JP3127353B2 - 処理方法及び処理装置 - Google Patents

処理方法及び処理装置

Info

Publication number
JP3127353B2
JP3127353B2 JP07345277A JP34527795A JP3127353B2 JP 3127353 B2 JP3127353 B2 JP 3127353B2 JP 07345277 A JP07345277 A JP 07345277A JP 34527795 A JP34527795 A JP 34527795A JP 3127353 B2 JP3127353 B2 JP 3127353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
cleaning
dry gas
processed
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07345277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09162155A (ja
Inventor
佳夫 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP07345277A priority Critical patent/JP3127353B2/ja
Priority to TW085114899A priority patent/TW310452B/zh
Priority to EP96119538A priority patent/EP0782889B1/en
Priority to DE69620372T priority patent/DE69620372T2/de
Priority to US08/760,801 priority patent/US6001191A/en
Priority to KR1019960062340A priority patent/KR100376036B1/ko
Publication of JPH09162155A publication Critical patent/JPH09162155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3127353B2 publication Critical patent/JP3127353B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被処理体を洗浄
し乾燥する処理方法及び処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造装置の製造工程にお
いては、半導体ウエハやLCD用ガラス基板等の被処理
体を洗浄液やリンス液等の処理液が貯留された処理液槽
に順次浸漬して洗浄を行う洗浄装置が広く用いられてい
る。また、このような洗浄装置では、処理液槽で洗浄し
た被処理体を別の槽に大気中を搬送しその槽で被処理体
を乾燥する乾燥装置を備えていた。このような乾燥装置
として例えば特公平6−82647号公報に記載の技術
が知られている。この技術は、底部に例えばIPA(イ
ソプロピルアルコール)等の揮発性を有する溶剤を貯留
し、これを加熱手段にて加熱して蒸気を発生させる乾燥
ガス生成部と、処理が行われる処理部とを独立して設
け、それぞれを乾燥ガス供給路によって連通し、乾燥ガ
ス生成部と処理部との間に、蒸気すなわち乾燥ガスの遮
断用の冷却手段を設けて、被処理体の表面に乾燥ガスの
蒸気を凝縮させ、被処理体の水分の除去及び乾燥を行う
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の装置においては、処理液槽で洗浄した被処理体
例えば半導体ウエハは大気中で被処理体を乾燥する乾燥
装置に搬送されるので、その搬送中にウエハの表面に付
着する水滴等によって大気中のパーティクルがトラップ
され乾燥装置で乾燥された際にそのパーティクルがウエ
ハの表面に残渣してしまうという問題があった。そし
て、そのパーティクルが付着したまま次工程処理、例え
ばCVD装置で成膜処理あるいはエッチング装置でエッ
チング処理あるいは塗布装置によるレジスト処理等を行
った場合、ウエハに均一な処理が行えず歩留まりを低下
させてしまうので、その改善が要望されていた。
【0004】また、水滴が付着したウエハを乾燥装置に
搬送する間にその水滴の一部が乾きあるいは乾燥装置で
乾かす際、ウエハの表面に乾燥むらが発生し上述と同様
に次工程処理で歩留まりを低下させる要因になってしま
うという問題が生じていた。
【0005】更には、乾燥処理後に乾燥ガス供給路中に
乾燥ガスが残留することがあり、この残留した乾燥ガス
の生成物がパーティクルとなって次の乾燥処理の際にウ
エハに付着するという問題もあった。
【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、被処理体を洗浄し乾燥するに際し、被処理体にパー
ティクルの付着あるいは乾燥むら等を抑制することがで
きる処理方法及び処理装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の処理方法は、被処理体を洗浄し乾
燥する処理方法を前提とし、 上記被処理体を洗浄液で
洗浄する工程と、 洗浄された上記被処理体に、溶剤を
加熱して生成された乾燥ガスを供給する工程と、 上記
乾燥ガスの供給を停止した後、乾燥ガス供給部に残留す
る乾燥ガスを外部へ排出する工程と、 上記乾燥ガス供
給部を不活性ガスで置換する工程と、を有することを特
徴とするものである(請求項1)。
【0008】この発明の第2の処理方法は、上記第1の
処理方法と同様に被処理体を洗浄し乾燥する処理方法を
前提とし、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する工程と、
洗浄された上記被処理体に、溶剤を加熱して生成され
