JP3128828U - 汚水処理装置 - Google Patents

汚水処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3128828U
JP3128828U JP2006009096U JP2006009096U JP3128828U JP 3128828 U JP3128828 U JP 3128828U JP 2006009096 U JP2006009096 U JP 2006009096U JP 2006009096 U JP2006009096 U JP 2006009096U JP 3128828 U JP3128828 U JP 3128828U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
water
flow
sewage treatment
water pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006009096U
Other languages
English (en)
Inventor
昭三 岡本
Original Assignee
株式会社ビ−・シ−・オ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ビ−・シ−・オ− filed Critical 株式会社ビ−・シ−・オ−
Priority to JP2006009096U priority Critical patent/JP3128828U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3128828U publication Critical patent/JP3128828U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

【課題】汚水処理施設の流量調節槽の水深が深いことによって、水流への空気の供給量が少なくなっても、酸素の水への取込み量を十分に確保する。
【解決手段】水中ポンプ2と、流入口30、流出口31、および連結部32を備えた流水管3と、上下端が開口した吸気管4と、磁化処理具5とから成る。磁化処理具5は扁平な断面形状の管状体6を有し、管状体6の通路幅が小さい側の対向する壁面に異なる磁極が向き合うように永久磁石が外付けされる。水中ポンプ2を汚水処理施設の流量調整槽の底面上に水没状態で設置し、流水管3は流出口31を流量調整槽内に位置させかつ流入口30を水中ポンプ2の吐出口21に接続する。吸気管4は上端の開口を水面上に位置させ、下端の開口を流水管3の連結部32に連結する。流水管3の吸気管4が連通する位置の下流に、管状体6を流水管3の途中に介装させるようにして磁化処理具5を配置する。
【選択図】図1

