JP3127729B2 - Catvシステム - Google Patents

Catvシステム

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JP3127729B2
JP3127729B2 JP06212408A JP21240894A JP3127729B2 JP 3127729 B2 JP3127729 B2 JP 3127729B2 JP 06212408 A JP06212408 A JP 06212408A JP 21240894 A JP21240894 A JP 21240894A JP 3127729 B2 JP3127729 B2 JP 3127729B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/181Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a plurality of remote sources

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空港管理システム等に利
用され、画像情報、音声情報、テキストデータ、コンピ
ュータグラフィック情報を送受信するCATVシステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCATVシステムは、ホストコン
ピュータから出力されるデータを同軸ケーブルに送出す
る場合、このホストコンピュータの通信手順(プロトコ
ル)ソフトを開発したメーカーにソフトの仕様を開示し
てもらい(プロトコル開示)、それに合わせたプログラ
ムを開発して上記データを解読し、同軸ケーブルと接続
した端末が受信できる形体にこのデータを書き直した
(プロトコル変換)。
【0003】このように、上記従来のCATVシステム
は、ホストコンピュータから出力されるデータをプロト
コル変換してデータを書き直すことにより、このデータ
を同軸ケーブルを通じて端末へ伝送することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCATVシステムでは、ホストコンピュータソフト
を担当するソフト開発会社のプロトコル開示が必要とな
るが、このプロトコル開示を拒否されると、このホスト
コンピュータの情報が伝達できないという問題を有して
いた。また、このホストコンピュータの情報を伝達する
ためには、上記従来のCATVシステムに新たに、この
ホストコンピュータ専用の通信システムを備えなければ
ならないという問題を有していた。
【0005】本発明は、このような上記従来の問題を解
決するものであり、プロトコル開示できないホストコン
ピュータのデータを、プロトコル開示できるホストコン
ピュータと同じ同軸ケーブルで送信することができる優
れたCATVシステムを提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、CATVシステムに、ホストコンピュータ
と、このホストコンピュータに接続され、このホストコ
ンピュータの情報を表示する端末装置と、この端末装置
から画像情報を読み込む画像制御装置と、プロトコル解
読手段を有し、プロトコル解読できないホストコンピュ
ータに対しては画像制御装置から画像情報を取り込み、
プロトコル解読できる上記ホストコンピュータに対して
はホストコンピュータのテキストデータをプロトコル解
読して取り込むデータ管理装置と、上記画像情報又は上
記テキストデータを送出する信号送出装置と、この信号
送出装置が送出した上記画像情報及び上記テキストデー
タを伝送する同軸ケーブルと、上記画像情報及び上記テ
キストデータを受信しモニタ部に表示するチューナ端末
とを設けたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記手段により、データ管理装置がホ
ストコンピュータの端末装置における画像情報を読み込
むことにより、データ管理装置はプロトコル解読なしに
このホストコンピュータの画像情報を同軸ケーブルを介
してモニタ部へ送出する。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図面
を用いて説明する。図1、図2は本実施例におけるCA
TVシステムの一部概略構成図である。本実施例では、
空港等において建物内の監視、緊急時における放送、運
航に関する情報の提示等を行うCATVシステムの構成
について説明する。
【0009】ホストコンピュータ10は、運航に関する
情報を有するコンピュータであり、プロトコル開示する
ことができるとする。ホストコンピュータ11は、ホス
トコンピュータ10と同様に運航に関する情報を有する
コンピュータであり、プロトコル開示することができな
いとする。モデム12は、ホストコンピュータ10、1
1における変復調器である。
【0010】画像データ系端末13はコンピュータであ
り、モデム12を介してホストコンピュータ11に接続
している。また、画像データ系端末13は、640×4
80ドットの16色表示のCRTインターフェイスを有
する。監視カメラ14は空港等の建物内外に設置された
ITVカメラである。ビデオデータコントロールユニッ
ト15(以下、VCUとする)は、画像情報を読み込む
画像制御装置であり、画像データ系端末13のCRTイ
ンターフェイスから画像情報を読み込む。
【0011】放送制御部16は、マイク端末17及び音
声入力装置18から構成される。マイク端末17は、空
港の管理室等に設置されたマイクであり、緊急時等に管
理室内のオペレータが音声信号及び、送信先の端末グル
ープ番号及び、放映したい映像チャネル情報を入力す
る。音声入力装置18は、音声信号の送出手段であり音
声信号と、送信先の端末グループ番号及び放映したい映