た乾燥ガスを供給する工程と、 上記乾燥ガスの供給を
停止した後、乾燥ガス供給部を不活性ガスで置換すると
同時に、不活性ガス圧で残留乾燥ガスを外部へ排出する
工程と、を有することを特徴とするものである(請求項
2)。
【0009】この発明の第3の処理方法は、上記第1及
び第2の処理方法と同様に被処理体を洗浄し乾燥する処
理方法を前提とし、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する
工程と、 洗浄された上記被処理体に、溶剤を加熱して
生成された乾燥ガスを供給する工程と、 上記乾燥ガス
の供給を停止すると共に乾燥ガス供給部を遮断した後、
乾燥ガス供給部に残留する乾燥ガスを外部に排出する工
程と、 上記乾燥ガス供給部を不活性ガスで置換する工
程と、を有することを特徴とするものである(請求項
3)。
【0010】この発明の第1の処理装置は、被処理体を
洗浄し乾燥する処理装置を前提とし、 上記被処理体を
洗浄液で洗浄する処理部と、溶剤を加熱して乾燥ガスを
生成する乾燥ガス生成部と、上記処理部と乾燥ガス生成
部とを連通する乾燥ガス供給路とを具備し、 上記乾燥
ガス生成部の上部に乾燥ガス遮断用の冷却手段を設ける
と共に、この冷却手段の上方に開閉手段を介して排出路
を連通し、 上記乾燥ガス供給路に不活性ガス供給路を
連通することを特徴とするものである(請求項4)。
【0011】この発明の第2の処理装置は、上記第1の
処理装置と同様に被処理体を洗浄し乾燥する処理装置を
前提とし、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する処理部
と、溶剤を加熱して乾燥ガスを生成する乾燥ガス生成部
と、上記処理部と乾燥ガス生成部とを連通する乾燥ガス
供給路とを具備し、 上記乾燥ガス生成部の上部に乾燥
ガス遮断用の冷却手段を設けると共に、この冷却手段の
上方に開閉手段を介して排出路を連通し、 上記乾燥ガ
ス供給路に開閉手段を介して不活性ガス供給路を連通す
ることを特徴とするものである(請求項5)。
【0012】この発明の第3の処理装置は、上記第1及
び第2の処理装置と同様に被処理体を洗浄し乾燥する処
理装置を前提とし、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する
処理部と、溶剤を加熱して乾燥ガスを生成する乾燥ガス
生成部と、上記処理部と乾燥ガス生成部とを連通する乾
燥ガス供給路とを具備し、 上記乾燥ガス生成部の上部
に乾燥ガス遮断用の冷却手段を設けると共に、この冷却
手段の上方に開閉手段を介して排出路を連通し、 上記
乾燥ガス供給路に不活性ガス供給路を連通すると共に、
乾燥ガス供給路及び不活性ガス供給路に開閉手段を設け
ることを特徴とするものである(請求項6)。
【0013】この発明の処理装置において、上記冷却手
段及び開閉手段を制御手段からの信号に基づいて制御す
る方が好ましい(請求項7)。また、請求項6記載の処
理装置において、乾燥ガス供給路及び不活性ガス供給路
にそれぞれ設けられる開閉手段を一体に形成することも
可能である。更に、上記処理部は、洗浄液及び被処理体
を収容する処理槽と、この処理槽の上部に設けられ、処
理槽内を開閉するカップとを具備し、上記カップに、上
記処理槽内を排気するための排気手段を接続するように
してもよい(請求項8)。
【0014】請求項1及び4記載の発明によれば、被処
理体を洗浄液で洗浄した後、被処理体に、溶剤を加熱し
て生成された乾燥ガスを供給することにより、被処理体
を大気に晒すことなく洗浄し乾燥することができる。ま
た、被処理体を乾燥した後に乾燥ガスの供給を停止し、
その後、乾燥ガス供給部に残留する乾燥ガスを外部へ排
出することで、乾燥ガス供給路中の乾燥ガスの生成物の
残渣を抑制することができる。更に、乾燥ガス供給部を
不活性ガスで置換することで、乾燥ガス供給路中に不活
性ガスで置換することができ、次の乾燥処理に際し、被
処理体へのパーティクルの付着の抑制及び乾燥むら等の
発生を抑制することができる。
【0015】請求項2及び5記載の発明によれば、乾燥
ガスの供給を停止した後、乾燥ガス供給部を不活性ガス
で置換すると同時に、不活性ガス圧で残留乾燥ガスを外
部へ排出することにより、上記請求項1及び4記載の発
明に加えて、乾燥ガス供給路中の乾燥ガスの生成物の残
渣の抑制及び乾燥ガス供給路の不活性ガスの置換を更に
迅速にすることができる。
【0016】請求項3及び6記載の発明によれば、乾燥
ガスの供給を停止すると共に乾燥ガス供給部を遮断した
後、乾燥ガス供給部に残留する乾燥ガスを外部に排出
し、その後、乾燥ガス供給路内を不活性ガスで置換する
ことにより、上記請求項1及び4記載の発明に加えて、
乾燥ガス供給部の乾燥ガス生成物の残渣を確実に抑制す
ることができる。また、不活性ガスの使用量を少なくす
ることができ、不活性ガスの有効利用を図ることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態の一
例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、この発明の処理装置を備えた洗浄
処理システム1の構成を示す斜視図で、この洗浄処理シ
ステム1は、洗浄処理部2と、この洗浄処理部2の両側
端部に設けられたローダ部3及びアンローダ部4とで主
要部が構成されている。
【0019】上記ローダ部3は、未洗浄の被処理体、例
えば半導体ウエハ(以下にウエハという)が所定枚数、
例えば25枚収容されたキャリアCを搬入、載置させる
載置部5と、この載置部5のキャリアCからウエハを取
り出して位置決めし、所定の間隔かつ所定の枚数分のウ
エハを後述する搬送機構に17に対して受け渡しを行う
中継部7に移送するための移送装置8とから主に構成さ
れている。
【0020】上記洗浄処理部2は、一次洗浄ユニットか
らn次洗浄ユニットまで複数の洗浄ユニット10a,1
0b,…,10nが順次配列されて構成されている。そ
