋体12は、破断部11の網部材MSに保持されて落下することはない。
次に、このようにして完成された回転操作部2が、帯部材7が巻着されている容器本体部1に取り付けられる。具体的には、外装部14が時計方向に回転されて、内装部3の外側にネジ込まれる。この際、外装部14は、封止材6の周縁を押圧しつつ下方に進行し、外装部14の先端が、帯部材7に当接した状態でネジ込み作業が完了する。図2(A)は、ネジ込み作業の完了時を図示しており、突出刃物23の先端は、封止材6に接触する手前で停止している。したがって、封止材6が突出刃物23によって破断されることはなく、また仮に、容器BTを上下反転させたり振ったりしても、容器本体部1の飲料液が回転操作部2の中に侵入する恐れはない。
このように構成された飲料容器BTは、自動販売機などを通して消費者に提供される。例えば、飲料容器BTにコーヒー豆を収納する場合には、容器本体部1の水は、加熱されてお湯の状態となっている。
消費者が購入して嗜好飲料を飲む場合には、終端片7Aを操作して帯部材7の固着状態を解除し、容器本体部1から帯部材7を分離させる。次に、回転操作部2を締め込み方向(時計方向)に回転させる。すると、この段階では、外装部14のネジ込み動作を阻止する帯部材7が存在しないので、回転操作部2は、下方に向かって進行し、外装部14の先端が、容器本体部1の大径部5に当接した状態で停止する。
以上の回転操作によって、回転操作部2は、帯部材の上下幅Tの分だけ降下するので(図2(A)参照)、突出刃物23の先端は、回転しつつ封止材6を破ることになり、封止材6には突出刃物23によって多数の穴が開けられることになる。
したがって、その後、飲料容器BTを上下反転させるか、シェイクすると袋体12に収容されたコーヒー豆とお湯が混じり合い、美味しいコーヒーが出来上がる。そこで、平坦円筒部13に設けられたタブTBを引いて飲み口穴を形成し、飲み口穴を通してコーヒーを飲むことになる。
ところで、上記した実施例では、回転操作部2を開けた後、再度、これを容器本体部1に締め込むことが可能であるため、イタズラの対象とされる恐れも無くはない。そこで、飲料容器BTのバージン性を担保するためには、図3のように、外装部14と帯部材7の境界部を、回転操作部2を回転させると直ちに破れるシュリンク材S1で覆っても良い。
また、図2(B)のように、図2(A)の構成を上下反転させる構成も好適である。この場合には、容器本体部1の底面には、タブTBが形成される。但し、回転操作部2を回転させて封止材6を破り、飲料液と原材料とを接触させる点は同じである。この実施例の場合には、タブTBを引いて開口させた飲み口穴の近くに袋体12が存在しない利点がある。
更にまた、帯部材7を操作円筒部8と一体化させる場合には、図4に示す構成を採るのも好適である。図4に示す実施例では、操作円筒部8が、平坦円筒部13と、ネジを設けた外装部14と、容器本体部1の円筒ネック部4より大径の帯部材7とで構成されている。そして、帯部材7と外装部14との境界にはミシン目MIが設けられている。
このような構成の場合には、製造時の最終段階において、回転操作部2を、図4(A)の状態まで容器本体部1に締め込む。その後、帯部材7の部分だけを径方向内向きに加圧して、帯部材7を縮径させる。図4(B)は、この縮径状態を図示したものであり、帯部材7は、容器本体部1の円筒ネック部4にしっかり当接している。したがって、その後は、回転操作部2を開放方向(反時計方向)に回しても、ミシン目MIの部分で両者を分離させない限り、回転操作部2を容器本体部1から外すことができず、飲料容器のバージン性が確実に担保される。
飲料時の操作は、前記した各実施例の場合と同じであり、先ず、帯部材7の終端片7Aを引っ張ってミシン目MIの部分を切離して、帯部材7を外装部14から分離させる。しかる後、回転操作部2を締め込み方向(時計方向)に回転させて、破断部11を進行させて、突出刃物23で封止材6を破れば良い。
なお、上記各実施例においては、飲料容器BTを上下反転させて、飲料液をコーヒー豆などの原材料に接触させる段階で、外装部14と内装部3との隙間から飲料液が漏れる可能性もある。そこで、図4に示すように、破断部11の下方外周に、ゴム弾性を有する円環状のシール材SEを設けるのが好ましい。飲料容器BTの流通段階では、シール材SEの先端が封止材6に軽く接触するだけであるが、飲料に先だって回転操作部2を回転させると、破断部11が進行するのに応じてシール材SEも下方に進行し、シール材SEが内装部3の外周に強く押し当てられるので、その後の作業において飲料液が容器BTから漏れるおそれはない。
実施例の液体容器の構成要素を示す斜視図である。 図1の液体容器の中央断面図(A)及び変形例の中央断面図(B)である。 追加要素を設けた液体容器である。 別の実施例を説明する図面である。
符号の説明
1 容器本体部
2 回転操作部
6 封止材
7 帯部材
11 破断部
12 袋体
20 円盤本体
23 突出刃物
HO 中央開口

Claims (4)

  1. 飲料液を保有可能な本体部と、前記本体部に装着される操作部とを有して構成され、
    前記本体部には、保有された飲料液を液密に封止可能な封止材が設けられ、前記本体部又は前記操作部には、前記操作部が前記本体部に装着される際に限界位置を超える進行を阻止する帯部材が設けられ、
    前記操作部は、飲料前に飲料液と接触させる原材料を収容する通液性の袋体と、前記袋体を保持する破断部とを収納可能に構成され、
    前記破断部には、開口を有する本体盤から前記封止材に向けて突出する刃材が設けられ、前記帯部材を除去して、前記操作部を前記本体部に向けて進行させると、前記刃材が前記封止材を破ることで、前記開口を通して飲料液が原材料に接触可能に構成されたことを特徴とする飲料容器。
  2. 前記本体部には、ネジが形成された内装部と、前記内装部より太径の大径部とが設けられている請求項1に記載の飲料容器。
  3. 前記操作部には、前記破断部を固定させる係止部が設けられている請求項1又は2に記載の飲料容器。
  4. 請求項1〜3の何れかの飲料容器に、原材料を収容する袋体と飲料液とが内蔵された流通状態の飲料容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180002314U (ko) * 2017-01-20 2018-07-30 최성예 쉐이크 기능과 걸름기능이 구비된 물통

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