像チャネル情報とを分けて送信する。FM変調器19
は、放送制御部16が送出した音声信号に対するFM変
調手段である。
【0012】データゲートウェイ20(以下、D/Gと
する)は、入力した情報に対して編集するデータ管理装
置であり、音声入力装置18及び、VCU15及び、モ
デム12を介してホストコンピュータ10と接続してい
る。音声命令入出力手段21は、カウント手段を有した
入出力手段であり、このカウント手段は、チューナ端末
37が受信できるまでの待ち時間をカウントする。音声
命令入出力手段21は、音声入力装置18から、放送先
のチューナ端末37のグループ番号を受信するとカウン
トを開始し、カウント終了後に音声入力装置18を介し
てマイク端末17に音声入力許可信号を送出する。音声
制御命令変換手段22は、端末グループ番号に該当する
チューナ端末ID番号の選出手段である。
【0013】テキストデータ受信手段23は、モデム1
2を介してホストコンピュータ10からのデータを受信
する手段である。プロトコル解読手段24は、テキスト
データ入力手段23が受信したデータに対するプロトコ
ル解読手段であり、テキストデータ入力手段23、モデ
ム12を介してホストコンピュータ10に各々対応して
プロトコル解読する。属性情報変換手段25は、プロト
コル解読されたデータの文字に対して色情報を追加す
る。
【0014】画像データ受信手段26は、VCU15が
送出した画像データの受信手段である。画像データ圧縮
手段27は、画像データ受信手段26が受信した画像デ
ータに対してランレングス方式で圧縮する。情報送出手
段28は、音声制御命令変換手段22、属性情報変換手
段25、画像データ圧縮手段27が送出した情報に対す
る送出手段である。
【0015】コミュニケーションコントロールユニット
32(以下、CCUとする)は、D/G20が編集した
情報に対して送信する通信制御手段であり、コンピュー
タと2.04M[bps]で送信するシリアルコントロ
ーラで構成される。QPSK33は、四相差動位相変調
手段であり、CCU32が送出したデジタル信号を変調
する。
【0016】ヘッドエンド35(以下、H/Eとする)
は、各種信号を混合して同軸ケーブル36に送出する信
号送出装置であり、この各種信号は、監視カメラ14
と、FM変調器19を介する緊急放送制御部16と、C
CU32及びQPSK33を介するD/G20とから送
出される。チューナ端末37は、H/E35が受信した
各種信号に対する受信及び選択手段であり、同軸ケーブ
ル36に接続している。
【0017】以下は、チューナ端末37内の構成要素で
ある。TV映像受信チューナ41は、TV映像を送受信
するチューナである。TV音声チューナ42は、TV音
声の受信手段であり、TV映像受信チューナ41が受信
したTV映像のTV音声を出力する。FM音声受信チュ
ーナ43はFM音声を受信する。音声送出部44は音声
の出力手段であり、TV音声チューナ42又はFM音声
受信チューナ43のいずれか一方を出力する。
【0018】QPSKデータ受信チューナ45はQPS
K変調信号の受信及び復調手段であり、H/E35が送
出した信号(テキストデータ、画像データ及び緊急放送
コマンド)に対して常時受信し復調する。プロトコル解
読手段46はデータに対してプロトコル解析する手段で
あり、HDLCフレームのデータを展開し、ホストコン
ピュータの画像データ、テキストデータ及び緊急放送コ
マンドとして受け取る。
【0019】音声切替手段47は音声に対する切替手段
であり、緊急コマンド内にある放送先端末IDとチュー
ナ端末のIDが一致していれば、音声送出部44とFM
音声受信チューナ43とを接続する。バッファメモリ4
8は記憶手段であり、プロトコル解読手段46が出力し
たテキストデータ、圧縮画像データ及び緊急コマンドを
記憶する。テキストデータ解読手段49はテキストデー
タに対する解読手段であり、テキストデータ用のチャネ
ル要求を認識してバッファメモリ48からテキストデー
タを読み込み、文字コード、文字色を解読する。
【0020】画像データ伸長手段50は、画像データに
対する伸長手段であり、画像データ用のチャネルを認識
してバッファメモリ48から圧縮画像データを読み込
み、16色のパレット(色情報)、640×400ドッ
トの4プレーン(色位置情報)に伸長する。表示制御部
51は、表示信号発生手段であり、画像データ伸長手段
50によって伸長された画像データ及びテキストデータ
を基にR、G、B信号と同期信号を作る。
【0021】リモートコントロール52(以下、リモコ
ンとする)は、チューナ端末37の選局ボタンが備えら
れている。リモコン受信手段53は受信手段であり、リ
モコン52が送信した信号を受信する。チャネル内容判
定手段54は、チャネル番号の比較判定手段であり、リ
モコン受信手段53が受信したチャネル番号と予め登録
されたチャネル内容と比較する。チャネル内容判定手段
54は、このチャネル番号が監視カメラ映像用のチャネ
ルであれば、TV映像受信チューナ41の受信周波数を
該当のチャネルに合わせる。このチャネル番号がテキス
トデータ及び画像データであれば、バッファメモリ48
からテキストデータ解読手段49、画像データ伸長手段
50を介し、表示制御部51に表示データを書き込む。
【0022】映像信号切換部55は信号送出手段であ
り、チャネル内容判定手段54においてチャネル番号が
監視カメラ映像用のチャネルであればNTSC受信信号
を送出しCRTがNTSC信号で表示する。このチャネ
ル番号がテキストデータ又は画像データ用のチャネルで
あればRGB受信信号を送出し、RGB信号で表示す
る。CRT56は表示及び音声出力手段であり、音声送
出部44が送出する音声信号を出力し、TV映像受信チ
ューナ41が送信したTV映像、表示制御部51が出力
したR、G、B信号の同期信号、映像切換部55が送出