Description

この考案は、例えば汚水処理施設において、一般家庭からの排水やレストランや病院などの施設からの排水(以下、「汚水」という。)を導入して溜める流量調整槽内に設置される汚水処理装置に関し、特にこの考案は、流量調整槽内の水を撹拌しつつ曝気するのに用いられる汚水処理装置に関する。
一般的な汚水処理施設には、図5に示すように、大きなゴミや砂などが除去された後の汚水を導入して一旦貯留するための流量調整槽10が設けられている。この流量調整槽10に溜められた汚水はポンプ11によって吸い上げられ、一定の流量で曝気槽12へ送られる。曝気槽12には槽内の汚水中に空気を導入するためのブロワー13が接続されている。汚水には好気性の微生物が生息しており、空気の導入によって微生物に酸素を供給して水質の浄化を行わせる。曝気処理後の水は曝気槽12から沈殿槽14へ送られる。沈殿槽14では泥を沈殿させ、その上澄み液を処理済水として放流槽15へ送る。なお、沈殿槽14で沈殿した泥はポンプ16によって吸い出され、その泥の濃縮と脱水とを経て脱水ケーキになる。前記放流槽15では処理済水を次亜塩素ナトリウムなどを用いて殺菌した後、川などへ放流する。
前記曝気槽12での曝気処理だけでは十分でない場合が多いことから、図6に示すように、流量調整槽10の内部に汚水処理装置100を設置して補助的な曝気処理を行っている。
この汚水処理装置100は、流量調整槽10内に水没状態で設置されるもので、流量調整槽10に溜まった汚水を撹拌しつつ曝気を行う。図示例の汚水処理装置100は、前記流量調整槽10内の汚水を吸い込んで吐き出す水中ポンプ2と、一端は水中ポンプ2の吐出口に接続され他端は流量調整槽10内に開口する流水管3と、下端の開口を流水管3内の流路に連通させ上端の開口は水面上に位置させる吸気管4とで構成されている。前記吸気管4の内部は流水管3内の水流により負圧化される結果、吸気管4が外気を引き込んで流水管3内に空気を導入する。この空気の導入現象は一般に「エゼクター作用」と呼ばれている。このエゼクター作用によって流水管3を流れる水中に導入された空気は気泡となって混入し、この気液混合流が流量調整槽10内に噴射されて撹拌と曝気とが行われる。
しかしながら、上記した構成の汚水処理装置では、流量調整槽10の容量が大きく、水深が深い場合には、吸気管4より流水管3内の水流へ導入される空気の量が少なくなり、水流に混入する気泡の大きさも大きくなる。その結果、水と空気との接触面積が小さくなり、水への酸素の取込み量が少なくなる。そのため、曝気による浄化機能が十分に発揮されず、曝気槽における曝気処理を補うことができない。
この考案は、上記した問題に着目してなされたもので、流量調整槽の水深が深いことによって、水流への空気の導入量が少なくなっても、水への酸素の取込み量を十分に確保し得る汚水処理装置を提供することを目的とする。
この考案による汚水処理装置は、汚水処理施設の曝気槽へ汚水を一定の流量で送り出すための流量調整槽に設けられるもので、吸込口および吐出口を有する水中ポンプと、一端に流入口、他端に流出口、前記流入口に近い位置に連結部をそれぞれ備えた流水管と、上端および下端が開口した吸気管と、両端が開口した扁平な断面形状の管状体を有し、前記管状体の通路幅が小さい側の対向する壁面に異なる磁極が向き合うように複数の永久磁石が外付けされて成る磁化処理具とから成るものである。前記水中ポンプおよび流水管を前記流量調整槽の底面上に水没状態で設置し、前記流水管は、流出口を流量調整槽内に位置させかつ流入口を水中ポンプの吐出口に接続するとともに、前記吸気管は、上端の開口を水面上に位置させかつ流水管内の流路に連通するように下端の開口を流水管の連結部に連結している。前記流水管の吸気管が連通する位置の下流に、前記管状体を流水管の途中に介装させるようにして前記磁化処理具を配置して、流水管を流れる水と、前記流水管内の水流により負圧化された吸気管によって流水管に導入された空気とに前記磁化処理具による磁界を作用させるようにしている。
上記した構成の汚水処理装置を流量調整槽内に設置して水中ポンプを駆動すると、水中ポンプにより吸い込まれた流量調整槽内の汚水は吐出口から流水管の流入口へ送り込まれる。流水管に送り込まれた汚水は流水管内の流路を流れて流出口より流量調整槽内へ流出する。この流路の途中において、吸気管から流水管に空気が導入され、水流に気泡となって混入するので、前記流水管の流出口からは気液混合流が噴射されることになり、これにより槽内の撹拌と曝気とが行われる。
流水管を流れる汚水は磁化処理具によって磁化処理される。また、磁化処理具が吸気管との連通位置の下流に配置されているので、気泡にも磁界が作用する。水が磁界の作用を受けて磁化されると、水のクラスタが細分化されるので、水が周囲から酸素を奪う作用(還元作用)が高められて酸素の水への取込み量が増す。このため、たとえ流量調整槽の容量が大きく水深が深くても、曝気による浄化機能が十分に発揮される。さらに、気泡が磁界の作用を受けると、気泡の細分化も促進され、水と空気との接触面積が増す結果、酸素の水への取込み量が増し、曝気による浄化機能が一層促進される。