れらの各洗浄ユニット10a〜10n内の洗浄ユニット
10aは、例えば薬液槽11,一次水洗槽12、二次水
洗槽13から構成され、薬液槽11において薬液洗浄
後、一次水洗槽12及び二次水洗槽13において純水に
よりウエハに付着した薬液を洗浄した後、ウエハは、更
に下流の洗浄ユニット10b〜10nの内所定の洗浄ユ
ニットに移載され所定の処理が施されるよう構成されて
いる。
【0021】また、上記洗浄処理部2の最下流の洗浄ユ
ニット10nには、後述するように同一槽の純水による
最終洗浄を行うと共に、乾燥ガス例えば溶剤としてのI
PA(イソプロピルアルコール)等で洗浄処理が終了し
たウエハを乾燥させるためのこの発明の処理装置である
洗浄・乾燥処理装置15の洗浄・乾燥処理槽20(処理
部)が順次配列されて、一連の洗浄処理を行うことがで
きるように構成されている。
【0022】また、上記洗浄ユニット10b〜10n側
方には、把持機構、例えばウエハチャック16によって
複数枚例えば50枚のウエハを上記中継部7から受け取
ると共にそれらのウエハを一括して把持し、それらのウ
エハを垂直及び水平方向に移動し所定の処理槽に対して
搬入出する搬送機構17が設けられている。本実施形態
では、この搬送機構17は複数台、例えば3台設けられ
ており、その搬送範囲を制限することによって、それぞ
れ洗浄ユニット10b〜10n間における例えば薬液の
干渉を防止するよう配慮されている。
【0023】一方、上記アンローダ部4は、前述の洗浄
ユニット10b〜10nによって洗浄し乾燥されたウエ
ハを収納するキァリアCを載置可能に構成された載置部
6を備えており、この載置部6から洗浄・乾燥処理が終
了しキャリアC戻されたウエハは載置外に搬出される。
【0024】次に、この発明の処理装置である上記洗浄
ユニット10nの洗浄・乾燥処理装置15の構成を説明
する。
【0025】◎第一実施形態 上記洗浄・乾燥処理装置15は、図2及び図3に示すよ
うに洗浄液、例えば純水を収容可能に構成された箱型の
処理部としての洗浄・乾燥処理槽20(以下に処理槽と
いう)と、IPAを加熱して乾燥ガスを生成する乾燥ガ
ス生成部40と、処理槽20と乾燥ガス生成部40とを
連通する乾燥ガス供給路30と、乾燥ガス供給路30に
フィルタ51を介して連通する不活性ガス例えば窒素
(N2)ガス供給路50とで主に構成されている。
【0026】上記処理槽20は、この処理槽20内に配
設され、上記搬送機構17によって搬入される所定間
隔、例えばハーフピッチかつ所定枚数例えば50枚のウ
エハWを垂直に保持する保持具21を備えている。この
処理槽20は、保持具21が収納されてウエハWを処理
液中に浸潰することが可能な内槽20aと、この内槽2
0aの上端からオーバーフローする純水を受け止める外
槽20bとで構成されている。
【0027】この外槽20bの底部には、その純水を排
出するための排出口22が設けられており、この排出口
22から使用済みの純水は配管を介して回収手段23に
回収されるよう構成されている。
【0028】また、上記内槽20aの底部20cには供
給・排出口24が設けられ、この供給・排出口24に対
して内槽20aの純水を排出するラインL1と内槽20
a内に純水を供給するラインL2が接続され、ラインL
1は、供給・排出口24から純水を開閉弁V1(開閉手
段)を介して液を回収手段23に回収されるよう構成さ
れている。また、ラインL2は、ポンプPと開閉弁V2
とを介設して純水を内槽20a内に供給する供給管19
と接続されている。
【0029】そして、ラインL2から供給・排出口24
より槽内に導入された純水は、上記保持具21と上記底
部20cとの間に介装された整流手段25を介して、乱
流を抑制して均等にウエハWの周囲に供給させるよう構
成されている。
【0030】この場合、上記整流手段25は、処理槽2
0を上下に区画するように水平に配設される整流板25
aと、供給・排出口24の上方に配置される拡散板25
bとで構成されている。この整流板25aには多数の小
孔25cが穿設されており、供給・排出口24より導入
された純水は、まず、拡散板25bの裏面に衝突し、そ
の拡散板25bの周縁部より整流板25aの裏面全体に
拡散され、その後整流板25aの小孔25cを通過し
て、上記保持具21により保持されたウエハWの周囲に
供給されるので、乱流を生じることなく均等な流速でウ
エハWを包み込み、ウエハW全体をむら無く均等に洗浄
することが可能なように構成されている。
【0031】また、上記処理槽20の上方には、図2に
示すように、処理槽20内に所定の乾燥ガスを供給する
ためのガス供給部を有するカップ26が設けられてい
る。このカップ26は、上記内槽20aの上面と当接す
る封止部材例えばOリング27を備えており、このカッ
プ26内に乾燥ガス供給路30を介して所定のガス例え
ば乾燥ガス、沸点が常温以上のガス例えばIPAと、不
活性ガス例えばN2ガスが供給されるように構成されて
いる。なお、この場合、カップ26の外周部には、乾燥
ガスの沸点以上の温度、IPAガスの場合、好ましくは
80℃以上の所定温度に設定する加熱手段例えばヒータ
(図示せず)が配設されている。
【0032】また、上記カップ26は、図示しない移動
機構によって上記内槽20aに対して図中矢印のように
近接あるいは離脱すなわち内槽20a内を閉塞又は開放
し得るように構成されている。また、上記カップ26に
は、カップ26内を排気するための排気口28が設けら
れ、この排気口28は、開閉手段V3を介して排気手段
29に接続されている。なお、この場合、乾燥ガス供給
路30及び排気口28をカップ26に連通あるいは設け
ずに、処理槽20側に連通しあるいは設けるようにする
ことも可能である。
【0033】一方、上記乾燥ガス生成部40は、溶剤例
えばIPAの蒸気生成部41と、この蒸気生成部41内
のIPAの蒸気(乾燥ガス)を凝縮する乾燥ガス遮断用
の冷却部42とで主に構成されている。
【0034】この場合、蒸気生成部41は、この蒸気生
