JP3128487U - 音源(歌伴奏及びマイク音声)の出力を個別調整可能にしたカラオケ用汎用型ワイヤレス送受信システム - Google Patents

音源(歌伴奏及びマイク音声)の出力を個別調整可能にしたカラオケ用汎用型ワイヤレス送受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】本考案は、コンサート・カラオケ・講座会場などで、ある種の音源のみ明確に聞き取る装置を作成し、演奏技術の向上や受講状態の改善を図るものである。
【解決手段】アンプまたはミキサーに送信機・演奏者または受講者に受信機をつけ、必要とする音源を明確に聞き取れるようにした。
【選択図】図1

Description

アンプ・ミキサー本体に発信機、演奏者に受信機をつけ、情報を送ることにより、必要とする音源情報をのみ、演奏者が受け取れるようにした装置である。
コンサートで演奏する場合・カラオケでマイクで歌う場合、自分の音源は他の音源と一緒にスピーカーから出てくる。その場合自分の音源だけ聞く事ができず、音程やリズムをうまく取ることができなかった。
別アンプを用いて自分の声のみ聞く装置(スピーカー)は、場所的・費用的負担が大である。用途に応じて必要な音源が聞こえるコンパクトな装置の開発が必要である。
アンプ・ミキサー本体に発信機、演奏者に受信機をつけ、情報を送ることにより、必要とする音源情報をのみ、演奏者が受け取れるようにした。本考案は受信機を縦3cm、横4cm、深さ1.5cmの軽量化に成功した。
発信機から受信機までの情報はワイヤレスで送られるので、場所的・費用的な負担が少ない。
レシーバーから自分の演奏音を聞き取れない事に関しては、レシーバーから自分の必要な音量で演奏音を聞けるようにした。演奏者からマイクを通して演奏された音源はマイクアンプから、コントロールアンプに入る。またカラオケの音楽がオーディオソース(カラオケ再生装置)において、モニターに映像信号を送るとともに(カラオケ映像の配信)コントロールアンプにカラオケ音声の信号を送る。この時点で演奏者の音源とカラオケ本体の音源がコントロールアンプにて合体され、マイクエコーがかかったり、入出力の選択、音入出力要求が必要とされる。一方マイクアンプから発生された音源はエフェクタでエコーがかかるシステムになっており、これが再びアンプに入力される。そのため、種々のアンプに対する入力調整機能を準備する必要があり、これを整備した。入力調整された音源は発信機から受信機にワイヤレスで情報をとばす。また入力調整されたアンプからパワーアンプに入力され、スピーカーを介して室内音量となる。この場合スピーカー音が大きいと室内での会話が困難になるが、この装置により演奏者のみレシーバーを会し、必要な音量を確保できるため、室内音量を下げる事が可能となった。
以下添付図面(概念図)に従って実施例を説明する。1.は既存のマイクである。演奏者より発信された音楽は、マイクから2.マイクアンプ3はコントロールアンプに入力される。一方コントロールアンプには4.元オーディオソースより発信された伴奏の音楽も入力される。またマ2.マイクアンプに入力された演奏者の音源は、5.エフェクタにより、エコー等がかかっている。3.のコントロールアンプは種々のタイプがあるため、入力調整が必要とされる。このためアンプの入力調整機能を準備した入力調整機器6.を用意し、この機器に発信機能をもたせることとした。6.入力調整機から発生された音源は7.パワーアンプ部に再び入り8スピーカーを通じて室内音量となるが、演奏者は9.受信機を搭載した10レシーバーを通じて、自分の必要な音量で演奏音を聞いているため、室内音量を下げることが可能である。
カラオケのみならず講座の受講会場、福祉関係にも転用が可能。
本考案の概念図である。 本考案の回路図である。・入力調整部・発信部の2点からなる。 本考案の回路図である。発信部である。
符号の説明
以下回路図の符号の説明を行う。
1.MONOIN マイク入力(音声1)・・・マイクアンプ、エフェクタからの入力処理を行う。
2.STERO IN(LINE入力)ステレオ音声2/3・・多種のアンプに対応する入力信号処理を行う。
3.MAINOUTメインスピーカー用出力
4.PHONE ワイヤ接続レシーバ出力・・モニタ/調整用出力
5.TRANT ワイヤレス接続レシーバー用(受信機経由) FM信号用アンテナ(ノイズフイルター共)
6.FREQ.SET 発信周波数の選択(7ch×2)・・・環境により周波数を切り替え、ノイズを低減する
V1GAIN・・・マイク音量調整 マイクとLINE入力の調整で多様なミキシングを行う
V2GAIN・・・MAIN出力音量調整(ステレオ)・・接続アンプによる信号強弱の調整
V3GAIN・・・MAIN出力音量調整・メインスピーカー(室内音量)の調整を行う
V4GAIN・・・レシーバ出力音量調整・・レシーバー能力に合わせた送受信量の調節
V5LEVEL・・・レシーバ出力音量調整・・演奏者に十分な音量でのモニタリングを提供する

Claims (1)

  1. アンプ・ミキサー本体に発信機、演奏者に受信機をつけ、情報を送ることにより、必要とする音源情報をのみ、演奏者が受け取れるようにした装置である。
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