さらに、前記磁化処理具は、扁平な断面形状の管状体と、前記管状体の通路幅が小さい側の対向する壁面に異なる磁極が向き合うように外付けされる複数の永久磁石とを含むものであり、前記管状体が流水管の途中に介装されているので、管状体を流れる水に強い磁界を作用させることができ、磁化処理の効果が高められる。
この考案によると、水のクラスターや気泡が細分化されるので、たとえ水流への空気の供給量が少なくても、水への酸素の取込み量を十分に確保でき、容量が大きく水深が深い流量調整槽についても曝気による浄化機能を十分に発揮できる。
図1は、この考案の一実施例である汚水処理装置1の構成を示す。
図示例の汚水処理装置1は、汚水処理施設における流量調整槽内に水没状態で設置されるもので、底面f上に設置された基板9上に支持されている。前記流量調整槽は、曝気槽に送る汚水を一旦溜めて一定の流量で曝気槽へ送り出すためのものである。
この汚水処理装置1は、水中ポンプ2、流水管3、吸気管4、および磁化処理具5により構成される。前記水中ポンプ2は槽内の水を吸込口20より吸い込んで吐出口21より吐き出す。前記流水管3は、一端に流入口30、他端に流出口31を備え、一端の流入口30は前記水中ポンプ2の吐出口21に接続され、他端の流出口31は槽内に位置させる。
この流水管3には流入口30に近い位置に上向きの連結部32が形成されている。この連結部32には前記吸気管4の下端の開口が連結され、吸気管4を流水管3の流路に連通させる。この吸気管4は、上端を水面上より突出させることができる長さに形成されている。吸気管4の下端の開口は前記連結部32を介して流水管3内の流路に臨ませるとともに、上端の外周の開口41は水面w上に位置させているので、流水管3内の水流により吸気管4内が負圧化され、吸気管4より流水管3に空気が導入される。
前記磁化処理具5は、この実施例では、流水管3に吸気管4が連通する位置の下流に配置されている。磁化処理具5を構成する管状体6は流水管3の中間に介装されている。このため、流水管3は上流管3Aと下流管3Bとに分離され、上流管3Aの出口33に管状体6の流入口60が、下流管3Bの入口34に管状体6の流出口61が、それぞれ連結される。
前記磁化処理具5は、図3および図4に示すように、一端に流入口60、他端に流出口61を有する管状体6と、この管状体6に外付けされる複数個の磁界発生器7とから成るものである。前記管状体6は、長さ中央部が磁化処理領域となっており、通路63の縦方向の通路幅yが横方向の通路幅xより十分に大きな扁平な断面矩形状に形成されている。前記管状体6の側壁面62R,62Lは、狭い通路幅xを隔てて対向しており、この対向する側壁面62R,62Lに複数個の磁界発生器7が取り付けられる。
各磁界発生器7は、ケース体70の内部に磁極の向きを揃えて複数の永久磁石71が積層状態で装填されたものであり、異なる磁極N,Sが互いに向き合うように各磁界発生器7が管状体6の外周面にそれぞれ取り付け固定される。
なお、この実施例の磁化処理具5は流水管3に吸気管4が連通する位置の下流に配置しているが、図2に示すように、磁化処理具5を流水管3に吸気管4が連通する位置の上流に配置してもよい。なお、図1の実施態様は水深が比較的に浅い場合に適用し、図2の実施態様は水深が比較的深い場合に適用するとよい。
上記した構成の汚水処理装置1を流量調整槽内に設置して水中ポンプ2を駆動すると、水中ポンプ2の吸込口20より吸い込まれた槽内の汚水は水中ポンプ2の吐出口21から流水管3の流入口30へ送り込まれる。流水管3に送り込まれた汚水は流水管3内の流路を流れて流出口31より槽内へ流出されるが、流路の途中で吸気管4から流水管3に導入された空気が気泡となって水流に混入する。その結果、流出口31より槽内へ気液混合流として噴射され、これにより撹拌と曝気とが行われる。
流水管3を流れる汚水は磁化処理具5によって磁化処理される。図1の実施例では水と気泡とに直接磁界が作用するが、図2の実施例では水にのみ磁界が直接作用する。水が磁界の作用を受けて磁化されると、水のクラスタが細分化されるので、水が周囲から酸素を奪う作用(還元作用)が強くなって酸素の取込み量が増し、流量調整槽の容量が大きく水深が深くても、曝気による浄化機能が十分に発揮される。さらに、気泡が磁界の作用を受けると、気泡の細分化も促進され、水と空気との接触面積が増す結果、水への酸素の取込み量が増し、曝気による浄化機能が一層促進される。
この考案の一実施例である汚水処理装置の側面図である。 他の実施例の側面図である。 磁化処理具の側面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 汚水処理施設の構成を示す説明図である。 流量調整槽に従来の汚水処理装置を設置した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 汚水処理装置
2 水中ポンプ
3 流水管
4 吸気管
5 磁化処理具
6 管状体
10 流量調整槽
20 吸入口
21 吐出口
30 流入口
31 流出口
32 連結部
71 永久磁石