成部41の底部に設けられてIPAを貯留する液貯留部
43を有し、この液貯留部43の下部にはヒータ44が
設けられている。また、冷却部42は、蒸気生成部41
の上部側の内壁に沿って配管される冷却蛇管にて形成さ
れており、この冷却蛇管に連通する冷媒供給手段45の
駆動によって冷却蛇管中に冷媒が供給されるように構成
されている。
【0035】このように構成することにより、冷却蛇管
中に冷媒が供給された状態において、IPAの蒸気が凝
縮されて上方すなわち乾燥ガス供給路30側への乾燥ガ
スの流出が阻止され、また、冷媒供給手段45の駆動が
停止され、冷却蛇管への冷媒の供給が停止することによ
り、蒸気生成部41で生成された乾燥ガスが乾燥ガス供
給路30を介して蒸気処理槽20内へ供給されるように
なっている。
【0036】また、上記蒸気生成部41の冷却部42の
上方側壁部には排出口46が設けられ、この排出口46
に開閉手段例えば開閉弁V4を介して排出路47が連通
されている。また、この排出路47は排気手段48に接
続されている。
【0037】また、上記開閉弁V1〜V4,ポンプP,
冷媒供給手段45は、洗浄・乾燥処理装置15の処理を
制御する制御手段60により、所定の処理プログラムに
従って駆動されるように構成されている。
【0038】次に、上記実施形態の通常の動作について
説明する。まず、図1に示すように、未処理のウエハW
を25枚ずつ収納したキャリアCを、洗浄処理システム
1外から例えば搬送ロボット(図示せず)あるいは作業
者によって、ローダ部3の載置部5の所定位置に載置す
る。
【0039】そして、移送装置8によりキャリアCを順
次クランプし、中継部7に移送する。この中継部7にお
いてキャリアC内のウエハWを位置合わせ、例えばオリ
フラ合わせし、更にウエハWを、所定の処理枚数例えば
50枚かつそれぞれのウエハWを所定の時間に揃え、そ
れらのウエハWを一括して1ロットとして搬送機構17
のウエハチャック16に保持する。
【0040】この後、搬送機構17のウエハチャック1
6に保持された1ロット分のウエハWを、洗浄ユニット
10aの薬液槽11に搬送し、そして、薬液槽11内に
所定の薬液を導入し、ウエハWに対して所定の洗浄処理
を行う。この所定の処理としては、例えばウエハWの表
面に付着した汚染の種類、例えば有機物不純物、金属不
純物などに応じて、所定の薬液が導入され、薬液洗浄処
理が施される。この場合、有機物汚染に対しては、アン
モニア水と過酸化水素水の混合液により洗浄を行う。
【0041】この洗浄を行った後、搬送機構17で薬液
槽11からウエハWを取り出して、一次水洗槽12に搬
送し、そこで純水による一次洗浄を行う。その後、純水
洗浄後のウエハWを二次水洗槽13に送り、純水による
二次洗浄を行い、ウエハWに付着した薬液をより完全に
洗浄する。なお、この二次水洗槽13は、インターフェ
イス槽とも称されるものであり、別種の薬液による洗浄
が行われる隣接する洗浄ユニットの間にあって、両薬液
の混合を防止するためのバッファとしての機能を有する
ものである。
【0042】すなわち、薬液槽11において所定の洗浄
処理が行われたウエハWは、一次水洗後、インターフェ
イス槽である二次水洗槽13を介して、後続の二次洗浄
ユニット10bに移送されるので、後続の洗浄ユニット
10b〜10nで処理される所定の例えばフッ化水素酸
(HF)洗浄による自然酸化膜及び金属不純物を除去す
る処理、あるいは塩酸と過酸化水素水の混合液により洗
浄する処理等で用いられる様々な薬液がそれぞれの洗浄
ユニット10a〜10nで干渉するのを抑制するもので
ある。
【0043】この後、ウエハWに対して必要な洗浄処理
を行った後、ウエハWは搬送機構17により洗浄ユニッ
ト10nの図3に示す処理槽20に移送され、処理槽2
0の内槽20a内の保持具21の所定位置にウエハWを
配置する。
【0044】なお、ウエハWを内槽20a内に配置する
際、制御手段60によってポンプPと開閉弁V2を駆動
し、純水を開閉弁V2により所定の流量内槽20a内に
送流しつつ、内槽20aから溢れた純水を外槽20b内
に流れ込ませ回収手段23によって回収している。つま
り、ウエハWを搬送機構17により内槽20a内に搬入
する場合、内槽20aに溜められる純水に常に新しい純
水を供給し内槽20aから外槽20b側に排出していな
いと、搬送機構17等に万が一にも付着するパーティク
ルを内槽20a内に引き込むことになりウエハWの歩留
まりを低下させるため、純水を内槽20a内に供給して
いる。
【0045】この後、図4に示すフローチャートの手順
でウエハWの洗浄・乾燥処理が行われる。すなわち、予
め定められた処理のプログラムに従って、制御手段60
によってポンプPと開閉弁V2を駆動し、純水を開閉弁
V2により所定の流量(流量を段階的に変化させてもよ
い)かつ所定時間あるいは内槽20a内の純水の抵抗値
が所定の値に達するまで内槽20a内に送流しつつ、洗
浄処理を行う(ステップA)。
【0046】この洗浄処理が終了すると、次に、図5に
示すように、カップ26を内槽20a側に移動し、カッ
プ26のOリング27と内槽20aの上面20dとを所
定の間隔Yに維持する。この後、制御手段60によって
N2ガス供給手段からカップ26内にN2ガスを供給しつ
つ、ポンプPを駆動し供給・排出口24より純水を内槽
20aに供給し、図5に示すように、純水の液位をy1
方向に上げ、内槽20aの上面20dより溢れさせる
(ステップB)。この工程によって、N2ガスの導入に
伴いカップ26内等に付着するパーティクルをカップ2
6と内槽20aとの間から排出し、更に純水の界面に浮
遊するパーティクルも排出する。
【0047】なお、上述の所定間隔Yは、純水の内槽2
0aの上面20dより溢れさせる際にカップ26のOリ
ング27がその純水と接触しない距離に維持されるのが
望ましい。その理由は、カップ26のOリング27と排
出される純水とが接触すると純水の界面に浮遊するパー
ティクルが付着する恐れが生じるためである。また、カ
