JP3127729U - 滑走枠体による玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来では玩具としての走行車等は殆どが車輪付きであり、ゲーム等においては走行に面白味や妙味がなく、不意の調達も困難であると共にコスト的にも高価である。
【解決手段】横長で適宜形状の台紙付きシール片(1a)の両端部を接着して楕円枠状の滑走枠体(1)を形成し、この滑走枠体(1)を、滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁(r)と、内部に遊在させた小径硬球(2)の自重による転動とによって、適宜の傾斜角(θ)による滑走板(3)上を摺動滑走させる。また、該滑走枠体(1)を、水平状態の滑走板(3)上を手動により初速を与え摺動滑走させることを特徴とする滑走枠体と小径硬球と滑走板の組合せの構成とする。
【選択図】図3
【解決手段】横長で適宜形状の台紙付きシール片(1a)の両端部を接着して楕円枠状の滑走枠体(1)を形成し、この滑走枠体(1)を、滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁(r)と、内部に遊在させた小径硬球(2)の自重による転動とによって、適宜の傾斜角(θ)による滑走板(3)上を摺動滑走させる。また、該滑走枠体(1)を、水平状態の滑走板(3)上を手動により初速を与え摺動滑走させることを特徴とする滑走枠体と小径硬球と滑走板の組合せの構成とする。
【選択図】図3
Description
この考案は、滑走枠体による玩具に関し、台紙付きシール片により形成した滑走枠体を傾斜面や平面で走行させ種々のゲームを行うもの等の分野に属する。
従来では、適宜に形成した玩具としての走行車等により傾斜面や平面を走行させるゲーム等は多々開示されているが、これらの走行車等では殆どのものが車輪を装備しており、車輪を用いず摺動滑走させるものは見当らない。
しかし、このような玩具としての走行車等において、車輪により傾斜面を走行させるものでは走行速度が速過ぎたり、平面を走行するものでは走行に特徴がなくゲームとしての面白味や妙味のある展開ができ難いことと、車輪付きの走行車等では予めの用意が必要であり不意の調達が困難であると共に、コスト的にも負担が掛かるものである。
このため、本考案では、走行車等により傾斜面や平面を走行させるゲームにおいて、面白味や妙味のある展開ができると共に、走行車等の調達も容易でコスト的にも安価なものを提供しようとするものである。
請求項1の考案は、横長で適宜形状の台紙付きシール片(1a)の両端部を接着して楕円枠状の滑走枠体(1)を形成し、この滑走枠体(1)を、滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁(r)と、内部に遊在させた小径硬球(2)の自重による転動とによって、適宜の傾斜角(θ)による滑走板(3)上を摺動滑走させることを特徴とする滑走枠体と小径硬球と滑走板の組合せの構成とする。
このような構成により、適宜の傾斜角(θ)による滑走板(3)上を、湾曲させた摺動滑走縁(r)と小径硬球(2)の自重による転動駆動力とを利用して滑走枠体(1)を摺動滑走させるものであるから、摺動滑走縁(r)の湾曲度合による摺動抵抗の違いや、小径硬球(2)の形状・大きさ・質量等の変更による転動駆動力の違いにより、緩慢な速度で、直行滑走は勿論のこと紆余曲折の状態を色々に変化させる蛇行滑走を行わせることができる。
請求項2の考案は、横長で適宜形状の台紙付きシ−ル片(1a)の両端部を接着して楕円枠状の滑走枠体(1)を形成し、この滑走枠体(1)を、滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁(r)と、内部に遊在させた小径硬球(2)の自重による転動とによって、水平状態の滑走板(3)上を手動により初速を与え摺動滑走させることを特徴とする滑走枠体と小径硬球と滑走板の組合せの構成とする。
このような構成により、水平状態の滑走板(3)上を、手動により初速を与えることにより、湾曲させた摺動滑走縁(r)と小径硬球(2)の自重による転動駆動力とを利用して滑走枠体(1)を摺動滑走させるものであるから、手動による初速の与え方と、摺動滑走縁(r)の湾曲度合による摺動抵抗の違いとにより、滑走速度を色々に変化させた滑走を行わせることができる。なお、該小径硬球(2)の形状・大きさ・質量等の変更により蛇行滑走を行わせるようにしてもよい。
請求項1の考案では、上記作用の如く、適宜の傾斜角(θ)による滑走板(3)上を、該小径硬球(2)の転動と摺動滑走縁(r)の摺動とにより滑走枠体(1)を滑走させるが、この滑走は、摺動滑走縁(r)の湾曲度合による摺動抵抗の違いや、小径硬球(2)の形状・大きさ・質量等の変更による転動駆動力の違いにより、緩慢な速度で、直行滑走は勿論のこと紆余曲折の状態を色々に変化させる蛇行滑走を行わせることができるから、該滑走枠体(1)が適宜傾斜角(θ)の滑走板(3)上において予想外の動きを示し、例えば、複数の滑走枠体(1)を一列に並べてスタートさせ目標位置に如何に遅く到達できるかというゲーム等において、面白く妙味のある滑走を展開させることができる。