Claims (1)

  1. 汚水処理施設の曝気槽へ汚水を一定の流量で送り出すための流量調整槽に設けられる汚水処理装置であって、
    吸込口および吐出口を有する水中ポンプと、一端に流入口、他端に流出口、前記流入口に近い位置に連結部をそれぞれ備えた流水管と、上端および下端が開口した吸気管と、両端が開口した扁平な断面形状の管状体を有し、前記管状体の通路幅が小さい側の対向する壁面に異なる磁極が向き合うように複数の永久磁石が外付けされて成る磁化処理具とから成り、
    前記水中ポンプおよび流水管を前記流量調整槽の底面上に水没状態で設置し、前記流水管は、流出口を流量調整槽内に位置させかつ流入口を水中ポンプの吐出口に接続するとともに、前記吸気管は、上端の開口を水面上に位置させかつ流水管内の流路に連通するように下端の開口を流水管の連結部に連結しており、
    前記流水管の吸気管が連通する位置の下流に、前記管状体を流水管の途中に介装させるようにして前記磁化処理具を配置して、流水管を流れる水と、前記流水管内の水流により負圧化された吸気管によって流水管に導入された空気とに前記磁化処理具による磁界を作用させるようにした汚水処理装置。
JP2006009096U 2006-11-08 2006-11-08 汚水処理装置 Expired - Lifetime JP3128828U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009096U JP3128828U (ja) 2006-11-08 2006-11-08 汚水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009096U JP3128828U (ja) 2006-11-08 2006-11-08 汚水処理装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003349629A Continuation JP2005111378A (ja) 2003-10-08 2003-10-08 汚水処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3128828U true JP3128828U (ja) 2007-01-25

Family

ID=43279829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006009096U Expired - Lifetime JP3128828U (ja) 2006-11-08 2006-11-08 汚水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3128828U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113800715A (zh) * 2021-09-15 2021-12-17 北京清河北苑水务有限公司 一种污水处理***及处理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113800715A (zh) * 2021-09-15 2021-12-17 北京清河北苑水务有限公司 一种污水处理***及处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101704590B (zh) 自动排渣筒式微纳米筛污水处理气浮***
US20200055756A1 (en) Eductor-based membrane bioreactor
KR100843656B1 (ko) 2단 침지형 막여과조를 이용한 고도정수처리장치
CN107572715A (zh) 一种工业废水处理***
JP2007275893A (ja) 気体混合液生成方法及び気体混合液
JP4538404B2 (ja) 水域浄化装置、水性汚染生物回収船及び水性汚染生物の処理方法
JP2939704B2 (ja) 微細気泡排出装置
WO2007125996A1 (ja) 水質改善器及び水質改善装置
JP2005111378A (ja) 汚水処理装置
JP5439344B2 (ja) 膜分離生物処理装置
JP3128828U (ja) 汚水処理装置
CN207227211U (zh) 一种印染废水的二氧化氯微纳米气泡处理装置
CN212025033U (zh) 一种带有滤砂机构的海水淡化装置
JP4908875B2 (ja) 水質改善装置
CN205367909U (zh) 一种水上移动式纯氧气泡机
KR101662430B1 (ko) 수로식 폐수처리장치
CN214115164U (zh) 一种用于喷淋塔循环水箱的废水处理设备
CN209276206U (zh) 一种旋流磁性分离器
KR20060014079A (ko) 고도· 고속정수처리 방법
CN206345719U (zh) 处理有机废水的反应装置
CN201817362U (zh) 一种新型一体化水处理设备
JP2004008969A (ja) 噴流発生装置を用いた水中の除鉄方法とそのシステム
CN214936775U (zh) 一种短流程磁混凝饮用水处理装置
CN213060274U (zh) 一种气浮机
CN210214952U (zh) 超细纳米发生装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091227

Year of fee payment: 3