ップ26のOリング27に対し純水の界面に浮遊するパ
ーティクルが付着する恐れがない、あるいはその影響が
少ない場合には、Oリング27と排出される純水とを接
触させ、排出される純水によってOリング27等に付着
するパーティクルを洗い流すようにしてもよい。このよ
うにして、所定時間の後、制御手段60にて開閉弁V2
を閉じ内槽20a内への純水の供給を停止する。
【0048】なお、この際、ウエハWは、純水中に維持
された状態を保っている。また、上記洗浄工程、液排出
工程を行っている間、乾燥ガス生成部40では、IPA
の蒸気が生成され、冷媒供給手段45の駆動により冷却
部すなわち冷却蛇管中に供給される冷媒によって凝縮さ
れて乾燥ガス供給路30側への供給が阻止されている。
なお、この際、開閉手段V4は閉じている。
【0049】次に、上記カップ26を内槽20a側に移
動し、カップ26のOリング27と内槽20aの上面2
0dを当接する。これにより、内槽20a内の純水液面
上方の空間は外気と遮断され気密状態に維持される(ス
テップC)。次に、制御手段60にて開閉弁V3を開放
すると共に排気手段29を駆動し、更に制御手段60に
よってN2ガス供給手段からの供給を停止すると共に、
冷媒供給手段45の駆動を停止する。これにより、カッ
プ26内は所定の圧力にされIPAガスが充満すること
になる。そして、図6に示すように、内槽20aの純水
の液面LDから所定の距離y2かつ所定の濃度に、IP
Aガスが溶け込んだIPA液層が形成される。
【0050】なお、上述のIPA液槽の幅及び濃度は、
予め求められたデータに基づいてその幅を所望の最適値
にするようにIPAガスの流量及びその流入時間及び排
気手段の排気に伴うカップ26内の圧力等の条件にて設
定される。
【0051】この後、制御手段60にて開閉弁V3を閉
じると共に排気手段29を停止し、IPAガスを所定の
流量流しつつ開閉弁V1を開放し純水を内槽20aの底
部方向、つまり供給・排出口24より所定の流量でウエ
ハWが液に浸からない状態まで排出して乾燥処理を行う
(ステップD)。この工程の際、内槽20aから排出す
る純水の排出量はウエハWに純水が実質的に残らない程
度以上の量で排出するのが好ましい。
【0052】次に、この純水の排出時に伴うウエハWの
乾燥について、図7を参照して説明する。上述の供給・
排出口24より所定の流量で純水を矢印方向に排液する
と、純水71の界面に上述のように形成されたIPA液
層70の界面には、ウエハWに対して山型72が発生
し、IPA液層70と純水71との境界部は、ウエハW
に対して谷型73が発生する。この谷型73は、IPA
のぬれ性によりウエハWの表面の状態にかかわらず発生
し、ウエハWの表面は疎水性の状態となる。この疎水性
状態により純水71もウエハWに対して谷型73となり
純水中に万が一にも含有するパーティクルを液からIP
Aガス雰囲気に引き上げられる際にウエハWに残渣とし
て残すのを抑えることが可能となる。更に、疎水性状態
により純水71もウエハWに対して谷型73となるの
で、ウエハWを液からIPAガス雰囲気に引き上げた
際、ウエハWの表面に純水71の水滴を残すこともなく
なる。そして、ウエハては、表面からIPAガス雰囲気
に出た際、IPAガスによって乾燥される。
【0053】この後、制御手段60にて開閉弁V3を開
放すると共に排気手段29を駆動し、かつ冷媒供給手段
45を駆動し、冷却蛇管中に冷媒を供給してIPAガス
の供給を停止する。この後、カップ26を図示しない移
動機構によって内槽20aから離脱させる。
【0054】次に、制御手段60にて開閉弁V4を開放
すると共に排気手段48を駆動して乾燥ガス供給路30
中に残留するIPAガスを排出する(ステップE)。所
定時間IPAガスの排出を行った後、制御手段60にて
N2ガス供給手段を駆動してN2ガスを乾燥ガス供給路3
0内に供給し、乾燥ガス供給路30内をN2ガス雰囲気
に置換する(ステップF)。
【0055】以後、上述の各工程、ステップA〜Fを繰
り返し行うことにより、所定枚数例えば50枚毎のウエ
ハWを連続して洗浄し乾燥することができる。
【0056】なお、洗浄・乾燥されたウエハWは、搬送
機構17を介してアンローダ部4の載置部6上に載置さ
れる所定のキャリアCに収納されて一連の洗浄・乾燥工
程が終了する。
【0057】◎第二実施形態 図8はこの発明の処理装置の第二実施形態の要部を示す
概略構成図である。第二実施形態は、乾燥処理後に乾燥
ガス供給部に残留する乾燥ガスの排出と同時に、不活性
ガスによる置換を行えるようにした場合である。すなわ
ち、乾燥ガス供給路30に連通する不活性ガス例えばN
2ガス供給路50に開閉手段としての開閉弁V5を介設す
ると共に、この開閉弁V5を制御手段60からの信号に
基づいて制御するようにした場合である。
【0058】上述のようにN2ガス供給路50に制御手
段60により駆動される開閉弁V5を設けることによ
り、上述のようにウエハWを乾燥処理した後に、排出路
47の開閉弁V4を開放すると共に、N2ガス供給路の開
閉弁V5を開放することにより、乾燥ガス供給路30内
に流入するN2ガスのガス圧によって乾燥ガス供給路3
0内に残留するIPAガスを排出することができ、かつ
同時に、乾燥ガス供給路30内をN2ガスで置換するこ
とができる。すなわち、図4に示した上記第一実施形態
の乾燥ガス排出工程(ステップE)及びN2ガス置換工
程(ステップF)を同時に行うことができる。したがっ
て、乾燥ガス供給路30内に残留する乾燥ガスの排出と
不活性ガスによる置換を迅速に行うことができ、スルー
プットの向上を図ることができる。なお、第二実施形態
において、その他の部分は上記第一実施形態と同じであ
るので、同一部分には同一符号を付して、その説明は省
略する。
【0059】◎第三実施形態 図9はこの発明の処理装置の第三実施形態の要部を示す
概略構成図である。第三実施形態は、乾燥処理後の乾燥
ガス供給部に残留する乾燥ガスの排出及び不活性ガスの
置換を更に確実に行えるようにした場合である。すなわ