請求項2の考案では、上記作用の如く、水平状態の滑走板(3)上を、手動により初速を与えることにより、該小径硬球(2)の転動と摺動滑走縁(r)の摺動とにより滑走枠体(1)を滑走させるが、この滑走は、手動による初速の強弱の選択と、摺動滑走縁(r)の湾曲度合による摺動抵抗の違いとにより、滑走速度を色々に変化させた滑走を行わせることができるから、該滑走枠体(1)が水平状態の滑走板(3)上において目標位置までの走行距離を如何にキープできるかどうか、例えば、複数の滑走枠体(1)を各自の目標位置に正確に停止して得点を競うゲーム等において、面白く妙味のある滑走を展開させることができる。なお、該小径硬球(2)の形状・大きさ・質量等を変更して滑走枠体(1)を蛇行滑走させ、目標位置への停止の難易度を上げるようにしてもよい。
横長で適宜形状の台紙付きシール片1aの両端部を接着して楕円枠状の滑走枠体1を形成し、この滑走枠体1を、滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁rと、内部に遊在させた小径硬球2の自重による転動とによって、適宜の傾斜角0による滑走板3上を摺動滑走させる。また、前記の如き滑走枠体1を、水平状態の滑走板3上を手動により初速を与え摺動滑走させる。
以下に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、横長で適宜の形状を有し滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁rを設けている台紙付きシール片1aを示しているもので、このシール片1aの一端部に設けた点止め部jの台紙を剥離し、この点止め部jをシール片1aの他端部に接着し楕円枠状に形成することにより、図2に示す如き滑走枠体1を完成することができる。
なお、該滑走枠体1の形成は台紙付きシール片1aに限定するものではなく、他の材質を用いても差し支えないものである。
図1は、横長で適宜の形状を有し滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁rを設けている台紙付きシール片1aを示しているもので、このシール片1aの一端部に設けた点止め部jの台紙を剥離し、この点止め部jをシール片1aの他端部に接着し楕円枠状に形成することにより、図2に示す如き滑走枠体1を完成することができる。
なお、該滑走枠体1の形成は台紙付きシール片1aに限定するものではなく、他の材質を用いても差し支えないものである。
該滑走枠体1は内部に、図3に示す如く、パチンコ玉等の如き真円状か、ラグビーボール等の如き楕円状の金属系の小径硬球2を遊在させることにより、この小径硬球2の自重による転動駆動力(慣性力)の利用と、曲線状に湾曲させた摺動滑走縁rによる摺動抵抗の軽減とによって、滑走枠体1を前方へ向け摺動滑走を可能とするものである。
なお、該小径硬球2は金属系に限定するものではなく、他の材質を用いても差し支えないものである。
なお、該小径硬球2は金属系に限定するものではなく、他の材質を用いても差し支えないものである。
このような、該滑走枠体1と小径硬球2及び適宜の傾斜角θを設けた滑走板3を使用して速さではなく遅さを競うゲームとして、図4に示す如く、複数のメンバーにより各自が各々自分用の滑走枠体1を組立てると共に、パネルやテーブル等の一端側に本やタオル等を挟んで適宜の傾斜角θを作って滑走板3とし、この滑走板3の上端部に各自の滑走枠体1を各々並べて置き、スタ−トの合図で同時に並んだ滑走枠体1の内部に各々小径硬球2を落し込み、滑走板3上を摺動滑走して下降させ下端部に一番遅く到達した滑走枠体1を優勝とする。
前記の如きレースにおいて、該滑走枠体1の摺動滑走を邪魔するシール等による障害物4を1個又は複数個各自に付与し、図5に示す如く、この障害物4を滑走板3上の各自の好きな位置に貼り付け、滑走枠体1の摺動滑走の邪魔をして遅らせることができると共に、滑走速度に多少の差をつけるウエイトシール5(図6参照)を各自が何等かの方法で選択し、滑走枠体1の側面の適宜位置への貼り付けることにより、滑走枠体1の滑走板3による遅比べ競争ゲームを一段と面白くすることができる。なお、該小径硬球2を真円状から楕円状に変更して蛇行滑走を行わせたり、その他、種々に条件を変更することにより遅比べ競争ゲームを、更に面白く興味のあるものにすることができる。
また、該滑走板3を、前記の如き傾斜角θを設けることなく水平状態に配置し、該滑走枠体1を手動により初速を与えることにより、該小径硬球2の転動と摺動滑走縁rの摺動とによって、滑走板3上を目標位置に向け的確に滑走させて勝敗を競うゲームとして、複数のメンバーにより各自が各々自分用の滑走枠体1の組立てを行い、図7に示す如く、パネルやテーブル等の中央にシールによる得点マップ6を貼り付けた滑走板3の端部に、内部に小径硬球2を落し込んだ各自の滑走枠体1を各々置き、滑走板3上を交互に手動により摺動滑走させ得点マップ6上の停上位置による得点によって勝敗を決める。
