JP3128197U - 引き輪式止め金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】引き輪の引き軸を移動させる引きピンの突出部を大きくし、しかも審美性を増すことにより操作性と装飾性の向上をはかる。
【解決手段】引き軸を摺動移動させて引き輪の開口部を開閉する引きピンに宝石類又は加工貴金属類などの装飾玉を一体に取り付けてなる。これにより引き輪の開口部を開く際に引きピン自体を爪先で操作するのではなく装飾玉を指の爪先ではなしに指の腹で操作して引き軸を摺動移動させることにより引き輪の開口を容易におこなうことができる。また装飾玉の存在がネックレス等の審美性をより一層向上させることができ著しく装飾性を増すことができる。
【選択図】図１
【解決手段】引き軸を摺動移動させて引き輪の開口部を開閉する引きピンに宝石類又は加工貴金属類などの装飾玉を一体に取り付けてなる。これにより引き輪の開口部を開く際に引きピン自体を爪先で操作するのではなく装飾玉を指の爪先ではなしに指の腹で操作して引き軸を摺動移動させることにより引き輪の開口を容易におこなうことができる。また装飾玉の存在がネックレス等の審美性をより一層向上させることができ著しく装飾性を増すことができる。
【選択図】図１
Description
本考案は、ネックレスなどにおけるチェーンの端部を連結するために用いられる引き輪式の止め金具の改良に関し、操作性の向上と装身具としての審美性を増して装飾性を向上させることを目的とする。
従来汎用されてきたこの種の引き輪式止め金具は、例えば環状に構成された引き輪の一部に開口部を設けるとともに、引き輪内に該引き輪に沿って摺動移動が自在の、外部に操作用引きピンを突出させた引き軸を装入し、引きピンにより引き軸を上記開口部方向に向け、あるいは開口部を開口させる方向に向けて移動させることにより該開口部を開閉することができるようにしたものが一般的に知られている（例えば特開２００１−２９１１３号公報あるいは登録実用新案第３０４６７１１号公報を参照）。
特開２００１ー２９１１３号公報
登録実用新案第３０４６７１１号公報
しかしながら、上記した従来の引き輪式止め金具は、図２に示したように引き軸２を移動させるために引き輪１の外方に突出させた引きピン３の存在が外観上審美性を損ないがちであるために、殆ど例外なく引きピン３の存在を小さく構成しているところから、特にネックレスチェーン等を首回りに掛けた状態で指の爪先で引きピン３を押し下げ操作〔図２（Ａ）参照〕して開口部４を開口させる〔図２（Ｂ）参照〕場合に、手探り状態でおこなうことと相俟って引きピン３が小さすぎるところから著しく操作性が悪く、また爪先を損傷することも少なくない。
そこで本考案は、上記した引き輪式止め金具の操作性を向上させるとともに、引きピンの存在自体がより一層審美性向上に向けて機能するようにしたものであって、具体的には引き軸を摺動移動させて引き輪の開口部を開閉する引きピンに宝石類又は加工貴金属類などの装飾玉を一体に取り付けてなる引き輪式止め金具に関する。
本考案は上記した通り、引きピンに宝石類又は加工貴金属類などの装飾玉を一体に取り付けてなるものであるために、引き輪の開口部を開く際に引きピン自体を爪先で操作するのではなく装飾玉を指の爪先ではなしに指の腹で操作して引き軸を摺動移動させることにより引き輪の開口操作を容易かつ確実におこなうことができる。また装飾玉の存在がネックレス等の審美性をより一層向上させることができ著しく装飾性を増すことができる。
以下において本考案の具体的な内容を図１の実施例をもとに説明すると、１１はネックレスチェーン等の端部を連結するために取り付けられた環状の引き輪式止め金具の引き輪、１２は引き輪１１内に環状方向に向けて摺動移動が可能であって、しかも常時引き輪１１の開口部１４を閉じる方向に向けて付勢させた状態で取り付けられている引き軸、１３は引き軸１２に一体に取り付けられ、一端を引き輪１１の外方に向けて突出させた引きピン、１３ａは該引きピン１３の突出端に一体に取り付けられた装飾玉を示す。
さらに引き輪１１の一部には開口部１４が形成されており、引き輪１１内に装入された引き軸１２を、その付勢力に抗して摺動移動させることにより引き輪１１の開口部１４を開閉することができるようになっている。
なお、この場合に使用される装飾玉１３ａとしてはダイヤモンド、あるいは人工ダイヤ、ルビーなど種々の宝石類、あるいは装飾されたプラチナ、金、銀などの加工貴金属類等の取り付けが可能である。またこれらの装飾玉１３ａの引きピン１３先端部に対する取り付けに際しては、加工貴金属類等にあってはロウ付けやレーザー溶接により、また宝石類等にあっては接着剤を使用する等により行うものとする。
さらに上記装飾玉１３ａの表面にダイヤモンドカット等の粗面化加工を施した場合には、引きピン１３を介した引き軸１２の操作に際して指の滑りがなく、操作性がより一層良好となる。
上記の構成において、本願の引き輪式止め金具をネックレス等のチェーンの端部に取り付け、図１（Ａ）にあらわした状態において、指先の腹により装飾玉１３ａを押し下げると、これに伴って引き軸１２が引き輪１１の環状方向に沿って摺動移動し、引き軸１２の一部である開口部１４が容易かつ確実に開口される〔図１（Ｂ）参照〕。
１１ 引き輪
１２ 引き軸
１３ 引きピン
１３ａ 装飾玉
１４ 開口部
１２ 引き軸
１３ 引きピン
１３ａ 装飾玉
１４ 開口部
Claims (3)
- 引き軸を摺動移動させて引き輪の開口部を開閉する引きピンに装飾玉を一体に取り付けてなる引き輪式止め金具。
- 引きピンに一体に取り付けられる装飾玉が宝石類又は加工貴金属類であるところの請求項１に記載の引き輪式止め金具。
- 装飾玉の表面にダイヤモンドカット等の粗面化加工を施してなるところの請求項１または請求項２に記載の引き輪式止め金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006008445U JP3128197U (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 引き輪式止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006008445U JP3128197U (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 引き輪式止め金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3128197U true JP3128197U (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=43279251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006008445U Expired - Lifetime JP3128197U (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 引き輪式止め金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3128197U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04129219U (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-25 | ミサワホーム株式会社 | 構築部材 |
-
2006
- 2006-10-18 JP JP2006008445U patent/JP3128197U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04129219U (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-25 | ミサワホーム株式会社 | 構築部材 |
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