ち、乾燥ガス供給路30に連通する不活性ガス例えばN
2ガス供給路50に開閉手段としての開閉弁V5を介設す
ると共に、乾燥ガス供給路30のN2ガス供給路50と
の接続部近傍に開閉手段としての開閉弁V6を介設し、
そして、これら開閉弁V5,V6をそれぞれ制御手段60
の信号に基づいて制御するようにした場合である。
【0060】上述のように、乾燥ガス供給路30及びN
2ガス供給路50に開閉弁V5,V6を介設し、これら開
閉弁V5,V6を制御手段60によって制御することによ
り、上述のようにウエハWを乾燥処理した後に、開閉弁
V6を閉じると共に排出路47の開閉弁V4を開放して、
乾燥ガス供給路30内に残留するIPAガスを排出した
後、開閉弁V5を開放して乾燥ガス供給路30内にN2ガ
スを供給して置換することができる。したがって、乾燥
ガス供給路30内に残留する乾燥ガスを確実に排出する
ことができ、少ない量の不活性ガスによって置換を行う
ことができる。なお、第三実施形態において、その他の
部分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分に
は同一符号を付して、その説明は省略する。また、第三
実施形態において、開閉弁V5及びV6を一体に形成する
ことも可能である。
【0061】次に、上述の実施形態の効果について説明
する。上述のようにしてウエハWの洗浄・乾燥を行うこ
とにより、洗浄・乾燥処理槽20で洗浄したウエハWは
大気に晒されることなく気密にされた空間内の乾燥ガス
雰囲気下で乾燥されるので、大気中のパーティクルが洗
浄後に付着するのを抑制でき、ウエハWの洗浄・乾燥工
程における歩留まりを向上することができる。更に、ウ
エハWの洗浄・乾燥工程における歩留まりを向上するこ
とができるので、次工程、例えばCVD装置で成膜処理
あるいはエッチング装置でエッチング処理あるいは塗布
装置によるレジスト処理等を行う際のウエハWの処理の
歩留まりを向上することができる。また、洗浄工程終了
後、N2ガスを供給しつつ洗浄液の液面領域を排液し、
液に混入するパーティクルを除去しているので、洗浄液
を排出する際、ウエハWに付着するパーティクルを防止
あるいはその量を抑制することができ、ウエハWの歩留
まりを向上することができる。更に、ウエハWの洗浄
後、洗浄液の界面に乾燥ガス液層を形成し、この乾燥ガ
ス液層をウエハWに対して疎水性の状態にしているの
で、洗浄液から乾燥ガス雰囲気に引き上げられる際に、
ウエハWに洗浄液が付着するのを抑えることができる。
よって、ウエハWに乾燥むら等がなくなりウォーターマ
ーク等の発生を抑制し、ウエハWの歩留まりを向上する
ことができる。
【0062】また、乾燥処理後、乾燥ガス供給路内に残
留する乾燥ガスを排出すると共に、乾燥ガス供給路内を
不活性ガスで置換するので、乾燥ガス供給部に残渣する
乾燥ガスの生成物により発生するパーティクルを抑制
し、次の乾燥処理の際に乾燥むら等が発生するのを抑制
することができ、歩留まりを向上することができる。
【0063】◎その他の実施形態 上述の実施形態においては、洗浄・乾燥処理槽の純水の
温度を別段定めていなかったが、例えば供給されるIP
Aガスと略同温あるいはそれ以上の所定温度に設定する
ことにより、純水の表面にIPA液層の形成を早めスル
ープット等を向上することもできる。また、乾燥ガスと
してIPAを使用したが、それに限らず純水に溶け被処
理体に対して疎水性を有するものであれば、それに限定
されないことは言うまでもない。また、被処理体として
半導体ウエハを用いたが、液晶基板としてのガラス基板
等にも適用することができる。また、不活性ガスとして
N2ガスを用いたが、希ガス例えばアルゴンガスでもよ
い。また、洗浄・乾燥処理槽に被処理体のみを搬送し処
理したが、所定のピッチ間隔に被処理体を収容する収容
器ごとその処理槽に搬送し処理してもよい。また、この
発明の処理方法及び処理装置を洗浄処理システムに適応
した例を述べたが、そのシステムに限らず他の装置、例
えばCVD装置等の成膜処理装置あるいはエッチング装
置等のエッチング処理装置の一部に具備してシステム化
してもよい。
【0064】
【発明の効果】
1)請求項1及び4に記載の発明によれば、被処理体を
大気に晒すことなく洗浄し乾燥することができるので、
洗浄液に含有するパーティクル等の付着の抑制あるいは
被処理体の乾燥における乾燥むらの発生を抑制し被処理
体の歩留まりを向上することができる。また、乾燥処理
後の乾燥ガス供給路中の乾燥ガスの生成物の残渣を抑制
し、かつ乾燥ガス供給部を不活性ガスで置換するので、
パーティクルの付着及び乾燥むら等の発生を抑制するこ
とができる。
【0065】2)請求項2及び5記載の発明によれば、
乾燥ガスの供給を停止した後、乾燥ガス供給部を不活性
ガスで置換すると同時に、不活性ガス圧で残留乾燥ガス
を外部へ排出するので、上記1)に加えて、乾燥ガス供
給路中の乾燥ガスの生成物の残渣の抑制及び乾燥ガス供
給路の不活性ガスの置換を更に迅速にすることができ、
スループットの向上を図ることができる。
【0066】3)請求項3及び6記載の発明によれば、
乾燥ガスの供給を停止すると共に乾燥ガス供給部を遮断
した後、乾燥ガス供給部に残留する乾燥ガスを外部に排
出するので、上記1)に加えて乾燥ガス供給部の乾燥ガ
ス生成物の残渣を確実に抑制することができ、かつ不活
性ガスの有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の処理装置を適用した洗浄処理システ
ムの概略斜視図である。
【図2】この発明の処理装置の第一実施形態の一部を示
す概略構成図である。
【図3】この発明における処理部の一部を断面で示す概
略斜視図である。
【図4】この発明の処理方法の手順を示すフローチャー
トである。
【図5】この発明における洗浄処理の動作を説明する概
略断面図である。
【図6】この発明における乾燥処理の動作を説明する概
略断面図である。
【図7】この発明における乾燥処理の動作を説明する概