前記の如きレースにおいて、図8に示す如く、該得点マップ6は中心円ゾーンの得点を5点に設定付与すると共に、この中心円ゾーンから4段階に拡大した同心円ゾーンに各々内側から4点,3点,2点,1点を設定付与し、この得点マップ6の各得点ゾーン上に向けて、各自の滑走枠体1を手動による初速の強弱選択により滑走板3上を摺動滑走させ、滑走枠体1の先端部を高得点ゾーン上で如何に旨く停止させることができるかを争い、この滑走を複数回繰り返した得点合計により得点競争ゲームの勝敗を決めるものであるが、このゲームを面白くするため低得点ゾーンに、相手の得点を横取りする横取りセクションgや、もう一度滑走できる再滑走セクションa等を設けるようにしてもよい。なお、該小径硬球2を真円状から少し楕円状として滑走をふらつかせたり、その他、種々に条件を変更することにより得点競争ゲームを、更に面白く興味のあるものにすることができる。
また、前記の如き水平状態の該滑走板3に貼付した得点マップ6に代えて、図9に示す如く、円形で7色からなる宝石カット模様のカラーマップ7を用いて、複数のメンバーにより、内部に小径硬球2を落し込んだ各自の滑走枠体1を手動による初速の強弱選択により滑走板3上を摺動滑走させ、この滑走により滑走枠体1の先端部を目標とするカラーゾーン上で如何に旨く停止させることができるかを争い、停止したカラーゾーンによる色マークcを全色集めるか、又は数多く集めることにより色マーク競争ゲームの勝敗を決めるものであるが、このゲームを面白くするため単に色マークcを集めるだけでなく、カラーマップ7に報復セクションsや罠セクションt等を設けて優劣を逆転させたり、その他、種々の条件を設けることにより色マーク競争ゲ−ムを、史に面白く興味のあるものにすることができる。
また、更に、前記の如き水平状態の該滑走板3に貼付した得点マップ6に代えて、図10に示す如く、碁盤状のマス目によるマス枠マップ8を用いて、複数のメンバーにより、内部に小径硬球2を落し込んだ各自の滑走枠体1を手動による初速の強弱選択により滑走板3上を摺動滑走させ、この滑走により滑走枠体1の先端部を目標とするマス枠ゾーン上で如何に旨く停止させることができるかを争い、停止したマス枠ゾーンによる点数マークdを集めることによりマス枠競争ゲームの勝敗を決めるものであるが、このゲームを面白くするため単に点数マークdを集めるだけでなく、マス枠マップ8に倍増セクションmや倍減セクションn等を設けたり、その他、種々の条件を設けることによりマス枠競争ゲームを、更に面白く興味のあるものにすることができる。
なお、該滑走枠体1と小径硬球2と滑走板3の組合せを用いたゲームでは、本実施例に例示したものに限定されることなく、他の全てのゲームについて網羅されるものである。
1. 滑走枠体
1a.台紙付きシール片
r. 摺動滑走縁
2. 小径硬球
3. 滑走板
θ. 傾斜角
1a.台紙付きシール片
r. 摺動滑走縁
2. 小径硬球
3. 滑走板
θ. 傾斜角
Claims (2)
- 横長で適宜形状の台紙付きシール片(1a)の両端部を接着して楕円枠状の滑走枠体(1)を形成し、この滑走枠体(1)を、滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁(r)と、内部に遊在させた小径硬球(2)の自重による転動とによって、適宜の傾斜角(0)による滑走板(3)上を摺動滑走させることを特徴とする滑走枠体と小径硬球と滑走板の組合せ。
- 横長で適宜形状の台紙付きシール片(1a)の両端部を接着して楕円枠状の滑走枠体(1)を形成し、この滑走枠体(1)を、滑走前後方向に曲線状に湾曲させた摺動滑走縁(r)と、内部に遊在させた小径硬球(2)の自重による転動とによって、水平状態の滑走板(3)上を手動により初速を与え摺動滑走させることを特徴とする滑走枠体と小径硬球と滑走板の組合せ。
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JP2006007288U JP3127729U (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | 滑走枠体による玩具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011212394A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Mamoru Miyata | こま回し用プレート |
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2006
- 2006-08-11 JP JP2006007288U patent/JP3127729U/ja not_active Expired - Fee Related
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