したNTSC信号又はRGB信号を入力し、データをデ
ィスプレイ上に表示する。
【0023】図3は、本実施のCATVシステムの画像
データの流れ図である。以下、図3を用いて、ホストコ
ンピュータ11からCRT56までの画像データの流れ
について説明する。
【0024】ホストコンピュータ11は、気象マップ等
の情報をモデム12を介して画像データ系端末13に送
信する(ステップ60)。画像データ系端末13は、こ
の情報の画像データを自端末内のCRTインターフェイ
スに送出する(ステップ61)。VCU15はこのCR
Tインターフェイスから画像データを受信すると、この
画像データの1画面分を記憶する。VCU15は、この
1画面分の画像データを16種類のパレットと、640
×480×4ビットのプレーンに分解する。さらに、V
CU15は、この画像データをCRT56の640×4
00サイズに合わせるために、情報価値の少ない部分を
80ライン分を削除し、D/G20に出力する(ステッ
プ62)。
【0025】D/G20内において、画像データ受信手
段26は、VCU15が送信した画像データを受信(ス
テップ63)し、画像データ圧縮手段27は、この画像
データをラングレンス方式で圧縮する(ステップ6
4)。情報送出手段28は、この画像データをCCU3
2に送信する(ステップ65)と、CCU32はこの画
像データを内蔵のメモリバッファに蓄積する(ステップ
66)。
【0026】次にCCU32は、以下に示すデータ出力
の優先順位に基づき、記憶されたデータに対する優先順
位を決定する。 1.緊急放送コマンド 2.テキストデータ又は画像データ CCU32は、この優先順位決定後、この画像データを
HDLCフレームに組み立て、2.04Mpbsの速度
でQPSK変調器33に送信する(ステップ67)。Q
PSK変調器33は、この画像データに対して4相差動
位相変調した後、416.8MHzの変調波でH/E3
5に送信する(ステップ68)。H/E35は、この画
像データを同軸ケーブル36に送出する(ステップ6
9)。
【0027】チューナ端末37内において、QPSKデ
ータ受信チューナ45は、同軸ケーブル36を介して画
像データを受信し、この画像データに対して復調する
(ステップ70)。プロトコル解読手段46は、この画
像データをHDLCフレームのデータから圧縮画像デー
タに展開し、バッファメモリ48に記憶する(ステップ
71)。
【0028】ここで、チューナ端末37の操作者は、リ
モコン52で画像データ用チャネル番号を選択する(ス
テップ72)。リモコン受信手段53がこのチャネル番
号の選択信号を受信する(ステップ73)と、リモコン
内容判定手段54は、このチャネル番号に対して予め登
録されたチャネル番号の内容と比較する。
【0029】リモコン内容判定手段54が、このチャネ
ル番号が画像データ用のチャネル番号であると判定する
と、画像データ伸長手段50はバッファメモリ48から
画像データを読み込み、16色のパレット(色情報)、
640×400ドットの4プレーン(色位置情報)に伸
長する(ステップ74)。表示制御部51は、この伸長
された画像データを基にR、G、B信号に対して同期信
号を作り、CRT56に出力する(ステップ75)。さ
らに、映像切換部55を制御し、CRT56にRGB信
号で表示させる切換信号を出力する(ステップ76)。
CRT56は、映像信号切換部55及び表示制御部51
が送信する信号を受信し、画像データ系端末13と同じ
画像を表示する(ステップ77)。
【0030】図4は本実施例におけるテキストデータの
流れ図である。次に、図4を用いてホストコンピュータ
10からCRT56までのテキストデータの流れについ
て説明する。
【0031】ホストコンピュータ10は、モデム12を
介してD/G20にテキストデータを送信する(ステッ
プ80)。D/G20内のテキストデータ受信手段23
は、このテキストデータを受信する(ステップ81)。
プロトコル解読手段24は、この受信したテキストデー
タに対してプロトコル解読する(ステップ82)。属性
情報変換手段25は、このテキストデータの文字コード
に色情報を追加する(ステップ83)。情報送出手段2
8は、このテキストデータをCCU32に送信する(ス
テップ84)。CCU32は、このテキストデータを内
蔵のメモリバッファに蓄積する(ステップ85)。
【0032】CCU32はこの蓄積されたテキストデー
タに対して、データ送出の優先順位を決定する。この優
先順位は画像データの流れで説明した内容と同じであ
る。CCU32は、このテキストデータに対して優先順
位が決定すると、このテキストデータをHDLCフレー
ムに組み立て、2.04Mbpsの速度でQPSK変調
器33に送信する(ステップ86)。QPSK変調器3
3は、このテキストデータを4相差動位相変調すると、
416.8MHzの変調波でH/E35に送信する(ス
テップ87)。H/E35は、このHDLCフレームの
テキストデータを同軸ケーブル36に送出する(ステッ
プ88)。
【0033】チューナ端末37内においてQPSKデー
タ受信チューナ45は、同軸ケーブル36からHDLC
フレームのテキストデータを受信し、復調する(ステッ
プ90)。プロトコル解読手段46は、HDLCフレー
ムからテキストデータに展開すると、バッファメモリ4
8に記憶させる(ステップ91)。
【0034】ここで、チューナ端末37の操作者は、リ
モコン52でテキストデータ用チャネル番号を選択する
(ステップ92)。リモコン受信手段53がこのチャネ
ル番号の選択信号を受信する(ステップ93)と、リモ
コン内容判定手段54は、このチャネル番号に対して予
め登録されたチャネル番号の内容とを比較する。リモコ
ン内容判定手段54は、このチャネル番号がテキストデ
ータ用のチャネル番号であると判定すると、テキストデ
ータ解読手段49は、バッファメモリ48からテキスト
データを読み込み、文字コード、文字色を解読し、表示
制御部51に送信する。表示制御部51は、このテキス
トデータを基にR、G、B信号と同期信号を作り、CR
T56に出力する(ステップ94)。さらに映像信号切
換部55を制御し、CRT56にRGB信号で表示させ
る切換信号を出力する(ステップ95)。CRT56
は、映像切換部55及び表示制御部から送信される信号
を受信し、ホストコンピュータ10(テキストデータ系
ホストコンピュータ端末)が表示する映像と同じ映像を
表示する(ステップ96)。
【0035】図5は、本実施例におけるCATVシステ
ムの緊急放送情報の流れ図である。次に図5を用いて、
マイク端末17からCRT56までの緊急放送情報の流
れについて説明する。
【0036】マイク端末17の操作者が放送を行うため
に、マイク端末17に備えられた端末グループキー(C
RT56が複数のグループに分かれている)を選択して
押下すると、マイク端末17は、このグループ番号を音
声入力装置18に出力する(ステップ100)。音声入
力装置18は、このグループ番号をD/G20に出力す
る(ステップ101)。
【0037】D/G20内の音声命令入出力手段21
は、このグループ番号を受信すると、カウントを開始す
る。このカウント時間は、CRT56より緊急放送が出
力されるまでの時間が想定されている。音声命令入出力
手段21はこのカウント終了後に、音声入力装置18を
介してマイク端末17に音声入力許可信号を出力する。
音声命令入出力手段21はこのグループ番号の受信前
に、他のグループ番号を受信し既にカウントを開始して
いた場合にはこのカウントを終了し、入力許可信号を送
出した後、カウントを開始する(ステップ102)。マ
イク端末17は、操作者に対してチャイム音を鳴らして
音声入力を促すと、操作者はマイク端末17に緊急放送
の音声を入力する(ステップ103)。
【0038】D/G20内の音声命令変換手段22は、
音声命令入出力手段21からのグループ番号を受信する
と、予め登録された端末ID番号から該当する端末ID
番号を選出し(ステップ104)、緊急放送コマンドと
して情報送出手段28からCCU32へ出力する(ステ
ップ105)。CCU32はこの緊急放送コマンドを内
蔵のメモリバッファに蓄積する(ステップ106)と、
CCU32はこの緊急放送コマンドを最優先でQPSK
変調器33に出力する(ステップ107)。QPSK変
調器33は、この緊急放送コマンドを画像データ、テキ
ストデータと同様な変調を行い、H/E35に出力する
(ステップ108)と、H/E35はこの変調された緊
急放送コマンドを同軸ケーブル36に送出する(ステッ
プ109)。
【0039】また、マイク端末17は緊急放送の音声が
入力される(ステップ103)と、音声入力装置18
は、この音声信号をFM変調器19に出力する(ステッ
プ110)。FM変調器19は、このFM音声信号をF
M変調しH/E35に出力する(ステップ111)。H
/E35は、このFM音声信号を同軸ケーブル36に送
出する(ステップ112)と、チューナ端末37内のF
M音声受信チューナ43は、このFM音声信号を同軸ケ
ーブル36から常時受信する(ステップ113)。
【0040】チューナ端末37内のQPSKデータ受信
チューナ45は、同軸ケーブル36から緊急放送コマン
ドを常時受信し復調する(ステップ115)。プロトコ
ル解読手段46は、HDLCフレームのデータを緊急放
送コマンドとして受け取る。プロトコル解読手段46
が、この緊急放送コマンド内の放送先チューナ端末ID
と自チューナ端末IDとが一致していると、音声切換手
段47は、音声送出部44とFM音声受信チューナ43
とを接続する(ステップ116)。音声送出部44は、
FM音声受信チューナ43が受信したFM音声信号をC
RT56に出力する(ステップ117)。CRT56
は、このFM音声信号を備えつけのスピーカより放送す
る(ステップ118)。なお、緊急放送コマンドととも
に選局コマンドを送る事で、音声だけでなく映像情報も
送れる。
【0041】図4は本実施例におけるCATVシステム
の監視カメラ映像の流れ図である。次に、図4を用い
て、監視カメラ14からCRT56までの監視カメラ映
像の流れについて説明する。
【0042】監視カメラ14が撮像した映像は、H/E
35に送信される(ステップ120)。H/E35はこ
の映像を放送波に変調し、同軸ケーブル36に出力する
(ステップ121)。
【0043】チューナ端末37の操作者は、監視カメラ
映像用のチャネル番号をリモコン52に入力する(ステ
ップ122)。リモコン受信手段53がこのチャネル番
号を受信する(ステップ123)と、チャネル内容判定
手段54は、予め登録されたチャネル内容と比較する。
チャネル内容判定手段54は、このチャネル番号が監視
カメラ映像用のチャネル番号と判定すると、チャネル内
容判定手段54はTV映像受信チューナ41の受信周波
数をこのチャネル番号に該当する周波数に設定する(ス
テップ124)。TV映像受信チューナ41は、この受
信周波数に合う映像を同軸ケーブル36から受信し、N
TSC信号をCRT56に出力する(ステップ12
5)。次にチャネル内容判定手段54は、映像信号切換
部55を制御して、NTSC信号で表示させる切換信号
をCRT56に出力する(ステップ126)。CRT5
6は、この切換信号及びNTSC信号を受信すると、監
視カメラ映像を表示する(ステップ127)。
【0044】このように、プロトコル開示できないホス
トコンピュータをCATVシステムに用いる場合におい
ても、このホストコンピュータに関してはテキストデー
タではなく画像データを送信することにより、他のホス
トコンピュータと同様にCATVシステムに接続するこ
とができる。
【0045】(実施例2)本実施例は、CATVシステ
ムの信頼性を高めるために、第1実施例におけるCAT
VシステムのD/Gを二重化構造としたものである。図
7は本実施例におけるCATVシステムの概略構成図で
ある。図7を用いて本実施例の構成について説明する。
【0046】D/G130はミニコンピュータであり、
運用系及び待機系の2重化構造である。I/Oスイッチ
ャー131は、D/G130に対する切換手段であり、
音声入力装置18及びホストコンピュータ10からD/
G130へのデータ出力を切り換える。また、CCU3
2に対してトランスミッションコントロールプロトコル
/インタネット(以下、TCP・IPとする)手順のL
ANで接続されている。VCU15は、D/G130の
運用系及び待機系の各々に対して画像データを出力す
る。
【0047】次に、本実施例の動作について説明する。
図7において、D/G130は通常、一方は運用系とし
て機能しており、運用系は、他方の待機系に対して相互
に状態監視信号を監視している。D/G130は、以下
の場合に対して運用系から待機系へ切り換わる。運用系
のハードウェア、ソフトウェアに対する障害発生に対し
て、 運用系自身がエラーを検出し、待機系に切り換え信号
を送出した場合、 運用系自身がエラー検出できないと、待機系が運用系
の状態監視信号を確認しエラー検出した場合、 新しく運用系となった待機系はI/Oスイッチャー13
1を旧運用系側から新運用系側に切り換える。障害が発
生した旧運用系は、I/Oスイッチャー131が切り換
わったことで、本実施例のCATVシステムから切り離
される。新運用系は、CCU32に対して次の通信相手
が新運用系であることを指示する。
【0048】このように、D/G130に故障が生じて
も、2重化とすることにより、第1実施例のCATVシ
ステムの機能を継続することができる。
【0049】(実施例3)本実施例は、CATVシステ
ムの信頼性をさらに高めるために、第2実施例における
D/G130の2重化に加えて、CCU32及びQPS
K変調器33を2重化とし、D/G130とCCU32
のインターフェイスをパラレルインターフェイスとした
ものである。図8は本実施例におけるCATVシステム
の概略構成図である。図8を用いて、本実施例の構成に
ついて説明する。
【0050】CCU141は、運用系のD/G130に
対する通信制御手段である。QPSK142は、四相差
動位相変調手段であり、CCU141が出力したデジタ
ル信号を変調する。CCU143は、待機系のD/G1
30に対する通信制御手段である。QPSK144は、
四相差動位相変調手段であり、CCU143が出力した
位相デジタル信号を変調する。切換え装置145は、Q
PSK変調器142、144から出力される変調信号の
いずれか一方をH/E35に出力する切換手段であり、
D/G130から出力される信号によって切り換わる。
【0051】次に本実施例の動作について説明する。D
/G130のうち新たに運用系となった系は、切換え装
置145に対して切換要求信号であるパルス信号を出力
するとともに、データをCCU141、QPSK142
を介して切換え装置145に出力する。切替え装置14
5は、パルス信号を入力するとQPSK変調器142か
ら変調信号を入力しH/E35に送出する。
【0052】このように、2重系のD/G、CCU及び
QPSK変調器の接続系の内、一方の系が故障しても、
第1実施例におけるCATVシステムの機能を継続させ
ることができる。
【0053】(実施例4)本実施例は、CATVシステ
ムの信頼性をさらに高めるために第3実施例におけるD
/G130、CCU32、QPSK変調器33の2重化
に加え、D/G130とCCU32とのインターフェイ
スをTCP/IP手順のLANに置き換えたものであ
る。図9を用いて、本実施例の構成について説明する。
【0054】CCU141、CCU143は運用系、待
機系両方のD/G130に対する通信制御手段であり、
TCP/IPのLANで接続する。QPSK変調器14
2は四相位相変調手段であり、CCU141が送出した
デジタル信号を変調する。QPSK変調器144は四相
位相変調手段であり、CCU143が送出したデジタル
信号を変調する。切換え装置145は、QPSK変調器
142、144から出力される変調に対する切換え手段
であり、D/G130から出力される信号で切り換わ
る。
【0055】次に、本実施例の動作について説明する。
D/G130の内、運用されていた片側の系に障害が発
生し、待機系から新たに運用系になった系は、TCP/
IPのLANを介してCCU141にデータ送信元は自
分であり、受信先はCCU141であることを電文で伝
える。CCU141は動作可能であれば、D/G130
の運用系に了解の電文を送る。D/G130の新たな運
用系は、この了解の電文を受信すると、切換え装置14
5に対して切換え要求信号であるパルス信号を出力する
とともに、データをCCU141、QPSK142を介
して切換え装置145にする。切換え装置145はQP
SK変調器142からの変調信号をH/E35に送出す
る。
【0056】CCU141は、動作不可能であると、D
/G130の運用系に対して異常通知を送出するか、又
は了解電文を送出しない。D/G130の運用系は、C
CU141からの異常通知の受信、又は了解電文の未受
信の場合には、CCU143に対してTCP/IPのL
ANを介してデータ送信元は自分であり、受信先はCC
U143であることを電文で伝える。D/G130の運
用系は、切換え装置145に切換え要求信号であるパル
ス信号を出力するとともに、データをCCU143、Q
PSK144を介して切換え装置145に出力する。切
換え装置145はQPSK変調器142からの変調信号
をH/E35に出力する。
【0057】ここで、第2、第3、第4実施例のシステ
ムの信頼性を図10を用いて説明する。図10(a)