略断面図である。
【図8】この発明の処理装置の第二実施形態の一部を示
す概略構成図である。
【図9】この発明の処理装置の第三実施形態の一部を示
す概略構成図である。
【符号の説明】
20 洗浄・乾燥処理槽(処理部) 30 乾燥ガス供給路 40 乾燥ガス生成部 41 蒸気生成部 42 冷却部(冷却手段) 45 冷媒供給手段 47 排出路 48 排気手段 50 不活性ガス供給路 60 制御手段 V4〜V6 開閉弁(開閉手段) W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を洗浄し乾燥する処理方法であ
    って、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する工程と、 洗浄された上記被処理体に、溶剤を加熱して生成された
    乾燥ガスを供給する工程と、 上記乾燥ガスの供給を停止した後、乾燥ガス供給部に残
    留する乾燥ガスを外部へ排出する工程と、 上記乾燥ガス供給部を不活性ガスで置換する工程と、を
    有することを特徴とする処理方法。
  2. 【請求項2】 被処理体を洗浄し乾燥する処理方法であ
    って、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する工程と、 洗浄された上記被処理体に、溶剤を加熱して生成された
    乾燥ガスを供給する工程と、 上記乾燥ガスの供給を停止した後、乾燥ガス供給部を不
    活性ガスで置換すると同時に、不活性ガス圧で残留乾燥
    ガスを外部へ排出する工程と、を有することを特徴とす
    る処理方法。
  3. 【請求項3】 被処理体を洗浄し乾燥する処理方法であ
    って、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する工程と、 洗浄された上記被処理体に、溶剤を加熱して生成された
    乾燥ガスを供給する工程と、 上記乾燥ガスの供給を停止すると共に乾燥ガス供給部を
    遮断した後、乾燥ガス供給部に残留する乾燥ガスを外部
    に排出する工程と、 上記乾燥ガス供給部を不活性ガスで置換する工程と、を
    有することを特徴とする処理方法。
  4. 【請求項4】 被処理体を洗浄し乾燥する処理装置であ
    って、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する処理部と、溶剤を加熱
    して乾燥ガスを生成する乾燥ガス生成部と、上記処理部
    と乾燥ガス生成部とを連通する乾燥ガス供給路とを具備
    し、 上記乾燥ガス生成部の上部に乾燥ガス遮断用の冷却手段
    を設けると共に、この冷却手段の上方に開閉手段を介し
    て排出路を連通し、 上記乾燥ガス供給路に不活性ガス供給路を連通すること
    を特徴とする処理装置。
  5. 【請求項5】 被処理体を洗浄し乾燥する処理装置であ
    って、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する処理部と、溶剤を加熱
    して乾燥ガスを生成する乾燥ガス生成部と、上記処理部
    と乾燥ガス生成部とを連通する乾燥ガス供給路とを具備
    し、 上記乾燥ガス生成部の上部に乾燥ガス遮断用の冷却手段
    を設けると共に、この冷却手段の上方に開閉手段を介し
    て排出路を連通し、 上記乾燥ガス供給路に開閉手段を介して不活性ガス供給
    路を連通することを特徴とする処理装置。
  6. 【請求項6】 被処理体を洗浄し乾燥する処理装置であ
    って、 上記被処理体を洗浄液で洗浄する処理部と、溶剤を加熱
    して乾燥ガスを生成する乾燥ガス生成部と、上記処理部
    と乾燥ガス生成部とを連通する乾燥ガス供給路とを具備
    し、 上記乾燥ガス生成部の上部に乾燥ガス遮断用の冷却手段
    を設けると共に、この冷却手段の上方に開閉手段を介し
    て排出路を連通し、 上記乾燥ガス供給路に不活性ガス供給路を連通すると共
    に、乾燥ガス供給路及び不活性ガス供給路に開閉手段を
    設けることを特徴とする処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかに記載の処
    理装置において、 冷却手段及び開閉手段を制御手段の信号に基づいて制御
    することを特徴とする処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし7のいずれかに記載の処
    理装置において、 処理部は、洗浄液及び被処理体を収容する処理槽と、こ
    の処理槽の上部に設けられ、処理槽内を開閉するカップ
    とを具備し、 上記カップに、上記処理槽内を排気するための排気手段
    を接続することを特徴とする処理装置。
JP07345277A 1995-12-07 1995-12-07 処理方法及び処理装置 Expired - Fee Related JP3127353B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07345277A JP3127353B2 (ja) 1995-12-07 1995-12-07 処理方法及び処理装置
TW085114899A TW310452B (ja) 1995-12-07 1996-12-03
EP96119538A EP0782889B1 (en) 1995-12-07 1996-12-05 Method and apparatus for washing or for washing-drying substrates
DE69620372T DE69620372T2 (de) 1995-12-07 1996-12-05 Verfahren und Vorrichtung zum Waschen oder zum Waschen-Trocknen von Substraten