は、第2実施例におけるCATVシステムの一部ブロッ
ク構成図である。図10(b)は、第3実施例における
CATVシステムの一部ブロック構成図である。図10
(c)は、第4実施例におけるCATVシステムの一部
ブロック構成図である。D/G130の信頼性をR1、
CCUとQPSK変調器による組の信頼性をR2とす
る。ただし、0<R1、R2<1である。
【0058】図10(a)において、第2実施例の信頼
性について説明する。2重系D/Gの信頼性は、
【0059】
【数1】
【0060】となる。系全体の信頼性RAは、(数2)
のように表される。
【0061】
【数2】
【0062】次に、図10(b)において、第3実施例
の信頼性について説明する。片側のD/G及びCCU+
QPSK変調器の信頼性は、1−R1R2となる。系全
体の信頼性RBは、(数3)のように表される。
【0063】
【数3】
【0064】次に、図10(c)において、第4実施例
の信頼性について説明する。2重系D/Gの信頼性は、
(数1)で表される。2重系CCU+QPSK変調器の
信頼性は、
【0065】
【数4】
【0066】となる。系全体の信頼性RCは、(数5)
のように表される。
【0067】
【数5】
【0068】ここで、RA、RBを比較すると、
【0069】
【数6】
【0070】となり、次にRB、RCを比較すると、
【0071】
【数7】
【0072】となる。(数6)、(数7)よりRC>R
B>RAとなり、第4実施例のCATVシステムが最も
信頼性が高くなることがわかる。
【0073】このように上記実施例によれば、2重系の
D/Gのうちの一方、2重系のCCUおよびQPSK変
調器の接続系のうちの一方、いずれかが動作可能であれ
ばCATVシステムの機能を継続させることができ、C
ATVシステムの信頼性を高めることができる。
【0074】(実施例5)本実施例は、第1実施例にお
けるホストコンピュータ10、11やD/G130まで
の伝送路に障害が発生した場合に、この障害発生後は、
オペレータが障害発生以前の端末画面に対して直接最新
の情報をバックアップ端末に入力していくものである。
図10は、本実施例におけるCATVシステムの概略構
成図である。図10に用いて、本実施例の構成について
説明する。
【0075】バックアップ部150はバックアップ手段
であり、D/G130と接続している。バックアップ端
末151は情報入力手段であり、ホストコンピュータや
D/G130までの伝送路に障害が発生した場合に、オ
ペレータが情報を入力する。モデム152は、バックア
ップ端末151における変復調器である。I/Oスイッ
チャー153は切替え手段であり、モデム152を介し
てバックアップ端末151とD/G130と接続してい
る。
【0076】次に本実施例の動作について説明する。バ
ックアップ端末151は、D/G13を介してホストコ
ンピュータ10、11のデータを受信し、表示する。バ
ックアップ端末151のオペレータは、ホストコンピュ
ータ10、11やD/G130までの伝送路に障害が発
生すると、データ入力元をホストコンピュータ10、1
1側の回線からバックアップ端末151側に切り換える
指示をD/G130に送出する。この切替え指示後、オ
ペレータは、障害発生する以前に表示されていたバック
アップ端末151の画面に対して、その後の最新情報を
追加していく。D/G130は、I/Oスイッチャー1
53を介してバックアップ端末151に入力された情報
を受信し、H/E35、同軸ケーブル36を介してチュ
ーナ端末37に送信される。
【0077】この伝送路の障害が回復すると、オペレー
タはバックアップ端末151に障害が回復したことを入
力する。バックアップ端末151は、データ入力元を再
びホストコンピュータ10、11側の回線に戻す指示を
D/G130に対して送信する。D/G130がこの指
示を受信すると、データをホストコンピュータ10、1
1側の回線に切り換える。
【0078】このように、ホストコンピュータやD/G
までの伝送路に障害が発生した場合においても、障害後
の欠落した情報をバックアップ端末151からチューナ
端末37に送信し続けることができる。
【0079】
【発明の効果】このように、上記第1実施例で明らかな
ように、CATVシステムに、ホストコンピュータと、
このホストコンピュータに接続され、このホストコンピ
ュータの情報を表示する表示装置と、この表示装置から
画像情報を読み込む画像制御装置と、プロトコル解読手
段を有し、プロトコル解読できないホストコンピュータ
に対しては画像制御装置から画像情報を取り込み、プロ
トコル解読できる上記ホストコンピュータに対してはホ
ストコンピュータのテキストデータを上記画像制御装置
を介さずに取り込むデータ管理装置と、上記画像情報又
は上記テキストデータを送出する信号送出装置と、この
信号送出装置が送出した上記画像情報又は上記テキスト
データを伝送する同軸ケーブルと、上記画像情報又は上
記テキストデータを表示するモニタ部とを設け、データ
管理装置がホストコンピュータの表示装置における画像
情報を読み込むことにより、データ管理装置はこのホス
トコンピュータの画像情報を同軸ケーブルを介してモニ
タ部へ送出するため、プロトコル開示できないホストコ
ンピュータを用いる場合においても、他のホストコンピ
ュータと同様に用いることができ、他に専用の通信手段
を用いることもないためコストダウンになるという効果
を有する。
【0080】また、上記第1実施例で明らかなように、
CATVシステムに、監視カメラと、マイク端末と、こ
のマイク端末から出力された音声制御信号、圧縮された
画像信号及びテキストデータを送出する信号送出部と、
同軸ケーブルとモニタ部との間に設置され、この同軸ケ
ーブルによって伝送された上記音声信号、上記監視カメ
ラの映像信号、画像制御装置の画像情報、ホストコンピ
ュータのテキストデータのうち、いずれかをオペレータ
によって選択するチューナ端末とを設けることにより、
モニタ部から音声による緊急放送を行うことができると
ともに、上記テキストデータ、画像情報の他に、同じモ
ニタ部上で監視カメラ映像を表示することができるとい
う効果を有する。また、上記第1実施例で明らかなよう
に、CATVシステムのチューナ端末に、オペレータか
らのチャネル番号を受信する受信手段と、このチャネル
番号に対して予め登録されたチャネル番号の内容と比較
する内容判定手段と、この比較によってテキストデータ
であると判定すると、テキストデータに対して文字コー
ド、文字色を解読するデータ解読手段と、上記比較によ
って画像情報であると判定すると、画像情報に対して色
情報と色位置情報とに伸長するデータ伸長手段と、上記
解読されたテキストデータ及び上記伸長された画像情報
における表示信号を送出する表示制御手段とを設け、上
記音声受信手段が受信した音声信号を出力し、上記テキ
ストデータ、上記画像情報、上記監視カメラ映像をモニ
タ部に表示することにより、オペレータのチャネルの選
択によってテキストデータ、画像情報、監視カメラ映像
からモニタ部の表示画像が自由に選択できるため、1台
のチューナ端末で様々な情報を表示又は放送できるとい
う効果を有する。
【0081】また、上記第2実施例で明らかなように、
CATVシステムのデータ管理装置が、運用系及び待機
系の二重化構造であり、運用系の障害に対して運用系自
身がこの障害を検出すると待機系に対して切替え信号を
送出し、運用系自身がこの障害が検出が不可であると、
待機系が運用系の状態監視信号を監視して待機系が運用
系のエラーを検出し、運用系と待機系が切り換わること
により、上記データ管理装置の運用系に故障が生じて
も、待機系が機能を持続することにより、CATVシス
テムの機能を持続することができるため、システムの信
頼性を高めることができるという効果を有する。
【0082】また、上記第3実施例で明らかなように、
CATVシステムに、運用系及び待機系の二重化構造で
あり、運用系から待機系へ切換わる場合に切換え信号を
出力するデータ管理装置と、このデータ管理装置の運用
系及び待機系に対して各々設置され、上記データ管理装
置が取り込んだデータに対してデジタル信号を出力する
通信制御手段と、この通信制御手段と接続し、上記デー
タ管理装置が出力した切換え信号を受信すると、他方の
上記通信制御手段へ切換える切換え装置とを設け、上記
通信制御手段の故障に対してもCATVシステムの機能
を継続するので、システムの信頼性を高めることができ
るという効果を有する。
【0083】また、上記第4実施例で明らかなように、
CATVシステムに、データの送信元に受信可能である
ことを通知する通信制御手段と、この通信制御手段に対
してトランスミッションコントロールプロトコル/イン
タネットプロトコル手順のLANで接続し、一方の上記
通信制御手段から受信可能の通知を受け取らなかった場
合、他方の上記通信制御手段へデータを送信するデータ
管理装置とを設けることにより、データ管理装置の一
方、通信制御手段の一方が動作が可能であれば、CAT
Vシステムの機能を継続するので、システムの信頼性を
高めることができるという効果を有する。
【0084】また、上記第5実施例で明らかなように、
CATVシステムに、データ管理装置と接続し、このデ
ータ管理装置に取り込まれた画像情報を一時記憶し、ホ
ストコンピュータ又はホストコンピュータからデータ管
理装置間に伝走路障害が発生するとオペレータが上記記
憶された画像情報を呼出し情報を加えるバックアップ端
末を設け、ホストコンピュータ又はホストコンピュータ
からデータ管理装置間に伝走路障害が発生に対しても上
記バックアップ端末によって、オペレータが障害発生以
前の画面に対して引き続き情報の追加入力をすることが
できるため、ホストコンピュータ又はデータ管理装置ま
での障害に対しても、CATVシステムの機能を継続で
きるので、システムの信頼性を高めることができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるCATVシステム
の一部概略構成図
【図2】本発明の第1実施例におけるCATVシステム
の一部概略構成図
【図3】本発明の第1実施例におけるCATVシステム
の画像データの流れ図
【図4】本発明の第1実施例におけるCATVシステム
のテキストデータの流れ図
【図5】本発明の第1実施例におけるCATVシステム
の緊急放送の流れ図
【図6】本発明の第1実施例におけるCATVシステム
の監視カメラ映像の流れ図
【図7】本発明の第2実施例におけるCATVシステム
の概略構成図
【図8】本発明の第3実施例におけるCATVシステム
の概略構成図
【図9】本発明の第4実施例におけるTCP・IPのL
ANを有したCATVシステムの概略構成図
【図10】(a)は、第2実施例におけるCATVシス
テムの一部ブロック構成図 (b)は、第3実施例におけるCATVシステムの一部
ブロック構成図 (c)は、第4実施例におけるCATVシステムの一部
ブロック構成図
【図11】本発明の第5実施例におけるCATVシステ
ムの概略構成図
【符号の説明】
10、11 ホストコンピュータ 13 画像データ系端末 14 監視カメラ 15 VCU(画像制御装置) 17 マイク端末 18 音声入力装置 20、130 D/G(データ管理装置) 32、141、143 CCU(通信制御手段) 35 H/E(信号送出装置) 36 同軸ケーブル 37 チューナ端末 41 TV映像受信チューナ(映像受信手段) 43 FM音声受信チューナ(音声受信手段) 45 QPSKデータ受信チューナ(データ受信手段) 46 プロトコル解読手段 48 バッファメモリ 49 テキストデータ解読手段 50 画像データ伸長手段 51 表示制御部 52 リモコン 53 リモコン受信手段 54 チャネル内容判定手段 56 CRT(モニタ部) 145 切換え装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22 H04N 17/00 - 17/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、このホストコン
    ピュータに接続され、このホストコンピュータの情報を
    表示する表示装置と、この表示装置から画像情報を読み
    込む画像制御装置と、プロトコル解読手段を有し、プロ
    トコル解読できないホストコンピュータに対しては画像
    制御装置から画像情報を取り込み、プロトコル解読でき
    る上記ホストコンピュータに対してはホストコンピュー
    タのテキストデータをプロトコル解読して取り込むデー
    タ管理装置と、上記画像情報及び上記テキストデータを
    送出する信号送出装置と、この信号送出装置が送出した
    上記画像情報又は上記テキストデータを伝送する同軸ケ
    ーブルと、上記画像情報又は上記テキストデータを表示
    するモニタ部とを備えたCATVシステム。
  2. 【請求項2】 監視カメラと、マイク端末と、このマイ
    ク端末から出力された音声制御信号及び圧縮された画像
    信号及びテキストデータを送出する信号送出部と、同軸
    ケーブルとモニタ部との間に設置され、この同軸ケーブ
    ルによって伝送された上記音声信号、上記監視カメラの
    映像信号、画像制御装置の画像情報、ホストコンピュー
    タのテキストデータのうち、いずれかをオペレータによ
    って選択するチューナ端末とを備えた請求項1記載のC
    ATVシステム。
  3. 【請求項3】 同軸ケーブルから監視カメラ映像を受信
    する映像受信手段と、音声入力手段から入力された音声
    信号を同軸ケーブルから受信する音声受信手段と、ホス
    トコンピュータのテキストデータ、画像制御装置の圧縮
    された画像情報及び音声制御データは、HDLCフレー
    ムのデータの形で伝送されており、これらテキストデー
    タ、画像情報及び音声制御データを上記同軸ケーブルか
    ら受信するデータ受信手段と、上記HDLCフレームの
    データを上記テキストデータ及び圧縮された上記画像情
    報に展開する解析手段と、この展開された上記テキスト
    データ及び上記画像制御装置を記憶するメモリと、オペ
    レータからのチャネル番号を受信する受信手段と、この
    チャネル番号に対して予め登録されたチャネル番号の内
    容と比較し、上記テキストデータ、上記画像情報、上記
    監視カメラ映像のいずれかを選択し、監視カメラ映像で
    あると判定すると上記映像受信手段の受信周波数を該当
    する周波数に設定する内容判定手段と、上記内容判定手
    段がテキストデータであると判定すると、上記メモリか
    らテキストデータを読み込み、文字コード、文字色を解
    読するデータ解読手段と、上記内容判定手段が画像情報
    であると判定すると、上記メモリから画像情報を読み込
    み、色情報と色位置情報とに伸長するデータ伸長手段
    と、上記解読されたテキストデータ及び上記伸長された
    画像情報における表示信号を送出する表示制御手段とを
    有し、上記音声受信手段が受信した音声信号を出力し、
    上記テキストデータ、上記画像情報、上記監視カメラ映
    像をモニタ部に表示するチューナ端末を備えた請求項2
    記載のCATVシステム。
  4. 【請求項4】 運用系及び待機系の二重化構造であり、
    運用系の障害に対して運用系自身がこの障害を検出する
    と待機系に対して切替え信号を出力し、運用系自身がこ
    の障害が検出が不可であると、待機系が運用系の状態監
    視信号を監視して待機系が運用系のエラーを検出し、運
    用系と待機系が切り換わるデータ管理装置を備えた請求
    項1記載のCATVシステム。
  5. 【請求項5】 運用系及び待機系の二重化構造であり、
    運用系から待機系へ切換わる場合に切換え信号を送出す
    るデータ管理装置と、このデータ管理装置の運用系及び
    待機系に対して各々設置され、上記データ管理装置が取
    り込んだデータに対してデジタル信号を送出する通信制
    御手段と、この通信制御手段と接続し、上記データ管理
    装置が送出した切換え信号を受信すると、他方の上記通
    信制御手段へ切換える切換え装置とを備えた請求項4記
    載のCATVシステム。
  6. 【請求項6】 データの送信元に受信可能であることを
    通知する通信制御手段と、この通信制御手段に対してト
    ランスミッションコントロールプロトコル/インタネッ
    トプロトコル手順のLANで接続し、一方の上記通信制
    御手段から受信可能の通知を受け取らなかった場合、他
    方の上記通信制御手段へデータを送信するデータ管理装
    置とを備えた請求項5記載のCATVシステム。
  7. 【請求項7】 データ管理装置と接続し、このデータ管
    理装置に取り込まれたテキストデータを一時記憶し、ホ
    ストコンピュータの障害又はホストコンピュータからデ
    ータ管理装置間に伝送路障害が発生するとオペレータが
    上記記憶されたテキストデータを呼出して上記障害後に
    発生した情報を追加し、信号送出装置にこの情報を継続
    して送り続けるバックアップ端末を備えた請求項1記載
    のCATVシステム。
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