US08/760,801 US6001191A (en) 1995-12-07 1996-12-05 Substrate washing method, substrate washing-drying method, substrate washing apparatus and substrate washing-drying apparatus
KR1019960062340A KR100376036B1 (ko) 1995-12-07 1996-12-06 기판세정방법및장치,기판세정/건조방법및장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07345277A JP3127353B2 (ja) 1995-12-07 1995-12-07 処理方法及び処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09162155A JPH09162155A (ja) 1997-06-20
JP3127353B2 true JP3127353B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=18375508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07345277A Expired - Fee Related JP3127353B2 (ja) 1995-12-07 1995-12-07 処理方法及び処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3127353B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7298390B2 (ja) 2019-08-27 2023-06-27 コニカミノルタ株式会社 帯電装置および画像形成装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404651B1 (ko) * 2001-02-22 2003-11-10 유니셈 주식회사 반도체 제조 설비용 냉각장치
CN101780460B (zh) * 2010-03-19 2015-04-29 上海集成电路研发中心有限公司 硅片清洗水槽和清洗方法
JP2012199371A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Tech In Tech Co Ltd 乾燥ユニットおよび基板処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7298390B2 (ja) 2019-08-27 2023-06-27 コニカミノルタ株式会社 帯電装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09162155A (ja) 1997-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3171807B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
KR100432270B1 (ko) 세정장치및세정방법
KR100390545B1 (ko) 기판세정건조장치,기판세정방법및기판세정장치
KR19980025069A (ko) 세정장치 및 세정방법
JP4602540B2 (ja) 基板処理装置
US6413355B1 (en) Apparatus for and method of cleaning objects to be processed
US11344931B2 (en) Method of removing particles of substrate processing apparatus, and substrate processing apparatus
JP3739073B2 (ja) 基板洗浄処理方法及び基板洗浄処理装置
JP2001110773A (ja) 洗浄装置、洗浄システム、処理装置及び洗浄方法
JP3171822B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP3193327B2 (ja) 洗浄装置
JP3127353B2 (ja) 処理方法及び処理装置
JP3243708B2 (ja) 処理方法及び処理装置
JP3171821B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP3937508B2 (ja) 半導体基板の洗浄装置
JPH10209109A (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP3200291B2 (ja) 洗浄装置
JP3172023B2 (ja) 洗浄装置
JPH08195374A (ja) 洗浄装置および洗浄方法
JP2005166847A (ja) 基板処理法及び基板処理装置
US6425191B1 (en) Apparatus and method for reducing solvent residue in a solvent-type dryer for semiconductor wafers
JP4037178B2 (ja) 洗浄装置、および洗浄方法
JP3451567B2 (ja) 洗浄処理装置
JP2000133629A (ja) 基板処理装置および方法
JPH11300296A (ja) 洗浄処理方法及び洗浄処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001012

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151110

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees